JPH11289583A - 無線アクセス方法 - Google Patents
無線アクセス方法Info
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- JPH11289583A JPH11289583A JP10090510A JP9051098A JPH11289583A JP H11289583 A JPH11289583 A JP H11289583A JP 10090510 A JP10090510 A JP 10090510A JP 9051098 A JP9051098 A JP 9051098A JP H11289583 A JPH11289583 A JP H11289583A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 無線通信回線における無線リンク確立に際す
る無線アクセス方法に関し、制御チャネル確立時のラン
ダムアクセスの成功確率と、回線使用効率を向上させる
ことのできる無線アクセス方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 制御チャネルを、上りスロットのグルー
プと、各上りスロットと対を成す下りスロットのグルー
プとで構成し、制御回線の設定時に、端末局は、制御チ
ャネルの上り下りの区別を意識することなく、空きスロ
ットを任意に選択して、選択したスロットを用いてラン
ダムにアクセスし、基地局は、制御チャネルの、上りス
ロットあるいは下りスロットで、端末局からのアクセス
信号を受信し、上りスロットと、これと対を成す下りス
ロットとに、それぞれ異なる端末局からのアクセスがあ
った場合には、それらの内のいずれか一方の端末局を選
択して、制御チャネルの当初の上り下りの設定に従っ
て、下りの該当するスロットで制御情報を当該端末局に
送信し、端末局は、上りスロットで制御情報を送信し
て、無線リンクを確立するように構成する。
る無線アクセス方法に関し、制御チャネル確立時のラン
ダムアクセスの成功確率と、回線使用効率を向上させる
ことのできる無線アクセス方法を提供することを目的と
する。 【解決手段】 制御チャネルを、上りスロットのグルー
プと、各上りスロットと対を成す下りスロットのグルー
プとで構成し、制御回線の設定時に、端末局は、制御チ
ャネルの上り下りの区別を意識することなく、空きスロ
ットを任意に選択して、選択したスロットを用いてラン
ダムにアクセスし、基地局は、制御チャネルの、上りス
ロットあるいは下りスロットで、端末局からのアクセス
信号を受信し、上りスロットと、これと対を成す下りス
ロットとに、それぞれ異なる端末局からのアクセスがあ
った場合には、それらの内のいずれか一方の端末局を選
択して、制御チャネルの当初の上り下りの設定に従っ
て、下りの該当するスロットで制御情報を当該端末局に
送信し、端末局は、上りスロットで制御情報を送信し
て、無線リンクを確立するように構成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信回線にお
ける信号の送受信を行なうためのユーザチャネルの割り
当て制御に先立って行なわれる無線リンク確立に際する
無線アクセス方法に関するものである。
ける信号の送受信を行なうためのユーザチャネルの割り
当て制御に先立って行なわれる無線リンク確立に際する
無線アクセス方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３に、従来の同一周波数チャネル上で
の基地局へのアクセス方法の第１の例を示す。この図
は、１つの基地局と複数（≧１）の端末局からなる集中
制御型システムにおいて、同一の周波数チャネル上の無
線回線で信号の送受信を行う方法にＴＤＭＡ（時分割多
元接続）を適用した場合の例を示している。
の基地局へのアクセス方法の第１の例を示す。この図
は、１つの基地局と複数（≧１）の端末局からなる集中
制御型システムにおいて、同一の周波数チャネル上の無
線回線で信号の送受信を行う方法にＴＤＭＡ（時分割多
元接続）を適用した場合の例を示している。
【０００３】同図において、基地局の元で立ち上がった
端末局は、アクセスチャネル（Ａｃｈ）の下り信号を観
測することにより、図３に示すフレームに同期して、Ａ
ｃｈ上りスロットに要求信号をランダムに送出する。要
求信号が正常に基地局に受信された場合には、基地局に
よって上りと下りの制御チャネル（Ｃｃｈ）スロットが
割り当てられる。
端末局は、アクセスチャネル（Ａｃｈ）の下り信号を観
測することにより、図３に示すフレームに同期して、Ａ
ｃｈ上りスロットに要求信号をランダムに送出する。要
求信号が正常に基地局に受信された場合には、基地局に
よって上りと下りの制御チャネル（Ｃｃｈ）スロットが
割り当てられる。
【０００４】端末局は、割り当てられたＣｃｈ上りスロ
ットに無線回線制御信号を送出、Ｃｃｈ下りスロットに
よりを無線回線制御情報を受信し、無線制御リンクを確
立する。これを用いてユーザチャネル（Ｕｃｈ）の割当
制御が行なわれ、データ信号は割り当てられたＵｃｈ上
で送受信される。
ットに無線回線制御信号を送出、Ｃｃｈ下りスロットに
よりを無線回線制御情報を受信し、無線制御リンクを確
立する。これを用いてユーザチャネル（Ｕｃｈ）の割当
制御が行なわれ、データ信号は割り当てられたＵｃｈ上
で送受信される。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
技術を、Ｃｃｈ下り（または上り）スロット数よりも多
くの端末局が存在する環境に適用した場合、端末局によ
ってＣｃｈスロットが占拠されてしまうことが生ずるた
め、無線制御りンクを獲得できなかった端末局は通信を
行うことができなくなる。
技術を、Ｃｃｈ下り（または上り）スロット数よりも多
くの端末局が存在する環境に適用した場合、端末局によ
ってＣｃｈスロットが占拠されてしまうことが生ずるた
め、無線制御りンクを獲得できなかった端末局は通信を
行うことができなくなる。
【０００６】そのため、図１に示すように、通信が終了
した端末は、無線制御リンクを解放する必要がある。こ
の時、図３に示す従来の方法で再度通信を行う場合に
は、再びＡｃｈスロットにアクセスし、Ｃｃｈスロット
を獲得しなければならないから、通信トラヒックが上昇
したときには、Ａｃｈ上りスロットでの衝突が多発する
という課題があった。
した端末は、無線制御リンクを解放する必要がある。こ
の時、図３に示す従来の方法で再度通信を行う場合に
は、再びＡｃｈスロットにアクセスし、Ｃｃｈスロット
を獲得しなければならないから、通信トラヒックが上昇
したときには、Ａｃｈ上りスロットでの衝突が多発する
という課題があった。
【０００７】この課題は、図４に示すように、Ａｃｈ下
り信号を用いてＣｃｈスロットの空き状況を報知し、端
末局はその情報を元に任意に選択したＣｃｈスロットに
対してランダムに要求信号を送出することでトラヒック
を分散させることにより解決できる。
り信号を用いてＣｃｈスロットの空き状況を報知し、端
末局はその情報を元に任意に選択したＣｃｈスロットに
対してランダムに要求信号を送出することでトラヒック
を分散させることにより解決できる。
【０００８】しかしながら、この方法は、衝突が発生し
た場合や、衝突が発生せずにマルチパスフェージング等
により信号が誤って受信された場合など、Ｃｃｈ上り回
線が正常に受信されない場合にはＣｃｈ下り回線は使用
されないため、回線使用効率が低下するという課題があ
った。
た場合や、衝突が発生せずにマルチパスフェージング等
により信号が誤って受信された場合など、Ｃｃｈ上り回
線が正常に受信されない場合にはＣｃｈ下り回線は使用
されないため、回線使用効率が低下するという課題があ
った。
【０００９】回線使用効率の低下という課題に関して
は、図５に示すように、Ｃｃｈスロットを上り回線、下
り回線という区別をせずに、空きＣｃｈにランダムにア
クセスし、その中から基地局が無線制御りンクをＣｃｈ
スロットの中から任意に選択して割り当てる方法を用い
ることにより解決できる。
は、図５に示すように、Ｃｃｈスロットを上り回線、下
り回線という区別をせずに、空きＣｃｈにランダムにア
クセスし、その中から基地局が無線制御りンクをＣｃｈ
スロットの中から任意に選択して割り当てる方法を用い
ることにより解決できる。
【００１０】しかしながら、この方法を用いた場合、Ｃ
ｃｈを送信したスロットとは別のスロットが割り当てら
れることとなるため、端末側は、どのＣｃｈが割り当て
られたのかをＣｃｈ下り回線の信号を全て受信して判断
しなくてはならないから、端末局の制御の負荷が重くな
るという課題があった。
ｃｈを送信したスロットとは別のスロットが割り当てら
れることとなるため、端末側は、どのＣｃｈが割り当て
られたのかをＣｃｈ下り回線の信号を全て受信して判断
しなくてはならないから、端末局の制御の負荷が重くな
るという課題があった。
【００１１】本発明は、上述の課題を解決するために成
されたものであって、図１に示すような通信手順におい
て、制御チャネル確立時のランダムアクセスの成功確率
を向上させ、さらに制御が簡単で、かつ、回線使用効率
を向上させることのできる無線アクセス方法を提供する
ことを目的とする。
されたものであって、図１に示すような通信手順におい
て、制御チャネル確立時のランダムアクセスの成功確率
を向上させ、さらに制御が簡単で、かつ、回線使用効率
を向上させることのできる無線アクセス方法を提供する
ことを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、上述の
課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段により解決
される。すなわち、請求項１の発明は、１つの基地局
と、少なくとも一つの端末局との間で、同一周波数チャ
ネル上の無線回線で信号の送受信を行うように構成さ
れ、無線信号の送受信を行う時にあらかじめ基地局と端
末局との間で無線制御りンクが設定される無線通信方式
において、
課題は、前記特許請求の範囲に記載した手段により解決
される。すなわち、請求項１の発明は、１つの基地局
と、少なくとも一つの端末局との間で、同一周波数チャ
ネル上の無線回線で信号の送受信を行うように構成さ
れ、無線信号の送受信を行う時にあらかじめ基地局と端
末局との間で無線制御りンクが設定される無線通信方式
において、
【００１３】制御チャネルを、上りスロットのグループ
と、各上りスロットと対を成す下りスロットのグループ
とで構成し、制御回線の設定時に、端末局は、制御チャ
ネルの上り下りの区別を意識することなく、空きスロッ
トを任意に選択して、選択したスロットを用いてランダ
ムにアクセスし、基地局は、制御チャネルの、上りスロ
ットあるいは下りスロットで、端末局からのアクセス信
号を受信し、
と、各上りスロットと対を成す下りスロットのグループ
とで構成し、制御回線の設定時に、端末局は、制御チャ
ネルの上り下りの区別を意識することなく、空きスロッ
トを任意に選択して、選択したスロットを用いてランダ
ムにアクセスし、基地局は、制御チャネルの、上りスロ
ットあるいは下りスロットで、端末局からのアクセス信
号を受信し、
【００１４】上りスロットと、これと対を成す下りスロ
ットとに、それぞれ異なる端末局からのアクセスがあっ
た場合には、それらの内のいずれか一方の端末局を選択
し、制御チャネルの当初の上り下りの設定に従って、下
りの該当するスロットで制御情報を当該端末局に送信
し、端末局は、上りスロットで制御情報を送信して、無
線リンクを確立する無線アクセス方法である。
ットとに、それぞれ異なる端末局からのアクセスがあっ
た場合には、それらの内のいずれか一方の端末局を選択
し、制御チャネルの当初の上り下りの設定に従って、下
りの該当するスロットで制御情報を当該端末局に送信
し、端末局は、上りスロットで制御情報を送信して、無
線リンクを確立する無線アクセス方法である。
【００１５】本発明において、制御チャネルは、あらか
じめ片方のスロットグループを下り回線用に、もう一方
のスロットグループをを上り回線用に設定しておき、制
御回線の設定時は、制御チャネルが上りであるのか、あ
るいは下りであるのかという区別を行わずに空きチャネ
ル（スロット）を任意に選択してランダムにアクセスす
る。
じめ片方のスロットグループを下り回線用に、もう一方
のスロットグループをを上り回線用に設定しておき、制
御回線の設定時は、制御チャネルが上りであるのか、あ
るいは下りであるのかという区別を行わずに空きチャネ
ル（スロット）を任意に選択してランダムにアクセスす
る。
【００１６】そして、それが、対を成しているどちらか
の制御チャネル（スロット）で正常に受信された場合、
当初の制御チャネルの上り下りの設定に従って、端末局
は下り回線によって、無線制御情報を受信し、上り回線
に無線制御信号を送出することにより無線制御りンクを
確立する。
の制御チャネル（スロット）で正常に受信された場合、
当初の制御チャネルの上り下りの設定に従って、端末局
は下り回線によって、無線制御情報を受信し、上り回線
に無線制御信号を送出することにより無線制御りンクを
確立する。
【００１７】また、同時に２つの端末から制御チャネル
の対に受信された場合、必ず、どちらかの端末局を選択
して上述のように制御リンクを確立する。本発明の方法
において、制御リンクが設定できない場合が生ずる条件
は、制御スロットの対の上り下り両方で衝突が発生する
場合のみである。
の対に受信された場合、必ず、どちらかの端末局を選択
して上述のように制御リンクを確立する。本発明の方法
において、制御リンクが設定できない場合が生ずる条件
は、制御スロットの対の上り下り両方で衝突が発生する
場合のみである。
【００１８】このように、回線設定時に両方の制御チャ
ネルをアクセス用に設定することにより、回線の使用効
率を向上することができると共に、図４に示す従来の上
りＣｃｈスロットに対してランダムアクセスする方法と
比較して２倍のランダムアクセスチャネルを確保できる
から、信号の衝突確率を改善することができる。
ネルをアクセス用に設定することにより、回線の使用効
率を向上することができると共に、図４に示す従来の上
りＣｃｈスロットに対してランダムアクセスする方法と
比較して２倍のランダムアクセスチャネルを確保できる
から、信号の衝突確率を改善することができる。
【００１９】さらに、回線割当要求信号後に対になって
いる一方の制御チャネルから制御リンク確立の呼出しが
行なわれるため、先に図５を用いて説明した従来の方法
のように、端末局が制御チャネル下り回線の信号を全て
受信して判断するという制御を必要としないから、端末
局の下り制御回線の選択に係る制御の負荷をは軽減する
ことができる。
いる一方の制御チャネルから制御リンク確立の呼出しが
行なわれるため、先に図５を用いて説明した従来の方法
のように、端末局が制御チャネル下り回線の信号を全て
受信して判断するという制御を必要としないから、端末
局の下り制御回線の選択に係る制御の負荷をは軽減する
ことができる。
【００２０】
【発明の実施の形態】図１はデータの送受信に際する制
御を示す流れ図である。同図において、Ｓ−１〜Ｓ−５
などの表示は、処理のステップを示すものであり、以下
の説明に対応している。端末局は、データが到着するま
では待機状態にある（Ｓ−１）。そして、データが到着
すると、アクセスチャネル（Ａｃｈ）の下り信号を観測
することにより、要求信号をランダムに送出する（Ｓ−
２）。
御を示す流れ図である。同図において、Ｓ−１〜Ｓ−５
などの表示は、処理のステップを示すものであり、以下
の説明に対応している。端末局は、データが到着するま
では待機状態にある（Ｓ−１）。そして、データが到着
すると、アクセスチャネル（Ａｃｈ）の下り信号を観測
することにより、要求信号をランダムに送出する（Ｓ−
２）。
【００２１】要求信号が正常に基地局に受信された場合
には、基地局によって上りと下りの制御チャネル（Ｃｃ
ｈ）スロットが割り当てられ、端末局は割り当てられた
Ｃｃｈ上りスロットに無線回線制御信号を送出、Ｃｃｈ
下りスロットによりを無線回線制御情報を受信し、無線
制御リンクを確立する（Ｓ−３）。これを用いてユーザ
チャネル（Ｕｃｈ）の割当制御が行なわれ、データ信号
は割り当てられたＵｃｈ上で送受信される（Ｓ−４）。
データの送受信が終了すると制御チャネルを解放する
（Ｓ−５）。
には、基地局によって上りと下りの制御チャネル（Ｃｃ
ｈ）スロットが割り当てられ、端末局は割り当てられた
Ｃｃｈ上りスロットに無線回線制御信号を送出、Ｃｃｈ
下りスロットによりを無線回線制御情報を受信し、無線
制御リンクを確立する（Ｓ−３）。これを用いてユーザ
チャネル（Ｕｃｈ）の割当制御が行なわれ、データ信号
は割り当てられたＵｃｈ上で送受信される（Ｓ−４）。
データの送受信が終了すると制御チャネルを解放する
（Ｓ−５）。
【００２２】次に、本発明の無線アクセス方法を、図２
に示す例を用いて説明する。この図は、データ信号の送
受信が図１に示す流れ図のように行なわれる制御チャネ
ルの獲得を説明した図であり、Ｃｃｈ＃０−ｘとＣｃｈ
＃１−ｘで制御チャネルの対を構成した場合の例を示し
ている。
に示す例を用いて説明する。この図は、データ信号の送
受信が図１に示す流れ図のように行なわれる制御チャネ
ルの獲得を説明した図であり、Ｃｃｈ＃０−ｘとＣｃｈ
＃１−ｘで制御チャネルの対を構成した場合の例を示し
ている。
【００２３】本発明の無線アクセス方法において、図２
に示すように制御チャネルの対を構成しておくと共に、
基地局は、下り制御信号をＣｃｈ＃０−ｘから送信し、
上り制御信号をＣｃｈ＃１−ｘで受信するように決めて
おく。ここで、端末局ＲＭ１は、Ａｃｈ下り信号によっ
て報知される空きチャネル情報を元に、Ｃｃｈ＃０−８
を選択してランダムアクセス方式により要求信号を送信
する。
に示すように制御チャネルの対を構成しておくと共に、
基地局は、下り制御信号をＣｃｈ＃０−ｘから送信し、
上り制御信号をＣｃｈ＃１−ｘで受信するように決めて
おく。ここで、端末局ＲＭ１は、Ａｃｈ下り信号によっ
て報知される空きチャネル情報を元に、Ｃｃｈ＃０−８
を選択してランダムアクセス方式により要求信号を送信
する。
【００２４】その後、端末局ＲＭ１は次のフレームのＣ
ｃｈ＃０−８タイミングで下り制御信号を受信し、基地
局によって割当が許可されたことを識別した後Ｃｃｈ＃
１−８に対して制御信号を送信する。この手順によって
ＲＭ１に対して制御リンクを確立させる。
ｃｈ＃０−８タイミングで下り制御信号を受信し、基地
局によって割当が許可されたことを識別した後Ｃｃｈ＃
１−８に対して制御信号を送信する。この手順によって
ＲＭ１に対して制御リンクを確立させる。
【００２５】また、フレームＴ２に示すように、Ａｃｈ
下り信号によって報知される空きチャネル情報を元に、
端末局ＲＭ２がＣｃｈ＃０−９に、端末局ＲＭ３がＣｃ
ｈ＃１−９にそれぞれ送信を行った場合、基地局は、ど
ちらか一方の端末局を選択する。（この場合は端末局Ｒ
Ｍ２が選ばれた場合を示している）
下り信号によって報知される空きチャネル情報を元に、
端末局ＲＭ２がＣｃｈ＃０−９に、端末局ＲＭ３がＣｃ
ｈ＃１−９にそれぞれ送信を行った場合、基地局は、ど
ちらか一方の端末局を選択する。（この場合は端末局Ｒ
Ｍ２が選ばれた場合を示している）
【００２６】そして、次のフレームのＣｃｈ＃０−９か
ら下り制御信号を送信することで端末局ＲＭ２に制御リ
ンク設定を許可したことを知らせ、この信号を受信した
端末局ＲＭ２はＣｃｈ＃１−９に制御信号を送信する。
これによって、同時に２つの端末局から同時に要求信号
を受信した場合でも制御リンクを確立できる。
ら下り制御信号を送信することで端末局ＲＭ２に制御リ
ンク設定を許可したことを知らせ、この信号を受信した
端末局ＲＭ２はＣｃｈ＃１−９に制御信号を送信する。
これによって、同時に２つの端末局から同時に要求信号
を受信した場合でも制御リンクを確立できる。
【００２７】フレームＴ３は、端末局ＲＭ４、端末局Ｒ
Ｍ５、端末局ＲＭ６が、Ａｃｈ下り信号によって報知さ
れる空きチャネル情報を元に、Ｃｃｈ＃０−１とＣｃｈ
＃１−１に要求信号送信を行った場合の例を示してい
る。この時、Ｃｃｈ＃０−１では衝突が発生しているた
めに要求信号が正常に受信できない。
Ｍ５、端末局ＲＭ６が、Ａｃｈ下り信号によって報知さ
れる空きチャネル情報を元に、Ｃｃｈ＃０−１とＣｃｈ
＃１−１に要求信号送信を行った場合の例を示してい
る。この時、Ｃｃｈ＃０−１では衝突が発生しているた
めに要求信号が正常に受信できない。
【００２８】そこで、基地局は要求信号が正常に受信さ
れた端末局ＲＭ６に対して送信許可を与える。そして、
基地局はＣｃｈ＃０−１のタイミングで下り制御信号を
送信することによって、端末局ＲＭ６に制御信号の送信
許可を与え、これに応じて、端末局ＲＭ６はＣｃｈ＃１
−１に上り制御信号を送信する。
れた端末局ＲＭ６に対して送信許可を与える。そして、
基地局はＣｃｈ＃０−１のタイミングで下り制御信号を
送信することによって、端末局ＲＭ６に制御信号の送信
許可を与え、これに応じて、端末局ＲＭ６はＣｃｈ＃１
−１に上り制御信号を送信する。
【００２９】上述の無線アクセス方法において、Ｃｃｈ
＃０−ｘのタイミングで送出される下り制御信号を端末
局が受信できなかった場合、送信要求が拒絶されたと判
断する。また、下り制御信号が受信できた場合でも送信
許可が与えられなかった端末局は、そのメッセージを識
別することによって要求が拒絶されたことを知ることが
できる。
＃０−ｘのタイミングで送出される下り制御信号を端末
局が受信できなかった場合、送信要求が拒絶されたと判
断する。また、下り制御信号が受信できた場合でも送信
許可が与えられなかった端末局は、そのメッセージを識
別することによって要求が拒絶されたことを知ることが
できる。
【００３０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、制御チャネルを上りスロットのグループと、各上り
スロットと対を成す下りスロットのグループとで構成
し、それらが、使用されていないときは、両グループの
スロットを空きチャネル（空きスロット）として端末局
に対して解放している。これにより、回線設定時の衝突
確率を低減できると共に、端末局は簡単なタイミング制
御で無線制御リンクを設定できる利点がある。
は、制御チャネルを上りスロットのグループと、各上り
スロットと対を成す下りスロットのグループとで構成
し、それらが、使用されていないときは、両グループの
スロットを空きチャネル（空きスロット）として端末局
に対して解放している。これにより、回線設定時の衝突
確率を低減できると共に、端末局は簡単なタイミング制
御で無線制御リンクを設定できる利点がある。
【図１】データ伝送を行う際の制御を示す流れ図であ
る。
る。
【図２】本発明の無線アクセス方法を説明する図であ
る。
る。
【図３】従来の無線アクセス方法の第１の例を説明する
図である。
図である。
【図４】従来の無線アクセス方法の第２の例を説明する
図である。
図である。
【図５】従来の無線アクセス方法の第３の例を説明する
図である。
図である。
Ｓ−１〜Ｓ−５ 処理のステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大槻 信也 東京都新宿区西新宿三丁目19番２号 日本 電信電話株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 １つの基地局と、少なくとも一つの端末
局との間で、同一周波数チャネル上の無線回線で信号の
送受信を行うように構成され、無線信号の送受信を行う
時にあらかじめ基地局と端末局との間で無線制御りンク
が設定される無線通信方式において、 制御チャネルを、上りスロットのグループと、各上りス
ロットと対を成す下りスロットのグループとで構成し、 制御回線の設定時に、 端末局は、制御チャネルの上り下りの区別を意識するこ
となく、空きスロットを任意に選択して、選択したスロ
ットを用いてランダムにアクセスし、 基地局は、制御チャネルの、上りスロットあるいは下り
スロットで、端末局からのアクセス信号を受信し、 上りスロットと、これと対を成す下りスロットとに、そ
れぞれ異なる端末局からのアクセスがあった場合には、
それらの内のいずれか一方の端末局を選択し、 制御チャネルの当初の上り下りの設定に従って、下りの
該当するスロットで制御情報を当該端末局に送信し、 端末局は、上りスロットで制御情報を送信して、無線リ
ンクを確立することを特徴とする無線アクセス方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09051098A JP3284098B2 (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 無線アクセス方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09051098A JP3284098B2 (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 無線アクセス方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11289583A true JPH11289583A (ja) | 1999-10-19 |
| JP3284098B2 JP3284098B2 (ja) | 2002-05-20 |
Family
ID=14000481
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09051098A Expired - Fee Related JP3284098B2 (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 無線アクセス方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3284098B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009523389A (ja) * | 2006-01-11 | 2009-06-18 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | マルチプルのモードをサポートする無線通信方法及び装置 |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP09051098A patent/JP3284098B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009523389A (ja) * | 2006-01-11 | 2009-06-18 | クゥアルコム・インコーポレイテッド | マルチプルのモードをサポートする無線通信方法及び装置 |
| US8879519B2 (en) | 2006-01-11 | 2014-11-04 | Qualcomm Incorporated | Wireless communication methods and apparatus supporting peer to peer communications |
| US8879520B2 (en) | 2006-01-11 | 2014-11-04 | Qualcomm Incorporated | Wireless communication methods and apparatus supporting wireless terminal mode control signaling |
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