JPH11502983A - 低音オーディオスピーカ駆動回路 - Google Patents

低音オーディオスピーカ駆動回路

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JPH11502983A
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エス. ゴールドファーブ、バリー
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    • H04R3/00Circuits for transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R3/12Circuits for transducers, loudspeakers or microphones for distributing signals to two or more loudspeakers
    • H04R3/14Cross-over networks

Abstract

(57)【要約】 低音オーディオ回路は、左及び右のチャネル入力信号を受信し、第1のカットオフ周波数よりも上の入力信号内の周波数を減衰させることによって2つのろ波済み信号を生成する第1のフィルターネットワークを含む。2つのろ波された信号は加算されて第1のモノホニック信号を作り出す。第2のフィルターネットワークは、第1のカットオフ周波数よりも低い第2のカットオフ周波数よりも上の第1のモノホニック信号内か又は入力信号内の減衰済み周波数を生成する。第2のフィルターネットワークからの信号は組合わされ、位相反転器の中を通過させられて第2のモノホニック信号を誘導する。出力段が2つのモノホニック信号を個々に増幅し、これらの信号は次に二重ボイスコイルウーファに適用されるか、又は電気的に加算され単一ボイスコイルウーファに適用される。あるいはまた、2つのモノホニック信号は、まず最初に加算され、単一ボイスコイルウーファを駆動する単一チャネル増幅器に適用される。このオーディオ回路は、放射されつつある音の低音性能を精確にエミュレートするため低音信号の音響心理学要素の相対的エンファシスを調整し、極端に低い周波数変位を制限することによりウーファ駆動回路性能を高める。

Description

【発明の詳細な説明】 低音オーディオスピーカ駆動回路 関連出願のクロスリファレンス これは、現在放棄された1992年4月29日出願の米国特許出願第07/8 75,399号の一部継続出願である。 発明の背景 発明の技術分野 本発明は、音響システム用の周波数フィルターシステムに関する。より具体的 には、本発明は、低音域内のオーディオ信号用の周波数フィルターに関する。 関連技術の説明 過去において、ハイファイ及びステレオオーディオシステムにおける低音応答 を改善するため、広範囲の技術が利用されてきた。標準的には、これらのシステ ムは、大きなダイヤフラム及び、低周波数用に求められる強さを得るのに必要な より大量の空気を移動させるためダイヤフラムに至るまでより長い行程をもつス ピーカを提供している。強度及び「パンチ」を最大にすることに焦点があてられ てきた。観察者が感じとる耳に間こえない可聴下周波数のような低音域内のオー ディオ体験のその他の音響心理学的要素が考慮されてきた。 しかしながら、方向及び音源の場所は一般に、約150Hz以下の音波につい ては人間には知覚不能なものであるという理解に起因すると考えられる、指向性 及び空間性については、ほとんど注意が払われてこなかった。これは比較的長い 波長をもつ低周波数の結果もたらされるものであって、例えば130Hzの信号 は8.7フィートの波長を有し、したがって、低音周波数は指向性をもたない傾 向にある。150Hz〜550Hzの範囲内のより高い周波数の音は、空間的及び 指向的に知覚可能性が高くなるが、このような範囲について、従来、低音スピー カ及びそのエンクロージャーには注意を向けられていなかった。その結果、ステ レオシステムの両方のチャネルを、ウーファ又はサブウーファと呼ばれる単一の より低い低音スピーカに応用することが一般的であった。この構成は時として「 モノホニックへの加算」とも呼ばれている。 スピーカシステムの低音性能は標準的には、そのエンクロージャの設計により 大きく左右され、強度及びパンチを送り出す上でより優れたスピーカ性能を得る ようさまざまなタイプのエンクロージャが設計されてきた。低音範囲応答及び性 能を増大させることに向けられてきた代表的な開発例としては、きわめて大きい エンクロージャ内でバッフルにとりつけられた低音駆動回路を提供する基本無限 バッフルエンクロージャがあり、その駆動回路の運動するダイヤフラムの後方波 から前方波が隔離した状態に保たれるようになっている。別の開発例としては、 非常に柔軟性ある周囲をもつゆるく懸垂されたダイヤフラムを伴うより小さい無 限バッフルエンクロージャを用いる音響サスペンションスピーカがある。このよ うにして、ダイヤフラムのイン及びアウト運動に従ってのエンクロージャ内部の 空気の希薄化及び圧縮は、ダイヤフラムの動きを制御する傾向をもつ。したがっ て、スピーカは、ダイヤフラムがさらにゼロ位置から離れるように移動するにつ れてダイヤフラムの周囲に剛性を制御させるというよりはむしろ、エアサスペン ションタイプのものであると言われる。一方、時としてベント又はポートつきエ ンクロージャと呼ばれる低音反射エンクロージャは、エンクロージャからの共鳴 を作り出すように同調(又はサイズ決定)されているエンクロージャからポート を作り出すことによって間接的に後方波エネルギーを使用しようとしている。こ のキャビネット共鳴は、スピーカの後方波を利用することにより、さらに奥行の ある低音応答を提供するため、スピーカの共鳴より下に同調される。 低音応答を取り扱うか又は改善させるためのその他の設計としては、スピーカ の後部からのサウンドレベルを低下させてスピーカの出力と同調した状態で共鳴 を作り出すためにウーファの後方からの長い経路を形成しているだけのアコース ティックトランスミッションラインスピーカが含まれる。ホーンローテッドスピ ーカは、スピーカの効率を改善するためスピーカの前に直接接続された大型ホー ンを利用する。このホーンは、周囲の空気に対するスピーカの結合を改善する。 電子的にイコライズされた低音スピーカは、増幅器及びスピーカの中に入る低音 信号のレベルを高めて、小型スピーカの欠点となる予想可能な低音ロールオフを 補う。しかしながら、この設計には、増幅器の中にさらに大きなひずみを加える という欠点があり、この理由で、時として別の低音増幅器がシステム内に内蔵さ れる。 より大きく、かつ、よりパワフルで奥行きのある低音に対する願望から、スピ ーカシステムの低周波数出力を改善するように空間的に設計された増幅器が結果 として生み出された。これには、電源及び減衰率すなわち増幅器がもつスピーカ の動きの制御能力の改善に注意を払った、改良型高出力の増幅器の使用が含まれ る。別の技術は、トランスジューサにセンサーがとりつけられ、増幅器にその情 報をフィードバックするため駆動回路が過剰励起された時点でこのセンサーがそ れを検知するサーボフィードバックを利用するというものである。このとき、増 幅器は瞬間的に信号位相を逆転させて駆動回路を補正する。別のアプローチは、 より珍しいエンクロージャ及びより多くのトランスジューサを使用する等圧構成 である。 この構成の限界をより良く理解することは、単純化されたスピーカシステムの 特性を再考することによって達成できる。この検討のため、低周波数アコーステ ィック駆動回路はピストン源としてモデリングできる。「音及び構造上の振動」 という題のフランクファーイ(Frank Fahy)による論文の59ページから、遠距 離界圧力は、次の等式で表わすことができる; 式中、pは遠距離界圧力であり、tは時間、jは−1の平方根、ρoは空気密 度、cは空気中の音速、kは音響波数、aはスピーカピストン直径、Vnはスピ ーカピストンの速度、J1は第1種の一次ベッセル関数、θは垂直方向からのス ピーカピストン表面に対する角度である。この等式をスピーカピストンの変位の 形に書き直し、θにおける圧力をゼロに等しいと認めて換算すると、以下のよう になる。 カッコ内の関数は、低周波数についておよそ1であり、したがって、特定の距 離rでの圧力は、ピストンの変位d及び周波数(ω)の2乗に比例する。このよ うにして、周波数が半減する毎に、スピーカピストンの変位は、一定の与えられ た音圧レベル(SPL)を達成するために4倍に増大する必要がある。人間は、 20〜40Hzの間のいずれかの周波数より低い音を聞きとることはできないが 、可聴下周波の音波は感じることができるため音響心理学的効果は存在する。「 可聴下周波の」という語は、本明細書では、大部分の人間の最低可聴周波数より も低い音響周波数範囲を意味する。大部分のオーディオシステムは、スピーカに 対して送られるべきレベルよりも低い全周波数範囲を電力増幅器が送り出すこと ができるようにしている。 スピーカは、その応答が入力電圧の関数として線形にとどまっている有限変位 範囲を有する。この限界より上の入力電圧では、スピーカは底をつき始め、その 結果、高周波ひずみの増強がもたらされる。このようにして、スピーカの変位の 極限は、耳に聞こえない非常に低い周波数によって制限される。このような基準 は、これまで既存の低音オーディオ機器の設計及び性能の焦点であった。さらに 、リスナーの前の左右に置かれた音源のステレオ配置上での好ましいサウンドパ フォーマンスのモデリングのため、低周波低音信号の指向性又は空間性について の問題が重要視されることはなくなった。 発明の概要 本発明の目的は、低音オーディオ領域における強度、空間性、指向性及び残響 の要素を適応させる低音オーディオシステムを提供して、リアリスティックな音 響心理学的体験を提供することにある。 別の目的は、低音信号の音響心理学的要素の相対的エンファシスを調整するた めの低音オーディオシステムを提供して、放射されつつある音の低音性能を正確 にエミュレートすることにある。 本発明のさらなる目的は、極めて低い周波数(可聴下周波数範囲)変位を制限 することによって低音駆動回路の性能を増強させ、このようにして、比較的小さ なスピーカ駆動回路がより大型のスピーカ駆動回路と等価の音圧レベルを作り出 すことができるようにすることにある。 本発明のこれらの及びその他の目的は、2つの異なる低音周波数レベルで信号 をろ波するアナログネットワーク又は場合によってはデジタルネットワークの配 置によって達成される。出力は互いに対し利得調整され、場合によっては位相反 転され得る。フィルターネットワークの出力は、単一チャネル電力増幅器を通し て単一ボイスコイルスピーカを駆動するため電気的に加算されるか、又は二重ボ イスコイルスピーカの個々の入力端を駆動するため2つのチャネル増幅器の別々 の入力端に印加される。 実施例では、位相反転された信号を用いて一対のタンデムフィルターネットワ ークに結合された二重チャネル入力端をもつ回路が考案され、異なる周波数範囲 のモノホニック出力の対を生成する。これらのモノホニック信号は、電気的に加 算され、単一ボイスコイルスピーカに供給する単一チャネル電気増幅器に付加さ れるか、又は、二重ボイスコイルスピーカの個々のボイスコイルに接続された出 力端をもつ電力増幅器の分離した入力チャネルに供給される。 低音信号の強さ及びパンチを提供するため第1の低い方の周波数範囲が選択さ れ、一方、空間性及び指向性に貢献する上音(overtones)を可能にするようさら に高い第2の周波数範囲が供給される。これらのそれぞれの範囲内での信号の相 対的レベルは、音響心理学的体験の一方又は他方のアスペクトを強調し、そうで なければ音のアスペクトを混合してエミュレートされつつある音をリアリスティ ックに生み出すようにセット又は調整することができる。例えば、当該オーディ オ制御システムは、観察者に対して音源の知覚された場所を識別する適切なレベ ルのより高い周波数のトーンも放射しながら、検知され、場合によっては感じと られた遍在する非指向性波を、確立した低音の低音信号の異なるアスペクトの混 合によって生成できるようにする。 有意なことに、本発明のオーディオ制御システムは同様に、スピーカをオーバ ードライブし得る知覚できないアスペクトを制限するため可聴下周波数が減衰さ せられるように、低音信号をろ波する。この低端制限により、可聴範囲内の性能 を増大させることができる。 このようにして、本発明のオーディオシステムは、より小型のスピーカにおけ るより優れた特性を可能にするために不可聴信号を制限しながら、低音スペクト ル内のさまざまな音響心理学的要素の混合を制御する。 図面の簡単な説明 図1は、本発明による低音オーディオ周波数スピーカ回路のブロック図である 。 図2は、図1の低音オーディオ周波数スピーカ回路のための代替的出力段のブ ロック図である。 図3は、図1の低音オーディオ周波数スピーカ回路のための別の代替的出力段 のブロック図である。 図4は、図1の第1のクロスオーバーフィルター回路(破線)及び第2のクロ スオーバーフィルター回路(実線)の出力周波数応答のグラフである。 図5は、第2のクロスオーバーフィルター信号27の出力周波数応答のグラフ である。 図6は、第2のクロスオーバーフィルターネットワークが1.4の利得を有す る場合の合計スピーカ入力の周波数応答のグラフである。 図7は、第2のクロスオーバーフィルターネットワークが1.0の利得を有す る場合の合計スピーカ入力周波数応答のグラフである。 図8は、本発明による低音オーディオ周波数スピーカ回路の別の実施形態のブ ロック図である。 発明の詳細な説明 図面の図1を参照すると、低音オーディオスピーカシステム10は、左のオー ディオチャネル入力端12と右のオーディオチャネル入力端13をもつ第1のク ロスオーバーフィルターネットワーク11を含む。第1のクロスオーバーフィル ターネットワーク(又は回路)11は、1オクターブあたり6〜24dBのロー ルオフ勾配を伴う200〜600Hzの間のカットオフ周波数をもつ。好ましい 実施形態においては、第1のクロスオーバーフィルターネットワーク11は、例 えば、チャネル入力12及び13の両方における両方の信号が等しい場合のライ ン16上の信号の応答である、図4に示された信号音量対周波数のプロット中で 破線で表わされているような、250Hzのカットオフ周波数と1オクターブに つき24dBのロールオフ勾配を有する。250Hzというカットオフ周波数が− 3dBの応答を有することがわかる、という点に留意されたい。 第1のフィルターネットワーク11の2つのオーディオチャネルのための出力 信号は、ライン14上で生成され、望ましい場合フィルターネットワーク11の 中に内蔵することのできる第1の加算回路15に送り込まれる。第1の加算回路 15は、左及び右のろ波済みオーディオ信号をモノホニック(MONO)信号の 形に組合わせ、このモノホニック信号は、出力段19の中にある二重チャネルオ ーディオ増幅器17の1つのチャネルのための入力端へライン16を介して送り 込まれる。 第1の加算回路15からのモノホニック信号は同様に、ライン18を通して第 2のクロスオーバーフィルターネットワーク22の両方のチャネル入力端20及 び21に送り込まれる。第2のクロスオーバーフィルターネットワーク22は、 カットオフ周波数が3つの好ましい輪郭(contour)のうちの1つに固定されたか 又はその間で選択可能である第1のクロスオーバーフィルターネットワーク11 のカットオフ周波数よりも低いカットオフ周波数をもつ。第1の選択は、オクタ ーブあたり約12dBの勾配で50〜180Hzの範囲内でカットオフ周波数を提 供する。この選択は、図4中に実線で描かれており、この図中、初期フィルター 利得は1.4(3dB)であり、カットオフ周波数は70Hzで、0Hzで初期信 号音量から3dBの信号減少を伴い、かつ、10個1組(1 decade)あたり約12 dBのロールオフを伴う。第2のフィルターの輪郭は、1オクターブあたり約1 8dBの勾配を伴って、180〜250Hzのカットオフ周波数を提供し、第3の 好ましい選択は1オクターブあたり24dBの勾配を伴って、250〜400Hz の間のカットオフ周波数を提供する。標準的には、カットオフ周波数は、これら の範囲の中央に入り、それ以上の周波数は傾斜して離れることになる。第2のク ロスオーバーフィルターネットワークの各チャネルのためのろ波された出力信号 は、選択されたフィルターの順序に応じて1オクターブあたり6dB〜24dBの 間のロールオフをもつ2つのモノホニック出力として、1対のライン23上で生 成される(1オクターブあたり6dBが各々1つの付加的な極を表わす)。 ライン23上のモノホニック信号は、第2のクロスオーバーフィルターネット ワーク22内に統合できる第2の加算回路24に送り込まれる。第2の加算回路 24はライン23上の信号を、位相反転器26内に送り込まれるライン25上の モノホニック低周波数信号の形に、組合わせる。位相反転器26は、第2の加算 回路からのモノホニック信号の位相を反転させ、この信号は次にライン27を介 してオーディオ増幅器17の別のチャネルの入力端に印加される。このようにし て、オーディオ増幅器の1つの入力端はライン16を介して、別の増幅器入力端 でライン27から受信したモノホニックオーディオ信号よりも高い周波数カット オフをもつ非反転モノホニックオーディオ信号を受信する。あるいはまた、別々 の単一チャネル増幅器がライン16及び27からの信号を処理することができる 。オーディオ増幅器17の出力端28及び30は、誘導磁界を用いて2つの信号 を付加するのに役立つ二重ボイスコイルウーファ31の別々の入力端に接続され る。複数の低音駆動回路又はウーファをスピーカシステム10内に使用すること ができる。 図2に示されているように、二重チャネル増幅器54の出力信号が第2の加算 回路56内で組合わされてウーファに印加されるモノホニック信号を、出力端5 8において生成するような代替的な出力段52を提供することによって、単一ボ イスコイルウーファ50を使用することができる。 別の代替的な出力段60が、図3に例示されている。この出力段60では、ラ イン16及び27により搬送される信号は、単一ボイスコイルウーファ66を駆 動する単一チャネル増幅器62に先立って加算回路61の中で電気的に組合わさ れる。 一方がより広い周波数範囲をもち、他方の信号が反転されている2つのオーデ ィオ信号に重複する周波数を備えさせることにより、スピーカ31の低音駆動回 路は、可聴範囲の低い方の限界以下で制限された低周波数応答をもち、かつ可聴 範囲内で改善された応答をもつ出力を生成することができる。システム10の入 力端12及び13との関係におけるフィルター出力ライン27上のオーディオ信 号の音量応答は、図5に示されており、1オクターブあたり36dBの全体的ロ ールオフで0Hzにて3dBの利得を有する。 信号16及び27の和の音量と周波数の関係を表わすプロットが、このシステ ムの有効性を立証するため図6に示されている。0Hzにおけるスピーカシステ ムの応答は、低音オーディオ周波数回路を用いて7.7dBの量だけ減衰され、 聴覚しきい値よりも低いすべての周波数は少なくとも4dBだけ減衰させられる 。 スピーカシステム10は同様に、約80Hzで最大の応答が存在する状態で、4 0Hz〜220Hzの領域内で応答を増大させる(+3.1dB)。低音駆動回路 の全体的性能に対するこのシステムの効果は、可聴下周波数範囲内で見られる大 きい変位を制限し、40Hz以上で応答を改善することにある。こうして、可聴 下周波数範囲内の大きい変位に起因する過剰なひずみがなく、大きい18インチ の駆動回路と同等の可聴周波数範囲内での比較可能な全体的音圧レベルを、直径 約8インチの比較的小さいウーファ駆動回路が生成できることになる。低音オー ディオ周波数回路によって生成される低周波数ロールオフは、フィルター11及 び22のカットオフ周波数又は利得の変化によって徹底的にもたらされ得る。例 えば、前述の例のフィルター22の利得を図7に示された1という利得に変化さ せた結果と、図6に示したものを比較しよう。ここで、可聴下領域内では応答が 著しく減衰し、可聴範囲内にはほとんど影響がないということに留意されたい。 タンデムフィルタ配置の利点をさらに理解するために、システムの簡単な例が ラプラスドメイン内でモデリングされることになる。第1のフィルターネットワ ーク11(例えば2極低域フィルタ)の伝達関数をラプラスドメイン内で、以下 のようにモデリングすることが可能である; 式中OUT1(s)は、ライン14における出力信号のラプラス変換であり、 IN1(s)は、ライン12における入力信号のラプラス変換であり、P1 11は フィルターネットワーク11の第1の極の場所であり、P2 11は第2の極の場所 である。同様に、第2のクロスオーバフィルターネットワーク22のための伝達 関数は、ラプラスドメイン内で以下のようにモデリングできる。 式中OUT2(s)は、ライン23における出力信号のラプラス変換であり、 IN2(s)は、ライン20における入力信号のラプラス変換であり、P1 22は 、第2のクロスオーバーフィルターネットワーク22の第1の極の場所であり、 P2 22は、フィルターネットワークの第2の極の場所である。代数操作及び基本 制御理論を用いて、スピーカ出力のためのネット伝達関数yは、入力12に関し 以下のように書くことができる; いくつかの代数操作の後、以下の関係式が生み出される: 分子多項式のゼロは、複合低音オーディオフィルタシステムのゼロを形成する 。これらのゼロは、各々の個々のサブシステムの成分(例えばN11,P1 11)の 強い関数である。例えば、P1 11の移動を通してのカットオフ周波数の移動又は 例えば特定の区間N11の利得の変化を用いて、音響環境のニーズを満たすため迅 速かつ正確にシステムのゼロの場所を同調することが可能である。図6に示され ている前述の例においては、極の場所についての値は、可聴下領域内の極端に低 い応答を説明するゼロ周波数にゼロが置かれるようにする(理論的にゼロHzで のゼロ出力)。このようにして、2つのタンデムフィルターは、残りの音響環境 と同様に(例えば自動車の車内キャビン又は部屋)、スピーカシステムの特定の ニーズに合うように同調され得る。 図8を参照すると、低音スピーカシステム32の変形実施形態は、左側チャネ ル入力端12と右側チャネル入力端13を伴う初期クロスオーバーフィルターネ ットワークを有する。フィルターネットワーク33は、1オクターブあたり6〜 24dBのロールオフを伴って60〜80Hzのカットオフ周波数を有するライン 34上の加算されたモノホニック出力を生成し、かつ、別のクロスオーバーフィ ルターネットワーク37に対し並列に接続されたライン35及び36上の一対 のフルレンジの(すなわち減衰されていない)左右のチャネルオーディオ信号を 生成する。 その他のフィルターネットワーク37は、低周波数信号のみを通過させるよう に調整され、図1の第2のクロスオーバーフィルターネットワーク22と同じ選 択可能なフィルターパラメータをもち、したがって1対のライン38上で類似の 出力信号を生成する。しかしながら、ライン38上の信号は、その後、位相反転 器回路42内へ送り込まれるライン41上のモノホニック信号の形に、加算回路 40により組合される。位相反転器回路42は、第2のフィルタ37のために選 択されたパラメータに応じて精確なカットオフを伴う400Hz以下の周波数し か実質的にもたないライン43内の位相反転されたモノホニック信号を生成する 。 位相反転されたモノホニック信号43は、1つの増幅器44の一方のチャネル に送り込まれ、この増幅器は、60〜80Hzの間のカットオフ周波数をもつ非 反転モノホニック信号を初期クロスオーバーフィルターネットワーク33からラ イン34上で受信する別のチャネルを有する。2つの信号は増幅され、2つのモ ノホニック出力ライン45及び46を介して、単一又は二重のいずれのボイスコ イルウーファでもあり得る1つの長行程(long-throw)ダイナミックウーファ47 まで送り込まれる。 このようにして、図1及び8のスピーカシステム10及び32は両方共、2つ のモノホニックオーディオ入力信号を提供して増幅器のチャネルを分離し、ここ で各々の信号は異なる低周波数範囲を有し、一方の信号は他方の信号との関係に おいて位相反転されている。1つの変形形態においては、2つのフィルターの出 力をアナログで加算し、単一チャネル電力増幅器に送り込み、単一ボイスコイル ウーファまで送ることができる。 本発明は、可聴下領域内でのスピーカコーンの変位を制限する低音駆動回路を 提供する。この回路は、閉鎖ボックス、無限バッフル、同調ボート、フルホーン 又は等圧といったあらゆるタイプのウーファ内で低音応答を改善するものである ことがわかった。しかしながら、本発明は、ここで示された形態に制限されるも のとしてみなされるべきものではなく、これらの形態は制限的意味をもつもので はなくむしろ一例を示すものとして考えられるべきである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年6月10日 【補正内容】 8.第1のカットオフ周波数が200Hz〜600Hzの間にあり、第1のフィ ルターネットワークが1オクターブにつき実質的に12dbのロールオフを有する 請求項1に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 9.第2のカットオフ周波数が50Hz〜400Hzの間にある請求項1に記載 のオーディオスピーカ駆動回路。 10.第2のカットオフ周波数が50Hz〜180Hzの間にあり、第2のフィ ルターネットワークが実質的に1オクターブあたり12dbのロールオフを有する 請求項1に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 11.第2のカットオフ周波数が180Hz〜250Hzの間にあり、第2のフ ィルターネットワークが実質的に1オクターブあたり18dbのロールオフを有す る請求項1に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 12.第2のカットオフ周波数が250Hz〜400Hzの間にあり、第2のフ ィルターネットワークが実質的に1オクターブあたり24dbのロールオフを有す る請求項1に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 19.第2のカットオフ周波数が50Hz〜400Hzの間にある請求項13に 記載のオーディオスピーカ駆動回路。 20.前記第2のフィルターネットワークの特性が、50Hz〜180Hzの間 の第2のカットオフ周波数と1オクターブあたり実質的に12dbのロールオフ、 180Hz〜250Hzの第2のカットオフ周波数と1オクターブあたり実質的に 18dbのロールオフ、及び250Hz〜400Hzの間の第2のカットオフ周波数 と1オクターブあたり実質的に24dbのロールオフ、からなる群よリ選択される 請求項13に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 22.第1のカットオフ周波数が60Hz〜80Hzの間にあり、第1のフィル ターネットワークが1オクターブあたり実質的に6〜24dbのロールオフを有す る請求項21に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 23.第2のカットオフ周波数が50Hz〜400Hzの間にある請求項21に 記載のオーディオスピーカ駆動回路。 24.前記第2のフィルターネットワークの特性が、50Hz〜180Hzの間 の第2のカットオフ周波数と1オクターブあたり実質的に12dbのロールオフ、 180Hz〜250Hzの第2のカットオフ周波数と1オクターブあたり実質的に 18dbのロールオフ、及び250Hz〜400Hzの間の第2のカットオフ周波数 と1オクターブあたり実質的に24dbのロールオフ、からなる群より選択される 請求項21に記載のオーディオスピーカ駆動回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR,TT ,UA,UG,UZ,VN 【要約の続き】 シスを調整し、極端に低い周波数変位を制限することに よりウーファ駆動回路性能を高める。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.低音周波数用のオーディオスピーカ駆動回路において 第1のオーディオ信号を受理するための第1の入力端及び第1の出力信号が生 成される第1の出力端を有し、かつ第1のカットオフ周波数より上の第1の入力 信号内の周波数を減衰させることによって第1の出力信号を生成する、第1のフ ィルターネットワークと、 第2のオーディオ信号を受信するための第2の入力端及び第2の出力信号が生 成される第2の出力端を有し、かつ第1のカットオフ周波数より低い、第2のカ ットオフ周波数よりも上の第2の入力信号内の周波数を減衰させることによって 第2の出力信号を生成する、第2のフィルターネットワークと、 前記第1のフィルターネットワークの第1の出力端に結合された第1の入力端 子、第2の入力端子及びスピーカへの接続のための出力端子を有し、第1及び第 2の入力端子と出力端子間に結合された増幅器を含むオーディオ出力段と、 第1のフィルターネットワークの第1の出力と前記オーディオ出力段の第2の 入力端子の間で前記第2のフィルターと直列に接続された信号位相反転器と を含んでなる駆動回路。 2.前記オーディオ出力段には、第1の入力端子に接続された入力端及び第2 の入力端子に接続された別の入力端を有し、かつ増幅器の入力端に接続された出 力端をもつ信号結合回路(combiner)が含まれている、請求項1に記載のオーディ オスピーカ駆動回路。 3.前記オーディオ出力段の増幅器は、一方のチャネル入力端が第1の入力端 子に接続され、第2のチャネル入力端が第2の入力端末に接続され、さらに第1 及び第2のチャネル出力端を有するデュアルチャネル増幅器である、請求項1に 記載のオーディオスピーカ駆動回路。 4.第1のチャネル出力端に結合された一方のコイル及び第2のチャネル出力 端に結合された他方のコイルを有するデュアルコイルラウドスピーカーをさらに 含む請求項3に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 5.前記オーディオ出力段にはさらに、第1のチャネル出力端に接続された入 力端及び第2のチャネル出力端に接続された別の入力端を有し、しかも出力端末 に接続された出力端を有する信号結合回路が含まれている、請求項3に記載のオ ーディオスピーカ駆動回路。 6.前記オーディオ出力段の出力端子に結合された単一コイルラウドスピーカ ーをさらに含む請求項5に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 7.第1のカットオフ周波数が200Hzと600Hzの間にある請求項1に記 載のオーディオスピーカ駆動回路。 8.第1のカットオフ周波数が200Hz〜600Hzの間にあり、第1のフィ ルターネットワークが1オクターブにつき実質的に12dbのロールオフを有する 請求項1に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 9.第2のカットオフ周波数が50Hz〜400Hzの間にある請求項1に記載 のオーディオスピーカ駆動回路。 10.第2のカットオフ周波数が50Hz〜180Hzの間にあり、第2のフィ ルターネットワークが実質的に1オクターブあたり12dbのロールオフを有する 請求項1に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 11.第2のカットオフ周波数が180Hz〜250Hzの間にあり、第2のフ ィルターネットワークが実質的に1オクターブあたり18dbのロールオフを有す る請求項1に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 12.第2のカットオフ周波数が250Hz〜400Hzの間にあり、第2のフ ィルターネットワークが実質的に1オクターブあたり18dbのロールオフを有す る請求項1に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 13.低音周波数範囲用のオーディオスピーカ駆動回路において、 一対のオーディオ信号を受信するための第1の入力端対及び第1の出力端対を もち、かつ第1の出力端対で一対のろ波済み信号を生成するため第1のカットオ フ周波数よりも上のオーディオ信号対の中の周波数を減衰させる第1のフィルタ ーネットワークと、 第1の出力端対に接続された入力端及びろ波済み信号の対を組合せることによ りモノホニック信号が生成される1つの出力端を有する第1の加算回路と、 加算回路の出力端に接続され、1つの出力端を有し、かつ第1のカットオフ周 波数よりも低い第2のカットオフ周波数よりも上のものである前記第1の加算回 路から受信された信号の中の周波数を減衰させ、第2のフィルターネットワーク の出力端でろ波済み信号を生成する第2のフィルターネットワークと、 第2のフィルターネットワークの出力端に接続され、1つの出力端を有する信 号位相反転器と、 前記加算回路の出力端に結合された第1の入力端子、前記信号位相反転器の出 力端に接続された第2の入力端子及びラウドスピーカーに接続するための出力端 子を有し、第1及び第2の入力端子と出力端子の間に結合された増幅器を含むオ ーディオ出力段と を含んでなるシステム。 14.前記オーディオ出力段には、第1の入力端子に接続された入力端及び第 2の入力端子に接続された別の入力端を有し、かつ増幅器の入力端に接続された 出力端を有する第2の加算回路が含まれている請求項13に記載のオーディオス ピーカ駆動回路。 15.前記オーディオ出力段の増幅器は、一方のチャネル入力端が第1の入力 端子に接続され、第2のチャネル入力端が第2の入力端末に接続され、さらに第 1及び第2のチャネル出力端を有するデュアルチャネル増幅器である、請求項1 3に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 16.第1のチャネル出力端に結合された一方のコイル及び第2のチャネル出 力端に結合された他方のコイルを有するデュアルコイルラウドスピーカーをさら に含んでなる請求項15に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 17.前記オーディオ出力段にはさらに、第1のチャネル出力端に接続された 入力端及び第2のチャネル出力端に接続された別の入力端を有し、かつ出力端子 に接続された1つの出力端を有する第2の加算回路が含まれている、請求項15 に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 18.第1のカットオフ周波数が200Hzと600Hzの間にある請求項13 項に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 19.第2のカットオフ周波数が50Hz〜400Hzの間にある請求項13に 記載のオーディオスピーカ駆動回路。 20.前記第2のフィルターネットワークの特性が、50Hz〜180Hzの 間の第2のカットオフ周波数と1オクターブあたり実質的に12dbのロールオフ 、180Hz〜250Hzの第2のカットオフ周波数と1オクターブあたり実質的 に18dbのロールオフ、及び250Hz〜400Hzの間の第2のカットオフ周波 数と1オクターブあたり実質的に18dbのロールオフ、からなる群より選択され る請求項13に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 21.低音周波数範囲用のオーディオスピーカ駆動回路において、 1つの出力端及び1対のオーディオ信号を受信するための第1の入力端対を有 し、かつ第1のカットオフ周波数より下のオーディオ信号対内の周波数の組合せ であるモノホニック信号を出力端に生成する第1のフィルターネットワークと、 2つの出力端及びオーディオ信号対を受信するための第1の入力端対を有し、 かつ第1のカットオフ周波数よりも高い第2のカットオフ周波数よりも上のオー ディオ信号対内の周波数を減衰させ、2つの出力端で一対のろ波済み信号を生成 する第2のフィルターネットワークと、 前記第2のフィルターネットワークの2つの出力端に接続された入力端及び前 記第2のフィルターネットワークからの信号の組合せによってモノホニック信号 が生成される出力端を有する第1の加算回路と、 第1の加算回路の出力端で信号を反転させるように接続され、1つの出力端を 有する信号位相反転器と、 前記第1のフィルターネットワークの出力端に結合された第1の入力端子、前 記信号位相反転器の出力端に接続された第2の入力端子及びラウドスピーカーに 対する接続のための出力端子を有し、第1及び第2の入力端子と出力端子の間に 結合された増幅器を有するオーディオ出力段と を含んでなるシステム。 22.第1のカットオフ周波数が60Hz〜80Hzの間にあり、第1のフィル ターネットワークが1オクターブあたり実質的に6〜24dbのロールオフを有す る請求項21に記載のオーディオスピーカ駆動回路。 23.第2のカットオフ周波数が50Hz〜400Hzの間にある請求項21に 記載のオーディオスピーカ駆動回路。 24.前記第2のフィルターネットワークの特性が、50Hz〜180Hzの 間の第2のカットオフ周波数と1オクターブあたり実質的に12dbのロールオフ 、180Hz〜250Hzの第2のカットオフ周波数と1オクターブあたり実質的 に18dbのロールオフ、及び250Hz〜400Hzの間の第2のカットオフ周波 数と1オクターブあたり実質的に18dbのロールオフ、からなる群より選択され る請求項21に記載のオーディオスピーカ駆動回路。
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