JPH1143413A - 植物成長剤 - Google Patents

植物成長剤

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JPH1143413A
JPH1143413A JP20207497A JP20207497A JPH1143413A JP H1143413 A JPH1143413 A JP H1143413A JP 20207497 A JP20207497 A JP 20207497A JP 20207497 A JP20207497 A JP 20207497A JP H1143413 A JPH1143413 A JP H1143413A
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JP
Japan
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tannin
plant growth
plant
test
solution
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JP20207497A
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English (en)
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Masaichi Takemura
政一 竹村
Takashi Kosuge
隆史 小菅
Koichi Tachibana
公一 橘
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SANA KK
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SANA KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易に製造でき、有害カビに耐性を示し、少
量で植物成長作用を発揮する植物成長剤を提供する。 【解決手段】 タンニンを含有する植物成長剤、及び、
10〜100ppm濃度のタンニン水溶液を植物の根、
茎または葉に供給することによる植物成長の速度を増加
する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は植物の成長剤に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】フェノール類が植物体内に存在し、抗菌
材として病原菌の感染から植物を保護していることは衆
知のことであり、またその過剰の存在が、植物の成長に
悪く影響を及ぼすことも知られている。最近、フェノー
ル類の植物代謝に及ぼす影響について詳細に検討され、
ある種のフェノール性物質に、植物ホルモンを保護する
保護剤、植物ホルモンの機能を促進するがホルモンの代
謝に関与しない相乗剤及び植物の成長を阻害する阻害剤
などが存在することが明らかにされている。これらの物
質として、例えばコーヒ酸、フェルラ酸、シナピン酸、
p−クマル酸などのフェノール酸である保護剤、フェノ
ールアルコール類、例えばp−ヒドロキシ−m−メトキ
シフェネチルアルコール、その他の相乗剤、またはアス
ピリン、その他の阻害剤が確認されている。
【0003】これらの保護剤及び相乗剤は、いずれも少
量で、効果を奏し、多量の使用はその効果に悪影響を示
すことが認められている。
【0004】フェノール酸以外にも保護剤及び相乗剤と
して作用する物質として、フェノール物質、例えばクエ
ルセチン、シナポイルグリコース、シナピンなどが、阻
害剤としてフロリジン、エスカルチン及びナリンギニン
などが認識されている。これらの物質より明らかなよう
に保護剤、相乗剤及び阻害剤の間に、特に構造相関が認
められないが、外部から使用されるとき、成長を刺激ま
たは制御でき、植物ホルモン、主にインドール−3−酢
酸の合成及びまたは分解に影響し、非特異的に作用し、
オーキシン、ジベリレン及びシトキニンの成長への作用
を変えると考えられている。しかしながら、それらの有
効濃度範囲は、使用する植物の種類、使用する薬剤の種
類により変化し、その効果も根または茎の成長に関して
相違することもある。フェノール類の植物成長に及ぼす
効果は、予測不可能で、フェノール性物質であればいず
れでも成長に良い影響を及ぼすとは言えない。
【0005】一方タンニンは、水可溶性植物ポリフェノ
ールで、蛋白を沈降する能力が、天然のフェノール性物
質と異なり、強い収斂性により皮のナメシに使用される
とともに、細胞外微生物酵素の阻害、微生物成育に要求
される基質の欠損または酸化的リン酸化の阻害を通して
微生物代謝に直接作用し抗菌作用を呈すると考えられて
おり、各種の植物に相当量存在している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は容易に製造で
き、有害カビに耐性を示し、少量で植物成長作用を発揮
する植物成長剤を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決する手段】植物の成長に有効に作用し、入
手容易なフェノール性物質が得られるなら、農業的に利
益であると考え、我々はフェノール物質の植物成長に及
ぼす影響を検討した結果、タンニンに植物成長作用のあ
ることを認めた。本発明は、植物成長促進にタンニンを
使用することを提案するものである。
【0008】上記のように、タンニンは広く植物に存在
するフェノール性物質であり、加水分解性タンニンと縮
合性タンニンとに分類され、その性質を全く異にしてい
る。加水分解性タンニンは、酸で処理すると加水分解で
きるものであり、フェノール酸のエステル及びポリオー
ル、グルコースで、フェノール酸はガリック酸、それの
酸化により生じる他のフェノール酸であり、例えば、ガ
ロ、チェストナット、ミロバラン、スマック、タンニン
酸、緑茶タンニン及びエラグタンニンである。
【0009】縮合タンニンは希酸と加熱すると水に不溶
のカッ色沈殿フロバフェンを生成し、加水分解されな
い。例えばケブラチョ、ワットル、オーク、マングロー
ブ、カテクゥ、ガンビア及びミモサなどが存在する。我
々は、フルボン酸及びフミン酸などのフェノール物質が
植物ホルモン類似作用を有し、植物の成長を促進するこ
とに基づき、フェノール類のなかにフミン酸類似の作用
を示すものがあるのではと考え、研究した結果、タンニ
ンがフミン酸と類似に植物の成長を促進することを認
め、本発明を完成した。
【0010】即ち、本発明は、タンニンを植物成長に使
用することを提案するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に使用するタンニンは、加
水分解性タンニン及び縮合性タンニンいずれでも使用で
きるが、加水分解性タンニンは、使用する植物の種類に
よりその効果を異にし、且つ有効濃度範囲が小さく、そ
の効果が少ない場合があるが、縮合性タンニンは、植物
の種類に関係なく、成長効果を示す。いずれのタンニン
の場合も、過剰の使用は、植物の成長に悪影響を示し、
植物を枯死させるにいたる。一般にタンニンの植物成長
に有効な濃度は5〜500ppm、好ましくは、10〜
100ppmである。
【0012】タンニンを所定の濃度になるよう水に溶解
し、目的とする植物に根より、または葉より供給する。
または、土壌、粘土、その他一般に使用される担体に吸
着担持させて使用することも可能であり、従来から使用
されている栄養剤、殺虫剤または殺菌剤と混合使用する
ことも可能である。
【0013】フミン酸が植物ホルモン酸化酵素を阻害
し、植物の成長を促進することは、知られている。タン
ニンが、フミン酸と同様に作用し、植物の成長を促進す
るのか、その成長促進機構は明らかでないが、以下に具
体的に示すように、タンニンを添加された植物は、添加
されていない対照植物に比し、著しい成長促進を示し、
特に根の成長に効果を示す。
【0014】
【実施例】以下に実施例を示して本発明を具体的に説明
する。 [試料の調製] (1)ケブラチョタンニン溶液の調製 ケブラチョタンニン1.00gを蒸留水160mlで溶
解し、低濃度苛性ソーダ溶液でpH6.00とし、蒸留
水で希釈して1000ppmの溶液(pH5.80〜
6.10)を調製した。更にこの溶液を原液として希釈
して10ppm(pH5.13〜5.90)、50pp
m(pH5.17〜6.00)、100ppm(pH
5.21〜6.00)及び500ppm(pH5.57
〜6.08)の溶液を調製し、原液とともに試験溶液と
した。
【0015】(2)タンニン酸溶液の調製 局方タンニン酸1.00gを蒸留水160mlで溶解
し、低濃度苛性ソーダ溶液でpH5.00とし、蒸留水
で希釈して1000ppmの溶液(pH5.12)を調
製した。更にこの溶液を原液として希釈して10ppm
(pH5.50)及び100ppm(pH5.30)の
溶液を調製し、原液とともに試験溶液とした。
【0016】(3)蒸留水 イオン交換樹脂を通し、ガラス製蒸留水製造装置で得た
ものを用いた。
【0017】[試験操作] (1)小松菜を用いた試験の場合 内径約8.5cmの合成樹脂製試薬ビンの底から約8c
mの位置で切断した下部の外側に黒色ラッカーを塗り、
器とした。この容器に、合成樹脂製ビーズ170gを入
れたものを用意した。タンニン酸溶液を用いた試験には
4ケ宛、ケブラチョタンニン溶液を用いた試験には6ケ
宛用意し、4ケの場合には蒸留水(対照)、タンニン酸
の10、100及び1000ppm溶液を、6ケの場合
には蒸留水、ケブラチョタンニンの10、50、10
0、500及び1000ppm溶液を容器中のビーズ上
部まで入れ、軽く撹拌して脱泡させた。これ等の各容器
の液面に容器の直径より少し大きめのガーゼを敷き、対
照区及び各試験区ともに小松菜種(モモセ種苗K.
K.)を各々に約35〜40粒宛播種し、17.0〜2
9.0℃(晝間温度)で10〜14日栽培した。栽培中
は対照及び各試験区とともに蒸留水及び各濃度のタンニ
ン溶液を毎日補充した。
【0018】(2)絹莢豌豆を用いた試験の場合 i)前栽培 内径約11cmの合成樹脂製試薬ビンの底から約8cm
の位置で切断した下部の外側に黒色ラッカーを塗り、容
器とした。この容器を、1回の前栽培で4ケ用意し、各
々に合成樹脂製ビーズ各300g宛入れ、表面を平に
し、蒸留水をビーズ表面上まで入れた。一方ベノミル・
チウラム剤処理済みのあずみ野30日絹莢PMR豌(以
下豌豆と略す)の約120g〜160粒を赤色がなくな
るまで水洗し、水洗した豌豆を、全粒の粒度によって分
けて4つの容器のビーズから少し見える程度に播き、1
7.0〜29.0℃(晝間温度)で8〜10日間(タン
ニン酸の場合は6日間)前栽培を行なった。栽培中は蒸
留水を毎日補充した。
【0019】ii)本栽培 豌豆の前栽培終了後、内径約8.5cmの合成樹脂製試
薬ビンの高さ約8cmの各容器(外側黒色)にビーズ1
70gを入れた容器を、タンニン酸溶液を用いた試験に
は4ケ宛、ケブラチョタンニン溶液を用いた試験には6
ケ宛用意し、4ケの場合には蒸留水、タンニン酸溶液の
10、100及び1000ppm溶液の各々を、6ケの
場合は蒸留水、ケブラチョタンニン溶液10、50、1
00、500及び1000ppm溶液の各々を容器中の
ビーズ表面まで入れたものを用意した。
【0020】一方豌豆の前栽培終了後、成長した茎ので
きるだけ長さの近いものを集め、グループとし、各試験
区の検体とした。タンニン酸及びケブラチョタンニンの
両試験ともに各グループ毎に順に発根した根を切り取
り、各グループ毎に順に、蒸留水、タンニン酸の各濃度
溶液の入った容器のビーズ中に、蒸留水、ケブラチョタ
ンニンの各濃度溶液の入った容器のビーズ中に埋め、タ
ンニン酸を用いた試験では室温{6.0〜25.0℃
(晝間温度)}で12日間、ケブラチョタンニンを用い
た試験では、17.0〜29.0℃(恒温器、晝間温
度)で9〜14日間栽培を行なった。試験中は各対照は
蒸留水を、各試験区はタンニン酸或はケブラチョタンニ
ンの各濃度の試験と同一濃度の溶液を毎日補充した。タ
ンニン酸の各試験区の検体数は10で、ケブラチョタン
ニンの場合の検体数は6〜11で試験を繰り返し行なっ
た。
【0021】[ビーズの洗浄]使用後のビーズ洗浄はパ
コマ・200{三生製薬K.K.製[モノビス(塩化ト
リメチルアンモニウムメチレン)]−アルキル
(C9-15)の50%トルエン溶液}の1000〜200
0倍溶液に浸けた後、よく水洗し、次いで台所用洗剤フ
レッシュコンパクト(ニッサン石鹸K.K.製)で洗浄
した後、よく水洗し、次いで約70℃で乾燥して用い
た。
【0022】[試験方法]小松菜及び豌豆の成長した根
の長さ及び茎の長さ及びそれらの重量を測定し、成長度
を調べた。 (1)小松菜の場合 栽培終了後、1本づつガーゼから抜き取り、先づ方眼紙
を用いて根の長さを計り、根と茎を切り離し、茎の長さ
を同様にして測定した。切り取った根は乾燥させないた
めに水に浸し、一試験区分まとまったら、水から上げ水
分をキムワイプ(株式会社クレシア製)で吸いとってか
ら計量し、茎はまとめて計量した。
【0023】ケブラチョタンニンを用いた試験では対照
及び各試験区の根の長さ及び重さ、茎の長さ及び重さを
測定し、繰返し行なった回数の平均値及び標準偏差値を
求めた。タンニン酸を用いた試験では対照及び各試験区
の根の長さ及び重さ、茎の長さを測定し、平均値及び標
準偏差値を求めた。
【0024】(2)豌豆の場合 i)根の長さ及び重さについて ケブラチョタンニンを用いた試験では根を豆部より切り
取り、長さを測定し、平均長さを求め、各試験区の根を
まとめて70℃で乾燥し、平均重量を求めた。更に繰り
返し行なった各共通試験区の平均長さ及び平均重さを求
め、双方の標準偏差を求めた。タンニン酸を用いた試験
では根の長さを測定し、平均値及び標準偏差値を求め
た。
【0025】ii)茎の長さ及び重さについて 豆部より茎を切り離し、長さを計り、対照及び各試験区
の平均値を求め、この平均値から前栽培後の各平均値を
差引いた平均値を求めた。
【0026】栽培された茎の中には2〜3本に分岐され
たものがあり、このようなものの長さ測定は一番長いも
のを測定対照とした。
【0027】[実施例1]小松菜の種の35〜40粒を
蒸留水(対照)及びケブラチョタンニン濃度、10、5
0、100、500及び1000ppmの各溶液で1
7.0〜29.0℃(晝間温度)で10〜14日間栽培
し、1回の試験で各試験区で得られた25〜30本の根
及び茎の平均長さ及び平均重量を求め、16回繰り返し
試験(50及び500ppmの場合は12回)の結果を
まとめて得られた長さ及び重さの平均値及び標準偏差値
を求めた結果を、表1及び図1〜4に示した。
【0028】[実施例2]豌豆を蒸留水で17.0〜2
9.0℃(晝間温度)で8〜10日前栽培し、発根及び
発芽、成長した豆部から根のみを切り取り、蒸留水(対
照)及びケブラチョタンニン濃度、10、50、10
0、500及び1000ppm、各溶液の同一試験の各
試験の試験区は各々6〜11粒宛をビーズ中に埋め込
み、17.0〜29.0℃(晝間温度)で9〜14日間
栽培した。栽培後は、豌豆の根の平均長さ及び平均重
さ、茎の平均長さを求め、標準偏差値を求めた。結果を
表2及び図5〜7に示した。
【0029】[実施例3]蒸留水及びタンニン酸(局
方)濃度10、100及び1000ppmの各溶液で小
松菜種の各30粒宛を室温(晝間温度19.0〜25.
0℃)において9日間栽培した。栽培後は、根及び茎の
平均長さ及び標準偏差値を求めた。なお根の平均重量を
求め対照の値を基準として平均重量の増減率を求め、重
量からみた成長度とした。結果は表3及び図8、9に示
した。
【0030】[実施例4]豌豆を蒸留水で室温(晝間温
度17.0〜25.0℃)で6日間前栽培し、根のみを
豆部より切り取り、茎だけ付いた豆を各試験区10粒宛
(対照は9粒)、蒸留水(対照)及びタンニン酸(局
方)濃度10、100及び1000ppm溶液中のビー
ズに埋め込んで、室温(晝間温度6.0〜25.0℃)
で12日間栽培した。栽培後は根の平均長さ及び標準偏
差値を求めた。茎については得られた平均長さから前栽
培後得られた平均長さを差引いて茎の成長度を求めた。
なお根の平均重量を求め、対照値を基準とし各試験区の
増減率を求め重さの成長度とした。結果は表3及び図1
0、11に示した。1000ppmの場合、各粒とも痕
跡程度しか発根は見られなかった。
【0031】
【表1】
【0032】
【表2】
【0033】
【表3】
【0034】
【発明の効果】容易に入手及び製造ができ、殺カビ性を
有しているので有害カビに耐性を示し、環境汚染などの
問題を生ずることのない植物成長剤として少量で有効で
ある。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成9年10月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】追加
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のケブラチヨタンニン溶液を用いた小
松菜の成長度(根の長さ)を示すグラフである。
【図2】実施例1のケブラチヨタンニン溶液を用いた小
松菜の成長度(根の重さ)を示すグラフである。
【図3】実施例1のケブラチヨタンニン溶液を用いた小
松菜の成長度(茎の長さ)を示すグラフである。
【図4】実施例1のケブラチヨタンニン溶液を用いた小
松菜の成長度(茎の重さ)を示すグラフである。
【図5】実施例2のケブラチヨタンニン溶液を用いた絹
莢豌豆の成長度(根の長さ)を示すグラフである。
【図6】実施例2のケブラチヨタンニン溶液を用いた絹
莢豌豆の成長度(根の重さ)を示すグラフである。
【図7】実施例2のケブラチヨタンニン溶液を用いた絹
莢豌豆の成長度(茎の成長度)を示すグラフである。
【図8】実施例3のタンニン酸(局方)を用いた小松菜
の成長度(根の長さ)を示すグラフである。
【図9】実施例3のタンニン酸(局方)を用いた小松菜
の成長度(茎の長さ)を示すグラフである。
【図10】実施例4のタンニン酸(局方)を用いた絹莢
豌豆の成長度(根の長さ)を示すグラフである。
【図11】実施例4のタンニン酸(局方)を用いた絹莢
豌豆の成長度(茎の成長度)を示すグラフである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タンニンを含有することを特徴とする植
    物成長剤。
  2. 【請求項2】 タンニンが縮合型タンニンである請求項
    1の植物成長剤。
  3. 【請求項3】 縮合型タンニンがケブラチョタンニンで
    ある請求項2の植物成長剤。
  4. 【請求項4】 タンニンの濃度が10〜100ppmで
    ある請求項1ないし3のいずれか1項に記載の植物成長
    剤。
  5. 【請求項5】 10〜100ppm濃度のタンニン水溶
    液を植物の根、茎または葉に供給することを特徴とする
    植物成長の速度を増加する方法。
  6. 【請求項6】 タンニンが縮合型タンニンである請求項
    5の方法。
  7. 【請求項7】 タンニンがケブラチョタンニンである請
    求項6の方法。
JP20207497A 1997-07-29 1997-07-29 植物成長剤 Pending JPH1143413A (ja)

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