JPH1150735A - ヒンジ機構 - Google Patents

ヒンジ機構

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JPH1150735A
JPH1150735A JP21975397A JP21975397A JPH1150735A JP H1150735 A JPH1150735 A JP H1150735A JP 21975397 A JP21975397 A JP 21975397A JP 21975397 A JP21975397 A JP 21975397A JP H1150735 A JPH1150735 A JP H1150735A
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cylindrical
cam
cylindrical cam
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shaft member
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Yukihisa Kajiyama
幸久 梶山
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Fuji Seiki KK
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Fuji Seiki Co Ltd
Fuji Seiki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フック部や永久磁石を配設しなくても、蓋体
を確実に閉める。 【解決手段】 一方の端面が1以上の山部32aを有す
るカム面32を構成するように形成されている第1の筒
形カム3を第1のスプリング4を介して第1の筒状ケー
ス2内にスライド可能に配設する。第1の筒形カム3に
一端を軸支させた軸部材5回りにスライド可能に、第1
の筒形カム3のカム面32に対向する端面が1以上の山
部61aを有するカム面61を構成するように形成され
ている第2の筒形カム6を第2のスプリング7を介して
装着する。軸部材5の他端を軸支可能であると共に第2
の筒形カム6を相対的に長さ方向にスライド可能に配設
することができる第2の筒状ケース8内に、第1の筒形
カム3のカム面32に対向する端面が1以上の山部91
aを有するカム面91を構成するように形成された第3
の筒形カム9を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転することによ
り開閉動作する回転蓋や回転扉等を支持するヒンジ機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、折り畳み式の携帯電話のブッシュ
ボタンカバー(フリッパ)や化粧用コンパクト等の蓋体
は、本体部に対して上下に例えば約90度から約150
度の範囲で回動して開閉するように設けられている。
【0003】例えば、携帯電話のフリッパは、プッシュ
ボタンを押すとフリッパに係合していたフック部の係合
が解除されて、バネ力によりフリッパが自動的に持ち上
がって開放され、ある一定角度に至ると開放動作が停止
する機構が採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フリッ
パの回転基部には通常僅かながらガタがあり、また、フ
リッパ自体が非常に軽量である。このため、バネにより
常時開放方向に付勢されることにより、フック部で本体
ケースに係合させていても、本体ケースとフリッパとの
間に僅かながら隙間が生じてしまう。そこで、従来、こ
の隙間をなくすために、永久磁石を配設し、フリッパと
本体ケースとが強制的に接するようにしていた。従っ
て、非使用時にフリッパを確実に閉じ、使用時に容易に
開放できるようにするためには、従来、フリッパと本体
ケースとの回転動作を支持するヒンジ機構のほかに、上
記したフック部はもちろんのこと永久磁石も必要であ
り、部品点数が多くなりコストアップにつながってい
た。また、永久磁石が、使用者が携行している磁気カー
ドなどに悪影響を及ぼすこともあった。
【0005】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、ヒンジ機構のほかにフック部や永久磁石を配設しな
くても、蓋体を確実に閉めることができると共に、容易
に開放動作することができるヒンジ機構を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のヒンジ機構は、第1の筒状ケースの中空部
内に、該第1の筒状ケースとは相対的に回転せずに長さ
方向にスライド可能に配設されると共に、一方の端面が
1以上の山部を有するカム面を構成するように形成され
ている第1の筒形カムと、該第1の筒形カムを常態にお
いて筒状ケースの開口部から突出する方向に付勢する第
1のスプリングと、一端が第1の筒形カムの軸心に沿っ
て形成された軸受け孔に挿入されて支持されている軸部
材と、該軸部材回りにスライド可能に装着され、第1の
筒形カムのカム面に対向する端面が1以上の山部を有す
るカム面を構成するように形成されている第2の筒形カ
ムと、軸部材に装着され、常態において第2の筒形カム
のカム面が第1の筒形カムのカム面から離間する方向に
付勢する第2のスプリングと、中空部内に、軸部材の他
端を軸支可能であると共に第2の筒形カムを相対的に回
転させずに長さ方向にスライド可能に配設することがで
き、かつ第1の筒形カムのカム面に対向する端面が1以
上の山部を有するカム面を構成するように形成された第
3の筒形カムを有する第2の筒状ケースと、第2の筒形
カムの他端面を押圧して、該第2の筒形カムを第2のス
プリングに抗して軸部材の長さ方向に沿って移動させる
ことができる押圧部材と、を有し、第1の筒状ケースと
第2の筒状ケースのうちの一方が固定され、常態におい
て、第1の筒形カムと第3の筒形カムの各山部の一方の
斜面同士が接して第3の筒形カムが第1の筒形カムに対
して相対的に一方向に付勢され、押圧部材を押圧して第
2の筒形カムをスライドさせると、第2の筒形カムの各
山部の他方の斜面が第1の筒形カムの他方の斜面に接
し、第1の筒形カムと第3の筒形カムの頂点同士が一致
するまで、第2の筒形カムが第1の筒形カムに対して相
対的に他方向に回転し、該一致点を通り過ぎると、第1
の筒形カムと第3の筒形カムの各山部の他方の斜面同士
が接して、一方の筒形カムの各山部の頂点が他方の筒形
カムの各谷底部に到達するまで第3の筒形カムが他方向
に回転することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳述する。図において、1は本実施の形態の
ヒンジ機構であり、第1の筒状ケース2、第1の筒形カ
ム3、第1のスプリング4、軸部材5、第2の筒形カム
6、第2のスプリング7、第2の筒状ケース8、第3の
筒形カム9、押圧部材10を有して構成される。
【0008】ここで、第1の筒状ケース2と第2の筒状
ケース8は、例えば、携帯電話であれば、いずれかを本
体部(図示せず)に内蔵させて固定側とし、他方をフリ
ッパ(図示せず)に連結して可動側として使用される。
本実施の形態のように、携帯電話の本体部やフリッパと
全く別体で形成したものをそれぞれに連結するようにし
てもよいが、本体部の一部に孔部を形成し、その部分を
筒状ケースとして利用することもできる。同様に、フリ
ッパの基端部に孔部を形成し、その部分を筒状ケースと
して利用することもできる。
【0009】第1の筒形カム3には、外周面に、180
度対向する位置に2つのガイド突起31,31が設けら
れている。このガイド突起31,31は、第1の筒状ケ
ース2の内周面に同様に対向して刻設されたガイド溝2
1,21に係合し、第1の筒形カム3を第1の筒状ケー
ス2の中空部内での相対回転を阻止し、長さ方向へのス
ライド移動を可能にするものである。
【0010】第1の筒形カム3は、一方の端面にカム面
32が形成されている。このカム面32は、該第1の筒
形カム3を側面からみたときに、180度対向する位置
に2つの山部32a,32aを有するように形成されて
いる。また、この第1の筒形カム3は、第1の筒状ケー
ス2の底壁部22内面に、他端面33が対向するような
向きで挿入される。該底壁部22と他端面33との間に
は第1のスプリング4が配設され、常態において、第1
の筒形カム3を第1の筒状ケース2の開口部23から突
出する方向に弾発付勢している。さらに、第1の筒形カ
ム3には、軸心に沿って軸受け孔34が貫通形成されて
おり、この軸受け孔34に棒状の軸部材5の一端が軸支
される。
【0011】第2の筒形カム6は、軸部材5回りに嵌装
され、該軸部材5の周面上を軸心方向にスライド可能に
配設される。この第2の筒形カム6の端面のうち、軸部
材5を第1の筒形カム3の軸受け孔34に軸支したとき
に該第1の筒形カム3のカム面32に対向する端面がカ
ム面61を構成している。その形状は、第1の筒形カム
2のカム面32と同様、該第2の筒形カム6を側面から
みた際に、180度対向する位置に2つの山部61a,
61aを有するように形成されている。なお、第2の筒
形カム6は、その外径が、第1の筒形カム3の内径より
もやや大きく、第1の筒形カム3の外径よりも小さくな
るように形成されており、そのカム面61は、第1の筒
形カム3のカム面32の幅方向内側寄りの部分に接する
ように形成されている。
【0012】また、この第2の筒形カム6の外周面に
は、180度対向する位置に軸心と平行に2つのガイド
溝62,62が設けられいる。また、軸部材5回りであ
って、第1の筒形カム3と第2の筒形カム6との間に
は、第2のスプリング7が装着されており、これによ
り、第2の筒形カム6は、常態において、そのカム面6
1が第1の筒形カム3のカム面32から離間する方向に
弾発付勢される。
【0013】第2の筒状ケース8は、内周面に、上記第
2の筒形カム6のガイド溝62,62に係合するガイド
突起(図示せず)が設けられており、両者を係合させ
て、第2の筒形カム6が該第2の筒状ケース8内に収容
される。第2の筒状ケース8内には、内径が第2の筒形
カム6の外径よりも大きい第3の筒形カム9が固定配設
されている。なお、第2の筒状ケース8と第3の筒形カ
ム9とは一体成形してもよい。第3の筒形カム9は、第
1の筒形カム3のカム面32との対向面にカム面91が
形成されており、その形状は、第1の筒形カム3と同
様、側面からみたときに、180度対向する位置に2つ
の山部91a,91aを有するように形成されている。
第3の筒形カム9は、上記のように、第2の筒形カム6
の外径よりも大きな内径で形成されているため、そのカ
ム面91は、第1の筒形カム3のカム面32の幅方向外
側寄りの部分に当接する。
【0014】第2の筒状ケース8の底壁部81の中央部
には貫通孔81aが形成されており、この貫通孔81a
には軸部材5の他端面に形成された軸受け孔51に挿入
される支軸82が装着される。なお、この支軸82は、
第2の筒状ケース8の底壁部81と一体的に形成して該
底壁部81から突出するようにしてもよい。
【0015】また、第2の筒状ケース8の底壁部81の
貫通孔81aの周囲には、2つの孔部81b,81bが
形成されている。この孔部81b,81bは、押圧部材
10を配設するために形成されている。すなわち、押圧
部材10は、略円筒状で、かつ孔部81b,81bに対
応する位置に突片10a,10aが設けられており、こ
の突片10a,10aが孔部81b,81bに挿入され
る。なお、押圧部材10は、突片10a,10aの先端
面により、第2の筒形カム6の他端面63を押圧するも
のであるため、該突片10a,10a間の間隔及びこれ
に対応する孔部81b,81b間の間隔は、第2の筒形
カム6の他端面63を押圧できるように設定することは
もちろんである。
【0016】次に、本実施の形態に係るヒンジ機構1の
作用を主として図2及び図3に基づき説明する。本実施
の形態では、第1の筒状ケース2を固定側とし、第2の
筒状ケース8を可動側として設定する。まず、常態にお
いては、第1の筒形カム3の各山部32a,32aの各
一方の斜面(右下がり斜面)32a1,32a1と、第3
の筒形カム9の各山部91a,91aの各一方の斜面
(右下がり斜面)91a1,91a1とが接するように配
設する。第1の筒形カム3は、第1のスプリング4によ
り、常に第1の筒状ケース2の開口部から突出する方向
(図1及び図2(a)において矢印A方向)に付勢され
ている。従って、第1の筒形カム3の各一方の斜面32
a1,32a1は、第3の筒形カム9の各一方の斜面91
a1,91a1を常時押圧することになるが、斜面同士が
接しているため、第3の筒形カム9は、図2(a)にお
いて常に左方向(矢印X方向)に押圧されることにな
る。その結果、携帯電話を例にとれば、図3(a)に示
すように、フリッパ12は矢印X方向に付勢され、本体
部11とフリッパ12との隙間が、従来のように永久磁
石等を配設しなくても防止される。
【0017】なお、この際、第2の筒形カム6は、図1
の軸部材5に沿って矢印B方向に移動したときに、その
山部61a,61aの各他方の斜面(左下がり斜面)6
1a2,61a2が第1の筒形カム3の各他方の斜面(左
下がり斜面)32a2,32a2にまず当接するような位
置に位置決めしておく(図2(a)参照)。
【0018】かかる状態で、押圧部材10の端面10b
を押圧すると、突片10a,10aの先端が第2の筒形
カム6の他端面63を押圧し、第2の筒形カム6を軸部
材5に沿って図1の矢印B方向に移動させる。第2の筒
形カム6の各他方の斜面61a2,61a2が第1の筒形
カム3の各他方の斜面32a2,32a2に当接すると、
第1の筒形カム3は第1の筒状ケース2と共に回転方向
へは動作しないため、第2の筒形カム6が第1の筒形カ
ム3の各他方の斜面32a2,32a2に沿って、図2
(b)上、右方向(矢印Y方向)に回転する。第2の筒
形カム6はガイド溝62,62により第3の筒形カム9
に対して回転方向へは動作しないように係合しているた
め、第2の筒形カム6の回転に伴い第3の筒形カム9及
び第2の筒状ケース8が同方向に回転する。押圧部材1
0の押圧により、第2の筒形カム6の各山部61a,6
1aの頂部61a3,61a3が第1の筒形カム3の谷底
部32b,32bに至るまで右方向に回転すると、第3
の筒形カム9の各山部91a,91aの頂部91a3,
91a3が、第1の筒形カム3の各山部32a,32a
の頂部32a3,32a3と一致する(図2参照)。従っ
て、第1の筒形カム3と第3の筒形カム9の位置関係が
かかる状態となるまで、図3(b)に示すように、押圧
部材10を押圧するだけで、フリッパ12は矢印Y方向
へ回動して拡開する。
【0019】そして、僅かでもこの一致点を過ぎると、
押圧部材10に対する押圧力を解除しても、今度は、第
3の筒形カム9の各山部91a,91aの他方の斜面
(左下がり斜面)91a2,91a2が、第1の筒形カム
3の各山部32a,32aの他方の斜面32a2,32
a2に接するため、第3の筒形カム9は、その頂部91
a3,91a3が第1の筒形カム3の谷底部33,33に
一致するまで、何らの負荷を加えなくても、さらに右方
向(矢印Y方向)に回転する(図2(c)参照)。
【0020】なお、押圧部材10に対する押圧力を解除
すると、第2のスプリング7の弾発力により、第2の筒
形カム6は軸部材5の周面に沿って、図1の矢印A方向
にスライド移動するが、上記した第3の筒形カム9の頂
部91a3,91a3と第1の筒形カム3の頂部32a
3,32a3との一致点を過ぎた後は、該第3の筒形カム
9に追随して回転動作することはもちろんである。
【0021】例えば、携帯電話においてはこの状態で、
すなわち図3(c)に示すようにフリッパ12が本体部
11に対して所定角度θ拡開した状態で使用するが、使
用者が誤ってフリッパ12に更なる負荷をかけ、図3
(d)に示したような状態にしようとした場合でも、第
3の筒形カム9は、さらに右方向に回転する。このた
め、このような操作を行った場合でも、本実施の形態に
係るヒンジ機構1が破壊されることはない。具体的に
は、更なる負荷がかかると、図2(d)に示すように、
第3の筒形カム9の各山部91a,91aの一方の斜面
91a1,91a1が第1の筒形カム3の各山部32a,
32aの一方の斜面32a1,32a1に接して、第3の
筒形カム9の各山部91a,91aの他方の斜面91a
2,91a2が、第1の筒形カム3の各山部32a,32
aの他方の斜面32a2,32a2から離間する。一方、
使用者がフリッパ12に誤ってかけていた負荷を解除す
れば、第3の筒形カム9は、その頂部91a3,91a3
が第1の筒形カム3の谷底部32b,32bに一致する
まで左方向(矢印X方向)に回転し、図2(c)及び図
3(c)に示した状態まで戻る。
【0022】フリッパ12を閉じる場合は、使用者がフ
リッパ12を上記と逆方向に押圧する。その結果、第2
の筒状ケース8と第3の筒形カム9が上記と逆に動作
し、図2(b)及び図3(b)の位置、すなわち、第3
の筒形カム9の各山部91a,91aの頂部91a3,
91a3と、第1の筒形カム3の各山部32a,32a
の頂部32a3,32a3との一致点を通り過ぎた後は、
自動的に閉成動作する。
【0023】なお、上記実施の形態では、各筒形カムに
形成する山部として2つの場合を例に挙げ説明している
がこれに限定されるわけではなく、1以上であればよ
い。
【0024】
【発明の効果】本発明のヒンジ機構によれば、複数の筒
形カムを有し、この筒形カムの動作によって蓋体の開閉
動作を制御しているため、閉成時には蓋体を確実に本体
部に押しつけて閉成できる一方で、開放動作も容易に行
うことができる。従って、従来のように、ヒンジ機構の
ほかにフック部や永久磁石を配設する必要がなく、部品
点数の低減、コストの低減に資する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のヒンジ機構の一の実施の形態を示す
分解斜視図である。
【図2】 同実施の形態に係るヒンジ機構の動作を説明
するための図である。
【図3】 同実施の形態に係るヒンジ機構を携帯電話に
応用した場合における動作を図2の動作に対応させて説
明した図である。
【符号の説明】
1 ヒンジ機構 2 第1の筒状ケース 3 第1の筒形カム 4 第1のスプリング 5 軸部材 6 第2の筒形カム 7 第2のスプリング 8 第2の筒状ケース 9 第3の筒形カム 10 押圧部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の筒状ケースの中空部内に、該第1
    の筒状ケースとは相対的に回転せずに長さ方向にスライ
    ド可能に配設されると共に、一方の端面が1以上の山部
    を有するカム面を構成するように形成されている第1の
    筒形カムと、 該第1の筒形カムを常態において筒状ケースの開口部か
    ら突出する方向に付勢する第1のスプリングと、 一端が第1の筒形カムの軸心に沿って形成された軸受け
    孔に挿入されて支持されている軸部材と、 該軸部材回りにスライド可能に装着され、第1の筒形カ
    ムのカム面に対向する端面が1以上の山部を有するカム
    面を構成するように形成されている第2の筒形カムと、 軸部材に装着され、常態において第2の筒形カムのカム
    面が第1の筒形カムのカム面から離間する方向に付勢す
    る第2のスプリングと、 中空部内に、軸部材の他端を軸支可能であると共に第2
    の筒形カムを相対的に回転させずに長さ方向にスライド
    可能に配設することができ、かつ第1の筒形カムのカム
    面に対向する端面が1以上の山部を有するカム面を構成
    するように形成された第3の筒形カムを有する第2の筒
    状ケースと、 第2の筒形カムの他端面を押圧して、該第2の筒形カム
    を第2のスプリングに抗して軸部材の長さ方向に沿って
    移動させることができる押圧部材と、を有し、第1の筒
    状ケースと第2の筒状ケースのうちの一方が固定され、
    常態において、第1の筒形カムと第3の筒形カムの各山
    部の一方の斜面同士が接して第3の筒形カムが第1の筒
    形カムに対して相対的に一方向に付勢され、押圧部材を
    押圧して第2の筒形カムをスライドさせると、第2の筒
    形カムの各山部の他方の斜面が第1の筒形カムの他方の
    斜面に接し、第1の筒形カムと第3の筒形カムの頂点同
    士が一致するまで、第2の筒形カムが第1の筒形カムに
    対して相対的に他方向に回転し、該一致点を通り過ぎる
    と、第1の筒形カムと第3の筒形カムの各山部の他方の
    斜面同士が接して、一方の筒形カムの各山部の頂点が他
    方の筒形カムの各谷底部に到達するまで第3の筒形カム
    が他方向に回転することを特徴とするヒンジ機構。
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