【発明の詳細な説明】
容器用の注ぎ口装置
本発明は、容器用の注ぎ口装置及び容器を開ける方法に係る。
切妻頂部及び偏平頂部を有する厚紙製カートンへの取り付けに適する注ぎ口装
置は、たとえばヨーロッパ特許公開第３２８,６５２号、同第３８５,６０３号、
英国特許第２,２１０,３５９号及び米国特許第５,１４１,１３３号、ＷＯ９２／
１５４９６号及びＷＯ９３／１５９７０号から知られている。
ヨーロッパ特許公開第３２８,６５２号、同第３８５,６０３号、英国特許第２
,２１０,３５９号及び米国特許第２,１４１,１３３号では、注ぎ口装置は、カー
トンにシールされたリングによって取り囲まれ、オープナー（すなわち、カート
ンを開けようとする者）によって、注ぎ口用の孔をカートンの壁を貫通させるよ
うにリングに対して軸方向に内方に押し付けられる管状部材を包含する。
ヨーロッパ特許公開第３８５,６０３号では、オープナーは管状部材を直線的
に内方に押し付けることができるが、初めに管状部材の外方端（この外方端は装
置の注ぎ口を内部的に限定する）に指又は親指を直接当てがうことができるよう
に、閉止キャップ（リングの外表面上のねじと協働するように内表面上にねじが
切られている）をねじって取り外さなければならない。これは、特にオープナー
が内容物の消費者でない（たとえば、バーテンダーである）場合には、消費者は
この装置が開放方式の点で非衛生的であると考えるとの欠点を有する。
この欠点は、ヨーロッパ特許公開第３２８,６５２号、英国特許第２,２１０,
３５９号及び米国特許第５,１４１,１３３号では、リングに対する作用を介して
管状部材に対する内方へ向かう動きを生ずるように閉止キャップを回転させるよ
うにすることによって解消されている。しかしながら、これは、カートンのプラ
スチック被覆厚紙に対するリングの破断（再度閉止されるとすれば、カートンか
らの内容物の漏れを生ずるだけでなく、各種バリヤー層（たとえばＯ2バリヤー
層）の良好な効果の低減を生ずる）の危険があるとの欠点を有する。
ＷＯ９２／１５４９６号及びＷＯ９３／１５９７０号では、キャップを取り囲
むもろいブリッジによってここに結合された不正行為明示（tamper-evident）バ
ンドに、容器に取り付けられたリング上のラチェットに係合するようにつめが設
けられて、バンドが破断されるまでキャップがそれ自体の軸の周りで回転するこ
とを防止している
本発明の第１の態様によれば、リングと、当該リングによって取り囲まれた管
状部材と、及び閉止キャップとを包含してなり、前記管状部材を通って容器の内
容物が注がれ、前記閉止キャップによってオープナーが前記管状部材に力をかけ
て、前記リングに対して前記管状部材を変位させることができるような容器用の
注ぎ口装置において、前記管状部材が、前記リングの軸方向に前記キャップに力
をかけることにより、前記リングの軸方向に直線的に摺動可能であることを特徴
とする注ぎ口装置が提供される。
本発明の第２の態様によれば、閉止キャップによって管状部材に力をかけ、前
記管状部材を取り囲むリングに対して前記管状部材を変位させることによって容
器を開ける方法において、前記リングの軸方向に前記キャップに力をかけること
によって、前記管状部材を前記リングの軸方向に直線的に摺動させることを特徴
とする容器の開放方法が提供される。
本発明のこれら２つの態様のため、管状部材はリングを介して変位される際、
オープナーによって触れられる（非衛生的である）必要がないだけでなく、オー
プナーがリングと容器との間の結合部で液密封を失わせる力をリングにかける必
要がない。
この注ぎ口装置は、管状部材に沿ってリングから管状部材又は閉止部材まで延
びる不正行為明示スペーシング手段を包含できる。この場合、注ぎ口装置への不
正な行為が明白になり、キャップに対する偶然の軸方向の内方への押圧による容
器の故意によらない開放の危険が低減される。
有利には、不正行為明示スペーシング手段は、もろい部分によって管状部材又
はキャップに固着される。
充填、封止された容器が内容物上にヘッド空間を有し、このヘッド空間を限定
しかつ壁を貫通する注ぎ口開口を閉じる部分を包含する上方に延びる壁をもつも
のである場合、管状部材は、そのヒンジ部分の周りで内方に回転させることによ
って、壁部分を有利に開口する。
このようにして、容器から注がれる内容物が開口された部分の背後から注ぎ口
開口に回る傾向を低減できる。
壁の部分は、壁の表面上に広がる弱い部分のループによって限定されてもよい
。この弱い部分のループは閉鎖ループであってもよいが、好ましくは、ヒンジ部
分（この周りで壁の一部分が内方に回転できる）を残すような開放ループである
。
本発明の第３の態様によれば、閉止キャップと、同軸的に一列で配置された管
状の注ぎ口及びリングと、及び前記注ぎ口及び前記リングの間のもろいブリッジ
ング部分とを包含する装置において、前記キャップ、前記注ぎ口及び前記リング
が一体的に成形され、比較的弱いブリッジング部分が前記キャップと前記注ぎ口
とを接続することを特徴とする装置が提供される。
本発明の第４の態様によれば、閉止キャップ、管状の注ぎ口及びリングを提供
することからなる容器上に注ぎ口装置を提供する方法において、前記注ぎ口及び
前記キャップを一緒に該リングに対してリングの軸方向に直線的に内方に変位さ
せることによって、前記注ぎ口と前記キャップ又はリングとの間のブリッジング
部分を破断することを特徴とする注ぎ口装置の提供方法が提供される。
本発明のこれらの態様のため、装置は簡単かつ安価に製造され、容器に取り付
けられる。
本発明が明確に理解され、容易に実施されるように、例として添付図面を参照
する。
図１は、注ぎ可能な状態にある注ぎ口装置を有する切妻頂部カートン形の容器
の概略縦断図である。
図２は、成形によって製造された直後の注ぎ口装置の一部正面及び一部軸方向
の断面で示す図である。
図３は、図２と同様の図であるが、消費者に供給される際の状態にあるカート
ンにシールされた装置を示す。
図４は、図３の状態にある装置の平面図である。
図５は、図３と同様の図であるが、ほぼ注ぎ可能な状態にある装置を示す。
図６は、図３と同様の図であるが、注ぎ可能な状態とある装置を図１における
線VI−VIに沿った軸方向の断面で示す。
図７〜１０は、それぞれ図２，３，５及び６と同じ図であるが、注ぎ口装置の
変形例を示す。
図１〜６を参照すると、切妻頂部カートン１は、頂部閉止ルーフパネル２及び
３及び頂部閉止シールフィン４を有する。容器１の液体内容物（たとえば、ミル
ク又はオレンジジュース）５は、ルーフパネル２及び３によって限定されるヘッ
ド空間６を残して、ほぼ容器を満たしている。
容器１は、外に向かって少なくとも下記の層でなるラミネートで構成される。
−液体内容物５に対するバリヤーを構成する内方サーモプラスチックス（たとえ
ば低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ））層
−ガス状物質（たとえば、酸素）に対するバリヤーを構成する、たとえばアルミ
ニウム箔又はエチレンビニルアルコール（ＥＶＨＯ）層
−たとえば厚紙の如き剛性層
−水に対するバリイヤーを構成する外方サーモプラスチックス（たとえば、ＬＤ
ＰＥ）層
パネル２には、外方サーモプラスチックス層及び剛性層を貫通するが、ガス状
物質バリヤー層又は内方サーモプラスチックス層は貫通しておらず、しかも部分
的深さの環状（ただし開放形）ループ形の弱い部分７のレーザー・カット（パネ
ル２の外側表面上で延びる）がある。リング９の環状の外側を向いたフランジ８
がループ７の周りで外方サーモプラスチックス層に加熱及び圧縮シールされる。
リング９は、外表面にねじが切られた中間環状部分１０及び内方を向いた環状の
上方フランジ１１を包含する。リング９は、管状の注ぎ口１２を同軸的に取り囲
み、もろく、薄いブリッジング部分１３によってここに接続される。管状の注ぎ
口１２の下方の縁１４は、弱い部分７のループの直径とほぼ同じ直径である。注
ぎ口１２の口部分には内部ねじ３０が形成されており、ねじ止めキャップ３３の
スカート３２の一部にある外部ねじ３１と協力し、軸方向に押し付ける。ねじ３
１の直上では、スカート３２に半径方向の外部フランジ３４が形成されている。
キャップ３３は、放射状のベーン３５を包含し、該ベーンは、半径方向で最も内
方の縁部でスカート３２と一体となり、かつ最も底の縁部でフランジ３４と一体
となっている。注ぎ口１２に対して縦方向に延びる水面方向で湾曲したストリッ
プ形の不正行為明示スペーサー３７（ブリッジング部分３６によって特定のベー
ン３５に固定されている）が縦に正反対の方向で配置されている。リングの上方
フランジ１１の外表面には、注ぎ口装置の軸Ａに垂直方向に延びかつ各スペーサ
ー３７の内方端を収容するように配置された２つの平行なスロット３８が形成さ
れる。注ぎ口１２の外方周辺表面は、浅く、矩形断面の環状溝３９及びその直上
で、より深く、細かく矩形断面の環状溝４０と同軸的に形成され、一方、溝３９
の直下には環状ランド４１があり、つづいて、注ぎ口１２と同軸的であり、かつ
ブリッジング部分１３に向かって下方に狭くなっている切頭円錐形表面４２があ
る。フランジ１１は、環状円筒形の溝３９の高さの周辺内表面を有し、溝３９の
環状のベース表面はフランジ１１の内方周辺表面よりも直径がわずかに大きい。
リング９、注ぎ口１２、キャップ３３及び２つのスペーサー３７は、図２に示す
ように、部材９，１２，３３及び３７を安定して相互接続する、もろく、薄いブ
リッジング部分４３と共にポリエチレンから一部品として射出形成される。矩形
の孔４４は、その下方端で注ぎ口１２の壁を通って放射状で存在する。
成形後、スペーサー３７を保持するキャップ３３は注ぎ口１２に対して下方に
機械的に押圧され、ブリッジング部分４３を破断し、キャップ３３及びスペーサ
ー３７を図３に示す位置に運び、この際、ねじ３１がねじ３０と係合し、フラン
ジ３４が注ぎ口１２の上方端にもたれかかるようになり、スペーサー３７の下方
端は各スロット３８内に簡単に収容される。注ぎ口装置がフランジ８によってパ
ネル２に加熱及び圧縮シールされた状態（図３参照）及びカートンが保存され及
び消費者に向けて運搬され、消費者が当該カートンを受け取る際の状態はこの状
態である。
充填されたカートンを受け取り、注ぎ口装置を開ける際、消費者は、初めにリ
ングに対してその軸の周りでキャップ３３を回転させ、これによってブリッジン
グ部分１３及び３６が破断され、その結果スペーサー３７が脱落する。ついで、
消費者は親指又は指をキャップの頂部に当てがい、これを下に押し付ける。これ
により、フランジ１１の内方周辺が切頭円錐表面４２と遭遇し、ランド４１上に
押出され、溝３９内にしっかりと保持係合されるようになり、ブリッジング部分
１３が溝４０に入り込む。その間に、弱い部分７のループによって区切られるパ
ネル２の部分２６は下方に押圧され、弱い部分７のループにおいてガス状物質バ
リヤー層及び内方サーモプラスチックス層を破断し、その結果、部分２６がパネ
ルの部分２６と残りの部分との間のブリッジング部分２７の周りでヒンジ状に動
く。このようにして、図５に示す状態が達成され、この状態では、注ぎ口１２は
リング９内に密閉状に適合している。さらに、消費者は、注ぎ口１２に対してキ
ャップ３３を回転させて（注ぎ口１２がフランジ１１によってしっかりと握持さ
れているため）、キャップを注ぎ口からねじってはずし、これにより、図６に示
す状態が達成される。
この時点で装置及び部分２６は注ぎ可能の状態にあり、カートンは図１の矢印
の方向に傾けられる。注ぎ口１２の下方側よりもむしろ上側に開口した部分２６
が位置するため、注がれる液体５は、どちらかと言えば、入り口に向かって部分
２６を押圧するよりもむしろ、この部分を入り口から注ぎ口１２にさらに離れる
ように押圧する傾向がある。内容物は、孔４４が設けられていることにより、実
質的にその最後の１滴までも注がれる。
カートンを再び閉じるには、キャップ３３を単に注ぎ口１２にねじ込み、その
スカート３２を口に密閉状に適合させる。
図７〜１０に示すものは、いくつかの点で図２〜６に示すものとは異なる。第
１に、ねじ止めキャップ３３の代わりにキャップ５０を使用し、キャップは薄い
ヒンジ部分５３によって注ぎ口１２の外方端に近接してヒンジ式に動き、延びる
。第２に、スペーサー３７がブリッジング部分５１によって注ぎ口１２に接続さ
れている。さらに、切頭円錐表面４２とブリッジング部分１３との間において、
注ぎ口１２の外方周辺表面は正方形断面リブ５２（その切頭円錐表面は下方に収
束する）と同軸的に設けられている。この場合も、注ぎ口装置は一体に成形され
、部材１２、３７及び５０は、図７に見られるように、ブリッジング部分１３及
び５１及びヒンジ部分５３によって安定して相互接続される。その後、注ぎ口１
２（キャップ５０を保持する）がリング９に対して下方に機械的に押圧され、こ
れによってブリッジング部分１３を破断し、リブ５２をブリッジング部分１３の
下の位置に食い込ませて、注ぎ口１２がリング９から離脱することを防止する。
同時に、スペーサー３７の下方端は溝３８に入る。ついで、キャップ５０をヒン
ジ部分５３の周りで回転させ、注ぎ口１２の開口上の閉止位置に食い込ませる。
そ
の後、フランジ８をパネル２に加熱及び圧縮シールさせ、これにより、図８に示
す状態が達成される。カートンが保存され、消費者に届けられる間及び消費者が
当該カートンを受け取る際には、注ぎ口装置はこの状態にある。この状態におい
て、消費者は、初めにリング９に対してその軸の周りで注ぎ口１２を回転させて
ブリッジング部分５１を破断させ、これによってスペーサー３７が脱落し、つい
で消費者は親指又は指でキャップ５０を下方に押圧して、ランド４１をフランジ
１１を通り越えさせ、フランジ１１を溝３９のベース表面に対してしっかりと係
合させ、ブリッジング部分１３が溝４０に入る。その間に、注ぎ口１２は部分２
６を開け、その結果、図９に示す状態が達成される。ついで、消費者はキャップ
５０を開け、図１０に示す状態となる。後者の状態では、装置はカートンの内容
物を注ぐことが可能である。カートンを再び閉止するには、キャップ５０を注ぎ
口１２に頂部に単に戻すだけである。
図２〜１０に示したものは多くの利点を有する。第１に、キャップ３３及び５
０は、図６又は１０の注ぎ可能状態が達成されるまで、ユーザーと注ぎ口１２の
開口とが直接に触れることを防止する。さらに、スペーサー３７は、図３〜６の
ものにおいてリング９に対するキャップ３３の回転又は内方への動きに対して、
及び図７〜１０のものでは、リング９に対する注ぎ口１２の回転又は内方への動
きに対する不正行為明示手段である。また、スペーサー３７は、リング９に対す
る不測の押圧に対して注ぎ口１２を支持することを助ける。
図７〜１０のものの利点は、延ばされた注ぎ口１２により、飲むこと、すなわ
ち内容物を直接に消費者の口に注ぐことに好適である。
カートンに充填し、頂部を閉止及び密封した後にカートンに当該装置を取り付
けることが可能である。特に、バリヤー層がそのままの状態であるため、装置は
無菌包装に利用される。The present invention relates to a spout device for containers and a method for opening a container. Spout devices suitable for mounting on cardboard cartons having gable and flat tops are described, for example, in EP-A-328,652, EP-A-385,603, GB 2,210,359 and U.S. Pat. No. 5,141,133, WO 92/15496 and WO 93/15970. In EP-A-328,652, EP-A-385,603, GB-A-2,210,359 and U.S. Pat. No. 2,141,133, the spout device is surrounded by a ring sealed in a carton. And includes a tubular member that is pressed axially inwardly against the ring by an opener (ie, the person attempting to open the carton) to pass the spout hole through the carton wall. In EP-A-385,603, an opener is able to press the tubular member inward in a straight line, but initially at the outer end of the tubular member, which outer end defines the spout of the device internally. Screwing the closure cap (threaded on the inner surface to cooperate with the screw on the outer surface of the ring) so that the finger or thumb can be directly applied to the No. This has the disadvantage that the consumer considers the device to be unsanitary in terms of openness, especially if the opener is not a consumer of the contents (eg a bartender). This drawback is that in EP-A-328,652, GB-A-2,210,359 and U.S. Pat. No. 5,141,133, an inward movement with respect to the tubular member is effected via action on the ring. By rotating the closing cap as described above. However, this should been broken (again closing of the ring relative to the plastic-coated cardboard cartons, not only results in leakage of the contents from the carton, good effect of the various barrier layers (e.g., O 2 barrier layer) The risk is that there is a reduction in In WO 92/15496 and WO 93/15970, a tamper-evident band connected thereto by a brittle bridge surrounding a cap is provided with a pawl to engage a ratchet on a ring attached to the container. According to a first aspect of the present invention, a ring and a tubular member surrounded by the ring are provided to prevent the cap from rotating about its own axis until the band breaks. And a closure cap, wherein the contents of the container are poured through the tubular member, and the closure cap causes an opener to exert a force on the tubular member to force the tubular member against the ring. In a spout device for a container that can be displaced, the tubular member applies a force to the cap in an axial direction of the ring. Accordingly, the spout and wherein is provided that it is linearly slidable in the axial direction of the ring. According to a second aspect of the present invention, in a method of opening a container by applying a force to a tubular member by a closing cap and displacing the tubular member with respect to a ring surrounding the tubular member, the container is opened in an axial direction of the ring. A method for opening a container is provided, wherein the tubular member is slid linearly in an axial direction of the ring by applying a force to the cap. Because of these two aspects of the invention, the tubular member does not need to be touched (unsanitary) by the opener as it is displaced through the ring, but also the opener is connected between the ring and the container. There is no need to apply force to the ring to break the liquid seal at the part. The spout device may include tamper-evident spacing means extending along the tubular member from the ring to the tubular member or closure member. In this case, tampering with the spout device becomes apparent and the risk of inadvertent opening of the container by accidental axial inward pressing on the cap is reduced. Advantageously, the fraudulent spacing means is secured to the tubular member or cap by a fragile portion. If the filled and sealed container has a head space above the contents and has an upwardly extending wall defining a head space and including a part closing a spout opening through the wall, The member advantageously opens the wall portion by rotating inward about its hinge portion. In this way, it is possible to reduce the tendency of the contents poured from the container to move from behind the opened portion to the spout opening. The portion of the wall may be defined by a weak loop extending over the surface of the wall. The loop of the weak portion may be a closed loop, but is preferably an open loop that leaves a hinge portion (around which a portion of the wall can rotate inward). According to a third aspect of the invention, an apparatus including a closure cap, a tubular spout and ring coaxially arranged in a row, and a brittle bridging portion between the spout and the ring. Wherein the cap, the spout and the ring are integrally formed, and a relatively weak bridging portion connects the cap and the spout. According to a fourth aspect of the present invention, there is provided a method of providing a spout device on a container comprising providing a closure cap, a tubular spout and a ring, the spout and the cap being joined together to the ring. A method for providing a spout device, characterized in that a bridging portion between the spout and the cap or the ring is broken by linearly displacing the ring inward in the axial direction of the ring. You. For these aspects of the invention, the device is simple and inexpensive to manufacture and mounted on a container. For a clear understanding and easy implementation of the present invention, reference is made to the accompanying drawings, by way of example. FIG. 1 is a schematic longitudinal section of a gable top carton-shaped container with a spout device in a pourable state. FIG. 2 is a view showing a part of the spout device immediately after being manufactured by molding, and a sectional view in a partly axial direction. FIG. 3 is a view similar to FIG. 2, but showing the device sealed in a carton in a condition as supplied to a consumer. FIG. 4 is a plan view of the device in the state of FIG. FIG. 5 is a view similar to FIG. 3, but showing the device in a substantially pourable state. FIG. 6 is a view similar to FIG. 3 but showing the device in a pourable state in an axial section along the line VI-VI in FIG. 7 to 10 are the same as FIGS. 2, 3, 5 and 6, respectively, but show a variation of the spout device. Referring to FIGS. 1 to 6, the gable top carton 1 has top closing roof panels 2 and 3 and a top closing sealing fin 4. The liquid content (eg, milk or orange juice) 5 of the container 1 substantially fills the container, leaving a head space 6 defined by the roof panels 2 and 3. The container 1 is composed of a laminate composed of at least the following layers facing outward. -An inner thermoplastic layer (e.g. low density polyethylene (LDPE)) that constitutes a barrier to the liquid contents 5-an aluminum foil or ethylene vinyl alcohol (EVHO) that constitutes a barrier to gaseous substances (e.g. oxygen) Layer-a rigid layer, such as cardboard-Outer thermoplastic (e.g., LDPE) layer that constitutes a barrier to water The panel 2 includes an outer thermoplastic layer and a rigid layer that penetrate the outer thermoplastic layer and the gaseous material barrier. The layer or inner thermoplastic layer is not penetrated and there is a laser cut (extending on the outer surface of the panel 2) of the weak part 7 in the form of an annular (but open) loop of partial depth. An annular outwardly facing flange 8 of the ring 9 is heated and compression sealed around the loop 7 to the outer thermoplastic layer. The ring 9 includes an intermediate annular portion 10 threaded on the outer surface and an inwardly directed annular upper flange 11. The ring 9 coaxially surrounds the tubular spout 12 and is connected thereto by a brittle, thin bridging portion 13. The lower edge 14 of the tubular spout 12 is approximately the same diameter as the diameter of the loop of the weak part 7. An internal screw 30 is formed in the mouth portion of the spout 12, and cooperates with an external screw 31 provided on a part of the skirt 32 of the screw cap 33 to press in the axial direction. Immediately above the screw 31, the skirt 32 is formed with a radial outer flange 34. The cap 33 includes a radial vane 35 which is integral with the skirt 32 at the radially innermost edge and integral with the flange 34 at the lowermost edge. Water-bent strip-shaped tamper-evident spacers 37 (secured to specific vanes 35 by bridging portions 36) extending longitudinally with the spout 12 are arranged in diametrically opposite directions. . The outer surface of the upper flange 11 of the ring is formed with two parallel slots 38 extending perpendicular to the axis A of the spout device and arranged to receive the inner end of each spacer 37. The outer peripheral surface of the spout 12 is formed coaxially with a shallow, rectangular cross-sectional annular groove 39 and directly above it, with a deeper, finer, rectangular cross-sectional annular groove 40, while immediately below the groove 39 is an annular land. 41, followed by a frusto-conical surface 42 which is coaxial with the spout 12 and narrows downwards towards the bridging portion 13. The flange 11 has a peripheral inner surface at the height of the annular cylindrical groove 39, wherein the annular base surface of the groove 39 is slightly larger in diameter than the inner peripheral surface of the flange 11. The ring 9, spout 12, cap 33 and two spacers 37, as shown in FIG. 2, provide a stable interconnection of the members 9, 12, 33 and 37, together with a brittle, thin bridging portion 43, from polyethylene. It is injection molded as a part. The rectangular hole 44 extends radially through the wall of the spout 12 at its lower end. After molding, the cap 33 holding the spacer 37 is mechanically pressed downward against the spout 12, breaking the bridging portion 43, and carrying the cap 33 and the spacer 37 to the position shown in FIG. The screw 31 engages the screw 30 so that the flange 34 leans against the upper end of the spout 12 and the lower end of the spacer 37 is easily accommodated in each slot 38. The spout device is heated and compressed sealed to the panel 2 by the flange 8 (see FIG. 3) and the carton is stored and transported to the consumer, and the consumer receives the carton in this state. is there. Upon receiving the filled carton and opening the spout device, the consumer first rotates the cap 33 about its axis relative to the ring, which breaks the bridging portions 13 and 36, thereby resulting in the spacer 37 falls off. The consumer then places their thumb or finger on top of the cap and presses it down. This causes the inner periphery of the flange 11 to encounter the frusto-conical surface 42 and is extruded onto the land 41 so that it is securely held in the groove 39 and the bridging portion 13 enters the groove 40 . Meanwhile, the part 26 of the panel 2 delimited by the loop of the weak part 7 is pressed down, breaking the gaseous barrier layer and the inner thermoplastic layer in the loop of the weak part 7, so that the part 26 It hinges around a bridging portion 27 between the panel portion 26 and the rest. In this way, the state shown in FIG. 5 is achieved, in which the spout 12 fits hermetically in the ring 9. In addition, the consumer rotates the cap 33 relative to the spout 12 (since the spout 12 is firmly gripped by the flange 11) and unscrews the cap from the spout, thereby causing FIG. The state shown in FIG. At this point, the device and section 26 are ready to be poured and the carton is tilted in the direction of the arrow in FIG. Due to the location of the portion 26 which opens upward rather than below the spout 12, the liquid 5 to be poured will rather push this portion from the entrance, rather than pressing the portion 26 towards the entrance. There is a tendency to press further away from the spout 12. Due to the provision of the hole 44, the contents are substantially poured even to the last one drop. To close the carton again, the cap 33 is simply screwed into the spout 12 and the skirt 32 is fitted tightly to the mouth. 7 to 10 differ from those shown in FIGS. 2 to 6 in several ways. First, a cap 50 is used in place of the screw cap 33, which is hinged and extends close to the outer end of the spout 12 by a thin hinge portion 53. Second, spacer 37 is connected to spout 12 by bridging portion 51. Furthermore, between the frusto-conical surface 42 and the bridging portion 13, the outer peripheral surface of the spout 12 is coaxially provided with a square-section rib 52, whose frusto-conical surface converges downward. . Again, the spout device is molded in one piece and the members 12, 37 and 50 are stably interconnected by the bridging portions 13 and 51 and the hinge portion 53, as seen in FIG. Thereafter, the spout 12 (holding the cap 50) is mechanically pressed downward against the ring 9, thereby breaking the bridging portion 13 and cutting the rib 52 into a position below the bridging portion 13. Then, the spout 12 is prevented from being detached from the ring 9. At the same time, the lower end of the spacer 37 enters the groove 38. The cap 50 is then rotated about the hinge portion 53 to bite into a closed position over the opening of the spout 12. Thereafter, the flange 8 is heated and compression-sealed to the panel 2, whereby the state shown in FIG. 8 is achieved. The spout device is in this state while the carton is stored and delivered to the consumer and when the consumer receives the carton. In this state, the consumer first rotates the spout 12 about its axis relative to the ring 9 to break the bridging portion 51, whereby the spacer 37 falls off, and the consumer can then release the thumb or finger. Pressing down on the cap 50 causes the lands 41 to pass over the flanges 11 and firmly engage the flanges 11 with the base surfaces of the grooves 39, and the bridging portions 13 enter the grooves 40. Meanwhile, the spout 12 opens the part 26 so that the state shown in FIG. 9 is achieved. Next, the consumer opens the cap 50 and enters the state shown in FIG. In the latter situation, the device is able to pour the contents of the carton. To close the carton again, simply return the cap 50 to the spout 12 on top. The ones shown in FIGS. 2-10 have many advantages. First, the caps 33 and 50 prevent direct contact between the user and the opening of the spout 12 until the pourable state of FIG. 6 or 10 is achieved. In addition, the spacer 37 is provided for the rotation or inward movement of the cap 33 relative to the ring 9 in FIGS. 3 to 6 and for the rotation or inward rotation of the spout 12 for the ring 9 in FIGS. This is a means of indicating wrongdoing in response to a move. The spacer 37 also helps to support the spout 12 against accidental pressing on the ring 9. The advantage of FIGS. 7 to 10 is that the extended spout 12 is suitable for drinking, i.e. for pouring the contents directly into the mouth of the consumer. After filling the carton and closing and sealing the top, it is possible to attach the device to the carton. In particular, because the barrier layer is intact, the device is used for aseptic packaging.
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【要約の続き】
シングストリップはもろいブリッジによって注ぎ口に取
り付けられる。────────────────────────────────────────────────── ───
[Continuation of summary]
The singstrip is taken into the spout by a brittle bridge.
Attached.