JPH1150946A - 形状記憶材料を使用した回転式アクチュエータ - Google Patents

形状記憶材料を使用した回転式アクチュエータ

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JPH1150946A
JPH1150946A JP10069099A JP6909998A JPH1150946A JP H1150946 A JPH1150946 A JP H1150946A JP 10069099 A JP10069099 A JP 10069099A JP 6909998 A JP6909998 A JP 6909998A JP H1150946 A JPH1150946 A JP H1150946A
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JP
Japan
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bar
temperature
actuator
shape memory
panel
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Application number
JP10069099A
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English (en)
Inventor
Philippe Moignier
フィリップ・モワニェール
Gilles Chenut
ジル・シュニュ
Heinrich Jabs
アンリク・ジャブ
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Matra Marconi Space France SA
Original Assignee
Matra Marconi Space France SA
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Publication date
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    • F03MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03GSPRING, WEIGHT, INERTIA OR LIKE MOTORS; MECHANICAL-POWER PRODUCING DEVICES OR MECHANISMS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR OR USING ENERGY SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F03G7/00Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for
    • F03G7/06Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for using expansion or contraction of bodies due to heating, cooling, moistening, drying or the like
    • F03G7/065Mechanical-power-producing mechanisms, not otherwise provided for or using energy sources not otherwise provided for using expansion or contraction of bodies due to heating, cooling, moistening, drying or the like using a shape memory element

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)
  • Manipulator (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 従来より、回転軸を規定する機能、トルクを
発生させる機能、および、回転動作を制限する機能は、
通常、個別の素子によってもたらされているが、これら
すべての機能を同一素子でもって達成し得る様なアクチ
ュエータを提供する。 【解決手段】 回転式アクチュエータは、形状記憶材料
製とされたバー10と、バー10の各端部に連結された
内側チューブ12および外側チューブ14と、材料がマ
ルテンサイトであるような温度から材料がオーステナイ
トであるような温度にまでバー10を加熱可能な電気加
熱手段24と、を具備して構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転式アクチュエ
ータに関するものである。この回転式アクチュエータ
は、制限された角度範囲を超えての回転トルクを形成す
るために、小体積の駆動および単純構造の駆動が要望さ
れているような場合に、応用することができる。限定す
るものではないが、特に重要な応用は、宇宙用車両上の
太陽電池を変位させるためのシステムにおいて使用する
ことである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】現在
のところ、回転軸を規定する機能、トルクを発生させる
機能、および、回転動作を制限する機能は、通常、個別
の素子によってもたらされている。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、すべて
の機能を同一素子でもって達成し得るようなアクチュエ
ータを提供することである。この目的のために、本発明
においては、形状記憶合金の性質を利用している。形状
記憶合金は、2つの異なる固相、すなわち、低温におけ
るマルテンサイト相と、高温におけるオーステナイト相
と、を有している。形状記憶合金は、加熱することによ
って、1つの相から他の相へと円滑に移行する。
【0004】したがって、本発明は、両端部を有する形
状記憶材料製バーを具備した回転式アクチュエータであ
って、バーに、互いに相対回転されるべき複数の部材に
対するインターフェースをなす断熱性インターフェース
手段が設けられるとともに、バーが、オーステナイト相
をなす温度にまでバーを加熱可能な電気加熱手段によっ
て取り囲まれているような回転式アクチュエータを提供
する。
【0005】このようなアクチュエータは、多数の好ま
しい特徴を示す。すなわち、構成要素数が少ないことに
より、またストロークの開始時および終了時において発
生トルクが円滑に変化することにより、非常に信頼性が
高いこと;製造コストが低いこと;モジュール構造であ
ることにより、周辺部材に対する適用が容易であるこ
と;である。
【0006】このようなアクチュエータの角度範囲は、
大きなものとすることができ、つまり、180゜を超え
ることができ、駆動トルクは、数Nm(ニュートン・メ
ートル)とすることができ、これは、多数の応用に際し
て十分なものである。とりわけ、軽量化を要求される場
合に、好適である。
【0007】アクチュエータは、一方向のみで動作する
ことができる。例えば、衛星がステーションに到着した
後に、衛星の太陽電池や反射材を延出するような場合に
は、一方向のみで動作することができる。アクチュエー
タは、また、小さなトルクを発生させるような弾性復帰
手段を設けることによって可逆的とすることもできる。
これら従来手段は、特に、バーの両端部間に導入された
スプリングによって構成することができる。このような
状況においては、加熱によって、バーをオーステナイト
相に転移させてその温度に維持することにより、駆動を
行うことができる。復帰は、応力を印加した状況で冷却
することにより、行うことができる。
【0008】駆動と復帰との間の移行は、通常、駆動部
材を移動させ、その後、駆動部材を元の位置に戻すため
に使用される。それでも、ラチェット機構が併用された
場合には、この移行は、振動サイクルの周波数が駆動さ
れるべき部材の熱的慣性に適合するのに十分なだけ小さ
い必要がある唯一の条件でもって、また、含有されてい
る物理現象に対して本来的に遅い状態で、任意角度だけ
の回転を得るために使用することもできる。180゜を
超える回転は、困難さを伴うことなく、数分で得られ、
また、非常に小さな加熱パワーで得られる。
【0009】加熱手段は、様々な範囲の構造のものとす
ることができる。加熱手段に対する本質的な要求は、通
常は円柱形状とされたバーの捩り変形を受容し得ること
である。加熱手段は、特に、バー回りに巻回されている
とともにコイルスプリングによってバーに押圧された状
態で保持されているフレキシブル材料製抵抗ストリップ
によって構成することができる。加熱手段は、また、バ
ーに押圧された状態で保持されている弾性かつ抵抗性ス
リーブによって構成することもできる。加熱手段は、ま
た、正の温度係数(PTC)を有するジュール効果ヒー
タ部材を備えることができる。この場合には、ヒータ部
材がしきい値以上の温度において急激な抵抗増加を起こ
すことにより、温度規制を行うことができる。
【0010】TiNiをベースとする形状記憶合金のた
めに選択される特定成分は、目的とする応用に依存する
こととなり、特に、移行所望温度に依存することとな
る。一般に、TiNi合金は、少量のCu成分を含有し
て使用される。例えば、合金は、45.3%のTiと、
48.5%のNiと、6%のCuと、を備えている。合
金の冶金学的性質は、相転移は別として、チタンの性質
に近いものである。
【0011】インターフェース部材は、特に、チタンの
ように小さな熱伝導度を有している金属製であるととも
にバーの端部を取り囲んでいるような、長さチューブに
よって構成することができる。複数の長さチューブを、
同心状に配置することができ、熱伝導を低減するために
連続的に機械的に連結することができる。このような配
置のみが可能であるわけではない。選択された形状は、
インターフェースのところにおける温度に依存し、ま
た、所望の熱絶縁に依存することとなる。例えば、イン
ターフェース部材は、内周縁および外周縁が交互に相互
連結された複数のリングによって構成することができ
る。
【0012】アクチュエータは、多数の応用に使用する
ことができ、特に、宇宙における応用に使用することが
できる。なかでも、宇宙用車両の反射材、アンテナ、太
陽電池パネル、バランスアーム、設備の一部、パネル、
あるいは、構造を、延出したり操縦したりするための機
構に、応用可能であると言うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明は、非制限的な例示として
の本発明の特別の実施形態に関しての、添付図面を参照
した以下の説明により、より明瞭に理解されるであろ
う。
【0014】図1は、本発明の特別の実施形態をなすア
クチュエータの主要要素を示す長さ方向断面図である。
図2は、回転移動されるべき部材を固定するための手段
を示す側面図である。図3は、図1に示すアクチュエー
タの側面図であって、2つの極端な状況が示されてい
る。図4および図5は、図1に示すアクチュエータが付
設された太陽電池の側面図であって、それぞれ、延出状
態および折畳状態が示されている。図6は、本発明の具
現に好適な合金の温度に対する変形特性を示す図であ
る。すなわち、ヒステリシスサイクルを示す図である。
【0015】基本構造が図1に示されているアクチュエ
ータは、形状記憶合金製の円柱バー10を具備してい
る。この場合の形状記憶合金は、通常、少量の銅成分を
含有したTiNi合金であって、低温T2 から高温T1
へと加熱したときには、多数の結晶学的状態を経由し
て、オーステナイト相からマルテンサイト相へと次第に
移行する。このようなバーは、少なくともT1 の温度に
おいて、ねじり応力を受け、その後、T2 にまで冷却さ
れたときには、先にもたらされたねじれ変形を保持す
る。そして再度加熱されたときには、元々の形状に復帰
しようとし、トルクを発生することができる。角度変形
は、長さが直径の約20倍であるようなバーにおいて
は、180゜とまですることができ、実際、180゜を
超えることができる。
【0016】様々な機能をもたらすために、インターフ
ェース部材を、バーの両端部に固定することができる。
インターフェース部材は、互いに相対回転されるべき部
材どうしを機械的に連結するために使用することがで
き、力を伝達することができる。インターフェース部材
は、バーと周囲環境との間の熱交換を制限する。図1に
示す実施形態においては、各インターフェース部材は、
チタンのような低熱伝導度を有する材料から形成され
た、2つの同心状長さチューブから構成されている。内
側の長さチューブ12は、一端がバー10に連結されて
おり、バーの端部を囲んでいる。外側の長さチューブ1
4は、内側長さチューブ12を囲んでいるとともに、内
側チューブのうちのバー中央寄りの端部を、回転移動さ
れるべき外部部材に対して、連結している。
【0017】図1の例においては、各外部部材との連結
は、外側チューブ14が例えば溶接によって永久式に固
定されているそれぞれのリング16によってなされる。
リングには、固定ネジを受容するための長孔18が開け
られている。これにより、駆動されるべき外部部材に対
しての角度位置調整が行えるようになっている。あるい
は、場合によっては、支持体として機能する部材に対し
ての角度位置調整が行えるようになっている。
【0018】内側長さチューブは、対応するバー端部に
対して、様々な方法で連結することができる。図1の例
においては、内側長さチューブは、バーの延長部分を受
容するための中央孔が開けられているディスク20の周
縁部に対して、永久的に固定されている。ディスク20
の径方向ネジ山付貫通孔は、延長部分に対して圧接する
とともにディスクをバーの端部に固定するための、押圧
ネジ22を受容する。このモジュール構造は、アクチュ
エータ本体に対しての着脱を単純に行うことができる。
【0019】必要に応じては、この構成は、また、アク
チュエータを外部的に復帰させることもできる。部材1
2、14、16、20は、電気腐食(electroerosion)
や溶接によって、単一ピースとして実現することができ
る。
【0020】バーを加熱するための加熱手段24が、実
質的のバーの長さ全体をカバーしている。このような加
熱手段は、様々な構造のものとすることができる。加熱
手段は、フレキシブル材料からなる抵抗性ストリップに
よって構成することができ、電気を受容するための接続
が施されている。加熱手段は、ストリップを覆うととも
にストリップに対して押圧力をもたらすような、螺旋状
に巻回されたコイルスプリング(図示せず)によって、
バーを押圧した状態に保持することができる。加熱手段
は、また、熱抵抗を備えた弾性材料からなるスリーブか
ら構成することもでき、また、他の部材から構成するこ
ともできる。正の温度係数を有する材料を使用する場合
には、形状記憶合金がオーステナイト相へと完全に転移
する温度よりもわずかに大きな温度で急激に抵抗が増大
するような増大する材料を使用することが望ましい。
【0021】上記のようなアクチュエータの好ましい特
性としては、次のようなものが挙げられる。すなわち、
サイズおよび質量が小さいこと、動作が円滑であるとと
もに振動が発生しないこと、ストロークの最終時点にお
いて衝撃が発生しないこと、および、応力がなくても最
終状態で安定なこと。
【0022】アクチュエータによって互いに相対移動を
受けることとなる複数の外部部材は、様々な手段でもっ
て、連結することができる。図1の例においては、リン
グ16は、それぞれの端部部材26、28に固定される
ように構成されている。長孔18を挿通するネジによっ
て、リングを、それぞれのブッシュ30に対して連結す
ることができる。この場合、各ブッシュ30は、ボール
ベアリングまたはリング32を備えている。各端部部材
は、バーの一端においては、一方のブッシュ30に固定
されており、バーの他端においては、リングまたはベア
リング32に当接している。
【0023】アクチュエータが1回きりの使用のための
ものとして構成されている場合には、加熱された位置に
アクチュエータを保持するためのロック手段を設けるこ
とができる。図3の例においては、爪34が、端部部材
に付設されたピン36上に設けられている。スプリング
(図示せず)が、爪を、移動の最終時点において爪と係
合するような段部38を有している他の端部部材28に
対して押圧するよう付勢している。通常は調整可能とさ
れたストローク完了時当接部材40を、端部部材26に
設けることができる。これにより、端部部材28に対す
る制限位置を規定することができるとともに、相対移動
や振動を防止することができる。その後、加熱を中止す
ることができる。
【0024】アクチュエータを可逆的とすることが要望
された場合には、弾性復帰手段が設けられる。弾性復帰
手段は、バーを初期位置にまで戻すために必要なトルク
よりも大きなトルクをもたらすことができる。復帰トル
クは、記憶合金製のバーが加熱時に発生し得る駆動トル
ク(加熱エネルギーは、機械的エネルギーへと変換され
る)よりも小さなものである。復帰手段は、例えば、バ
ーの両端部を相互連結するスプリングによって、あるい
は、2つの端部部材を相互連結するスプリングによっ
て、構成することができる。このような状況において
は、バーによってもたらされるトルクは、摩擦力と弾性
復帰手段による対抗力との双方に打ち勝ち得るのに十分
なものとする必要がある。
【0025】本発明のアクチュエータの特徴点は、(人
工)衛星上の太陽電池パネルを延出させるのに好適であ
る。このような状況においては、いかなる衝撃をも避け
ること、および、延出を非常に円滑に行うこと、が望ま
しい。図4および図5は、図3に示す種類の4つのアク
チュエータ42に取り付けられた太陽電池パネルを示し
ている。アクチュエータ42のうちの1つは、衛星の本
体44に対して、パネルを全体的に連結している。他の
アクチュエータは、個々のパネル部分46を相互連結し
ている。太陽電池パネルを太陽に向けるよう、機構全体
にわたって必要な電気接続の数を低く抑えるために、衛
星プラットフォームに対する直接接続を、複数の接触ス
タッド48によって得ることができる。接触スタッド4
8は、打上時において、衛星がステーションに到達する
までの時点において、パネル部分どうしが互いに折り畳
まれているときに、相互接触可能であるような配置で、
端部部材上に配置されている。ステーションに到着した
後においては、接触スタッド48を介して、アクチュエ
ータに供給することにより、パネルを順次延出すること
ができる。
【0026】図3に示すアクチュエータと概略的には同
じ種類ではあるものの最終状態にロックするための爪3
4を備えていない点だけが相違するアクチュエータの他
の可能な応用としては、各回転時に地球の陰を通るよう
な低い軌道内の衛星上における太陽電池パネルの向き調
整を行うことである。このような状況においては、バー
10の温度は、アクチュエータによって引き起こされた
回転が、太陽の動きを追跡するように、制御される。加
熱は、太陽が隠れたときには中断され、そのときには、
復帰スプリングが復元化を行う。図6に示すような転移
の円滑さが、そのような制御を可能としている。衛星本
体と太陽電池パネルとの間の接続上にロータリーコーダ
を設けて、閉ループとすることができる。
【0027】また、任意の強度で角度変位を駆動するよ
うに、アクチュエータを構成することもできる。この目
的のためには、バー内に、バーを固定部分から取外し得
るとともに、各駆動ストロークの終了時には復帰スプリ
ングでもって復原させて、再度連結し得るような、機構
が組み込まれる。固定部分(および/または移動部分)
に対してのバーの再連結は、また、形状記憶合金製の部
材によっても得ることができる。このような形状記憶合
金製部材の例としては、加熱手段付きの形状記憶材料製
弾性スリーブや、形状記憶合金製のスプリングまたはブ
レードによって駆動されるラチェット機構、がある。反
対向きに動作する2つの機構は、双方向制御をもたらす
ために使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の特別の実施形態をなすアクチュエー
タの主要要素を示す長さ方向断面図である。
【図2】 回転移動されるべき部材を固定するための手
段を示す側面図である。
【図3】 図1に示すアクチュエータの側面図であっ
て、2つの極端な状況が示されている。
【図4】 図1に示すアクチュエータが付設された太陽
電池の側面図であって、延出状態が示されている。
【図5】 図1に示すアクチュエータが付設された太陽
電池の側面図であって、折畳状態が示されている。
【図6】 本発明の具現に好適な合金の温度に対する変
形特性を示す図である。
【符号の説明】
10 バー 12 内側チューブ 14 外側チューブ 16 リング 24 加熱手段 26 端部部材 28 端部部材 42 アクチュエータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジル・シュニュ フランス・31077・トゥールーズ・セデッ クス・リュ・デ・コスモノート・31 マト ラ・マルコニ・スペース・フランス内 (72)発明者 アンリク・ジャブ フランス・31077・トゥールーズ・セデッ クス・リュ・デ・コスモノート・31 マト ラ・マルコニ・スペース・フランス内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸回りに相対回転可能な両端部を有する
    とともに、形状記憶材料製とされたバーと、 該バーによって互いに相対回転されるべき複数の部材に
    対するインターフェースをなすよう前記両端部に連結さ
    れた断熱性インターフェース手段と、 前記バーを取り囲むとともに、前記材料がマルテンサイ
    トであるような温度から前記材料がオーステナイトであ
    るような温度にまで前記バーを加熱可能な、電気加熱手
    段と、を具備することを特徴とする回転式アクチュエー
    タ。
  2. 【請求項2】 さらに、 前記バーの両端部間に、加熱によってオーステナイトに
    なったときに前記バーがもたらすトルクの方向とは反対
    向きに、捩りトルクをもたらすための、復帰スプリング
    手段を具備することを特徴とする請求項1記載のアクチ
    ュエータ。
  3. 【請求項3】 前記電気加熱手段は、前記バー回りに巻
    回されているとともにコイルスプリング手段によって前
    記バーに押圧された状態で保持されているフレキシブル
    材料製抵抗を備えていることを特徴とする請求項1記載
    のアクチュエータ。
  4. 【請求項4】 前記インターフェース手段の各々は、小
    さな熱伝導度を有しているとともに前記バーの各端部を
    取り囲んでいるような、金属製長さチューブを備えてい
    ることを特徴とする請求項1記載のアクチュエータ。
  5. 【請求項5】 衛星本体に対して、低地球軌道衛星の太
    陽電池パネルを角度操縦するための機構であって、 両端部を有するとともに、形状記憶材料製とされたバー
    と、 前記両端部のうちの一方を前記本体に対して連結してい
    る第1断熱性インターフェース手段と、 前記両端部のうちの他方を前記太陽電池パネルに対して
    連結している第2断熱性インターフェース手段と、 前記バーを取り囲むとともに、前記材料がマルテンサイ
    トであるような温度から前記材料がオーステナイトであ
    るような温度にまで前記バーを加熱可能な、電気加熱手
    段と、 を具備してなり、 前記バーが、前記パネルを支持しているとともに、前記
    パネルのための回転軸を画成し前記パネルのためのトル
    クをもたらすことを特徴とする機構。
JP10069099A 1997-03-18 1998-03-18 形状記憶材料を使用した回転式アクチュエータ Pending JPH1150946A (ja)

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FR9703268A FR2761116B1 (fr) 1997-03-18 1997-03-18 Actionneur rotatif a barreau en alliage a memoire de forme
FR9703268 1997-03-18

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JPH1150946A true JPH1150946A (ja) 1999-02-23

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ID=9504904

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JP10069099A Pending JPH1150946A (ja) 1997-03-18 1998-03-18 形状記憶材料を使用した回転式アクチュエータ

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JP (1) JPH1150946A (ja)
DE (1) DE29804490U1 (ja)
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IT (1) IT1299386B1 (ja)

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