JPH11344488A - 皮膚刺激性の評価方法 - Google Patents

皮膚刺激性の評価方法

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JPH11344488A
JPH11344488A JP15466898A JP15466898A JPH11344488A JP H11344488 A JPH11344488 A JP H11344488A JP 15466898 A JP15466898 A JP 15466898A JP 15466898 A JP15466898 A JP 15466898A JP H11344488 A JPH11344488 A JP H11344488A
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JP
Japan
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skin
rubbing
friction
keratin
rubbed
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Application number
JP15466898A
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English (en)
Inventor
Jiyunko Deguchi
潤子 出口
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 安全で快適な衣服を提供するため、布帛の物
理刺激に対する皮膚刺激を感度良く、非浸襲的に評価で
きる方法を提供する。 【解決手段】 皮膚を5〜200g/cm2 の接圧にな
るよう固定した布帛で摩擦し、摩擦前後の角質層の機能
変化の測定(例えば、角質の水分量または蒸散量の変化
の測定等)により布帛の皮膚刺激性を評価する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、布帛の物理的な皮
膚刺激性の評価方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】布帛の人体皮膚への刺激性を評価する方
法として、いわゆるパッチテストで布帛の化学刺激を評
価する方法は広く一般に知られている。しかし、布帛の
物理刺激による皮膚への刺激性については定量的な評価
方法がないのが現状である。しかし、一方、一般の着用
で物理刺激に起因すると思われる皮膚刺激は多く観察さ
れており、これらの定量評価が望まれているのが現状で
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、布帛
の物理刺激による皮膚への刺激性を定量的に評価する方
法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意検討した。本発明における課題は、
いかに一定の物理刺激を与えるか、また、皮膚の刺激性
をどのような方法で判定するかにある。そこで、本発明
者は、一定の物理刺激を与える方法としては、布帛を用
いて皮膚を低荷重で摩擦する方法が最も実際の着用に近
い状態を表す方法であると考え、5〜200g/cm2
の接圧になるよう固定した布帛で試料を摩擦する方法を
考え出した。
【0005】また、皮膚の物理刺激の評価方法として
は、従来から皮膚の機能評価の一つに用いられている角
質層の機能を調べる方法を応用することを考え出した。
角質層は皮膚の最外層であり、皮膚の水分の保持と皮膚
内部からの水分の蒸発(蒸散)を制御する働きがあり、
いわゆるバリアー機能を有している。これらは角質水分
量及び蒸散量を測定することにより評価されるが、これ
を布帛による皮膚刺激の評価として応用することができ
る。
【0006】以上の結果、本発明に到達したものであ
る。すなわち、本発明は下記の通りである。 1)皮膚を5〜200g/cm2 の接圧になるよう固定
した布帛で摩擦し、摩擦前後の角質層の機能変化の測定
により布帛の皮膚刺激性を評価する方法。 2)角質の機能変化を測定する方法が、角質の水分量ま
たは蒸散量の変化による方法である上記1に記載の皮膚
刺激性を評価する方法。
【0007】3)角質の機能変化を測定する方法が、角
質細胞の形態観測による方法である上記1に記載の皮膚
刺激性を評価する方法。 4)皮膚にあらかじめストリッピングによる前処理を行
った後、皮膚を5〜200g/cm2 の接圧になるよう
固定した布帛で摩擦し、摩擦前後の角質層の機能変化の
測定により布帛の皮膚刺激性を評価する方法。
【0008】5)皮膚にあらかじめラウリル硫酸ナトリ
ウムあるいはドデシル硫酸ナトリウムの水溶液の皮膚へ
の密封封鎖を行った後、皮膚を5〜200g/cm2
接圧になるよう固定した布帛で摩擦し、摩擦前後の角質
層の機能変化の測定により布帛の皮膚刺激性を評価する
方法。 6)皮膚にあらかじめ有機溶剤の皮膚への密封封鎖を行
った後、皮膚を5〜200g/cm2 の接圧になるよう
固定した布帛で摩擦し、摩擦前後の角質層の機能変化の
測定により布帛の皮膚刺激性を評価する方法。
【0009】以下、本発明につき詳述する。本発明でい
う布帛は、特に限定されるものではなく、一般衣料、衛
生品等に用いられている編み物、織物、不織布などが好
適に用いられる。これらの布帛により皮膚を摩擦するの
であるが、摩擦する皮膚(被検体)は、ヒトの皮膚、ウ
サギ、ラット、マウスなど実験動物の皮膚のいずれでも
可能である。
【0010】ヒトの皮膚の場合には、実用に近く衣料用
布帛の評価としてより好ましいが、実験動物を通常の方
法で脱毛(前日にバリカンで剃毛後脱毛剤処理をする
等)して試験をした場合には、ヒトよりも感度の良い実
験となり、微妙な布帛の物理刺激性の計測には好まし
い。また、動物の場合、皮膚組織細胞の解析も比較的容
易で、細胞レベルでの皮膚刺激の観察から、皮膚刺激の
裏付けをとることも可能になる。
【0011】摩擦を行うのに適した部位、面積は、被検
体によっても異なり、特に限定されないが、皮膚がやわ
らかく、凹凸の変化の小さい部位、また、皮膚水分状態
の安定したところが望ましい。関節の近くや骨が出てい
る場所は摩擦しにくい形状である上に皮膚水分状態が安
定していないため望ましくない。ヒトの場合には、前腕
内側中央部、上腕内側中央部が特に望ましく、大腿部中
央部、下腿背面中央部、背部、腹部などでも摩擦を行う
ことが可能である。実験動物では背部が摩擦に好適に用
いられる。
【0012】皮膚を一定の接圧の布帛で摩擦をする場合
には、布帛の一部におもりを付け、つるした状態で摩擦
することも可能であるが、固定した摩擦子による方法が
特に望ましい。摩擦子での摩擦の場合、摩擦子の材質、
硬さ、面積は特に限定されない。摩擦する面積は、皮膚
水分測定を行うため2cm×2cm程度以上が好まし
い。また、試料の固定は両面テープでも可能であるが、
試料の端面が皮膚に接触しないようにすることが好まし
い。接触子の端面も皮膚と接触しないよう接触子の中央
部を若干凸となる形状にしておくとよく、試料を固定す
るための外枠を皮膚と接しない状態でつけると良い。
【0013】摩擦する際の荷重は5〜200g/cm2
で行う必要がある。5g/cm2 より低荷重に摩擦試験
機を作成することは困難であり、また荷重が軽すぎるた
めに安定した測定が困難であるので望ましくない。20
0g/cm2より荷重が重い場合には、皮膚表面との抵
抗が大きく、試料で皮膚をスムーズに摩擦することが困
難になる。特に好ましい摩擦荷重は5〜30g/cm2
であり、この範囲では皮膚との摩擦を特にスムーズに行
うことができる。
【0014】摩擦回数は、皮膚の水分状態に試料による
変化が見られるときが最適値であり、被検体の違い、皮
膚の強さ、摩擦する布帛の素材、構造などによって最適
回数が異なり、限定することができないが、同一種の被
検体で物理刺激の比較をしたい何種類かの試料を同一荷
重、同一回数で摩擦することにより比較試験を行うのが
良い。ヒトの皮膚を通常の衣服素材に使われている布帛
で摩擦する場合には100回〜3000回程度が最適で
ある。また、いわゆる肌の弱い人、あるいは剃毛した動
物の場合には少ない回数で感度の高い測定を行うことが
できる。
【0015】摩擦の速度は特に限定されないが、速度が
速すぎるとスムーズな摩擦が困難となるが、被験者また
は被験体の拘束時間を短くするためには逆に速度を速め
る必要があり、0.5〜2rpmが適当である。摩擦の
振幅も特に限定されず、摩擦を行う被検体の皮膚形状の
変化が小さい範囲であればよく、0.5〜3cm程度が
好適に用いられる。
【0016】これらの測定を精度良く行うために用いら
れる測定装置の一例を図1に示す。このような測定装置
に試料を固定し、摩擦荷重、速度、振幅などを一定に与
えて測定することができる。なお、図1に示す測定装置
は、摩擦子(下部に布帛サンプルを取り付ける)、ロー
ドセル(摩擦子の摩擦方向の荷重を測定する)、ウエイ
ト(アーム長さと重さで接触圧力をコントロールす
る)、モータ(摩擦子の水平運動(振幅・速度)の制
御)、アームレスト(取り外し可能)、等々から構成さ
れている。
【0017】健常なヒトの皮膚を肌の弱い人のように感
度を上げて測定するためには、あらかじめ皮膚に刺激を
与えられやすい状態にする前処理を与える方法が考えら
れる。前処理の方法は特に限定されず、皮膚表面の角質
層の水分調節及びバリアー機能を喪失させる方法であれ
ばよい。具体的には、ストリッピング法、石鹸水法、有
機溶剤法などが挙げられる。ストリッピング法とは接着
力の弱いテープで5〜50回の角質の強制剥離(ストリ
ッピング)を行う方法であり、石鹸水法とはラウリル硫
酸ナトリウム、ドデシル硫酸ナトリウムなどの石鹸主成
分の0.1〜0.5%溶液を含ませたガーゼなどで皮膚
を密封封鎖し4〜24時間後水洗する方法であり、有機
溶剤法とはアセトン、エーテル、アセトン−エーテル混
合液などを皮膚に密封封鎖し10〜30分後自然乾燥す
る方法である。これらに示される皮膚の角質層に前処理
を行うことで、皮膚は荒らされ易い状態になっているた
め、布帛の摩擦刺激による皮膚刺激の感度を大幅に上げ
ることができる。
【0018】本発明による布帛の摩擦前後の角質層の機
能変化を定量測定する方法は、角質水分量、蒸散量を測
定する方法、角質細胞の細胞の大きさ、細胞形状の観
察、皮膚レプリカの観察、皮膚病理組織学検査、皮膚成
分の分析など数多くの方法が挙げられる。その中で、角
質水分量及び蒸散量の測定による方法は、皮膚を傷つけ
ることがない上に精度が良く大変好ましい方法である。
また、ストリッピングやレプリカ採取により角質細胞の
形態変化を測定する方法も好ましい方法である。
【0019】角質水分量は、電気抵抗を利用して測定す
る方法、たとえばSKICON−200またはコルネオ
メーターでの測定が可能である。布帛による物理刺激が
大きい場合には角質の剥離が起こり、角質の内層部が皮
膚表面に出てくるため角質水分の増加が見られる。蒸散
量は、皮膚からの水分の蒸発を測定する方法で、蒸散計
を用いて測定が可能である。布帛による物理刺激が大き
い場合は、角質層の剥離、角質バリア機能の喪失がおこ
るため、蒸散量が大きくなる。
【0020】角質細胞の大きさ、形状は、物理刺激を与
えた後の皮膚表面の細胞を粘着テープなどで採取し、顕
微鏡観察等により調べる。布帛による物理刺激が大き
く、角質層の剥離が起こると、より内層部の角質が表面
に出てくるため細胞が未熟であり、すなわち細胞の平均
面積が小さく、形もいびつな細胞が観察される。核が見
られることもある。さらに物理刺激が大きく角質層が完
全に剥離した場合には、角質細胞が観測されない状態に
なる。
【0021】皮膚レプリカによる方法でも、角質細胞の
状態や肌のきめの変化を観察することができる。皮膚病
理組織学的検査による場合には、布帛の物理刺激による
角質層の剥離のみ成らず炎症細胞の発生も観測する場合
があるが、皮膚を傷つける必要があるため容易に実施で
きないという問題がある。
【0022】角質水分量、蒸散量の変化の度合いを比較
検討することで、布帛の皮膚への物理刺激を定量評価す
ることが可能になる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、実施例及び比較例により本
発明を具体的に説明する。
【0024】
【実施例1〜3】100デニールのキュプラ糸を20ゲ
ージの丸編み機でフライスに編み立て、晒し(80℃4
0分)、水洗、染色(100℃20分)、水洗、仕上げ
加工、セット(180℃1分)を行いサンプル1とし
た。市販の綿100%フライス編地の肌着(125デニ
ール相当)用生地をサンプル2とした。
【0025】肌触りが硬い市販のウール100%の織物
をサンプル3とした。サンプル1〜3を皮膚摩擦試験機
(図1の形態のもの)を用いて、次の条件で摩擦した。
摩擦部位は、手首関節、肘関節から約5cmを除外した
上腕内側部とし、水平状態を確認した上で摩擦した。被
験者は5名とした。
【0026】摩擦面積:3cm2 (1.5cm×2c
m)、接圧:10g/cm2、摩擦速度:60rpm、
摩擦回数:500回。摩擦時の摩擦係数は、摩擦時の摩
擦方向に生じる応力の積分値に相当する量(V.S)で
測定した。また、摩擦による物理刺激の評価は、摩擦前
と摩擦20分後の摩擦部位の角質の状態を調べることに
より行った。状態変化は、角質水分量、蒸散量により評
価した。
【0027】(イ)角質水分量 SKICON−200(I.B.S社製)で測定した。
測定は1カ所の摩擦部位中10カ所で行い平均値を求
め、摩擦前後の差を評価値(単位;μS)とした。 (ロ)蒸散量 エバポリメーターEP−1(SERVO MED製)を
用いて測定し、レコーダーによる連続取り込みを行っ
た。摩擦部位は摩擦中央部とした。測定は、測定値が安
定後2分間の平均値を求め、摩擦前と摩擦20分後の差
を評価値(単位;g/cm2・h)とした。
【0028】(ハ)着用試験 サンプル1、3をサンプル2と同様の形の肌着に縫製
し、被験者5名で着用テストにより肌への刺激を調べ
た。被験者は1日ずつ各サンプルの肌着を着用し、肌着
の着用時の刺激値を申告した。刺激の小さい肌着を1、
大きい肌着を10とし、10段階で評価した。テストは
ランダムな順序で2サイクル実施し、平均値を求めた。
【0029】結果を表1に示す。着用時の官能肌刺激と
摩擦前後の角質細胞の状態変化とは相関があることが確
かめられた。
【0030】
【実施例2】皮膚摩擦を行う前に、粘着テープによるス
トリッピングを40回施した後、実施例1と同様のサン
プルで同様の評価をした結果を表1に示す。実施例1よ
りさらに感度の高い測定が可能である。
【0031】
【実施例3】皮膚摩擦を行う箇所に、あらかじめ0.2
5%のラウリル硫酸ナトリウム水溶液を浸した脱脂綿
(0.5ml/g)を載せ、非透過性の粘着テープで1
2時間密封封鎖後水洗乾燥して、実施例1と同様のサン
プルで同様の評価を行った結果を表1に示す。
【0032】実施例1及び実施例2よりさらに感度の高
い測定が可能である。
【0033】
【実施例4】実験用ウサギの背部を用いて実施例1のサ
ンプルで摩擦試験を実施した。ウサギは、摩擦を行う前
日に剃毛し、エバクリームにて脱毛処理をした。摩擦前
に皮膚の水分状態を調べ、安定した値の得られる3カ所
で1〜3のサンプルで摩擦した。ウサギは感度が高いの
で試料で20回摩擦後、角質水分、蒸散量を計るのを1
サイクルとし、角質層が完全に剥離して角質水分量が2
000μS以上(2000μSが測定限界値)になるま
で摩擦を繰り返した。
【0034】結果を表2、表3に示す。実施例1〜3よ
りさらに感度の高い測定が可能である。
【0035】
【表1】
【0036】
【表2】
【0037】
【表3】
【0038】
【発明の効果】本発明の皮膚刺激評価法は、布帛の物理
刺激に対する皮膚刺激性を感度良く、非浸襲的に評価で
きる方法である。これにより、今まで評価の困難であっ
た布帛の物理刺激を簡便に感度良く評価でき、安全で快
適な衣服を提供する場合の評価手段とすることができ
る。
【0039】その結果、皮膚刺激の少ない、皮膚が敏感
な人にも安心して着用できるいわゆる肌に優しい衣服用
生地を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に用いる測定装置の一例の概念図であ
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 皮膚を5〜200g/cm2 の接圧にな
    るよう固定した布帛で摩擦し、摩擦前後の角質層の機能
    変化の測定により布帛の皮膚刺激性を評価する方法。
  2. 【請求項2】 角質の機能変化を測定する方法が、角質
    の水分量または蒸散量の変化による方法である請求項1
    に記載の皮膚刺激性を評価する方法。
  3. 【請求項3】 角質の機能変化を測定する方法が、角質
    細胞の形態観測による方法である請求項1に記載の皮膚
    刺激性を評価する方法。
  4. 【請求項4】 皮膚にあらかじめストリッピングによる
    前処理を行った後、皮膚を5〜200g/cm2 の接圧
    になるよう固定した布帛で摩擦し、摩擦前後の角質層の
    機能変化の測定により布帛の皮膚刺激性を評価する方
    法。
  5. 【請求項5】 皮膚にあらかじめラウリル硫酸ナトリウ
    ムあるいはドデシル硫酸ナトリウムの水溶液の皮膚への
    密封封鎖を行った後、皮膚を5〜200g/cm2 の接
    圧になるよう固定した布帛で摩擦し、摩擦前後の角質層
    の機能変化の測定により布帛の皮膚刺激性を評価する方
    法。
  6. 【請求項6】 皮膚にあらかじめ有機溶剤の皮膚への密
    封封鎖を行った後、皮膚を5〜200g/cm2 の接圧
    になるよう固定した布帛で摩擦し、摩擦前後の角質層の
    機能変化の測定により布帛の皮膚刺激性を評価する方
    法。
JP15466898A 1998-06-03 1998-06-03 皮膚刺激性の評価方法 Pending JPH11344488A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7066006B2 (en) * 2002-07-02 2006-06-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Method of collecting data relating to attributes of personal care articles and compositions
CN102851930A (zh) * 2012-09-03 2013-01-02 上海嘉麟杰纺织品股份有限公司 一种测试羊毛面料刺痒感的方法
JP2015139481A (ja) * 2014-01-27 2015-08-03 花王株式会社 吸収性物品の着用部位での皮膚コンディションの評価方法
CN109313174A (zh) * 2016-06-22 2019-02-05 般财团法人化检检验机构 取决于抱水量的摩擦力测定装置以及取决于抱水量的摩擦力测定方法

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