JPH11355265A - Avコンテンツ送信方法、avコンテンツ受信方法、avコンテンツ送信装置、avコンテンツ受信装置および媒体 - Google Patents

Avコンテンツ送信方法、avコンテンツ受信方法、avコンテンツ送信装置、avコンテンツ受信装置および媒体

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Publication number
JPH11355265A
JPH11355265A JP10162667A JP16266798A JPH11355265A JP H11355265 A JPH11355265 A JP H11355265A JP 10162667 A JP10162667 A JP 10162667A JP 16266798 A JP16266798 A JP 16266798A JP H11355265 A JPH11355265 A JP H11355265A
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JP
Japan
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content
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encryption
key
transmitting
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Application number
JP10162667A
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English (en)
Inventor
Takuya Nishimura
拓也 西村
Hiroyuki Iizuka
飯塚  裕之
Masazumi Yamada
山田  正純
Shoichi Goto
昌一 後藤
Hideaki Takechi
秀明 武知
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to PCT/JP1999/001606 priority patent/WO1999050992A1/ja
Priority to CNB998006785A priority patent/CN100373842C/zh
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Abstract

(57)【要約】 【課題】AVコンテンツ送信装置が拡張暗号化手法で暗
号化したAVコンテンツを送信しているときに、その拡
張暗号化手法を使用することができないAVコンテンツ
受信装置はそのAVコンテンツを解読することができな
い。 【解決手段】AVコンテンツ送信装置1がIEEE13
94バスを利用して拡張暗号化手法で暗号化したAVコ
ンテンツを送信しているときに、その拡張暗号化手法を
使用することができない第2のAVコンテンツ受信装置
3から認証要求があると、その認証が成功した後、AV
コンテンツ送信装置1は、その認証要求をした第2のA
Vコンテンツ受信装置3が使用することができる基本暗
号化手法でAVコンテンツを暗号化して送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる暗号化手法
で暗号化されたAVコンテンツの送信と、そのAVコン
テンツの受信とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映画等のAVコンテンツをディジ
タル信号を用いて送信し、そのAVコンテンツを受信す
るといったことに関する技術が進歩してきている。
【0003】そのようなAVコンテンツを送信する送信
装置は、AVコンテンツを送信する前に、内容を保護す
るという目的のために、AVコンテンツの暗号化を行
う。そして、受信装置は、暗号化されたAVコンテンツ
を受信し解読して、そのAVコンテンツの内容をモニタ
に表示する。
【0004】さて、上述したように、送信装置はAVコ
ンテンツを暗号化するが、その暗号化に用いる暗号化手
法には、複数の種類がある。例えば、受信装置がテレビ
等の通常の家電機器であれば、そのような家電機器に対
応させて、M6、Blowfish等の'baseline cipher'と呼
ばれる「基本暗号化手法」が用いられる。それに対し
て、例えば、受信装置がパソコン等の演算能力の高い機
器であれば、DES等の暗号の強度がより高く、より複
雑な「拡張暗号化手法」が用いられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、送信装置が
パソコン等の演算能力の高い機器であって、IEEE1
394バスを利用して、AVコンテンツを送信し、その
IEEE1394バスを介して、受信装置がAVコンテ
ンツを受信する場合、上述したように、受信装置がパソ
コン等の演算能力の高い機器であれば、送信装置は「拡
張暗号化手法」を使用してAVコンテンツを暗号化し送
信しても、受信装置はそのAVコンテンツを解読するこ
とができるので、何等問題は起こらない。
【0006】しかしながら、図6に示すように、例え
ば、パソコン28という受信装置とともに、セットトッ
プボックス(衛星放送受信機)29のような通常の家電
機器も、IEEE1394バスを介して送信装置27に
接続されている場合がある。その場合、送信装置27が
「拡張暗号化手法」を使用してAVコンテンツを暗号化
して送信し、パソコン28が受信し解読しているとき
に、その送信の途中から、セットトップボックス29が
そのAVコンテンツを受信し解読しようとしても、セッ
トトップボックス29は、「拡張暗号化手法」を使用す
ることができないので、そのAVコンテンツを解読する
ことができない。
【0007】本発明は、上述したように、AVコンテン
ツ送信装置が第1の暗号化手法で暗号化したAVコンテ
ンツを送信しているときに、その第1の暗号化手法を使
用することができないAVコンテンツ受信装置がそのA
Vコンテンツを解読することができないという課題を考
慮して、AVコンテンツ送信装置が第1の暗号化手法で
暗号化したAVコンテンツを送信しているときに、その
第1の暗号化手法を使用することができないAVコンテ
ンツ受信装置がそのAVコンテンツを解読することがで
きるようにするAVコンテンツ送信方法を提供すること
を目的とするものである。
【0008】また、本発明は、第1の暗号化手法で暗号
化したAVコンテンツを送信しているときに、その第1
の暗号化手法を使用することができないAVコンテンツ
受信装置がそのAVコンテンツを解読することができる
ようにするAVコンテンツ送信装置を提供することを目
的とするものである。
【0009】また、本発明は、上述したAVコンテンツ
送信方法を用いたさい、第1の暗号化手法で暗号化され
たAVコンテンツを受信し解読していた、第1の暗号化
手法を使用することができないAVコンテンツ受信装置
とは別のAVコンテンツ受信装置がある場合、その別の
AVコンテンツ受信装置が引き続きそのAVコンテンツ
を解読することができるようにするAVコンテンツ送信
方法およびAVコンテンツ受信方法を提供することを目
的とするものである。
【0010】さらに、本発明は、上述したAVコンテン
ツ送信装置が第1の暗号化手法を使用することができな
いAVコンテンツ受信装置にそのAVコンテンツを解読
させる場合、そのAVコンテンツ受信装置とは別に、第
1の暗号化手法で暗号化されていたAVコンテンツを引
き続き解読するAVコンテンツ受信装置を提供すること
を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】第1の本発明(請求項1
に対応)は、AVコンテンツ送信装置が伝送路を利用し
て第1の暗号化手法で暗号化したAVコンテンツを送信
しているときに、その第1の暗号化手法を使用すること
ができないAVコンテンツ受信装置から認証要求がある
と、その認証要求をしたAVコンテンツ受信装置が使用
することができる第2の暗号化手法で前記AVコンテン
ツを暗号化して送信することを特徴とするAVコンテン
ツ送信方法である。
【0012】第2の本発明(請求項2に対応)は、第1
の本発明のAVコンテンツ送信方法において、前記認証
要求があったさい、既にそれまでの前記第1の暗号化手
法で暗号化されたAVコンテンツを受信し解読してい
た、前記認証要求をしたAVコンテンツ受信装置とは別
のAVコンテンツ受信装置がある場合、その別のAVコ
ンテンツ受信装置に、暗号化手法が前記第2の暗号化手
法に切り替わることを通知することを特徴とするAVコ
ンテンツ送信方法である。
【0013】第3の本発明(請求項3に対応)は、第2
の本発明のAVコンテンツ送信方法において、前記暗号
化手法の切り替えを、所定のコマンドを用いて、または
前記AVコンテンツのなかに付加して通知することを特
徴とするAVコンテンツ送信方法である。
【0014】第4の本発明(請求項4に対応)は、第3
の本発明のAVコンテンツ送信方法において、前記切り
替えた後の前記第2の暗号化手法がどのような暗号化手
法であるのかという情報を、所定のコマンドを用いて、
または前記AVコンテンツのなかに付加して通知するこ
とを特徴とするAVコンテンツ送信方法である。
【0015】第5の本発明(請求項5に対応)は、第3
の本発明のAVコンテンツ送信方法において、前記切り
替えた後の前記第2の暗号化手法で使用する暗号化鍵ま
たはその暗号化鍵の種を、所定のコマンドを用いて、ま
たは前記AVコンテンツのなかに付加して通知すること
を特徴とするAVコンテンツ送信方法である。
【0016】第6の本発明(請求項6に対応)は、第1
の本発明のAVコンテンツ送信方法において、前記暗号
化手法の切り替えのタイミングを、前記認証要求がある
前に使用していた前記第1の暗号化手法での暗号化鍵の
更新のタイミングとすることを特徴とするAVコンテン
ツ送信方法である。
【0017】第7の本発明(請求項7に対応)は、第2
の本発明のAVコンテンツ送信方法において、少なくと
も前記別のAVコンテンツ受信装置に、前記暗号化手法
が前記第2の暗号化手法に切り替わることを通知すると
ともに、その暗号化手法の切り替えのタイミングの情報
を送信することを特徴とするAVコンテンツ送信方法で
ある。
【0018】第8の本発明(請求項8に対応)は、第1
の本発明のAVコンテンツ送信方法において、前記AV
コンテンツ送信装置が前記認証要求をしたAVコンテン
ツ受信装置を記憶し、そのAVコンテンツ受信装置か
ら、前記AVコンテンツを解読するための暗号化鍵また
はその暗号化鍵の種を要求するコマンドが来ているか否
かを判断し、前記コマンドが来なくなった場合、前記暗
号化手法を前記第2の暗号化手法から前記第1の暗号化
手法に切り替えることを特徴とするAVコンテンツ送信
方法である。
【0019】第9の本発明(請求項9に対応)は、第1
の本発明のAVコンテンツ送信方法において、前記AV
コンテンツ送信装置が、前記認証要求をしたAVコンテ
ンツ受信装置と前記そのAVコンテンツ受信装置とは別
のAVコンテンツ受信装置とについて、それぞれ使用す
ることができる暗号化手法がどのような暗号化手法であ
るのかということを調べておき、前記AVコンテンツを
解読するための暗号化鍵またはその暗号化鍵の種を要求
するコマンドを送信してくるAVコンテンツ受信装置
が、全て前記第1の暗号化手法を使用することができる
AVコンテンツ受信装置である場合、前記暗号化手法を
前記第2の暗号化手法から前記第1の暗号化手法に切り
替えることを特徴とするAVコンテンツ送信方法であ
る。
【0020】第10の本発明(請求項10に対応)は、
第1から第9のいずれかの本発明のAVコンテンツ送信
方法の各ステップの全部または一部を実現するためのプ
ログラムを格納したことを特徴とする媒体である。
【0021】第11の本発明(請求項11に対応)は、
第1から第9のいずれかの本発明のAVコンテンツ送信
方法によって送信されてくるAVコンテンツを受信し、
そのAVコンテンツが暗号化されたさいに使用された暗
号化手法に基づくとともに、その暗号化手法で使用する
暗号化鍵またはその暗号化鍵の種を利用して、前記暗号
化されたAVコンテンツを解読することを特徴とするA
Vコンテンツ受信方法である。
【0022】第12の本発明(請求項12に対応)は、
第11の本発明のAVコンテンツ送信方法において、第
1から第9のいずれかの本発明のAVコンテンツ送信方
法によって送信されてくるAVコンテンツとともに、ま
たはそのAVコンテンツのなかに、前記暗号化手法の切
り替えに関する情報があって、その情報に、前記切り替
え後の暗号化手法がどのような暗号化手法であるのかと
いう情報と、その暗号化手法で使用する暗号化鍵または
その暗号化鍵の種との一方または両方が含まれていない
場合、前記AVコンテンツ送信装置に対して、前記切り
替え後の暗号化手法がどのような暗号化手法であるのか
という情報と、その暗号化手法で使用する暗号化鍵また
はその暗号化鍵の種とのうちの前記暗号化手法の切り替
えに関する情報に含まれていないものを送信するように
要求することを特徴とするAVコンテンツ受信方法であ
る。
【0023】第13の本発明(請求項13に対応)は、
第11または第12の本発明のAVコンテンツ受信方法
の各ステップの全部または一部を実現するためのプログ
ラムを格納したことを特徴とする媒体である。
【0024】第14の本発明(請求項14に対応)は、
送信しようとするAVコンテンツを暗号化するさいの暗
号化手法を選択する暗号化手法選択手段と、その暗号化
手法選択手段によって選択された暗号化手法に対応し
た、AVコンテンツを暗号化するための暗号化鍵を生成
する暗号化鍵生成手段と、AVコンテンツを入力すると
ともに、前記暗号化鍵生成手段からの前記暗号化鍵を入
力し、その暗号化鍵を利用して、前記AVコンテンツを
暗号化する暗号化手段と、AVコンテンツ受信装置との
間で認証・鍵交換を行う送信側認証・鍵交換手段とを備
え、AVコンテンツ送信装置が、前記暗号化手法選択手
段によって選択された第1の暗号化手法で暗号化したA
Vコンテンツを送信しているときに、その第1の暗号化
手法を使用することができないAVコンテンツ受信装置
から認証要求があると、前記送信側認証・鍵交換手段
が、その認証要求をしたAVコンテンツ受信装置との間
で認証を行い、前記暗号化手法選択手段が、暗号化手法
を、前記認証要求をしたAVコンテンツ受信装置が使用
することができる第2の暗号化手法に切り替えることを
特徴とするAVコンテンツ送信装置である。
【0025】第15の本発明(請求項15に対応)は、
第14の本発明のAVコンテンツ送信装置において、前
記認証要求があったさい、既にそれまでの前記第1の暗
号化手法で暗号化されたAVコンテンツを受信し解読し
ていた、前記認証要求をしたAVコンテンツ受信装置と
は別のAVコンテンツ受信装置がある場合、その別のA
Vコンテンツ受信装置に、暗号化手法が前記第2の暗号
化手法に切り替わることを通知する暗号化手法通知手段
を備えたことを特徴とするAVコンテンツ送信装置であ
る。
【0026】第16の本発明(請求項16に対応)は、
第14の本発明のAVコンテンツ送信装置において、前
記暗号化鍵生成手段が、定期的または不定期に前記暗号
化鍵を更新し、前記暗号化手法選択手段が暗号化手法を
前記第2の暗号化手法に切り替えるタイミングが、前記
暗号化鍵生成手段が前記第1の暗号化手法において暗号
化鍵を更新するタイミングであることを特徴とするAV
コンテンツ送信装置である。
【0027】第17の本発明(請求項17に対応)は、
第14の本発明のAVコンテンツ送信装置において、前
記送信側認証・鍵交換手段が、前記認証要求をしたAV
コンテンツ受信装置を記憶するとともに、そのAVコン
テンツ受信装置から、前記AVコンテンツを解読するた
めの暗号化鍵またはその暗号化鍵の種を要求するコマン
ドが来ているか否かを判断し、前記コマンドが来なくな
ったと判断した場合、前記暗号化手法選択手段が、前記
暗号化手法を前記第2の暗号化手法から前記第1の暗号
化手法に切り替えることを特徴とするAVコンテンツ送
信装置である。
【0028】第18の本発明(請求項18に対応)は、
第14の本発明のAVコンテンツ送信装置において、前
記送信側認証・鍵交換手段が、前記認証要求をしたAV
コンテンツ受信装置と前記そのAVコンテンツ受信装置
とは別のAVコンテンツ受信装置とについて、それぞれ
使用することができる暗号化手法がどのような暗号化手
法であるのかということを調べておき、前記AVコンテ
ンツを解読するための暗号化鍵またはその暗号化鍵の種
を要求するコマンドを送信してくるAVコンテンツ受信
装置が、全て前記第1の暗号化手法を使用することがで
きるAVコンテンツ受信装置である場合、前記暗号化手
法選択手段が、前記暗号化手法を前記第2の暗号化手法
から前記第1の暗号化手法に切り替えることを特徴とす
るAVコンテンツ送信装置である。
【0029】第19の本発明(請求項19に対応)は、
第14から第18のいずれかの本発明のAVコンテンツ
送信装置との間で認証・鍵交換を行う受信側認証・鍵交
換手段と、前記AVコンテンツ送信装置からの暗号化さ
れたAVコンテンツのその暗号化に利用された暗号化手
法の情報を入力し、記憶する暗号化手法記憶手段と、前
記AVコンテンツ送信装置からの暗号化されたAVコン
テンツを入力するとともに、前記AVコンテンツ送信装
置からの暗号化鍵またはその暗号化鍵の種を入力し、そ
の後、前記暗号化手法記憶手段に記憶されている暗号化
手法に基づき、かつ、前記暗号化鍵またはその暗号化鍵
の種を利用して、前記暗号化されたAVコンテンツを解
読する暗号解読手段とを備えたことを特徴とするAVコ
ンテンツ受信装置である。
【0030】第20の本発明(請求項20に対応)は、
第19の本発明のAVコンテンツ受信装置において、第
14から第18のいずれかの本発明のAVコンテンツ送
信装置から送信されてくるAVコンテンツとともに、ま
たはそのAVコンテンツのなかに、前記暗号化手法の切
り替えに関する情報があって、その情報に、前記切り替
え後の暗号化手法がどのような暗号化手法であるのかと
いう情報と、その暗号化手法で使用する暗号化鍵または
その暗号化鍵の種との一方または両方が含まれていない
場合、前記AVコンテンツ送信装置に対して、前記切り
替え後の暗号化手法がどのような暗号化手法であるのか
という情報と、その暗号化手法で使用する暗号化鍵また
はその暗号化鍵の種とのうちの前記情報に含まれていな
いものを送信するように要求する要求手段を備えたこと
を特徴とするAVコンテンツ受信装置である。
【0031】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
【0032】(実施の形態1)先ず、本発明の実施の形
態1のAVコンテンツ通信システムの構成を述べる。
【0033】図1に、本発明の実施の形態1のAVコン
テンツ通信システムのブロック図を示す。図1に示すよ
うに、本発明の実施の形態1のAVコンテンツ通信シス
テムは、AVコンテンツ送信装置1と、第1のAVコン
テンツ受信装置2と、第2のAVコンテンツ受信装置3
と、IEEE1394バスから構成される。なお、図1
には、アンテナ4と、モニタ5および6も表示する。
【0034】さて、AVコンテンツ送信装置1は、図1
に示すように、受信手段7と、暗号化手段8と、Kco
生成手段9と、暗号化手法選択手段10と、AKE手段
11と、暗号化手法変更通知手段12と、Kco要求コ
マンド応答手段13と、データ転送手段14から構成さ
れる。
【0035】受信手段7は、AVコンテンツを、AVコ
ンテンツ送信装置1外部のアンテナ4を介して受信する
手段である。
【0036】暗号化手段8は、基本暗号化手法と拡張暗
号化手法とを使用することができるものであって、受信
手段7からのAVコンテンツを入力するとともに、Kc
o生成手段9からの暗号化鍵Kcoを入力し、暗号化手
法選択手段10によって選択された暗号化手法を使用
し、暗号化鍵KcoでAVコンテンツを暗号化する手段
である。なお、暗号化鍵Kcoで暗号化されたAVコン
テンツをKco(AVコンテンツ)とする。また、基本
暗号化手法と拡張暗号化手法との相違は、暗号化の強度
が異なるということであって、拡張暗号化手法の方が基
本暗号化手法よりも暗号化の強度が強いものであるとす
る。さらにいうと、暗号化するさいに用いる暗号化鍵K
coを構成するデジィタル信号の長さが異なり、例え
ば、基本暗号化手法は、40ビットの暗号化鍵Kcoを
用いてAVコンテンツを暗号化する手法であって、拡張
暗号化手法は、56ビットの暗号化鍵Kcoを用いてA
Vコンテンツを暗号化する手法であるものとする。
【0037】Kco生成手段9は、暗号化手段8が受信
手段7からのAVコンテンツを暗号化するさいに用いる
暗号化鍵Kcoを生成する手段であって、その暗号化鍵
Kcoを20秒毎に更新するものである。
【0038】暗号化手法選択手段10は、暗号化手段8
がAVコンテンツを暗号化するさいに使用する暗号化手
法を選択する手段である。
【0039】AKE手段11は、第1のAVコンテンツ
受信装置2との間で認証・鍵交換を行う手段であって、
第1のAVコンテンツ受信装置2との間で認証が成功し
た場合、その第1のAVコンテンツ受信装置2に対し
て、交換鍵Kex(ExchangeKey)を発行する手段で
ある。また同様に、AKE手段11は、第2のAVコン
テンツ受信装置3との間で認証・鍵交換を行う手段でも
ある。
【0040】暗号化手法変更通知手段12は、それまで
に選択していた暗号化手法からそれとは別の暗号化手法
に暗号化手法の選択を変更する場合、その変更を通知す
る手段である。
【0041】Kco要求コマンド応答手段13は、第1
のAVコンテンツ受信装置2および/または第2のAV
コンテンツ受信装置3からの、20秒毎に更新される最
新の暗号化鍵Kcoの種を送信するように要求されたコ
マンドを入力し、そのコマンドにしたがって暗号化鍵K
coの種を送信する手段である。
【0042】データ転送手段14は、AVコンテンツ送
信装置1の各構成手段と第1のAVコンテンツ受信装置
2および/または第2のAVコンテンツ受信装置3との
間でのデータ通信の仲介を行う手段である。
【0043】次に、第1のAVコンテンツ受信装置2
は、図1に示すように、データ転送手段15と、AKE
手段16と、暗号化手法通知検出手段17と、Kco要
求コマンド発行手段18と、Kco記憶手段19と、暗
号化手法記憶手段20と、暗号解読手段21から構成さ
れる。
【0044】データ転送手段15は、第1のAVコンテ
ンツ受信装置2の各構成手段とAVコンテンツ送信装置
1との間でのデータ通信の仲介を行う手段である。
【0045】AKE手段16は、AVコンテンツ送信装
置1との間で認証・鍵交換を行う手段であって、AVコ
ンテンツ送信装置1との間で認証が成功した場合、その
AVコンテンツ送信装置1から交換鍵Kexを入力する
手段である。
【0046】暗号化手法通知検出手段17は、AVコン
テンツ送信装置1からのAVコンテンツの暗号化に使用
された暗号化手法がどのような暗号化手法であるのかを
検出する手段である。
【0047】Kco要求コマンド発行手段18は、暗号
化手法通知検出手段17によって検出された暗号化手法
にしたがって、その暗号化手法に対応する暗号化鍵Kc
oの種を送信するようにAVコンテンツ送信装置1に対
して要求するコマンドを発行する手段である。また、K
co要求コマンド発行手段18は、その要求コマンドに
対応する、AVコンテンツ送信装置1からの暗号化鍵K
coの種を入力する手段でもある。
【0048】Kco記憶手段19は、あらかじめ、AV
コンテンツ送信装置1からの暗号化されたAVコンテン
ツを解読するさいに必要となる所定の関数が設定されて
おり、AKE手段16からの交換鍵Kexを入力すると
ともに、Kco要求コマンド発行手段18からの暗号化
鍵Kcoの種を入力し、交換鍵Kexと暗号化鍵Kco
とをあらかじめ設定されている関数に代入して暗号化鍵
Kcoを生成し記憶する手段である。なお、その関数に
ついては後に述べることにする。
【0049】暗号化手法記憶手段20は、暗号化手法通
知検出手段17によって検出された暗号化手法を記憶す
る手段である。
【0050】暗号解読手段21は、AVコンテンツ送信
装置1からの暗号化されたAVコンテンツを入力すると
ともに、Kco記憶手段19からの暗号化鍵Kcoと、
暗号化手法記憶手段20からの暗号化手法とを入力し、
その暗号化手法に基づいて、暗号化されたAVコンテン
ツを暗号化鍵Kcoで解読する手段である。なお、暗号
解読手段21は、基本暗号化手法と拡張暗号化手法のい
ずれもを使用することができるものであるとする。
【0051】次に、第2のAVコンテンツ受信装置3
は、図1に示すように、データ転送手段22と、AKE
手段23と、Kco要求コマンド発行手段24と、Kc
o記憶手段25と、暗号解読手段26から構成される。
【0052】データ転送手段22は、第2のAVコンテ
ンツ受信装置3の各構成手段とAVコンテンツ送信装置
1との間でのデータ通信の仲介を行う手段である。
【0053】AKE手段23は、AVコンテンツ送信装
置1との間で認証・鍵交換を行う手段であって、AVコ
ンテンツ送信装置1との間で認証が成功した場合、その
AVコンテンツ送信装置1から交換鍵Kexを入力する
手段である。
【0054】Kco要求コマンド発行手段24は、基本
暗号化手法に対応する暗号化鍵Kcoの種を送信するよ
うにAVコンテンツ送信装置1に対して要求するコマン
ドを発行する手段である。また、Kco要求コマンド発
行手段24は、その要求コマンドに対応する、AVコン
テンツ送信装置1からの最新の暗号化鍵Kcoの種を入
力する手段でもある。
【0055】Kco記憶手段26は、あらかじめ、AV
コンテンツ送信装置1からの暗号化されたAVコンテン
ツを解読するさいに必要となる所定の関数が設定されて
おり、AKE手段23からの交換鍵Kexを入力すると
ともに、Kco要求コマンド発行手段24からの暗号化
鍵Kcoの種を入力し、交換鍵Kexと暗号化鍵Kco
とをあらかじめ設定されている関数に代入して暗号化鍵
Kcoを生成し記憶する手段である。
【0056】暗号解読手段26は、AVコンテンツ送信
装置1からの暗号化されたAVコンテンツを入力すると
ともに、Kco記憶手段25からの暗号化鍵Kcoを入
力し、基本暗号化手法に基づいて、暗号化されたAVコ
ンテンツを暗号化鍵Kcoで解読する手段である。な
お、暗号解読手段26は、基本暗号化手法のみを使用す
ることができるものであるとする。いいかえると、暗号
解読手段26は、拡張暗号化手法を使用することができ
ないものである。
【0057】次に、IEEE1394バスは、AVコン
テンツ送信装置1、第1のAVコンテンツ受信装置2お
よび第2のAVコンテンツ受信装置3それぞれの間で通
信されるデータの伝送路である。
【0058】また、アンテナ4は、AVコンテンツ送信
装置1外部に設置され、AVコンテンツを受信する手段
である。モニタ5は、第1のAVコンテンツ受信装置2
からのAVコンテンツを表示する手段であり、同様に、
モニタ6は、第2のAVコンテンツ受信装置3からのA
Vコンテンツを表示する手段である。
【0059】次に、本発明の実施の形態1のAVコンテ
ンツ通信システムの動作を述べる。
【0060】図1のAVコンテンツ通信システムの動作
を詳しく述べる前に、以下の説明の便宜上、次に示す状
況を想定し、その状況下でのAVコンテンツ通信システ
ムの動作を述べることにする。
【0061】その状況とは、先ず、AVコンテンツ送信
装置1がアンテナ4からのAVコンテンツを拡張暗号化
手法を用いて暗号化してIEEE1394バスに出力し
ており、そのAVコンテンツの出力の途中から、第1の
AVコンテンツ受信装置2がそのAVコンテンツを受信
して解読し、さらにその後、拡張暗号化手法を使用する
ことができない第2のAVコンテンツ受信装置3がその
AVコンテンツを受信して解読しようとする状況であ
る。
【0062】さて、はじめに、AVコンテンツ送信装置
1がアンテナ4からのAVコンテンツを拡張暗号化手法
を用いて暗号化しIEEE1394バスに出力するまで
のAVコンテンツ送信装置1の動作を述べる。なお、A
Vコンテンツ送信装置1は、上述したように、拡張暗号
化手法を使用することもできるし、基本暗号化手法を使
用することもできるが、出力するAVコンテンツの内容
をより強く保護するという目的のために、基本暗号化手
法を使用して暗号化したAVコンテンツを出力するよう
にを要求されることがなければ、暗号化強度のより強い
拡張暗号化手法を使用してAVコンテンツを暗号化する
ものとする。
【0063】先ず、暗号化手法選択手段10は、拡張暗
号化手法を選択し、受信手段7は、AVコンテンツ送信
装置1外部のアンテナ4を介してAVコンテンツを受信
し、暗号化手段8は、受信手段7からのAVコンテンツ
を入力するとともに、Kco生成手段9からの暗号化鍵
Kco1を入力し、その後、拡張暗号化手法に基づい
て、暗号化鍵Kco1でAVコンテンツを暗号化する。
なお、Kco生成手段9からの暗号化鍵を、拡張暗号化
手法に対応する暗号化鍵であることを示すために、「K
co1」というように記述した。また、以下では、その
拡張暗号化手法とは別の基本暗号化手法に対応する暗号
化鍵を「Kco2」というように記述する。ところで、
暗号化は、例えばAVコンテンツの一部のヘッダについ
ては行われないものとする。つまり、AVコンテンツが
受信されたさいに、暗号化鍵Kco1がなくてもそのA
Vコンテンツのヘッダ情報は解読されるが、そのAVコ
ンテンツの内容は暗号化鍵Kco1がなくては解読され
ないように暗号化が行われるものとする。また、暗号化
手段8が利用するKco生成手段9からの暗号化鍵Kc
o1は、上述したように20秒毎に更新されるものとす
る。そして、Kco生成手段9は、暗号化鍵Kco1が
どのタイミングで更新するのかという情報として、od
dまたはevenを出力する。そのoddまたはeve
nは、互いに相手方から切り替わったときに、その切り
替わりの前後でAVコンテンツの暗号化に使用された暗
号化鍵Kco1が20秒毎の更新により切り替わってい
ることを示すためのものであるとする。その後、データ
転送手段14は、暗号化手段8からの暗号化鍵Kco1
で暗号化されたAVコンテンツ、つまりKco(AVコ
ンテンツ)を入力するとともに、Kco生成手段9から
のoddまたはevenを入力し、図2(a)に示すよ
うに、Kco(AVコンテンツ)のヘッダのなかにod
dまたはevenを付加してIEEE1394バスに出
力する。なお、図2(a)は、AVコンテンツ送信装置
1から送信されるAVコンテンツの構成図である。図2
(b)については後に説明する。
【0064】次に、上述したようにしてAVコンテンツ
送信装置1がAVコンテンツを暗号化してIEEE13
94バスに出力しているときに、その途中から、第1の
AVコンテンツ受信装置2がそのAVコンテンツを解読
するところまでのAVコンテンツ送信装置1と第1のA
Vコンテンツ受信装置2の動作を述べる。
【0065】このとき、第1のAVコンテンツ受信装置
2のAKE手段16は、AVコンテンツ送信装置1のA
KE手段11に対して、認証要求を行い、AKE手段1
6およびAKE手段11は、互いに相手方の装置の認証
を行う。その認証が成功すると、AKE手段11は、A
KE手段16に交換鍵Kexを出力する。その交換鍵K
exは、暗号化されたAVコンテンツを解読するさいに
必要となる鍵である。それとともに、AKE手段11
は、第1のAVコンテンツ受信装置2が拡張暗号化手法
を使用することができるものであることを判断し、暗号
化手法の変更を行わない。なお、AKE手段16および
AKE手段11が行う認証が失敗した場合、AKE手段
11は、AKE手段16に交換鍵Kexを出力すること
はない。ここでは、以下の説明の便宜上、AKE手段1
6およびAKE手段11が行う認証は成功するものとす
る。そして、第1のAVコンテンツ受信装置2のAKE
手段16は、データ転送手段15を介して、AKE手段
11からの交換鍵Kexを入力し、Kco記憶手段19
に出力する。また、暗号化手法通知検出手段17は、A
Vコンテンツ送信装置1からのAVコンテンツが拡張暗
号化手法で暗号化されたものであることを検出し、その
旨の情報、つまり拡張暗号化手法を暗号化手法記憶手段
20に出力し記憶させる。さらに、Kco要求コマンド
発行手段18は、拡張暗号化手法に対応する最新の暗号
化鍵Kco1の種を送信するように、AVコンテンツ送
信装置1のKco要求コマンド応答手段13に対してコ
マンドを発行し、そのコマンドに対応するKco要求コ
マンド応答手段13からの最新の暗号化鍵Kco1の種
を入力して、その種をKco記憶手段19に出力する。
なお、上述したように、AVコンテンツ送信装置1から
の暗号化鍵Kco1が20秒毎に更新されるので、Kc
o要求コマンド発行手段18は、Kco要求コマンド応
答手段13に対するコマンドを20秒毎に発行するもの
とする。その後、Kco記憶手段19は、後述する(数
1)に示すように、あらかじめ設定されている関数に、
AKE手段16からの交換鍵Kexと、Kco要求コマ
ンド発行手段18からの暗号化鍵Kco1の種とを代入
し、暗号化鍵Kco1を生成し記憶する。ただし、(数
1)のseedのところに、暗号化鍵Kco1の種を代
入する。
【0066】
【数1】Kco=f(seed,Kex) そして、AVコンテンツ送信装置1からのKco(AV
コンテンツ)のヘッダのなかのoddまたはevenを
検出し、さらに、oddとevenとの切り替わりを判
断して、AVコンテンツ送信装置1からのKco(AV
コンテンツ)がどの暗号化鍵Kco1で暗号化されたの
かを特定する。なお、上述したように、oddとeve
nとの切り替わりは、その切り替わりの前後でAVコン
テンツの暗号化に使用された暗号化鍵Kco1が切り替
わっていることを示す。また、AVコンテンツ送信装置
1のKco要求コマンド応答手段13は、Kco要求コ
マンド発行手段18からの、暗号化鍵Kco1の種の送
信要求のコマンドを入力すると、そのコマンドにしたが
って、暗号化鍵Kco1の種をデータ転送手段14に出
力する。そして、データ転送手段14は、図2に示すよ
うに、Kco(AVコンテンツ)に使用した暗号化鍵K
co1の種を、Kco(AVコンテンツ)とは別の非同
期信号を使用してコマンドでIEEE1394バスに出
力する。なお、図2(b)は、AVコンテンツ送信装置
1から送信されるコマンドの構成図である。
【0067】最後に、暗号解読手段21は、AVコンテ
ンツ送信装置1からの暗号化されたAVコンテンツをデ
ータ転送手段15を介して入力するとともに、Kco記
憶手段19からの暗号化鍵Kco1と、暗号化手法記憶
手段20からの拡張暗号化手法とを入力し、その拡張暗
号化手法に基づいて、暗号化されたAVコンテンツを暗
号化鍵Kco1で解読し、モニタ5に出力する。そし
て、モニタ5は、暗号解読手段21からのAVコンテン
ツの内容を表示する。
【0068】次に、上述したようにして、AVコンテン
ツ送信装置1が拡張暗号化手法を使用してAVコンテン
ツを暗号化して出力し、第1のAVコンテンツ受信装置
2がそのAVコンテンツを解読しているときに、拡張暗
号化手法を使用することができない第2のAVコンテン
ツ受信装置3がそのAVコンテンツを解読するさいのA
Vコンテンツ送信装置1、第1のAVコンテンツ受信装
置2および第2のAVコンテンツ受信装置3の動作を述
べる。なお、そのさいのAVコンテンツ送信装置1の動
作については図3のフローチャートをも用いて説明す
る。
【0069】さて、第2のAVコンテンツ受信装置3の
AKE手段23は、AVコンテンツ送信装置1のAKE
手段11に対して、認証要求を行い、AKE手段23お
よびAKE手段11は、互いに相手方の装置の認証を行
う(図3のステップ1)。そのさい、AKE手段23
は、AVコンテンツ送信装置1が出力するAVコンテン
ツの暗号化手法を、基本暗号化手法にするように要求す
る。なぜなら、第2のAVコンテンツ受信装置3は、拡
張暗号化手法を使用することができず、基本暗号化手法
しか使用することができないからである。そして、互い
の認証が成功すると、AKE手段11は、その要求を受
け入れ(図3のステップ2)、暗号化手法選択手段10
および暗号化手法変更通知手段12に、暗号化手法を基
本暗号化手法にするように制御するための情報を出力す
る(図3のステップ3)。その後、AKE手段11は、
AKE手段23に交換鍵Kexを出力し、AKE手段1
1とAKE手段23との間の認証・鍵交換は完了する
(図3のステップ4)。なお、交換鍵Kexは、暗号化
されたAVコンテンツを解読するさいに必要となる鍵で
ある。また、AKE手段23およびAKE手段11が行
う認証が失敗した場合、AKE手段11は、AKE手段
23に交換鍵Kexを出力することもないし、暗号化手
法を基本暗号化手法にするようにとの要求を受け入れる
こともない。ただしここでは、以下の説明の便宜上、A
KE手段23およびAKE手段11が行う認証は成功す
るものとする。
【0070】そして、AVコンテンツ送信装置1では、
暗号化手法選択手段10が、AKE手段11からの、暗
号化手法を基本暗号化手法にするための情報、つまり暗
号化手法を変更させるための情報にしたがって、基本暗
号化手法を選択し、その旨の情報を、暗号化手段8とK
co生成手段9とに出力する。なお、暗号化手法選択手
段10は、AKE手段11とAKE手段23との間の認
証・鍵交換が完了するまでに、いいかえると、AKE手
段23が交換鍵Kexを入力するまでに、基本暗号化手
法を選択する。その後、Kco生成手段9は、その暗号
化手法の基本暗号化手法への変更の情報を入力した後で
あって、かつ、拡張暗号化手法にしたがって生成してい
た暗号化鍵Kco1の次の更新タイミングから、基本暗
号化手法にしたがった暗号化鍵Kco2を生成し、20
秒毎に更新してゆく。また、暗号化手法変更通知手段1
2は、AVコンテンツの暗号化手法を拡張暗号化手法か
ら基本暗号化手法に変更するという旨の情報のコマンド
を、第1のAVコンテンツ受信装置2の暗号化手法通知
検出手段17に出力するとともに、その暗号化手法の切
り替えのタイミングの情報のコマンドを暗号化手法通知
検出手段17に出力する。
【0071】その後、AVコンテンツ送信装置1の暗号
化手段8は、受信手段7からのAVコンテンツを入力す
るとともに、Kco生成手段9からの暗号化鍵Kco2
を入力し、基本暗号化手法に基づいて、暗号化鍵Kco
2でAVコンテンツを暗号化する。さらに、Kco生成
手段9は、暗号化鍵Kco2がどのタイミングで切り替
わるのかという情報としてoddまたはevenを出力
する。そして、データ転送手段14は、暗号化手段8か
らの暗号化鍵Kco2で暗号化されたAVコンテンツ、
つまりKco(AVコンテンツ)を入力するとともに、
Kco生成手段9からのoddまたはevenを入力
し、Kco(AVコンテンツ)のヘッダのなかにodd
またはevenを付加してIEEE1394バスに出力
する。
【0072】このようにAVコンテンツ送信装置1から
のAVコンテンツの暗号化手法が基本暗号化手法に切り
替わると、第2のAVコンテンツ受信装置3は、そのA
Vコンテンツを解読することができるようになる。そこ
で次に、このときの第2のAVコンテンツ受信装置3が
AVコンテンツを解読するさいの動作を述べる。
【0073】先ず、AKE手段23は、AVコンテンツ
送信装置1のAKE手段11からの交換鍵Kexを、デ
ータ転送手段22を介して入力し、Kco記憶手段25
に出力する。また、Kco要求コマンド発行手段24
は、基本暗号化手法に対応する暗号化鍵Kco2の種を
送信するように、AVコンテンツ送信装置1のKco要
求コマンド応答手段13に対してコマンドを発行し、そ
のコマンドに対応する、Kco要求コマンド応答手段1
3からの暗号化鍵Kco2の種を入力して、その種をK
co記憶手段25に出力する。その後、Kco記憶手段
25は、(数1)を用いて上述したようにして、あらか
じめ設定されている関数に、AKE手段23からの交換
鍵Kexと、Kco要求コマンド発行手段24からの暗
号化鍵Kco2の種とを代入し、暗号化鍵Kco2を生
成し記憶する。そして、AVコンテンツ送信装置1から
のKco(AVコンテンツ)のヘッダのなかのoddま
たはevenを検出し、さらに、oddとevenとの
切り替わりを判断して、AVコンテンツ送信装置1から
のKco(AVコンテンツ)がどの暗号化鍵Kco2で
暗号化されたのかを特定する。
【0074】最後に、暗号解読手段26は、AVコンテ
ンツ送信装置1からの暗号化されたAVコンテンツをデ
ータ転送手段22を介して入力するとともに、Kco記
憶手段25からの暗号化鍵Kco2を入力し、基本暗号
化手法に基づいて、暗号化されたAVコンテンツを暗号
化鍵Kco2で解読し、モニタ6に出力する。そして、
モニタ6は、暗号解読手段26からのAVコンテンツの
内容を表示する。
【0075】このように、AVコンテンツ送信装置1が
AVコンテンツの暗号化手法を基本暗号化手法に変更し
てAVコンテンツを暗号化し出力すると、第2のAVコ
ンテンツ受信装置3は、そのAVコンテンツを解読する
ことができるようになるが、それまで拡張暗号化手法に
よって暗号化されたAVコンテンツを受信し解読してい
た第1のAVコンテンツ受信装置2は、そのままでは、
そのAVコンテンツを解読することができなくなる。そ
こで次に、AVコンテンツ送信装置1がAVコンテンツ
の暗号化手法を基本暗号化手法に変更した場合、第1の
AVコンテンツ受信装置2がそのAVコンテンツを解読
するさいの、第1のAVコンテンツ受信装置2の動作を
述べる。なお、そのさいの第1のAVコンテンツ受信装
置2の動作については図4のフローチャートをも用いて
説明する。
【0076】さてそのとき、上述したように、第1のA
Vコンテンツ受信装置2の暗号化手法通知検出手段17
は、AVコンテンツ送信装置1の暗号化手法変更通知手
段12からの、AVコンテンツの暗号化手法が拡張暗号
化手法から基本暗号化手法に変更するという旨の情報の
コマンドを入力するとともに、その暗号化手法の切り替
えのタイミングの情報のコマンドも入力する(図4のス
テップ1)。そして、暗号化手法通知検出手段17は、
それら2つの情報を、Kco要求コマンド発行手段18
と暗号化手法記憶手段20とに出力する。その後、Kc
o要求コマンド発行手段18は、基本暗号化手法に対応
する暗号化鍵Kco2の種を送信するように、AVコン
テンツ送信装置1のKco要求コマンド応答手段13に
対してコマンドを発行し(図4のステップ2)、そのコ
マンドに対応する、Kco要求コマンド応答手段13か
らの暗号化鍵Kco2の種を入力して、その種をKco
記憶手段19に出力する。その後、Kco記憶手段19
は、あらかじめ設定されている関数に、AKE手段16
からの交換鍵Kexと、Kco要求コマンド発行手段1
8からの暗号化鍵Kco2の種とを代入し、暗号化鍵K
co2を生成し記憶する(図4のステップ3)。
【0077】最後に、暗号解読手段21は、AVコンテ
ンツ送信装置1からの暗号化されたAVコンテンツをデ
ータ転送手段15を介して入力するとともに、Kco記
憶手段19からの暗号化鍵Kco2と、暗号化手法記憶
手段20からの基本暗号化手法とを入力する。そして、
暗号解読手段21は、基本暗号化手法を使用することが
できるので、その基本暗号化手法に基づいて、暗号化さ
れたAVコンテンツを暗号化鍵Kco2で解読し、モニ
タ5に出力する(図4のステップ4)。そして、モニタ
5は、暗号解読手段21からのAVコンテンツの内容を
表示する。
【0078】このように、AVコンテンツ送信装置1が
AVコンテンツの暗号化手法を基本暗号化手法に変更し
た場合であっても、第1のAVコンテンツ受信装置2
は、暗号化手法が基本暗号化手法に切り替わったという
情報と、その切り替えのタイミングの情報とを入力する
ことによって、基本暗号化手法によって暗号化されたA
Vコンテンツを解読することができるようになる。
【0079】ところで、AVコンテンツ送信装置1がA
Vコンテンツの暗号化手法を基本暗号化手法に変更して
AVコンテンツを送信しているとき、第2のAVコンテ
ンツ受信装置3がそのAVコンテンツを解読することを
中止することがある。以下に、そのような第2のAVコ
ンテンツ受信装置3がAVコンテンツを解読することを
中止する場合のAVコンテンツ送信装置1および第1の
AVコンテンツ受信装置2の動作を述べる。
【0080】さて、第2のAVコンテンツ受信装置3が
AVコンテンツを解読することを中止する場合、第2の
AVコンテンツ受信装置3のKco要求コマンド発行手
段24は、暗号化鍵Kco2の種を送信するように、A
Vコンテンツ送信装置1のKco要求コマンド応答手段
13に対してコマンドを発行しなくなる。つまり、Kc
o要求コマンド応答手段13にとっては、Kco要求コ
マンド発行手段24からのコマンドを受信しなくなると
いうことである。このように、Kco要求コマンド応答
手段13は、Kco要求コマンド発行手段24からのコ
マンドを受信しなくなると、第2のAVコンテンツ受信
装置3がAVコンテンツを解読することを中止したもの
と判断する。そして、Kco要求コマンド応答手段13
は、第2のAVコンテンツ受信装置3がAVコンテンツ
を解読することを中止したことを、暗号化手法変更通知
手段12に通知する。
【0081】その後、暗号化手法変更通知手段12は、
Kco要求コマンド応答手段13からの、第2のAVコ
ンテンツ受信装置3がAVコンテンツを解読することを
中止したとする情報を入力し、その情報に基づいて、暗
号化手法選択手段10に対して、選択する暗号化手法を
基本暗号化手法から拡張暗号化手法に切り替えさせると
ともに、第1のAVコンテンツ受信装置2の暗号化手法
通知検出手段17に対して、暗号化手法が基本暗号化手
法から拡張暗号化手法に切り替わるという情報を、その
切り替えのタイミングの情報とともに出力する。このよ
うに、暗号化手法を拡張暗号化手法に切り替えるのは、
上述したように拡張暗号化手法の方が基本暗号化手法よ
りも暗号化の強度が強く、不正な装置にAVコンテンツ
の内容を解読させないようにする防御をより強くするた
めである。なお、暗号化手法を基本暗号化手法から拡張
暗号化手法に切り替えるさい、あらかじめAKE手段1
1に、第2のAVコンテンツ受信装置3が基本暗号化手
法しか使用することができないということを記憶させて
おき、その後、暗号化手法変更通知手段12に、第2の
AVコンテンツ受信装置3がAVコンテンツを解読する
ことを中止した場合、暗号化手法を基本暗号化手法から
拡張暗号化手法に切り替えるように判断させればよい。
【0082】そして、暗号化手法選択手段10は、暗号
化手法の選択を基本暗号化手法から拡張暗号化手法に再
度切り替える。このように暗号化手法が拡張暗号化手法
に切り替えられた後のAVコンテンツ送信装置1の各構
成手段は、上述した基本暗号化手法に切り替えられる前
の拡張暗号化手法に基づいてAVコンテンツを暗号化し
出力していたときと同じ動作を行う。
【0083】他方、第1のAVコンテンツ受信装置2で
は、暗号化手法通知検出手段17が、AVコンテンツ送
信装置1の暗号化手法変更通知手段12からの、暗号化
手法が基本暗号化手法から拡張暗号化手法に切り替わる
という情報と、その切り替えのタイミングの情報とを入
力する。そして、その情報にしたがって、暗号解読する
さいの各構成手段が動作を切り替える。その切り替わり
のタイミングは、暗号化手法が拡張暗号化手法から基本
暗号化手法に切り替わったタイミングと同様に行われ、
またその切り替え後の第1のAVコンテンツ受信装置2
の各構成手段は、上述した基本暗号化手法に切り替えら
れる前の拡張暗号化手法に基づいて暗号化されたAVコ
ンテンツを解読するさいの動作と同じように動作する。
【0084】このように、AVコンテンツ送信装置1が
AVコンテンツの暗号化手法を基本暗号化手法を使用し
て暗号化しAVコンテンツを送信しているとき、第2の
AVコンテンツ受信装置3がそのAVコンテンツを解読
することを中止した場合、AVコンテンツ送信装置1
は、暗号化強度のより強い拡張暗号化手法で暗号化した
AVコンテンツを送信するように変更する。このように
暗号化手法が基本暗号化手法から拡張暗号化手法に変更
された場合であっても、第1のAVコンテンツ受信装置
2は、それに対応してそのAVコンテンツを解読するこ
とができる。
【0085】なお、上述した実施の形態1では、AVコ
ンテンツ送信装置1の暗号化手法変更通知手段12は、
AVコンテンツの暗号化手法が拡張暗号化手法から基本
暗号化手法に変更するという旨の情報のコマンドを第1
のAVコンテンツ受信装置2の暗号化手法通知検出手段
17に出力するとした。しかしながら、暗号化手法変更
通知手段12は、AVコンテンツの暗号化手法が拡張暗
号化手法から他の暗号化手法に変更するという旨の情報
を暗号化手法通知検出手段17に出力するとしてもよ
い。ただしこの場合、暗号化手法通知検出手段17は、
変更後の暗号化手法がどのような暗号化手法であるのか
を通知するように、AVコンテンツ送信装置1に要求し
なければならない。同様に、暗号化手法変更通知手段1
2は、暗号化手法の拡張暗号化手法から基本暗号化手法
への切り替えのタイミングの情報をコマンドで暗号化手
法通知検出手段17に出力するとしたが、暗号化手法変
更通知手段12は、そのような暗号化手法の切り替えの
タイミングの情報を暗号化手法通知検出手段17に出力
しないとしてもよい。ただしこの場合も、暗号化手法通
知検出手段17は、暗号化手法の切り替えのタイミング
の情報を通知するように、AVコンテンツ送信装置1に
要求しなければならない。また、暗号化手法変更通知手
段12が出力する暗号化手法の切り替えの情報や切り替
えのタイミングの情報は、コマンドではなく、AVコン
テンツのなかに付加されたものであってもよい。
【0086】また、上述した実施の形態1では、AVコ
ンテンツ送信装置1は、暗号化手法を拡張暗号化手法か
ら基本暗号化手法に切り替えるさい、暗号化手法のみが
どのような暗号化手法に切り替わるのかという情報を出
力し、その後、第1のAVコンテンツ受信装置2から、
その変更後の暗号化手法に対応する暗号化鍵Kcoの種
を送信するように要求された場合、その要求にしたがっ
て、暗号化鍵Kcoの種を送信するとした。しかしなが
ら、AVコンテンツ送信装置1は、暗号化手法を切り替
えるさい、切り替わった後の暗号化手法の情報ととも
に、その変更後の暗号化手法に対応する暗号化鍵Kco
の種を出力するとしてもよい。また、AVコンテンツ送
信装置1は、暗号化鍵Kcoの種を出力するとしたが、
暗号化鍵Kcoそのもの、または交換鍵Kexで暗号化
した暗号化鍵Kcoを出力してもよい。その場合、受信
側では、種ではなく、暗号化鍵Kcoそのもの、または
交換鍵Kexで暗号化された暗号化鍵Kcoが使用され
ることになる。また、暗号化鍵Kcoの種はコマンドを
利用して送信されるとしたが、暗号化鍵Kcoやその種
は、コマンドで送信されても、AVコンテンツのなかに
付加されて送信されてもよい。
【0087】また、上述した実施の形態1では、AVコ
ンテンツ送信装置1のKco生成手段9は、20秒毎に
暗号化鍵Kcoを更新するとしたが、Kco生成手段9
が暗号化鍵Kcoを更新する間隔は、20秒毎という間
隔に限定されるものではない。暗号化鍵Kcoは、定期
的に更新されてもよいし、不定期に更新されてもよい。
【0088】また、上述した実施の形態1では、AVコ
ンテンツ送信装置1が第2のAVコンテンツ受信装置3
を記憶し、その第2のAVコンテンツ受信装置3から、
AVコンテンツを解読するための暗号化鍵Kco2の種
を要求するコマンドが来ているか否かを判断し、そのコ
マンドが来なくなった場合、暗号化手法を拡張暗号化手
法から基本暗号化手法に切り替えるとした。しかしなが
ら、AVコンテンツ送信装置1が、第1のAVコンテン
ツ受信装置2と第2のAVコンテンツ受信装置3とにつ
いて、それぞれ使用することができる暗号化手法がどの
ような暗号化手法であるのかということを調べておき、
AVコンテンツを解読するための暗号化鍵Kcoの種を
要求するコマンドを送信してくるAVコンテンツ受信装
置が、全て拡張暗号化手法を使用することができるAV
コンテンツ受信装置である場合、暗号化手法を基本暗号
化手法から拡張暗号化手法に切り替えるとしてもよい。
【0089】また、上述した実施の形態1では、AVコ
ンテンツ送信装置1が暗号化手法を拡張暗号化手法から
基本暗号化手法に切り替えるさい、まず、AVコンテン
ツ送信装置1は、第2のAVコンテンツ受信装置3との
間で互いに認証を行い、その認証が成功すると、暗号化
手法を拡張暗号化手法から基本暗号化手法に切り替える
とした。しかしながら、図5に示すように、AVコンテ
ンツ送信装置1は、第2のAVコンテンツ受信装置3か
らの認証要求を受信した後(図5のステップ1)、互い
の認証が成功するか否かにかかわらず、暗号化手法を拡
張暗号化手法から基本暗号化手法へ変更し(図5のステ
ップ2)、その変更の後、認証が成功すると(図5のス
テップ3)、暗号化手法を基本暗号化手法に決定すると
してもよい(図5のステップ5)。なお、図5のステッ
プ3で認証が失敗すると、暗号化手法を基本暗号化手法
から拡張暗号化手法に再変更して暗号化手法を決定する
としてもよい(図5のステップ4)。
【0090】また、上述した実施の形態1では、AVコ
ンテンツ送信装置1は、第2のAVコンテンツ受信装置
3との間で互いに認証を行い、その認証が成功した場合
に、暗号化手法を拡張暗号化手法から基本暗号化手法に
切り替えるとした。しかしながら、AVコンテンツ送信
装置1は、第2のAVコンテンツ受信装置3からの認証
要求を受信すると、認証が成功するか失敗するかにかか
わらず、暗号化手法を拡張暗号化手法から基本暗号化手
法に切り替えて、その切り替えた後の基本暗号化手法で
AVコンテンツを暗号化して出力してもよい。ただしこ
の場合、AVコンテンツ送信装置1と第2のAVコンテ
ンツ受信装置3との間での認証が失敗すると、AVコン
テンツ送信装置1は、第2のAVコンテンツ受信装置3
に交換鍵Kexを出力しない。したがって、AVコンテ
ンツ送信装置1からのAVコンテンツは、不正な装置に
解読されないように保護される。他方、AVコンテンツ
送信装置1が第2のコンテンツ受信装置3からの認証要
求を受信して、暗号化手法を基本暗号化手法に切り替え
て暗号化したAVコンテンツを出力する場合、上述した
実施の形態1で説明したとおり、第1のコンテンツ受信
装置2は、AVコンテンツ送信装置1からの、暗号化手
法が基本暗号化手法に切り替わるという情報を入力し、
AVコンテンツ送信装置1からの基本暗号化手法で暗号
化されたAVコンテンツを入力して、基本暗号化手法で
そのAVコンテンツを解読することになる。一方その
後、AVコンテンツ送信装置1は、第2のコンテンツ受
信装置3が不正であると判断した時点で、拡張暗号化手
法に再変更する。
【0091】さらに、請求項10の本発明は、請求項1
から9のいずれかに記載のAVコンテンツ送信方法の各
ステップの全部または一部を実現するためのプログラム
を格納したことを特徴とする媒体である。また、請求項
13の本発明は、請求項11または12記載のAVコン
テンツ受信方法の各ステップの全部または一部を実現す
るためのプログラムを格納したことを特徴とする媒体で
ある。
【0092】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、AVコンテンツ送信装置が第1の暗号化
手法で暗号化したAVコンテンツを送信しているとき
に、その第1の暗号化手法を使用することができないA
Vコンテンツ受信装置がそのAVコンテンツを解読する
ことができるようにするAVコンテンツ送信方法を提供
することができる。
【0093】また、本発明は、第1の暗号化手法で暗号
化したAVコンテンツを送信しているときに、その第1
の暗号化手法を使用することができないAVコンテンツ
受信装置がそのAVコンテンツを解読することができる
ようにするAVコンテンツ送信装置を提供することがで
きる。
【0094】また、本発明は、上述したAVコンテンツ
送信方法を用いたさい、第1の暗号化手法で暗号化され
たAVコンテンツを受信し解読していた、第1の暗号化
手法を使用することができないAVコンテンツ受信装置
とは別のAVコンテンツ受信装置がある場合、その別の
AVコンテンツ受信装置が引き続きそのAVコンテンツ
を解読することができるようにするAVコンテンツ送信
方法およびAVコンテンツ受信方法を提供することがで
きる。
【0095】さらに、本発明は、上述したAVコンテン
ツ送信装置が第1の暗号化手法を使用することができな
いAVコンテンツ受信装置にそのAVコンテンツを解読
させる場合、そのAVコンテンツ受信装置とは別に、第
1の暗号化手法で暗号化されていたAVコンテンツを引
き続き解読するAVコンテンツ受信装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のAVコンテンツ通信シ
ステムのブロック図
【図2】本発明の実施の形態1のAVコンテンツ通信シ
ステムのAVコンテンツ送信装置1が送信するAVコン
テンツおよびコマンドを含むデータの構成図
【図3】本発明の実施の形態1のAVコンテンツ通信シ
ステムのAVコンテンツ送信装置1の動作の一部を示す
フローチャート
【図4】本発明の実施の形態1のAVコンテンツ通信シ
ステムの第1のAVコンテンツ受信装置2の動作の一部
を示すフローチャート
【図5】図3とは異なる、本発明の実施の形態1のAV
コンテンツ通信システムのAVコンテンツ送信装置1の
動作の一部を示すフローチャート
【図6】本発明の課題を説明するための図
【符号の説明】
1 AVコンテンツ送信装置 2 第1のAVコンテンツ受信装置 3 第2のAVコンテンツ受信装置 4 アンテナ 5、6 モニタ 7 受信手段 8 暗号化手段 9 Kco生成手段 10 暗号化手法選択手段 11 AKE手段 12 暗号化手法変更通知手段 13 Kco要求コマンド応答手段 14 データ転送手段 15 データ転送手段 16 AKE手段 17 暗号化手法通知検出手段 18 Kco要求コマンド発行手段 19 Kco記憶手段 20 暗号化手法記憶手段 21 暗号解読手段 22 データ転送手段 23 AKE手段 24 Kco要求コマンド発行手段 25 Kco記憶手段 26 暗号解読手段 27 送信装置 28 パソコン 29 セットトップボックス(衛星放送受信機)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 29/08 H04L 9/00 673B H04N 7/167 13/00 307Z // G06F 13/38 350 H04N 7/167 Z H04L 12/28 H04L 11/00 310D (72)発明者 後藤 昌一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 武知 秀明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】AVコンテンツ送信装置が伝送路を利用し
    て第1の暗号化手法で暗号化したAVコンテンツを送信
    しているときに、 その第1の暗号化手法を使用することができないAVコ
    ンテンツ受信装置から認証要求があると、 その認証要求をしたAVコンテンツ受信装置が使用する
    ことができる第2の暗号化手法で前記AVコンテンツを
    暗号化して送信することを特徴とするAVコンテンツ送
    信方法。
  2. 【請求項2】前記認証要求があったさい、既にそれまで
    の前記第1の暗号化手法で暗号化されたAVコンテンツ
    を受信し解読していた、前記認証要求をしたAVコンテ
    ンツ受信装置とは別のAVコンテンツ受信装置がある場
    合、 その別のAVコンテンツ受信装置に、暗号化手法が前記
    第2の暗号化手法に切り替わることを通知することを特
    徴とする請求項1記載のAVコンテンツ送信方法。
  3. 【請求項3】前記暗号化手法の切り替えを、所定のコマ
    ンドを用いて、または前記AVコンテンツのなかに付加
    して通知することを特徴とする請求項2記載のAVコン
    テンツ送信方法。
  4. 【請求項4】前記切り替えた後の前記第2の暗号化手法
    がどのような暗号化手法であるのかという情報を、所定
    のコマンドを用いて、または前記AVコンテンツのなか
    に付加して通知することを特徴とする請求項3記載のA
    Vコンテンツ送信方法。
  5. 【請求項5】前記切り替えた後の前記第2の暗号化手法
    で使用する暗号化鍵またはその暗号化鍵の種を、所定の
    コマンドを用いて、または前記AVコンテンツのなかに
    付加して通知することを特徴とする請求項3記載のAV
    コンテンツ送信方法。
  6. 【請求項6】前記暗号化手法の切り替えのタイミング
    を、前記認証要求がある前に使用していた前記第1の暗
    号化手法での暗号化鍵の更新のタイミングとすることを
    特徴とする請求項1記載のAVコンテンツ送信方法。
  7. 【請求項7】少なくとも前記別のAVコンテンツ受信装
    置に、前記暗号化手法が前記第2の暗号化手法に切り替
    わることを通知するとともに、その暗号化手法の切り替
    えのタイミングの情報を送信することを特徴とする請求
    項2記載のAVコンテンツ送信方法。
  8. 【請求項8】前記AVコンテンツ送信装置が前記認証要
    求をしたAVコンテンツ受信装置を記憶し、 そのAVコンテンツ受信装置から、前記AVコンテンツ
    を解読するための暗号化鍵またはその暗号化鍵の種を要
    求するコマンドが来ているか否かを判断し、前記コマン
    ドが来なくなった場合、 前記暗号化手法を前記第2の暗号化手法から前記第1の
    暗号化手法に切り替えることを特徴とする請求項1記載
    のAVコンテンツ送信方法。
  9. 【請求項9】前記AVコンテンツ送信装置が、前記認証
    要求をしたAVコンテンツ受信装置と前記そのAVコン
    テンツ受信装置とは別のAVコンテンツ受信装置とにつ
    いて、それぞれ使用することができる暗号化手法がどの
    ような暗号化手法であるのかということを調べておき、 前記AVコンテンツを解読するための暗号化鍵またはそ
    の暗号化鍵の種を要求するコマンドを送信してくるAV
    コンテンツ受信装置が、全て前記第1の暗号化手法を使
    用することができるAVコンテンツ受信装置である場
    合、 前記暗号化手法を前記第2の暗号化手法から前記第1の
    暗号化手法に切り替えることを特徴とする請求項1記載
    のAVコンテンツ送信方法。
  10. 【請求項10】請求項1から9のいずれかに記載のAV
    コンテンツ送信方法の各ステップの全部または一部を実
    現するためのプログラムを格納したことを特徴とする媒
    体。
  11. 【請求項11】請求項1から9のいずれかに記載のAV
    コンテンツ送信方法によって送信されてくるAVコンテ
    ンツを受信し、 そのAVコンテンツが暗号化されたさいに使用された暗
    号化手法に基づくとともに、その暗号化手法で使用する
    暗号化鍵またはその暗号化鍵の種を利用して、前記暗号
    化されたAVコンテンツを解読することを特徴とするA
    Vコンテンツ受信方法。
  12. 【請求項12】請求項1から9のいずれかに記載のAV
    コンテンツ送信方法によって送信されてくるAVコンテ
    ンツとともに、またはそのAVコンテンツのなかに、前
    記暗号化手法の切り替えに関する情報があって、 その情報に、前記切り替え後の暗号化手法がどのような
    暗号化手法であるのかという情報と、その暗号化手法で
    使用する暗号化鍵またはその暗号化鍵の種との一方また
    は両方が含まれていない場合、 前記AVコンテンツ送信装置に対して、前記切り替え後
    の暗号化手法がどのような暗号化手法であるのかという
    情報と、その暗号化手法で使用する暗号化鍵またはその
    暗号化鍵の種とのうちの前記暗号化手法の切り替えに関
    する情報に含まれていないものを送信するように要求す
    ることを特徴とする請求項11記載のAVコンテンツ受
    信方法。
  13. 【請求項13】請求項11または12記載のAVコンテ
    ンツ受信方法の各ステップの全部または一部を実現する
    ためのプログラムを格納したことを特徴とする媒体。
  14. 【請求項14】送信しようとするAVコンテンツを暗号
    化するさいの暗号化手法を選択する暗号化手法選択手段
    と、 その暗号化手法選択手段によって選択された暗号化手法
    に対応した、AVコンテンツを暗号化するための暗号化
    鍵を生成する暗号化鍵生成手段と、 AVコンテンツを入力するとともに、前記暗号化鍵生成
    手段からの前記暗号化鍵を入力し、その暗号化鍵を利用
    して、前記AVコンテンツを暗号化する暗号化手段と、 AVコンテンツ受信装置との間で認証・鍵交換を行う送
    信側認証・鍵交換手段とを備え、 AVコンテンツ送信装置が、前記暗号化手法選択手段に
    よって選択された第1の暗号化手法で暗号化したAVコ
    ンテンツを送信しているときに、 その第1の暗号化手法を使用することができないAVコ
    ンテンツ受信装置から認証要求があると、前記送信側認
    証・鍵交換手段は、その認証要求をしたAVコンテンツ
    受信装置との間で認証を行い、 前記暗号化手法選択手段は、暗号化手法を、前記認証要
    求をしたAVコンテンツ受信装置が使用することができ
    る第2の暗号化手法に切り替えることを特徴とするAV
    コンテンツ送信装置。
  15. 【請求項15】前記認証要求があったさい、既にそれま
    での前記第1の暗号化手法で暗号化されたAVコンテン
    ツを受信し解読していた、前記認証要求をしたAVコン
    テンツ受信装置とは別のAVコンテンツ受信装置がある
    場合、 その別のAVコンテンツ受信装置に、暗号化手法が前記
    第2の暗号化手法に切り替わることを通知する暗号化手
    法通知手段を備えたことを特徴とする請求項14記載の
    AVコンテンツ送信装置。
  16. 【請求項16】前記暗号化鍵生成手段は、定期的または
    不定期に前記暗号化鍵を更新し、 前記暗号化手法選択手段が暗号化手法を前記第2の暗号
    化手法に切り替えるタイミングは、前記暗号化鍵生成手
    段が前記第1の暗号化手法において暗号化鍵を更新する
    タイミングであることを特徴とする請求項14記載のA
    Vコンテンツ送信装置。
  17. 【請求項17】前記送信側認証・鍵交換手段は、前記認
    証要求をしたAVコンテンツ受信装置を記憶するととも
    に、そのAVコンテンツ受信装置から、前記AVコンテ
    ンツを解読するための暗号化鍵またはその暗号化鍵の種
    を要求するコマンドが来ているか否かを判断し、前記コ
    マンドが来なくなったと判断した場合、前記暗号化手法
    選択手段は、前記暗号化手法を前記第2の暗号化手法か
    ら前記第1の暗号化手法に切り替えることを特徴とする
    請求項14記載のAVコンテンツ送信装置。
  18. 【請求項18】前記送信側認証・鍵交換手段は、前記認
    証要求をしたAVコンテンツ受信装置と前記そのAVコ
    ンテンツ受信装置とは別のAVコンテンツ受信装置とに
    ついて、それぞれ使用することができる暗号化手法がど
    のような暗号化手法であるのかということを調べてお
    き、 前記AVコンテンツを解読するための暗号化鍵またはそ
    の暗号化鍵の種を要求するコマンドを送信してくるAV
    コンテンツ受信装置が、全て前記第1の暗号化手法を使
    用することができるAVコンテンツ受信装置である場
    合、 前記暗号化手法選択手段は、前記暗号化手法を前記第2
    の暗号化手法から前記第1の暗号化手法に切り替えるこ
    とを特徴とする請求項14記載のAVコンテンツ送信装
    置。
  19. 【請求項19】請求項14から18のいずれかに記載の
    AVコンテンツ送信装置との間で認証・鍵交換を行う受
    信側認証・鍵交換手段と、 前記AVコンテンツ送信装置からの暗号化されたAVコ
    ンテンツのその暗号化に利用された暗号化手法の情報を
    入力し、記憶する暗号化手法記憶手段と、 前記AVコンテンツ送信装置からの暗号化されたAVコ
    ンテンツを入力するとともに、前記AVコンテンツ送信
    装置からの暗号化鍵またはその暗号化鍵の種を入力し、
    その後、前記暗号化手法記憶手段に記憶されている暗号
    化手法に基づき、かつ、前記暗号化鍵またはその暗号化
    鍵の種を利用して、前記暗号化されたAVコンテンツを
    解読する暗号解読手段とを備えたことを特徴とするAV
    コンテンツ受信装置。
  20. 【請求項20】請求項14から18のいずれかに記載の
    AVコンテンツ送信装置から送信されてくるAVコンテ
    ンツとともに、またはそのAVコンテンツのなかに、前
    記暗号化手法の切り替えに関する情報があって、 その情報に、前記切り替え後の暗号化手法がどのような
    暗号化手法であるのかという情報と、その暗号化手法で
    使用する暗号化鍵またはその暗号化鍵の種との一方また
    は両方が含まれていない場合、 前記AVコンテンツ送信装置に対して、前記切り替え後
    の暗号化手法がどのような暗号化手法であるのかという
    情報と、その暗号化手法で使用する暗号化鍵またはその
    暗号化鍵の種とのうちの前記情報に含まれていないもの
    を送信するように要求する要求手段を備えたことを特徴
    とする請求項19記載のAVコンテンツ受信装置。
JP10162667A 1998-04-01 1998-06-10 Avコンテンツ送信方法、avコンテンツ受信方法、avコンテンツ送信装置、avコンテンツ受信装置および媒体 Pending JPH11355265A (ja)

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