JPH1130562A - 計 器 - Google Patents
計 器Info
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- JPH1130562A JPH1130562A JP18830397A JP18830397A JPH1130562A JP H1130562 A JPH1130562 A JP H1130562A JP 18830397 A JP18830397 A JP 18830397A JP 18830397 A JP18830397 A JP 18830397A JP H1130562 A JPH1130562 A JP H1130562A
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Abstract
画部材により、保護カバーを取り外すことなく簡単かつ
正確に機器が必要とする指示範囲を設定できる。 【解決手段】ケース本体2と透明カバー4との間には摺
動溝7が形成され、その上面は開口されるとともに、そ
の内部にはセーフティマーク板5が配置されている。こ
こで、セーフティマーク板5の上面は、ケース本体2及
び透明カバー4の上面より下方に配置する。そして、機
器にとって適正となる圧力の範囲を設定するときには、
セーフティマーク板5を透明カバー4の外部から操作す
る。すなわち、透明カバー4を取り外さなくてもセーフ
ティマーク板5を移動させることができ、簡単に機器が
必要とする圧力範囲を設定することができる。また、設
定後においては、不用意に透明カバー4の外部からセー
フティマーク板5に接触しにくいので適正な範囲を区画
したまま保持することができる。
Description
しくは指示指針によって指示可能な所定の指示領域を設
定レベル許容領域と設定レベル不許容領域とに区画する
区画部材を有する計器に関するものである。
を提供する場合、その圧力を計るための計器として圧力
計がある。前記圧力計は、ケース本体に対して移動指示
可能に収納支持された指示指針と、前記指示指針を覆う
ようにケース本体に配置され、外部から前記指示指針が
視認可能な透明又は半透明材からなる保護ガラスと、前
記指示指針が指示する指示レベルを示す目盛板を備えて
いる。そして、前記圧力計は、ケース本体に支持された
受圧部にて受圧すると指示指針が移動表示するようにな
っている。
能な指示領域を前記機器に適正な圧力範囲とそれ以外の
圧力範囲とに区画する可動指針と固定指針とを備えたも
のが知られている。すなわち、可動指針と固定指針とに
より、指示指針が指示可能な指示領域を、機器に適正な
圧力範囲である設定レベル許容領域と、それ以外の圧力
範囲である設定レベル不許容領域とに区画するようにし
ている。
域内の部分を指示していれば機器には適正な圧力が提供
されていることになる。反対に、前記指示指針が設定レ
ベル不許容領域内の部分を指示していれば機器には適正
な圧力よりも小さいかあるいは大きな圧力が提供されて
いることになる。
レベル許容領域を変更あるいは調整する場合には、可動
指針を固定指針に係合させることにより、目盛板上の固
定指針を調整すべき上限位置あるいは下限位置へ移動さ
せ、その後、可動指針を下限位置あるいは上限位置へ移
動させて配置するようにしている。
設定レベル許容領域と設定レベル不許容領域とを変更あ
るいは調整するものには、圧力計の保護ガラスを取り外
さないで外部から操作可能に操作部材を設けたものと、
保護ガラスを取り外して変更あるいは調整するものとが
ある。
合、設定レベル許容領域と設定レベル不許容領域とを変
更あるいは調整した後において、不用意に外部から操作
部材に接触すると、設定レベル許容領域がずれ、計器が
機器に適正な圧力範囲を示さなくなり、その結果、適正
な圧力を供給しているか否かの判定ができなくなるとい
う問題があった。
意に外部から操作部材に接触しても可動指針が移動しな
いようにするための機構等を構成することも考えられる
が、そのために部品点数が多くなるとともに、構造が複
雑になる問題があった。
外した後で操作部材を直接操作させていたので、取り外
した保護ガラスを落とす等の理由から保護ガラスを破損
させてしまうことがあった。また、保護ガラスの取り外
しと取り付けに時間がかかり、結果として操作部材の位
置を変更あるいは調整するのに時間がかかったり、保護
ガラスの取り外しに特別の工具を必要とするなどの欠点
があった。
ーの外部から操作可能に設けられた区画部材を備え、保
護カバーを取り外すことなく簡単に、かつ、正確に機器
が必要とする指示範囲を設定できる計器を提供すること
を目的としている。
めに請求項1の発明では、ケース本体に対して所定の指
示領域に亘って移動指示可能に収納支持された指示指針
と、前記指示指針を覆うようにケース本体に配置され、
外部から前記指示指針が視認可能な透明又は半透明材か
らなる保護カバーと、前記保護カバーに対して、前記指
示指針の移動方向に沿うように移動自在に、かつ、外部
から操作可能に設けられ、前記指示指針が指示可能な所
定の指示領域を設定レベル許容領域と設定レベル不許容
領域とに区画する区画部材とを備えた計器をその要旨と
している。
記ケース本体の内周面と前記保護カバーの外周面との間
には、少なくとも前記指示指針が指示可能な所定の指示
領域に亘って摺動溝が形成され、前記区画部材は同摺動
溝に沿って摺動可能に配置されたことをその要旨として
いる。
において、前記区画部材の上面は前記ケース本体の上面
と前記保護カバーの上面のうち少なくともいずれか一方
の上面よりも下方に位置することをその要旨としてい
る。
のうちいずれかにおいて、前記ケース本体と前記保護カ
バーのうち少なくともいずれか一方において、少なくと
も前記指示指針が指示可能な所定の指示領域に対応する
部分には、第1の色が備えられ、前記区画部材は、第1
の色とは異なる第2の色が備えられるとともに、前記第
1の色の部分に対して第2の色の部分が保護カバーの外
部から見て上に重なるように配置されていることをその
要旨としている。
記所定の指示領域において、前記区画部材により区画さ
れるとともに前記保護カバーの第1の色により保護カバ
ー外部へ示される領域は設定レベル許容領域又は設定レ
ベル不許容領域を示し、前記区画部材の第2の色にて示
される領域は設定レベル不許容領域又は設定レベル許容
領域を示すことをその要旨としている。
のうちいずれかにおいて、前記ケース本体と前記保護カ
バーのうち少なくともいずれか一方には、前記指示指針
が指示する指示レベルを示す目盛が備えられたことをそ
の要旨としている。
において、前記保護カバーにおいて、その上面には前記
指示指針が指示する指示レベルを示す目盛が設けられ、
下面には前記第1の色を備えたことをその要旨としてい
る。
指針が指示可能な所定の指示領域を設定レベル許容領域
と設定レベル不許容領域とに区画するときには、前記指
示指針の移動方向に沿うように、区画部材を保護カバー
の外部から操作する。この結果、保護カバーを取り外す
ことなく簡単に指示指針が指示可能な所定の指示領域を
設定レベル許容領域と設定レベル不許容領域とに区画す
ることができる。
示可能な所定の指示領域を設定レベル許容領域と設定レ
ベル不許容領域とに区画するときには、摺動溝内に配置
された区画部材を保護カバーの外部から摺動させる。
面は前記ケース本体の上面と前記保護カバーの上面のう
ち少なくともいずれか一方の上面よりも下方に位置する
ため、区画部材への外部からの接触を容易に行うことは
できなくなる。この結果、指示指針が指示可能な設定レ
ベル許容領域と設定レベル不許容領域とを適正に区画し
た区画部材をその適正に区画した状態で保持できる。
保護カバーのうち少なくともいずれか一方における、少
なくとも指示指針が指示可能な所定の指示領域に対応す
る部分と区画部材とには、互いにそれぞれ異なる色が備
えられ、第1の色の部分に対して第2の色の部分が保護
カバーの外部から見て上に重なるように配置されている
ので、指示指針が指示可能な所定の指示領域に対応する
部分と区画部材とを両色により区別することができる。
示可能な設定レベル不許容領域を区画部材の第2の色に
て示すようにすれば、指示指針が指示可能な所定の指示
領域において区画部材にて覆われていない保護カバーの
第1の色の部分が設定レベル許容領域になる。また、指
示指針が指示可能な設定レベル許容領域を区画部材の第
2の色にて示すようにすれば、指示指針が指示可能な所
定の指示領域において区画部材にて覆われていない保護
カバーの第1の色の部分が設定レベル不許容領域にな
る。
り、前記指示指針が指示する指示レベルを示す目盛板を
別に設ける必要がない。この結果、別途の目盛板を設け
るスペースが不要となるため、そのスペース分、圧力計
を薄くすることができ、従来よりも薄型である計器を提
供することができる。
示する指示レベルを示す目盛が、前記保護カバーの上面
に設けられている。また、前記保護カバーの下面には、
前記第1の色を備えている。このため、保護カバーが目
盛板を兼用するため、目盛板を別に設ける必要がない。
この結果、別途の目盛板を設けるスペースが不要となる
ため、そのスペース分、圧力計を薄くすることができ、
従来よりも薄型である計器を提供することができる。
計に具体化した一実施の形態を図1〜図5に従って説明
する。
としての空気圧を計る圧力計を示す。図3は圧力計の要
部断面図を示している。また、図2及び図3において、
左方を上方、右方を下方という。
透明カバー4、及び一対のセーフティマーク板5を備え
ている。ケース本体2の上部は、有底円筒状に形成さ
れ、同ケース本体2の上部には断面円形をなす収納凹部
2aが形成されている。一方、ケース本体2の上部内周
面には係止段部2bが環状に形成されている。また、ケ
ース本体2の下部は柱状をなし、その外周には雄ねじが
形成されているとともに、中心には貫通孔2cが形成さ
れている。
されている。前記受圧部6には、図示しないブルドン管
が内装されている。そして、同ブルドン管は、圧力に応
じて変位自在に支持され、前記貫通孔2cからの空気圧
を受けることによって変位する。また、ブルドン管の先
端には、前記ブルドン管の変位により移動可能な指示指
針3が連結されている。
の透明カバー4が載置されている。前記透明カバー4
は、透明のプラスチックによりほぼ円板状に形成されて
いるとともに、ケース本体2の上部内周を密閉してい
る。そして、前記透明カバー4は、前記収納凹部2a内
に収納された前記指示指針3を覆うように前記ケース2
に配置されるとともに、その外部からは同指示指針3が
視認可能である。
周面には、収納凹部4aが環状に形成され、前記透明カ
バー4における同収納凹部4aより上に位置(図3にお
いて左方寄り位置)する部分の外周面は、同収納凹部4
aより下に位置(図3において右方寄り位置)する部分
の外周面よりその径が短くされている。そして、同収納
凹部4aと前記ケース本体2の内周面との間には、断面
がほぼL字形をなすとともに環状をなす摺動溝7が形成
されており、同摺動溝7内には、セーフティマーク板5
が配置されている。
カバー4の上面は面一に配置されており、前記摺動溝7
の上部は外部に開口されている。図3に示すように、前
記透明カバー4の上面において前記摺動溝7の上方に
は、指示指針3が指示する指示レベルを示す目盛4bが
印刷されている。尚、図1においては、説明の便宜上、
一部の目盛のみ図示されている。また、前記透明カバー
4の上面において同所定の目盛4bに対応して数値4c
が印刷されている。そして、前記透明カバー4の下面に
おける前記摺動溝7、目盛4bの下方付近には、所定の
幅を有するグリーンゾーン8が印刷による塗布膜にてリ
ング状に形成されている。前記グリーンゾーン8の所定
の幅(透明カバー4における径方向の長さ)は、収納凹
部4aの透明カバー4における径方向の長さよりも短く
されており、後記するセーフティマーク板5にて覆われ
たとき、透明カバー4の外部から視認できない幅とされ
ている。
第1の色が構成されている。また、透明カバー4の下面
中央部には、円柱状の軸部4dが形成されている。さら
に、図1に示すように、透明カバー4の上面において、
指示指針3が指示しない領域には、印刷による塗布によ
って白色の遮蔽膜4eが半円状に形成されている。前記
遮蔽膜4eにおいて、グリーンゾーン8の上方に位置す
るように、マスキングにより遮蔽膜4eが形成されてい
ない部分が設けられ、同部分により空気圧の単位4fが
表示されている。前記単位4fの下方には、グリーンゾ
ーン8が施されているため、単位4fを透明カバー4の
外部から見ると緑色に見える。
ルミ板等の金属板により形成され、その中央部3aはリ
ング状に形成されている。そして、前記中央部3aに
は、挿通孔3bが形成されている。一方、指示指針3の
先端には、針部3cが形成されている。そして、挿通孔
3bに前記透明カバー4の軸部4dが挿通され、前記指
示指針3は、同軸部4dを軸にして、回動可能に支持さ
れている。尚、針部3cの先端は、前記透明カバー4の
グリーンゾーン8に対して、重なり合わない長さとされ
ている。
に応じて変位したとき、その変位によって前記指示指針
3の針部3cが指示し得る領域を指示領域Aとしてお
り、本実施の形態では、図1に一点鎖線で示す範囲を指
示領域Aとしている。
それぞれ平面図及び側面図を示している。尚、一対のセ
ーフティマーク板5は同一構成である。図4及び図5に
示すように、前記セーフティマーク板5は、赤色をなす
不透明プラスチックにより円弧状に形成されているとと
もに、断面がほぼL字形に形成されている。そして、セ
ーフティマーク板5の上面には抜防止段部5aが形成さ
れている。
フティマーク板5は、前記摺動溝7内において、同摺動
溝7に沿って摺動可能に配置されているとともに、同摺
動溝7に対して離脱不能に支持されている。すなわち、
セーフティマーク板5は、前記透明カバー4の外部から
操作可能となっており、前記透明カバー4に対して、前
記指示指針3が指示し得る指示領域Aに沿うように移動
自在に設けられている。また、セーフティマーク板5の
上面は、摺動溝7を形成しているケース本体2及び透明
カバー4の上面より下方に配置されている。このため、
不用意に透明カバー4の外部からセーフティマーク板5
に接触しにくくなっている。
指示領域Aに沿うように移動させるときには、前記摺動
溝7の開口から先の尖ったもの、例えば、シャープペン
シルの先端を挿入し、前記セーフティマーク板5におけ
る移動させたい方向の端面とは反対側の端面を同方向へ
押圧する。
2の色としての赤色が全体に施されており、同セーフテ
ィマーク板5は、圧力計1におけるレッドゾーン9を形
成している。そして、図3に示すように、セーフティマ
ーク板5は前記グリーンゾーン8より上方に配置されて
いるため、前記セーフティマーク板5によって形成され
る領域、すなわち、前記レッドゾーン9においては、前
記透明カバー4の外部から緑色を視認することはできな
い。このことにより、前記指示領域Aは、グリーンゾー
ン8の一部にて示される緑色と、セーフティマーク板5
によるレッドゾーン9の少なくとも一部にて示される赤
色とにより構成される。
ゾーン8を設定レベル許容領域Bとし、同指示領域Aに
おけるレッドゾーン9を設定レベル不許容領域Cとして
いる。
膜4e下にある部分は、同遮蔽膜4eにより外部から視
認不能となる。本実施の形態では、セーフティマーク板
5にて区画部材が構成されている。
態の圧力計1の作用を説明する。機器に適正な圧力を提
供するためには、圧力計に機器にとって適正となる圧力
の範囲が示される必要がある。本実施の形態の圧力計1
は、機器にとって適正となる圧力範囲の上限値及び下限
値、すなわち、設定レベル許容領域Bを示すために、一
対のセーフティマーク板5を備えている。
を第1のセーフティマーク板5といい、右側のセーフテ
ィマーク板5を第2のセーフティマーク板5という。機
器にとって適正となる圧力の範囲を設定するときには、
まず、第1のセーフティマーク板5を透明カバー4の外
部から操作する。具体的には、前記摺動溝7の開口から
先の尖ったもの、例えば、シャープペンシルの先端を挿
入し、セーフティマーク板5における移動させたい方向
の端面10と反対側の端面11を同方向へ押圧し、セー
フティマーク板5を移動する。このとき、第1のセーフ
ティマーク板5の端面10を機器にとって適正となる圧
力の範囲の下限値に合わせる。
る移動させたい方向の端面12と反対側の端面13を同
方向へ押圧し、セーフティマーク板5を移動する。この
とき、第2のセーフティマーク板5の端面12を機器に
とって適正となる圧力の範囲の上限値に合わせる。この
結果、第1のセーフティマーク板5と第2のセーフティ
マーク板5との間には、機器にとって適正となる圧力の
範囲としての設定レベル許容領域Bが形成される。ま
た、第1のセーフティマーク板5及び第2のセーフティ
マーク板5が示す範囲には、機器にとって不適正となる
圧力の範囲としての設定レベル不許容領域Cが形成され
る。ここで、第1のセーフティマーク板5が示す範囲
は、適正な圧力よりも小さな値の領域を示し、第2のセ
ーフティマーク板5が示す範囲は、適正な圧力よりも大
きな値の領域を示す。また、設定レベル許容領域Bはグ
リーンゾーン8の緑色で示され、設定レベル不許容領域
Cはセーフティマーク板5の赤色で示される。
定レベル不許容領域Cとを設定した後、指示領域Aにお
いて指示指針3が指示する位置が設定レベル許容領域B
又は設定レベル不許容領域Cに位置するか否かを確認す
ることにより、指示指針3が機器にとって適正となる圧
力の範囲を示しているか否かを判断することができる。
計器としての空気圧を計る圧力計によれば、以下の効果
を得ることができる。 (1)機器にとって適正となる圧力の範囲を設定すると
きには、セーフティマーク板5を摺動溝7の開口を介し
て透明カバー4の外部から操作した。このため、透明カ
バー4を取り外さなくてもセーフティマーク板5を移動
させることができ、簡単に機器が必要とする圧力範囲を
設定することができる。
動溝7を形成しているケース本体2及び透明カバー4の
上面より下方に配置した。このため、セーフティマーク
板5への外部からの接触を容易に行うことはできなくな
る。従って、所定の指示領域Aを設定レベル許容領域B
と設定レベル不許容領域Cとに適正に区画したセーフテ
ィマーク板5をその適正に区画した状態で保持できる。 (2)指示指針3が指示する指示レベルを示す目盛4b
を透明カバー4の上面に印刷し、単位4fを遮蔽膜4e
に形成した。このため、透明カバー4が目盛板を兼用す
るため、目盛板を別に設ける必要がない。従って、別途
の目盛板を設けるスペースが不要となるため、そのスペ
ース分、圧力計1を薄くすることができ、従来よりも薄
型である圧力計1を提供することができる。
更してもよく、その場合にも同様の作用及び効果が得ら
れる。 (1)上記実施の形態では、ケース本体2の上面と透明
カバー4の上面とを面一に配置し、セーフティマーク板
5の上面をそれらよりも下方に配置したが、セーフティ
マーク板5を図6のようにケース本体2の上面をセーフ
ティマーク板5よりも下方に配置し、セーフティマーク
板5の上面をケース本体2の上面よりも低くしてもよ
い。この場合、透明カバー4は、その上面をセーフティ
マーク板5の上面よりも下方に位置させるように薄くす
る。
セーフティマーク板5よりも低くし、セーフティマーク
板5の上面を透明カバー4の上面よりも下方に配置して
もよい。
の下面には緑色の塗布膜を形成し、セーフティマーク板
5には赤色をなす不透明プラスチックを用いることによ
り、圧力計1のグリーンゾーン8とレッドゾーン9を形
成したが、緑色や赤色にこだわることなく互いに異なる
色であれば何色でもよい。
色として所定の色を有した透明材料で形成して、全体が
透明となるようにし、このセーフティマーク板5の色と
異なるように透明カバー4の下面に第1の色として前記
セーフティマーク板5の色とは異なる色を塗布してもよ
い。この場合、上記実施の形態の作用及び効果に加え
て、次のような作用及び効果を得ることができる。
より、指示領域Aを設定レベル許容領域Bと設定レベル
不許容領域Cとに区画する場合、透明カバー4の下面と
セーフティマーク板5とが重なった部分、すなわち、設
定レベル不許容領域Cの領域は、お互いの色が混合され
た状態で視認される。その重複部の混合色と透明カバー
4の第1の色とを区別することができるので、指示指針
3が機器にとって適正となる圧力の範囲を示しているか
否かを判断することができる。
すことにより、透明カバー4の下部に目盛4bを印刷し
ても、透明カバー4の外部から目盛4bを視認すること
ができる。
おけるグリーンゾーン8を設定レベル許容領域Bとし、
レッドゾーン9を設定レベル不許容領域Cとして使用し
たが、グリーンゾーン8を設定レベル不許容領域とし、
レッドゾーン9を設定レベル許容領域として使用しても
よい。尚、グリーンゾーンは第1の色ゾーン、レッドゾ
ーンは第2の色ゾーンに相当する。この第1の色ゾー
ン、第2の色ゾーンは、互いに異なる色の関係として定
義される。
ーンゾーン8を省略してセーフティマーク板5を赤色を
有した透明材料で形成し、係止段部2bの上面にグリー
ンゾーンとなる緑色を施してもよい。この場合、セーフ
ティマーク板5は、透明であるため透明カバー4の外部
から前記ケース本体2の係止段部2bを視認することが
できる。従って、係止段部2bに色を施すことによっ
て、設定レベル許容領域Bはグリーンゾーンの色で表さ
れ、設定レベル不許容領域Cはグリーンゾーンとセーフ
ティマーク板5の色との混合色によって表示される。
に目盛4bを印刷したが、ケース本体2を透明又は半透
明材により形成し、その上面あるいは係止段部2bに目
盛4bを印刷してもよい。
を透明のプラスチックにより形成したが、半透明のプラ
スチック等により形成してもよい。 (8)上記実施の形態では、透明カバー4の上面におい
て、指示指針3が指示しない領域には、印刷による塗布
によって白色の遮蔽膜4eが半円状に形成され、その領
域には指示領域Aを形成しなかったが、前記遮蔽膜4e
をなくすことにより、透明カバー4の全周に亘って指示
領域Aを形成してもよい。
の全外周に亘って摺動溝7を形成したが、部分的に摺動
溝7がないように透明カバー4を形成してもよい。 (10)上記実施の形態では、空気圧を計る圧力計とし
て具体化したが、油圧を計る圧力計や他の計器、例えば
電圧計、電流計、電力計等としてもよい。
明したが、各形態から把握できる請求項以外の技術思想
について、以下にそれらの効果とともに記載する。 (1)請求項1乃至請求項7のうちいずれかに記載の計
器は圧力計であることを特徴とする。このようにすれ
ば、区画部材にて指示指針が指示する圧力の指示領域を
設定レベル許容領域と設定レベル不許容領域とに区画す
ることができるので、指示指針が機器にとって適正とな
る圧力の範囲を示しているか否かを判断することができ
る。
明によれば、区画部材により指示指針が指示可能な所定
の指示領域を設定レベル許容領域と設定レベル不許容領
域とに区画することができ、又、外部から区画部材の配
置を調整することができるという優れた効果を奏する。
に記載の発明の効果に加えて、摺動溝内に配置された区
画部材を保護カバーの外部から摺動させればよいので、
保護カバーを取り外すことなく簡単に指示指針の所定の
指示領域を設定レベル許容領域と設定レベル不許容領域
とに区画することができるという優れた効果を奏する。
又は請求項2に記載の発明の効果に加えて、区画部材へ
の外部からの接触を容易に行うことはできなくなるの
で、指示指針が指示可能な設定レベル許容領域と設定レ
ベル不許容領域とを適正に区画した区画部材をその適正
に区画した状態で保持できるという優れた効果を奏す
る。
乃至請求項3のうちいずれかに記載の発明の効果に加え
て、第1の色及び第2の色により、指示指針が指示可能
な所定の指示領域に対応する部分と区画部材とを区別す
ることができるという優れた効果を奏する。
に記載の発明の効果に加えて、第1の色及び第2の色に
より、指示指針が指示可能な所定の指示領域において設
定レベル許容領域と設定レベル不許容領域とを区別する
ことができるという優れた効果を奏する。
乃至請求項5のうちいずれかに記載の発明の効果に加え
て、ケース本体と前記保護カバーのうち少なくともいず
れか一方が目盛板を兼用するので、別途の目盛板を設け
るスペースが不要となるため、そのスペース分、圧力計
を薄くすることができ、従来よりも薄型である計器を提
供することができるという優れた効果を奏する。
又は請求項5に記載の発明の効果に加えて、保護カバー
が目盛板を兼用するので、別途の目盛板を設けるスペー
スが不要となるため、そのスペース分、圧力計を薄くす
ることができ、従来よりも薄型である計器を提供するこ
とができるという優れた効果を奏する。
図。
板の平面図。
板の側面図。
係止段部、2c…貫通孔、3…指示指針、3a…中央
部、3b…挿通孔、3c…針部、4…保護カバーとして
の透明カバー、4a…収納凹部、4b…目盛、4c…数
値、4d…軸部、4e…遮蔽膜、4f…単位、5…第2
の色としての赤色が施された区画部材としてのセーフテ
ィマーク板、5a…抜防止段部、6…受圧部、7…摺動
溝、8…第1の色としての緑色が施されたグリーンゾー
ン、9…レッドゾーン、A…指示領域、B…設定レベル
許容領域、C…設定レベル不許容領域。
Claims (7)
- 【請求項1】 ケース本体に対して所定の指示領域に亘
って移動指示可能に収納支持された指示指針と、 前記指示指針を覆うようにケース本体に配置され、外部
から前記指示指針が視認可能な透明又は半透明材からな
る保護カバーと、 前記保護カバーに対して、前記指示指針の移動方向に沿
うように移動自在に、かつ、外部から操作可能に設けら
れ、前記指示指針が指示可能な所定の指示領域を設定レ
ベル許容領域と設定レベル不許容領域とに区画する区画
部材とを備えた計器。 - 【請求項2】 前記ケース本体の内周面と前記保護カバ
ーの外周面との間には、少なくとも前記指示指針が指示
可能な所定の指示領域に亘って摺動溝が形成され、前記
区画部材は同摺動溝に沿って摺動可能に配置されたこと
を特徴とする請求項1に記載の計器。 - 【請求項3】 前記区画部材の上面は前記ケース本体の
上面と前記保護カバーの上面のうち少なくともいずれか
一方の上面よりも下方に位置することを特徴とする請求
項1又は請求項2に記載の計器。 - 【請求項4】 前記ケース本体と前記保護カバーのうち
少なくともいずれか一方において、少なくとも前記指示
指針が指示可能な所定の指示領域に対応する部分には、
第1の色が備えられ、前記区画部材は、第1の色とは異
なる第2の色が備えられるとともに、前記第1の色の部
分に対して第2の色の部分が保護カバーの外部から見て
上に重なるように配置されていることを特徴とする請求
項1乃至請求項3のうちいずれかに記載の計器。 - 【請求項5】 前記所定の指示領域において、前記区画
部材により区画されるとともに前記保護カバーの第1の
色により保護カバー外部へ示される領域は設定レベル許
容領域又は設定レベル不許容領域を示し、前記区画部材
の第2の色にて示される領域は設定レベル不許容領域又
は設定レベル許容領域を示すことを特徴とする請求項4
に記載の計器。 - 【請求項6】 前記ケース本体と前記保護カバーのうち
少なくともいずれか一方には、前記指示指針が指示する
指示レベルを示す目盛が備えられたことを特徴とする請
求項1乃至請求項5のうちいずれかに記載の計器。 - 【請求項7】 前記保護カバーにおいて、その上面には
前記指示指針が指示する指示レベルを示す目盛が設けら
れ、下面には前記第1の色を備えたことを特徴とする請
求項4又は請求項5に記載の計器。
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