JPH11314019A - 除害装置 - Google Patents

除害装置

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JPH11314019A
JPH11314019A JP10124521A JP12452198A JPH11314019A JP H11314019 A JPH11314019 A JP H11314019A JP 10124521 A JP10124521 A JP 10124521A JP 12452198 A JP12452198 A JP 12452198A JP H11314019 A JPH11314019 A JP H11314019A
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JP
Japan
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gas
harmful component
harmful
adsorbent
odor sensor
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Application number
JP10124521A
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English (en)
Inventor
Gen Matsuno
玄 松野
Daisuke Yamazaki
大輔 山崎
Akira Ote
明 大手
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸着剤の吸着能力を判断して交換時期等をオ
ンラインで処理することが可能な除害装置を実現する。 【解決手段】 排気ガス中の有害成分を除去する除害装
置において、有害成分を吸着する吸着剤が充填された吸
着手段と、この吸着手段からの出力ガスの有害成分を検
出する匂いセンサと、表示器と、匂いセンサの出力に基
づき有害成分の濃度を求めて閾値を超えた場合に表示器
に警報を表示させる処理回路とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気ガス中の有機
溶剤等の有害成分を除去する除害装置に関し、特に前記
有害成分を吸着する吸着剤の交換時期や装置の異常を検
出することが可能な除害装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の除害装置は局所排気装置等の排気
ガスを通過させ、通過の過程でこの排気ガス中の有機溶
剤等の有害成分を吸着剤に吸着させて除去する装置であ
る。
【0003】図3はこのような従来の除害装置の一例を
示す構成ブロック図である。図3において1はガス吸気
口、2は有害成分を吸着する吸着手段、3はガス排気口
である。
【0004】吸着手段2には吸着剤である活性炭が充填
され、吸着手段2の一端にはガス吸気口1が、他端には
ガス排気口3がそれぞれ設けられる。ガス吸気口1には
局所排気装置等(図示せず。)とダクト等により接続さ
れ、ガス排気口3はダクト等により排出口に接続され
る。
【0005】ここで、図3に示す従来例の動作を説明す
る。局所排気装置(図示せず。)により吸引された有害
成分を含む排気ガスはガス吸気口1から吸着手段2に導
入される。吸着手段2に導入された排気ガスは活性炭で
排気ガスに含まれる有機溶剤等の有害成分が吸着されて
ガス排気口3から排出口を介して大気に排出される。
【0006】この結果、吸着剤が充填された吸着手段に
排気ガスを通過させることにより、排気ガスに含まれる
有害成分が吸着剤に吸着されて除去されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図3に示す従
来例では吸着剤である活性炭の吸着能力は有限であるた
め、一定量の有害成分を吸着すると新たに有害成分を吸
着できなくなるので活性炭の交換が必要になる。但し、
活性炭の吸着能力の限界は有害成分の種類や濃度により
大きく異なり、また、色等の外観からはその吸着能力が
判断できないと言った問題点があった。
【0008】このため、一定期間毎に高価な活性炭を定
期交換したり、排気ガスをサンプリングして排出される
有害成分の濃度分析を行うことにより活性炭の吸着能力
を判断していた。
【0009】前者の場合には吸着能力が十分残っている
活性炭であっても一定周期で交換されるのでコスト的な
無駄が発生する。また、後者の場合は的確に活性炭の吸
着能力を判断できるものの作業が煩雑で分析費用がかか
り、オンライン処理ができないと言った課題があった。
従って本発明が解決しようとする課題は、吸着剤の吸着
能力を判断して交換時期等をオンラインで処理すること
が可能な除害装置を実現することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような課題を達成す
るために、本発明のうち請求項1記載の発明は、排気ガ
ス中の有害成分を除去する除害装置において、前記有害
成分を吸着する吸着剤が充填された吸着手段と、この吸
着手段からの出力ガスの前記有害成分を検出する匂いセ
ンサと、表示器と、前記匂いセンサの出力に基づき前記
有害成分の濃度を求めて閾値を超えた場合に前記表示器
に警報を表示させる処理回路とを備えたことにより、オ
ンラインで吸着剤の交換時期が的確に分かるのでコスト
的な無駄を防止できる。
【0011】請求項2記載の発明は、排気ガス中の有害
成分を除去する除害装置において、前記有害成分を吸着
する吸着剤が充填された吸着手段と、この吸着手段の吸
気口に設けられた遮断手段と、前記吸着手段からの出力
ガスの前記有害成分を検出する匂いセンサと、前記匂い
センサの出力に基づき前記有害成分の濃度を求める処理
回路と、表示装置と、前記処理回路の出力が閾値を超え
た場合に前記表示装置に警報を表示させると共に前記遮
断手段を制御して前記排気ガスの前記吸着手段への流入
を遮断する制御装置とを備えたことにより、オンライン
で装置を停止することが可能になり有害成分の大気への
拡散を防止することが可能になる。
【0012】請求項3記載の発明は、排気ガス中の有害
成分を除去する除害装置において、前記有害成分を吸着
する吸着剤が充填された吸着手段と、この吸着手段の排
気口に設けられた排気ファンと、前記吸着手段からの出
力ガスの前記有害成分を検出する匂いセンサと、前記匂
いセンサの出力に基づき前記有害成分の濃度を求める処
理回路と、表示装置と、前記処理回路の出力が閾値を超
えた場合に前記表示装置に警報を表示させると共に前記
排気ファンを制御して排気動作を停止させる制御装置と
を備えたことにより、オンラインで装置を停止すること
が可能になり有害成分の大気への拡散を防止することが
可能になる。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の発明である除害装置において、前記匂いセン
サが、前記吸着手段の途中から前記排気ガスをサンプリ
ングして前記有害成分を検出することにより、途中部分
の吸着剤の吸着能力の低下が判断できるので吸着手段の
出力ガスの有害成分濃度が上昇する前に警報等をするこ
とが可能になる。
【0014】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の発明である除害装置において、前記吸着手段
への入力ガスの前記有害成分を検出する第2の匂いセン
サを備え、前記処理回路若しくは前記制御装置が前記吸
着手段への入力ガスの有害成分濃度と前記吸着手段の出
力ガスの有害成分濃度とを比較して前記吸着手段の吸着
能力を測定することにより、吸着手段の吸着能力を正確
に測定することが可能になる。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5記載の発明である除害装置において、前記匂いセン
サが、水晶振動子の片面、若しくは、両面に匂い吸着膜
を塗布すると共に水晶振動子を発振させて前記有害成分
が前記匂い吸着膜に吸着したことによる発振周波数の変
化に基づき吸着した前記有害成分を検出することによ
り、有害成分の連続検出が可能になる。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明である除害装置において、前記匂い吸着膜が、ポリ塩
化ビニルを含む膜であることにより、特定の成分ではな
くほとんど全ての有機物に感度があるので多成分の有機
物質を含むシンナー等の溶剤にも適用が可能になる。
【0017】請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求
項3記載の発明である除害装置において、前記吸着剤が
活性炭であることにより、吸着剤の交換時期が的確に分
かるのでコスト的な無駄を防止できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下本発明を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明に係る除害装置の一実施例を示
す構成ブロック図である。図1において4はガス吸気
口、5は吸着手段、6はガス排気口、7は排気ファン、
8は水晶振動子式等の匂いセンサ、9は処理回路、10
は表示器である。
【0019】ガス吸気口4にはドラフトチャンバー(図
示せず。)とダクト等により接続され、ガス吸気口4は
吸着剤である活性炭が充填された吸着手段5の一端に接
続される。また、吸着手段5の他端にはガス排気口6が
接続され、ガス排気口6には排気ファン7が接続され
る。
【0020】また、ガス排気口6内には匂いセンサ8が
配置され、匂いセンサ8の出力は処理回路9に接続さ
れ、処理回路9からの出力は表示器10に接続される。
【0021】ここで、図1に示す実施例の動作を説明す
る。ドラフトチャンバー(図示せず。)内で発生した有
機溶剤等の有害成分を含むガスは排気ファン7により生
じる負圧によりダクト等及びガス吸気口4を通って吸着
手段5内に導かれる。
【0022】吸着手段5に導入された排気ガスは吸着剤
である活性炭で排気ガスに含まれる有機溶剤等の有害成
分が吸着されてガス排気口6及び排気ファン7を介して
大気に排出される。
【0023】この時、匂いセンサ8はガス排気口6内の
有害成分を検出して処理回路9に出力する。処理回路9
は入力された信号から有害成分濃度を求めて表示器10
に表示させると共に測定された有害成分濃度が予め設定
された有害成分濃度の閾値を超えた場合は警報を併せて
表示させる。
【0024】すなわち、吸着手段5に充填された吸着剤
である活性炭の吸着能力が十分な場合にはガス排気口6
における有害成分濃度は低く閾値を超えないが、活性炭
の吸着能力が低下してガス排気口6における有害成分濃
度が上昇すると閾値を超えて警報が表示されることにな
る。
【0025】操作者は表示器10に警報が表示された時
点で吸着剤である活性炭の交換作業を行うことにより、
活性炭の吸着能力の低下を判断することができるので従
来のように吸着能力が十分残っている活性炭であっても
一定周期で交換する必要がなくなるのでコスト的な無駄
を防止できる。
【0026】この結果、匂いセンサ8で吸着手段6から
の排気ガス中の有害成分を検出して吸着剤である活性炭
の吸着能力を判断することにより、オンラインで吸着剤
の交換時期が的確に分かるのでコスト的な無駄を防止で
きる。
【0027】また、図2は本発明に係る除害装置の他の
実施例を示す構成ブロック図であり、吸着剤の吸着能力
を判断してオンラインで装置を停止させることが可能な
除害装置である。図2において4,5,6及び8は図1
と同一符号を付してあり、7aは排気ファン、9aは処
理回路、11は上位コンピュータ等の制御装置、12は
表示装置、13は遮断手段である。
【0028】ガス吸気口4にはドラフトチャンバー(図
示せず。)とダクト等により接続され、ガス吸気口4は
吸着剤である活性炭が充填された吸着手段5の一端に接
続される。また、吸着手段5の他端にはガス排気口6が
接続され、ガス排気口6には排気ファン7aが接続され
る。
【0029】また、ガス排気口6内には匂いセンサ8が
配置され、匂いセンサ8の出力は処理回路9aに接続さ
れ、処理回路9aからの出力は制御装置11に接続され
る。また、制御装置11からの制御信号は表示装置12
及びガス吸気口4に設けられた遮断手段13の制御入力
端子及び排気ファン7aの制御入力端子にそれぞれ接続
される。
【0030】ここで、図2に示す実施例の動作を説明す
る。但し、図1に示す実施例と同様の動作に関しては説
明を省略する。匂いセンサ8はガス排気口6内の有害成
分を検出して処理回路9aに出力される。処理回路9a
は入力された信号から有害成分濃度を求めて上位コンピ
ュータ等である制御装置11に出力する。
【0031】制御装置11は測定された有害成分濃度情
報を表示装置12上に表示すると共に予め設定された有
害成分濃度の閾値と測定された有害成分濃度とを比較し
て閾値を超えた場合は表示装置12に警報を併せて表示
させる。
【0032】さらに、制御装置11は閾値を超えた場合
には排気ファン7aを制御して排気動作を停止させた
り、制御装置11は遮断手段13を制御してドラフトチ
ャンバー(図示せず。)から吸着手段5へ導入される有
害成分を含むガスの流入を遮断する。そして、操作者は
表示装置12に警報が表示された時点で吸着剤の交換時
期と判断して交換作業を行う。
【0033】すなわち、吸着手段5に充填された吸着剤
である活性炭の吸着能力が低下し、若しくは、除害装置
の異常によりガス排気口6における有害成分濃度が上昇
した場合には警報表示をすると共に排気ファン7aの排
気動作を停止させたり、吸着手段5への有害成分を含む
ガスの流入を遮断することにより、有害成分の大気への
拡散を防止することが可能になる。
【0034】この結果、匂いセンサ8で検出した吸着手
段5からの排気ガス中の有害成分に基づき制御装置11
が除害装置の動作を停止させることにより、オンライン
で装置を停止することが可能になり有害成分の大気への
拡散を防止することが可能になる。
【0035】また、上位コンピュータである制御装置1
1が除害装置とは物理的に離れた場所に設置されている
場合であっても吸着剤の吸着能力や除害装置の異常を把
握することができ、除害装置が複数数台ある場合には集
中管理が可能になる。
【0036】なお、吸着手段5に充填された吸着剤の吸
着能力の判断には吸着手段5の出力ガスにおける有害成
分を匂いセンサ8で検出しているが、吸着手段5の途中
からガスをサンプリングして匂いセンサ8で検出する構
成にすれば、途中部分の吸着剤の吸着能力の低下が判断
できるので吸着手段5の出力ガスの有害成分濃度が上昇
する前に警報等をすることが可能になる。
【0037】例えば、図2中"SP01"示す位置からガ
スをサンプリングして匂いセンサ8で有害成分を検出し
て、その有害成分濃度が閾値を超えていれば図2中"S
P01"より左側の部分の吸着剤の吸着能力は低下して
いることになるので、この時点で吸着剤を交換すれば有
害成分濃度の高い排気ガスの大気への排出を防止でき
る。
【0038】また、第2の匂いセンサを追加して吸着手
段5へ導かれる有害成分を含むガスの有害成分を検出
し、吸着手段5の出力ガスの有害成分濃度と比較するこ
とにより、吸着手段5の吸着能力をより正確に測定する
ことが可能になる。例えば、ガス吸気口4内に配置して
吸着手段5へ導かれる有害成分を含むガスの有害成分を
検出すれば良い。このことにより、吸着手段5でどれだ
けの有害成分が除去されているかが正確に分かることに
なる。
【0039】また、匂いセンサ8としては水晶振動子の
片面、若しくは、両面に匂い吸着膜を塗布すると共に水
晶振動子を発振させ、有害成分が匂い吸着膜に吸着した
ことによる発振周波数の変化に基づき吸着した有害成分
を検出する水晶振動子式匂いセンサを用いることによ
り、有害成分の連続検出が可能になり、オンライン処理
に適している。
【0040】また、前記匂い吸着膜としてはポリ塩化ビ
ニルを含む膜を使用したものを用いることにより、特定
の成分ではなくほとんど全ての有機物に感度があるので
多成分の有機物質を含むシンナー等の溶剤にも適用が可
能になる。また、耐久性に優れ湿度の影響が少ない。
【0041】また、吸着剤としては活性炭を例示したが
モレキュラーシーブやゼオライト等であっても構わな
い。
【0042】また、排気ファン7及び7aに関してはガ
ス吸気口4の前段にファン等の加圧手段がありその圧力
により排気ガスを吸着手段5に流入させる場合や自然流
入により排気ガスが吸着手段5に流入する場合には不要
となる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明によれば次のような効果がある。請求項1及び8
の発明によれば、匂いセンサで吸着手段からの排気ガス
中の有害成分を検出して吸着剤の吸着能力を判断するこ
とにより、オンラインで吸着剤の交換時期が的確に分か
るのでコスト的な無駄を防止できる。
【0044】また、請求項2及び3の発明によれば、匂
いセンサで検出した吸着手段からの排気ガス中の有害成
分に基づき制御装置が除害装置の動作を停止させること
により、オンラインで装置を停止することが可能になり
有害成分の大気への拡散を防止することが可能になる。
【0045】また、請求項4の発明によれば、吸着手段
の途中からガスをサンプリングして匂いセンサで有害成
分を検出する構成にすることにより、途中部分の吸着剤
の吸着能力の低下が判断できるので吸着手段の出力ガス
の有害成分濃度が上昇する前に警報等をすることが可能
になる。
【0046】また、請求項5の発明によれば、匂いセン
サをもう一つ追加して吸着手段へ導かれる有害成分を含
むガスの有害成分を検出し、吸着手段の出力ガスの有害
成分濃度と比較することにより、吸着手段の吸着能力を
正確に測定することが可能になる。
【0047】また、請求項6の発明によれば、匂いセン
サとしては水晶振動子の片面、若しくは、両面に匂い吸
着膜を塗布すると共に水晶振動子を発振させ有害成分が
匂い吸着膜に吸着したことによる発振周波数の変化に基
づき吸着した有害成分を検出する水晶振動子式匂いセン
サを用いることにより、有害成分の連続検出が可能にな
る。
【0048】また、請求項7の発明によれば、匂い吸着
膜としてはポリ塩化ビニルを含む膜を使用したものを用
いることにより、特定の成分ではなくほとんど全ての有
機物に感度があるので多成分の有機物質を含むシンナー
等の溶剤にも適用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除害装置の一実施例を示す構成ブ
ロック図である。
【図2】本発明に係る除害装置の他の実施例を示す構成
ブロック図である。
【図3】このような従来の除害装置の一例を示す構成ブ
ロック図である。
【符号の説明】
1,4 ガス吸気口 2,5 吸着手段 3,6 ガス排気口 7,7a 排気ファン 8 匂いセンサ 9,9a 処理回路 10 表示器 11 制御装置 12 表示装置 13 遮断手段

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気ガス中の有害成分を除去する除害装置
    において、 前記有害成分を吸着する吸着剤が充填された吸着手段
    と、 この吸着手段からの出力ガスの前記有害成分を検出する
    匂いセンサと、 表示器と、 前記匂いセンサの出力に基づき前記有害成分の濃度を求
    めて閾値を超えた場合に前記表示器に警報を表示させる
    処理回路とを備えたことを特徴とする除害装置。
  2. 【請求項2】排気ガス中の有害成分を除去する除害装置
    において、 前記有害成分を吸着する吸着剤が充填された吸着手段
    と、 この吸着手段の吸気口に設けられた遮断手段と、 前記吸着手段からの出力ガスの前記有害成分を検出する
    匂いセンサと、 前記匂いセンサの出力に基づき前記有害成分の濃度を求
    める処理回路と、 表示装置と、 前記処理回路の出力が閾値を超えた場合に前記表示装置
    に警報を表示させると共に前記遮断手段を制御して前記
    排気ガスの前記吸着手段への流入を遮断する制御装置と
    を備えたことを特徴とする除害装置。
  3. 【請求項3】排気ガス中の有害成分を除去する除害装置
    において、 前記有害成分を吸着する吸着剤が充填された吸着手段
    と、 この吸着手段の排気口に設けられた排気ファンと、 前記吸着手段からの出力ガスの前記有害成分を検出する
    匂いセンサと、 前記匂いセンサの出力に基づき前記有害成分の濃度を求
    める処理回路と、 表示装置と、 前記処理回路の出力が閾値を超えた場合に前記表示装置
    に警報を表示させると共に前記排気ファンを制御して排
    気動作を停止させる制御装置とを備えたことを特徴とす
    る除害装置。
  4. 【請求項4】前記匂いセンサが、 前記吸着手段の途中から前記排気ガスをサンプリングし
    て前記有害成分を検出することを特徴とする請求項1乃
    至請求項3記載の除害装置。
  5. 【請求項5】前記吸着手段への入力ガスの前記有害成分
    を検出する第2の匂いセンサを備え、前記処理回路若し
    くは前記制御装置が前記吸着手段への入力ガスの有害成
    分濃度と前記吸着手段の出力ガスの有害成分濃度とを比
    較して前記吸着手段の吸着能力を測定することを特徴と
    する請求項1乃至請求項3記載の除害装置。
  6. 【請求項6】前記匂いセンサが、 水晶振動子の片面、若しくは、両面に匂い吸着膜を塗布
    すると共に水晶振動子を発振させて前記有害成分が前記
    匂い吸着膜に吸着したことによる発振周波数の変化に基
    づき吸着した前記有害成分を検出することを特徴とする
    請求項1乃至請求項5記載の除害装置。
  7. 【請求項7】前記匂い吸着膜が、 ポリ塩化ビニルを含む膜であることを特徴とする請求項
    6記載の除害装置。
  8. 【請求項8】前記吸着剤が、 活性炭であることを特徴とする請求項1乃至請求項3記
    載の除害装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011232300A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Shimizu Corp モニタリングシステムおよびモニタリング方法
JP2017154094A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 脱硫システムと、それを備えた水素生成装置と、それを備えた燃料電池システムと、それらの運転方法

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