【発明の詳細な説明】
特定濃度の酒石酸洗剤ビルダーを含む液状の硬質表面洗剤組成物
発明の分野
本発明は、硬質表面のクリーニングに用いる液体洗剤組成物に関する。このよ
うな組成物は、典型的には洗剤用界面活性剤、溶媒、ビルダーなどを含んでいる
。
発明の背景
ガラスのクリーニングに溶媒および有機水溶性の合成洗剤界面活性剤を低濃度
で使用することは知られている。
既知の液体洗剤組成物は、ある種の有機溶媒、洗剤用界面活性剤、および場合
によってはビルダーおよび/または研磨剤を含んでなる。しかしながら、従来技
術では、後述するように、液体の硬質表面クリーナー処方物中の臨界的濃度での
特定のビルダーの利点については、教示または認識されていない。
液体クリーニング組成物は、ニート(生の)または濃縮形態で硬質表面に適用
して、比較的高濃度の界面活性剤および/または有機溶媒などを汚れに直接送達
させることができるという大きな利点を有する。従って、液体クリーニング組成
物は、粉末状クリーニング組成物から調製される希洗浄溶液に比較して優れた石
鹸滓、グリースおよび油性汚れの除去を提供する可能性を有している。
液体の硬質表面クリーニング組成物に洗剤ビルダーを配合すると、優れたクリ
ーニングを行う可能性が増加する。しかしながら、従来は、このような洗剤ビル
ダーを配合すると、通常はフィルム形成(filming)/ストリーキング(streaking)
にとって許容できない結果を生じるのが普通であった。従って、洗剤ビルダーの
配合は、クリーニングにとって好ましくないものと考えられてきた。
液体クリーニング組成物、特にガラスのクリーニング用に調製した組成物は、
特に良好なフィルム形成/ストリーキング特性を必要としている。更に、それら
は、生成物形態の問題、特に不均一性、透明性の欠如、または消費者が使用する
には強すぎる「溶媒」臭の問題点を抱えることがある。
発明の概要
本発明は、改良されたクリーニングおよび良好なフィルム形成/ストリーキン
グ特性を有する水性で液状の硬質表面用洗剤組成物であって、(A)アニオン性界
面活性剤、双性イオン性界面活性剤を包含する両性洗剤用界面活性剤、およびそ
れらの混合物からなる群から選択される洗剤用界面活性剤、(B)疎水性溶媒、(C)
アルカリ性材料、(D)酒石酸洗剤ビルダー、および(E)水、および場合によっては
メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、水素結合パラメーターが7.7より大きいグリコールエーテル
、およびそれらの混合物からなる群から選択されるクリーニング作用はごく僅か
しか持たない非水性極性溶媒、および任意の微量成分を含んでなる水性溶媒系で
ある残部を含んでなる組成物に関する。これらの組成物は、使用濃度でまたは濃
縮物として処方することができ、または硬質表面へ適用するのに一層好都合なス
プレーを生成する手段を有する容器に包装することができる。
特に断らない限り、総ての百分率、部、および比は本明細書では「重量」によ
るものである。
発明の詳細な説明
本発明によれば、ガラスのような光沢のある表面をクリーニングするための優
れた水性液体洗剤組成物は、(A)アニオン性界面活性剤、双性イオン性界面活性
剤を包含する両性洗剤用界面活性剤、およびそれらの混合物からなる群から選択
される洗剤用界面活性剤、好ましくはC6〜C10「アンホカルボキシレート(amph
ocarboxylate)」洗剤用界面活性剤、(カチオンおよびアニオン性基を実質的に
等比率で含み使用pHが電気的に中性となるようにした)双性イオン性洗剤用界
界面活性剤、またはそれらの混合物、(B)疎水性で揮発性のクリーニング溶媒、(
C)アルカリ性緩衝剤、好ましくはモノエタノールアミン、または後で定義するあ
る種のβ−アミノ−アルカノール化合物、(D)pHが少なくとも約9.5、好ま
しくは少なくとも約10、である酒石酸洗剤ビルダーの臨界濃度、および(E)水
、および場合によってはメタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレン
グリコール、ポリプロピレングリコール、水素結合パラメーターが7.7より大
きいグリコールエーテル、およびそれらの混合物からなる群から選択されるクリ
ーニング作用はごく僅かしか持たない非水性の極性溶媒、を含むことが分かった
。
(A) 洗剤用界面活性剤
(1) アニオン性の洗剤用界面活性剤
本発明の水性で液状の硬質表面洗剤組成物は、前記および後述する種類の好適
なアニオン性の洗剤用界面活性剤を約0.01%〜約2.0%、更に好ましくは
約0.1%〜約1.0%含むことができる。アニオン性界面活性剤は、水溶性ア
ルキルまたはアルキルアリール化合物であって、アルキルが約6〜約20個の炭
素を有し、スルフェートまたはスルホネート置換基を含むものが好適である。所
望なクリーニングの程度によって、アニオン性洗剤用界面活性剤だけを用いるこ
とができ、または余り好ましくはないが、アニオン性洗剤用界面活性剤を補助界
面活性剤、好ましくは両性の補助界面活性剤と組み合わせることができる。ノニ
オン性界面活性剤、例えばエトキシル化アルコールおよび/またはアルキルフェ
ノールを、補助界面活性剤として用いることもできる。
本明細書のアニオン性洗剤用界面活性剤は、C6〜C20アルキルスルフェート
、アルキルエトキシエーテルスルフェート、アルキルベンゼンスルホネート、オ
レフィンスルホネート、およびそれらの混合物からなる群から選択される。好ま
しくは、アニオン性洗剤用界面活性剤は、C6〜C20アルキルスルフェートであ
り、
更に好ましくはC8〜C16アルキルスルフェートである。
(2) 双性イオン性洗剤用界面活性剤
水性で液状の硬質表面洗剤組成物(クリーナー)は、本発明では、余り好まし
くはないが、主要な洗剤用界面活性剤として、または好ましくは補助界面活性剤
として、カチオン性基、好ましくは第四アンモニウム基、およびアニオン性基、
好ましくはカルボキシレート、スルフェートおよび/またはスルホネート基、更
に好ましくはスルホネートを含む好適な双性イオン性洗剤用界面活性剤約0.0
2%〜約15%を含むことができる。双性イオン性洗剤用界面活性剤の配合量の
更に好ましい範囲は、界面活性剤約0.01%〜約1.0%であり、最も好まし
い範囲は約0.02%〜約0.2%である。
前記のような双性イオン性界面活性剤は、カチオン性基とアニオン性基とを両
方とも含み、実質的に電気的に中性であり、洗剤用界面活性剤分子上のアニオン
電荷とカチオン電化の数が実質的に同じである。双性イオン性洗剤であって、典
型的には第四アンモニウム基と、スルホネートおよびカルボキシレート基から選
択されたアニオン性基とを含むものは、硬質表面のクリーニングのための所期の
pH範囲のほとんどに亙ってそれらの両性特性を保持するので、望ましい。スル
ホネート基は、好ましいアニオン性基である。
好ましい双性イオン性洗剤用界面活性剤は、一般式
R1−[C(O)−N(R2)−(CR3 2)n1]mN(R4)2(+)−(CR3 2)p
1−Y(-)
(前記式中、それぞれのYは、好ましくはカルボキシレート(COO-)または
スルホネート(SO3 -)基であり、更に好ましくはスルホネートであり、それぞ
れのR1は、炭化水素、例えば約8〜約20、好ましくは約10〜約18、更に
好ましくは約12〜約16個の炭素原子を有するアルキルまたはアルキレン基で
あり、それぞれの(R2)は、水素であるか、または1〜約4個の炭素原子を
有する短鎖アルキルまたは置換アルキルであり、好ましくはメチル、エチル、プ
ロピル、ヒドロキシ置換エチルまたはプロピル、およびそれらの混合物からなる
群から選択された基であり、好ましくはメチルであり、それぞれの(R3)は、
水素およびヒドロキシ基からなる群から選択され、任意の(CR3 2)p1基には
ヒドロキシ基は1個だけであり、(R4)は、好ましくは水素ではないことを除
いてR2に類似しており、mは0または1であり、それぞれのn1およびp1は1
〜約4の整数であり、好ましくは2〜約3であり、更に好ましくは約3である)
を有する。R1基は、分岐状、不飽和または両方であることができ、このような
構造は、直鎖アルキルR1基との混合物の一部として用いるときでもフィルム形
成/ストリーキング効果を提供することができる。R2基同志を結合して、イミ
ダゾリン、ピリジンなどのような環構造を形成することもできる。好ましいヒド
ロカルビルアミドアルキレンスルホベタイン(HASB)洗剤用界面活性剤であ
って、m=1であり、Yがスルホネート基であるものは、優れたグリース汚れ除
去、および/またはフィルム形成/ストリーキング、および/または「防曇」、
および/または香料可溶化特性を提供する。このようなヒドロカルビルアミドア
ルキレンスルホベタインおよびこれより少ない量のヒドロカルビルアミドアルキ
レンベタインは、硬質表面のクリーニング洗剤組成物、特にガラスおよび取り難
い汚れの両方に使用する目的で処方されたものに使用するのに優れている。これ
らは、本明細書に開示されているモノエタノールアミンおよび/または特定のβ
−アミノアルカノールと共に用いるときには、一層良好である。
更に好ましい洗剤用界面活性剤は、一般式
R5−[C(O)−N(R6)−(CH2)n]−N(CH3)2 (+)−(CR7)3−
SO3 (-)
(前記式中、それぞれのR5は、約10〜約15個の炭素原子を有するアルキル
またはアルキレン基であり、それぞれの(R6)は、水素、メチル、エチル、プ
ロピル、ヒドロキシ置換エチルまたはプロピル、およびそれらの混合物からなる
群から選択され、それぞれの(R7)は、水素およびヒドロキシ基からなる群か
ら選択され、但し(+)および(−)電荷中心の間のR7基の一方はヒドロキシ
基であり、残りのR7は水素であり、(CR7 2)3残基におけるヒドロキシ基は1
個だけであり、nは1〜約4の数である)を有する。
更に好ましい特定の洗剤用界面活性剤は、C10 〜14脂肪アシルアミドプロピレ
ン(ヒドロキシプロピレン)スルホベタイン、例えばWitco Company から「REWOT
ERIC AM CAS Sulfobetain」の商品名で40%活性生成物として発売されている洗
剤用界面活性剤である。
組成物中の双性イオン性の洗剤用界面活性剤、例えばHASBの濃度は、典型
的には約0.02%〜約15%であり、好ましくは約0.05%〜約10%であ
る。組成物中の濃度は、洗浄溶液を作成するための究極的な希釈の程度によって
変化する。ガラスクリーニングには、組成物は、完全強度または組成物を含む洗
浄溶液を用いるときには、洗剤用界面活性剤を約0.02%〜約1%、好ましく
は約0.05%〜約0.5%、更に好ましくは約0.1%〜約0.25%含むも
のである。グリースのような取り難い汚れの除去には、この濃度を高くすること
ができかつすべきであり、典型的には約0.1%〜約10%であり、好ましくは
約0.25%〜約2%である。濃縮生成物は、典型的には約0.2%〜約10%
、好ましくは約0.3%〜約5%含む。双性イオン性洗剤、例えばHASBを含
む組成物は、双性イオン性洗剤は従来のアニオン性の洗剤用界面活性剤ほど容易
には硬度カチオンと相互作用しないので、消費者が一層容易に希釈することがで
きることが双性イオン性洗剤の利点である。双性イオン性洗剤は、極めて低濃度
、例えば約1%以下でも、極めて有効である。
他の双性イオン性洗剤用界面活性剤は、Siklosi の米国特許第4,287,0
80号明細書の第4欄に記載されており、前記特許明細書の内容は、その開示の
一部として本明細書に引用される。本発明における洗剤組成物に好適な双性イオ
ン性洗剤用界面活性剤のもう一つの詳細なリストは、1985年12月10日発
行のCollins の米国特許第4,557,853号明細書に見出だすことができ、
前記特許明細書の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。このよ
うな界面活性剤の供給業者は、McCutcheonの乳化剤および洗剤(McCutcheon's EM
ULSIFIERS AND DETERGENTS)、北米版、1984年、McCutchen Division、MC Pu
blishing Companyに見出だすことができ、前記文献の内容も、その開示の一部と
して本明細書に引用される。
前記特許明細書および文献には、他の洗剤用界面活性剤、例えばアニオン性、
およびあまり好ましくはないが、ノニオン性洗剤用界面活性剤であって、前記の
ように主要な界面活性剤として、または好ましい両性/双性イオン性洗剤用界面
活性剤の補助界面活性剤として、本発明の組成物に少量で用いることができるも
のであって、補助界面活性剤濃度は主要な界面活性剤に対して少量であるものも
開示されている。これらの典型的なものは、アルキル−およびアルキルエトキシ
レート−(ポリエトキシレート)スルフェート、パラフィンスルホネート、オレ
フィンスルホネート、アルコキシル化(特に、エトキシル化)アルコールおよび
アルキルフェノール、アルキルフェノールスルホネート、脂肪酸および脂肪酸エ
ステルのα−スルホネートなど、洗浄力業界で周知のものである。pHが約9.
5を上回るときには、低めのpHで両性である洗剤用界面活性剤は、所望なアニ
オン性洗剤用の補助界面活性剤である。例えば、C12〜C18アシルアミドアルキ
レンアミノアルキレンスルホネートである洗剤用界面活性剤、例えば式
R−C(O)−NH−(C2H4)−N(C2H4OH)−CH2CH(OH)CH2
SO3M
(前記式中、Rは約9〜約18個の炭素原子を含むアルキル基であり、Mは共存
し得るカチオンである)を有する化合物が、所望な補助界面活性剤である。これ
らの洗剤用界面活性剤、Miranol CS、OS、JSなどとして発売されている。このよ
うな界面活性剤に対してCTFAが採用した名称は、ココアンホヒドロキシプロ
ピルスルホネートである。組成物は、アルキルナフタレンスルホネートを実質的
に含まないのが好ましい。
一般的に、本明細書で用いられる洗剤用界面活性剤は、疎水性基、典型的には
C9〜C18の範囲のアルキル基、および場合によっては、エーテルまたはアミド
、好ましくはアミド基のような1以上の結合基を有するものを含んで居る。アニ
オン性洗剤用界面活性剤は、そのナトリウム、カリウムまたはアルカノールアン
モニウム、例えばトリエタノールアンモニウム塩の形態で用いることができるが
、ノニオン性界面活性剤は、好ましくはないが、一般的には約5〜約17個のエ
チレンオキシド基を含む。C12〜C18パラフィンスルホネートおよびアルキルス
ルフェートが、本発明の種類の組成物に特に好ましい。
本発明で少量用いられる幾つかの好適な界面活性剤は、下記のものの1種類以
上である。線状のC8〜C18アルキルベンゼンスルホネート(LAS)、特にC1 1
〜C12LAS、エチレンオキシド3モルを含むココナッツアルキルエーテルス
ルフェートのナトリウム塩、11〜15個の炭素原子のアルキル鎖長の範囲およ
び平均2〜10エチレンオキシド残基を有するランダムな第二アルコールの付加
生成物であって、それらの幾つかの市販品の例は、Tergitol 15-S-3、Tergitol
15-S-5、Tergitol 15-S-7、およびTergitol 15-S-9であってUnion Carbide Corp
oration から発売されているもの、ココナッツ脂肪酸のナトリウムおよびカリウ
ム塩(ココナッツ石鹸)、約8個の炭素〜約16個の炭素原子を有し、平均炭素
鎖長が約10〜約12個の炭素原子である直鎖の第一アルコールとアルコール1
モル当たり約4〜約8モルのエチレンオキシドとの縮合生成物、好ましい式
(前記式中、R8は約7〜約15この炭素原子を有し、約9〜約13個の炭素原
子の平均炭素鎖長を有する直鎖アルキル基であり、それぞれのR9は1〜約3こ
の炭素原子を有するヒドロキシアルキル基である)を有するアミド、後述される
好ましい式の一つを有する双性イオン性界面活性剤、またはホスフィンオキシド
界面活性剤。もう一つの好適な種類の界面活性剤はフッ化炭素界面活性剤であり
、その例はFC-129であるフッ素化アルキルカルボン酸カリウム、およびFC-170-C
であるフッ素化アルキルポリオキシエチレンエタノールの混合物であって、いず
れも3M Corporationから発売されているもの、並びにDuPont Corporationから発
売されているZonyl フッ化界面活性剤である。各種の界面活性剤の混合物を用い
ることができると思われる。
(3) 混合物
前記の双性イオン性洗剤用界面活性剤および/またはアニオン性洗剤用界面活
性剤の混合物を、本発明で用いることができる。双性イオン性の洗剤用界面活性
剤は、約0.02%〜約15%の濃度で配合することができる。
B. 疎水性溶媒
良好なクリーニングを行うために、クリーニング活性を有する疎水性溶媒を用
いることができる。本発明の硬質表面のクリーニング組成物に用いられる溶媒は
、例えば、乾式クリーニング産業、硬質表面クリーナー産業、および金属加工産
業で普通に用いられる周知の「脱脂」溶媒のいずれかであることができる。
このような溶媒の有用な定義は、Union Carbide 社の出版物である「ザ・ホイ
(The Hoy)」に記載されている溶解度パラメーターから誘導することができ、前
記文献の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。最も有用なパラ
メーターは、式
[(前記式中、γHは水素結合パラメーターであり、aは集合数
であり、
γTは、式
(前記式中、ΔH25は、25℃における気化熱であり、Rは気体定数(1.98
7カロリー/モル/度)であり、Tは°Kでの絶対温度であり、Tbは°Kでの
沸点であり、Tは°Kでの臨界温度であり、dはg/mlでの密度であり、Mは
分子量である)から得られる溶解度パラメーターである]によって計算される水
素結合パラメーターであると考えられる。
本発明の組成物に対して、水素結合パラメーターは、好ましくは約7.7未満
であり、更に好ましくは約2〜約7または7.7であり、更に一層好ましくは約
3〜約6である。数値の低い溶媒は、組成物中で次第に可溶化し難くなり、ガラ
ス上に曇りを生じやすい。数値を高くするには、溶媒を更に良好なグリース状/
油性汚れのクリーニングを提供するようにする必要がある。
疎水性溶媒は、典型的には約0.5%〜約30%、好ましくは約2%〜約15
%、更に好ましくは約4%〜約8%の濃度で用いられる。希薄組成物は、典型的
には約1%〜約10%、好ましくは約2%〜約6%の濃度の溶媒を含む。濃縮組
成物は、溶媒を約10%〜約30%、好ましくは約10%〜約20%含んでいる
。
炭化水素およびモノおよび/またはジセスキテルペンのような更に疎水性の溶
媒は、組成物の約0.4重量%を上回る濃度で配合すべきではなく、組成物は、
特に揮発性が限定されているときには、前記溶媒を本質的に含まないのが好まし
い。このような溶媒の多くは、アルキルまたはシクロアルキル型の炭化水素また
はハロゲン化炭化水素残基を含んでなり、室温より十分高い、すなわち約20℃
を上回る沸点を有する。
この型の組成物の処方者は、部分的には良好なグリース除去特性を提供する必
要性により、また部分的には美的考慮により補助溶媒の選択を迫られるであろう
。例えば、ケロセン炭化水素は、本発明の組成物においてグリース除去に極めて
良好に機能するが、悪臭を有することがある。ケロセンは、商業的状態にあって
も使用前には極めて清浄でなければならない。家庭での使用で、悪臭が我慢で着
ない場合には、処方者は比較的快い臭気、または賦香によりかなり改質すること
ができるを有する溶媒を選択することになると思われる。
C6〜C9アルキル芳香族溶媒、特にC6〜C9アルキルベンゼン、好ましくはオ
クチルベンゼンは、優れたグリース除去特性を示し、低い快い臭気を有する。同
様に、沸点が少なくとも約100℃のオレフィン溶媒、特にα−オレフィン、好
ましくは1−デセンまたは1−ドデセンは、優れたグリース除去溶媒である。し
かしながら、組成物は、これらの疎水性溶媒を本質的に含まないのが好ましい。
一般的に、本発明で用いられるグリコールエーテルは、式R12O−(R13O)m
1H(式中、それぞれのR12は約3〜約8個の炭素原子を有するアルキル基で
あり、それぞれのR13はエチレンまたはプロピレンであり、m1は1〜約3の数
である)を有する。最も好ましいグリコールエーテルは、モノプロピレングリコ
ールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノブ
チルエーテル、モノプロピレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコ
ールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノヘキシルエーテル、モノエチレングリコールモノヘキシルエー
テル、モノエチレングリコールモノブチルエーテル、およびそれらの混合物から
なる群から選択される。
これらの硬質表面クリーナー組成物の溶媒の特に好ましい種類は、その分子構
造に6〜約16個の炭素原子を有するジオールを含んでなる。好ましいジオール
溶媒は、水への溶解度が20℃で約0.1〜約20g/100g水である。
松油、オレンジテルペン、ベンジルアルコール、n−ヘキサノール、C1 〜4ア
ルコールのフタル酸エステル、ブトキシプロパノール、Butyl Carbitol Rおよび
1−(2−n−ブトキシ−1−メチルエトキシ)プロパン−2−オール(ブトキ
シプロポキシプロパノールまたはジプロピレングリコールモノブチルエーテルと
も呼ばれる)、ヘキシルジグリコール(Hexyl Carbitol R)、ブチルトリグリコ
ール、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールのようなジオール、
およびそれらの混合物を用いることができるが、松油やオレンジテルペンのよう
な疎水性材料の濃度は、含まれている場合には、極めて低くしておくべきである
。ブトキシ−プロパノールは、ブトキシ基がプロパノールの第二級原子に結合し
て、臭気が改良されている第二異性体は約20%だけ、好ましくは約10%だけ
、更に好ましくは約7%だけにすべきである。
C. アルカリ性供給源
水性液状の硬質表面組成物は、本明細書では、好ましくはモノエタノールアミ
ンおよび/またはβ−アミノアルカノール化合物を含んでなるまたはから本質的
になるアルカリ性材料を組成物の約0.05重量%〜約10重量%含むことがで
きる。
モノエタノールアミンおよび/またはβ−アミノアルカノール化合物は、pH
が約10.0を上回り、特に約10.7を上回るときには、主として溶媒として
働く。それらは、使用中にアルカリ緩衝能も提供する。しかしながら、それらの
最も独特な寄与は、双性イオン性洗剤用界面活性剤、アンホカルボキシレート洗
剤用界面活性剤、またはそれらの混合物を含む硬質表面クリーニング組成物のフ
ィルム形成/ストリーキング特性を改良し、一方、通常のアニオン性またはエト
キシル化ノニオン性洗剤用界面活性剤と共に用いるときには、フィルム形成/ス
トリーキングをほとんど改良しないことである。この改良の理由は、知られてい
ない。この改良は通常のアルカリ性供給源では見られないので、単なるpH効果
ではない。溶媒である他の同様な材料では、同じ効果は得られず、この効果は、
含まれている他の材料によって変化することがある。高い割合のテルペンを含む
香料を配合すると、この効果は、β−アルカノールアミンに対しては大きく、そ
れらが好ましいことが多いが、モノエタノールアミンが通常は好ましい。
モノエタノールアミンおよび/またはβ−アルカノールアミンは、約0.05
%〜約10%、好ましくは約0.2%〜約5%の濃度で用いられる。希薄組成物
に対しては、それらは、典型的には約0.05%〜約2%の濃度で、好ましくは
約0.075%〜約1.0%、更に好ましくは約0.075%〜約0.7%の濃
度で含まれる。濃縮組成物に対しては、それらは、典型的には、約0.5%〜約
10%、好ましくは約1%〜約5%の濃度で含まれる。
好ましいβ−アミノアルカノールは、第一ヒドロキシ基を有する。好適なβ−
アミノアルカノールは、式
(式中、それぞれのR14は、水素、および1〜4個の炭素原子を有するアルキル
基からなる群から選択され、化合物中の炭素原子の総数は3〜6であり、好まし
くは4個である)を有する。アミン基は、好ましくは第一炭素原子に結合しない
。更に好ましくは、アミン基は第三炭素原子に結合して、アミン基の反応性をで
きるだけ少なくする。特に好ましいβ−アミノアルカノールは、2−アミノ−1
−ブタノール、2−アミノ−2−メチルプロパノール、およびそれらの混合物で
ある。最も好ましいβ−アミノアルカノールは、第三炭素原子に結合したアミン
基を有するあらゆるβ−アミノアルカノールの内で最低の分子量を有するので、
2−アミノ−2−メチルプロパノールである。β−アミノアルカノールの沸点は
、約175℃を下回るのが好ましい。好ましくは、沸点は、約5℃〜165℃の
範囲内である。
これらのβ−アミノアルカノールは、通常は硬質表面クリーニングの優れた材
料であり、本出願においてある種の望ましい特性を有する。
β−アミノアルカノールは、テルペンおよび類似の材料のような香料成分を含
む硬質表面洗剤組成物にとっては、例えばモノエタノールアミンより著しく良好
である。しかしながら、通常は、双性イオン性の洗剤用界面活性剤を含む組成物
のフィルム形成/ストリーキング性能を改良するその効果から、モノエタノール
アミンが好ましい。モノエタノールアミンおよび/またはβ−アミノアルカノー
ルを組み合わせることによって得られる硬質表面のフィルム形成/ストリーキン
グの改良は、全く予想外のものであった。
良好なフィルム形成/ストリーキング、すなわちフィルム形成/ストリーキン
グを最小限または全くなくすることは、例えば見えるものが影響を受ける窓ガラ
スや鏡のクリーニングにとって、およびスポットが美観上望ましくない皿やセラ
ミック表面に取って特に重要である。β−アミノアルカノールは、硬質表面クリ
ーニング組成物、特に双性イオン性洗剤用界面活性剤を含むものに用いるときに
は、除去し難いグリース汚れの優れたクリーニング、および特に高温条件下での
優れた生成物安定性を提供する。
β−アミノアルカノール、および特に好ましい2−アミノ−2−メチルプロパ
ノールは、その分子量が比較的大きいことを考慮すれば、清浄にした表面から意
外なほど揮発しやすい。
組成物は、単独または好ましいアルカノールアミンと共に、一層普通に用いら
れるアルカリ緩衝剤、例えばアンモニア、他のC2 〜4アルカノールアミン、アル
カリ金属水酸化物、ケイ酸塩、ホウ酸塩、炭酸塩、および/または重炭酸塩を含
むことができる。従って、含まれている緩衝剤は、通常は好ましいモノエタノー
ルアミンおよび/またはβ−アミノアルカノール、および追加の通常のアルカリ
材料を含んでなる。アルカリ性供給源の総量は、典型的には0%〜約5%、好ま
しくは0%〜約0.5%であり、使用時の生成物中のpHは少なくとも最初は約
9.5〜約12であり、好ましくは約9.7〜約11.5であり、更に好ましく
は約9.7〜約11.3である。pHは、通常は生成物について測定される。
(D) 洗剤ビルダー
硬質表面クリーナーにとって効率的でありかつ臨界濃度でフィルム形成/スト
リーキング性が少ない洗剤ビルダーは、本発明の本質的要素である。特定の洗剤
ビルダーである酒石酸を臨界濃度で本発明の組成物に添加すると、クリーニング
が改良され、通常は洗剤ビルダーを硬質表面クリーナーに添加したときに起こる
フィルム形成/ストリーキングの問題は生じない。本発明において、クリーニン
グの改良と、ガラスのクリーニングにも用いられる硬質表面クリーナーにとって
特に重要な許容可能なフィルム形成/ストリーキングの結果との間で妥協を行う
必要は最早ないのである。本明細書記載の洗剤ビルダーを本明細書記載の濃度で
含むこれらの組成物、極めて良好なクリーニング特性を有する。それらは、極め
て良好な光沢特性も有しており、すなわち光沢表面のクリーニングに用いたとき
に、濯ぎなしで、それらは、例えば炭酸塩から作成した生成物よりも、表面に曇
った仕上りやフィルム形成/ストリーキングが残る傾向が著しく少ない。
洗剤ビルダーは、約0.001%〜約0.05%、更に好ましくは約0.01
%〜約0.05%、最も好ましくは約0.025%〜約0.04%の濃度で含ま
れる。
典型的には、ビルダーを両性および/または双性イオン性洗剤用界面活性剤と
組み合わせるときに最も許容可能なフィルム形成/ストリーキングの結果が改良
されるが、余り好ましくないアニオン性またはアニオン/ノニオン性洗剤用界面
活性剤組成物でも改良が見られる。
(E) 水性補助溶媒系
処方の残部は、典型的には水、およびクリーニング作用が極めて少なく、水素
結合パラメーターが約7.7より大きく、好ましくは約7.8より大きい非水性
の極性溶媒、例えばメタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリ
コール、水素結合パラメーターが7.7より大きいグリコールエーテル、プロピ
レングリコール、およびそれらの混合物、好ましくはイソプロパノール、更に好
ましくはエタノールである。非水性の極性溶媒の濃度は、一層濃縮した処方を調
製するときには通常は大きめである。典型的には、非水性の極性溶媒の濃度は、
約0.5%〜約40%であり、好ましくは約1%〜約10%であり、更に好まし
くは約2%〜約8%(特に「希薄」組成物に対して)であり、水の濃度は、約5
0%〜約99%であり、好ましくは約75%〜約95%である。
(F) 任意成分
本発明の組成物は、洗剤組成物の技術分野で知られている他の様々な付加物を
含むこともできる。それらは、許容可能なフィルム形成/ストリーキングを引き
起こす濃度では用いないのが好ましい。
このような付加物の非制限的例は、プロテアーゼのような酵素、トルエンスル
ホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウムおよびキシレンスルホン酸カリ
ウムのようなヒドロトロープ剤、着色料および香料のような美的向上剤であるが
、それらはガラスのクリーニングにおいてフィルム形成/ストリーキングに悪影
響を与えないものである。ほとんどの硬質表面クリーナー生成物は、幾らかの香
料を含み、嗅覚上の美的効果を提供し、生成物が有するあらゆる「化学的」臭気
を被覆する。これらの香料中の揮発性が高く、低沸騰性(沸点が低い)香料成分
の小画分の主要な機能は、クリーニングを行った表面の後に続く臭気に影響を与
えるよりは、生成物自身の芳香臭を改良することである。しかしながら、揮発性
が高くなく、高沸騰性の香料成分の幾つかは、表面に新鮮で清浄な印象を与える
ことができ、これらの成分が乾燥した表面に付着して、存在するのが望ましいこ
とがある。香料は、更に水溶性および/または揮発性であり、スポットおよびフ
ィルム形成ができるだけ少なくなるものが好ましい。本発明で用いられる香料は
、1992年4月28日にMichael に発行された米国特許第5,108,660
号明細書の第8欄48〜68行目、第9欄1〜68行目、および第10欄1〜2
4行目に更に詳細に記載されており、前記特許明細書および特に前記の特定の部
分の内容は、その開示の一部として本明細書に引用される。
抗菌剤を配合することができるが、フィルム形成/ストリーキングの問題を回
避するために低濃度だけで配合するのが好ましい。更に疎水性の抗菌/殺菌剤、
例えばオルトベンジル−パラ−クロロフェノールは、用いない。このような材料
が含まれる場合には、約0.1%を下回る濃度に保つべきである。
安定化成分を、典型的には疎水性成分、例えば香料を更に安定化する目的で配
合することができる。安定化成分としては、酢酸およびプロピオン酸、およびそ
れらの塩、例えばNH4、MEA、Na、Kなど、好ましくは酢酸およびC2〜C6
アルカンジオール、更に好ましくはブタンジオールが挙げられる。安定化成分
は、任意の既知の原理に従って機能しない。しかしながら、アミド双性イオン性
洗剤用界面活性剤と、線状のアシルアンホカルボキシレート洗剤用界面活性剤、
アニオン性洗剤用界面活性剤、ノニオン性洗剤用界面活性剤、またはそれらの混
合物、および安定化成分との組み合わせにより、マイクロエマルションを生成す
ることができる。安定化成分の量は、典型的には約0.01%〜約0.5%、好
ましくは約0.02%〜約0.2%である。疎水性材料、例えば生成物中で安定
化することができる香料の割合は界面活性剤の総量に関連しており、典型的には
、界面活性剤対疎水性材料の割合が約1:2〜約2:1となる量である。
本発明の濃縮組成物を用いて、余り高価でなくかつ環境学的に健全な生成物を
提供することもできる。元の濃度の10倍まで、好ましくは5倍まで、更に好ま
しくは元の濃度の2倍までの濃度を用いることができ、水道水、蒸留水および/
または脱イオン水を用いて1倍の濃度まで希釈することができる。
本発明を、下記の非制限的実施例によって例示する。
例I
例II
MEA/酒石酸を含まず、代わりに重炭酸ナトリウムを用いる比較例。
最終結果拭取試験 手続き
試験を行う生成物の複数回のスプレーを、生成物を消費者が実際の使用を模し
て、2フィート×3フィートのガラス窓(手形の体油で汚すことができる)に噴
霧して、2枚のペーパータオルで拭き取り、ほぼ乾燥させる。等級付け
専門の審査員により、日光を模した投光照明を用いて、生成物を噴霧した特定
部分をフィルム形成/ストリーキングの量について評価する。最終結果の品質を
記載する数値を、それぞれの生成物に割り当てる。本明細書で報告した試験結果
については、0〜6の尺度を用いており、0=良好な最終結果であり、フィルム
/縞模様なしであり、6=極めて劣った最終結果である。
処方 最終結果拭取等級
(0=最良、6=最悪)
1 0.74
2 0.60
3 0.76
4 0.95
5 1.23
6 1.07
7 1.25
8 1.35
9 1.74
10 1.48
11 1.90DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Liquid hard surface detergent composition containing a specific concentration of tartaric acid detergent builder
Field of the invention
The present invention relates to a liquid detergent composition for cleaning hard surfaces. This
Such compositions typically include detergent surfactants, solvents, builders, and the like.
.
Background of the Invention
Low concentration of solvents and organic water-soluble synthetic detergent surfactants for glass cleaning
It is known for use in.
Known liquid detergent compositions include certain organic solvents, detergent surfactants, and
Some comprise builders and / or abrasives. However, the conventional technology
In surgery, as described below, at critical concentrations of liquids in hard surface cleaner formulations
There is no teaching or recognition of the benefits of any particular builder.
Liquid cleaning compositions are applied to hard surfaces in neat (raw) or concentrated form
To deliver relatively high concentrations of surfactants and / or organic solvents, etc. directly to soil
It has the great advantage that it can be done. Therefore, the liquid cleaning composition
The product is an excellent stone compared to a dilute cleaning solution prepared from a powdered cleaning composition.
It has the potential to provide removal of soap scum, grease and oily soil.
Adding a detergent builder to a liquid hard surface cleaning composition will result in excellent cleaning
The likelihood of training. However, conventionally, such a detergent building
Blender, usually filming / streaking
Usually resulted in unacceptable results. Therefore, the detergent builder
Formulations have been considered undesirable for cleaning.
Liquid cleaning compositions, especially compositions prepared for cleaning glass,
Particularly good film formation / streaking properties are required. Furthermore, they
Is a problem with product morphology, especially non-uniformity, lack of transparency, or use by consumers
Have the problem of too strong "solvent" odor.
Summary of the Invention
The present invention relates to improved cleaning and better film formation / streaking.
An aqueous liquid hard surface detergent composition having a (A) anionic property
Surfactants, surfactants for amphoteric detergents including zwitterionic surfactants, and
Detergent surfactant selected from the group consisting of these mixtures, (B) a hydrophobic solvent, (C)
Alkaline material, (D) tartaric acid detergent builder, and (E) water, and possibly
Methanol, ethanol, isopropanol, ethylene glycol, polypropylene
Len glycol, glycol ether with hydrogen bonding parameter greater than 7.7
Cleaning action selected from the group consisting of
Non-aqueous polar solvent that has only
A composition comprising the remainder. These compositions may be used at
They can be formulated as compacts or are more convenient to apply to hard surfaces.
It can be packaged in a container having means for generating a play.
Unless stated otherwise, all percentages, parts and ratios are herein by weight.
Things.
Detailed description of the invention
According to the present invention, an excellent method for cleaning glossy surfaces such as glass.
(A) anionic surfactant, zwitterionic surfactant
Selected from the group consisting of amphoteric detergent surfactants, including detergents, and mixtures thereof
Detergent surfactant, preferably C6~ CTen`` Amphocarboxylate (amph
ocarboxylate) detergent surfactants, (substantially cationic and anionic groups
The zwitterionic detergents are used in equal proportions so that the pH used is electrically neutral.
Surfactants or mixtures thereof, (B) a hydrophobic and volatile cleaning solvent, (
C) an alkaline buffer, preferably monoethanolamine, or
Certain β-amino-alkanol compounds, (D) having a pH of at least about 9.5, preferably
Or at least about 10, the critical concentration of the tartaric acid detergent builder, and (E) water
, And possibly methanol, ethanol, isopropanol, ethylene
Glycol, polypropylene glycol, hydrogen bonding parameter greater than 7.7
Selected from the group consisting of glycerol ethers and mixtures thereof.
Non-aqueous polar solvent, which has very little cleaning action
.
(A)Detergent surfactant
(1) ANonionic detergent surfactant
The aqueous, liquid hard surface detergent composition of the present invention is preferably of the type described above and below.
From about 0.01% to about 2.0%, more preferably from about 0.01% to about 2.0%.
From about 0.1% to about 1.0%. Anionic surfactants are water-soluble
Alkyl or alkylaryl compounds wherein the alkyl is from about 6 to about 20 carbons
Those having a nitrogen atom and containing a sulfate or sulfonate substituent are preferred. Place
Depending on the degree of cleaning desired, use only anionic detergent surfactants.
Or less preferably, anionic detergent surfactants
It can be combined with a surfactant, preferably an amphoteric co-surfactant. Noni
Ionic surfactants such as ethoxylated alcohols and / or
Knol can also be used as a co-surfactant.
The surfactant for anionic detergents herein is C6~ C20Alkyl sulfate
, Alkyl ethoxy ether sulfate, alkyl benzene sulfonate,
It is selected from the group consisting of lefin sulfonates, and mixtures thereof. Like
Alternatively, the surfactant for anionic detergent is C6~ C20Alkyl sulfate
And
More preferably C8~ C16It is an alkyl sulfate.
(2)Surfactants for zwitterionic detergents
Aqueous liquid hard surface detergent compositions (cleaners) are highly preferred in the present invention.
But not as a primary detergent surfactant or preferably as a co-surfactant
As a cationic group, preferably a quaternary ammonium group, and an anionic group,
Preferably carboxylate, sulfate and / or sulfonate groups,
A suitable zwitterionic detergent surfactant, preferably containing a sulfonate,
2% to about 15%. The amount of the surfactant in the zwitterionic detergent
A more preferred range is from about 0.01% to about 1.0% of the surfactant, most preferably
The range is from about 0.02% to about 0.2%.
The zwitterionic surfactant as described above has both a cationic group and an anionic group.
Anions on detergent surfactant molecules that are substantially electrically neutral
The number of charges and cation electrifications are substantially the same. Zwitterionic detergent,
Type is selected from quaternary ammonium groups and sulfonate and carboxylate groups.
And those containing selected anionic groups are intended for cleaning hard surfaces.
It is desirable because it retains their amphoteric properties over most of the pH range. Sur
A phonate group is a preferred anionic group.
Preferred zwitterionic detergent surfactants have the general formula
R1-[C (O) -N (RTwo)-(CRThree Two)n1]mN (RFour) 2(+)− (CRThree Two)p
1-Y(-)
(In the above formula, each Y is preferably a carboxylate (COO-) Or
Sulfonate (SOThree -) Groups, more preferably sulfonates,
R1Is a hydrocarbon, such as about 8 to about 20, preferably about 10 to about 18, and
Preferably an alkyl or alkylene group having about 12 to about 16 carbon atoms.
And each (RTwo) Is hydrogen or has 1 to about 4 carbon atoms
Short-chain alkyl or substituted alkyl, preferably methyl, ethyl,
Consists of ropyl, hydroxy-substituted ethyl or propyl, and mixtures thereof
A group selected from the group, preferably methyl, and the respective (RThree)
Selected from the group consisting of hydrogen and hydroxy groups,Three Two)pOne unit
There is only one hydroxy group and (RFour) Except that it is preferably not hydrogen
And RTwoM is 0 or 1 and each n1And p1Is 1
An integer of from about to about 4, preferably from about 2 to about 3, and more preferably about 3.
Having. R1The groups can be branched, unsaturated or both;
The structure is linear alkyl R1Film form even when used as part of a mixture with a group
A synergistic / streaking effect can be provided. RTwoCombine the groups, Imi
Ring structures such as dazoline, pyridine and the like can also be formed. Preferred hide
Locarbyl amide alkylene sulfobetaine (HASB) surfactant for detergents
Therefore, those in which m = 1 and Y is a sulfonate group have excellent grease stain removal.
Leaving, and / or film formation / streaking, and / or "anti-fog",
And / or provide perfume solubilizing properties. Such hydrocarbyl amidosia
Lucylene sulfobetaine and less hydrocarbyl amide alkyl
Lembetaine is a hard surface cleaning detergent composition, especially glass and difficult to remove.
Excellent for use with those formulated for the purpose of using both for dirt. this
Et al. Disclose the monoethanolamine and / or specific β disclosed herein.
-Better when used with aminoalkanols.
More preferred surfactants for detergents have the general formula
RFive-[C (O) -N (R6)-(CHTwo)n] -N (CHThree)Two (+)− (CR7)Three−
SOThree (-)
(Wherein each RFiveIs an alkyl having about 10 to about 15 carbon atoms
Or an alkylene group, and each of (R6) Is hydrogen, methyl, ethyl,
Consists of ropyl, hydroxy-substituted ethyl or propyl, and mixtures thereof
Selected from the group, each (R7) Is a group consisting of hydrogen and a hydroxy group
From the (+) and (-) charge centers7One of the groups is hydroxy
And the remaining R7Is hydrogen and (CR7 Two)ThreeThe hydroxy group in the residue is 1
And n is a number from 1 to about 4).
Further preferred specific detergent surfactants include CTen ~14Fatty acylamide propyle
(Hydroxypropylene) sulfobetaines, such as "REWOT" from the Witco Company
ERIC AM CAS Sulfobetain ”is a washing product sold as a 40% active product under the trade name
It is a surfactant for agents.
The concentration of zwitterionic detergent surfactant, such as HASB, in the composition is typically
Typically about 0.02% to about 15%, preferably about 0.05% to about 10%.
You. The concentration in the composition depends on the ultimate degree of dilution to make the wash solution.
Change. For glass cleaning, the composition may be washed at full strength or containing the composition.
When using a cleaning solution, the detergent surfactant is used in an amount of about 0.02% to about 1%, preferably
Contains from about 0.05% to about 0.5%, more preferably from about 0.1% to about 0.25%.
It is. To remove difficult-to-remove dirt such as grease, increase this concentration.
And should typically be from about 0.1% to about 10%, preferably
From about 0.25% to about 2%. The concentrated product is typically from about 0.2% to about 10%
, Preferably from about 0.3% to about 5%. Contains zwitterionic detergents such as HASB
Zwitterionic detergents are as easy to use as conventional anionic detergent surfactants
Does not interact with hardness cations, making it easier for consumers to dilute.
This is an advantage of zwitterionic detergents. Extremely low concentrations of zwitterionic detergents
For example, even less than about 1% is extremely effective.
Other zwitterionic detergent surfactants are described in Siklosi U.S. Pat.
No. 80, column 4; the content of the patent specification is the
Partially cited herein. Zwitter ion suitable for the detergent composition in the present invention
Another detailed list of surfactants for detergents is available from December 10, 1985.
US Pat. No. 4,557,853 to Collins, US Pat.
The contents of said patent specification are cited herein as part of its disclosure. This
Supplier of such surfactants are McCutcheon's emulsifiers and detergents (McCutcheon's EM
ULSIFIERS AND DETERGENTS), North America, 1984, McCutchen Division, MC Pu
blishing Company, and the contents of the above-mentioned documents may be part of the disclosure.
As cited herein.
The patents and literature mention other detergent surfactants, such as anionics,
And less preferably, a surfactant for nonionic detergents,
As the primary surfactant or as a preferred amphoteric / zwitterionic detergent interface
As a co-surfactant of the surfactant, it can also be used in small amounts in the composition of the invention.
In some cases, the co-surfactant concentration is small relative to the main surfactant.
It has been disclosed. Typical of these are alkyl- and alkylethoxy.
Rate- (polyethoxylate) sulfate, paraffin sulfonate, oleate
Finsulfonates, alkoxylated (especially ethoxylated) alcohols and
Alkyl phenols, alkyl phenol sulfonates, fatty acids and fatty acid
It is well known in the detergency industry, such as Stell's α-sulfonate. pH about 9.
Above pH 5, detergent surfactants that are amphoteric at lower pHs will not
Auxiliary surfactant for on detergents. For example, C12~ C18Acylamide alkyl
Detergent surfactants which are lenaminoalkylene sulfonates, such as the formula
RC (O) -NH- (CTwoHFour) -N (CTwoHFourOH) -CHTwoCH (OH) CHTwo
SOThreeM
(Wherein, R is an alkyl group containing from about 9 to about 18 carbon atoms, and M is
(Which is a possible cation) is the desired co-surfactant. this
These detergent surfactants are sold as Miranol CS, OS, JS, etc. This
The name used by CTFA for such surfactants is cocoamphohydroxypro.
Pyrsulfonate. The composition substantially comprises an alkyl naphthalene sulfonate.
Is preferably not included.
Generally, detergent surfactants used herein are hydrophobic groups, typically
C9~ C18An alkyl group in the range and optionally an ether or amide
, Preferably those having one or more linking groups such as amide groups. Ani
Surfactants for on detergents are sodium, potassium or alkanol
Monium, for example, in the form of a triethanol ammonium salt,
, Nonionic surfactants are not preferred, but generally from about 5 to about 17
Contains a thylene oxide group. C12~ C18Paraffin sulfonates and alkyls
Rufate is particularly preferred for compositions of the present invention.
Some suitable surfactants used in small amounts in the present invention include one or more of the following:
Above. Linear C8~ C18Alkylbenzene sulfonate (LAS), especially C1 1
~ C12LAS, coconut alkyl ethers containing 3 moles of ethylene oxide
Sodium salt of sulfate, range of alkyl chain length of 11 to 15 carbon atoms and
Of random secondary alcohols having an average of 2 to 10 ethylene oxide residues
Examples of products, some of which are commercially available, are Tergitol 15-S-3, Tergitol
15-S-5, Tergitol 15-S-7, and Tergitol 15-S-9 with Union Carbide Corp
oration, coconut fatty acids sodium and potassium
Salt (coconut soap), having about 8 carbons to about 16 carbon atoms,
Linear primary alcohols having a chain length of about 10 to about 12 carbon atoms and alcohol 1
Condensation products with from about 4 to about 8 moles of ethylene oxide per mole, the preferred formula
(In the above formula, R8Has about 7 to about 15 carbon atoms and has about 9 to about 13 carbon atoms.
A linear alkyl group having an average carbon chain length of9Is 1 to 3
Which is a hydroxyalkyl group having a carbon atom of
Zwitterionic surfactants having one of the preferred formulas, or phosphine oxides
Surfactant. Another preferred type of surfactant is a fluorocarbon surfactant.
, An example of which is FC-129, a potassium fluorinated alkylcarboxylate, and FC-170-C
A mixture of fluorinated alkyl polyoxyethylene ethanols,
These are also available from 3M Corporation and from DuPont Corporation.
Zonyl is a fluorinated surfactant sold. Using a mixture of various surfactants
I think it can be done.
(3)blend
Surfactant for zwitterionic detergent and / or surfactant for anionic detergent
Mixtures of sex agents can be used in the present invention. Zwitterionic detergent surfactants.
The agent can be present in a concentration from about 0.02% to about 15%.
B.Hydrophobic solvent
Use a hydrophobic solvent with cleaning activity for good cleaning.
Can be. The solvent used in the hard surface cleaning composition of the present invention is
For example, dry cleaning industry, hard surface cleaner industry, and metalworking industry
It can be any of the well-known "defatting" solvents commonly used in the industry.
A useful definition of such a solvent is found in Union Carbide's publication The Hoi.
(The Hoy).
The contents of the bibliography are cited herein as part of the disclosure. The most useful para
The meter is a formula
[(Where γH is a hydrogen bond parameter, and a is the number of sets.
And
γT is given by the equation
(Wherein ΔHtwenty fiveIs the heat of vaporization at 25 ° C., and R is the gas constant (1.98
7 calories / mole / degree), T is the absolute temperature in ° K,bIs in ° K
Boiling point, T is the critical temperature in K, d is the density in g / ml, M is
Is the solubility parameter obtained from
It is considered to be an elementary binding parameter.
For compositions of the present invention, the hydrogen bonding parameter is preferably less than about 7.7.
And more preferably about 2 to about 7 or 7.7, and even more preferably about
3 to about 6. Solvents with low numbers become increasingly difficult to solubilize in the composition,
Cloudy on the surface. To increase the value, use a solvent with a better grease /
It is necessary to provide cleaning for oily stains.
The hydrophobic solvent is typically from about 0.5% to about 30%, preferably from about 2% to about 15%.
%, More preferably from about 4% to about 8%. Dilute compositions are typical
Contains a solvent at a concentration of about 1% to about 10%, preferably about 2% to about 6%. Concentrator group
The composition contains about 10% to about 30%, preferably about 10% to about 20% solvent.
.
More hydrophobic solvents such as hydrocarbons and mono and / or disesquiterpenes
The vehicle should not be present at a concentration greater than about 0.4% by weight of the composition and the composition
Particularly when the volatility is limited, it is preferable that the solvent is not substantially contained.
No. Many such solvents are hydrocarbons of the alkyl or cycloalkyl type or
Comprises halogenated hydrocarbon residues and is well above room temperature, ie, about 20 ° C.
It has a boiling point above.
The formulator of this type of composition must provide, in part, good degreasing properties.
The need, and in part, aesthetic considerations, will dictate the choice of co-solvent
. For example, kerosene hydrocarbons are highly degreasing in the compositions of the present invention.
Works well, but may have a foul odor. Kerosene is in commercial condition
Must also be very clean before use. Wear at home, stinking with stench
If not, the prescriber should have a relatively pleasant odor, or be significantly modified by flavoring
It is likely that one will select a solvent that has
C6~ C9Alkyl aromatic solvents, especially C6~ C9Alkyl benzene, preferably
Cutylbenzene exhibits excellent grease removal properties and has a low pleasant odor. same
Thus, olefin solvents having a boiling point of at least about 100 ° C., especially α-olefins,
Preferably 1-decene or 1-dodecene is a good degreasing solvent. I
However, it is preferred that the composition be essentially free of these hydrophobic solvents.
Generally, the glycol ethers used in the present invention have the formula R12O- (R13O)m
1H (wherein each R12Is an alkyl group having about 3 to about 8 carbon atoms
Yes, each R13Is ethylene or propylene, m1Is a number from 1 to about 3
Is). The most preferred glycol ether is monopropylene glyco
Monopropyl ether, dipropylene glycol monobu
Tyl ether, monopropylene glycol monobutyl ether, ethylene glycol
Monohexyl ether, ethylene glycol monobutyl ether, diethyl
Glycol monohexyl ether, monoethylene glycol monohexyl ether
From ter, monoethylene glycol monobutyl ether, and mixtures thereof
Selected from the group consisting of:
A particularly preferred type of solvent for these hard surface cleaner compositions is their molecular structure.
Comprising a diol having from 6 to about 16 carbon atoms. Preferred diol
The solvent has a solubility in water of about 0.1 to about 20 g / 100 g water at 20C.
Pine oil, orange terpene, benzyl alcohol, n-hexanol, C1 ~FourA
Phthalates of butanol, butoxypropanol, Butyl Carbitol R and
1- (2-n-butoxy-1-methylethoxy) propan-2-ol (butoki
With cipropoxypropanol or dipropylene glycol monobutyl ether
Hexyl diglycol (Hexyl Carbitol R), butyl triglyco
Diols such as 2,2,4-trimethyl-1,3-pentanediol,
And mixtures thereof, such as pine oil or orange terpene
Concentrations of sensitive hydrophobic materials, if included, should be kept very low
. Butoxy-propanol has a butoxy group attached to the secondary atom of propanol.
Only about 20%, preferably about 10%, of the second isomer with improved odor
, More preferably only about 7%.
C.Alkaline source
The aqueous liquid hard surface composition herein is preferably a monoethanolamine.
And / or essentially comprises a β-aminoalkanol compound
From about 0.05% to about 10% by weight of the composition.
Wear.
The monoethanolamine and / or β-aminoalkanol compound can be adjusted to pH
Is above about 10.0, especially above about 10.7, mainly as a solvent
work. They also provide alkaline buffering capacity during use. However, those
The most unique contribution is the zwitterionic detergent surfactant, amphocarboxylate wash
Of a hard surface cleaning composition comprising a surfactant for surfactants or mixtures thereof.
Improves filming / streaking properties, while improving normal anionic or eth
When used with a xylated nonionic detergent surfactant, the
The reason is that it hardly improves the treeing. The reasons for this improvement are not known.
Absent. This improvement is not seen with normal alkaline sources, so it is only a pH effect
is not. Other similar materials that are solvents do not achieve the same effect,
May vary depending on other materials included. Contains a high percentage of terpenes
When a fragrance is added, this effect is significant for β-alkanolamines,
While these are often preferred, monoethanolamine is usually preferred.
Monoethanolamine and / or β-alkanolamine is about 0.05
% To about 10%, preferably about 0.2% to about 5%. Dilute composition
, They are typically at a concentration of about 0.05% to about 2%, preferably
About 0.075% to about 1.0%, more preferably about 0.075% to about 0.7%
Included in degrees. For concentrated compositions, they will typically have from about 0.5% to about 0.5%.
It is included at a concentration of 10%, preferably from about 1% to about 5%.
Preferred β-aminoalkanols have a primary hydroxy group. Suitable β-
Aminoalkanol has the formula
(Wherein each R14Is hydrogen and alkyl having 1 to 4 carbon atoms
Selected from the group consisting of groups, wherein the total number of carbon atoms in the compound is from 3 to 6,
Or four). The amine group is preferably not attached to the primary carbon atom
. More preferably, the amine group is attached to a tertiary carbon atom to reduce the reactivity of the amine group.
Reduce as much as possible. Particularly preferred β-aminoalkanols are 2-amino-1
-Butanol, 2-amino-2-methylpropanol, and mixtures thereof
is there. Most preferred β-aminoalkanols are amines bonded to a tertiary carbon atom
Having the lowest molecular weight of any β-aminoalkanols having a group,
2-amino-2-methylpropanol. The boiling point of β-aminoalkanol is
, Preferably below about 175 ° C. Preferably, the boiling point is between about 5 ° C and 165 ° C.
Within range.
These β-aminoalkanols are usually excellent materials for cleaning hard surfaces.
And has certain desirable properties in the present application.
β-aminoalkanols contain perfume ingredients such as terpenes and similar materials.
Significantly better for hard surface detergent compositions than, for example, monoethanolamine
It is. However, usually, compositions comprising a zwitterionic detergent surfactant
Monoethanol from its effect of improving the film formation / streaking performance of
Amines are preferred. Monoethanolamine and / or β-aminoalkano
Film formation / streakin obtained by combination of
The improvement of the rug was quite unexpected.
Good film formation / streaking, ie film formation / streaking
Minimizing or eliminating any bugs can be seen, for example, in the
Plates and sera that are not desirable for cleaning
Of particular importance for the mic surface. β-aminoalkanols are
Cleaning compositions, especially those containing a zwitterionic detergent surfactant
Provides excellent cleaning of grease stains that are difficult to remove, and
Provides excellent product stability.
β-aminoalkanols, and particularly preferred 2-amino-2-methylpropa
Nol is significant from a clean surface, given its relatively high molecular weight.
It is easy to volatilize outside.
The composition is more commonly used alone or with a preferred alkanolamine.
Alkaline buffers such as ammonia, other CTwo ~FourAlkanolamine, al
Including potassium metal hydroxides, silicates, borates, carbonates, and / or bicarbonates
Can be taken. Therefore, the included buffering agent is usually the preferred monoethanolamine.
Luamine and / or β-aminoalkanol, and additional normal alkali
Material. The total amount of alkaline source is typically 0% to about 5%, preferably
From 0% to about 0.5%, and the pH in the product at the time of use is at least initially about
9.5 to about 12, preferably about 9.7 to about 11.5, more preferably
Is from about 9.7 to about 11.3. pH is usually measured on the product.
(D)Detergent builder
Efficient for hard surface cleaners and film formation / storage at critical concentrations
Detergent builders with low leakage are an essential element of the present invention. Specific detergent
When tartaric acid, which is a builder, is added to the composition of the present invention at a critical concentration,
Improved, usually occurs when detergent builder is added to a hard surface cleaner
No filming / streaking problems occur. In the present invention,
For hard surface cleaners, which are also used for cleaning glass and cleaning glass
Make a compromise between particularly important acceptable filming / streaking results
There is no need anymore. The detergent builder described herein at the concentration described herein
These compositions, including, have very good cleaning properties. They are extremely
Good gloss properties, i.e. when used for cleaning glossy surfaces
In addition, without rinsing, they are more cloudy on the surface than products made, for example, from carbonates.
Remarkably less likely to leave a finished finish or film formation / streaking.
The detergent builder comprises from about 0.001% to about 0.05%, more preferably about 0.01%.
% To about 0.05%, most preferably from about 0.025% to about 0.04%.
It is.
Typically, the builder is combined with an amphoteric and / or zwitterionic detergent surfactant.
Improved most acceptable filming / streaking results when combined
But less preferred anionic or anionic / nonionic detergent interfaces
Improvements are also seen in the activator composition.
(E)Aqueous co-solvent system
The balance of the formulation is typically water and very little cleaning
Non-aqueous with binding parameters greater than about 7.7, preferably greater than about 7.8
Polar solvents such as methanol, ethanol, isopropanol, ethylene glycol
Coal, glycol ethers with hydrogen bonding parameters greater than 7.7
Lenglycol and mixtures thereof, preferably isopropanol, more preferably
Preferred is ethanol. For non-aqueous polar solvent concentrations, prepare more concentrated formulations.
It is usually large when made. Typically, the concentration of the non-aqueous polar solvent is
About 0.5% to about 40%, preferably about 1% to about 10%, and more preferably
From about 2% to about 8% (especially for "dilute" compositions) and the water concentration is about 5%.
0% to about 99%, preferably about 75% to about 95%.
(F)Optional ingredients
The compositions of the present invention can be used with various other additives known in the art of detergent compositions.
Can also be included. They draw acceptable filming / streaking.
It is preferred not to use at concentrations that cause it.
Non-limiting examples of such adducts include enzymes such as proteases, toluene sulfones.
Sodium phonate, sodium cumene sulfonate and potassium xylene sulfonate
Aesthetic agents such as hydrotropes, colorants and fragrances
, They adversely affect film formation / streaking in glass cleaning
It has no effect. Most hard surface cleaner products have some
Any `` chemical '' odor contained in the product, providing olfactory aesthetic effects
Is coated. Highly volatile, low boiling (low boiling point) fragrance components in these fragrances
The main function of the small fraction is to affect the odor following the cleaned surface.
Instead of improving the odor of the product itself. However, volatile
Some high-boiling, high-boiling fragrance ingredients give the surface a fresh and clean impression
It is desirable that these components adhere to and be present on dry surfaces.
There is. Fragrances can also be water-soluble and / or volatile, spots and
It is preferable that the film formation is as small as possible. The fragrance used in the present invention is
U.S. Patent No. 5,108,660, issued to Michael on April 28, 1992.
Column 8, lines 48 to 68, column 9, lines 1 to 68, and column 10, lines 1 to 2
Further details are given in line 4 and the patent specification and in particular the specific part
The contents of which are incorporated herein by reference as part of their disclosure.
Antimicrobial agents can be included, but can eliminate film formation / streaking problems
In order to avoid this, it is preferred to mix only at a low concentration. More hydrophobic antibacterial / bactericide,
For example, orthobenzyl-para-chlorophenol is not used. Such material
Should be kept below about 0.1%.
Stabilizing components are typically provided to further stabilize hydrophobic components, such as fragrances.
Can be combined. Acetic acid and propionic acid, and stabilizing components
Their salts, for example NHFour, MEA, Na, K, etc., preferably acetic acid and CTwo~ C6
Alkanediol, more preferably butanediol, is exemplified. Stabilizing component
Does not work according to any known principle. However, amide zwitterionic
Detergent surfactant, linear acylamphocarboxylate detergent surfactant,
Surfactants for anionic detergents, surfactants for nonionic detergents, or mixtures thereof
Compound and a stabilizing component to form a microemulsion
Can be The amount of stabilizing component is typically about 0.01% to about 0.5%, preferably
Preferably, it is about 0.02% to about 0.2%. Hydrophobic material, for example stable in product
The percentage of perfume that can be rendered is related to the total amount of surfactant and is typically
And the amount of surfactant to hydrophobic material is from about 1: 2 to about 2: 1.
Using the concentrated compositions of the present invention, less expensive and environmentally sound products
Can also be provided. Up to 10 times the original concentration, preferably up to 5 times, more preferably
Alternatively, a concentration of up to twice the original concentration can be used, and tap water, distilled water and / or
Alternatively, it can be diluted to one-fold concentration using deionized water.
The invention is illustrated by the following non-limiting examples.
Example I
Example II
Comparative example without MEA / tartaric acid but using sodium bicarbonate instead.
Final result wiping test procedure
Multiple sprays of the product to be tested may be used by the consumer to simulate actual use.
Into a 2 ft x 3 ft glass window (can be soiled with handprints of body oil)
Fog and wipe with two paper towels and allow to dry almost.Grading
Identify the product sprayed by a professional judge using floodlights simulating sunlight
The parts are evaluated for the amount of film formation / streaking. The quality of the end result
The numerical values described are assigned to each product. Test results reported herein
For the film, a scale of 0-6 is used, where 0 = good end result, film
/ No stripes, 6 = very poor end result.
Prescription Final result wipe grade
(0 = best, 6 = worst)
1 0.74
2 0.60
3 0.76
4 0.95
5 1.23
6 1.07
7 1.25
8 1.35
9 1.74
10 1.48
11 1.90
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(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
C11D 3/43 C11D 3/43
17/00 17/00
(72)発明者 ポリチッキオ,ニコラ ジョン
アメリカ合衆国オハイオ州、メイソン、ロ
ーレルウッド、コート、4976──────────────────────────────────────────────────の Continuation of the front page (51) Int.Cl. 6 Identification symbol FI C11D 3/43 C11D 3/43 17/00 17/00 (72) Inventor Politicchio, Nicola John Mason, Laurelwood, Ohio, USA Coat, 4976