JPH11341054A - データパケット送出装置 - Google Patents
データパケット送出装置Info
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- JPH11341054A JPH11341054A JP14098198A JP14098198A JPH11341054A JP H11341054 A JPH11341054 A JP H11341054A JP 14098198 A JP14098198 A JP 14098198A JP 14098198 A JP14098198 A JP 14098198A JP H11341054 A JPH11341054 A JP H11341054A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 エンコーダにて映像、音声等の圧縮を行い、
トランスポートストリーム（ＴＳ）パケットとして多重
化装置に渡し、ここで複数のストリームを更に多重化し
てから伝送路へ送出するにあたり、多重化装置単体の中
央処理装置の処理能力、ファイル装置へのＩ／Ｏ待ち等
の送出負荷が大きい。 【解決手段】 フローコントローラ４、５は取得したコ
ンテンツデータを、各システムの方式に従って分割し、
パケット化してＴＳパケットの形式に変換する。作成さ
れた複数のＴＳパケットは、パケタイザ６、７に渡さ
れ、ここでパケット送出プロセスにて各々の決められた
伝送ビットレートになるように多重化された後送出され
る。このように、コンテンツデータのＴＳパケット化処
理とＴＳパケットの多重化処理とパケット送出処理が分
割して行われるため、安定したＴＳパケット送出処理が
できる。
トランスポートストリーム（ＴＳ）パケットとして多重
化装置に渡し、ここで複数のストリームを更に多重化し
てから伝送路へ送出するにあたり、多重化装置単体の中
央処理装置の処理能力、ファイル装置へのＩ／Ｏ待ち等
の送出負荷が大きい。 【解決手段】 フローコントローラ４、５は取得したコ
ンテンツデータを、各システムの方式に従って分割し、
パケット化してＴＳパケットの形式に変換する。作成さ
れた複数のＴＳパケットは、パケタイザ６、７に渡さ
れ、ここでパケット送出プロセスにて各々の決められた
伝送ビットレートになるように多重化された後送出され
る。このように、コンテンツデータのＴＳパケット化処
理とＴＳパケットの多重化処理とパケット送出処理が分
割して行われるため、安定したＴＳパケット送出処理が
できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はデータパケット送出
装置に係り、特にパーソナルコンピュータ、エンジニア
リングワークステーション等を使用してデータパケット
を送出するデータパケット送出装置に関する。
装置に係り、特にパーソナルコンピュータ、エンジニア
リングワークステーション等を使用してデータパケット
を送出するデータパケット送出装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】現在、衛星を使ったディジタル放送、通
信は急速な伸びを見せており、放送衛星（ＢＳ）だけで
なく通信衛星（ＣＳ）を使った放送も始まっている。ま
た、パーソナルコンピュータ等によるインターネット、
コンテンツ配信等も急速に発展している。従来の地上回
線を用いたデータ送出では、電話回線を用いたアナログ
回線（現在では、最大５６ｋｂｐｓ）、ＩＳＤＮ回線
（〜１２８ｋｂｐｓ）がある。
信は急速な伸びを見せており、放送衛星（ＢＳ）だけで
なく通信衛星（ＣＳ）を使った放送も始まっている。ま
た、パーソナルコンピュータ等によるインターネット、
コンテンツ配信等も急速に発展している。従来の地上回
線を用いたデータ送出では、電話回線を用いたアナログ
回線（現在では、最大５６ｋｂｐｓ）、ＩＳＤＮ回線
（〜１２８ｋｂｐｓ）がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の電話
回線を用いたアナログ回線やＩＳＤＮ回線では、速度的
に低速であり、大容量化しているデータの送出のために
は力不足である。また、高速回線として、高速ディジタ
ル回線、ＡＴＭ（非同期転送モード）回線等が用いられ
るが、これらの回線ではケーブル布線工事、ランニング
コストなどまだまだ問題がある。
回線を用いたアナログ回線やＩＳＤＮ回線では、速度的
に低速であり、大容量化しているデータの送出のために
は力不足である。また、高速回線として、高速ディジタ
ル回線、ＡＴＭ（非同期転送モード）回線等が用いられ
るが、これらの回線ではケーブル布線工事、ランニング
コストなどまだまだ問題がある。
【０００４】一方、衛星を用いたデータ送出では、最大
３０Ｍｂｐｓ程度の送出能力があり、エンコーダにて映
像、音声等の圧縮を行い、トランスポートストリーム
（ＴＳ）パケットとして多重化装置に渡し、ここで複数
のストリームを更に多重化してから伝送路へ送出する。
これと同様に、データもＴＳパケット化を行ってから伝
送路へ送出することにより、衛星回線にてデータの送出
をすることが可能である。
３０Ｍｂｐｓ程度の送出能力があり、エンコーダにて映
像、音声等の圧縮を行い、トランスポートストリーム
（ＴＳ）パケットとして多重化装置に渡し、ここで複数
のストリームを更に多重化してから伝送路へ送出する。
これと同様に、データもＴＳパケット化を行ってから伝
送路へ送出することにより、衛星回線にてデータの送出
をすることが可能である。
【０００５】この場合、データ送出の１チャネル当りの
ビットレートは〜１２Ｍｂｐｓとなっており、多重化装
置への出力として、事前パケット化処理能力がそれ以上
必要であり、装置単体の中央処理装置（ＣＰＵ）の処理
能力、ファイル装置へのリード・ライト処理時の入出力
（Ｉ／Ｏ）待ち等の送出負荷が大きいという問題があ
る。
ビットレートは〜１２Ｍｂｐｓとなっており、多重化装
置への出力として、事前パケット化処理能力がそれ以上
必要であり、装置単体の中央処理装置（ＣＰＵ）の処理
能力、ファイル装置へのリード・ライト処理時の入出力
（Ｉ／Ｏ）待ち等の送出負荷が大きいという問題があ
る。
【０００６】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
送出負荷を軽減してデータパケットを送出し得るデータ
パケット送出装置を提供することを目的とする。
送出負荷を軽減してデータパケットを送出し得るデータ
パケット送出装置を提供することを目的とする。
【０００７】また、本発明の他の目的は、コンピュータ
上のコンテンツデータをＭＰＥＧ２方式のＴＳパケット
化処理を行うに当り、安定にかつ高速にデータパケット
を送出し得るデータパケット送出装置を提供することに
ある。
上のコンテンツデータをＭＰＥＧ２方式のＴＳパケット
化処理を行うに当り、安定にかつ高速にデータパケット
を送出し得るデータパケット送出装置を提供することに
ある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、コンピュータ上のコンテンツデータを所定
の圧縮符号化方式のＴＳパケットのストリームに変換し
て送出するデータパケット送出装置であって、コンテン
ツデータを取得した後、パケット化処理を行ってＴＳパ
ケットのパケットファイルを生成する、１又は２以上の
フローコントローラと、フローコントローラのパケット
ファイルから複数のＴＳパケットを受け、決められた伝
送ビットレートになるように複数のＴＳパケットを多重
化して送出する、１又は２以上のパケタイザとを有する
構成としたものである。
成するため、コンピュータ上のコンテンツデータを所定
の圧縮符号化方式のＴＳパケットのストリームに変換し
て送出するデータパケット送出装置であって、コンテン
ツデータを取得した後、パケット化処理を行ってＴＳパ
ケットのパケットファイルを生成する、１又は２以上の
フローコントローラと、フローコントローラのパケット
ファイルから複数のＴＳパケットを受け、決められた伝
送ビットレートになるように複数のＴＳパケットを多重
化して送出する、１又は２以上のパケタイザとを有する
構成としたものである。
【０００９】本発明では、コンピュータ上のコンテンツ
データをＭＰＥＧ２方式などの所定の圧縮符号化方式で
ＴＳパケット処理を行うにあたり、複数のコンテンツデ
ータの取得及び前処理としてのセクション形式からＴＳ
パケット形式への変換をフローコントローラにより、ま
たこれら複数のＴＳパケット列の多重化処理及び送出装
置への転送処理をパケタイザで行うようにしたため、必
要な中央処理装置の処理能力を分散することができる。
データをＭＰＥＧ２方式などの所定の圧縮符号化方式で
ＴＳパケット処理を行うにあたり、複数のコンテンツデ
ータの取得及び前処理としてのセクション形式からＴＳ
パケット形式への変換をフローコントローラにより、ま
たこれら複数のＴＳパケット列の多重化処理及び送出装
置への転送処理をパケタイザで行うようにしたため、必
要な中央処理装置の処理能力を分散することができる。
【００１０】また、本発明は、フローコントローラは、
フローコントローラメインプロセスと、入力されたコン
テンツデータを蓄積する１又は２以上のコンテンツファ
イルと、コンテンツファイルからのコンテンツデータに
対しパケット化処理を行ってＴＳパケットに変換するパ
ケット生成プロセスと、変換されたＴＳパケットを蓄積
する１又は２以上のパケットファイルとを有することを
特徴とする。
フローコントローラメインプロセスと、入力されたコン
テンツデータを蓄積する１又は２以上のコンテンツファ
イルと、コンテンツファイルからのコンテンツデータに
対しパケット化処理を行ってＴＳパケットに変換するパ
ケット生成プロセスと、変換されたＴＳパケットを蓄積
する１又は２以上のパケットファイルとを有することを
特徴とする。
【００１１】本発明では、コンテンツ取得及びＴＳパケ
ット化処理用のコンテンツファイルと、送出ＴＳパケッ
トファイルを蓄積するパケットファイルを物理的に分割
するようにしたため、ファイルアクセス等の入出力待ち
時間を減らすことができる。
ット化処理用のコンテンツファイルと、送出ＴＳパケッ
トファイルを蓄積するパケットファイルを物理的に分割
するようにしたため、ファイルアクセス等の入出力待ち
時間を減らすことができる。
【００１２】また、本発明は、映像・音声データをＴＳ
パケットと同一サイズのパケットに変換処理する１又は
２以上のエンコーダと、パケタイザからの多重化ＴＳパ
ケットとエンコーダからのパケットとを多重化して出力
する多重化装置とを更に有することを特徴とする。
パケットと同一サイズのパケットに変換処理する１又は
２以上のエンコーダと、パケタイザからの多重化ＴＳパ
ケットとエンコーダからのパケットとを多重化して出力
する多重化装置とを更に有することを特徴とする。
【００１３】ここで、多重化装置は、多重化して得たパ
ケットを、変調器を介して衛星へ送信するためのアップ
リンク設備に送出することが、複数地点で同時に受信す
ることが可能であり、又地上回線に比べて高速なデータ
配信ができる点で望ましい。
ケットを、変調器を介して衛星へ送信するためのアップ
リンク設備に送出することが、複数地点で同時に受信す
ることが可能であり、又地上回線に比べて高速なデータ
配信ができる点で望ましい。
【００１４】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図１は本発明装置の一実施の形
態のブロック図を示す。ディジタル方式を用いて伝送す
るために、多重化方式として１８８バイト単位のＭＰＥ
Ｇ２トランスポートストリーム（ＴＳ）パケットのパケ
ットストリームが通常使用される。
て図面と共に説明する。図１は本発明装置の一実施の形
態のブロック図を示す。ディジタル方式を用いて伝送す
るために、多重化方式として１８８バイト単位のＭＰＥ
Ｇ２トランスポートストリーム（ＴＳ）パケットのパケ
ットストリームが通常使用される。
【００１５】図１において、複数の映像・音声データ
は、対応する映像・音声エンコーダ１、２に供給され、
ここでそれぞれＭＰＥＧ２方式に従って圧縮符号化され
てディジタル化され、ＴＳパケットのパケットストリー
ムとされた後、多重化装置８に入力される。
は、対応する映像・音声エンコーダ１、２に供給され、
ここでそれぞれＭＰＥＧ２方式に従って圧縮符号化され
てディジタル化され、ＴＳパケットのパケットストリー
ムとされた後、多重化装置８に入力される。
【００１６】一方、ローカル・エリア・ネットワーク
（ＬＡＮ）上のファイル装置等からの画像データ、バイ
ナリデータなどのコンテンツデータは、ファイル蓄積部
又はデータ受信部３で蓄積又は受信される一方、フロー
コントローラ４及び５にそれぞれ入力される。
（ＬＡＮ）上のファイル装置等からの画像データ、バイ
ナリデータなどのコンテンツデータは、ファイル蓄積部
又はデータ受信部３で蓄積又は受信される一方、フロー
コントローラ４及び５にそれぞれ入力される。
【００１７】フローコントローラ４、５は取得したコン
テンツデータを、各システムの方式に従って分割し、パ
ケット化してＴＳパケットの形式に変換する。フローコ
ントローラ４、５により作成された複数のＴＳパケット
は、パケタイザ６、７に渡され、ここでパケット送出プ
ロセスにて各々の決められた伝送ビットレートになるよ
うに多重化される。パケタイザ６、７から取り出された
多重化ＴＳパケットのそれぞれは、映像・音声エンコー
ダ１及び２の出力ＴＳパケットと同じ１８８バイト固定
長である。
テンツデータを、各システムの方式に従って分割し、パ
ケット化してＴＳパケットの形式に変換する。フローコ
ントローラ４、５により作成された複数のＴＳパケット
は、パケタイザ６、７に渡され、ここでパケット送出プ
ロセスにて各々の決められた伝送ビットレートになるよ
うに多重化される。パケタイザ６、７から取り出された
多重化ＴＳパケットのそれぞれは、映像・音声エンコー
ダ１及び２の出力ＴＳパケットと同じ１８８バイト固定
長である。
【００１８】多重化装置８はパケタイザ６及び７からの
多重化ＴＳパケットは、映像・音声エンコーダ１及び２
の出力ＴＳパケットと共に多重化された後、変調器９で
所定の変調方式（ＱＰＳＫなど）で変調され、図示しな
いアップリンク設備を通して衛星を用いたデータ配信が
行われる。
多重化ＴＳパケットは、映像・音声エンコーダ１及び２
の出力ＴＳパケットと共に多重化された後、変調器９で
所定の変調方式（ＱＰＳＫなど）で変調され、図示しな
いアップリンク設備を通して衛星を用いたデータ配信が
行われる。
【００１９】衛星を使用するのは、地上回線では伝送速
度が最大１２８ｋｂｐｓ程度であるのに対し、衛星を用
いた送出では最大３０Ｍｂｐｓ程度の送出能力があり、
データチャネル１チャネル当り〜１２Ｍｂｐｓで送出す
ることが可能であり、また、アンテナ工事のみでデータ
を受信することができ、更に、複数地点にてデータを受
信することが可能であり、多地点へ同時のデータ配信が
できるからである。
度が最大１２８ｋｂｐｓ程度であるのに対し、衛星を用
いた送出では最大３０Ｍｂｐｓ程度の送出能力があり、
データチャネル１チャネル当り〜１２Ｍｂｐｓで送出す
ることが可能であり、また、アンテナ工事のみでデータ
を受信することができ、更に、複数地点にてデータを受
信することが可能であり、多地点へ同時のデータ配信が
できるからである。
【００２０】次に、この実施の形態の要部であるフロー
コントローラ４及び５とパケタイザ６及び７の構成及び
動作について、図２及び図３と共に更に詳細に説明す
る。図２は本発明の要部のフローコントローラとパケタ
イザの一実施の形態の構成図、図３は図２の動作説明用
の多重説明図である。
コントローラ４及び５とパケタイザ６及び７の構成及び
動作について、図２及び図３と共に更に詳細に説明す
る。図２は本発明の要部のフローコントローラとパケタ
イザの一実施の形態の構成図、図３は図２の動作説明用
の多重説明図である。
【００２１】図２において、フローコントローラ１０
（図１のフローコントローラ４、５に相当）は、フロー
コントローラメインプロセス１１、パケット生成プロセ
ス１２、コンテンツファイル（ＣＮＦ）１３及びパケッ
トファイル（ＰＫＦ）１４よりなる。また、パケタイザ
２０（図１のパケタイザ６、７に相当）は、パケタイザ
メインプロセス２１、ＰＫＦ２２、パケット送出プロセ
ス２３及びパケット送出装置２４から構成されている。
（図１のフローコントローラ４、５に相当）は、フロー
コントローラメインプロセス１１、パケット生成プロセ
ス１２、コンテンツファイル（ＣＮＦ）１３及びパケッ
トファイル（ＰＫＦ）１４よりなる。また、パケタイザ
２０（図１のパケタイザ６、７に相当）は、パケタイザ
メインプロセス２１、ＰＫＦ２２、パケット送出プロセ
ス２３及びパケット送出装置２４から構成されている。
【００２２】次に、この実施の形態の動作について説明
する。フローコントローラ１０内のＣＮＦ１３からのコ
ンテンツデータは、パケット生成プロセス１２にてＴＳ
パケット処理が行われ、ＴＳパケットに変換された後、
ＣＮＦ１３と物理的に分割されているＰＫＦ１４に蓄積
される。このとき、パケット生成プロセス１２は複数立
てることができ、同時に複数のコンテンツデータに対し
てＴＳパケット処理を行う。
する。フローコントローラ１０内のＣＮＦ１３からのコ
ンテンツデータは、パケット生成プロセス１２にてＴＳ
パケット処理が行われ、ＴＳパケットに変換された後、
ＣＮＦ１３と物理的に分割されているＰＫＦ１４に蓄積
される。このとき、パケット生成プロセス１２は複数立
てることができ、同時に複数のコンテンツデータに対し
てＴＳパケット処理を行う。
【００２３】ＰＫＦ１４に蓄積されたＴＳパケットは、
パケタイザ２０内のＰＫＦ２２にコピーされる。パケタ
イザ２０は、フローコントローラ１０にて作成されたＰ
ＫＦ２２からの複数のＴＳパケットをパケット送出プロ
セス２３にて各々の伝送ビットレートとなるように多重
化する。
パケタイザ２０内のＰＫＦ２２にコピーされる。パケタ
イザ２０は、フローコントローラ１０にて作成されたＰ
ＫＦ２２からの複数のＴＳパケットをパケット送出プロ
セス２３にて各々の伝送ビットレートとなるように多重
化する。
【００２４】例えば、ＰＫＦ２２からの複数のＴＳパケ
ットが図３にＡ・１〜Ａ・４で示す２ビットレートが２
Ｍｂｐｓの第１のＴＳパケットストリームと、Ｂ・１〜
Ｂ・４で示すビットレートが１Ｍｂｐｓの第２のＴＳパ
ケットストリームと、Ｃ・１〜Ｃ・４で示すビットレー
トが３Ｍｂｐｓの第３のＴＳパケットストリームである
場合、パケット送出プロセス２３はパケタイザ２０の出
力ビットレートが８Ｍｂｐｓであるものとすると、入力
ＴＳパケットが全部で６Ｍｂｐｓであるので、図３に３
０で示すように、残り２Ｍｂｐｓにヌルパケットを挿入
し、合計８Ｍｂｐｓにして出力する。
ットが図３にＡ・１〜Ａ・４で示す２ビットレートが２
Ｍｂｐｓの第１のＴＳパケットストリームと、Ｂ・１〜
Ｂ・４で示すビットレートが１Ｍｂｐｓの第２のＴＳパ
ケットストリームと、Ｃ・１〜Ｃ・４で示すビットレー
トが３Ｍｂｐｓの第３のＴＳパケットストリームである
場合、パケット送出プロセス２３はパケタイザ２０の出
力ビットレートが８Ｍｂｐｓであるものとすると、入力
ＴＳパケットが全部で６Ｍｂｐｓであるので、図３に３
０で示すように、残り２Ｍｂｐｓにヌルパケットを挿入
し、合計８Ｍｂｐｓにして出力する。
【００２５】このように、パケット送出プロセス２３
は、全体の出力ビットレートと個々のＴＳパケットのビ
ットレートの割合から適宜ヌルパケットを挿入した後、
パケット送出装置２４に送出し、これより所定の出力ビ
ットレートのＴＳパケットが出力される。これにより各
々のＴＳパケット伝送量を調整することができる。
は、全体の出力ビットレートと個々のＴＳパケットのビ
ットレートの割合から適宜ヌルパケットを挿入した後、
パケット送出装置２４に送出し、これより所定の出力ビ
ットレートのＴＳパケットが出力される。これにより各
々のＴＳパケット伝送量を調整することができる。
【００２６】このように、この実施の形態では、コンテ
ンツパケット化処理をフローコントローラ１０（４、
５）で行い、複数のパケットデータ多重化処理及びパケ
ット送出処理をパケタイザ２０（６、７）で行う分割処
理をするようにしたため、必要なＣＰＵの処理能力を分
散でき、送出負荷を減らすことができる。また、コンテ
ンツデータ取得及びＴＳパケット化処理用のコンテンツ
ファイル１３と、送出ＴＳパケットを蓄積するパケット
ファイル１４とを物理的に分割しているので、ファイル
アクセス等のＩ／Ｏ待ち時間を減らすことができ、デー
タ転送能力を満たすことができる。
ンツパケット化処理をフローコントローラ１０（４、
５）で行い、複数のパケットデータ多重化処理及びパケ
ット送出処理をパケタイザ２０（６、７）で行う分割処
理をするようにしたため、必要なＣＰＵの処理能力を分
散でき、送出負荷を減らすことができる。また、コンテ
ンツデータ取得及びＴＳパケット化処理用のコンテンツ
ファイル１３と、送出ＴＳパケットを蓄積するパケット
ファイル１４とを物理的に分割しているので、ファイル
アクセス等のＩ／Ｏ待ち時間を減らすことができ、デー
タ転送能力を満たすことができる。
【００２７】なお、リアルタイム性が要求されるシステ
ムでは、上記の処理をすべてメモリ上で行うことによ
り、ファイルアクセスの負荷を無くすことができる。
ムでは、上記の処理をすべてメモリ上で行うことによ
り、ファイルアクセスの負荷を無くすことができる。
【００２８】次に、本発明の他の実施の形態について説
明する。この実施の形態では、伝送ビットレートを少な
くしてフローコントローラ、パケタイザを一体化して、
ＴＳパケット変換を行うことができる。その場合におい
ても、ファイル装置は別々に持つことにより、Ｉ／Ｏア
クセスの負荷を低減させることができる。
明する。この実施の形態では、伝送ビットレートを少な
くしてフローコントローラ、パケタイザを一体化して、
ＴＳパケット変換を行うことができる。その場合におい
ても、ファイル装置は別々に持つことにより、Ｉ／Ｏア
クセスの負荷を低減させることができる。
【００２９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンピュータ上のコンテンツデータをＭＰＥＧ２方式な
どの所定の圧縮符号化方式でＴＳパケット処理を行うに
あたり、複数のコンテンツデータの取得及び前処理とし
てのセクション形式からＴＳパケット形式への変換をフ
ローコントローラにより、またこれら複数のＴＳパケッ
ト列の多重化処理及び送出装置への転送処理をパケタイ
ザで行うことにより、必要な中央処理装置の処理能力を
分散するようにしたため、パケット送出負荷を従来より
も軽くすることができる。
コンピュータ上のコンテンツデータをＭＰＥＧ２方式な
どの所定の圧縮符号化方式でＴＳパケット処理を行うに
あたり、複数のコンテンツデータの取得及び前処理とし
てのセクション形式からＴＳパケット形式への変換をフ
ローコントローラにより、またこれら複数のＴＳパケッ
ト列の多重化処理及び送出装置への転送処理をパケタイ
ザで行うことにより、必要な中央処理装置の処理能力を
分散するようにしたため、パケット送出負荷を従来より
も軽くすることができる。
【００３０】また、本発明によれば、コンテンツ取得及
びＴＳパケット化処理用のコンテンツファイルと、送出
ＴＳパケットファイルを蓄積するパケットファイルを物
理的に分割することにより、ファイルアクセス等の入出
力待ち時間を減らすようにしたため、データ転送能力を
満たすことができる。
びＴＳパケット化処理用のコンテンツファイルと、送出
ＴＳパケットファイルを蓄積するパケットファイルを物
理的に分割することにより、ファイルアクセス等の入出
力待ち時間を減らすようにしたため、データ転送能力を
満たすことができる。
【００３１】更に、本発明によれば、ＴＳパケットの再
送、連想に関してもＴＳパケットレベルで管理すること
により、パケタイザのみでＴＳパケットの送出管理をす
ることができる。
送、連想に関してもＴＳパケットレベルで管理すること
により、パケタイザのみでＴＳパケットの送出管理をす
ることができる。
【図１】本発明装置の一実施の形態のブロック図であ
る。
る。
【図２】図１中の要部のブロック図である。
【図３】図２の動作説明用パケット構成図である。
４、５、１０ フローコントローラ ６、７、２０ パケタイザ ８ 多重化装置 １１ フローコントローラメインプロセス １２ パケット生成プロセス １３ コンテンツファイル（ＣＮＦ） １４、２２ パケットファイル（ＰＫＦ） ２１ パケタイザメインプロセス ２３ パケット送出プロセス ２４ パケット送出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 7/24
Claims (6)
- 【請求項１】 コンピュータ上のコンテンツデータを所
定の圧縮符号化方式のＴＳパケットのストリームに変換
して送出するデータパケット送出装置であって、 前記コンテンツデータを取得した後、パケット化処理を
行って前記ＴＳパケットのパケットファイルを生成す
る、１又は２以上のフローコントローラと、 前記フローコントローラのパケットファイルから複数の
前記ＴＳパケットを受け、決められた伝送ビットレート
になるように該複数のＴＳパケットを多重化して送出す
る、１又は２以上のパケタイザとを有することを特徴と
するデータパケット送出装置。 - 【請求項２】 前記フローコントローラは、フローコン
トローラメインプロセスと、入力されたコンテンツデー
タを蓄積する１又は２以上のコンテンツファイルと、該
コンテンツファイルからのコンテンツデータに対し前記
パケット化処理を行って前記ＴＳパケットに変換するパ
ケット生成プロセスと、該変換されたＴＳパケットを蓄
積する１又は２以上のパケットファイルとを有すること
を特徴とする請求項１記載のデータパケット送出装置。 - 【請求項３】 前記パケタイザは、パケタイザメインプ
ロセスと、前記フローコントローラのパケットファイル
からのＴＳパケットを蓄積するファイルと、前記ファイ
ルから取り出された複数の前記ＴＳパケットを全体のビ
ットレートと各々のＴＳパケットのビットレートの割合
から所定の伝送ビットレートとなるように多重化するパ
ケット送出プロセスと、該パケット送出プロセスからの
多重化パケットを受けて外部へ送出する送出装置とを有
することを特徴とする請求項１又は２記載のデータパケ
ット送出装置。 - 【請求項４】 前記フローコントローラ及びパケタイザ
の各処理をメモリ上で行うことを特徴とする請求項１記
載のデータパケット送出装置。 - 【請求項５】 映像・音声データを前記ＴＳパケットと
同一サイズのパケットに変換処理する１又は２以上のエ
ンコーダと、前記パケタイザからの多重化ＴＳパケット
と前記エンコーダからのパケットとを多重化して出力す
る多重化装置とを更に有することを特徴とする請求項１
乃至４のうちいずれか一項記載のデータパケット送出装
置。 - 【請求項６】 前記多重化装置は、多重化して得たパケ
ットを、変調器を介して衛星へ送信するためのアップリ
ンク設備に送出することを特徴とする請求項５記載のデ
ータパケット送出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14098198A JPH11341054A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | データパケット送出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14098198A JPH11341054A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | データパケット送出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11341054A true JPH11341054A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15281360
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14098198A Pending JPH11341054A (ja) | 1998-05-22 | 1998-05-22 | データパケット送出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11341054A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002080566A1 (fr) * | 2001-03-29 | 2002-10-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif et procede de traitement de donnees, dispositif et procede de reproduction de donnees, dispositif et procede de transmission de donnees et support d'enregistrement |
| JP2004537201A (ja) * | 2001-06-15 | 2004-12-09 | インテル・コーポレーション | 最新のクライアント・デマンド・フィードバックに基づいて配信スケジュールを決定するための方法及び装置 |
| US7729383B2 (en) | 2006-04-10 | 2010-06-01 | Nec Electronics Corporation | Multiplexer and multiplexing method |
| US7924872B2 (en) | 2003-08-27 | 2011-04-12 | Thomson Licensing | Transport network multiplexing for transport and ethernet packets |
-
1998
- 1998-05-22 JP JP14098198A patent/JPH11341054A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002080566A1 (fr) * | 2001-03-29 | 2002-10-10 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Dispositif et procede de traitement de donnees, dispositif et procede de reproduction de donnees, dispositif et procede de transmission de donnees et support d'enregistrement |
| JP2004537201A (ja) * | 2001-06-15 | 2004-12-09 | インテル・コーポレーション | 最新のクライアント・デマンド・フィードバックに基づいて配信スケジュールを決定するための方法及び装置 |
| US7924872B2 (en) | 2003-08-27 | 2011-04-12 | Thomson Licensing | Transport network multiplexing for transport and ethernet packets |
| US7729383B2 (en) | 2006-04-10 | 2010-06-01 | Nec Electronics Corporation | Multiplexer and multiplexing method |
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