JPH1127814A - 引出形回路遮断器の補助スイッチ装置 - Google Patents
引出形回路遮断器の補助スイッチ装置Info
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- JPH1127814A JPH1127814A JP18129897A JP18129897A JPH1127814A JP H1127814 A JPH1127814 A JP H1127814A JP 18129897 A JP18129897 A JP 18129897A JP 18129897 A JP18129897 A JP 18129897A JP H1127814 A JPH1127814 A JP H1127814A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、遮断器の投入操作時において、
引出枠に取り付けた補助スイッチの復帰ばねの影響を排
除して小さい操作力で投入することができる引出形回路
遮断器の補助スイッチ装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 引出枠に取り付けた補助スイッチ4を回
転操作するスライド板33と引出枠の間に復帰ばね27
を備え、断路位置においては、スライド板33は上に押
し上げても復帰ばね27によって自動的に下降する。接
続位置においては、駆動溝33cに開閉に応じて変位す
る係合ピン23が係合するとともにばね保持レバー作動
ピン34がリンク32を介してばね保持レバー30を回
転させ、復帰ばね27の一端に連結されたばね保持ピン
28をスライド板33の突起33eから離脱させる。
引出枠に取り付けた補助スイッチの復帰ばねの影響を排
除して小さい操作力で投入することができる引出形回路
遮断器の補助スイッチ装置を提供することを課題とす
る。 【解決手段】 引出枠に取り付けた補助スイッチ4を回
転操作するスライド板33と引出枠の間に復帰ばね27
を備え、断路位置においては、スライド板33は上に押
し上げても復帰ばね27によって自動的に下降する。接
続位置においては、駆動溝33cに開閉に応じて変位す
る係合ピン23が係合するとともにばね保持レバー作動
ピン34がリンク32を介してばね保持レバー30を回
転させ、復帰ばね27の一端に連結されたばね保持ピン
28をスライド板33の突起33eから離脱させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引出形回路遮断
器、特にその補助スイッチ装置の作動構造に関する。
器、特にその補助スイッチ装置の作動構造に関する。
【0002】
【従来の技術】比較的大形の回路遮断器は、その主回路
開閉接点の開閉に応じて開閉する補助スイッチや電気的
な開閉制御装置を内蔵するとともに、保守点検において
電源や負荷に接続された外部電線を端子から取り外した
り、遮断器自体を構造物から取り外す手間を省くために
引出形回路遮断器とすることが多い。引出形回路遮断器
は引出枠と遮断器本体とからなり、遮断器本体は、引出
枠内を移動可能であって、接続位置と断路位置と、さら
に多くの場合これら両位置の中間にある試験位置とで固
定されることが可能である。
開閉接点の開閉に応じて開閉する補助スイッチや電気的
な開閉制御装置を内蔵するとともに、保守点検において
電源や負荷に接続された外部電線を端子から取り外した
り、遮断器自体を構造物から取り外す手間を省くために
引出形回路遮断器とすることが多い。引出形回路遮断器
は引出枠と遮断器本体とからなり、遮断器本体は、引出
枠内を移動可能であって、接続位置と断路位置と、さら
に多くの場合これら両位置の中間にある試験位置とで固
定されることが可能である。
【0003】遮断器本体には、主回路開閉接点に接続さ
れる主回路端子及び電気的開閉制御装置に接続される制
御回路端子が備えられている。引出枠には、共に一端に
おいて外部の電気回路に接続され、他端においてそれぞ
れ遮断器本体の主回路端子及び制御回路端子と接触及び
開離するそれぞれ枠側の主回路端子及び制御回路端子が
備えられている。
れる主回路端子及び電気的開閉制御装置に接続される制
御回路端子が備えられている。引出枠には、共に一端に
おいて外部の電気回路に接続され、他端においてそれぞ
れ遮断器本体の主回路端子及び制御回路端子と接触及び
開離するそれぞれ枠側の主回路端子及び制御回路端子が
備えられている。
【0004】接続位置は、引出枠と遮断器本体の主回路
端子及び制御回路端子の双方がそれぞれ接触する位置で
あり、試験位置は制御回路端子のみが接触する位置であ
り、断路位置は主回路端子及び制御回路端子の双方が所
定の絶縁距離をもって開離している位置である。
端子及び制御回路端子の双方がそれぞれ接触する位置で
あり、試験位置は制御回路端子のみが接触する位置であ
り、断路位置は主回路端子及び制御回路端子の双方が所
定の絶縁距離をもって開離している位置である。
【0005】したがって、接続位置では遮断器本体を電
気的に開閉操作できるとともに負荷に電力を供給でき、
試験位置では電力の供給をすることなく点検などのため
電気的開閉制御操作が可能であり、断路位置では電力の
供給も電気的開閉操作もできないが感電の危険がなく遮
断器本体の点検が可能である。
気的に開閉操作できるとともに負荷に電力を供給でき、
試験位置では電力の供給をすることなく点検などのため
電気的開閉制御操作が可能であり、断路位置では電力の
供給も電気的開閉操作もできないが感電の危険がなく遮
断器本体の点検が可能である。
【0006】このような引出形回路遮断器の一例が図4
に示されている。この回路遮断器は引出枠1に図示され
ないレールに沿って遮断器本体2が左右方向に移動自在
に配置される。この引出枠1には枠側主回路端子3、3
及び補助スイッチ4が備えられる。また、遮断器本体2
には、上下にそれぞれ設けられた主回路固定接点5、5
及び主回路固定接点5、5と接離可能な主回路可動接点
6、6と、両端に主回路可動接点6、6を固着した主回
路可動接触子7と、回転することによって主回路可動接
触子7を左右方向に移動させるクロスバー8と、クロス
バー8を回転させる詳細は図示されない開閉機構9と、
主回路固定接点5、5に接続された本体側主回路端子1
0、10とが備えられる。また、引出枠側制御回路端子
11及び本体側制御回路端子12も備えており、詳細は
説明しないが遮断器本体2の移動に伴い双方は接触及び
開離する。
に示されている。この回路遮断器は引出枠1に図示され
ないレールに沿って遮断器本体2が左右方向に移動自在
に配置される。この引出枠1には枠側主回路端子3、3
及び補助スイッチ4が備えられる。また、遮断器本体2
には、上下にそれぞれ設けられた主回路固定接点5、5
及び主回路固定接点5、5と接離可能な主回路可動接点
6、6と、両端に主回路可動接点6、6を固着した主回
路可動接触子7と、回転することによって主回路可動接
触子7を左右方向に移動させるクロスバー8と、クロス
バー8を回転させる詳細は図示されない開閉機構9と、
主回路固定接点5、5に接続された本体側主回路端子1
0、10とが備えられる。また、引出枠側制御回路端子
11及び本体側制御回路端子12も備えており、詳細は
説明しないが遮断器本体2の移動に伴い双方は接触及び
開離する。
【0007】図5は、この引出形回路遮断器の補助スイ
ッチ4の内部の接触部を示す断面図であって、補助スイ
ッチ4は、絶縁ケース13に回転自在に保持された回転
軸14と、この回転軸14と共に回転し2つの接触突起
15a、15bを有する補助可動接触子15と、補助可
動接触子15の周囲であって絶縁ケース13に固定して
設けられる3つの補助固定接触子のb接触子16、c接
触子17、a接触子18を内部に備え、これらの補助固
定接触子と接続された端子群19と、図4に示されてい
るように回転軸14を回転させるレバー20とレバー2
0の先端に取り付けられた補助スイッチピン21とを外
部に備えている。上述の3つの補助固定接触子16、1
7、18は、補助可動接触子15と接触したとき所定の
接触圧力を得るために板ばねを曲げて形成されている。
なお、図5は、主回路開閉接点である固定側主回路接点
5、5と可動側主回路接点6、6が開離している遮断器
本体2が開路状態にあるときの補助スイッチ4の接触状
況を図示したものであり、その補助可動接触子15の一
方の接触突起15aがb接触子16と接触し他方の接触
突起15bがc接触子17と接触し、これによりb接触
子16とc接触子17とが導通して、いわゆるb接点が
接触している状態にある。
ッチ4の内部の接触部を示す断面図であって、補助スイ
ッチ4は、絶縁ケース13に回転自在に保持された回転
軸14と、この回転軸14と共に回転し2つの接触突起
15a、15bを有する補助可動接触子15と、補助可
動接触子15の周囲であって絶縁ケース13に固定して
設けられる3つの補助固定接触子のb接触子16、c接
触子17、a接触子18を内部に備え、これらの補助固
定接触子と接続された端子群19と、図4に示されてい
るように回転軸14を回転させるレバー20とレバー2
0の先端に取り付けられた補助スイッチピン21とを外
部に備えている。上述の3つの補助固定接触子16、1
7、18は、補助可動接触子15と接触したとき所定の
接触圧力を得るために板ばねを曲げて形成されている。
なお、図5は、主回路開閉接点である固定側主回路接点
5、5と可動側主回路接点6、6が開離している遮断器
本体2が開路状態にあるときの補助スイッチ4の接触状
況を図示したものであり、その補助可動接触子15の一
方の接触突起15aがb接触子16と接触し他方の接触
突起15bがc接触子17と接触し、これによりb接触
子16とc接触子17とが導通して、いわゆるb接点が
接触している状態にある。
【0008】図6は、遮断器本体2が接続位置にあると
きのこの補助スイッチ4の従来の作動機構を説明するた
めの要部部分図である。この図において、遮断器本体2
のクロスバー8の端部にはレバー22がクロスバー8と
共に回転可能に備えられ、レバー22の先端には係合ピ
ン23が取り付けられている。引出枠1には、クロスバ
ー8の真上付近に補助スイッチ4が取り付けられるとと
もに、図示されない側板にガイドピン24、25が取り
付けられており、さらに、スライド板50がその長孔5
0a、50bにガイドピン24、25を嵌合させて上下
方向にスライドできるように取り付けられる。このスラ
イド板50には、その下端に遮断器本体2の断路位置方
向が開口し遮断器本体2の移動方向に延び係合ピン23
が嵌合できる駆動溝50cが形成され、その上端に補助
スイッチピン21が嵌合して移動できる被動溝50dが
形成されている。
きのこの補助スイッチ4の従来の作動機構を説明するた
めの要部部分図である。この図において、遮断器本体2
のクロスバー8の端部にはレバー22がクロスバー8と
共に回転可能に備えられ、レバー22の先端には係合ピ
ン23が取り付けられている。引出枠1には、クロスバ
ー8の真上付近に補助スイッチ4が取り付けられるとと
もに、図示されない側板にガイドピン24、25が取り
付けられており、さらに、スライド板50がその長孔5
0a、50bにガイドピン24、25を嵌合させて上下
方向にスライドできるように取り付けられる。このスラ
イド板50には、その下端に遮断器本体2の断路位置方
向が開口し遮断器本体2の移動方向に延び係合ピン23
が嵌合できる駆動溝50cが形成され、その上端に補助
スイッチピン21が嵌合して移動できる被動溝50dが
形成されている。
【0009】このような従来の回路遮断器の補助スイッ
チ4の動作を説明する。なお、図6に示される状態は遮
断器本体2の主回路開閉接点が開路しているときの状態
を示しており、安全上の点から遮断器本体2をこのよう
な開路状態で移動するように、遮断器本体2を開路状態
に保持するための図示しないインターロック装置が備え
られている。この遮断器本体2が断路位置、すなわち図
4の状態より左側にあるときは、図6ではクロスバー
8、レバー22及び係合ピン23が鎖線で示されるそれ
ぞれ8’、22’及び23’の位置にある。この状態か
ら遮断器本体2が接続位置方向、すなわち図6において
右方向に移動すると、係合ピン23が開口部から駆動溝
50cに嵌合した図6の実線で示した状態となる。
チ4の動作を説明する。なお、図6に示される状態は遮
断器本体2の主回路開閉接点が開路しているときの状態
を示しており、安全上の点から遮断器本体2をこのよう
な開路状態で移動するように、遮断器本体2を開路状態
に保持するための図示しないインターロック装置が備え
られている。この遮断器本体2が断路位置、すなわち図
4の状態より左側にあるときは、図6ではクロスバー
8、レバー22及び係合ピン23が鎖線で示されるそれ
ぞれ8’、22’及び23’の位置にある。この状態か
ら遮断器本体2が接続位置方向、すなわち図6において
右方向に移動すると、係合ピン23が開口部から駆動溝
50cに嵌合した図6の実線で示した状態となる。
【0010】このような状態において開閉機構9を駆動
して遮断器本体2の閉路操作をすると、クロスバー8が
時計方向に回転して図4に示される状態となり、図6に
おいてはクロスバー8と共にクロスバー8を中心として
係合ピン23が時計方向に回転し、係合ピン23は駆動
溝50cを摺動しながらスライド板50を上方にスライ
ドさせる。このため、補助スイッチピン21はスライド
板50の被動溝50dを摺動しながら回転軸14と共に
時計方向に約90度回転し、スライド板50及び補助ス
イッチピン21はそれぞれ鎖線で示される50’、2
1’の位置になる。この回転軸14の回転によって図示
はしないが補助可動接触子15も回転し、接触突起15
aがc接触子17と接触し接触突起15bがa接触子1
8と接触した、いわゆるa接点が接触している状態とな
る。
して遮断器本体2の閉路操作をすると、クロスバー8が
時計方向に回転して図4に示される状態となり、図6に
おいてはクロスバー8と共にクロスバー8を中心として
係合ピン23が時計方向に回転し、係合ピン23は駆動
溝50cを摺動しながらスライド板50を上方にスライ
ドさせる。このため、補助スイッチピン21はスライド
板50の被動溝50dを摺動しながら回転軸14と共に
時計方向に約90度回転し、スライド板50及び補助ス
イッチピン21はそれぞれ鎖線で示される50’、2
1’の位置になる。この回転軸14の回転によって図示
はしないが補助可動接触子15も回転し、接触突起15
aがc接触子17と接触し接触突起15bがa接触子1
8と接触した、いわゆるa接点が接触している状態とな
る。
【0011】この従来の補助スイッチ4の動作機構は、
保守点検の際に、断路位置では手でスライド板50を操
作して補助スイッチ4の各接点の接触状態を調べること
ができる。しかし、そのa接点が接触した状態でスライ
ド板50から手を離すと、補助可動接触子15とc接触
子17及びa接触子18との間に生じる接触圧力のため
にスライド板50が下方に移動しない状態で維持される
ことがある。この状態で遮断器本体2を接続位置に移動
させると係合ピン23と駆動溝50cが嵌合せず補助ス
イッチ4が正しい動作をしなくなる。このような欠点を
防止するため引出枠1の側板に取り付けられたピン26
とスライド板50の上端付近に形成された切欠き50e
との間に、前述の補助スイッチ4のa接点の接触圧力に
抗してスライド板50を下方に移動させるための復帰ば
ね27が設けられている。
保守点検の際に、断路位置では手でスライド板50を操
作して補助スイッチ4の各接点の接触状態を調べること
ができる。しかし、そのa接点が接触した状態でスライ
ド板50から手を離すと、補助可動接触子15とc接触
子17及びa接触子18との間に生じる接触圧力のため
にスライド板50が下方に移動しない状態で維持される
ことがある。この状態で遮断器本体2を接続位置に移動
させると係合ピン23と駆動溝50cが嵌合せず補助ス
イッチ4が正しい動作をしなくなる。このような欠点を
防止するため引出枠1の側板に取り付けられたピン26
とスライド板50の上端付近に形成された切欠き50e
との間に、前述の補助スイッチ4のa接点の接触圧力に
抗してスライド板50を下方に移動させるための復帰ば
ね27が設けられている。
【0012】なお、遮断器本体2が断路位置と接続位置
の中間の試験位置にある状態では、図示はしないが、接
続位置に比較して係合ピン23がその開口部に近い位置
で駆動溝50cと嵌合するが、遮断器本体2の開閉操作
を行ったときスライド板50が上下にスライドし、補助
スイッチ4は接続位置と同様に開閉動作する。
の中間の試験位置にある状態では、図示はしないが、接
続位置に比較して係合ピン23がその開口部に近い位置
で駆動溝50cと嵌合するが、遮断器本体2の開閉操作
を行ったときスライド板50が上下にスライドし、補助
スイッチ4は接続位置と同様に開閉動作する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】遮断器本体2の閉路操
作の操作力としては、回路遮断器の性能上要求される主
回路固定接点5と主回路可動接点6との接触圧力と補助
スイッチ4のa接点の接触圧力とに抗して操作できるだ
けの操作力が不可欠である。しかし、この従来の引出形
回路遮断器の補助スイッチ装置にあっては、復帰ばね2
7は一旦遮断器本体2が接続位置に移動すれば全くその
作用を必要としないものであるにもかかわらず、閉路操
作時にはこの用をなさない復帰ばね27の作用力にも対
抗しなければならないような大きな閉路操作力が必要と
なるという問題があった。一般に、このような補助スイ
ッチ4は、上述の補助可動接触子と補助固定接触子の組
み合わせを複数備えており、これらの数が多くなればな
るほど復帰ばね27の作用力を大きくしなければなら
ず、遮断器本体2の閉路操作力も大きくしなければなら
なかった。
作の操作力としては、回路遮断器の性能上要求される主
回路固定接点5と主回路可動接点6との接触圧力と補助
スイッチ4のa接点の接触圧力とに抗して操作できるだ
けの操作力が不可欠である。しかし、この従来の引出形
回路遮断器の補助スイッチ装置にあっては、復帰ばね2
7は一旦遮断器本体2が接続位置に移動すれば全くその
作用を必要としないものであるにもかかわらず、閉路操
作時にはこの用をなさない復帰ばね27の作用力にも対
抗しなければならないような大きな閉路操作力が必要と
なるという問題があった。一般に、このような補助スイ
ッチ4は、上述の補助可動接触子と補助固定接触子の組
み合わせを複数備えており、これらの数が多くなればな
るほど復帰ばね27の作用力を大きくしなければなら
ず、遮断器本体2の閉路操作力も大きくしなければなら
なかった。
【0014】この発明はこのような問題点を解消するた
めになされたもので、小さな操作力で遮断器本体の閉路
操作を行うことができる引出形回路遮断器の補助スイッ
チ装置を提供することを目的とする。
めになされたもので、小さな操作力で遮断器本体の閉路
操作を行うことができる引出形回路遮断器の補助スイッ
チ装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明は、枠側端子を有する引出枠並びに主回路
開閉接点と該主回路開閉接点に接続される本体側端子を
有する遮断器本体とからなり、双方の主回路端子が相互
に接触した接続位置と所定の間隔をもってはなれた断路
位置との間を遮断器本体が移動する引出形回路遮断器
の、遮断器本体に主回路開閉接点の開閉動作に対応して
変位する係合部材を備え、引出枠に、回転軸によって回
転する補助可動接触子及びこの補助可動接触子と接触及
び開離する補助固定接触子を有する補助スイッチと、係
合部材の変位に伴い変位して回転軸を回転させることに
より補助スイッチを開閉する補助スイッチ作動部材と、
その一端が補助スイッチ作動部材に係脱自在に係合し且
つ補助スイッチのa接点が開離する方向に補助スイッチ
作動部材を付勢する復帰ばねとを備える。さらに、本発
明は、遮断器本体が断路位置から接続位置に移動するこ
とによって係合部材と嵌合する駆動溝が補助スイッチ作
動部材に形成されるとともに、この移動によって補助ス
イッチ作動部材と復帰ばねの係合を解消させる係合解消
部材を備えている。
めに、本発明は、枠側端子を有する引出枠並びに主回路
開閉接点と該主回路開閉接点に接続される本体側端子を
有する遮断器本体とからなり、双方の主回路端子が相互
に接触した接続位置と所定の間隔をもってはなれた断路
位置との間を遮断器本体が移動する引出形回路遮断器
の、遮断器本体に主回路開閉接点の開閉動作に対応して
変位する係合部材を備え、引出枠に、回転軸によって回
転する補助可動接触子及びこの補助可動接触子と接触及
び開離する補助固定接触子を有する補助スイッチと、係
合部材の変位に伴い変位して回転軸を回転させることに
より補助スイッチを開閉する補助スイッチ作動部材と、
その一端が補助スイッチ作動部材に係脱自在に係合し且
つ補助スイッチのa接点が開離する方向に補助スイッチ
作動部材を付勢する復帰ばねとを備える。さらに、本発
明は、遮断器本体が断路位置から接続位置に移動するこ
とによって係合部材と嵌合する駆動溝が補助スイッチ作
動部材に形成されるとともに、この移動によって補助ス
イッチ作動部材と復帰ばねの係合を解消させる係合解消
部材を備えている。
【0016】そして、このような構成により、断路位置
でa接点が接触するように補助スイッチを強制的に切り
換えても、復帰ばねによってb接点が接触するように自
動復帰させることができる。さらに、遮断器本体が断路
位置から接続位置に移動したときには係合解消部材によ
り復帰ばねの補助スイッチ作動部材との係合が解消され
るので、復帰ばねは遮断器本体の閉路操作をする際にそ
の開閉機構と切り離された状態になり、閉路操作に影響
を与えない。
でa接点が接触するように補助スイッチを強制的に切り
換えても、復帰ばねによってb接点が接触するように自
動復帰させることができる。さらに、遮断器本体が断路
位置から接続位置に移動したときには係合解消部材によ
り復帰ばねの補助スイッチ作動部材との係合が解消され
るので、復帰ばねは遮断器本体の閉路操作をする際にそ
の開閉機構と切り離された状態になり、閉路操作に影響
を与えない。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、図1ない
し図3にその要部が示されている実施例によって説明す
る。なお、この説明において、遮断器本体2、補助スイ
ッチ4など従来技術と同じ部分は図4ないし図6に示し
た符号と同一の符号を使用するとともにその説明を省略
する。
し図3にその要部が示されている実施例によって説明す
る。なお、この説明において、遮断器本体2、補助スイ
ッチ4など従来技術と同じ部分は図4ないし図6に示し
た符号と同一の符号を使用するとともにその説明を省略
する。
【0018】この実施例では、復帰ばね27の一端はば
ね保持ピン28に保持され、ばね保持ピン28は引出枠
1の図示しない側板に取り付けられた軸29によって回
転自在に軸支されるばね保持レバー30の長孔30aに
嵌合している。このばね保持レバー30に備えられたピ
ン31によって回転自在に軸支されるリンク32が、そ
の長孔32aがガイドピン25と嵌合し、略遮断器本体
2の移動方向に変位可能に設けられる。スライド板33
には長孔33a、33b、駆動溝33c、被動溝33d
の他に、その上端付近にばね保持ピン28を係合する突
起33eが形成されている。一方、遮断器本体2にはリ
ンク32の他端に対向してばね保持レバー作動ピン34
が取り付けられている。
ね保持ピン28に保持され、ばね保持ピン28は引出枠
1の図示しない側板に取り付けられた軸29によって回
転自在に軸支されるばね保持レバー30の長孔30aに
嵌合している。このばね保持レバー30に備えられたピ
ン31によって回転自在に軸支されるリンク32が、そ
の長孔32aがガイドピン25と嵌合し、略遮断器本体
2の移動方向に変位可能に設けられる。スライド板33
には長孔33a、33b、駆動溝33c、被動溝33d
の他に、その上端付近にばね保持ピン28を係合する突
起33eが形成されている。一方、遮断器本体2にはリ
ンク32の他端に対向してばね保持レバー作動ピン34
が取り付けられている。
【0019】このような実施例の動作について説明す
る。図1は遮断器本体2が断路位置にある定常状態を示
しており、ばね保持レバー30は復帰ばね27の作用力
により反時計回転に付勢され、ばね保持ピン28は突起
33eの部分でスライド板33と係脱自在に係合してい
る。この状態から、補助スイッチ4の点検のために手な
どで強制的にスライド板33を上方に移動させると、突
起33eの部分でばね保持ピン28が長孔30aに沿っ
てばね保持レバー30を時計方向に回転させながら上方
に移動し図2の状態となる。この状態では、図示はして
いないが補助スイッチ4のa接点が接触した状態となり
その接触状態を点検できる。点検終了後、スライド板3
3から手を離してこれを自由状態にすると、復帰ばね2
7の作用力によりスライド板33が自動的に下方に移動
して図1の状態に復帰する。この状態で遮断器本体2を
接続位置方向に移動させると、係合ピン23が駆動溝3
3cに嵌合することができ、試験位置及び接続位置で遮
断器本体2の開閉操作に応じてスライド板33を上下に
移動させることができる。この遮断器本体2の移動に伴
い、ばね保持レバー作動ピン34も移動してリンク32
の他端と当接して押圧し、リンク32はばね保持レバー
30を時計方向に回転させながら右方向に移動し、試験
位置及び接続位置においては、スライド板33が上下方
向に移動してもばね保持ピン28が突起33eに係合し
ない状態となる。
る。図1は遮断器本体2が断路位置にある定常状態を示
しており、ばね保持レバー30は復帰ばね27の作用力
により反時計回転に付勢され、ばね保持ピン28は突起
33eの部分でスライド板33と係脱自在に係合してい
る。この状態から、補助スイッチ4の点検のために手な
どで強制的にスライド板33を上方に移動させると、突
起33eの部分でばね保持ピン28が長孔30aに沿っ
てばね保持レバー30を時計方向に回転させながら上方
に移動し図2の状態となる。この状態では、図示はして
いないが補助スイッチ4のa接点が接触した状態となり
その接触状態を点検できる。点検終了後、スライド板3
3から手を離してこれを自由状態にすると、復帰ばね2
7の作用力によりスライド板33が自動的に下方に移動
して図1の状態に復帰する。この状態で遮断器本体2を
接続位置方向に移動させると、係合ピン23が駆動溝3
3cに嵌合することができ、試験位置及び接続位置で遮
断器本体2の開閉操作に応じてスライド板33を上下に
移動させることができる。この遮断器本体2の移動に伴
い、ばね保持レバー作動ピン34も移動してリンク32
の他端と当接して押圧し、リンク32はばね保持レバー
30を時計方向に回転させながら右方向に移動し、試験
位置及び接続位置においては、スライド板33が上下方
向に移動してもばね保持ピン28が突起33eに係合し
ない状態となる。
【0020】したがって、図3に示す接続位置、あるい
は試験位置において、遮断器本体2の閉路操作を行う
と、復帰ばね27がスライド板33に作用することな
く、スライド板33が鎖線で示された33’の位置まで
上方に移動して補助スイッチ4を切り換えるため、より
小さい操作力で操作を行うことができる。図3に示す主
回路開閉接点が開路した状態から遮断器本体2の引出操
作を行うと、ばね保持レバー作動ピン34が左方向に移
動する。このとき、軸29は復帰ばね27の作用線より
右側にあるため反時計方向に回転するように付勢されて
いたばね保持レバー30が、ばね保持レバー作動ピン3
4の移動に伴って反時計方向に回転し、遮断器本体2が
試験位置を超えて断路位置方向へ移動したときにばね保
持ピン28が突起33eと係合して図1の状態となる。
は試験位置において、遮断器本体2の閉路操作を行う
と、復帰ばね27がスライド板33に作用することな
く、スライド板33が鎖線で示された33’の位置まで
上方に移動して補助スイッチ4を切り換えるため、より
小さい操作力で操作を行うことができる。図3に示す主
回路開閉接点が開路した状態から遮断器本体2の引出操
作を行うと、ばね保持レバー作動ピン34が左方向に移
動する。このとき、軸29は復帰ばね27の作用線より
右側にあるため反時計方向に回転するように付勢されて
いたばね保持レバー30が、ばね保持レバー作動ピン3
4の移動に伴って反時計方向に回転し、遮断器本体2が
試験位置を超えて断路位置方向へ移動したときにばね保
持ピン28が突起33eと係合して図1の状態となる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、断路位置で強制的に補助スイッチを操作して保
守点検を行っても、復帰ばねによって遮断器本体が支障
なく移動できるような状態に自動復帰するため安全であ
り、また遮断器本体を開閉操作するときには復帰ばねが
作用しないので小さな操作力しか必要ないため、経済的
で寿命の長い引出形回路遮断器を提供できるという効果
を奏する。
施され、断路位置で強制的に補助スイッチを操作して保
守点検を行っても、復帰ばねによって遮断器本体が支障
なく移動できるような状態に自動復帰するため安全であ
り、また遮断器本体を開閉操作するときには復帰ばねが
作用しないので小さな操作力しか必要ないため、経済的
で寿命の長い引出形回路遮断器を提供できるという効果
を奏する。
【図1】本発明による引出形回路遮断器の補助スイッチ
装置を示す要部側面図であって、遮断器本体が断路位置
にある状態を示している。
装置を示す要部側面図であって、遮断器本体が断路位置
にある状態を示している。
【図2】図1の状態において、スライド板を強制的に作
動させたときの補助スイッチ装置を示す図である。
動させたときの補助スイッチ装置を示す図である。
【図3】図1の状態から遮断器本体を接続位置に移動さ
せた状態にある補助スイッチ装置を示す図である。
せた状態にある補助スイッチ装置を示す図である。
【図4】補助スイッチ装置を装備した引出形回路遮断器
の側面断面図である。
の側面断面図である。
【図5】補助スイッチ装置の補助スイッチの内部を説明
する側面断面図である。
する側面断面図である。
【図6】従来の補助スイッチ装置を示す要部側面図であ
り、遮断器本体を接続位置に移動させた状態を示してい
る。
り、遮断器本体を接続位置に移動させた状態を示してい
る。
1 引出枠 2 遮断器本体 3 枠側主回路端子 4 補助スイッチ 5 主回路固定接点 6 主回路可動接点 7 主回路可動接触子 8 クロスバー 9 開閉機構 10 本体側主回路端子、 14 回転軸 15 補助可動接触子 16、17、18 補助固定接触子 20、22 レバー 21 補助スイッチピン 23 係合ピン 27 復帰ばね 28 ばね保持ピン 29 軸 30 ばね保持レバー 30a 長孔 31 ピン 32 リンク 33 スライド板 33c 駆動溝 33d 被動溝 33e 突起 34 ばね保持レバー作動ピン
Claims (2)
- 【請求項1】 枠側端子を有する引出枠と主回路開閉接
点並びに該主回路開閉接点に接続される本体側端子を有
する遮断器本体とからなり、双方の前記端子が相互に接
触した接続位置と所定の間隔をもって離れた断路位置と
の間を前記引出枠に沿って前記遮断器本体が移動する引
出形回路遮断器に設けられる補助スイッチ装置であっ
て、 前記遮断器本体には前記主回路開閉接点の開閉動作に対
応して変位する係合部材が備えられ、 前記引出枠には、回転軸によって回転する補助可動接触
子及び前記補助可動接触子と接触及び開離する補助固定
接触子を有する補助スイッチと、前記係合部材の変位に
伴い変位して前記回転軸を回転させることにより前記補
助スイッチを開閉する補助スイッチ作動部材と、その一
端が前記補助スイッチ作動部材に係脱自在に係合し且つ
前記補助スイッチのa接点が開離する方向に前記補助ス
イッチ作動部材を付勢する復帰ばねとが備えられ、 前記遮断器本体が断路位置から接続位置に移動すること
によって前記係合部材と嵌合する駆動溝が前記補助スイ
ッチ作動部材に形成されるとともに、該移動によって前
記補助スイッチ作動部材と前記復帰ばねの係合を解消さ
せる係合解消部材が備えられることを特徴とする引出形
回路遮断器の補助スイッチ装置。 - 【請求項2】 前記係合部材は前記主回路開閉接点を開
閉する開閉機構に含まれる回転自在のクロスバーに偏心
して設けられた係合ピンであり、 前記補助スイッチ作動部材は一端に前記駆動溝が形成さ
れ他端に前記補助スイッチの回転軸に偏心して設けられ
た補助スイッチピンと嵌合する被動溝が形成されたスラ
イド板であり、 前記係合解消部材は前記引出枠に設けた前記復帰ばねの
一端を保持し且つ前記スライド板に係脱自在に係合する
ばね保持ピンと該ばね保持ピンをスライド可能に保持す
る長孔を有するばね保持レバー及び前記遮断器本体の移
動に伴い前記ばね保持レバーを回転させる前記遮断器本
体に設けたばね保持レバー作動ピンであることを特徴と
する請求項1記載の引出形回路遮断器の補助スイッチ装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18129897A JPH1127814A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 引出形回路遮断器の補助スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18129897A JPH1127814A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 引出形回路遮断器の補助スイッチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1127814A true JPH1127814A (ja) | 1999-01-29 |
Family
ID=16098243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18129897A Pending JPH1127814A (ja) | 1997-07-07 | 1997-07-07 | 引出形回路遮断器の補助スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1127814A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100430223B1 (ko) * | 2002-02-22 | 2004-05-03 | 엘지산전 주식회사 | 인출형 차단기 |
WO2009019175A1 (de) * | 2007-08-03 | 2009-02-12 | Siemens Aktiengesellschaft | Kupplungsanordnung zur übertragung der rotationsbewegung einer schaltwelle eines elektrischen schalters an zumindest einen stellungsmelder |
CN106169711A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-11-30 | 江苏镇德电力设备有限公司 | 一种用于电力机柜的手摇机构架 |
CN111900659A (zh) * | 2020-08-07 | 2020-11-06 | 汪华衡 | 一种低压抽出式开关柜 |
-
1997
- 1997-07-07 JP JP18129897A patent/JPH1127814A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100430223B1 (ko) * | 2002-02-22 | 2004-05-03 | 엘지산전 주식회사 | 인출형 차단기 |
WO2009019175A1 (de) * | 2007-08-03 | 2009-02-12 | Siemens Aktiengesellschaft | Kupplungsanordnung zur übertragung der rotationsbewegung einer schaltwelle eines elektrischen schalters an zumindest einen stellungsmelder |
US8232490B2 (en) | 2007-08-03 | 2012-07-31 | Siemens Aktiengesellschaft | Switch activated slide linkage |
CN106169711A (zh) * | 2016-08-30 | 2016-11-30 | 江苏镇德电力设备有限公司 | 一种用于电力机柜的手摇机构架 |
CN111900659A (zh) * | 2020-08-07 | 2020-11-06 | 汪华衡 | 一种低压抽出式开关柜 |
CN111900659B (zh) * | 2020-08-07 | 2022-04-15 | 湖南湘东开关厂 | 一种低压抽出式开关柜 |
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