JPH11507416A - Improved organic solvent pulping - Google Patents

Improved organic solvent pulping

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JPH11507416A
JPH11507416A JP9502102A JP50210297A JPH11507416A JP H11507416 A JPH11507416 A JP H11507416A JP 9502102 A JP9502102 A JP 9502102A JP 50210297 A JP50210297 A JP 50210297A JP H11507416 A JPH11507416 A JP H11507416A
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エイチ ローラ,ジャイロ
アール ウィナー,ステファン
シー ゴヤル,ゴパール
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アルセル テクノロジーズ インコーポレイテッド
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    • D21CPRODUCTION OF CELLULOSE BY REMOVING NON-CELLULOSE SUBSTANCES FROM CELLULOSE-CONTAINING MATERIALS; REGENERATION OF PULPING LIQUORS; APPARATUS THEREFOR
    • D21C3/00Pulping cellulose-containing materials
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Abstract

(57)【要約】 繊維質植物材(10)からパルプ(95)を生産する方法と装置。この方法は、低級脂肪族アルコールの蒸煮溶媒と、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩及び苛性からなるグループから選択された少なくとも一つの添加物を含む添加混合物とにより繊維質材をパルプ化する工程(100)からなる。 (57) Abstract: A method and apparatus for producing pulp (95) from fibrous plant material (10). The method comprises pulping fibrous material with a lower aliphatic alcohol cooking solvent and an additive mixture comprising at least one additive selected from the group consisting of sulfites, bisulfites and caustic (100). Consists of

Description

【発明の詳細な説明】 改良有機溶媒パルプ化 背景技術 近年環境面の関心が高まり、パルプの漂白に使用する漂白化学薬剤量の減量を もたらす低カッパー価のパルプの生産が指向されるようになった。クラフト堅木 のパルプの場合には約12から20の範囲のカッパー価となる。一方、ロラ(L ora)等のU.S.特許4,764,596またはディボルド(Diebol d)等のU.S.特許4,100,016に記載されているアルセール(ALC ELLR)法のような自己触媒有機溶媒パルプ化法で得られる有機溶媒パルプで は、約50%カエデ材、35%カバ材及び15%ポプラ材からなる北米の堅木の 混合物のパルプ化の場合にはカッパー価は普通約20から30の範囲になる。一 般に有機溶媒パルプの漂白性は、とりわけ残留リグニンの構造とパルプの低金属 含有量の理由により優れている。低金属含有量により、アルカリ抽出及び/また は酸素並びに他の漂白薬剤による脱リグニン化に対して高度に選択的に応答する ようになる。この結果、著しい強度損失を伴うことなくカッパー価は低減し、光 沢化する。しかし木材種や原料の内には、漂白可能水準のカッパー価を得るのに 必要な条件により強度が低減するものもある。結果として、選択的脱リグニン化 と光沢化は実行されたが、最終の漂白化製品のパルプ強度特性は低くなり最適と は言えなくなることがある。 カエデ材のような密な堅木の自己触媒有機溶媒パルプ化の場合には、40から 50のカッパー価を生ずる蒸煮条件は相対的に苛酷である。そのような蒸煮条件 により一般にはパルプ強度の劣化が発生する。同じ様にマツ材やモミ材のような 軟質木材でも、密な堅木の場合よりより苛酷な条件下で似たようなカッパー価が 得られ、得られた漂白性のパルプのパルプ強度は更に低くなる。 例えば自己触媒有機溶媒パルプ化を用いて砂糖きびの搾り穀をパルプ化する場 合には、パルプ化は50を越えたカッパー価で中止して繊維の劣化を防止し、続 いてアルカリ抽出してカッパー価を約15から約35の漂白可能の水準にする。 シュレター(Schroeter)等は、Tappi Journalの19 7−200頁(1991)の”有機組織パルプ化法におけるリグニンに起こりう る反応”において2段有機溶媒パルプ化法を提案している。その第一段階は酸段 階であり、第二段階において木材に対して重量で20%以上の苛性を加える。こ の2段有機溶媒パルプ化法は、連続的工業スケール操業では実用性が認められな かった。(Tappiパルプ化会議録、Orlando、Florida、19 91年11月) モートン(Morton)等は、PCT Int.出願WO 8,201,5 68において、木材に対して重量で20%のNaOHのアルカリ性パルプ化にエ タノールを使用し、ソーダまたはアルコールを単独に使用して製造したパルプに 較べて改良した特性の軟質木材パルプを製造する方法を提案している。これらエ タノールパルプは、軟質木材クラフトパルプより強度と脱リグニン化の点で劣っ ていた。 バラダース(Valladares)等は、プログレス レポート No.15 Tappei Press、23ー28頁(1984)の”水酸化ナトリウム とアントラキノンの存在下のエタノール−水の混合溶液による砂糖きびの搾り穀 のパルプ化”において、粗原料として砂糖きびの搾り穀を用いて重量で約60% から40%のエタノール/水の混合物に少量の水酸化ナトリウムを添加し、少量 のアントラキノンを添加することを提案している。 アシュメッド(Ahmed)等は、1989年のSan Francisco 、1989/1990年のChicagoの森林製品シンポジウムの”メタノー ル−水/アルカリ性水で前処理したポプラの水蒸気爆発蒸煮”において、約0% から8%の水酸化ナトリウムを含むメタノール−水/アルカリ性水の溶液でポプ ラチップの前処理を含む水蒸気爆発パルプ化法の適用を提案している。製造され るパルプのカッパー価は高く、パルプは化学的加工熱パルプに類似しており十分 には漂白性ではない。 パット(Patt)等は、第6回ISWPCの609−617頁の”亜硫酸ア ルカリ、アントラキノン、メタノール パルプ化におけるリグニン及び炭水化物 の反応”において、15%メタノールを含む溶媒中で5%を超える苛性、30% を超える亜硫酸塩及び触媒量のアントラキノンを使用することを提案している。 生成するパルプは、品質等の物性、収量及び漂白性に優れているが、使用する化 学薬品類が多量であるので化学薬品と溶媒の回収のための精巧なプロセスが必要 となる。 ブブリッツ(Bublitz)等は1983年のパルプ化会議の423−42 7頁の”メタノール、酸性亜硫酸塩 パルプ化プロセスにおけるメタノールの役 割”において、酸性亜硫酸パルプ化プロセスにメタノールの添加を提案している 。全体のパルプ化時間は5ー6時間から1時間またはそれ以下に短縮される。木 材の炭水化物の分解の程度が低いので約60%から約65%の高パルプ収量とな る。得られる繊維の強度はクラフトパルプの強度より低く、加えて極めて高いレ ベルのSO2がこのプロセスで消費される。 チェン(Chen)等は1990年の溶媒パルプ化会議の663−671頁の ”概念上のSO2−エタノール−水 摩砕機のためのパルプ特性と摩砕機の経済 性”おいて、SO2−エタノール−水によるパルプ化の前に木材のアルカリ前処 理の適用を提案している。前処理工程として、水酸化ナトリウムを含む水性エタ ノール中への木材チップの真空含浸が採用されている。この2段有機溶媒法によ り、クラフトパルプ及び1段有機溶媒パルプより約6%から約10%の高収量で 軟質木材パルプが生産される。この前処理工程により、1段有機溶媒パルプ化に 較べてカッパー価も約6単位減少する。このパルプの強度、特に引裂き強度はク ラフトパルプより低い。 プリマコフ(Primakov)等は、Khim.Drev.(4)の23− 5頁(1982)の”水−アルコール溶液によるパルプ化後の液体の処理”にお いて、40%から75%の廃亜硫酸液を含む1:1飽和アルコール−水混合物中 でSO2によりカバ材を蒸煮し、カッパー価が20.8ないし25、裂断長が4 900mないし5500mの結果を得る方法を提案している。廃液の添加により 蒸煮中のアルコールの消費が低減する。 サカイ(Sakai)は、Shipa Gikyo誌、Vol.48、No. 8(1994)の11−20頁の”有機溶媒脱リグニン化”において、イソプロ ピルアルコール−水溶媒系に亜硫酸水素塩を添加する方法を開示している。16 5°Cで1時間の蒸煮時間で18%の亜硫酸水素マグネシウムのような多量の添 加物が使用される。得られたパルプのカッパー価は高く、その製品は完全に漂白 可能な化学パルプではなく半化学パルプである。 発明の概要 この発明は、低級脂肪族アルコールの水性溶液と一または複数の添加物からな る蒸煮溶媒でパルプ化することでパルプを製造する方法を提供することを目的と する。添加物は、その回収または再生のための別のプロセスを必要としない程度 の少量で添加される。添加物の一例は亜硫酸水素塩であり、カエデ材及び混合堅 木に約0.05%から約6%の範囲で加える。他の例は亜硫酸塩であり、カエデ 材及び混合堅木に約0.05%から約6%の範囲で加える。亜硫酸塩を搾り穀と 黄麻に単独に約2%から約4%の範囲で、または水酸化ナトリウムとの組合せで 約1.3%から約4%の範囲で添加してもよい。 図面の簡単な説明 図1,2及び3はこの発明のプロセスの流れ図である。 発明を実施するための最良の形態 本発明は、脱リグニンの選択性を改良し、そして自己触媒有機溶媒パルプ化工 程で得られるものよりも脱リグニン速度を増大する方法を提供する。水酸化ナト リウム、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素アンモニウム及びマグネシウム、並びに 亜硫酸水素ナトリウムのような添加剤を蒸煮溶媒に加えることによって、選択性 を向上させることができる。蒸煮溶媒は、約30%(重量基準)から約92%ま での1〜4炭素原子の水混和性の低級脂肪族アルコール(例えば、メタノール、 エタノール、イソプロパノール又は三級ブタノール)及び約8%から約70%ま での水から成っていてよい。蒸煮溶媒は、更に工程から回収したアルコール及び アルコール/水ろ液から成ってもよく、必要によっては少量の無機酸(例えば、 塩酸、硫酸、リン酸又は硝酸)のような水溶性強酸又は有機酸(例えばシュウ酸 、好ましくは酢酸、ギ酸又は過酸)、又は少量の無機塩から成ってもよい。得ら れ る蒸煮溶液は、例えばサトウキビバガス、サトウキビ外皮チップ、カエデ、カバ 、ポプラ、オーク、トネリコ、シナノキのような堅木の単一種又は組合せ、ジュ ート、アマ、藁、ケナフ、ヨシ、及び例えばトウヒ及びバルサムモミ混合物のよ うな軟質木材を広範な原料をパルプ化するのに用いることができる。低カッパー 価、高パルプ強度及び高収率で、漂白可能なパルプを得ることができる。 本発明の添加剤を用いることによって、改良したパルプ化選択性を得ることが できる。亜硫酸水素塩添加剤は、原料中に存在するリグニンの部分的スルホン化 をもたらすと考えられる。スルホン化は、一般的に、パルプが非常に低いカッパ ー価に達することを妨げると考えられる再縮合反応を防ぐことができる。また、 スルホン化生成物は界面活性剤として作用し、有機溶媒リグニンの除去に寄与す るように作用すると考えられている。更に、亜硫酸塩及び亜硫酸水素塩添加剤の 存在下における酸化還元の副反応は、触媒効果をもたらすと考えられている。一 般に亜硫酸塩のような添加剤はpHを上昇させ、その結果として生成するパルプ のより高い粘度とより高いヘミセルロース含量によって証明されるように、低い 酸性度と高いヘミセルロース保持率でセルロース画分(fraction)の加 水分解を起こすことができる。 一般に亜硫酸塩及び亜硫酸水素塩は、ナトリウム、マグネシウム又はアンモニ ウムの亜硫酸及び亜硫酸水素塩として、軟質木材、カエデ、アマ、麦藁及び堅木 の混合物のような広範な繊維状植物材料に添加することができる。アルカリも同 様に単独か又は亜硫酸塩或いは亜硫酸水素塩のいずれかと組合せて添加すること ができる。繊維状植物材料は、Dieboldの記述に従うか又は第1図に示す ようにしてパルプ化することができる。本添加剤を蒸煮溶媒に添加することによ って、均一なパルプ蒸煮を得ることができて、この場合パルプの選別不合格はよ り少なくパルプのカッパー価はより低い。 例えば、亜硫酸水素塩は、繊維状植物材料の重量基準として約0.05%から 約6%までの水準で、カエデ及び混合堅木、サトウキビバガスのようなサトウキ ビ残留物に加えることができる。亜硫酸水素塩は、アルコール及び水から成る蒸 煮溶媒に、約30%から約92%まで、好ましくは約40%から約55%までの 重量%で、添加することができる。繊維状植物材料は、Dieboldの教示に 従うか又は第1図に示した工程を用いてパルプ化することができる。Diebo ldの工程を用いると、一次抽出時間が約45分から約210分までであり、約 190℃から約200℃までの温度であり、二次抽出については約100℃から 約155℃まで、そして三次抽出については約100℃から約124℃まである 。一次抽出時の蒸煮溶液のpHは、約5から約5.4である。得られた生成パル プは、低いカッパー価と高収率の脱リグニンを有した。 他の好ましい形態においては、亜硫酸塩添加剤をジュート、アマ、ヨシ、サト ウキビ残留物、麦藁、カエデ及び混合堅木のパルプ化に使用することができる。 カエデ及び混合堅木をパルプ化するときは、使用する亜硫酸塩の量は原料の重量 基準で約0.05%から約6%までである。繊維状植物材料は、Diebold の教示に従うか又は第1図に示した工程を用いてパルプ化することができる。D ieboldの工程を用いると、亜硫酸塩は上記の蒸煮溶媒に一次抽出段階で加 えることができる。一次抽出の時間は約60分から約180分までであり、約1 75℃から約204℃までの温度である。抽出時の蒸煮溶液のpHは、約4.4 から約6.3である。 他の好ましい形態においては、単独か又はNaOHと組合せた亜硫酸塩添加剤 が、バガスのパルプ化に用いることができる。単独で用いるときは、亜硫酸塩の 量はバガスの重量基準で約2%から約4%までである。単独で用いるときは、ア ルカリの量はバガスの重量基準で約1.3%から約2.6%までである。亜硫酸 塩とアルカリは、組合せても用いることができる。この二つの添加剤を組合せて 用いるときは、亜硫酸塩の量は約2%から約4%まで、またアルカリの量は約1 .3%から約4%までであり、そして各添加剤の量は予熱段階時の蒸煮溶液のp Hがアルカリ性の範囲であるように調整することができる。蒸煮溶液の温度がそ の最大に達すると、pHが約6から約8までの水準に達し、そして一次抽出が進 行するにつれてわずかに酸性になる。繊維状植物材料は、Dieboldの教示 に従うか又は第1図に示した工程を用いてパルプ化することができる。 一方、単独か又はアルカリと組合せた亜硫酸塩添加剤は、ジュートのパルプ化 に用いることができる。単独で用いられるときには、亜硫酸塩の量はジュートの 重量基準で約2%から約4%である。単独で用いられるときは、アルカリの量は ジュートの重量基準で約1.3%から約2.6%である。亜硫酸塩とアルカリを 組合せても用いることができる。二つの添加剤を組合せて用いるときは、亜硫酸 塩の量は約2%から約4%まで、またアルカリの量は約1.3%から約4%まで であり、そして各添加剤の量は予熱段階時の蒸煮溶液のpHがアルカリ性の範囲 であるように調整することができる。蒸煮溶液の温度がその最大に達すると、p Hが約6から約8までの水準に達し、そして一次抽出が進行するにつれてわずか に酸性になる。繊維状植物材料は、Dieboldの教示に従うか又は第1図に 示した工程を用いてパルプ化することができる。 他の好ましい形態においては、アルカリは約1.3%から約2.6%までの範 囲でサトウキビ残留物、カエデ及び混合堅木のパルプ化に用いることができる。 繊維状植物材料は、Dieboldの教示に従うか又は第1図に示した工程を用 いてパルプ化することができる。Dieboldの工程を用いると、pHは約5 から約7までの水準に達する。 本発明の工程を第1図に概略的に示した。約5%から約60%までの水分量を 有する繊維状植物材料10が、蒸煮装置15内の植物材料に水蒸気20を供給す ることによって、外界温度から約120℃までの範囲の温度に蒸煮することがで きる。材料を加熱しそしてその中に捕捉される空気を除くために、この材料は約 0.5分から約120分まで蒸煮される。 蒸煮に続いて、蒸煮した材料は上記の蒸煮溶媒30で湿潤され、フィーダー( 送り装置)25に導入される。送り装置25内の材料は、外界圧から含浸容器4 5内の圧力か又は抽出器100内の圧力まで加圧することができる。 材料送りに続いて、含浸容器45内で材料に添加剤混合物40が含浸される。 添加剤40は、パルプ化される繊維状植物材料に依存して適当な濃度水準で、蒸 煮溶媒30及びその中に混合された上記のいずれかの添加剤から成っている。そ こでスラリーが得られる。含浸時間は約1分から約120分であり、そして材料 は同時に約50℃から約170℃に加熱される。含浸時に、スラリーは抽出器1 00内の圧力まで加圧することができる。 含浸容器45からの繊維状植物材料スラリーは、抽出器100に供給され、そ して典型的には約5%から約20%の固形分から成るスラリーが約45分から約 6時間でパルプ化される。抽出器100内の温度は、約含浸容器45内の温度か ら約205℃までである。 パルプ化時に、廃液71の流れ及びパルプスラリー75は抽出器100から取 り除くことができる。廃液71を液体回収装置85内で処理し、リグニン、共生 成物及びアルコールを得ることができる。パルプスラリー75はパルプ回収装置 95内で処理し、パルプ及びアルコールが得られる。 本発明は、バッチ及び連続蒸煮の両方に適用することができる。バッチ蒸煮の 場合には、上記の蒸煮及び送り段階はDieboldの教示に従って実施するこ とができる。連続工程は、蒸煮装置15が計量スクリュー32、第一回転弁フィ ーダー33、第二回転弁フィーダー34及びチップ樋管槽65から成る第2図に 示される構造に従って実施することができる。一つの態様では、大気圧下で水蒸 気の注入によって、繊維状植物材料を蒸煮箱31内で予備蒸煮することができる 。繊維状植物材料は湿潤され、そして角度をつけて取り付けられた計量スクリュ ー32に送られる。計量スクリュー32内で水蒸気凝縮物からの過剰水を除くこ とができ、そして湿潤繊維状植物材料は、第一回転弁フィーダー33を通して送 られ、約50℃から約130℃までの温度及び約30から約100psigまで の圧力で、直接水蒸気注入によってライン46内で加熱してもよい。ライン46 は、アルコール含有蒸気が回転弁フィーダー33に停滞することを防ぐような水 蒸気障壁を備えていてもよい。蒸煮した繊維状植物材料は、第二回転弁フィーダ ー34を通過させる。チップ樋管槽65内の繊維状植物材料は、蒸煮溶媒30及 び含浸容器45からの循環溶媒50と混合することができる。 原料送りに続いて、添加剤混合物40を加えて、そして繊維状植物材料を含浸 容器45内で含浸することができる。含浸容器45内で、抽出器100の操作圧 までスラリーを加圧することができる。蒸煮混合物として扱われるスラリーは入 口38から抽出器100に入るが、液体分離器101が抽出器100に入る混合 物の流れを調節する。過剰の蒸煮混合物液体は抽出器100から出口39であふ れ、ライン57を通して循環され、そして含浸容器45にポンプで戻される。好 ましい態様においては、機械式分離装置101を用いて上記の液体分離を行う。 また過剰の蒸煮混合物液体の自由流動が保持されるように、機械式分離装置10 1を用いて繊維状植物材料のスラリーを抽出器100に搬送する。更に機械式分 離装置101は、パルプ化される繊維材料及び抽出器100内のパルプ化条件の 観点で望ましいように、抽出器100の内部で及び頂部に対してその分離装置1 01内のスクリーンの位置を調整することが可能な移動式スクリーンから成る。 一方、過剰の蒸煮混合物液体が出口39で抽出器100からあふれ出たら、ラ イン57を通して循環される。蒸煮混合物液体は、液体サージタンク68を通過 する。液体サージタンク68は液面計を備えており、そして蒸煮混合物液体の溢 流水準を制御する。液体サージタンク68は、蒸煮混合物からの非凝縮性気体を 分離することができ、また熱交換器、例えば冷水凝縮器に連結された通気孔を備 えていてもよい。液体サージタンク68からの過剰の蒸気のいずれもが凝縮され 、そして溶媒回収塔14に循環することができ、溶媒と共に再使用のために循環 される。ライン57は、蒸煮混合物が減圧装置70(例えば減圧弁又はタービン )を通過するときに、蒸煮混合物中の液体がフラッシュしないような水準まで蒸 煮混合物の温度を下げて操作できる熱交換器69を備えることができる。蒸煮混 合物は含浸容器45を通して循環することができ、そして減圧装置70はライン 55内の蒸煮混合物の圧力を下げるように、すなわち650psigから約20 〜650psigまで下げるように操作することができる。好ましい態様では、 チップ樋管槽65内の圧力は抽出器100の圧力、すなわち約150から650 psigの範囲内であってよい。 含浸した繊維状植物材料は抽出器100に入り、入口52及び53から抽出器 100に供給される溶媒36で蒸煮し抽出することができる。溶媒36は、7で 導入されたアルコール及び共生成物回収系から回収したアルコールと向流洗浄装 置77からのアルコール/水のろ液と共に、適当量の蒸煮溶媒30から成ってい る。ライン36に含まれる溶媒は、出口41で抽出器100から出てくるパルプ と一緒に、熱交換によってパルプ洗浄装置77内で加熱することができる。 用いられる抽出器の種類は重要でないが、しかし蒸煮混合物の連続パルプ化に 適用可能なものであるべきである。典型的な抽出器の大きさは、抽出器の要求容 量に依存する。第3図に示すように、抽出器100は連続的並流/向流モードで 、また約150から約650psigの圧力範囲で操作することができる。この ような抽出器は、シーケンス反応帯域と溶媒を添加及び除去する手段とから成っ ている。後者のものは、スクリーンの詰まりを防ぐワイパー又は他の清掃装置、 例えば蒸気圧入装置を備えた液体抽出スクリーンの形であってもよい。蒸煮混合 物は抽出器100を通過し、逐次的に6つの反応帯域に曝される。この特殊な抽 出器の配置を用いることによって、約50℃から170℃までの一定温度で約2 から約20分間に、分離帯域(a)内で繊維状植物材料のアルコール含浸が更に 起こる。分離帯域(a)では、蒸気ヘッドスペースが繊維状植物材料の水準より 高い蒸煮混合物中の溶媒液面に保たれる。過剰な溶媒は出口39を通して除かれ 、上記のように循環される。蒸煮混合物が予備加熱帯域(b)を通過しそして約 150℃から180℃に約50分間加熱されると、蒸煮混合物の温度は上昇する 。予備加熱帯域(b)における蒸煮混合物の加熱は、蒸気で加熱される熱交換器 (典型的には管及びシェル型のもの)を通して蒸煮溶媒を向流に循環することに よって達成される。熱交換器の温度は、予備加熱帯域(b)において蒸煮混合物 を約150℃から180℃に加熱するのに十分な高温に維持される。予備加熱さ れた蒸煮混合物は、一次抽出帯域(c)内で約175℃から205℃に更に加熱 され、約70分から約180分間蒸煮及び抽出条件下に置かれる。上記のように 熱交換器を通して蒸煮溶媒を並流に循環することによって、蒸煮混合物を一次抽 出帯域(c)内で加熱する。帯域(c)においては、蒸煮及び抽出過程時に高温 のエタノール/水抽出物又は黒い液体が生成する。リグニン、ヘミセルロース、 他の糖質及び抽出物(例えば樹脂、有機酸、フェノール及びタンニン)並びに消 費した添加剤を含む高温の黒い液体は、ライン71を通して蒸煮混合物から分離 することができ、そして続いてリグニン及びパルプ化過程の共生成物を回収する ために処理される。本工程で用いられる添加剤の量は、一般に添加剤を回収する ための別個の回収及び再生段階を必要としないように十分に低い。 蒸煮混合物は、二次抽出帯域(d)内で約100℃から190℃の温度で約6 0分間更に蒸煮及び抽出される。上記のように熱交換器内の蒸煮溶媒を再循環す ることによって、二次抽出帯域(d)の温度は冷却される。蒸煮混合物を冷却し 、 二次抽出帯域(d)の温度を約100℃から155℃に維持できるような十分な 水準で、熱交換器の温度が維持される。蒸煮混合物を三次抽出帯域(e)内で約 45分間更に蒸煮及び抽出し、そして上記のように熱交換器を通して蒸煮溶媒を 並流に再循環することによって、混合物を約100℃から120℃の温度に冷却 する。蒸煮混合物を更に冷却帯域(f)で約70℃から100℃に約22分間冷 却し、混合装置102でパルプに粉砕する。冷却帯域(f)における蒸煮混合物 の冷却は、入口52で向流状に及び入口53で並流状に導入した溶媒とその混合 物を混合することによって達成される。溶媒混合物は、補給アルコール、アルコ ール及び共生成物の回収工程からの再生アルコール及び洗浄装置77からのアル コール/水ろ液から成っている。パルプはライン41を通って抽出器100を出 て、貯蔵槽74、洗浄装置77、貯蔵槽9及びパルプ篩10から成るパルプ回収 装置95を通して処理される。 第2図に示すように、パルプ強度を保持するのに十分な圧力下にある貯蔵槽7 4にパルプを移送するが、この圧力は大気圧でよい。蒸煮溶媒30と共にライン 7を通して回収したアルコールを用いて、パルプを洗浄装置77で洗浄し、そし て同時にライン36を通して追加リグニンを除去及び再生しながら、80℃より 低い温度に冷却することができる。ライン35を通して導入した水によって洗浄 装置77で更にパルプを洗浄し、そして約40℃から70℃の温度に冷却するこ とができる。 パルプを洗浄した後、パルプを貯蔵槽9に送り、そしてパルプスクリーン10 を通してポンプ圧送することができる。次にパルプは通常のパルプ操作、漂白及 び製紙手順に適切に処理される。 一つの漂白技術では、この段階ではブラウンストック(煮出し汁)と呼ぶパル プが、酸素脱リグニン段階又はアルカリ抽出段階において処理することによって 脱リグニンされる。得られたろ液110を添加剤混合物40に再循環し、蒸煮溶 媒30と混合することができる。このようにして、ろ液110に典型的に存在す るナトリウムを二酸化硫黄と混合して亜硫酸水素ナトリウム及び/又は亜硫酸ナ トリウムを生成させることができ、そしてパルプ化に用いることができる。一つ の態様においては、パルプの酸素脱リグニンは、パルプ固形分の約9から15重 量%濃度でパルプスラリーを最初に水酸化ナトリウム(アルカリ)溶液と混合し 、そして更に高せん断下で酸素気体と混合することによって行うことができる。 加えるアルカリの量は、絶乾(o.d.)パルプの%(w/w)を基準として、 好ましくは約2から8%であり、更に好ましくは約3から6%である。反応混合 物の温度は約60℃〜110℃、更に好ましくは約70℃〜90℃である。また 漂白容器内の酸素圧は、酸素脱リグニンについては好ましくは約40から110 psig、更に好ましくは約80から100psigに保持され、酸化抽出を用 いる脱リグニンについては約32から60psigに保持される。酸素との反応 時間は、好ましくは約6分から60分まで、更に好ましくは約40分から50分 までである。酸素脱リグニンからのろ液110は、添加剤混合物40と混合する 前に、SO2気体で処理することができる。必要な場合は、当業者に知られた方 法を用いて、過剰の水をろ液110から除去することができる。 抽出装置100からは黒色液71が得られるが、Loraによって記述された ようにして、リグニン、共生成物及びアルコールを液体回収装置85中で回収す ることができる。 本発明を以下の実施例によって更に説明する。実施例 1 本実施例では、水酸化ナトリウム、亜硫酸ナトリウムを単独で及び組合せて添 加する方法を用いて、サトウキビバガスを蒸煮する。蒸煮溶媒の濃度は、175 ℃でまた10:1の液体/バガス比で、60重量%のエタノールとした。条件を 第1表に要約する。得られた結果は、同じカッパー価又は自己触媒有機溶媒パル プに対して、本添加剤によって高いパルプ化収率及びパルプ粘度が得られること を示した。 実施例 2 通常の自己触媒有機溶媒工程を用いて、また水酸化ナトリウム及び亜硫酸ナト リウムの添加によって、サトウキビバガスをパイロットプラントでパルプ化した 。第2表に両方の場合で得られた結果を要約した。このパイロットプラントのデ ータは、ベンチ規模で得た結果を確認した。この改良した工程は、通常の工程の 場合よりも高いパルプ収率及び低いカッパー価を与えた。更に添加剤を用いたと きの蒸煮条件の過酷さを増大すると、粘度が増大することが観察された。この予 期しない現象は、蒸煮の過酷さが増大するにつれて、おそらくセルロースより低 い分子量のヘミセルロースが優先的に除去された結果であろう。 * :拡散バガスを用いた通常又は改良工程 **:粉砕バガスを用いた通常工程実施例 3 通常の自触媒ALCELLR工程によって製造したサトウキビバガスパルプと 、亜硫酸ナトリウム及び水酸化ナトリウムの存在下でパルプ化したものとの性質 を比較して、第3表に示した。データは改良した工程によって得た非漂白パルプ が、通常の工程によって得たパルプより高い引裂き指数(Tear index )、破壊長(Breaking length)及び比引裂き強さ(Burst index)を有することを示した。 実施例 4 本実施例では、水酸化ナトリウム、亜硫酸ナトリウムを単独で及び組合せて添 加して、カエデを蒸煮する。温度は195℃とし、そして液体/木材比を8:1 とした。条件は第4表に要約する。得られた結果は、カッパー価によって測定し たように、亜硫酸ナトリウムがパルプの脱リグニンを改良したことを示している 。 実施例 5 本実施例では、60:40のエタノール/水の蒸煮液と8:1の蒸煮液/木材 比に対して、添加剤として炭酸ナトリウムを用いてカエデを蒸煮した。温度は約 195℃であり、また蒸煮時間は約2.5時間である。炭酸ナトリウムは、木材 の重量基準で約0%から約6%までの添加剤として加えた。得られた結果を、添 加剤として亜硫酸ナトリウムを用いて得た結果と比較した。 第5表は、約4%の亜硫酸ナトリウムで得られたパルプが、添加剤として約2 %の炭酸ナトリウムを用いて得たパルプと同じ範囲の最終pHを有することを示 す。収率は両パルプについて同じ範囲であり、そして亜硫酸ナトリウムを用いて 得たパルプが、炭酸ナトリウムを用いて得たパルプより約20単位低いカッパー 価を有する。第5表の結果は、この場合、添加剤によって生じるpH調整よりも 添加剤の存在が脱リグニンの促進原因であることを示す。 実施例 6 本実施例では、約50%のカエデ、約35%のカバ及び約15%のポプラから 成る混合堅木を、60:40のアルコール/水の蒸煮液と8:1の蒸煮液/木材 比に対して、添加剤として約4%の亜硫酸ナトリウムを用いてパルプ化した。温 度は約195℃である。条件は第6表に要約するが、得られた結果は所定のカッ パー価で高いパルプ粘度を示す。 実施例 7 本実施例では、60:40のエタノール/水の蒸煮液と8:1の蒸煮液/木材 比に対して添加剤として約4%の亜硫酸ナトリウムを用いて、カエデをパルプ化 した。温度は約195℃であり、そして蒸煮時間は約3時間である。得られたパ ルプは約31のカッパー価、約65cpsの粘度、約83のPulmac強度指 数及び約0.71のKajaani重量平均繊維長を有する。パルプを叩解しそ してその物理的性質を測定した。得られたパルプの物理的性質をカエデから得た 市販のクラフトパルプと比較した。第7表の結果は、パルプが非改良有機触媒パ ルプより優れた物理的性質を有すること、そして破壊長のようなその物理的性質 がクラフトパルプより良好であることを示している。 実施例 8 本実施例では、ジュートを亜硫酸ナトリウムでパルプ化した。第8表は、アル コール/水中で195℃で亜硫酸ナトリウムの存在下と非存在下で、ジュートを パルプ化したときに得られる結果を示す。観察することができるように、添加剤 の存在が高い粘度及び低いカッパー価をもたらした、すなわち改善された選択性 が達成されている。第8表は同様に、300CSFでの漂白及び非漂白ジュート パルプの強度特性も示す。添加剤の使用は、漂白及び非漂白パルプ両方のパルプ 強度を著しく改善した。第9表はジュート用に用いた漂白条件を示し、そして結 果は添加剤が用いられると、漂白用薬品をより少量で用いることができることを 示す。 *: 添加剤なしでパルプ化 **:添加剤でパルプ化実施例 9 本実施例では、添加剤を用いてシードアマ(seed flax)全茎をパル プ化した。シードアマ全茎は、乾燥状態で混合機内で粉砕することによって芯及 び靭皮画分に分離した。この粉砕と混合機の作用による遠心力の結果として、芯 は低部層を形成しそして靭皮は頂部層を形成し、芯及び靭皮画分が分離された。 パルプ化に用いた条件と、芯及び靭皮画分について得られた結果を第10表に示 す。データは、亜硫酸水素ナトリウムを用いたときに、芯及び靭皮画分の高選択 性(高粘度、低カッパー価)が達成されたことを示している。添加剤を使用しな いと、芯からは満足なパルプが得られなかった。 亜硫酸水素ナトリウムの存在下で製造したパルプを、第11表の条件を用いて E0DEDによって漂白した。芯について、83.1の最終明度及び30.2c psの粘度が得られた。靭皮については、84.5の明度及び32.6cpsの 粘度が得られた。強度特性を第12表に示す。 実施例 10 亜硫酸水素ナトリウムの存在下でアルコール水を用いて、トウヒ及びバルサム モミの混合物をパルプ化した。バッチ当たりで用いた処理条件は以下の通りであ る。30グラムの木材(絶乾基準)、240mLの溶媒(SDA−1アルコール と水から60:40v/vの比でつくり、木材中に水分として存在する水を考慮 した)及び1.2グラムの亜硫酸水素ナトリウムをParr容器(Parr社、 Moline、イリノイ)に一緒に入れ、そして195℃に120分加熱した。 次に蒸煮したチップを離解し、そして次に50:50のアルコール:水を用いて 洗浄した。絶乾木材を基準として57%の収率でパルプが得られた。これは73 mL/gのカッパー価及び51cpsの粘度を有した。パルプを基準として4% のNaOH及び10%濃度を用いて、2時間のアルカリ抽出後に、カッパー価を 51mL/gに低下させることができた。532CSFで、パルプは第13表に 報告した性質を有した。 以上の記述から、本発明及びそれに付随する多くの利点が理解され、そして本 発明の精神及び範囲から逸脱することなく又は本質的な利点を犠牲にすることな しに、種々の修正及び変更を行うことができることは明らかであり、ここに記述 した方法は単なる好ましい態様である。Description of the Related Art Improved Organic Solvent Pulping Background Art In recent years, environmental concerns have increased and the production of low kappa number pulp has been directed toward reducing the amount of bleaching chemicals used in bleaching pulp. Was. Kraft hardwood pulp has a kappa number in the range of about 12 to 20. Meanwhile, U.S. Pat. S. U.S. Pat. No. 4,764,596 or Diebold et al. S. In organic solvent pulp obtained by an autocatalytic organic solvent pulping method such as the ALCELLR method described in Patent 4,100,016, about 50% maple wood, 35% birch wood and 15% poplar wood are used. In the case of pulping of a mixture of hardwoods of North America made of wood, the kappa number usually ranges from about 20 to 30. In general, the bleachability of organic solvent pulp is excellent, especially because of the structure of the residual lignin and the low metal content of the pulp. The low metal content results in a highly selective response to delignification by alkaline extraction and / or oxygen and other bleaching agents. As a result, the Kappa number is reduced and the gloss is increased without significant strength loss. However, for some wood species and raw materials, the strength may be reduced depending on the conditions necessary to obtain a bleachable Kappa number. As a result, selective delignification and glossing may be performed, but the pulp strength properties of the final bleached product may be less than optimal. In the case of autocatalytic organic pulping of dense hardwoods such as maple wood, the cooking conditions that result in a Kappa number of 40 to 50 are relatively harsh. Such steaming conditions generally cause deterioration of pulp strength. Similarly, softwoods such as pine and fir can achieve similar kappa numbers under more severe conditions than dense hardwoods, and the resulting bleachable pulp has a higher pulp strength. Lower. For example, when pulping sugarcane squeezed grains using autocatalytic organic solvent pulping, pulping is stopped at a Kappa number above 50 to prevent fiber degradation, followed by alkaline extraction to a Kappa number. To a bleachable level of about 15 to about 35. Schroeter et al. Propose a two-stage organic solvent pulping method in Tappi Journal, pp. 197-200 (1991), "Possible Reactions to Lignin in Organic Tissue Pulping Methods". The first stage is the acid stage, and the second stage adds more than 20% by weight caustic to the wood. This two-stage organic solvent pulping process has not found practicality in continuous industrial scale operation. (Tappi Pulping Minutes, Orlando, Florida, November 1991) Morton et al., PCT Int. In application WO 8,201,568, softness with improved properties compared to pulp made using soda or alcohol alone, using ethanol for the alkaline pulping of 20% by weight NaOH on wood. A method for producing wood pulp is proposed. These ethanol pulps were inferior in strength and delignification to soft wood kraft pulp. Valladares et al., Progress Report No. 15 Tappei Press, pp. 23-28 (1984), "Pulping of sugarcane crushed grains with a mixed solution of ethanol and water in the presence of sodium hydroxide and anthraquinone" using sugarcane crushed grains as crude material. Suggest adding a small amount of sodium hydroxide to a mixture of about 60% to 40% ethanol / water and a small amount of anthraquinone. Ahmed et al. In the "Steam Explosion Steaming of Poplar Pretreated with Methanol-Water / Alkaline Water" at the San Francisco, 1989, 1989 / Chicago Symposium on Forest Products Symposium, 1989/1990. It proposes the application of a steam explosion pulping method involving pretreatment of poplar chips with a solution of methanol-water / alkaline water containing sodium hydroxide. The kappa number of the pulp produced is high and the pulp is similar to chemically processed hot pulp and is not sufficiently bleachable. Patt et al. In the 6th ISWPC pp. 609-617, "Reaction of Alkali Sulfite, Anthraquinone, Methanol Lignin and Carbohydrate in Pulping", in a solvent containing 15% methanol, containing more than 5% It is proposed to use more than% sulfite and a catalytic amount of anthraquinone. The resulting pulp is excellent in physical properties such as quality, yield and bleachability, but requires a sophisticated process for recovery of chemicals and solvents due to the large amount of chemicals used. Bublitz et al. In the 1983 Pulping Conference, pp. 423-427, "Methanol, the Role of Methanol in the Acid Sulphite Pulping Process", proposes the addition of methanol to the acid sulphite pulping process. The overall pulping time is reduced from 5-6 hours to 1 hour or less. The low degree of wood carbohydrate decomposition results in high pulp yields of about 60% to about 65%. The strength of the resulting fibers is lower than the strength of the kraft pulp, plus very high levels of SO Two Are consumed in this process. Chen et al., 1990 Conclusion of Solvent Pulping, pp. 663-671, "Conceptual SO. Two -Ethanol-water Pulp properties for mills and economics of mills Two Proposes the application of an alkaline pretreatment of the wood before pulping with ethanol-water. As a pretreatment step, vacuum impregnation of wood chips in aqueous ethanol containing sodium hydroxide is employed. This two-stage organic solvent method produces soft wood pulp with a higher yield of about 6% to about 10% than kraft pulp and single-stage organic solvent pulp. This pretreatment step also reduces the Kappa number by about 6 units as compared to one-step organic solvent pulping. The strength of this pulp, especially the tear strength, is lower than kraft pulp. Primakov et al., Khim. Drev. In "Treatment of the liquid after pulping with a water-alcohol solution" on page 23-5 (1982) of (4), in a 1: 1 saturated alcohol-water mixture containing 40% to 75% spent sulfurous acid solution, the SO Two And a method of obtaining a result having a kappa number of 20.8 to 25 and a breaking length of 4900 to 5500 m. The addition of waste liquid reduces the consumption of alcohol during cooking. Sakai is described in Shipa Gykyo, Vol. 48, no. 8 (1994), "Delignification of Organic Solvents" on page 11-20, discloses a method of adding bisulfite to an isopropyl alcohol-water solvent system. Large amounts of additives such as 18% magnesium bisulfite are used at a cooking time of 1 hour at 165 ° C. The resulting pulp has a high kappa number and the product is a semi-chemical pulp rather than a fully bleachable chemical pulp. SUMMARY OF THE INVENTION An object of the present invention is to provide a method for producing pulp by pulping with a cooking solvent comprising an aqueous solution of a lower aliphatic alcohol and one or more additives. Additives are added in small amounts that do not require a separate process for their recovery or regeneration. One example of an additive is bisulfite, which is added to maple wood and mixed hardwood in a range from about 0.05% to about 6%. Another example is sulfite, which is added to maple wood and mixed hardwood in the range of about 0.05% to about 6%. Sulphite may be added to the pomace and jute alone in the range of about 2% to about 4%, or in combination with sodium hydroxide in the range of about 1.3% to about 4%. BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIGS. 1, 2 and 3 are flow charts of the process of the present invention. DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION The present invention provides a method for improving the selectivity of delignification and increasing the rate of delignification over that obtained in an autocatalytic organic solvent pulping step. Additives such as sodium hydroxide, sodium sulfite, ammonium and magnesium bisulfite, and sodium bisulfite can be used to improve selectivity. The cooking solvent may comprise from about 30% (by weight) to about 92% of a water-miscible lower aliphatic alcohol of 1-4 carbon atoms (eg, methanol, ethanol, isopropanol or tertiary butanol) and from about 8% to about 92%. It may consist of up to 70% water. The cooking solvent may further comprise the alcohol and alcohol / water filtrate recovered from the process, optionally with a small amount of a water-soluble strong or organic acid such as a small amount of an inorganic acid (eg, hydrochloric acid, sulfuric acid, phosphoric acid or nitric acid). (Eg, oxalic acid, preferably acetic acid, formic acid or peracid), or a minor amount of an inorganic salt. The resulting steamed solution can be a single species or combination of hardwoods such as sugarcane bagasse, sugarcane hull chips, maple, hippo, poplar, oak, ash, linden, jute, flax, straw, kenaf, reed, and e.g., spruce and Soft wood, such as balsam fir mixtures, can be used to pulverize a wide range of raw materials. Bleaching pulp can be obtained with low kappa number, high pulp strength and high yield. By using the additives of the present invention, improved pulping selectivity can be obtained. It is believed that the bisulfite additive results in partial sulfonation of lignin present in the feed. Sulfonation can generally prevent recondensation reactions that would prevent the pulp from reaching very low Kappa numbers. It is also believed that the sulfonated products act as surfactants and contribute to the removal of the organic solvent lignin. Further, it is believed that the redox side reactions in the presence of sulfite and bisulfite additives provide a catalytic effect. In general, additives such as sulfites increase the pH and the cellulose fraction at low acidity and high hemicellulose retention, as evidenced by the higher viscosity and higher hemicellulose content of the resulting pulp. ) Can occur. In general, sulfites and bisulfites can be added as sodium, magnesium or ammonium sulfites and bisulfites to a wide range of fibrous plant materials such as soft wood, maple, flax, straw and hardwood mixtures. . Alkali can likewise be added alone or in combination with either sulfites or bisulfites. The fibrous plant material can be pulped according to the description of Diebold or as shown in FIG. By adding this additive to the cooking solvent, a uniform pulp cooking can be obtained, in which case the pulp sorting rejection is lower and the pulp kappa number is lower. For example, bisulfite can be added to sugar cane residues such as maple and mixed hardwood, sugar cane bagasse at levels from about 0.05% to about 6% by weight of fibrous plant material. The bisulfite can be added to the cooking solvent consisting of alcohol and water at a weight percent of about 30% to about 92%, preferably about 40% to about 55%. The fibrous plant material can be pulped according to the teachings of Diebold or using the process shown in FIG. Using the Diebold process, the primary extraction time is from about 45 minutes to about 210 minutes, from about 190 ° C. to about 200 ° C., from about 100 ° C. to about 155 ° C. for the secondary extraction, and For the third extraction, it is from about 100 ° C to about 124 ° C. The pH of the cooking solution during the primary extraction is from about 5 to about 5.4. The resulting product pulp had low kappa number and high yield delignification. In another preferred form, the sulfite additive can be used for pulping jute, flax, reed, sugar cane residue, straw, maple and mixed hardwood. When pulping maple and mixed hardwood, the amount of sulfite used is from about 0.05% to about 6% by weight of the raw material. The fibrous plant material can be pulped according to the teachings of Diebold or using the process shown in FIG. Using the Diebold process, sulfites can be added to the cooking solvent described above in the primary extraction step. The time for the primary extraction is from about 60 minutes to about 180 minutes, at a temperature from about 175 ° C to about 204 ° C. The pH of the cooking solution during the extraction is from about 4.4 to about 6.3. In another preferred form, sulfite additives, alone or in combination with NaOH, can be used for bagasse pulping. When used alone, the amount of sulfite is from about 2% to about 4% by weight of bagasse. When used alone, the amount of alkali is from about 1.3% to about 2.6% by weight of bagasse. Sulfites and alkalis can be used in combination. When the two additives are used in combination, the amount of sulfite is from about 2% to about 4% and the amount of alkali is about 1. From 3% to about 4%, and the amount of each additive can be adjusted so that the pH of the cooking solution during the preheating stage is in the alkaline range. When the temperature of the cooking solution reaches its maximum, the pH reaches a level of about 6 to about 8 and becomes slightly acidic as the primary extraction proceeds. The fibrous plant material can be pulped according to the teachings of Diebold or using the process shown in FIG. On the other hand, sulfite additives, alone or in combination with alkalis, can be used for jute pulping. When used alone, the amount of sulfite is from about 2% to about 4% by weight of the jute. When used alone, the amount of alkali is from about 1.3% to about 2.6% by weight of the jute. A combination of a sulfite and an alkali can also be used. When the two additives are used in combination, the amount of sulfite is from about 2% to about 4%, the amount of alkali is from about 1.3% to about 4%, and the amount of each additive is The pH of the cooking solution during the preheating stage can be adjusted to be in the alkaline range. As the temperature of the cooking solution reaches its maximum, the pH reaches a level of about 6 to about 8 and becomes slightly acidic as the primary extraction proceeds. The fibrous plant material can be pulped according to the teachings of Diebold or using the process shown in FIG. In another preferred form, the alkali can be used in the pulping of sugarcane residue, maple and mixed hardwood in a range from about 1.3% to about 2.6%. The fibrous plant material can be pulped according to the teachings of Diebold or using the process shown in FIG. Using the Diebold process, the pH reaches a level of about 5 to about 7. The process of the present invention is schematically illustrated in FIG. A fibrous plant material 10 having a moisture content of about 5% to about 60% is steamed to a temperature ranging from ambient temperature to about 120 ° C. by supplying steam 20 to the plant material in the steaming device 15. be able to. The material is cooked for about 0.5 to about 120 minutes to heat the material and remove any air trapped therein. Subsequent to the steaming, the steamed material is wetted with the above-mentioned steaming solvent 30 and introduced into a feeder (feeding device) 25. The material in the feed device 25 can be pressurized from ambient pressure to the pressure in the impregnation vessel 45 or the pressure in the extractor 100. Following the material feed, the material is impregnated with the additive mixture 40 in the impregnation vessel 45. The additive 40 comprises the cooking solvent 30 and any of the above additives mixed therein at the appropriate concentration level depending on the fibrous plant material to be pulped. There, a slurry is obtained. The impregnation time is from about 1 minute to about 120 minutes, and the material is simultaneously heated to about 50 ° C to about 170 ° C. During the impregnation, the slurry can be pressurized to the pressure in the extractor 100. The fibrous plant material slurry from the impregnation vessel 45 is fed to the extractor 100, and a slurry typically comprising about 5% to about 20% solids is pulped in about 45 minutes to about 6 hours. The temperature in the extractor 100 is from about the temperature in the impregnation vessel 45 to about 205 ° C. During pulping, the stream of waste liquid 71 and the pulp slurry 75 can be removed from the extractor 100. The waste liquid 71 can be treated in the liquid recovery device 85 to obtain lignin, co-products and alcohol. The pulp slurry 75 is processed in the pulp collecting device 95 to obtain pulp and alcohol. The invention can be applied to both batch and continuous cooking. In the case of batch cooking, the cooking and feeding steps described above can be carried out according to the teachings of Diebold. The continuous process can be performed according to the structure shown in FIG. 2 in which the steaming device 15 includes the measuring screw 32, the first rotary valve feeder 33, the second rotary valve feeder 34, and the chip gutter tube tank 65. In one embodiment, the fibrous plant material can be pre-steamed in the cooking box 31 by injecting steam at atmospheric pressure. The fibrous plant material is wetted and sent to a metering screw 32 mounted at an angle. Excess water from the steam condensate can be removed in the metering screw 32, and the wet fibrous plant material is sent through a first rotary valve feeder 33, at a temperature from about 50 ° C to about 130 ° C and from about 30 to about 130 ° C. Heating in line 46 by direct steam injection at pressures up to about 100 psig. Line 46 may include a water vapor barrier to prevent alcohol-containing vapors from stagnating in rotary valve feeder 33. The steamed fibrous plant material passes through a second rotary valve feeder 34. The fibrous plant material in the chip trough 65 can be mixed with the steaming solvent 30 and the circulating solvent 50 from the impregnation vessel 45. Following the feed, the additive mixture 40 can be added and the fibrous plant material can be impregnated in the impregnation vessel 45. Within the impregnation vessel 45, the slurry can be pressurized to the operating pressure of the extractor 100. The slurry, which is treated as a cooked mixture, enters the extractor 100 through the inlet 38, while the liquid separator 101 regulates the flow of the mixture entering the extractor 100. Excess cooking mixture liquid overflows from extractor 100 at outlet 39, is circulated through line 57, and is pumped back to impregnation vessel 45. In a preferred embodiment, the above-described liquid separation is performed using a mechanical separation device 101. The slurry of the fibrous plant material is conveyed to the extractor 100 using the mechanical separation device 101 so that the free flowing of the excess steamed mixture liquid is maintained. In addition, the mechanical separation device 101 may include a screen within the separation device 101 within and relative to the top of the extractor 100, as desired in view of the fiber material being pulped and the pulping conditions within the extractor 100. It consists of a mobile screen whose position can be adjusted. On the other hand, if excess cooking mixture liquid overflows the extractor 100 at outlet 39, it is circulated through line 57. The cooked mixture liquid passes through a liquid surge tank 68. The liquid surge tank 68 is equipped with a level gauge and controls the overflow level of the cooking mixture liquid. The liquid surge tank 68 is capable of separating non-condensable gases from the cooked mixture and may include a vent connected to a heat exchanger, for example, a cold water condenser. Any excess vapor from the liquid surge tank 68 is condensed and can be circulated to the solvent recovery column 14 and circulated with the solvent for reuse. Line 57 includes a heat exchanger 69 that can operate by lowering the temperature of the cooked mixture to a level such that the liquid in the cooked mixture does not flash as the cooked mixture passes through a pressure reducing device 70 (eg, a pressure reducing valve or turbine). be able to. The cooking mixture can be circulated through the impregnation vessel 45, and the vacuum 70 can be operated to reduce the pressure of the cooking mixture in the line 55, ie, from 650 psig to about 20-650 psig. In a preferred embodiment, the pressure in the tip trough 65 can be within the extractor 100 pressure, ie, in the range of about 150 to 650 psig. The impregnated fibrous plant material enters the extractor 100 and can be extracted by steaming with the solvent 36 supplied to the extractor 100 through the inlets 52 and 53. The solvent 36 consists of an appropriate amount of the cooking solvent 30, together with the alcohol introduced in 7 and the alcohol recovered from the co-product recovery system and the alcohol / water filtrate from the countercurrent washing device 77. The solvent contained in the line 36, together with the pulp exiting the extractor 100 at the outlet 41, can be heated in the pulp washing device 77 by heat exchange. The type of extractor used is not critical, but should be applicable to continuous pulping of the cooked mixture. The size of a typical extractor depends on the required capacity of the extractor. As shown in FIG. 3, extractor 100 can operate in a continuous co-current / counter-current mode and at a pressure range of about 150 to about 650 psig. Such an extractor consists of a sequence reaction zone and means for adding and removing solvent. The latter may be in the form of a liquid extraction screen with a wiper or other cleaning device to prevent clogging of the screen, for example a steam press. The cooked mixture passes through extractor 100 and is sequentially exposed to six reaction zones. By using this special extractor arrangement, further alcohol impregnation of the fibrous plant material takes place in the separation zone (a) at a constant temperature of about 50 ° C. to 170 ° C. for about 2 to about 20 minutes. In separation zone (a), the steam headspace is kept above the level of the fibrous plant material at the level of the solvent in the cooking mixture. Excess solvent is removed through outlet 39 and circulated as described above. As the cooked mixture passes through preheat zone (b) and is heated from about 150 ° C. to 180 ° C. for about 50 minutes, the temperature of the cooked mixture increases. Heating of the cooking mixture in the preheating zone (b) is achieved by circulating the cooking solvent countercurrently through a steam-heated heat exchanger (typically of the tube and shell type). The temperature of the heat exchanger is maintained at a high enough temperature to heat the cooked mixture from about 150 ° C to 180 ° C in the preheating zone (b). The preheated cooking mixture is further heated in the primary extraction zone (c) to about 175 ° C to 205 ° C and is subjected to cooking and extraction conditions for about 70 minutes to about 180 minutes. The cooking mixture is heated in the primary extraction zone (c) by circulating the cooking solvent co-currently through the heat exchanger as described above. In zone (c), a hot ethanol / water extract or black liquid is formed during the cooking and extraction process. The hot black liquid containing lignin, hemicellulose, other carbohydrates and extracts (eg, resins, organic acids, phenols and tannins) and spent additives can be separated from the cooked mixture through line 71 and subsequently Processed to recover lignin and co-products of the pulping process. The amount of additive used in this step is generally low enough so that separate recovery and regeneration steps for recovering the additive are not required. The cooked mixture is further cooked and extracted in the secondary extraction zone (d) at a temperature of about 100 ° C to 190 ° C for about 60 minutes. By recirculating the cooking solvent in the heat exchanger as described above, the temperature of the secondary extraction zone (d) is cooled. The steamed mixture is cooled and the temperature of the heat exchanger is maintained at a level sufficient to maintain the temperature of the secondary extraction zone (d) at about 100 ° C to 155 ° C. The cooked mixture is further cooked and extracted in the tertiary extraction zone (e) for about 45 minutes and the mixture is heated to about 100 to 120 ° C. by recirculating the cooking solvent cocurrently through the heat exchanger as described above. Cool to temperature. The steamed mixture is further cooled in a cooling zone (f) from about 70 ° C. to 100 ° C. for about 22 minutes and ground into pulp in mixing apparatus 102. Cooling of the cooked mixture in cooling zone (f) is achieved by mixing the mixture with the solvent introduced countercurrently at inlet 52 and cocurrently at inlet 53. The solvent mixture consists of make-up alcohol, the regenerated alcohol from the alcohol and co-product recovery step and the alcohol / water filtrate from the washing unit 77. The pulp exits the extractor 100 via line 41 and is processed through a pulp collector 95 consisting of a storage tank 74, a washing device 77, a storage tank 9 and a pulp sieve 10. As shown in FIG. 2, the pulp is transferred to a storage tank 74 at a pressure sufficient to maintain the pulp strength, which may be atmospheric. Using the alcohol recovered through line 7 with the cooking solvent 30, the pulp can be washed in a washer 77 and cooled to a temperature below 80 ° C. while simultaneously removing and regenerating additional lignin through line 36. The pulp can be further washed in the washer 77 with water introduced through line 35 and cooled to a temperature of about 40 ° C to 70 ° C. After washing the pulp, the pulp can be sent to storage tank 9 and pumped through pulp screen 10. The pulp is then processed appropriately for normal pulp operations, bleaching and papermaking procedures. In one bleaching technique, pulp, referred to as brown stock at this stage, is delignified by treatment in an oxygen delignification stage or an alkaline extraction stage. The resulting filtrate 110 can be recycled to the additive mixture 40 and mixed with the cooking solvent 30. In this way, the sodium typically present in filtrate 110 can be mixed with sulfur dioxide to produce sodium bisulfite and / or sodium sulfite, and used for pulping. In one embodiment, the oxygen delignification of the pulp is accomplished by first mixing the pulp slurry with a sodium hydroxide (alkaline) solution at a concentration of about 9 to 15% by weight of the pulp solids, and further mixing with oxygen gas under high shear. It can be performed by mixing. The amount of alkali added is preferably from about 2 to 8%, more preferably from about 3 to 6%, based on% (w / w) of absolutely dry (od) pulp. The temperature of the reaction mixture is between about 60C and 110C, more preferably between about 70C and 90C. Also, the oxygen pressure in the bleaching vessel is preferably maintained at about 40 to 110 psig for oxygen delignification, more preferably about 80 to 100 psig, and about 32 to 60 psig for delignification using oxidative extraction. The reaction time with oxygen is preferably from about 6 to 60 minutes, more preferably from about 40 to 50 minutes. The filtrate 110 from the oxygen delignification is mixed with the SO 4 prior to mixing with the additive mixture 40. Two Can be treated with gas. If necessary, excess water can be removed from filtrate 110 using methods known to those skilled in the art. Extractor 100 provides a black liquor 71 from which lignin, co-products and alcohol can be recovered in liquid recovery device 85 as described by Lora. The present invention is further described by the following examples. Example 1 In this embodiment, sugarcane bagasse is steamed using a method of adding sodium hydroxide and sodium sulfite alone and in combination. The concentration of the cooking solvent was 60% by weight ethanol at 175 ° C. and at a liquid / bagasse ratio of 10: 1. The conditions are summarized in Table 1. The results obtained indicated that, for the same kappa number or autocatalytic organic solvent pulp, the additive provided a high pulping yield and pulp viscosity. Example 2 Sugarcane bagasse was pulped in a pilot plant using a conventional autocatalytic organic solvent process and by addition of sodium hydroxide and sodium sulfite. Table 2 summarizes the results obtained in both cases. The pilot plant data confirmed the results obtained on a bench scale. This improved process gave higher pulp yields and lower kappa numbers than the normal process. Further, it was observed that increasing the severity of the cooking conditions when using additives increased the viscosity. This unexpected phenomenon is probably the result of preferential removal of lower molecular weight hemicellulose than cellulose as the severity of the cooking increases. *: Normal or improved process using diffusion bagasse **: Normal process using milled bagasse Example 3 Table 3 compares the properties of sugarcane bagasse pulp produced by the conventional autocatalytic ALCELLR process and pulped in the presence of sodium sulfite and sodium hydroxide. The data showed that the unbleached pulp obtained by the modified process had a higher tear index, breaking length and specific tear strength than the pulp obtained by the conventional process. . Example 4 In this example, maple is cooked by adding sodium hydroxide and sodium sulfite alone and in combination. The temperature was 195 ° C. and the liquid / wood ratio was 8: 1. The conditions are summarized in Table 4. The results obtained indicate that sodium sulfite improved pulp delignification as measured by Kappa number. Example 5 In this example, maple was steamed using sodium carbonate as an additive for a 60:40 ethanol / water cooking liquor and an 8: 1 cooking liquor / wood ratio. The temperature is about 195 ° C. and the cooking time is about 2.5 hours. Sodium carbonate was added as an additive from about 0% to about 6% by weight of the wood. The results obtained were compared with those obtained using sodium sulfite as an additive. Table 5 shows that the pulp obtained with about 4% sodium sulfite has a final pH in the same range as the pulp obtained with about 2% sodium carbonate as an additive. The yields are in the same range for both pulps, and the pulp obtained with sodium sulfite has a Kappa number about 20 units lower than the pulp obtained with sodium carbonate. The results in Table 5 show that in this case, the presence of the additive was the cause of delignification rather than the pH adjustment caused by the additive. Example 6 In this example, a mixed hardwood consisting of about 50% maple, about 35% birch and about 15% poplar was combined with a 60:40 alcohol / water cook and an 8: 1 cook / wood ratio. In contrast, pulping was carried out using about 4% sodium sulfite as an additive. The temperature is about 195 ° C. The conditions are summarized in Table 6 and the results obtained show high pulp viscosity at a given kappa number. Example 7 In this example, maple was pulped using a cooking liquor of 60:40 ethanol / water and about 4% sodium sulfite as an additive for a cooking liquor / wood ratio of 8: 1. The temperature is about 195 ° C. and the cooking time is about 3 hours. The resulting pulp has a Kappa number of about 31, a viscosity of about 65 cps, a Pulmac strength index of about 83, and a Kajaani weight average fiber length of about 0.71. The pulp was beaten and its physical properties were measured. The physical properties of the pulp obtained were compared with commercial kraft pulp obtained from maple. The results in Table 7 indicate that the pulp has better physical properties than the unmodified organocatalytic pulp and that its physical properties, such as break length, are better than kraft pulp. Example 8 In this example, the jute was pulped with sodium sulfite. Table 8 shows the results obtained when pulping jute in alcohol / water at 195 ° C. in the presence and absence of sodium sulfite. As can be observed, the presence of the additive resulted in high viscosity and low Kappa number, ie, improved selectivity was achieved. Table 8 also shows the strength properties of bleached and unbleached jute pulp at 300 CSF. The use of additives significantly improved the pulp strength of both bleached and unbleached pulp. Table 9 shows the bleaching conditions used for the jute, and the results show that less bleaching chemicals can be used when additives are used. *: Pulping without additives **: Pulping with additives Example 9 In this example, seed flax whole stalks were pulped using additives. The whole seed stalk was separated into a core and a bast fraction by crushing in a dry state in a mixer. As a result of this milling and centrifugal force due to the action of the mixer, the core formed the lower layer and the bast formed the top layer, and the core and bast fractions were separated. Table 10 shows the conditions used for pulping and the results obtained for the core and bast fractions. The data show that high selectivity of the core and bast fractions (high viscosity, low kappa number) was achieved when using sodium bisulfite. Without additives, no satisfactory pulp was obtained from the core. Pulp produced in the presence of sodium bisulfite was E 0 Bleached by DED. For the wick a final brightness of 83.1 and a viscosity of 30.2 cps was obtained. For bast, a lightness of 84.5 and a viscosity of 32.6 cps were obtained. Table 12 shows the strength characteristics. Example 10 The mixture of spruce and balsam fir was pulped using alcoholic water in the presence of sodium bisulfite. The processing conditions used per batch are as follows. 30 grams of wood (dry basis), 240 mL of solvent (made from SDA-1 alcohol and water at a ratio of 60:40 v / v, taking into account water present as moisture in the wood) and 1.2 grams of sulfurous acid The sodium hydrogen was placed together in a Parr vessel (Parr, Moline, Ill.) And heated to 195 ° C. for 120 minutes. The steamed chips were then deflocculated and then washed with 50:50 alcohol: water. Pulp was obtained in a yield of 57% based on the absolutely dry wood. It had a Kappa number of 73 mL / g and a viscosity of 51 cps. With 4% NaOH and 10% strength based on pulp, the Kappa number could be reduced to 51 mL / g after 2 hours of alkaline extraction. At 532 CSF, the pulp had the properties reported in Table 13. From the foregoing description, the present invention and its many advantages are understood, and various modifications and changes can be made without departing from the spirit and scope of the invention or without sacrificing essential advantages. Obviously, the method described here is merely a preferred embodiment.

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウィナー,ステファン アール アメリカ合衆国 ペンシルヴァニア 19061 ブースウィン マットソン ロー ド 180 (72)発明者 ゴヤル,ゴパール シー アメリカ合衆国 ミネソタ 55720 クロ ケット トゥエンティーサード ストリー ト 1003────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page    (72) Inventor Winner, Stefan Earl             United States Pennsylvania             19061 Boothwin Mattson Low             C 180 (72) Inventor Goyal, Gopal Sea             United States Minnesota 55720 Black             Khet Twenty Third Street             G 1003

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1.低級脂肪族アルコールの水性溶液からなる蒸煮溶媒と、亜硫酸塩、亜硫酸水 素塩及び苛性からなるグループから選択された少なくとも一つの添加物を含む添 加混合物とによって繊維質植物材をパルプ化する工程を有する繊維質植物材から パルプを製造する方法。 2.(a)前記繊維質植物材を水蒸気処理して、植物材を加熱し植物材に捕捉さ れた空気を除去する工程と、 (b)前記水蒸気処理植物材を前記蒸煮溶媒で湿潤処理する工程と、 (c)前記湿潤処理し水蒸気処理した植物材を送り出し、それを加圧する工 程と、 (d)前記湿潤処理し水蒸気処理した植物材を含浸容器に導入し、この植物 材に前記添加混合物を含浸させて繊維質植物材スラリーを形成する工程と、 (e)前記スラリーを抽出器に送り込み、スラリーを前記蒸煮溶媒で抽出し て前記パルプと廃液体を生成する工程とからなることを特徴とする請求項1記載 のパルプ製造方法。 3.更に(f)パルプを取り出す工程と(g)パルプを回収する工程とを有する ことを特徴とする請求項2記載のパルプ製造方法。 4.更に(h)前記抽出器からリグニン、共生成物及び前記アルコールを含む廃 液体を取り出す工程を有することを特徴とする請求項3記載のパルプ製造方法。 5.更に(i)前記リグニン、前記共生成物及び前記アルコールを回収する工程 を有することを特徴とする請求項4記載のパルプ製造方法。 6.低級脂肪族アルコールの水性溶液からなる蒸煮溶媒と、亜硫酸塩、亜硫酸水 素塩及び苛性からなるグループから選択された少なくとも一つの添加物を含む添 加混合物とによって繊維質植物材をパルプ化するための装置であり、 (a)前記繊維質植物材に水蒸気と熱を加え、植物材に捕捉された空気を除 去する蒸気処理設備と、 (b)前記湿潤された材料を加圧する送出装置と、 (c)前記蒸気処理され湿潤された材料に前記添加混合物を含浸させて繊維 質植物材スラリーを形成する含浸容器と、 (d)前記スラリーを前記蒸煮溶媒で抽出して前記パルプ及び、リグニン、 共生成物並びに前記アルコールを含む廃液体を生成する抽出器とを有して構成さ れることを特徴とする装置。 7.更に前記パルプを回収する(e)パルプ回収設備を備えていることを特徴と する請求項6記載のパルプ製造装置。 8.更に前記廃液体及び前記リグニン、共生成物並びにアルコールを回収する( f)液体回収設備を備えていることを特徴とする請求項7記載のパルプ製造装置 。 9.請求項1に記載されたパルプ製造方法に基づいて製造されたパルプ。[Claims] 1. Steaming solvent consisting of aqueous solution of lower aliphatic alcohol, sulfite, sulfite water Additive containing at least one additive selected from the group consisting of sodium salt and caustic From a fibrous plant material having a step of pulping the fibrous plant material with an additive mixture A method for producing pulp. 2. (A) The fibrous plant material is subjected to steam treatment, and the plant material is heated and captured by the plant material. Removing the trapped air;     (B) wet-treating the steam-treated plant material with the cooking solvent;     (C) sending the wet-processed and steam-treated plant material and pressurizing it; About     (D) introducing the wet-treated and steam-treated plant material into an impregnation vessel; Impregnating the mixture with the additive mixture to form a fibrous plant material slurry,     (E) sending the slurry to an extractor and extracting the slurry with the cooking solvent; 2. The method of claim 1, further comprising the step of: Pulp manufacturing method. 3. And (f) removing the pulp and (g) recovering the pulp. The pulp manufacturing method according to claim 2, wherein: 4. And (h) waste containing lignin, co-products and said alcohol from said extractor. The pulp manufacturing method according to claim 3, further comprising a step of taking out a liquid. 5. And (i) recovering the lignin, the co-product and the alcohol. The pulp production method according to claim 4, comprising: 6. Steaming solvent consisting of aqueous solution of lower aliphatic alcohol, sulfite, sulfite water Additive containing at least one additive selected from the group consisting of sodium salt and caustic An apparatus for pulping fibrous plant material with the additive mixture.     (A) adding water vapor and heat to the fibrous plant material to remove air trapped in the plant material; Steam processing equipment to leave,     (B) a delivery device for pressurizing the wetted material;     (C) impregnating the steamed and moistened material with the additive mixture to produce a fiber; An impregnation vessel for forming a porous plant material slurry;     (D) extracting the slurry with the cooking solvent to form the pulp, lignin, An extractor for producing a co-product and a waste liquid containing the alcohol. An apparatus characterized in that: 7. And (e) a pulp collection facility for collecting the pulp. The pulp manufacturing apparatus according to claim 6, wherein 8. Further, the waste liquid and the lignin, co-product and alcohol are recovered ( 8. The pulp manufacturing apparatus according to claim 7, further comprising: f) a liquid recovery facility. . 9. A pulp manufactured based on the pulp manufacturing method according to claim 1.
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