JPH11327708A - 電源システム - Google Patents

電源システム

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JPH11327708A
JPH11327708A JP10131947A JP13194798A JPH11327708A JP H11327708 A JPH11327708 A JP H11327708A JP 10131947 A JP10131947 A JP 10131947A JP 13194798 A JP13194798 A JP 13194798A JP H11327708 A JPH11327708 A JP H11327708A
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JP
Japan
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voltage
power supply
voltage conversion
unit
supply system
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JP10131947A
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English (en)
Inventor
Yutaka Tanaka
豊 田中
Yosuke Furukawa
洋介 古川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 拡張ユニットの活線挿抜時において、拡張ユ
ニットへ供給する複数の異なる電源電圧の投入・切断の
順序を最適に行う電源システムを提供する。 【解決手段】 本体装置10と拡張ユニット30は、コ
ネクタ20を介して接続されている。電源部11は、3
端子レギュレータ3i(i=1,2)に電圧を供給する。電圧
変換制御部12は、電圧変換部3iへ電源投入・切断の
順序を個別に制御する信号を出力する。D/Aコンバー
タ3i5は、電圧変換制御部12が出力する制御信号を
電圧信号に変換する。スイッチ3i2は、電圧変換制御
部12の指示に従い、安定時には抵抗器3i3および3
i4で分圧される電圧に、制御時にはD/Aコンバータ
3i5から出力される電圧に切り替える。3端子レギュ
レータ3i1は、電源部11から供給される電圧を、ス
イッチ3i2からフィードバックされる制御電圧に従っ
た一定の電圧に変換して半導体回路33へ出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源システムに関
し、より特定的には、複数の異なる電源電圧を使用する
拡張ユニットを本体装置から活線挿抜するに際し、当該
拡張ユニットの機能保守に必要な順序で電源電圧を供給
する電源システムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンピュータシステム等の装置
は、本体装置と本体装置に設けられたコネクタを介して
接続された各種拡張ユニットとで構成されている。この
拡張ユニットは、動作するために必要な電源電圧の供給
を本体装置側から受けているのが通常である。
【0003】ここで、各種拡張ユニットに何らかの異常
が発生した場合には、その異常が発生した拡張ユニット
を正常な拡張ユニットと交換することで修理を行うこと
が多い。この修理に際しては、上述のように拡張ユニッ
トの電源電圧が本体装置側から供給されているため、他
の拡張ユニットへの影響を与えないように一度本体装置
の電源を落としてから拡張ユニットの交換をする必要が
ある。
【0004】しかし、近年のコンピュータシステムの大
規模化に伴って連続運転に対する高信頼性が求められて
おり、上記交換修理に際しても本体装置の電源を落とす
ことなく交換修理が可能である活線挿抜の手法が望まれ
ていた。
【0005】これに対応すべく、従来から特平開8−1
52948号公報の「回路実装ユニット」に開示された
活線挿抜の手法が存在する。以下、上記公報に開示され
ている従来の活線挿抜の手法を、図5を用いて簡単に説
明する。
【0006】図5において、拡張ユニット530は、本
体装置510よりコネクタ520を介して電源供給を受
けている。第1の素子533は、本体装置510の電源
部511から供給される電圧で動作する素子であり、第
2の素子534は、第1の素子533とは異なる電圧で
動作する素子である。電圧制御部531は、拡張ユニッ
ト530の活線挿入時に、第2の素子534による大き
な突入電流が流れて本体装置510側の電圧が降下する
のを回避するために、時定数を利用して出力する電圧の
立ち上がり時間をなだらかに制御する。電圧変換部53
2は、DC−DCコンバータであって、電圧制御部53
1が出力する電圧を第2の素子534に必要な電圧に変
換して出力する。
【0007】従来は、以上のような構成を拡張ユニット
530に備えることにより、本体装置510側の電源を
投入したままで拡張ユニット530を装着する活線挿抜
を可能としていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ここで、拡張ユニット
530の回路構成上、拡張ユニット530が必要とする
複数の電源電圧に対して、投入・切断の順序が厳密に限
定される場合がある。例えば、2.5V電圧で動作する
コアロジック部と、3.3V電圧で動作する入出力バッ
ファとが1チップ化された集積回路を考えてみる。この
集積回路において、入出力バッファの制御をコアロジッ
ク部が受け持つ場合、集積回路内の半導体素子を破壊し
ないように2.5Vの電源電圧を3.3Vの電源電圧よ
り先に投入する必要がある。
【0009】しかしながら、上記従来の活線挿抜の手法
においては、時定数を用いて出力電圧を制御しているた
め、拡張ユニット530へ供給する複数の異なる電圧の
投入・切断の順序を個別に厳密に制御することはできな
い。このため、複数の異なる電源電圧を必要とする複雑
な回路の拡張ユニット530に対しては、半導体素子の
破壊回避の観点から上記従来の活線挿抜の手法を用いる
ことができないという問題があった。
【0010】それ故、本発明の目的は、拡張ユニットの
活線挿抜時において、拡張ユニットへ供給する複数の異
なる電源電圧について、投入・切断の順序を最適に行う
電源システムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】第1の
発明は、本体装置と1または2以上の拡張ユニットとが
コネクタを介して接続されており、当該拡張ユニットの
駆動に必要な2以上の異なる電圧を、当該本体装置から
供給する電源システムであって、本体装置は、所定の電
圧を供給する電源手段と、拡張ユニットの駆動に必要な
2以上の異なる電圧が、予め定めた順序および時間で投
入/切断できるように、2以上の電圧変換手段をそれぞ
れ制御する電圧変換制御手段とを少なくとも備え、拡張
ユニットは、電源手段から所定の電圧を入力し、電圧変
換制御手段の指示に基づいて、必要な電圧に変換して出
力する2以上の電圧変換手段と、電圧変換手段が出力す
る2以上の電圧を用いて所定の機能を実現する半導体回
路とを少なくとも備え、拡張ユニットの活線挿抜を行う
にあたり、電圧変換制御手段は、半導体回路の機能保守
に必要な順序および時間に従って2以上の電圧を投入/
切断できるように、2以上の電圧変換手段をそれぞれ制
御することを特徴とする。
【0012】上記のように、第1の発明によれば、電圧
変換手段から出力する電圧の投入/切断の順序および時
間を半導体回路の条件に合わせて個別に制御する。これ
により、複数の異なる電圧を必要とする拡張ユニットに
対して、半導体素子の破壊を生じさせることなく活線挿
抜を行うことができる。
【0013】第2の発明は、第1の発明において、電圧
変換手段は、電圧変換制御手段が出力する制御信号を入
力して、当該制御信号に対応する電圧を出力するコンバ
ータと、半導体回路へ出力する電圧のラインに一方の端
子を接続する第1の抵抗器と、第1の抵抗器の他方の端
子とグランド電位との間を接続する第2の抵抗器と、第
1の抵抗器と第2の抵抗器とによって分圧される電圧、
および、コンバータから出力される電圧のいずれか一方
を選択的に切り替えるスイッチ手段と、電源手段から所
定の電圧を入力するとともに、スイッチ手段が選択した
電圧をフィードバック入力し、当該フィードバック入力
する電圧に基づいて半導体回路へ出力する電圧を制御す
るレギュレータ手段とを備えることを特徴とする。
【0014】第3の発明は、第1の発明において、電圧
変換手段は、電圧変換制御手段が出力する制御信号を入
力して、当該制御信号に対応する電圧を出力するコンバ
ータと、半導体回路へ出力する電圧のラインに一方の固
定端子を接続し、コンバータが出力する電圧を可動端子
に入力しており、コンバータが出力する電圧に基づいて
抵抗値を可変する第1の可変抵抗器と、第1の可変抵抗
器の他方の固定端子とグランド電位との間を接続する抵
抗器と、電源手段から所定の電圧を入力するとともに、
第1の可変抵抗器と抵抗器とで分圧される電圧をフィー
ドバック入力し、当該フィードバック入力する電圧に基
づいて半導体回路へ出力する電圧を制御するレギュレー
タ手段とを備えることを特徴とする。
【0015】上記のように、第2および第3の発明は、
第1の発明における電圧変換手段の典型的な構成例を特
定したものである。
【0016】第4の発明は、第2および第3の発明にお
いて、電源手段と2以上の電圧変換手段のそれぞれとの
間に、電圧投入手段をさらに備え、電圧投入手段は、電
圧変換制御手段の指示に従って、電圧変換手段へ供給す
る所定の電圧の立ち上がり時間を遅延制御することを特
徴とする。
【0017】上記のように、第4の発明によれば、第2
および第3の発明において、電圧投入手段をさらに設
け、電圧変換手段へ供給する電圧の立ち上がり時間を個
別に遅延制御する。これにより、レギュレータ手段の出
力端子から供給する電流として大電流が必要な場合であ
っても、入力端子側にいきなり高い電圧が印加されるこ
とがなくなり、所定の電圧を安定的に得ることができ
る。
【0018】第5の発明は、第4の発明において、電圧
投入手段は、一方の固定端子を電源手段が供給する所定
の電圧のラインに接続し、他方の固定端子をコイルに接
続し、可動端子に電圧変換制御手段の指示を入力してお
り、電圧変換制御手段の指示に応じて当該一方の固定端
子と当該他方の固定端子との間を、高抵抗状態から低抵
抗状態へと経時的に変化させる第2の可変抵抗器と、第
2の可変抵抗器の他方の固定端子に現れる電圧を平滑化
して電圧変換手段へ出力するコイルとを備えることを特
徴とする。
【0019】第6の発明は、第5の発明において、第2
の可変抵抗器は、Nチャンネル電界効果トランジスタで
あることを特徴とする。
【0020】第7の発明は、第4の発明において、電圧
投入手段は、電源手段が供給する所定の電圧のラインと
グランド電位との間に設けられたコンデンサであること
を特徴とする。
【0021】上記のように、第5〜第7の発明は、第4
の発明における電圧投入手段の典型的な構成例を特定し
たものである。
【0022】第8の発明は、第1〜第7の発明におい
て、電圧変換手段が出力する電圧の変動をそれぞれ監視
し、任意の電圧の変動が本体装置に影響を与えると判断
した場合、電圧変換制御手段に当該任意の電圧の切断を
指示する監視手段をさらに備える。
【0023】第9の発明は、第1〜第7の発明におい
て、半導体回路の各機能動作を定期的にチェックし、任
意の半導体回路の機能動作に異変が生じたと判断した場
合、電圧変換制御手段に当該任意の半導体回路に供給し
ている電圧の切断を指示する監視手段をさらに備える。
【0024】上記のように、第8および第9の発明によ
れば、第1〜第7の発明において、監視手段をさらに設
けて不良な拡張ユニットを監視および判断し、当該拡張
ユニットへの電圧の供給を切断する。これにより、ユー
ザの指示を待たずに、本体装置のみならず他の拡張ユニ
ットへの悪影響を早急に回避することができる。
【0025】第10の発明は、第1〜第9の発明におい
て、半導体回路が集積回路化されたものである場合、電
圧制御手段を、半導体回路とともに集積回路化すること
を特徴とする。
【0026】上記のように、第10の発明は、第1〜第
9の発明における電圧制御手段を集積回路内に構成した
ものである。従って、半導体回路の周辺部品が簡素化さ
れ、コストの低減が図れる。
【0027】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の第1の実施形態に係る電源システムの構成を示すブ
ロック図である。図1において、本第1の実施形態に係
る電源システムは、本体装置10側に、電源部11と、
電圧変換制御部12とを備え、拡張ユニット30側に、
電圧変換部31,32を備える。また、本体装置10と
拡張ユニット30とは、コネクタ20を介して接続され
ている。電圧変換部31,32は、それぞれ3端子レギ
ュレータ311,321と、スイッチ312,322
と、抵抗器313および314,323および324
と、D/Aコンバータ315,325とを備える。
【0028】本体装置10において、電源部11は、コ
ネクタ20を介して3端子レギュレータ311,321
に予め定められた電圧を供給する。電圧変換制御部12
は、ユーザから与えられる指示に基づく信号を受け、コ
ネクタ20を介して拡張ユニット30の装着時または脱
着時に、スイッチ312,322およびD/Aコンバー
タ315,325へそれぞれ異なる制御信号を出力す
る。
【0029】拡張ユニット30において、電圧変換部3
i(i=1,2、以下同じ)は、電圧変換制御部12が
出力するデジタル制御信号に従って、半導体回路33
(IC,LSIの集積回路や、ディスクリート部品で構
成された回路等)に予め定めた電圧を供給する。D/A
コンバータ3i5は、電圧変換制御部12からコネクタ
20を介して与えられるデジタル制御信号を、対応する
アナログの電圧信号に変換する。例えば、デジタル制御
信号が8ビットであれば、最大256段階のアナログ電
圧に変換する。スイッチ3i2は、抵抗器3i3および
3i4で分圧される電圧と、D/Aコンバータ3i5か
ら出力される電圧のいずれか1つを選択的に切り替え
る。3端子レギュレータ3i1は、電源部11からコネ
クタ20を介して供給される電圧を、スイッチ3i2か
らフィードバックされる制御電圧に従った一定の電圧に
変換して半導体回路33へ出力する。
【0030】以下、本第1の実施形態に係る電源システ
ムが行う制御動作を、拡張ユニット30を本体装置10
に装着する時と脱着する時とに分けて具体的に説明す
る。
【0031】まず、装着時においてユーザは、拡張ユニ
ット30を取り付ける必要がある場合、本体装置10に
対して拡張ユニット30の装着を行う指示をする。本体
装置10は、このユーザからの指示を受けて、電圧変換
制御部12に拡張ユニット30の装着を行う旨を通知す
る。そして、電圧変換制御部12は、この通知を受けて
スイッチ3i2がD/Aコンバータ3i5の出力電圧側
に切り替わる信号を出力し、かつ、D/Aコンバータ3
i5へ与えるデジタル制御信号を最低レベル(D/Aコ
ンバータ3i5が出力する電圧が0Vとなるレベル)に
設定する。上記電圧変換制御部12の設定が終わると、
ユーザは、本体装置10の電源が投入されたままで拡張
ユニット30を装着する。
【0032】拡張ユニット30が本体装置10に装着さ
れると、電圧変換制御部12は、次に、D/Aコンバー
タ3i5へ与えるデジタル制御信号のレベルを予め定め
た時間をかけて徐々に上げていく。そして、電圧変換制
御部12は、3端子レギュレータ3i1の出力電圧が半
導体回路33が必要とする電圧に達したところで、スイ
ッチ3i2を抵抗器3i3および3i4で分圧される電
圧側へ切り替える。
【0033】一方、脱着時においてユーザは、半導体回
路33の動作不良等で拡張ユニット30を取り替える必
要がある場合、本体装置10に対して拡張ユニット30
の脱着を行う指示をする。本体装置10は、このユーザ
からの指示を受けて、電圧変換制御部12に拡張ユニッ
ト30の脱着を行う旨を通知する。そして、電圧変換制
御部12は、この通知を受けてまず、D/Aコンバータ
3i5へ与えるデジタル制御信号を現状のフィードバッ
クレベル(D/Aコンバータ3i5が出力する電圧が3
端子レギュレータ3i1のフードバック端子に与えられ
ている電圧、すなわち、抵抗器3i3および3i4で分
圧されている電圧となるレベル)に設定する。その後、
電圧変換制御部12は、スイッチ3i2をD/Aコンバ
ータ3i5の出力電圧側に切り替える。
【0034】スイッチ3i2をD/Aコンバータ3i5
の出力電圧側に切り替えると、電圧変換制御部12は、
次に、D/Aコンバータ3i5へ与えるデジタル制御信
号のレベルを予め定めた時間をかけて徐々に下げてい
く。そして、電圧変換制御部12は、3端子レギュレー
タ3i1の出力電圧が拡張ユニット30の脱着に支障が
ないレベルに達すると、ユーザに対してその旨を伝え
る。ユーザは、上記旨を受けて、本体装置10の電源が
投入されたままで拡張ユニット30を脱着する。
【0035】ここで、電圧変換制御部12は、D/Aコ
ンバータ3i5へ与えるデジタル制御信号のレベルの上
昇時間・下降時間の制御を、以下のようにして行う。図
1を参照して、半導体回路33において、電圧制御部3
2の出力電圧より電圧制御部31の出力電圧を先に与え
る必要がある場合、電圧変換制御部12は、上記装着時
において、D/Aコンバータ315へ与えるデジタル制
御信号のレベルをD/Aコンバータ325へ与えるデジ
タル制御信号のレベルより早く上昇させる。このとき、
電圧変換制御部12は、D/Aコンバータ315へ与え
るデジタル制御信号のレベルを最後まで上昇させた後
で、D/Aコンバータ325へ与えるデジタル制御信号
のレベル上昇を開始するようにしてもよいし、D/Aコ
ンバータ315へ与えるデジタル制御信号のレベルとD
/Aコンバータ325へ与えるデジタル制御信号のレベ
ルの上昇を、速度を個別に変化させて同時に行ってもよ
い。
【0036】なお、上記処理行うにあたって、どの電源
電圧から投入・切断する必要があるか等の情報は、本体
装置10内のメモリ等(図示せず)に拡張ユニット30
ごとの情報を予め記憶させておけばよい。また、スイッ
チ3i2およびD/Aコンバータ3i5が駆動するため
に必要な電源電圧は、もちろん最初に与えておく必要が
ある。
【0037】以上のように、本発明の第1の実施形態に
係る電源システムは、電圧変換部3iから出力する電源
電圧の投入・切断の順序、および、立ち上がり時間・立
ち下がり時間を個別に制御する。これにより、複数の異
なる電源電圧を必要とする拡張ユニットに対して、半導
体素子の破壊を生じさせることなく活線挿抜を行うこと
ができる。
【0038】なお、上記第1の実施形態においては、電
圧変換部が2系統で構成される拡張ユニットについて記
載したが、本発明の電源システムはこれに限られず、3
系統以上の電圧変換部を有する拡張ユニットであっても
同様のシステムを構築することができる。
【0039】また、スイッチ3i2は、電圧変換制御部
12からの制御信号で電気的に切り替えを行うものとし
て記載したが、当該スイッチ3i2はこれに限られず、
例えば、機械的構造のトグルスイッチ等を用い、ユーザ
が手動で切り替えるようにしてもよい。
【0040】さらに、抵抗器3i3、3i4およびスイ
ッチ3i2からなる構成に代えて、電圧に応じて抵抗値
が変化する可変抵抗器を用いても、D/Aコンバータ3
i5が出力する制御電圧によって同様に3端子レギュレ
ータ3i1を制御することが可能である。
【0041】(第2の実施形態)ところで、上記第1の
実施形態に係る電源システムにおいて用いた3端子レギ
ュレータ3i1は、その性能特性上、次のような問題を
抱えている。それは、3端子レギュレータ3i1の出力
端子から供給する電流として大電流が必要な場合(すな
わち、半導体回路33の消費電流が多い場合)、入力端
子側に高い電圧が印加された状態では、通常と同様に電
圧の立ち上げ動作を行っても所定の電圧が得られないと
いう現象が生じることである。そこで、本発明の第2の
実施形態に係る電源システムは、上記現象が生じないよ
うにさらに対応したものである。
【0042】図2は、本発明の第2の実施形態に係る電
源システムの構成を示すブロック図である。図2におい
て、本第2の実施形態に係る電源システムは、本体装置
10側に、電源部11と、電圧変換制御部12とを備
え、拡張ユニット30側に、電源投入部41,42と、
電圧変換部31,32とを備える。また、本体装置10
と拡張ユニット30とは、コネクタ20を介して接続さ
れている。電圧投入部41,42は、それぞれNチャン
ネル電界効果トランジスタ(FET)411,421
と、コイル412,422とを備える。
【0043】図2において、本第2の実施形態に係る電
源システムは、上記第1の実施形態に係る電源システム
に、電圧投入部41,42をさらに加えた構成である。
また、本第2の実施形態に係る電源システムは、電圧投
入部41,42を加えたことにより、電圧変換制御部1
2が電圧投入部41,42に対して制御を行う点が第1
の実施形態に係る電源システムと異なる。なお、本第2
の実施形態に係る電源システムのその他の構成は、上記
第1の実施形態に係る電源システムの構成と同様であ
り、当該構成については、同一の参照番号を付してその
説明を省略する。
【0044】本体装置10において、電源部11は、コ
ネクタ20を介してNチャンネルFET411,421
のドレイン端子に予め定められた電圧を供給する。電圧
変換制御部12は、ユーザから与えられる指示に基づく
信号を受け、コネクタ20を介して拡張ユニット30の
装着時または脱着時に、スイッチ312,322、D/
Aコンバータ315,325およびNチャンネルFET
411,421のゲート端子へそれぞれ異なる制御信号
を出力する。
【0045】拡張ユニット30において、電圧投入部4
iは、電圧変換制御部12が出力する制御信号に従っ
て、間欠的に電圧変換部3iへ電圧を供給する。Nチャ
ンネルFET4i1は、電源部11からコネクタ20を
介してドレイン端子に供給される電圧を、ゲート端子に
動作信号(ON電圧信号)が入力される期間のみソース
端子に出力する(すなわち、スイッチング動作を行
う)。コイル4i2は、NチャンネルFET4i1のソ
ース端子から間欠的に出力される電圧を平滑化する。そ
して、コイル4i2で平滑化された電圧は、電圧変換部
3iにおける3端子レギュレータ3i1(図1を参照)
の入力端子へ供給される。
【0046】以下、本第2の実施形態に係る電源システ
ムが行う拡張ユニット30装着時の制御動作を、図3を
さらに参照して具体的に説明する。図3は、Nチャンネ
ルFET4i1のゲート端子に与えられる制御信号と、
コイル4i2から出力される電圧レベルとの関係を示す
図である。
【0047】装着時においてユーザは、拡張ユニット3
0を取り付ける必要がある場合、本体装置10に対して
拡張ユニット30の装着を行う指示をする。本体装置1
0は、このユーザからの指示を受けて、電圧変換制御部
12に拡張ユニット30の装着を行う旨を通知する。そ
して、電圧変換制御部12は、この通知を受けてスイッ
チ3i2がD/Aコンバータ3i5の出力電圧側に切り
替わる信号を出力し、かつ、D/Aコンバータ3i5へ
与えるデジタル制御信号を最低レベル(D/Aコンバー
タ3i5が出力する電圧が0Vとなるレベル)に設定す
る。そして、この設定と同時に電圧変換制御部12は、
NチャンネルFET4i1のゲート端子に非動作信号
(OFF電圧信号)を出力する。上記電圧変換制御部1
2の設定が終わると、ユーザは、本体装置10の電源が
投入されたままで拡張ユニット30を装着する。
【0048】拡張ユニット30が本体装置10に装着さ
れると、電圧変換制御部12は、図3(a)に示すよう
に、NチャンネルFET4i1が間欠的な動作を行うよ
うにパルス状の制御信号を出力する。ここで、電圧変換
制御部12は、時間が経過するにつれて徐々にパルス信
号の間欠期間(NチャンネルFET4i1の非動作期
間)を短くしていき、NチャンネルFET4i1が最終
的には全時間動作するようにゲート端子に出力する信号
を制御する。
【0049】このように、NチャンネルFET4i1の
動作を間欠的に制御することで、コイル4i2で平滑化
された出力電圧は、図3(b)に示すように、予め定め
た立ち上がり期間を経てドレイン端子の入力電圧まで上
昇する。その後、電圧変換部3iは、コイル4i2から
出力する電圧を入力して、上記第1の実施形態において
示した一連の処理を行う。
【0050】以上のように、本発明の第2の実施形態に
係る電源システムは、電圧投入部4iをさらに設け、電
圧変換部3iへ供給する電圧の立ち上がり時間を個別に
制御する。これにより、3端子レギュレータ3i1の出
力端子から供給する電流として大電流が必要な場合であ
っても、入力端子側にいきなり高い電圧が印加されるこ
とがなくなり、所定の電圧を安定的に得ることができ
る。
【0051】なお、上記第2の実施形態に係る電源シス
テムでは、電圧投入部4iをNチャンネルFET4i1
とコイル4i2とで構成したが、この他にコンデンサを
用いてコンデンサへの充電時間を利用することで、電圧
変換部3iへ供給する電圧の立ち上がり時間を制御する
ことも可能である。
【0052】(第3の実施形態)上記第1および第2の
実施形態に係る電源システムは、電圧変換部3iが供給
する電源電圧には何ら問題がなく、半導体回路33が有
する機能に問題が生じた場合に、ユーザの判断のもと拡
張ユニット30の装着・脱着を行うことを前提として説
明してきた。しかし、半導体回路33の不良により電圧
変換部3iが供給する電源電圧自体に不都合が生じた場
合(例えば、電圧変動により他の拡張ユニットに悪影響
を与えているような場合)には、ユーザの指示を待つこ
となく本体装置10自らが判断して不良原因である拡張
ユニット30を早急に切断する必要がある。そこで、本
発明の第3の実施形態に係る電源システムは、上記不良
が生じた場合にさらに対応したものである。
【0053】図4は、本発明の第3の実施形態に係る電
源システムの構成を示すブロック図である。図4におい
て、本第3の実施形態に係る電源システムは、本体装置
10側に、電源部11と、電圧変換制御部12と、監視
部14とを備え、拡張ユニット30側に、電源変換部3
1,32を備える。また、本体装置10と拡張ユニット
30とは、コネクタ20を介して接続されている。
【0054】図4において、本第3の実施形態に係る電
源システムは、上記第1の実施形態に係る電源システム
に、監視部14をさらに加えた構成である。なお、本第
3の実施形態に係る電源システムのその他の構成は、上
記第1の実施形態に係る電源システムの構成と同様であ
り、当該構成については、同一の参照番号を付してその
説明を省略する。
【0055】監視部14は、本体装置に接続されている
すべての拡張ユニット30の電源電圧、すなわち、電圧
変換部3iの出力電圧を監視している。そして、監視部
14は、電圧変換部3iの出力電圧に不良な変動が生じ
た場合には、この電圧変動を判断して不良原因である拡
張ユニット30への電源電圧供給を切断すべく電圧変換
制御部12へ指示する。電圧変換制御部12は、監視部
14からの指示を受けて、上記第1の実施形態において
述べた手順で不良原因である拡張ユニット30の脱着時
の処理を行う。
【0056】以上のように、本発明の第3の実施形態に
係る電源システムは、監視部14をさらに設け、電圧変
換部3iが供給する電圧の不良な変動を監視および判断
して、原因である拡張ユニットへの電源電圧の供給を切
断する。これにより、ユーザの指示を待たずに、本体装
置のみならず他の拡張ユニットへの悪影響を早急に回避
することができる。
【0057】なお、上記第3の実施形態に係る電源シス
テムでは、監視部14は、電圧変換部3iの出力電圧を
監視していると記載した。しかし、本第3の実施形態の
監視部14の監視先としては、他に半導体回路33の機
能動作を確認することも可能である。この場合、監視部
14が定期的に(現実の動作とは無関係に)半導体回路
33の機能チェック等を行うことで不良状態を判断すれ
ばよい。
【0058】また、本第3の実施形態による監視部14
を設ける構成は、上述したように第1の実施形態に係る
電源システムに構成する他、上記第2の実施形態に係る
電源システムにも同様に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電源システムの
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態に係る電源システムの
構成を示すブロック図である。
【図3】NチャンネルFET4i1のゲート端子に与え
られる制御信号と、コイル4i2から出力される電圧レ
ベルとの関係を示す図である。
【図4】本発明の第3の実施形態に係る電源システムの
構成を示すブロック図である。
【図5】従来の電源システムの構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10,510…本体装置 11,511…電源部 12…電圧変換制御部 14…監視部 20,520…コネクタ 30,530…拡張ユニット 31,32,532…電圧変換部 33…半導体回路 41,42…電圧投入部 311,321…3端子レギュレータ 312,322…スイッチ 313,314,323,324…抵抗器 315,325…D/Aコンバータ 411,421…NチャンネルFET 412,422…コイル 531…電圧制御部 533,534…素子

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体装置と1または2以上の拡張ユニッ
    トとがコネクタを介して接続されており、当該拡張ユニ
    ットの駆動に必要な2以上の異なる電圧を、当該本体装
    置から供給する電源システムであって、 前記本体装置は、 所定の電圧を供給する電源手段と、 前記拡張ユニットの駆動に必要な2以上の異なる電圧
    が、予め定めた順序および時間で投入/切断できるよう
    に、2以上の電圧変換手段をそれぞれ制御する電圧変換
    制御手段とを少なくとも備え、 前記拡張ユニットは、 前記電源手段から前記所定の電圧を入力し、前記電圧変
    換制御手段の指示に基づいて、必要な電圧に変換して出
    力する前記2以上の電圧変換手段と、 前記電圧変換手段が出力する2以上の電圧を用いて所定
    の機能を実現する半導体回路とを少なくとも備え、 前記拡張ユニットの活線挿抜を行うにあたり、前記電圧
    変換制御手段は、前記半導体回路の機能保守に必要な順
    序および時間に従って前記2以上の電圧を投入/切断で
    きるように、前記2以上の電圧変換手段をそれぞれ制御
    することを特徴とする、電源システム。
  2. 【請求項2】 前記電圧変換手段は、 前記電圧変換制御手段が出力する制御信号を入力して、
    当該制御信号に対応する電圧を出力するコンバータと、 前記半導体回路へ出力する電圧のラインに一方の端子を
    接続する第1の抵抗器と、 前記第1の抵抗器の他方の端子とグランド電位との間を
    接続する第2の抵抗器と、 前記第1の抵抗器と前記第2の抵抗器とによって分圧さ
    れる電圧、および、前記コンバータから出力される電圧
    のいずれか一方を選択的に切り替えるスイッチ手段と、 前記電源手段から前記所定の電圧を入力するとともに、
    前記スイッチ手段が選択した電圧をフィードバック入力
    し、当該フィードバック入力する電圧に基づいて前記半
    導体回路へ出力する電圧を制御するレギュレータ手段と
    を備えることを特徴とする、請求項1に記載の電源シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記電圧変換手段は、 前記電圧変換制御手段が出力する制御信号を入力して、
    当該制御信号に対応する電圧を出力するコンバータと、 前記半導体回路へ出力する電圧のラインに一方の固定端
    子を接続し、前記コンバータが出力する電圧を可動端子
    に入力しており、前記コンバータが出力する電圧に基づ
    いて抵抗値を可変する第1の可変抵抗器と、 前記第1の可変抵抗器の他方の固定端子とグランド電位
    との間を接続する抵抗器と、 前記電源手段から前記所定の電圧を入力するとともに、
    前記第1の可変抵抗器と前記抵抗器とで分圧される電圧
    をフィードバック入力し、当該フィードバック入力する
    電圧に基づいて前記半導体回路へ出力する電圧を制御す
    るレギュレータ手段とを備えることを特徴とする、請求
    項1に記載の電源システム。
  4. 【請求項4】 前記電源手段と前記2以上の電圧変換手
    段のそれぞれとの間に、電圧投入手段をさらに備え、 前記電圧投入手段は、前記電圧変換制御手段の指示に従
    って、前記電圧変換手段へ供給する前記所定の電圧の立
    ち上がり時間を遅延制御することを特徴とする、請求項
    2または3に記載の電源システム。
  5. 【請求項5】 前記電圧投入手段は、 一方の固定端子を前記電源手段が供給する前記所定の電
    圧のラインに接続し、他方の固定端子をコイルに接続
    し、可動端子に前記電圧変換制御手段の指示を入力して
    おり、前記電圧変換制御手段の指示に応じて当該一方の
    固定端子と当該他方の固定端子との間を、高抵抗状態か
    ら低抵抗状態へと経時的に変化させる第2の可変抵抗器
    と、 前記第2の可変抵抗器の他方の固定端子に現れる電圧を
    平滑化して前記電圧変換手段へ出力するコイルとを備え
    ることを特徴とする、請求項4に記載の電源システム。
  6. 【請求項6】 前記第2の可変抵抗器は、Nチャンネル
    電界効果トランジスタであることを特徴とする、請求項
    5に記載の電源システム。
  7. 【請求項7】 前記電圧投入手段は、前記電源手段が供
    給する前記所定の電圧のラインとグランド電位との間に
    設けられたコンデンサであることを特徴とする、請求項
    4に記載の電源システム。
  8. 【請求項8】 前記電圧変換手段が出力する電圧の変動
    をそれぞれ監視し、任意の電圧の変動が前記本体装置に
    影響を与えると判断した場合、前記電圧変換制御手段に
    当該任意の電圧の切断を指示する監視手段をさらに備え
    る、請求項1〜7のいずれかに記載の電源システム。
  9. 【請求項9】 前記半導体回路の各機能動作を定期的に
    チェックし、任意の半導体回路の機能動作に異変が生じ
    たと判断した場合、前記電圧変換制御手段に当該任意の
    半導体回路に供給している電圧の切断を指示する監視手
    段をさらに備える、請求項1〜7のいずれかに記載の電
    源システム。
  10. 【請求項10】 前記半導体回路が集積回路化されたも
    のである場合、 前記電圧制御手段を、前記半導体回路とともに集積回路
    化することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記
    載の電源システム。
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