JPH11289597A - 難聴者用聴音装置 - Google Patents
難聴者用聴音装置Info
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- JPH11289597A JPH11289597A JP11029612A JP2961299A JPH11289597A JP H11289597 A JPH11289597 A JP H11289597A JP 11029612 A JP11029612 A JP 11029612A JP 2961299 A JP2961299 A JP 2961299A JP H11289597 A JPH11289597 A JP H11289597A
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R5/00—Stereophonic arrangements
- H04R5/033—Headphones for stereophonic communication
- H04R5/0335—Earpiece support, e.g. headbands or neckrests
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04B—TRANSMISSION
- H04B5/00—Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems
-
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- H04B5/20—Near-field transmission systems, e.g. inductive or capacitive transmission systems characterised by the transmission technique; characterised by the transmission medium
- H04B5/24—Inductive coupling
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- H04R25/00—Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
- H04R25/55—Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception using an external connection, either wireless or wired
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-
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- H04R27/02—Amplifying systems for the deaf
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- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 難聴者が可聴周波送信機から来た音を干渉や
望ましくない雑音を伴わずに聴けるようにする。 【解決手段】 可聴周波信号送信装置(D) に接続可能
で、かつ電話コイルを備えた耳掛け型イヤホン(A) を使
用している難聴者に適用可能な難聴者用聴音装置であ
る。同装置は、難聴者の頭部(C) に合わせられるように
弾性ストリップ(4) で形成され、両端部にレセプタクル
(5) が固定されかつレセプタクル(5) の内部に誘導コイ
ル(6) が配置されている頭部支持体(B) 、および誘導コ
イル(6) と可聴周波信号送信装置(D) の可聴周波信号出
力部に接続する接続手段(13)とを含んでいる接続回路
(E) を備えてなる。
望ましくない雑音を伴わずに聴けるようにする。 【解決手段】 可聴周波信号送信装置(D) に接続可能
で、かつ電話コイルを備えた耳掛け型イヤホン(A) を使
用している難聴者に適用可能な難聴者用聴音装置であ
る。同装置は、難聴者の頭部(C) に合わせられるように
弾性ストリップ(4) で形成され、両端部にレセプタクル
(5) が固定されかつレセプタクル(5) の内部に誘導コイ
ル(6) が配置されている頭部支持体(B) 、および誘導コ
イル(6) と可聴周波信号送信装置(D) の可聴周波信号出
力部に接続する接続手段(13)とを含んでいる接続回路
(E) を備えてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、聴覚不全症を患っ
ている病人である難聴者のための聴音装置に関する。本
装置により、難聴者が、従来のイヤホン装置によって通
常発生する干渉及びスクランブラー効果を伴わずに、テ
レビ、音響機器、レコーダ等の可聴周波送信機の音を聴
くことが可能になる。
ている病人である難聴者のための聴音装置に関する。本
装置により、難聴者が、従来のイヤホン装置によって通
常発生する干渉及びスクランブラー効果を伴わずに、テ
レビ、音響機器、レコーダ等の可聴周波送信機の音を聴
くことが可能になる。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】当該
技術分野では周知のように、イヤホンは、聴覚に問題の
ある病人に有用な音を増幅する電子装置であるといえ
る。イヤホンの幾つかの部品は、可聴周波送信システム
に使用されるものと類似しているが、この特定のケース
では、増幅された音は難聴者の耳のみに送られる。その
ようにするために、マイクロホン、増幅器、小型スピー
カおよびバッテリを含む数個の部品が組み込まれてお
り、これらの全ては、通常難聴者の耳介の裏側または難
聴者の外耳道の内部に配置されるイヤホンのケーシング
に入れられている。増幅された音は小さなチューブを経
て外耳道へ送られる。
技術分野では周知のように、イヤホンは、聴覚に問題の
ある病人に有用な音を増幅する電子装置であるといえ
る。イヤホンの幾つかの部品は、可聴周波送信システム
に使用されるものと類似しているが、この特定のケース
では、増幅された音は難聴者の耳のみに送られる。その
ようにするために、マイクロホン、増幅器、小型スピー
カおよびバッテリを含む数個の部品が組み込まれてお
り、これらの全ては、通常難聴者の耳介の裏側または難
聴者の外耳道の内部に配置されるイヤホンのケーシング
に入れられている。増幅された音は小さなチューブを経
て外耳道へ送られる。
【0003】イヤホンは、通常、異勾配フィルタパネル
(different slope filter panel)と可変可聴周波応答曲
線とを有する可聴周波増幅器を備えている。それらは、
通常、電子人工手段を用いて許容可能な可聴レベルに達
するように難聴者の聴覚不全を補うのに使用される。
(different slope filter panel)と可変可聴周波応答曲
線とを有する可聴周波増幅器を備えている。それらは、
通常、電子人工手段を用いて許容可能な可聴レベルに達
するように難聴者の聴覚不全を補うのに使用される。
【0004】難聴者にとって補聴器(イヤホン)の使用
により生じる最も重大な問題の1つとして、異なる複数
の音源から出た雑音、すなわち混ざり合った雑音によっ
て発生する干渉がある。これは、イヤホン、マイクロホ
ンおよびプリアンプが受け取るいわゆる「可聴周波相互
変調」であって、混ざり合った全ての音が同時にイヤホ
ンに流れ込む。
により生じる最も重大な問題の1つとして、異なる複数
の音源から出た雑音、すなわち混ざり合った雑音によっ
て発生する干渉がある。これは、イヤホン、マイクロホ
ンおよびプリアンプが受け取るいわゆる「可聴周波相互
変調」であって、混ざり合った全ての音が同時にイヤホ
ンに流れ込む。
【0005】多くの声の中から1つの声を聞き分けるこ
とができないこと、マイクロホンがイヤホン内に配置さ
れているために発生する「反響」効果、および例えばテ
レビや音響機器から様々な種類や群の音が出ることが、
通常、難聴者を、幾つもの日常的作業や文化活動から遠
ざけている。これが、通常のイヤホンでは難聴者が通常
直面する問題を解決できない理由であり、難聴者を補助
する聴音装置がなお市場で必要とされている。
とができないこと、マイクロホンがイヤホン内に配置さ
れているために発生する「反響」効果、および例えばテ
レビや音響機器から様々な種類や群の音が出ることが、
通常、難聴者を、幾つもの日常的作業や文化活動から遠
ざけている。これが、通常のイヤホンでは難聴者が通常
直面する問題を解決できない理由であり、難聴者を補助
する聴音装置がなお市場で必要とされている。
【0006】一般的に言うと、通常のイヤホンには3種
類、すなわち、 1)挿耳型イヤホン、 2)耳掛け型イヤホン、 3)「箱」型イヤホン がある。
類、すなわち、 1)挿耳型イヤホン、 2)耳掛け型イヤホン、 3)「箱」型イヤホン がある。
【0007】1)の挿耳型イヤホンは、通常、難聴者の
耳の内部に配置され、それ程重症でない初期の聴覚不全
の場合に適用される。
耳の内部に配置され、それ程重症でない初期の聴覚不全
の場合に適用される。
【0008】2)の耳掛け型イヤホンは、難聴者の耳介
と頭部の間に配置された小型の箱またはケーシングに入
っている。このイヤホンの可聴周波出力部は、小さいチ
ューブによって難聴者の外耳道に接続される。このチュ
ーブは、難聴者の外耳道に合わせられる可撓性シリコン
成形片に挿入されている。この種のイヤホンは、中−高
度の増幅が必要な難聴者に使用される。
と頭部の間に配置された小型の箱またはケーシングに入
っている。このイヤホンの可聴周波出力部は、小さいチ
ューブによって難聴者の外耳道に接続される。このチュ
ーブは、難聴者の外耳道に合わせられる可撓性シリコン
成形片に挿入されている。この種のイヤホンは、中−高
度の増幅が必要な難聴者に使用される。
【0009】3)の「箱」型イヤホンは、上記のいずれ
のイヤホンも機能しない難聴者に使用され、小さなタバ
コの箱に似たケーシングが使用されているために「箱」
型と呼ばれている。それは、コードと可撓性シリコンま
たは剛性アクリル材からなる成形片を備えた耳側受信器
とによって難聴者の耳に接続される。
のイヤホンも機能しない難聴者に使用され、小さなタバ
コの箱に似たケーシングが使用されているために「箱」
型と呼ばれている。それは、コードと可撓性シリコンま
たは剛性アクリル材からなる成形片を備えた耳側受信器
とによって難聴者の耳に接続される。
【0010】難聴者が可聴周波送信機から来た音を干渉
や望ましくない雑音を伴わずに聴けるようにする聴音装
置の開発が切望されている。
や望ましくない雑音を伴わずに聴けるようにする聴音装
置の開発が切望されている。
【0011】
【課題を解決するための手段】使用されているイヤホン
の大半が耳掛け型であることを考慮の上、本装置は、従
来のイヤホンに取って代わるのではなく、難聴者の可聴
力を向上させるために開発されたものである。
の大半が耳掛け型であることを考慮の上、本装置は、従
来のイヤホンに取って代わるのではなく、難聴者の可聴
力を向上させるために開発されたものである。
【0012】前述のとおり、難聴者が使用しているイヤ
ホンの大半は耳掛け型である。また、大半の耳掛け型イ
ヤホンは、難聴者が環境から出た他の雑音で妨害される
ことなく電話通信を聞けるようにする電話コイルと呼ば
れる電子部品を備えている。この有用性を利用して、本
発明は、上記の耳掛け型イヤホンが装着された難聴者の
耳介に当てることができ、内部に誘導コイルを配置した
レセプタクルを有する頭部支持体を備えた聴音装置を目
的としている。上記の耳掛け型イヤホンに密着可能なこ
れらの誘導コイルは、ラジオ、テレビ、ステレオ音響機
器、映画、イディオム・ラボ(idiom lab) 、コンピュー
タ、ポータブルレコーダ等の送信装置に接続される接続
回路を備えている。
ホンの大半は耳掛け型である。また、大半の耳掛け型イ
ヤホンは、難聴者が環境から出た他の雑音で妨害される
ことなく電話通信を聞けるようにする電話コイルと呼ば
れる電子部品を備えている。この有用性を利用して、本
発明は、上記の耳掛け型イヤホンが装着された難聴者の
耳介に当てることができ、内部に誘導コイルを配置した
レセプタクルを有する頭部支持体を備えた聴音装置を目
的としている。上記の耳掛け型イヤホンに密着可能なこ
れらの誘導コイルは、ラジオ、テレビ、ステレオ音響機
器、映画、イディオム・ラボ(idiom lab) 、コンピュー
タ、ポータブルレコーダ等の送信装置に接続される接続
回路を備えている。
【0013】通常の耳掛け型イヤホンを使用している難
聴者が本発明の聴音装置の頭部支持体を頭部に嵌める
と、上記のレセプタクルが、難聴者の耳介に一致し、イ
ヤホンと向かい合うように配置される。このレセプタク
ルの配置によって、前記誘導コイルがイヤホンのケーシ
ングの近くに配置される。
聴者が本発明の聴音装置の頭部支持体を頭部に嵌める
と、上記のレセプタクルが、難聴者の耳介に一致し、イ
ヤホンと向かい合うように配置される。このレセプタク
ルの配置によって、前記誘導コイルがイヤホンのケーシ
ングの近くに配置される。
【0014】送信装置から出る信号の変調によって、誘
導コイルの磁界が変化する。そのように、送信装置から
出た信号の変調によって誘導コイルにより生じた磁界が
変化すると、イヤホンのケーシングの内部に配置された
電話コイルに誘導される信号にも対応した変調が生じ
る。
導コイルの磁界が変化する。そのように、送信装置から
出た信号の変調によって誘導コイルにより生じた磁界が
変化すると、イヤホンのケーシングの内部に配置された
電話コイルに誘導される信号にも対応した変調が生じ
る。
【0015】その結果、本装置を使用する難聴者は、干
渉、相互変調または送信装置からの望ましくない雑音を
伴わずに、より明瞭な音を受け取ることができる。
渉、相互変調または送信装置からの望ましくない雑音を
伴わずに、より明瞭な音を受け取ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、添付の図面を参照しながら
本発明の好ましい実施形態を説明する。
本発明の好ましい実施形態を説明する。
【0017】本発明は、いずれの可聴周波信号送信装置
(D) (テレビ、音響機器)にも接続可能であり、電話コ
イルを有しかつ難聴者の耳介(1) と頭部(C) の間に配置
された耳掛け型イヤホン(A) と共に使用することができ
る難聴者用聴音装置であって、通常難聴者の頭部(C) に
合わせられる金属製の弾性ストリップ(4) を有する頭部
支持体(B) を備えている。ストリップ(4) は、その弾性
によって、本装置を難聴者の頭部に締め付ける手段のよ
うに機能する。この種の弾性ストリップは、当該技術分
野において通常ヘッドホンに使用されている。弾性スト
リップ(4) の両端部(4')にレセプタクル(5) が固定され
ており、これらを難聴者の耳介(1) に当てることができ
るようになっている。本聴音装置は、一方のレセプタク
ル(5) の内部に配置されて、耳掛け型イヤホン(A) に密
着させられる少なくとも1つの誘導コイル(6) と、誘導
コイル(6) を含んでいるとともに、送信装置(D) の可聴
周波信号出力部への接続手段(13)を含んでいる接続回路
(E) とを備えている。
(D) (テレビ、音響機器)にも接続可能であり、電話コ
イルを有しかつ難聴者の耳介(1) と頭部(C) の間に配置
された耳掛け型イヤホン(A) と共に使用することができ
る難聴者用聴音装置であって、通常難聴者の頭部(C) に
合わせられる金属製の弾性ストリップ(4) を有する頭部
支持体(B) を備えている。ストリップ(4) は、その弾性
によって、本装置を難聴者の頭部に締め付ける手段のよ
うに機能する。この種の弾性ストリップは、当該技術分
野において通常ヘッドホンに使用されている。弾性スト
リップ(4) の両端部(4')にレセプタクル(5) が固定され
ており、これらを難聴者の耳介(1) に当てることができ
るようになっている。本聴音装置は、一方のレセプタク
ル(5) の内部に配置されて、耳掛け型イヤホン(A) に密
着させられる少なくとも1つの誘導コイル(6) と、誘導
コイル(6) を含んでいるとともに、送信装置(D) の可聴
周波信号出力部への接続手段(13)を含んでいる接続回路
(E) とを備えている。
【0018】一般的に言うと、本発明は、耳掛け型イヤ
ホン(A) が装着された難聴者の耳介(1) に当てることが
でき、内部に誘導コイル(6)(6') が配置されたレセプタ
クル(5) を有する頭部支持体(B) を備えた難聴者用聴音
装置からなる。これらの誘導コイル(6)(6') は、耳掛け
型イヤホン(A) に密着させることができ、また、可聴周
波信号送信装置(D) への接続回路(E) を備えている。
ホン(A) が装着された難聴者の耳介(1) に当てることが
でき、内部に誘導コイル(6)(6') が配置されたレセプタ
クル(5) を有する頭部支持体(B) を備えた難聴者用聴音
装置からなる。これらの誘導コイル(6)(6') は、耳掛け
型イヤホン(A) に密着させることができ、また、可聴周
波信号送信装置(D) への接続回路(E) を備えている。
【0019】より詳細には、本聴音装置は、難聴者の頭
部(C) に合わせられる頭部支持体(B) を備えている。こ
の頭部支持体(B) は、本装置を難聴者の頭部(C) に締め
付けるのに役立つように常法により調節可能な弾性スト
リップ(4) を有している。弾性ストリップ(4) の両端部
(4')にそれぞれレセプタクル(5) が固定され、これらの
レセプタクル(5) は難聴者の耳介(1) と向かい合うよう
に位置し得る。ストリップの端部へのレセプタクルの固
定は、溶接、金属クランプ等の適当な手段によって行う
ことができる。図1に示したように、ストリップ(4)
は、通常のヘッドホンに使用されているストリップと同
様に、難聴者の頭部(C) を横切るように配置される。
部(C) に合わせられる頭部支持体(B) を備えている。こ
の頭部支持体(B) は、本装置を難聴者の頭部(C) に締め
付けるのに役立つように常法により調節可能な弾性スト
リップ(4) を有している。弾性ストリップ(4) の両端部
(4')にそれぞれレセプタクル(5) が固定され、これらの
レセプタクル(5) は難聴者の耳介(1) と向かい合うよう
に位置し得る。ストリップの端部へのレセプタクルの固
定は、溶接、金属クランプ等の適当な手段によって行う
ことができる。図1に示したように、ストリップ(4)
は、通常のヘッドホンに使用されているストリップと同
様に、難聴者の頭部(C) を横切るように配置される。
【0020】耳掛け型イヤホン(A) は、難聴者の両方の
耳介(1) 内に配置されていて、そのケーシング(2) はそ
れぞれの耳介(1) を取り囲んでおり、外耳道の入口で耳
介(1) の上に配置される成形片(3) を備えている。これ
が、本聴音装置のレセプタクル(5) を耳掛け型イヤホン
(A) の成形片(3) と向かい合うように配置する理由であ
る。
耳介(1) 内に配置されていて、そのケーシング(2) はそ
れぞれの耳介(1) を取り囲んでおり、外耳道の入口で耳
介(1) の上に配置される成形片(3) を備えている。これ
が、本聴音装置のレセプタクル(5) を耳掛け型イヤホン
(A) の成形片(3) と向かい合うように配置する理由であ
る。
【0021】他方、頭部支持体(B) のレセプタクル(5)
の内部に誘導コイル(6)(6') が配置されており、これら
は熱収縮チューブで連結されたI字形ケイ素鉄板によっ
て鉄心を形成したコイル(6) からなる。さらに、各誘導
コイル(6) は、それが収容されているレセプタクル(5)
の壁への固定支持体(12)を備えている。
の内部に誘導コイル(6)(6') が配置されており、これら
は熱収縮チューブで連結されたI字形ケイ素鉄板によっ
て鉄心を形成したコイル(6) からなる。さらに、各誘導
コイル(6) は、それが収容されているレセプタクル(5)
の壁への固定支持体(12)を備えている。
【0022】レセプタクルは、遮音体としてフォームラ
バーを含んでいてもよい。
バーを含んでいてもよい。
【0023】別の実施形態として、本装置は、難聴者が
使用する耳掛け型イヤホンの数に応じた1つまたは複数
の誘導コイル(6) を含むことができる。また、ステレオ
送信装置(D) に接続する場合、第1及び第2誘導コイル
(6)(6') を同一のレセプタクル(5) の内部に配置するこ
とができる。
使用する耳掛け型イヤホンの数に応じた1つまたは複数
の誘導コイル(6) を含むことができる。また、ステレオ
送信装置(D) に接続する場合、第1及び第2誘導コイル
(6)(6') を同一のレセプタクル(5) の内部に配置するこ
とができる。
【0024】上記の配置により、誘導コイル(6) は、対
応する保護抵抗を内部に配置したイヤホン(A) のケーシ
ング(2) に近接して配置される。好ましい実施形態で
は、誘導コイル(6)(6') は、耳掛け型イヤホン(A) の電
話コイルの位置に対応するように一定の勾配をつけて配
置される。
応する保護抵抗を内部に配置したイヤホン(A) のケーシ
ング(2) に近接して配置される。好ましい実施形態で
は、誘導コイル(6)(6') は、耳掛け型イヤホン(A) の電
話コイルの位置に対応するように一定の勾配をつけて配
置される。
【0025】誘導コイル(6)(6') は、これらを可聴周波
信号送信装置の出力部に接続する接続回路(E) を含んで
いる。本実施形態では、接続回路(E) は、ステレオ送信
装置(D) に接続されているため、両方のコイル(6)(6')
に接続された通常の電線(7)と、左チャンネルに対応し
た電線(8) と、右チャネルに対応した別の電線(9) とを
備えている。
信号送信装置の出力部に接続する接続回路(E) を含んで
いる。本実施形態では、接続回路(E) は、ステレオ送信
装置(D) に接続されているため、両方のコイル(6)(6')
に接続された通常の電線(7)と、左チャンネルに対応し
た電線(8) と、右チャネルに対応した別の電線(9) とを
備えている。
【0026】これらの電線(7)(8)(9) は、通常の電線(1
0)の内部に配置することができ、送信装置(D) の出力部
に接続可能なカプラ(13)に差し込まれている。相互に補
足するように、左チャンネルが第1誘導コイル(6) に並
列に接続された第1保護抵抗(11)を含み、右チャンネル
が第2誘導コイル(6')に並列に接続された第2保護抵抗
(11') を含むようにしてもよい。
0)の内部に配置することができ、送信装置(D) の出力部
に接続可能なカプラ(13)に差し込まれている。相互に補
足するように、左チャンネルが第1誘導コイル(6) に並
列に接続された第1保護抵抗(11)を含み、右チャンネル
が第2誘導コイル(6')に並列に接続された第2保護抵抗
(11') を含むようにしてもよい。
【0027】本聴音装置を難聴者の頭部(C) に嵌めてか
ら、レセプタクル(5) が耳介(1) と向かい合う位置にく
るように、頭部支持体(B) の弾性ストリップ(4) を難聴
者の頭部に合わせることができる。少なくとも一方の耳
介(1) に耳掛け型イヤホンが嵌め込まれているので、レ
セプタクル(5) はその位置にあるイヤホン(A) の成形片
(3) と向かい合うように位置する。
ら、レセプタクル(5) が耳介(1) と向かい合う位置にく
るように、頭部支持体(B) の弾性ストリップ(4) を難聴
者の頭部に合わせることができる。少なくとも一方の耳
介(1) に耳掛け型イヤホンが嵌め込まれているので、レ
セプタクル(5) はその位置にあるイヤホン(A) の成形片
(3) と向かい合うように位置する。
【0028】レセプタクル(5) がこの位置にある時、そ
の内部に入っている誘導コイル(6)(6') は、同じ耳介
(1) に当てられているイヤホンのケーシング(2) に近接
して配置される。
の内部に入っている誘導コイル(6)(6') は、同じ耳介
(1) に当てられているイヤホンのケーシング(2) に近接
して配置される。
【0029】このようにして、送信装置(D) から出た信
号が変調すると、誘導コイル(6)(6') によって発生する
磁界が変化し、イヤホン(A) のケーシング(2) の内部に
配置された電話コイルに誘導される信号にも対応した変
調が生じる。
号が変調すると、誘導コイル(6)(6') によって発生する
磁界が変化し、イヤホン(A) のケーシング(2) の内部に
配置された電話コイルに誘導される信号にも対応した変
調が生じる。
【0030】特許請求の範囲に明確に述べられている主
要原理から逸脱することなく一定の構造の細部及び形状
に関して本聴音装置に幾つかの変更を加え得ることは、
当業者には明らかであろう。
要原理から逸脱することなく一定の構造の細部及び形状
に関して本聴音装置に幾つかの変更を加え得ることは、
当業者には明らかであろう。
【図1】本装置の全体構造を点線による難聴者の頭部の
配置とともに示す斜視図である。
配置とともに示す斜視図である。
【図2】難聴者の耳介における耳掛け型イヤホンの配置
を詳細に示す斜視図である。
を詳細に示す斜視図である。
【図3】頭部支持体のレセプタクルの内部に配置された
誘導コイルの接続回路の概略図である。
誘導コイルの接続回路の概略図である。
【図4】図1の回路と類似しているがステレオ受信用で
ある接続回路の概略図である。保護抵抗も含まれてい
る。
ある接続回路の概略図である。保護抵抗も含まれてい
る。
(1) 耳介 (4) 弾性ストリップ (5) レセプタクル (6)(6') 誘導コイル (13) カプラ(接続手段) (11)(11') 保護抵抗 (A) 耳掛け型イヤホン (B) 頭部支持体 (C) 頭部 (D) 可聴周波信号送信装置 (E) 接続回路
Claims (7)
- 【請求項1】 テレビやオーディオ装置等の可聴周波信
号送信装置に接続可能で、かつ電話コイルを備えた耳掛
け型イヤホンを使用している難聴者に適用可能な難聴者
用聴音装置であって、 難聴者の頭部に合わせられるように弾性ストリップで形
成され、両端部にレセプタクルが固定され、かつ少なく
とも一方のレセプタクルの内部に少なくとも1つの誘導
コイルが配置されている頭部支持体、および前記誘導コ
イルと前記可聴周波信号送信装置の可聴周波信号出力部
に接続する接続手段とを含んでいる接続回路を備えてな
る難聴者用聴音装置。 - 【請求項2】 一方のレセプタクルの内部に2つの誘導
コイルが配置され、各誘導コイルがステレオ送信装置の
各チャンネルに接続されている、請求項1に記載の難聴
者用聴音装置。 - 【請求項3】 接続回路が前記誘導コイルに並列に接続
された保護抵抗を備えている、請求項1または2に記載
の難聴者用聴音装置。 - 【請求項4】 誘導コイルが鉄心を有している、請求項
1に記載の難聴者用聴音装置。 - 【請求項5】 誘導コイルがI字形ケイ素鉄板からなる
鉄心を有している、請求項1または4に記載の難聴者用
聴音装置。 - 【請求項6】 レセプタクル内の誘導コイルの位置が前
記耳掛け型イヤホン内の電話コイルの位置に対応してい
る、請求項1に記載の難聴者用聴音装置。 - 【請求項7】 レセプタクルが遮音体としてフォームラ
バーを含んでいる、請求項1に記載の難聴者用聴音装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AR980100591 | 1998-02-11 | ||
AR9800591 | 1998-02-11 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11289597A true JPH11289597A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=3461066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11029612A Pending JPH11289597A (ja) | 1998-02-11 | 1999-02-08 | 難聴者用聴音装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0936841A1 (ja) |
JP (1) | JPH11289597A (ja) |
CN (1) | CN1232362A (ja) |
BR (1) | BR7900073U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010077210A (ko) * | 2000-02-01 | 2001-08-17 | 서승정 | 귀마개 기능을 구비한 알에프송수신기 장치 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2300659B1 (en) * | 2008-04-21 | 2019-06-19 | Pirelli Tyre S.p.A. | Metallic cord comprising preformed and non-preformed wires |
EP2538698A1 (en) * | 2011-06-23 | 2012-12-26 | GN Netcom A/S | Inductive earphone coupling |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB8413593D0 (en) * | 1984-05-29 | 1984-07-04 | Buckley G | Personal inductive coupler |
SE452237B (sv) * | 1984-12-28 | 1987-11-16 | Elvometer Ab | Horselskyddskapa for en horselskadad person med horapparat |
US5557673A (en) * | 1994-10-25 | 1996-09-17 | Avr Communications, Ltd. | Auditory assistance apparatus and method |
US6078675A (en) * | 1995-05-18 | 2000-06-20 | Gn Netcom A/S | Communication system for users of hearing aids |
US6157728A (en) * | 1996-05-25 | 2000-12-05 | Multitech Products (Pte) Ltd. | Universal self-attaching inductive coupling unit for connecting hearing instrument to peripheral electronic devices |
-
1999
- 1999-01-22 BR BR7900073-8U patent/BR7900073U/pt unknown
- 1999-01-29 EP EP99101531A patent/EP0936841A1/en not_active Withdrawn
- 1999-02-08 JP JP11029612A patent/JPH11289597A/ja active Pending
- 1999-02-10 CN CN99100718A patent/CN1232362A/zh active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20010077210A (ko) * | 2000-02-01 | 2001-08-17 | 서승정 | 귀마개 기능을 구비한 알에프송수신기 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1232362A (zh) | 1999-10-20 |
BR7900073U (pt) | 2000-03-08 |
EP0936841A1 (en) | 1999-08-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001010 |