JPH11352222A - 情報発信元識別方法および装置 - Google Patents

情報発信元識別方法および装置

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JPH11352222A
JPH11352222A JP16017898A JP16017898A JPH11352222A JP H11352222 A JPH11352222 A JP H11352222A JP 16017898 A JP16017898 A JP 16017898A JP 16017898 A JP16017898 A JP 16017898A JP H11352222 A JPH11352222 A JP H11352222A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 扱える情報発信元の数に制限がない上に、識
別不可能状態を生じさせることなく、また、識別IDの
登録も必要としない情報発信元識別方法および装置を提
供する。 【解決手段】 発信要求に応じて複数の情報発信器11
から発せられた発信情報を受信した情報収集器12が、
発信情報の発信元を識別する情報発信元識別方法であっ
て、各情報発信元の位置情報を各情報発信元の識別情報
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報発信元識別方
法および装置に関し、特に、特定の対象物に関する情報
を遠隔から認識または分類することができる情報発信元
識別方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ある物体(製品、人、動物等)に
関する情報を、遠隔から認識または分類するためのシス
テムが知られている。
【0003】このシステムは、ある物体に装着されて、
メモリに保持された物体に関する情報を特定の周波数の
信号により送信する機能を持つ装置(以後、情報発信器
と略称する)と、遠隔操作されて、情報発信器から物体
に関する情報を読み取り収集する装置(以後、情報収集
器と略称する)とから構成される。
【0004】情報収集器は、ある程度離れて位置する情
報発信器に対し、特定の周波数の信号を使用して情報の
発信を要求する。この要求に対し情報発信器は、特定の
周波数の信号を用いてメモリに格納している情報を送信
する。
【0005】従って、情報収集器により、情報発信器か
らの発信情報を遠隔位置から収集できることを利用し、
情報発信器を装着した物体がある特定の場所(情報収集
器の設置場所)を通過するだけで、その物体に関する情
報を容易に収集することが可能になる。
【0006】ところで、上記システムにおいては、情報
発信器が複数の物体にそれぞれ設けられている場合、各
情報発信器は同一の周波数の信号を送信するため、情報
収集器からの情報発信要求に対し隣接する複数の情報発
信器が無条件に同時に反応してしまう。よって、各情報
発信器が発信する同一周波数の信号が干渉して混信状態
になるのが避けられず、情報収集器側から特定の情報発
信器が発信した信号を識別するのは殆ど不可能である。
【0007】このため、上述した同一周波数の信号を発
信する複数の情報発信器により製品の在庫管理等を行う
には、情報発信器同士が混信を生じさせない間隔を保持
した上で情報収集器の前を通過させるか、又は他の情報
発信機が反応しないように、情報収集器を情報発信器に
近づけて各情報発信器間を移動し情報収集しなければな
らなかった。
【0008】そこで、情報発信器同士で混信が生じない
ようにするために、各情報発信器毎に異なる周波数の信
号を発信させることが考えられる。このような異なる周
波数の信号を発信させるものとして、例えば、特開平9
−72960号公報に開示された複数同時識別装置があ
る。
【0009】この複数同時識別装置は、識別親機と被識
別物品に取り付けられた子機とからなり、識別親機は被
識別物品群が感知エリアに搬入されると質問電波を発
し、これを受けた子機は、個別に発生させた内蔵乱数表
に対応した応答周波数、応答時間区間、又はこれらの組
み合わせを決定し、同一群内物品同士による混信を避け
ながら予め定められた応答期間内に一斉に応答する。こ
の応答電波を受けた識別親機は、各応答周波数毎、各応
答時間区間毎、又は各組み合わせ毎に応答信号を検出・
解読して、登録機へ転送し、混信があった場合は、リセ
ットして再質問信号を発する。これにより、従来の被識
別物品の1品毎の順次識別処理に比較し、飛躍的に迅速
な処理が可能になる。
【0010】また、情報発信器毎に識別IDを付与する
ことにより、各情報発信器を識別してもよい。この場
合、予め管理すべき情報発信器の識別IDを全て情報収
集器側へ登録し、情報収集器は情報発信器に対し登録し
た識別番号を順に呼び出し、情報発信器は自己の識別I
Dにのみに反応するようにする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術において、各情報発信器毎に異なる周波数の信号
を発信させる場合、割り振る周波数に限りがあり、情報
発信器の数が多くなれば信号の重複は避けられないた
め、扱える情報発信器の数に制限がある。また、複数同
時識別装置の場合、複数の周波数の中から無作為に抽出
した周波数を用いるため、一定の割合で同一周波数にな
るのが避けられず、一定の割合で識別不可能状態を生じ
させてしまう。
【0012】また、情報発信器毎に識別IDを付与する
場合、識別の都度、被識別対象に対し識別IDを付与し
なければならないが、識別IDを情報収集器側へ登録す
ることなく情報発信器の追加や削減をしてしまうと、情
報収集器による正確な情報発信器の認識が困難になる。
【0013】本発明の目的は、扱える情報発信元の数に
制限がない上に、識別不可能状態を生じさせることな
く、また、識別IDの登録も必要としない情報発信元の
個別識別方法および装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る情報発信元識別方法は、発信要求に応
じて複数の情報発信元から発せられた発信情報を受信し
た情報収集手段が、発信情報の発信元を識別する情報発
信元識別方法であって、前記各情報発信元の位置情報を
前記各情報発信元の識別情報とすることを特徴としてい
る。
【0015】上記構成を有することにより、各情報発信
元の位置情報を各情報発信元の識別情報として、発信要
求に応じて複数の情報発信元から発せられた発信情報を
受信した情報収集手段が、発信情報の発信元を識別す
る。これにより、扱える情報発信元の数に制限がない上
に、識別不可能状態を生じさせることなく、また、識別
IDの登録も必要としないで、情報発信元を個別に識別
することができる。
【0016】また、本発明に係る情報発信元識別装置に
より、上記情報発信元識別方法を実現することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の実施の形態に係る情報発
信元識別装置の構成を示すブロック図である。図1に示
すように、情報発信元識別装置10は、複数の情報発信
器11と、各情報発信器11を個別管理する情報収集器
12を有している。
【0019】各情報発信器11は、それぞれ信号受信装
置13及び信号発信装置14を備え、情報収集器12
は、信号受信装置15及び信号発信装置16を備えてい
る。信号発信装置14からの発信信号は、信号受信装置
15に受信され、信号発信装置16からの発信信号は、
信号受信装置13に受信される。
【0020】この情報発信元識別装置10は、例えば、
製品の在庫管理等において用いられ、各製品に装着され
た情報発信器11を介して、情報収集器12により、個
々の製品を遠隔から一括して集中的に認識し分類するこ
とができる。
【0021】図2は、図1の情報発信器の構成を示すブ
ロック図である。図2に示すように、情報発信器11
は、プログラム制御により動作するデータ処理装置17
と、情報を記憶する記憶装置18を有し、データ処理装
置17は、位置情報生成部19と情報発信決定部20
を、記憶装置18は、位置情報記憶部21と製品情報記
憶部22をそれぞれ有している。
【0022】位置情報生成部19と情報発信決定部20
には、信号受信装置13が受信した受信信号が入力し、
情報発信決定部20からは、信号発信装置14へ送信信
号が出力される。データ処理装置17と記憶装置18の
間では、情報の書き込み或いは読み出しが行われる。
【0023】位置情報生成部19は、情報収集器12か
ら送られてくる情報収集器12の位置情報を含む位置確
定要求を、信号受信装置13から入手し、自己の位置を
もとに情報収集器12に対する相対的な情報発信器11
の位置情報を生成する。情報収集器12の位置は、例え
ば公知の位置捕捉信号解析手段を利用して得ることがで
きる。
【0024】情報発信決定部20は、情報収集器12か
ら送られてくる検索範囲情報を含む位置情報発信要求
を、信号受信装置13から入手し、位置情報記憶部21
にある自己の位置情報と比較し、検索範囲内に自己の位
置が含まれるか否かを判断する。検索範囲内に含まれる
と判断された場合、自己の位置情報を位置情報記憶部2
1から信号発信装置14を経て情報収集器12へ送信す
る。
【0025】また、情報発信決定部20は、情報収集器
12から送られてくる位置情報を含む製品情報発信要求
を、信号受信装置13から入手した場合、自己の位置情
報と比較して一致した場合のみ製品情報記憶部22にあ
る製品情報を信号発信装置14を経て情報収集器12へ
送信する。
【0026】位置情報記憶部21は、位置情報生成部1
9によって取得された、情報収集器12に対する情報発
信器11の相対的な位置情報を記憶する。この位置情報
は、情報収集器12の位置を基準として直交座標系で表
わされる。製品情報記憶部22には、情報発信器11が
装着される製品に関する情報が予め記憶されている。
【0027】図3は、図1の情報収集器の構成を示すブ
ロック図である。図3に示すように、情報収集器12
は、入力装置23と、プログラム制御により動作するデ
ータ処理装置24と、表示装置25と、情報を記憶する
記憶装置26とを有し、データ処理装置24は、位置確
定要求部27と、情報発信器限定部28と、情報収集部
29とを、記憶装置26は、当該検索範囲記憶部30
と、全検索範囲記憶部31と、収集情報記憶部32とを
それぞれ有している。
【0028】情報発信器限定部28と情報収集部29に
は、信号発信装置16が受信した受信信号が入力され、
位置確定要求部27と情報発信器限定部28と情報収集
部29からは、信号発信装置15へ送信信号が出力され
る。位置確定要求部27には、入力装置から検索情報が
入力され、情報収集部29からは、表示装置25へ表示
情報が出力される。データ処理装置24と記憶装置26
の間では、情報の書き込み或いは読み出しが行われる。
【0029】位置確定要求部27は、入力装置23から
の全検索範囲情報を受けて、情報収集器12の位置情報
(基準位置情報)と位置確定要求コードを、信号発信装
置15を経て各情報発信器11へ発信する。この位置情
報と位置確定要求コードは、情報発信器11が現在配置
されている位置を情報発信器11に把握させるためのも
のである。また、位置確定要求部27は、検索すべき範
囲を示す範囲情報を初期値として全検索範囲記憶部31
に設定する。
【0030】情報発信器限定部28は、一つの情報発信
器11をある検索範囲内に限定するために当該検索範囲
記憶部30に設定された検索範囲情報に、位置情報要求
コードを含めて、信号発信装置15を経て情報発信器1
1へ送信し、情報発信器11から返却される位置情報の
信号を、信号受信装置16から入手する。
【0031】この情報発信器限定部28は、情報発信器
11から位置情報の信号入力があるか否か、信号入力が
ある場合は混信があるか否かに場合分けをし、その状況
に応じて当該検索範囲を縮小し或いは移動する。情報発
信器11を限定できた範囲、或いは情報発信器11から
の信号が無かった範囲は、全検索範囲情報から削除し、
また、情報発信器11からの信号に混信があった場合
は、当該検索範囲を分割し全検索範囲情報に追加する。
【0032】情報収集部29は、情報発信器限定部28
により限定された情報発信器11から位置情報を入手
し、その位置情報を、製品情報要求コードと共に信号発
信装置15を経て情報発信器11へ発信する。また、こ
の製品情報要求に対して情報発信器11から送信される
製品情報を、位置情報も含めて収集情報記憶部32に記
憶する。
【0033】当該検索範囲記憶部30は、全検索範囲の
中の現在検索する範囲の情報を記憶している。全検索範
囲記憶部31は、検索する範囲情報を全て記憶してお
り、例えば、情報発信器11が限定できたり無かったり
して検索が完了した範囲は、削除され、全検索範囲の情
報が空になった時点で、全ての検索処理は終了と判断さ
れる。収集情報記憶部32は、各情報発信器11から取
得した位置情報及び製品情報を記憶する。
【0034】次に、上述した情報発信元識別装置による
識別方法について説明する。
【0035】図4は、情報発信器による処理の流れを示
すフローチャートである。図4に示すように、先ず、情
報発信器11は、情報収集器12から要求信号があるか
否か判断する(ステップS101)。要求信号がない
(No)場合、要求信号を待ち、要求信号がある(Ye
s)場合、要求信号が位置確定要求であるか否かを判断
する(ステップS102)。
【0036】ステップS102で位置確定要求である
(Yes)場合、位置情報生成部19による位置捕捉信
号の検出を行い、情報収集器12から送られてくる基準
位置情報と自己位置情報に基づき、基準位置からの相対
位置を計算し、計算結果の位置情報を記憶する(ステッ
プS103)。その後、ステップS101へ戻って要求
信号を待つ。一方、位置確定要求でない(No)場合、
要求信号が位置情報要求であるか否かを判断する(ステ
ップS104)。
【0037】ステップS104で要求信号が位置情報要
求である(Yes)場合、情報発信決定部20により、
情報収集器12からの検索範囲に自己の位置(位置情報
記憶部21に記憶されている)が含まれるか否かを判断
し(ステップS105)、位置情報要求でない(No)
場合、要求情報が製品情報要求であるか否かを判断する
(ステップS106)。
【0038】ステップS105で検索範囲に自己の位置
が含まれない(No)場合、ステップS101へ戻って
要求信号を待ち、自己の位置が含まれる(Yes)場
合、自己の位置情報を情報収集器12に対して送信し
(ステップS107)、その後、ステップS101へ戻
って要求信号を待つ。
【0039】ステップS106で要求信号が製品情報要
求でない(No)場合、ステップS101へ戻って要求
信号を待ち、製品情報要求である(Yes)場合、情報
発信決定部20は、情報収集器12からの位置情報が自
己の位置情報と同一か否かを判断する(ステップS10
8)。
【0040】ステップS108で自己の位置情報と同一
でない(No)場合、ステップS101へ戻って要求信
号を待ち、同一である(Yes)場合、製品情報記憶部
22の情報を情報収集器12へ送信し(ステップS10
9)、処理を終了する。
【0041】図5は、情報収集器による処理の流れを示
すフローチャートである。図5に示すように、先ず、入
力装置23から全検索範囲情報が入力されると、位置確
定要求部27による位置確定要求処理が行われる(ステ
ップS201)。
【0042】次に、情報発信器限定部28により、ある
検索範囲内に一つの情報発信器11を限定する情報発信
器限定処理を行い(ステップS202)、その後、情報
収集部29は、製品情報収集処理を行う(ステップS2
03)。
【0043】次に、全検索範囲記憶部31の全検索範囲
情報を参照して、未検索範囲があるか否かを判断し(ス
テップS204)、未検索範囲が残っている(Yes)
場合、ステップS202へ戻って再び情報発信器限定処
理を行い、未検索範囲がない(No)場合、処理を終了
する。
【0044】図6は、図5に示す情報発信器限定処理の
流れを示すフローチャートである。図6に示すように、
先ず、情報発信器限定部28は、全検索範囲記憶部31
の全検索範囲の先頭の検索範囲をこれから検索する範囲
として設定し、当該検索範囲記憶部30に記憶する(ス
テップS301)。
【0045】次に、当該検索範囲記憶部30の検索範囲
情報を、位置情報要求コードと共に情報発信器11に対
して発信する、当該検索範囲の情報発信要求処理を行う
(ステップS302)。その後、情報発信器11から送
信される位置情報の信号が入力したか否かを判断する
(ステップS303)。
【0046】ステップS303で位置情報の信号がない
(No)場合、全検索範囲記憶部31から当該検索範囲
を削除し(ステップS304)、その後、ステップS3
01へ戻り、検索範囲の設定を行う。一方、位置情報の
信号がある(Yes)場合、情報発信器11からの信号
に混信があるか否かの検査を行う(ステップS30
5)。
【0047】ステップS305で、信号に混信がある場
合(Yes)、検索する範囲を縮小する必要があるた
め、全検索範囲記憶部31の当該検索範囲を分割(細分
化)し、全検索範囲の一部として追加する(ステップS
306)。その後、ステップS301へ戻り、検索範囲
の設定を行う。一方、信号に混信がない場合、全検索範
囲から当該検索範囲を削除し(ステップS307)、情
報発信器限定処理を終了する。
【0048】続いて、上述した情報発信元識別装置によ
る識別方法を、3台の情報発信器と1台の情報収集器か
らなる具体例に基づき、図1〜図8を参照し説明する。
【0049】図7は、3台の情報発信器と1台の情報収
集器からなる情報発信元識別装置の一例を示す説明図で
ある。図8は、情報収集器からの当該検索範囲に対する
位置情報要求時における、情報発信器の反応状況とその
結果である情報収集状況を表にして示す説明図である。
【0050】図7に示すように、3台の情報発信器11
a,11b,11cの位置は、情報収集器12の位置を
基準位置(原点)としたX−Y座標によって表現し、Y
軸の正の方向を北方向とする。また、位置を表す単位長
さをΔx(=Δy)とし、情報発信器11同士が隣接す
る間隔の最小値とする。つまり、X方向にΔxとY方向
にΔyの範囲には、一つの情報発信器11しか存在し得
ないものとする。
【0051】なお、各情報発信器11の位置を簡潔に表
すために、X方向の原点から1番目のΔxの区間をX
1、同様に、Y方向の原点から1番目のΔyの区間をY
1と表し、X1とY1で囲まれた位置(範囲)を(X
1,Y1)と表す。一例として、情報発信器11aの位
置は、X方向の1番目のΔxの区間とY方向の2番目の
Δy区間にあることから、その位置を(X1,Y2)と
表すことができる。
【0052】また、この具体例で検索する範囲は、原点
からX方向が4Δx、Y方向が4Δyとすると、{(X
1,Y1)−(X4,Y4)}で表される(図7参
照)。
【0053】先ず、情報収集器12において、入力装置
23から全検索範囲情報として{(X1,Y1)−(X
4,Y4)}が入力されると、位置確定要求部27は、
各情報発信器11に対し現在位置を把握させるために、
各情報発信器11a,11b,11cへ情報収集器12
の位置情報(基準位置)と位置確定要求コードを発信す
る。
【0054】また、全検索範囲記憶部31に、検索すべ
き範囲情報を初期値として設定する(ステップS201
参照)。このとき、情報収集器12の記憶装置のデータ
は、全検索範囲を{(X1,Y1)−(X4,Y4)}と
する内容となる(図8(a)参照)。
【0055】これに対し、情報発信器11は、情報収集
器12から要求信号があるか否かを判断し(ステップS
101参照)、この場合位置確定要求であると判断する
(ステップS102参照)ので、位置情報生成部19
は、情報収集器12から送られてくる基準位置と自己の
位置を基に、基準位置からの相対的位置を位置情報記憶
部21に記憶する(ステップS103参照)。よって、
各情報発信器11の位置情報は、以下の通りとなる 情報発信器11a:位置(X1,Y2) 情報発信器11b:位置(X3,Y2) 情報発信器11c:位置(X4,Y1) 次に、情報収集器12において、情報発信器限定部28
は、ある検索範囲内に一つの情報発信器11を限定する
処理を行う(ステップS202参照)。
【0056】先ず、情報発信器限定部28は、全検索範
囲記憶部31の全検索範囲の先頭の検索範囲を、これか
ら検索する範囲として当該検索範囲記憶部30に記憶す
る(ステップS301参照)。次に、情報発信器11に
対し、当該検索範囲記憶部30の検索範囲情報を位置情
報要求コードと共に発信する(ステップS303参
照)。
【0057】このとき、当該検索範囲記憶部30の記憶
データは、{(X1,Y1)−(X4,Y4)}となる
(図8(a)参照)。
【0058】これに対し、情報発信器11の情報発信決
定部20は、情報収集器12から要求信号があるか否か
を判断し(ステップS101参照)、この場合位置情報
要求であると判断する(ステップS104参照)ので、
情報収集器12から送られてくる検索範囲に自己の位置
が含まれるか否かを判断する(ステップS105参
照)。
【0059】判断の結果、自己の位置が含まれる場合、
自己の位置情報を情報収集器12に対し送信し、含まれ
ない場合、要求信号待ち(ステップS101参照)とな
る。
【0060】この場合、図8(a)の「反応する情報発
信器」の項目に示すように、検索範囲{(X1,Y1)
−(X4,Y4)}内の情報発信器11a,11b,1
1cが、各々の位置情報記憶部21にあるそれぞれの位
置情報と情報収集器12からの検索範囲を比較して、自
己の位置が検索範囲内に含まれると判断し、それぞれの
位置情報を位置情報記憶部21から情報収集器12へ送
信する。
【0061】次に、情報収集器12において、情報発信
器限定部28は、情報発信器11から送信される位置情
報の信号があるか否かを判断し(ステップS303参
照)、信号がある場合、情報発信器11からの信号に混
信があるか否かを判断する(ステップS305参照)。
【0062】この場合、各情報発信器11a,11b,
11cから位置情報の送信があり、混信が発生するの
で、全検索範囲記憶部31の当該検索範囲を分割(細分
化)し、全検索範囲の一部として追加する(ステップS
306参照)。
【0063】この具体例では、当該検索範囲の分割を、
X方向、Y方向の両方向共に1/2で4分割する方法で
行っており、図8(b)で示すように、全検索範囲は
{(X1,Y1)−(X4,Y4)}が、{(X1,Y
1)−(X2,Y2),(X3,Y1)−(X4,Y
2),(X1,Y3)−(X2,Y4),(X3,Y
3)−(X4,Y4)}となる。
【0064】次に、情報発信器限定部28は、全検索範
囲記憶部31の全検索範囲の先頭の検索範囲をこれから
検索する範囲として、当該検索範囲記憶部30に設定す
る(ステップS301参照)。そして、当該検索範囲記
憶部30の検索範囲情報を、位置情報要求コードと共に
情報発信器11に対し発信する(ステップS302参
照)。ここで、当該検索範囲記憶部30の記憶データ
は、{(X1,Y1)−(X2,Y2)}となる(図8
(b)参照)。
【0065】これに対し、各情報発信器11a,11
b,11cの内で情報発信器11aのみが、情報発信決
定部20によって情報収集器12から送られてくる検索
範囲に自己の位置が含まれると判断し(ステップS10
5参照)、自己の位置情報(X1,Y2)を情報収集器
12に対し送信する(ステップS107参照)。
【0066】次に情報収集器12において、情報発信器
限定部28は、情報発信器11から送信される位置情報
の信号に混信がない(ステップS305参照)と判断
し、全検索範囲から当該検索範囲{(X1,Y1)−
(X2,Y2)}を削除し(ステップS307、図8
(b)参照)て、情報発信器限定処理を終了する。
【0067】次に、情報収集部29は、限定できた情報
発信器11から位置情報(X1,Y2)を取得し、その
位置情報を製品情報要求コードと共に情報発信器11へ
発信する。
【0068】これに対し、情報発信器11において、製
品情報要求(ステップS106参照)と判断すると、情
報発信決定部20は、情報収集器12から送られてくる
位置情報と自己の位置情報が同一か否かを判断する(ス
テップS108参照)。判断の結果、同一の場合は、製
品情報記憶部22の情報を情報収集器12に対して送信
し(ステップS109参照)処理を終了する。製品情報
として、“発信器11a”が送信される。
【0069】次に、情報収集器12において、情報収集
部29は、情報発信器11から送信される製品情報を位
置情報も含めて収集情報記憶部32に格納する(ステッ
プS203参照)。格納されるのは、図8(b)の「収
集情報」の項目に示すように、(X1,Y2)と発信器
11aのデータとなる。
【0070】次に、検索すべき範囲が未だあるか否か
を、全検索範囲記憶部31の全検索範囲情報を参照して
判断する(ステップS204参照)。この場合、検索範
囲が未だ残っているので、再び情報発信器限定処理(ス
テップS202参照)へ戻る。
【0071】次に、情報収集器12において、情報発信
器限定部28は、同様な手順で処理を進めていく。当該
検索範囲{(X3,Y1)−(X4,Y2)}に対する処
理では、2つの情報発信器11b,11cが反応するの
で、当該検索範囲{(X3,Y1)−(X4,Y2)}を
更に4分割して、図8(d)に示すように、{(X3,
Y1)−(X3,Y1),(X4,Y1)−(X4,Y
1),(X3,Y2)−(X3,Y2),(X4,Y
2)−(X4,Y2)}とする。この分割した検索範囲
は、検索範囲の一部として全検索範囲に追加される。
【0072】そして、当該検索範囲{(X3,Y1)−
(X3,Y1)}に対しては、情報発信器11からの反
応がないため、全検索範囲から{(X3,Y1)−(X
3,Y1)}が削除される(図8(d)参照)。
【0073】残りの全検索範囲に対し処理を進めていく
と、図8(e),(f)に示すように、当該検索範囲
{(X4,Y1)−(X4,Y1)}に対する処理で情報
発信器11cが、当該検索範囲{(X3,Y2)−(X
3,Y2)}に対する処理で情報発信器11bがそれぞ
れ検出される。
【0074】その後、図8(i)に示すように、最後の
当該検索範囲{(X3,Y3)−(X4,Y4)}に対す
る処理が行われて、未検索範囲がなくなり(ステップS
204参照)、この具体例における識別処理が全て終了
する。
【0075】最終結果として、図8(j)に示すよう
に、情報発信器11b:(X3,Y2)、情報発信器1
1c:(X4,Y1)、情報発信器11a:(X1,Y
2)の収集情報が得られ、この収集情報に基づき、各情
報発信器11a,11b,11cに対応する各製品を識
別することができる。
【0076】このように、本発明によれば、情報発信元
識別装置10は、製品の在庫管理等で個々の製品を遠隔
から一括して集中的に認識、分類するため、同一周波数
の信号で情報を発信する複数の情報発信器11を使用す
る場合において、情報収集器12からの情報発信要求に
対して同時に複数の情報発信器11を反応させないよう
に情報収集器12側から情報発信器11を制御する手段
として、情報発信器11自体の位置情報を情報発信器1
1を識別するIDとして用いている。この識別IDによ
り、情報収集器12から隣接する複数の情報発信器11
の中の特定の情報発信器11の情報を収集し、認識・分
類する。
【0077】そして、情報収集器12が検索する範囲内
に複数の情報発信器11が存在する場合、複数の情報発
信器11が同一周波数の信号を送信することになるが、
情報収集器12の情報発信器限定部20は、信号が干渉
し混信していることを検出して現在検索している範囲内
に複数の情報発信器11があると判断する。判断の結
果、検索する範囲を縮小或いは移動することによって、
一つの情報発信器11をある検索範囲内に絞ることがで
きる。
【0078】その結果、特定した情報発信器11から、
情報発信器11の位置情報と情報発信器11を装着して
いる製品に関する情報を取得する。これを未検索範囲が
無くなるまで繰り返すことにより、個々の製品を遠隔か
ら一括して集中的に認識、分類することができる。
【0079】次に、本発明に係る情報発信元識別装置の
他の実施の形態について説明する。
【0080】上記実施の形態では、情報収集器12にお
いて、情報発信器限定部28が一つの情報発信器11を
ある範囲内に限定するために、位置情報要求に対し情報
発信器11から送信される信号が混信した場合、検索範
囲をある数に分割して縮小している。
【0081】これに対し、この実施の形態では、情報発
信器限定部28は、位置情報要求に対し情報発信器11
から送信される信号が混信した場合、検索範囲を、情報
発信器11同士が隣接する間隔の最小値Δx(=Δy、
X方向にΔxとY方向にΔyの範囲には一個の情報発信
器11のみが存在し得る)で囲まれる範囲に分割する。
【0082】この実施の形態においては、検索する範囲
内に情報発信器11が存在しない空間が比較的に少ない
場合に、上記実施の形態に比べて効率よく情報発信器1
1からの情報を収集することができる。
【0083】この実施の形態における情報発信元識別装
置の構成は、上記実施の形態の情報発信元識別装置と同
様であり、処理の流れを示すフローチャートについても
ほぼ同様であるが、図6に示す当該検索範囲の分割に関
する処理ステップ「当該検索範囲を分割し全検索範囲に
追加する」(ステップS306)を、「当該検索範囲
を、情報発信器11同士が隣接する間隔の最小値の範囲
に分割する」と、変更する。
【0084】以下に、この実施の形態における具体例
を、図7を参照して説明する。情報収集器12におい
て、情報発信器限定部28は、先ず、当該検索範囲
{(X1,Y1)−(X4,Y4)}について位置情報要
求を行う。これに対し情報発信器11から送信される信
号が混信するので、複数の情報発信器11から信号があ
ることを検出した後、当該検索範囲を、情報発信器11
同士が隣接する間隔の最小値の範囲に分割する。
【0085】この具体例の場合、当該検索範囲を(X
1,Y1),(X2,Y1),(X3,Y1),(X
4,Y1),〜(X1,Y2),(X2,Y2),〜
(X4,Y4)の順で変更し処理を行う。
【0086】このとき、以下の順で情報発信器11が検
出される。
【0087】 情報発信器11c:位置(X4,Y1) 情報発信器11a:位置(X1,Y2) 情報発信器11b:位置(X3,Y2) 従って、本発明に係る情報発信元識別装置は、次のよう
な効果を得ることかできる。
【0088】第1に、情報収集器12側で予め情報発信
器11の識別IDを登録することなく、同一周波数の信
号を送信する情報発信器11を用いて、情報収集器12
から複数の隣接する物体に装着された各情報発信器11
のそれぞれと交信し、物体の情報を収集することができ
る。
【0089】これは、情報発信器11自体が、情報発信
器11の現在位置を把握する手段を持つことと、その位
置情報を使用して、情報収集器12からの情報発信要求
に対し、情報収集器12から送られてくる位置情報と情
報発信器11が保持する位置情報を比較し、情報を発信
するか否かの決定手段を持つことと、また、情報収集器
12が、特定の位置に存在する情報発信器11のみが情
報を発信するように、情報発信器11を限定する手段を
持つことによるためである。
【0090】このため、隣接した複数の情報発信器11
の中から、ある情報発信器11を特定し情報を収集する
ことができる。
【0091】第2に、情報収集器12から扱える情報発
信器11の数は、情報発信器11に割り振り可能な周波
数の数の上限に影響されない。
【0092】これは、情報発信器11が同一周波数の信
号を使用していることによるためである。
【0093】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る情報
発信元識別方法によれば、各情報発信元の位置情報を各
情報発信元の識別情報として、発信要求に応じて複数の
情報発信元から発せられた発信情報を受信した情報収集
手段が、発信情報の発信元を識別するので、扱える情報
発信元の数に制限がない上に、識別不可能状態を生じさ
せることなく、また、識別IDの登録も必要としない
で、情報発信元を個別に識別することができる。
【0094】また、本発明に係る情報発信元識別装置に
より、上記情報発信元識別方法を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報発信元識別装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の情報発信器の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図1の情報収集器の構成を示すブロック図であ
る。
【図4】情報発信器による処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図5】情報収集器による処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図6】図5に示す情報発信器限定処理の流れを示すフ
ローチャートである。
【図7】3台の情報発信器と1台の情報収集器からなる
情報発信元識別装置の一例を示す説明図である。
【図8】情報収集器からの当該検索範囲に対する位置情
報要求時における、情報発信器の反応状況とその結果で
ある情報収集状況を表にして示す説明図である。
【符号の説明】
10 情報発信元識別装置 11,11a,11b,11c 情報発信器 12 情報収集器 13,15 信号受信装置 14,16 信号発信装置 17,24 データ処理装置 18,26 記憶装置 19 位置情報生成部 20 情報発信決定部 21 位置情報記憶部 22 製品情報記憶部 23 入力装置 25 表示装置 27 位置確定要求部 28 情報発信器限定部 29 情報収集部 30 当該検索範囲記憶部 31 全検索範囲記憶部 32 収集情報記憶部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発信要求に応じて複数の情報発信元から発
    せられた発信情報を受信した情報収集手段が、発信情報
    の発信元を識別する情報発信元識別方法であって、 前記各情報発信元の位置情報を前記各情報発信元の識別
    情報とすることを特徴とする情報発信元識別方法。
  2. 【請求項2】前記各情報発信元の識別情報として、前記
    各情報発信元のそれぞれの位置情報が記憶されるステッ
    プと、 発信要求に含まれる情報発信元指定情報と位置情報とを
    比較し、両情報が一致した場合、一致した位置情報を持
    つ情報発信元が発信情報を発するステップとを有するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報発信元識別方法。
  3. 【請求項3】位置情報は、前記情報収集手段に対する前
    記各情報発信元の相対位置の情報であることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の情報発信元識別方法。
  4. 【請求項4】発信要求を発する情報収集手段と、発信情
    報を発する複数の情報発信元とを有し、発信要求に応じ
    て発せられた発信情報を受信した情報収集手段が、発信
    情報の発信元を識別する情報発信元識別装置であって、 前記各情報発信元の位置情報を前記各情報発信元の識別
    情報とすることを特徴とする情報発信元識別装置。
  5. 【請求項5】前記各情報発信元の識別情報として、前記
    各情報発信元のそれぞれの位置情報が記憶される記憶手
    段と、 発信要求に含まれる情報発信元指定情報と位置情報とを
    比較し、両情報が一致した場合、一致した位置情報を持
    つ情報発信元から発信情報を送出させる処理手段とを有
    することを特徴とする請求項4に記載の情報発信元識別
    装置。
  6. 【請求項6】前記各情報発信元は、 各々の位置情報を生成する位置情報生成手段と、 生成された位置情報及び発信情報が記憶される記憶手段
    と、 前記情報収集手段からの情報発信元指定情報と前記記憶
    手段に記憶された位置情報とを比較し、一致した場合、
    前記発信情報を送出する情報発信決定手段とを有し、 前記情報収集手段は、 前記複数の情報発信元に対し、各々の位置を確定させる
    位置確定要求情報を送出する位置確定要求手段と、 検索対象となる情報発信元を限定し、限定結果を情報発
    信元指定情報として発信する情報発信元限定手段と、 限定できた情報発信元から位置情報を取得する情報収集
    手段と、 全検索範囲情報、検索対象範囲情報及び前記発信情報が
    記憶される記憶手段とを有することを特徴とする請求項
    4または5に記載の情報発信元識別装置。
  7. 【請求項7】前記複数の情報発信元はそれぞれ検索対象
    物に装着され、前記情報収集手段からの遠隔操作によ
    り、前記情報発信元指定情報に基づく前記各検索対象物
    毎の発信情報を得ることを特徴とする請求項4〜6のい
    ずれかに記載の情報発信元識別装置。
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