JPH11327629A - データの一元管理方法 - Google Patents

データの一元管理方法

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JPH11327629A
JPH11327629A JP10125487A JP12548798A JPH11327629A JP H11327629 A JPH11327629 A JP H11327629A JP 10125487 A JP10125487 A JP 10125487A JP 12548798 A JP12548798 A JP 12548798A JP H11327629 A JPH11327629 A JP H11327629A
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JP
Japan
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server
devices
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main
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Application number
JP10125487A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Aizawa
一雅 相澤
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスタ/スレーブ構成でデータを一元管理す
るのでは、データの欠落や等価のためにネットワーク負
荷を上昇させるし、改造が難しい。専用のデータサーバ
を設ける場合にはコストアップになる。 【解決手段】 装置11〜14をイーサネットで接続し
てデータサービスをし、制御用LANで接続してコント
ローラ15、16との間の監視制御データの通信をし、
装置11、12にコントローラ別のデータを管理するメ
インI/Oサーバを配置し、この配置を他の装置に連絡
しておくことで自装置及び他の装置がコントローラ別の
データサービスを受け、装置11や12に障害が発生し
たときに優先順位から決定する他の装置に緊急時I/O
サーバ機能を持たせる調停を行い、この調停を受けた装
置が緊急時I/Oサーバにより他の正常な装置にデータ
サービスを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータシス
テムにおけるデータの一元管理方法に係り、特にプロセ
ス監視制御分野における分散型制御システムでのプロセ
スデータや設定データを一元管理する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データの一元管理方法として、監
視用マンマシンインタフェース装置でそれぞれ持つデー
タファイルを等価にする図10に示す方法がある。
【0003】コンピュータ構成になる監視用マンマシン
インタフェース装置1、2をマスタ/スレーブ構成と
し、マスタ側装置1の外部記憶装置(ディスク)3に格
納してあるデータファイルをデータ通信用ネットワーク
としてのイーサネット経由でスレーブ側装置2の外部記
憶装置4に伝送し、コピーすることで両装置1、2のデ
ータファイルの等価を行う。この等価のタイミングは、
保存データなど管理して報告するデータについては毎正
時(1時、2時、など)周期に行い、CRT等でオペレ
ータが設定したデータ(警報停止、データ設定・変更)
については即時にイーサネット経由で伝送することで等
価する。
【0004】なお、装置1、2は制御用ネットワークに
なるLANで結合され、図示省略のプロセスコントロー
ラとの間の監視制御情報の通信を可能にする。
【0005】図11は、データサーバによるデータの一
元管理方法を示す。監視用マンマシンインタフェース装
置1、2とデータサーバ5はクライアント/サーバ構成
で接続され、データサーバ5にもつ外部記憶装置6でプ
ラントデータを一元的に管理する。装置1、2は互いに
相手がどのような状態であるかを意識することなく、デ
ータサーバ5に対するデータ参照を行い、警報停止など
データファイルに対するデータ変更には即時に他方の装
置2、1に送信する。データサーバ5は、プロセス情報
を集中的に管理する位置づけとして重要な装置であるた
め、二重化を図ることもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】(1)マスタ側とスレ
ーブ側の装置でそれぞれ同じデータを持つ一元管理方法
では、マスタとスレーブの2台構成に限定される。この
ため、確率的には低いが両装置1、2の双方がダウンし
た場合には管理・保存すべきデータが欠落してしまう恐
れがある。
【0007】また、データファイルの等価時には、イー
サネット上の伝送負荷が上昇し、イーサネット上の伝送
に悪影響を及ぼすことがある。例えば、等価するデータ
ファイルのサイズにも依存するが、片方の装置が数日間
の調整など長期停止した場合、等価のためのデータ量も
大きくなり、伝送負荷が高くなる。また、イーサネット
上には報告書印字やアラーム・メッセージ印字用のプリ
ンタを接続したり、パソコンを接続することもあり、伝
送負荷の上昇が問題となる。
【0008】また、プラントの増設や改造時には、装置
1、2の双方に拡張並びに改造が必要になり、管理点数
の多いデータファイルでは大容量の2台の外部記憶装置
が必要になる。
【0009】(2)データサーバによる一元管理方法で
は、専用のデータサーバを増設することになり、システ
ムのコストアップになるし、スペースファクタや電源容
量などの設備面でマイナス要因になる。
【0010】また、サーバマシンは、接続される全クラ
イアントにデータサービスを行うため、多数台のクライ
アントを持つシステムでは高性能なものが必要になる。
【0011】また、プラントに適用される場合、データ
の確実な管理・保存のためにサーバマシンを二重化する
と、運用時のコストアップになるし、イニシャルコスト
も高くなる。
【0012】本発明の目的は、データの変更等も含めて
システムを運用しながらデータの一元管理を確実、容易
にし、またコストパフォーマンスも高めた方法を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、分散型制御シ
ステムにおいて、複数台の装置にコントローラ別のデー
タサービスを行うメインI/Oサーバを分散配置し、各
装置はI/Oサーバからコントローラ別のデータサービ
スを受けることができるようにし、メインI/Oサーバ
を持つ装置に障害が発生したときに他の装置に緊急時I
/Oサーバ機能を持たせる調停によりデータサービスを
肩代わりさせるというI/Oサーバの動的な分散配置を
し、さらに各装置のデータサービスにグルーピングを行
うようにしたもので、以下の方法を特徴とする。
【0014】コンピュータ構成の複数台の装置をデータ
通信用ネットワークで接続して各装置間のデータ通信を
可能にし、前記各装置を制御用ネットワークで接続して
複数台のプロセスコントローラとの間の監視制御データ
の通信を可能にした分散型制御システムにおいて、前記
各装置のうちの複数の装置に前記コントローラ別のデー
タを管理するメインI/Oサーバを配置し、この配置を
他の装置に連絡しておくことで自装置及び他の装置がコ
ントローラ別のデータサービスを受け、前記メインI/
Oサーバを持つ装置に障害が発生したときに優先順位か
ら決定する他の装置に緊急時I/Oサーバ機能を持たせ
る調停を行い、この調停を受けた装置が緊急時I/Oサ
ーバにより他の正常な装置にデータサービスを行い、障
害発生した装置が復帰したときに緊急時I/Oサーバの
データを併合してメインI/Oサーバを復帰させること
を特徴とする。
【0015】また、前記メインI/Oサーバを持つ装置
及びデータサービスを受ける装置をグルーピングしてお
き、グループ内の装置間でI/Oサーバの再配置を行う
ことを特徴とする。
【0016】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態を示す
装置構成図である。4台の監視用マンマシンインタフェ
ース装置11〜14は、互いのデータ通信のためにイー
サネットで接続され、プロセス監視用データ通信のため
に制御用LANを介してA,Bコントローラ15、16
に接続され、これらコントローラ15、16がプラント
プロセス17との間でプロセスデータの入出力を行う。
【0017】このような分散型制御システムを構築する
において、装置11〜14は、コントローラ15、16
からの情報を監視制御するようシステム構築時に初期設
定される。また、装置11、12には外部記憶装置1
8、19を大容量データ格納手段としてコントローラ1
5、16用メインI/Oサーバ機能を設け、Aコントロ
ーラ15はノード1になる装置11に監視情報を伝送
し、Bコントローラ16はノード2になる装置12に監
視情報を伝送する。すなわち、装置11、12がメイン
I/Oサーバを有してコントローラ15、16のデータ
を管理することをシステム構築時に初期設定しておく。
【0018】ノード3と4になる装置13と14は、装
置11と12がコントローラ15、16を管理し、その
ために装置11と12にメインI/Oサーバが存在する
という情報をシステム構築時に初期設定しておく。これ
により、装置13と14は、装置11と12のI/Oサ
ーバ機能に対してイーサネット経由でデータを参照可能
にする。
【0019】また、装置11と12は、それぞれが監視
するコントローラ及びI/Oサーバが所在するという情
報をシステム構築時に初期設定しておく。これら情報設
定により、装置11は装置12よりBコントローラ16
用のデータを参照可能にし、逆に装置12は装置11よ
りAコントローラ15用のデータを参照可能にする。
【0020】以上の分散型システム構成におけるプロセ
スデータや設定データの一元管理をシステムの正常時の
データサービスと障害発生時の対応等に分けて以下に詳
細に説明する。
【0021】(1)システムの正常時 図2は、システムの正常時の装置11〜14間の論理的
なデータサービスを示す。システム構築時の初期設定に
より、装置11にはAコントローラ15用のメインI/
Oサーバ機能があり、このI/Oサーバ機能により「コ
ントローラ15への設定データ」や「コントローラ15
から受信したプロセスデータを管理・報告用に保存した
データ」を管理する。
【0022】これらデータを管理しているという情報
は、装置11から他の装置12〜14に定期的やシステ
ムの構築時、I/Oサーバの切り替へ時にブロードキャ
ストで報告される。また、装置11のメインI/Oサー
バ機能はそのデータを自装置内の各CRT(表示装置)
機能群に転送するデータサービスを行い、他の装置12
〜14の各CRT機能群にはイーサネット経由でデータ
サービスを行う。
【0023】同様に、装置12にはBコントローラ16
用のメインI/Oサーバ機能があり、このI/Oサーバ
機能によりコントローラ16に係わるデータを管理し、
このことを他の装置11、13、14にブロードキャス
トで報告し、そのデータを自装置内及び他の装置11、
13、14の各CRT機能群にデータサービスを行う。
【0024】以上のデータサービス機能により、各装置
11〜14は、Aコントローラ15とBコントローラ1
6を監視することができる。また、データは1箇所に配
置して管理されているため、設定したデータや変更した
データも一元管理ができる。したがって、分散した各装
置11〜14間において設定情報の等価通知など接続依
存度は低くなる。
【0025】(2)障害発生時 図3は、障害発生時の装置11〜14間のデータサービ
スの態様を示す。この障害発生は、メインI/Oサーバ
でデータサービスしている装置に障害が発生した場合の
ほか、点検時などで装置が停止したときも同じである。
図示では装置12に障害が発生した場合を示し、他の装
置11、13、14は装置12が管理するBコントロー
ラ16用のI/Oサーバからデータサービスを受けるこ
とができない状態になる。
【0026】(3)障害発生時の対応(調停) 前記の図3に示す障害発生状態に対して、正常な装置1
1、13、14は緊急時の肩代わりとして「Bコントロ
ーラ用のI/Oサーバ」を調停によって動的に生成す
る。
【0027】この調停の目的は、正常な装置11、1
3、14間で緊急時のI/Oサーバをどの装置が肩代わ
りするかを決定することにある。この調停処理は、正常
な装置11、13、14のうち、現在「肩代わりしてい
ない」及び「I/Oサーバが生成されていない」装置で
あって肩代わりの優先度が高い装置を抽出する。
【0028】なお、正常な装置のすべてにI/Oサーバ
が既にある場合にはその中の優先度の高い装置を肩代わ
りする装置として決定する。
【0029】優先度はシステム構築時の初期設定として
おく。図4の例ではBコントローラ用I/Oサーバの肩
代わりの優先度が高い順は、装置13→装置14→装置
11の順としておく。また、Aコントローラ用I/Oサ
ーバの肩代わりの優先度が高い順は、装置13→装置1
4→装置12の順としておく。
【0030】また、調停には、肩代わり優先度が最も高
い場合でも「現在肩代わり中である」装置はスキップさ
れ、次に優先度の高い装置に移る。
【0031】例えば、装置12の障害発生時に装置13
がBコントローラ用のI/Oサーバを肩代わりし、この
状態で装置11にも障害が発生したとき、装置13にA
コントローラ用I/Oサーバの肩代わりをさせようとす
るが、装置13はすでにBコントローラ用I/Oサーバ
の肩代わりをしているためスキップされ、装置14がA
コントローラ用I/Oサーバの肩代わりをする。
【0032】このように、障害発生時に正常な装置によ
るI/Oサーバの肩代わりを決定する調停により、負荷
を分散させることができる。
【0033】(4)障害発生時の肩代わり 図5は、前記の調停結果として、装置13がBコントロ
ーラ用I/Oサーバの肩代わりをした状態を示す。
【0034】この肩代わりにより、装置13にはBコン
トローラ用緊急時I/Oサーバが動的に生成され、装置
12が正常復帰するまでは装置13が装置11及び14
にデータサービスを行う。
【0035】ここで、装置12が障害発生状態で、装置
13にも障害が発生したとき(多重障害の発生)、装置
11と14間での調停により、装置14にBコントロー
ラ用緊急時I/Oサーバが動的に生成されその肩代わり
をする。
【0036】また、装置14までもが障害発生したと
き、装置11のみが正常な装置として残るため、Bコン
トローラ用緊急時I/Oサーバが装置11に動的に生成
され、肩代わりをする。これにより、最悪の障害発生に
も対応できることになる。
【0037】なお、I/Oサーバを肩代わりした遷移順
は保存しておき、各装置の復帰時に順不同で装置12へ
併合(merge)し、元通りの正常状態に移行できる
ようにする。この態様は図6に示し、装置12の復帰時
に、装置11に生成されていた緊急時I/Oサーバの管
理データを装置12に併合(マージ)し、さらに装置1
4及び13からの欠落分データを装置12に併合(マー
ジ)する。各装置11、13、14に生成された緊急時
I/Oサーバは、マージ後に削除される。
【0038】(5)監視のグルーピング(設備分散) 前記のI/Oサーバの肩代わりは、各装置11〜14が
全て同様に設備を監視するものであるが、設備毎やコン
トローラ毎のデータ一元管理を各装置に割り付ける設備
分散・負荷分散、すなわち監視のグルーピングをシステ
ム構築時に設定しておくこともできる。
【0039】このグルーピングによる管理は、図7に示
すようになり、装置11はAコントローラ15のみを監
視し、装置12はBコントローラ16とAコントローラ
15の両方を監視し、装置13と14は装置12とグル
ーピングされ、Bコントローラ16のみを監視するもの
とする。
【0040】このような監視のグルーピングは、I/O
サーバの接続数を減らすことができ、負荷を軽減できる
効果がある。
【0041】なお、監視のグルーピングにおいても、メ
インI/Oサーバを別の装置に移行させることができ
る。この例を図8に示し、装置12の負荷を軽減するた
め、そのメインI/Oサーバを装置13のメインI/O
サーバとして移行させた場合である。
【0042】このようなサーバの移行は、I/Oサーバ
の再配置になり、装置の保守やシステムの増改築に威力
を発揮できる。
【0043】(6)分散データ管理メカニズム 前記までの装置構成と正常時及び障害発生時の処理にな
るデータ管理は、図9に機能構成で示すような動的な分
散データ管理となる。同図において、各装置11〜14
は、コントローラA,B,…とは監視制御情報の入出力
を行うコントローラ伝送機能と、メイン及び緊急時用の
I/Oサーバ機能と、各CRT機能に対するデータサー
ビス機能とを備えて動的な分散データ管理を行う。
【0044】この動的な分散データ管理は、データの集
まりであるI/Oサーバはどこか1箇所に配置され、そ
のときのデータサービス元の装置を他の装置に連絡(ブ
ロードキャスト)しておき、装置に障害が発生したとき
には他の装置が緊急時I/Oサーバ機能により肩代わり
したデータサービスを行い、肩代わり時のI/Oサーバ
の遷移順も保存しておいて装置の復帰時にデータ欠落を
起こすことなくメインI/Oサーバによるデータサービ
スに復帰させる。
【0045】また、データ管理する装置のグルーピング
により、I/Oサーバの肩代わりにもデータサービス元
の装置を関連付けておく動的な分散管理を行う。
【0046】また、肩代わりのための緊急時I/Oサー
バは、正常時の状態に復帰させる場合には、メインI/
Oサーバへのデータ併合(マージ)により削除し、デー
タの一元性・一意性を確保する。
【0047】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、複数台
の装置にコントローラ別のデータサービスを行うメイン
I/Oサーバを分散配置して自装置及び他の装置にはコ
ントローラ別のデータサービスをし、メインI/Oサー
バを持つ装置に障害が発生したときに他の装置にデータ
サービスを肩代わりさせ、さらに各装置のデータサービ
スにグルーピングを行うようにしたため、以下の効果が
ある。
【0048】(1)動的に分散配置するI/Oサーバに
よりデータの一元管理ができる。
【0049】この性能発揮にはデータサービスする装置
の制約はあるが、どの装置にI/Oサーバが配置される
も、データ欠落を起こすことはない。また、従来のマス
タ/スレーブ構成におけるデータの等価を不要にすると
共にデータ等価のためのネットワークの負荷上昇を起こ
すことはない。また、専用で高性能のI/Oサーバを配
置することが不要になる。
【0050】(2)システムの増設・改造をオンライン
中に実施できる。
【0051】I/Oサーバを管理している装置をブロー
ドキャストで他の装置に通知するため、オンライン中で
もデータサービスを受ける装置の増設や改造ができる。
また、装置の改造等で停止する場合にも他の装置が動的
に緊急時I/Oサーバを生成してデータサービスを肩代
わりすることで即座に状態遷移を把握でき、他の装置は
オンライン運用の継続が可能となる。
【0052】(3)データサーバとしての有効活用 I/Oサーバが装置に動的に分散配置されるため、シス
テムの大規模化や装置の外部記憶装置の有効活用が可能
となり、ライトサイジングに即したシステム構築が容易
になる。
【0053】(4)システムの高可用性・データの高可
用性 動的な分散データ管理により、連続運用中のシステムに
障害が発生した場合でもデータの欠落を無くして一元的
に管理でき、オンライン中でも保守や増改築が可能とな
る。
【0054】(5)システムの拡張性・データの拡張性 I/Oサーバの分散配置により、ネットワークの負荷抑
制や記憶装置などの資源の有効活用ができ、それほど高
性能な装置を要することなく、システムの拡張や性能向
上を容易に図ることができる。
【0055】(6)汎用品の有効活用 FA用でない低価格の装置でも連続運用及び拡張性が実
現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す分散データ管理方式の
構成図。
【図2】実施形態における論理的なデータサービス(正
常時)。
【図3】実施形態におけるデータサービス(障害発生
時)。
【図4】実施形態におけるデータサービス障害時の対応
(調停)。
【図5】時の形態における緊急時のI/Oサーバの肩代
わり。
【図6】実施形態におけるメインI/Oサーバへのデー
タマージ。
【図7】実施形態における監視のグルーピング(設備分
散)。
【図8】実施形態におけるI/Oサーバの再配置。
【図9】実施形態における動的な分散データ管理メカニ
ズム。
【図10】従来の監視用マンマシンインタフェース装置
のマスタ/スレーブ構成。
【図11】従来の監視用マンマシンインタフェース装置
とデータサーバの機能分散型制御システム構成。
【符号の説明】
11〜14…監視用マンマシンインタフェース装置 15、16…コントローラ 17…プラントプロセス 18、19…外部記憶装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ構成の複数台の装置をデー
    タ通信用ネットワークで接続して各装置間のデータ通信
    を可能にし、前記各装置を制御用ネットワークで接続し
    て複数台のプロセスコントローラとの間の監視制御デー
    タの通信を可能にした分散型制御システムにおいて、 前記各装置のうちの複数の装置に前記コントローラ別の
    データを管理するメインI/Oサーバを配置し、この配
    置を他の装置に連絡しておくことで自装置及び他の装置
    がコントローラ別のデータサービスを受け、 前記メインI/Oサーバを持つ装置に障害が発生したと
    きに優先順位から決定する他の装置に緊急時I/Oサー
    バ機能を持たせる調停を行い、この調停を受けた装置が
    緊急時I/Oサーバにより他の正常な装置にデータサー
    ビスを行い、 障害発生した装置が復帰したときに緊急時I/Oサーバ
    のデータを併合してメインI/Oサーバを復帰させるこ
    とを特徴とするデータの一元管理方法。
  2. 【請求項2】 前記メインI/Oサーバを持つ装置及び
    データサービスを受ける装置をグルーピングしておき、
    グループ内の装置間でI/Oサーバの再配置を行うこと
    を特徴とする請求項1記載のデータの一元管理方法。
JP10125487A 1998-05-08 1998-05-08 データの一元管理方法 Pending JPH11327629A (ja)

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