JPH11331430A - 電話線の話中状態を検出するデバイスを有するモデム - Google Patents

電話線の話中状態を検出するデバイスを有するモデム

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JPH11331430A
JPH11331430A JP11106973A JP10697399A JPH11331430A JP H11331430 A JPH11331430 A JP H11331430A JP 11106973 A JP11106973 A JP 11106973A JP 10697399 A JP10697399 A JP 10697399A JP H11331430 A JPH11331430 A JP H11331430A
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JP
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modem
line
telephone line
signal
impedance
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JP11106973A
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Didier Gayrard
ゲイラール ディディエ
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Technicolor SA
Original Assignee
Thomson Multimedia SA
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/82Line monitoring circuits for call progress or status discrimination
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/06Simultaneous speech and data transmission, e.g. telegraphic transmission over the same conductors

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、電話線の話中状態又は捕捉を検出
するデバイスからなり、電話線に接続されるモデムに関
する。 【解決手段】 検出器は、モデムにより、電話線(3
8)に接続されるその入力/出力(34)において供給
されるエネルギーを検出する手段を含む。検出器は、線
が既に他の装置によって話中である場合に線が捕捉され
ることを防止する信号を供給し、線とモデムの間に電気
的分離を要しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モデムが接続され
ている電話線の話中状態又は捕捉を検出するデバイスに
関する。また、本発明はそのような検出デバイスを備え
るモデムに関する。
【0002】
【従来の技術】モデムは、電話線を介して伝わる、一般
的にはデジタルデータであるデータを送信及び受信する
デバイスである。データを送信又は受信するために、通
常の電話通信のような他の使用に更に使用される電話線
を使用することは普通である。特に、衛星の標準であ
る”DVBS”によるデジタルビデオ伝送を使用するよ
うなテレビジョンデコーダはその場合にあたる。
【0003】これらのデコーダは、通信する時に電話線
の使用者に知らされることなく、モデムを介して、自動
的にプログラム提供者に接続され得る。一般的に、電話
線の通常の使用を邪魔しないために、モデムは電話通信
に優先順位を与えるようにするべきであり、すなわち、
電話線が話中の場合、モデムは接続を試みるべきで無
く、適切であれば、ユーザがその電話線を使用すること
を希望するならばモデム自身を切断するべきである。
【0004】それゆえ、モデムは、電話線の線捕捉又は
話中状態を検出するデバイスを利用可能でなければなら
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この検出のために、モ
デムに接続されている線にかかる電流又は電圧における
変化の検出器を配置することが知られている。しかしな
がら、電話の送受話器が線を捉えることによって発生す
る電流又は電圧における変化はしばしば小さく、従っ
て、検出することが難しい。更に、電話線の導線が接地
されなければ、検出される信号は、オプティカルカプラ
−のような直流電流分離器(galvanic separator)を介
してモデムに加えられなければならないが、そのような
条件は必ずしもモデムに課されない。従って、知られて
いる検出は複雑で、高価なものである。本発明はこれら
の欠点を救済するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】電話線に接続されるモデ
ムの入力において受信するエネルギーを、電話線へモデ
ムから送信されるエネルギーから得られる基準と比較す
る手段を有する、電話線の話中状態又は捕捉を検出する
デバイスに特徴がある。言い換えれば、電話線から発生
する信号を分析する公知の検出デバイスに対して、本発
明は、モデムの中でに生成された信号を分析する。それ
は、モデムの出力において、それに接続されている電話
線のインピーダンスは、モデムにより供給されるLF信
号のエネルギーへの顕著な影響を有するという観測から
得られる。
【0007】接続された線が話中、及び話中でない場合
の間で、モデムの入力/出力におけるLF信号に、理論
的に3デシベルの違いがあるということが研究により示
されている。モデムの入力/出力におけるLF信号の分
析は、必ずしもプローブの使用を要求しない。それは、
一般的にモデム中又は任意の関連するデコーダに存在す
るプロセッサにインストールされたプログラムにより実
行され得る。
【0008】本発明の他の特徴および利点は、その実施
例のいくつかの説明、添付の図面を参照した説明をもっ
て現れる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1において、システムをダウン
ローディングするテレビジョンデコーダ10が示されて
いる。受信において、デコーダは、衛星14から提供さ
れる伝送を捉えるアンテナ12を介して信号を受信す
る。
【0010】テレビジョン伝送の受信、又は、衛星14
によって提供される他のデータの受信には許可が必要で
あり、それは電話線16を介して通信される。この電話
線16は、受信するプログラムとユーザ間での対話式利
用を提供する。線はモデム20を介してデコーダ10と
接続するセンター18を有する。デコーダ10と許可セ
ンター18間のリンクは両方向に形成されている。デコ
ーダ10は、例えば特定のプログラムを要求するため
に、自動的にセンター18とのリンクを要求することが
でき、逆に、センター18は、例えば受信許可を与える
ために自動的にデコーダ10に情報を送ることができ
る。
【0011】一般的に、電話線16は、通常の電話通信
又はファックスのような他のアプリケーションと同時に
使用されるとすると、センター18とデコーダ10間の
自動通信が、加入者の電話の送受話器又は他の装置の動
作を乱さないことが必要である。この目的のために、線
16の他の使用が要求された時にデコーダ10とセンタ
ー18間の通信を切断し、又は、線が話中の場合にデコ
ーダ10に線を捕捉若しくは要求させない手段として、
話中状態又は電話線の捕捉の検出器が備えられている。
【0012】本発明は、モデム20によって線の話中状
態又は捕捉を検出する手段に関する。図2に示すよう
に、モデム20はLF生成器22、この例では2.5V
の電圧を有するDC電源24を有する。この電源24の
負極は接地されている。電源24に接続されている端子
と反対側にある低周波数生成器22の端子は、一方では
m の値の負荷又は伝達インピーダンス26に接続さ
れ、一方では、分割素子32を介してプローブ30に接
続されている。プローブ30は、モデム20による送信
時に発生するLF信号のレベルを計測するためのもので
ある。この信号は通常TX と記述される。
【0013】モデム20の入力/出力34(以下で”入
力”又は”出力”と称される)は、生成器22と反対側
にあるインピーダンス26の端子に接続されている。こ
の入力/出力における電圧、すなわち端子34と接地間
の(生成器22によって生成される)電位差はプローブ
36によって検出される。プローブ36の端子におい
て、モデムに接続される回路38のインピーダンスの関
数である信号RX が現れる。
【0014】これらの回路38は、一方では、Zt の値
のインピーダンス42を表す1つ(又はそれ以上)の加
入者の電話生成器40と、一方では、値Z1 のインピー
ダンス46を表す電話線のLF生成器44を有する。イ
ンピーダンスZt の電話装置はスイッチ52を介して線
50と接続する。このスイッチ52は、加入者が線を利
用していないときは開いており、電話線を使用している
ときは閉じている。
【0015】プローブ30及び36によって供給される
信号間を比較することにより、線が解放されているかモ
デム以外の装置で話中かどうか、すなわち、線の種類が
どのようなものでも、スイッチ52が開いているか閉じ
ているかを、以下で説明するように、信頼性高く決定す
ることが可能である。生成器22によって供給され、分
割素子32の入力321 に加えられる信号レベルの表示
をUとすると、スイッチ52が開いている時にプローブ
36によって検出される信号RX は次の値を有する。
【0016】
【数3】
【0017】スイッチ52が閉じている時、信号RX
次の値を有する。
【0018】
【数4】
【0019】3つのインピーダンスが、600Ωという
同一の値を有するとすると、すなわち、 Z1 =Zt =Zm =600Ω であるとすると、比率r1 は0.5の値を有し、比率r
2 は0.33(1/3)の値を有する。従って、信号R
X は、線が話中(スイッチ52が閉じている)のとき
に、線が開放されている時の値に比べて著しく低い値を
表す。
【0020】プローブ30及び36における計測は好ま
しくは比較的長い期間にわたる集積によってなされる。
分割素子32の分割率rは、スイッチ52が閉じている
時に、プローブ30により伝達される信号TX が常にプ
ローブ36により供給される信号RX よりも高いように
選択される。更に、この率rは、スイッチ52が開いて
いる時には、信号TX が常に信号RX より低いようにさ
れなければならない。
【0021】それゆえ、率rはr2 とr1 の間に存在し
なければならない。インピーダンス26の値Zm が所定
のモデムに対して固定されているとすると、率rは、全
ての可能なZ1 とZt の値、すなわちこれらの値の知ら
れている分散を考慮するようにして選択されなければな
らない。電話装置42のインピーダンスは600Ωの値
を示すことが上記で述べられた。この値の精度は一般的
に±50Ωである。
【0022】線インピーダンス46の値Z1 は、一方で
は線の長さに依存し、一方では、モデムにより供給され
る信号に依存し、インピーダンスは周波数に依存するの
で次のように変調に依存する。1、2、3、4及び5キ
ロメートルの長さ及び第1列に示されている変調の種々
の種類における線インピーダンスの平均値は下記の表1
に示されている。
【0023】
【表1】
【0024】最後の列は、線インピーダンスにおける分
散(%)が最大で26%であることを示している。これ
らの分散値によって、上記の率r1 とr2 、及びそれら
の分散値を計算することが可能であり、それゆえ、スイ
ッチ52が開いているときのモデム20の入力における
信号RX と、スイッチ52が閉じている時の信号RX
を見分ける可能性を評価することが可能である。
【0025】率r1 とr2 のこれらの評価は下記の表2
に要約されている。
【0026】
【表2】
【0027】この表において、接尾部”min ”若しく
は”max ”は、割り当てられるパラメーターの最小値若
しくは最大値を意味し、D(デシベル)は、一方では、
スイッチ52が開いている時にプローブ36により伝達
される信号のレベルと、もう一方では、スイッチ52が
閉じているときのこの信号のレベル間に存在する比率で
ある。
【0028】従って、違いは、最小で2.2dBであ
り、これは簡単に計測できる識別を実行するに十分であ
る。更に、特に、分析周波数域を減少させることによっ
て、この識別を促進することが可能である。これはなぜ
ならば、分析周波数域が、すなわち信号RX が計測され
る周波数域が、線に存在するモデムから発生するデータ
信号と一致すれば、平均の線インピーダンスにおける分
散は減少し、率Dはずっと高い最小値を表し得る。表1
において、それゆえ、V22bis変調の場合におい
て、周波数域が信号の送信された部分に減少する場合に
インピーダンス上の分散は11%であるのに対して、周
波数域全体の場合には26%である。V34変調の場
合、計測が400Hzのパスバンドで1kHzにて行わ
れる場合、線インピーダンス上の分散は9%であるのに
対して、計測が全体の周波数域で行われる場合は20%
である。
【0029】表2で示すように、これらのデータは、全
周波数域におけるV22bis 変調において、比率Dは最
小値2.2dBを有するのに対して、上に示した減少さ
れた周波数域では最小値は3dBである。同様にして、
V34変調の場合、Dの最小値は全周波数域における
2.5dBから減少された周波数域における3.2dB
である。
【0030】周波数域における減少は、明らかにフィル
タリングによって得られる。このフィルタリングは、例
えばモデム又はデコーダに置かれたデータプロセッサを
プログラムすることによって実行される。本発明の一つ
の実施例において、検出の品質は、例えばモデム20が
接続されるたびになされる比率r1 の前の計測に分割率
32を依存させることによって更に促進される。接続
が、スイッチ52が開いている時にのみなされるので、
プローブ36に集められる電力(power )(RX 信号)
の、モデムの全電力(構築時に知られる電力)に対する
比率は次に示す比率r1 を提供する。
【0031】
【数5】
【0032】Zm が構築により知られているので、この
比率からZ1 の値が導かれる。知られていないものとし
てZt が残っている。Zt に許容されている分散は、r
2 が典型的には0.31から0.35であり、このこと
はDにおける幅を3.1から4に制限している。このこ
とはより良い識別につながる。モデムがマイクロプロセ
ッサ(図示せず)を有するデジタルタイプである場合に
おける検出の動作を図3及び4を参照して説明する。こ
の場合、検出は基本的に計算によって実行される。この
計算は次の式に基く。
【0033】
【数6】
【0034】この式において、F2 rmsは、期間TS
わたり標本化されたrms値の平方である。信号F2
rmsはプローブ36における信号の平均電力のイメージ
である。上記の関係は、繰り返しにより、基本として次
の式を使用することにより、パワーの計測を実行するた
めに使用される。
【0035】
【数7】
【0036】この式において、y(n)は段階nにおい
て集められた電力であり、x(n)は段階nにおける信
号RX であり、Tdは標本化期間の倍数であり、それゆ
え計測ウィンドウに相当する。T秒毎に、値y(n)は
変数Pav(average power )に格納され、Tは次の値を
持つ。
【0037】
【数8】
【0038】図3は(説明の部分を形成する)フローチ
ャートであり、上記の式に対応する計算の種々の段階を
表す。一実施例において、V22bisタイプの変調で
は、標本化期間Tsは次の値を有する。
【0039】
【数9】
【0040】変数PavはT=50ms毎にリフレッシュ
される。すなわちN=360である。m個の標本のうち
1つの信号のみが考慮される場合、すなわち、N/mの
標本だけが考慮される場合(これはデシメーション(de
cimation)の場合である)、そこから得られるエラーは
mと比例する。しかしながら、y(n)を計算する時間
は比例して減少する。しかしながら、m=5とm=1の
間における差異は0.1dB以下である。
【0041】上記のアルゴリズムによる計測の結果は、
短期間の遮断を考慮せず、非常に短期間の装置の接続
(スイッチ52を閉じること)を検出しないために十分
な時間にわたり確証されなければならない。その確証
は、本説明の必須の部分である図4に示すフローチャー
トに従って実行される。このフローチャートにおい
て、”予想される接続RX レベル”は、接続の間予想さ
れるRX のレベルを意味し、”予想されるデータ交換R
X レベル”はデータ交換段階の間に予想されるRX のレ
ベルを意味し、”接続有効検出時間”は接続の間の確証
時間を意味し、”交換有効検出時間”はデータ交換にお
ける有効時間を意味する。
【0042】上記に示された確証時間は次の値をとる。
データ交換のための1から2秒及び接続の試みのための
数百ミリ秒である。いくつかのモデムは、モデムへの入
力における平均電力、又は、入力信号のレベルを決定す
る可変利得を有する電力増幅器の可変利得のような変数
へのアクセスを得ることを可能とする端子を有する。こ
れらの端子は検出のため、また特に、比率r1 とr2
計算、及び/又はインピーダンスZ1 及びZt の計算の
ために使用され得る。
【0043】例えば、RC2123DPL、RC232
4DPL、RC144、RCV144、RC288、R
CV288、RC56D及びRC336Dで参照される
ロックウェルのコンポーネントを使用するモデムは、”
平均電力”及び”可変利得”変数を伝達する出力を有す
る。アナログタイプの検出器の実施例は図5から7を参
照して説明される。
【0044】プローブ36から発生する信号RX は増幅
回路60の入力に加えられ、増幅回路60は、一方で
は、ピーク検出器62、及びもう一方では参照電圧を供
給するオフセットデバイス64を有する。回路60の出
力はコンパレータ66の第1の入力661 に接続され、
第2の入力662 は、回路70の出力と接続され、回路
70の入力は生成器22から発生する信号を受信する。
この回路70はまたピーク検出器72及び分割素子32
を有する。
【0045】コンパレータ66の出力は、最小の比較時
間を確証する時間遅延回路78を介して線捕捉回路76
の1つの制御入力に接続される。デバイス64によって
固定される参照電圧は、検出されるエネルギーがない場
合、検出の不規則なきっかけが現れないことを可能とす
る。一実施例(図示せず)において、例えばV22bi
s変調の送信帯域のような限られた周波数帯域を通すよ
うにするために、フィルターがデバイス60及び70の
入力に置かれている。
【0046】この配置によって、上述したインピーダン
スZ1 における分散を制限することが可能となる。デバ
イス60及び70の実施例を図6に示す。この実施例に
おいて、上記で示したように、バンドパスフィルタのた
めの備えがある。例えば、回路60において、キャパシ
タ80及びレジスタ82は、分流キャパシタ84と共に
直列に備えられている。
【0047】ピーク検出器はオペアンプ90を使用して
配置される。オペアンプ90の入力において、信号Rに
おいて求められるダイナミックレンジの関数として選択
される値を有するレジスタ92が備えられる。回路70
において、分割素子は、対応するオペアンプ96の入力
に位置するレジスタ94を含む。
【0048】2つのオペアンプ90及び96はレジスタ
98を介して接続され、そのレジスタ98の値は、エネ
ルギーレベル情報の2つの項目間の初期オフセットを固
定する。このオフセットは、生成器24(図2)から発
生する電圧を廃棄するために、AC信号情報をDC信号
情報と異ならせることを可能とする。図7は、モデムと
並列接続されている電話装置による通信の確立と線捕捉
の間におけるRX 及びTX 信号のエネルギーレベルを表
す図である。
【0049】カーブ100はRX 信号を表し、カーブ1
02はTX 信号を表す。線がモデムにより捕捉された後
の第1のシーケンス104において、モデムはコールパ
ルスを生成する。接続シーケンス106がこのコールフ
ェーズ104に続く。接続が確立されると(シーケンス
108)、エネルギーレベルは接続シーケンスのときよ
り著しく高くなる。
【0050】並列の電話装置において受話器がはずされ
ると、信号RX (曲線100)は、110の期間で示さ
れているTX 信号(カーブ102)のレベルより下に落
ちる。従って、110の期間の間、すなわちRX 信号が
X 信号より下の間、検出パルス112は生成される。
本発明は、一般的に、電話線に接続される装置に適用さ
れる。特に、この装置が同じ線上の他の装置と比べて最
低の優先順位を有する場合に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるモデムの使用を示す図である。
【図2】本発明によるモデムの図である。
【図3】本発明によるモデムの検出アルゴリズムを示す
ブロック形式の図である。
【図4】本発明によるモデムで使用される検出アルゴリ
ズムを示すブロック形式の他の図である。
【図5】一変形例による検出デバイスの図である。
【図6】図5に示す検出器の一実施例の図である。
【図7】図5又は6に示す実施例の場合の検出信号を示
す図である。
【符号の説明】
10 テレビジョンデコーダ 12 アンテナ 14 衛星 16 電話線 18 許可センター 20 モデム 22 低周波生成器 24 DC電源 26 伝達インピーダンス 30、36 プローブ 32 分割素子 34 入力/出力 38 回路 40 電話生成器 42、46 インピーダンス 44 LF生成器 52 スイッチ 60 増幅回路 62 ピーク検出器 64 オフセットデバイス 66 コンパレータ 661 第1の入力 662 第2の入力 70 回路 72 ピーク検出器 76 線捕捉回路 78 時間遅延回路 80 キャパシタ 82、92、98 レジスタ 84 分流キャパシタ 90、96 オペアンプ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話線の話中状態又は捕捉を検出するデ
    バイスを有する、電話線に接続されるためのモデムであ
    って、 前記検出するデバイスは、前記電話線(38)に接続さ
    れるモデムの入力(34)において受信されるエネルギ
    ーと、該電話線へ該モデムにより送信されるエネルギー
    から得られる基準を比較する手段を有することを特徴と
    するモデム。
  2. 【請求項2】 前記基準は前記モデムの低周波数生成器
    (22)により供給され、該生成器は該モデムの入力に
    負荷インピーダンス(26)を介して接続され、前記基
    準は該負荷インピーダンスの上流のエネルギーに相当す
    ることを特徴とする請求項1に記載のモデム。
  3. 【請求項3】 前記負荷インピーダンス(26)の上流
    の信号を分割する素子(32)を有することを特徴とす
    る請求項2に記載のモデム。
  4. 【請求項4】 前記分割する素子(32)の分割率は値
    1 及びr2 の間にあり、 【数1】 【数2】 であり、ここで、Z1 はモデムが接続されている電話線
    のインピーダンス(46)の値であり、Zt はモデムと
    並列接続されている電話装置のインピーダンス(42)
    の値であり、及びZm は前記負荷インピーダンスの値で
    あることを特徴とする請求項3に記載のモデム。
  5. 【請求項5】 前記負荷インピーダンスは600Ωのオ
    ーダーであることを特徴とする請求項2ないし4のうち
    いずれか1項に記載のモデム。
  6. 【請求項6】 前記検出器は検出された信号の周波数域
    を制限するフィルタリング手段を有することを特徴とす
    る請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載のモデ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記モデムの定格使用状態におけるその
    入力/出力に供給される信号の平均電力を決定し、この
    電力をメモリに格納する手段と、線インピーダンスにお
    ける分散を無くするために備えられる手段とを含むこと
    を特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか1項に記
    載のモデム。
  8. 【請求項8】 前記平均電力の計測及びメモリ記憶はモ
    デムが立ち上がるたびに実行されることを特徴とする請
    求項7に記載のモデム。
  9. 【請求項9】 前記検出は、平均電力を計測することに
    より、好ましくは標本化することにより実行されること
    を特徴とする請求項1ないし8のうちいずれか1項に記
    載のモデム。
  10. 【請求項10】 前記検出は可変利得電力増幅回路の利
    得の計測により実行されることを特徴とする請求項1な
    いし9のうちいずれか1項に記載のモデム。
  11. 【請求項11】 前記検出は、接続中及びデータ交換段
    階の両方において継続して実行されることを特徴とする
    請求項1ないし10のうちいずれか1項に記載のモデ
    ム。
  12. 【請求項12】 前記検出器が、線が捕捉されるか又該
    線が並列接続された装置により要求されていることを示
    す信号を送出するときに、前記モデムを線から切断する
    か、線に接続をさせない手段を含むことを特徴とする請
    求項1ないし11のうちいずれか1項に記載のモデム。
  13. 【請求項13】 前記モデムが自動的に電話線に接続さ
    れ、前記検出するデバイスが話中信号、又は、線が他の
    装置から要求されていることの信号を送出するときに該
    接続が切断される手段を含むことを特徴とする請求項1
    ないし12のうちいずれか1項に記載のモデム。
JP11106973A 1998-04-17 1999-04-14 電話線の話中状態を検出するデバイスを有するモデム Pending JPH11331430A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9804848 1998-04-17
FR9804848A FR2777727B1 (fr) 1998-04-17 1998-04-17 Modem comportant un dispositif de detection de l'occupation d'une ligne telephonique

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11331430A true JPH11331430A (ja) 1999-11-30

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