JPH11341790A - Dc−dcコンバータを用いた電源回路 - Google Patents

Dc−dcコンバータを用いた電源回路

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JPH11341790A
JPH11341790A JP14738998A JP14738998A JPH11341790A JP H11341790 A JPH11341790 A JP H11341790A JP 14738998 A JP14738998 A JP 14738998A JP 14738998 A JP14738998 A JP 14738998A JP H11341790 A JPH11341790 A JP H11341790A
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JP
Japan
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capacitor
circuit
power supply
voltage
gate
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JP14738998A
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English (en)
Inventor
Fumihiro Sasaki
文博 佐々木
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池装着後におけるコンデンサの充電速度の
立ち後れを防止する。 【解決手段】 電池12を装着すると、補償回路16内
部のNチャンネル型MOSトランジスタ20のオフに伴
いORゲート21が「H」を出力し、ANDゲート14
が開状態となって、発振クロックCKがコンパレータ1
3の状態に関係なくANDゲート14を通過してNPN
型トランジスタ1のベースに常時供給される。従って、
コンパレータ13の比較動作が不定の期間であっても、
コンデンサ4は発振クロックCKに同期してコイル2の
逆起電圧の充電動作を行う為、コンデンサ4の充電の立
ち後れを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DC−DCコンバ
ータを用いた電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯用電子機器は電源として電池(乾電
池、二次電池等)を使用する。例えば、ヘッドフォンス
テレオの場合、現在の市場では、3ボルト電源仕様(電
池2本使用)及び1.5ボルト電源仕様(電池1本使
用)が混在した状態で販売されている。しかし、最近に
おける省電力化及び長寿命化等の市場要求に伴い、3ボ
ルト電源の対応機種は減少の一途を辿り、1.5ボルト
電源の対応機種が主流になりつつある。こうした背景か
ら、音響機器に関わる各社は3ボルト電源の対応機種に
代わり1.5ボルト電源の対応機種の開発に凌ぎを削っ
ている。しかし、ヘッドフォンステレオの内部回路を
1.5ボルト電源で動作させる為には、内部回路全体を
再設計しなければならない為、多くの開発時間を要する
問題があった。
【0003】開発時間短縮の為の対策として、DC−D
Cコンバータの使用が考えられる。つまり、1.5ボル
ト電源をDC−DCコンバータで昇圧すれば3ボルト電
源に対応する既存の内部回路を利用できるからである。
【0004】図2は本願出願人が使用するDC−DCコ
ンバータを示す回路図であり、一点鎖線の範囲は集積化
されるものとする。
【0005】図2において、NPN型トランジスタ
(1)は、ベースに所定周波数のクロック信号が供給さ
れてオンオフする。即ち、NPN型トランジスタ(1)
がオンすると、コイル(2)にエネルギーが蓄えられ、
その後、NPN型トランジスタ(1)がオフすると、コ
イル(2)に逆起電圧が発生し当該逆起電圧がダイオー
ド(3)を介してコンデンサ(4)に充電される。尚、
コンデンサ(4)の容量が大きい程、高い昇圧効果が得
られる。この時のコンデンサ(4)の端子電圧が後段の
負荷の電源電圧となる。
【0006】(5)はRC発振器であり、シュミットイ
ンバータ(6)、抵抗(7)及びコンデンサ(8)から
成り、抵抗(7)の抵抗値及びコンデンサ(8)の容量
で定まる発振周波数で発振クロックCKを発生するもの
である。尚、発振クロックCKは前記クロック信号の基
となるものである。Nチャンネル型MOSトランジスタ
(9)のドレインソース路はRC発振器(5)を構成す
るシュミットインバータ(6)の入力端子と接地との間
に接続される。プルダウン抵抗(10)の非接地側の一
端はインバータ(11)を介してNチャンネル型MOS
トランジスタ(9)のゲートと接続される。1.5ボル
トの電池(12)を装着すると、インバータ(11)が
「L」を出力してNチャンネル型MOSトランジスタ
(9)がオフし、RC発振器(5)はシュミットインバ
ータ(6)の入力端子がNチャンネル型MOSトランジ
スタ(9)の支配から開放されて発振動作を開始する。
一方、電池(12)を取り外すか又は電池(12)が誤
って外れると、インバータ(11)の入力がプルダウン
抵抗(10)を介して接地される為、インバータ(1
1)が「H」を出力してNチャンネル型MOSトランジ
スタ(9)がオンし、RC発振器(5)はシュミットイ
ンバータ(6)の入力端子が接地されて発振動作を停止
する。尚、シュミットインバータ(6)、Nチャンネル
型MOSトランジスタ(9)及びインバータ(11)の
スレッショルド電圧は低く設定してある。故に、電源電
圧の下降に伴いRC発振器(5)の発振動作が不定とな
る以前にRC発振器(5)の発振動作を停止できる為、
DC−DCコンバータの誤動作を未然に防止できる。
【0007】(13)はコンパレータ(比較回路)であ
り、−端子はコンデンサ(4)の非接地側端子即ち後段
の負荷の電源供給ラインと接続され、+端子は基準電圧
Vrefと接続される。ANDゲート(14)の一方の
入力端子はRC発振器(5)の出力と接続され、他方の
入力端子はコンパレータ(13)の出力と接続され、出
力端子は抵抗(15)を介してNPN型トランジスタ
(1)のベースと接続される。即ち、コンパレータ(1
3)はNPN型トランジスタ(1)を負帰還制御するも
のであり、詳しくは、コンデンサ(4)の端子電圧が基
準電圧Vrefより低い時は「L」出力に伴いANDゲ
ート(14)を開状態とし、NPN型トランジスタ
(1)が発振クロックCKに従ってスイッチング動作を
繰り返す様にし、一方、コンデンサ(4)の端子電圧が
基準電圧Vrefより高い時は「H」出力に伴いAND
ゲート(14)を閉状態とし、NPN型トランジスタ
(1)のスイッチング動作を停止させる。これより、コ
ンデンサ(4)の端子電圧は負荷の変動とは無関係に常
時Vrefに保持される。
【0008】以上より、携帯用電子機器(ヘッドフォン
ステレオ等)を動作させる為の内部電源電圧が3ボルト
電源仕様であっても、携帯用電子機器の内部回路に図2
回路にそのまま適用することにより、開発期間の短縮が
図れ更に電池を2本から1本へ容易に削減できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】さて、電池(12)を
装着すると、RC発振器(5)は即座に発振動作を開始
する。一方、電池(12)を装着しても、コンパレータ
(13)はコンデンサ(4)から電源供給を受ける構成
となっている為、コンデンサ(4)の端子電圧がコンパ
レータ(13)を構成するトランジスタのスレッショル
ド電圧に達する迄、コンパレータ(13)は正常動作で
きない。本来、電源投入時は、コンデンサ(4)の端子
電圧が上昇する様に発振クロックCKがNPN型トラン
ジスタ(1)のベースに常時供給されるのが好ましい。
しかし、コンパレータ(13)の不安定動作に起因して
ANDゲート(14)の開閉が不定となり、これより負
荷の電源電圧の立ち上がりが遅れてしまう問題があっ
た。
【0010】そこで、本発明は、電源投入後から比較回
路が正常動作する迄の間、スイッチングトランジスタを
常時オンオフできる、DC−DCコンバータの電源回路
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決する為に成されたものであり、所定周波数の発振ク
ロックを発生する発振器と、前記発振クロックに応じて
オンオフするスイッチングトランジスタと、前記スイッ
チングトランジスタのオンオフに起因してコイルに生じ
る逆起電圧を充電するコンデンサと、前記コンデンサの
端子電圧を基準電圧と比較する比較回路と、前記比較回
路の比較結果に応じて前記発振器の発振クロックに基づ
く前記スイッチングトランジスタのオン期間を制限する
制限回路とを有し、前記コンデンサの端子電圧を後段の
負荷の電源電圧として供給するDC−DCコンバータに
おいて、電源投入から前記比較回路の動作安定までの
間、前記発振器の発振クロックを前記制限回路を介して
前記スイッチングトランジスタの制御電極に常時供給さ
せる手段を、備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。
【0013】図1は本発明のDC−DCコンバータを用
いた電源回路を示す回路図である。尚、図1において図
2と同一素子に関しては同一番号を記すと共にその説明
を省略する。また、一点鎖線枠は集積回路とする。
【0014】図1において、(16)は補償回路であ
り、電池(12)装着後、コンパレータ(13)が正常
動作できる状態になる迄、即ち、コンパレータ(13)
の電源電圧(コンデンサ(4)の端子電圧)がコンパレ
ータ(13)を構成するトランジスタのスレッショルド
電圧に達する迄、ANDゲート(14)を常時開状態と
するものである。補償回路(16)は抵抗(17)(1
8)(19)及びNチャンネル型MOSトランジスタ
(20)から構成され、Nチャンネル型MOSトランジ
スタ(20)のゲートは電源及び接地の間に直列接続さ
れた抵抗(17)(18)の中点と接続され、ドレイン
は抵抗(19)を介して電源と接続され、ソースは接地
される。コンパレータ(13)の出力及び補償回路(1
6)の出力(Nチャンネル型MOSトランジスタ(2
0)のドレイン)はORゲート(21)を介してAND
ゲート(14)の一方の入力端子に供給される。ここ
で、電池(12)装着後、コンデンサ(4)の端子電圧
がコンパレータ(13)を構成するトランジスタのスレ
ッショルド電圧に達する迄の期間は、Nチャンネル型M
OSトランジスタ(20)がオフする様に、抵抗(1
7)(18)の抵抗値が設定される。更に、コンデンサ
(4)の端子電圧がコンパレータ(13)を構成するト
ランジスタのスレッショルド電圧に達する迄の期間は、
Nチャンネル型MOSトランジスタ(20)がオフして
いる時のドレイン出力を「H」と認識できる様に、OR
ゲート(21)を構成するトランジスタのスレッショル
ド電圧が低く設定される。
【0015】補償回路(16)及びORゲート(21)
を設けることにより、電池(12)を装着すると、RC
発振器(5)が発振動作を開始すると共にORゲート
(21)の「H」出力に伴いANDゲート(14)が開
状態となり、コンデンサ(4)の端子電圧がコンパレー
タ(13)を構成するトランジスタのスレッショルド電
圧に達する迄の期間は、発振クロックCKはコンパレー
タ(13)の状態とは関係なくANDゲート(14)を
通過してNPN型トランジスタ(1)のベースに常時供
給される。従って、コンデンサ(4)がコイル(2)の
逆起電圧を充電する動作を繰り返し、コンデンサ(4)
の端子電圧は発振クロックCKに同期して上昇する。そ
の後、コンデンサ(4)の端子電圧がコンパレータ(1
3)を構成するトランジスタのスレッショルド電圧まで
上昇すると、Nチャンネル型MOSトランジスタ(2
0)のオンに伴い補償回路(16)が「L」を出力する
為、正常動作を開始したコンパレータ(13)の出力が
ORゲート(21)を通過し、図2回路と同様にAND
ゲート(14)の開閉を制御する。これより、コンデン
サ(4)の端子電圧は基準電圧Vrefに保持された状
態となる。
【0016】以上より、電池(12)装着後からコンパ
レータ(13)が正常動作する様になる迄は、コンパレ
ータ(13)の状態に関わらず、RC発振器(5)の発
振クロックCKをNPN型トランジスタ(1)のベース
に常時供給できる様にした為、後段の負荷の電源電圧と
なるコンデンサ(4)の充電電圧の立ち後れを防止でき
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、電源投入(電池装着)
後から比較回路が正常動作する様になる迄は、比較回路
の状態に関わらず、発振器の発振クロックをスイッチン
グトランジスタの制御電極に常時供給できる様にした
為、後段の負荷の電源電圧となるコンデンサの充電電圧
の立ち後れを防止できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のDC−DCコンバータの電源回路を示
す回路図である。
【図2】従来のDC−DCコンバータの電源回路を示す
回路図である。
【符号の説明】
(1) NPN型トランジスタ (2) コイル (4) コンデンサ (5) RC発振器 (13) コンパレータ (14) ANDゲート (16) 補償回路 (21) ORゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周波数の発振クロックを発生する発
    振器と、前記発振クロックに応じてオンオフするスイッ
    チングトランジスタと、前記スイッチングトランジスタ
    のオンオフに起因してコイルに生じる逆起電圧を充電す
    るコンデンサと、前記コンデンサの端子電圧を基準電圧
    と比較する比較回路と、前記比較回路の比較結果に応じ
    て前記発振器の発振クロックに基づく前記スイッチング
    トランジスタのオン期間を制限する制限回路とを有し、
    前記コンデンサの端子電圧を後段の負荷の電源電圧とし
    て供給するDC−DCコンバータにおいて、 電源投入から前記比較回路の動作安定までの間、前記発
    振器の発振クロックを前記制限回路を介して前記スイッ
    チングトランジスタの制御電極に常時供給させる手段
    を、備えたことを特徴とするDC−DCコンバータを用
    いた電源回路。
JP14738998A 1998-05-28 1998-05-28 Dc−dcコンバータを用いた電源回路 Pending JPH11341790A (ja)

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