JPH11271473A - 移動体の通過時間計測方法および通過時間計測装置 - Google Patents

移動体の通過時間計測方法および通過時間計測装置

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JPH11271473A
JPH11271473A JP7635298A JP7635298A JPH11271473A JP H11271473 A JPH11271473 A JP H11271473A JP 7635298 A JP7635298 A JP 7635298A JP 7635298 A JP7635298 A JP 7635298A JP H11271473 A JPH11271473 A JP H11271473A
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JP
Japan
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signal
time
radio
moving
measurement
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Application number
JP7635298A
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English (en)
Inventor
Shigeo Takamatsu
繁男 高松
Atsuro Yamaoka
敦郎 山岡
Kozo Oba
厚三 大場
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動体を確実に識別し得るとともに、所定地点
間での通過時間を正確に計測しえる通過時間計測方法を
提供する。 【解決手段】移動体の移動経路における複数地点間での
通過時間を計測する通過時間計測方法であって、まず移
動体1の計測開始地点Aでの計測開始信号を計測開始検
出器12により検出し、次に移動体1に具備された電波
発信機11からの電波信号を計測地点B,Cに配置され
た電波受信機13,14にて受信するとともに、この受
信した電波信号の最大強度における受信時刻を検出し、
上記計測開始信号を検出した計測開始時刻と上記受信時
刻との差を演算処理装置15にて演算することにより通
過時間を計測し、かつ上記移動体1を特定するために、
電波発信機から発信される電波信号に識別信号を付加さ
せた計測方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車、人、動物
などの移動体の通過時間を計測するための通過時間計測
方法および通過時間計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車などの移動体における所定
地点間での通過時間を計測する方法としては、例えばス
タート地点から所定距離だけ離れた計測地点に設けられ
た光電センサを横切ったことを検知することにより、所
定地点間での通過時間を計測する方法がある。また、こ
の他、移動体に電波発信機を具備させるとともに、移動
体の移動経路の地面に電波受信用のループコイルを埋設
して、通過時間を計測する方法がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した前
者の通過時間計測方法によると、移動体が複数並んで移
動する場合には、光電センサでは識別できないことがあ
り、また後者の通過時間計測方法によると、移動体の移
動経路にループコイルを埋設しなければならず、その設
置作業が非常に面倒になるとともに、経費が高くつくと
いう問題があった。
【0004】そこで、本発明は、移動体を確実に識別し
得るとともに、所定地点間での通過時間を正確に計測し
える通過時間計測方法および安価で製作し得る通過時間
計測装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の第1の通過時間計測方法は、移動体の移動
経路における複数地点間での通過時間を計測する通過時
間計測方法であって、まず移動体の計測開始地点での計
測開始信号を検出し、次に移動体に具備された電波発信
機からの電波信号を計測地点に配置された電波受信機に
て受信するとともに、この受信した電波信号の最大強度
における受信時刻を検出し、上記計測開始信号を検出し
た計測開始時刻と上記受信時刻との差を演算することに
より通過時間を計測し、かつ上記移動体を特定するため
に、電波発信機から発信される電波信号に識別信号を付
加させ、または電波信号の周波数を異ならせる計測方法
である。
【0006】また、上記課題を解決するため、本発明の
第1の通過時間計測装置は、移動体の計測開始を検出す
る計測開始検出器と、移動体に設けられた電波発信機
と、移動体の移動経路に沿って設けられるとともに移動
体の上記電波発信機からの電波信号を受信する電波受信
機と、上記計測開始検出器からの計測開始信号および上
記電波受信機での受信信号を入力するとともに、これら
両信号に基づき、計測開始時刻から電波受信機における
最大強度の電波信号の受信時刻までを演算して所定距離
での通過時間を演算する演算処理装置とを具備し、かつ
上記移動体を特定するために、電波発信機から発信され
る電波信号に識別信号を付加させ、または電波信号の周
波数を異ならせたものである。
【0007】上記第1の計測方法および計測装置による
と、各移動体の計測地点での通過時刻を、移動体から発
信される電波信号を受信して検出するとともに、この計
測地点での通過時刻と移動体の計測開始時刻とに基づき
演算処理装置により求めるようにしたので、所定地点間
における複数の移動体の通過時間を正確に計測すること
ができる。
【0008】また、本発明の第2の通過時間計測方法
は、移動体の移動経路における複数地点間での通過時間
を計測する通過時間計測方法であって、まず移動体の計
測開始地点での計測開始信号を検出し、次に計測地点に
配置された電波発信機から発信されたトリガ信号を移動
体側にて受信するとともに応答信号を発信させ、上記計
測開始信号およびこの移動体からの応答信号を検出し、
上記計測開始信号を検出した計測開始時刻と上記応答信
号の受信時刻との差を演算することにより通過時間を計
測し、かつ上記移動体から発信される応答信号の発信時
間を移動体に応じてずらせる計測方法である。
【0009】さらに、上記課題を解決するため、本発明
の第2の通過時間計測装置は、移動体の計測開始を検出
する計測開始検出器と、移動体に設けられた電波応答機
と、移動体の移動経路に沿って設けられるとともに上記
電波応答機に対するトリガ信号を発信するとともにこの
電波応答機からの応答信号を受信するトリガ送受信機
と、上記計測開始検出器からの計測開始信号および上記
トリガ送受信機からの応答信号を入力するとともに、こ
れら両信号に基づき、計測開始時刻からトリガ送受信機
における応答信号の受信時刻までの通過時間を演算する
演算処理装置とを具備し、かつ上記移動体を特定するた
めに、移動体から発信される応答信号の発信時間を移動
体に応じてずらせたものである。
【0010】上記第2の計測方法および計測装置による
と、各移動体の計測地点での通過時刻を、トリガ送受信
機から発信されるトリガ信号により移動体から発信され
る応答信号を受信して検出するとともに、この計測地点
での通過時刻と移動体の計測開始時刻との差を演算処理
装置により求めるようにしたので、所定地点間における
複数の移動体の通過時間を正確に計測することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
における移動体の通過時間計測装置および通過時間計測
方法を、図1〜図3に基づき説明する。
【0012】本実施の形態における通過時間計測装置お
よび通過時間計測方法は、所定の移動経路を走行(移
動)する複数の移動体の、所定地点間(所定距離)での
走行時間すなわち通過時間を計測するためのものであ
る。
【0013】まず、移動体の通過時間計測装置について
説明する。この通過時間計測装置は、図1に示すよう
に、移動体1側に具備されて連続して所定の電波信号を
発信する電波発信機11と、移動体1の移動経路の計測
開始地点Aに配置されて移動体1の計測開始動作(スタ
ート動作)を検出するための計測開始検出器12と、移
動体1の移動経路に沿って複数の計測地点、例えば第1
計測地点Bおよび第2計測地点Cに配置されて上記電波
発信機11からの電波信号(以下、単に信号という)を
受信する第1および第2電波受信機13,14と、これ
ら各電波受信機13,14からの信号を入力するととも
に、計測開始地点Aから、第1および第2計測地点B,
Cまでの経過時間すなわち通過時間を演算により求める
演算処理装置15とから構成されている。 上記各電波
受信機13,14は移動経路の側方に配置されており、
移動経路を走行する移動体1からの信号を受信した地点
を特定するために、下記のような手段が採られている。
【0014】すなわち、各電波受信機13,14は、受
信用のアンテナ13a,14aおよび受信機本体13
b,14bにより構成されるとともに、これら各アンテ
ナ13a,14aが各計測地点B,Cに配置されるとと
もにそれぞれの指向特性が、図2に示すように、移動経
路を直交する方向でかつできるだけ狭くなるようにされ
ている。
【0015】さらに、上記演算処理装置15は、各電波
受信機13,14にて受信された信号の電波強度を検出
するための電波強度検出回路16,17およびこれら各
電波強度検出回路16,17で得られた電波強度を入力
して、最大強度出力すなわちピーク値およびその受信時
刻を求めるとともに、このピーク値における受信時刻か
ら移動体1の計測開始時刻を減算して計測開始地点から
各計測地点までの経過時間すなわち通過時間を演算する
ための処理装置本体(CPU、外部メモリなどからな
る)18とから構成されている。なお、この通過時間を
計測するのに、時刻を使用してもよく、または計測開始
時点を基準にして通過時間を累積的に計測するタイマー
方式を採用してもよい。
【0016】ここで、上記電波強度検出回路16,17
での動作を説明すると、移動体1から発信された信号の
電波強度は、図3のグラフに示すように、時間の経過と
ともに強くなり、ある時刻でピークPに達した後、徐々
に弱くなる。したがって、信号の電波強度がピークPに
なる時が、丁度、移動体1がアンテナ13a,14aに
対応する位置を通過した時刻を示しており、この時刻が
処理装置本体18に入力される。なお、電波強度検出回
路の機能、すなわち受信電波の強度と受信時刻とを入力
して、最大強度の信号の受信時刻を検出する機能を処理
装置本体側に具備させてもよい。
【0017】また、複数の移動体1が並列に走行する場
合でも、確実にそれぞれの通過を検出する必要があるた
め、各移動体1から発信される信号には、識別コード
(IDコード)が付加されている。
【0018】上記構成において、移動経路に沿って走行
する移動体1の各計測地点までの通過時間を計測する方
法について説明する。まず、移動体1が計測開始地点A
を通過すると、計測開始検出器12からの計測開始信号
が演算処理装置15に入力される(なお、移動体の移動
を開始させる指令信号を直接演算処理装置に入力しても
よい)。そして、移動体1が第1計測地点Bに接近する
と、第1電波受信機13により電波発信機11からの信
号が受信されるとともに、演算処理装置15の電波強度
検出回路16にて信号のピーク値が検出されるとともに
処理装置本体18にてその受信時刻が入力される。この
ピーク値における受信時刻と上記計測開始時刻との差が
演算されて、計測開始地点Aから第1計測地点Bまでの
移動体1の通過時間が求められる。引き続き、移動体1
が、第2計測地点Cに接近すると、第1電波受信機13
の場合と同様にして、第2電波受信機14により、計測
開始地点Aから第2計測地点Cまでの移動体1の通過時
間が求められる。勿論、第1計測地点Bと第2計測地点
Cとの間の通過時間についても求めることができる。
【0019】このように、各移動体の計測地点間での通
過時間を、移動体から発信される電波信号を受信して検
出するとともに、計測地点での通過時刻と移動体の計測
開始時刻に基づき演算処理装置により求めるようにした
ので、計測地点間における複数の移動体の通過時間を正
確に計測することができ、しかもループセンサなどを移
動経路に埋設するものに比べて安価な装置が得られる。
【0020】なお、上記実施の形態においては、移動体
1に具備された電波発信機11から発信される電波信号
を連続して発射するように説明したが、例えば一定間隔
置きに(勿論、ごく短い間隔置きに)発信させるように
してもよい。
【0021】次に、本発明の第2の実施の形態における
移動体の通過時間計測装置および通過時間計測方法を、
図4および図5に基づき説明する。上記第1の実施の形
態においては、移動体に、自分の位置を知らせる電波発
信機を具備させたが、本第2の実施の形態においては、
移動体側に、計測地点に配置されたトリガ送受信機から
の信号により、応答信号を発信する電波応答機を具備さ
せたものである。
【0022】すなわち、図4に示すように、移動体51
側には、所定のトリガ信号を受信した場合に、所定の応
答信号を発信する電波応答機61が具備され、計測開始
地点Aには計測開始検出器62が配置され、また第1お
よび第2計測地点B,Cには、上記電波応答機61にト
リガ信号を発信するとともに電波応答機61から発信さ
れる応答信号を受信する第1および第2トリガ送受信機
63,64がそれぞれ配置されている。これら各トリガ
送受信機63,64には、トリガ信号の送信部(発信
部)および応答信号の受信部が具備されている。
【0023】そして、この場合、複数の移動体51をそ
れぞれ特定するために、図5に示すように、各電波応答
機61でトリガ信号を受信してからパルス状の応答信号
が発信されるまでの応答時間(発信時間)がそれぞれ異
なるように、すなわち発信時期がずらされている。な
お、図5は、移動体が5個の場合を示している。
【0024】上記構成において、移動経路に沿って走行
する移動体51の途中における各計測地点までの通過時
間を計測する方法について説明する。まず、移動体51
が計測開始地点Aを通過すると、計測開始検出器62か
らの計測開始信号が演算処理装置65に入力される。そ
して、移動体51が第1計測地点Bに接近すると、第1
トリガ送受信機63の送信部から発信されるトリガ信号
を受信し、これにより、電波応答機61からその移動体
51に応じて、すなわち所定の応答時間でもって信号が
発信される。
【0025】上記移動体51から発信された信号が第1
トリガ送受信機63の受信部にて受信されて、第1の実
施の形態と同様に、その受信時刻が検出される。そし
て、上記演算処理装置65において、この受信時刻から
計測開始時刻が減算されて、計測開始地点Aから第1計
測地点Bまでの通過時間が求められる。なお、この通過
時間を求める際に、トリガ信号を受信してから応答信号
を発信するまでの応答時間が差し引かれて、移動体51
の認識のために生じる時間のずれが補正される。勿論、
この応答時間により、移動体51が特定される。
【0026】一方、計測開始地点Aから第2計測地点C
までの通過時間も、同様にして、求められる。勿論、第
1計測地点Bと第2計測地点Cとの間の経過時間につい
ても求めることができる。
【0027】この場合も、第1の実施の形態と同様に、
各移動体の計測地点での通過時刻を、各計測地点に設け
られたトリガ送受信機および移動体に具備された電波応
答機により、計測地点間における複数の移動体の通過時
間をそれぞれ正確に計測することができ、しかもループ
センサなどを移動経路に埋設するものに比べて安価な装
置が得られる。
【0028】ところで、上記第1の実施の形態において
は、電波強度検出回路を演算処理装置に設けるように説
明したが、別体に、例えば電波受信機側に設けることも
でき、また複数の移動体を特定するために、各移動体か
ら発信される信号に識別コードを付加したが、識別コー
ドを付加する替わりに、各移動体から発信する信号の周
波数を、それぞれ異なるようにしてもよい。
【0029】また、上記各実施の形態においては、計測
開始地点Aと各計測地点B,Cまでの通過時間を演算す
る際に、各地点における通過時刻を基準にして減算によ
り求めるようにしたが、計測開始地点Aでの計測開始信
号を直接演算処理装置に入力し、この計測開始信号を入
力した時点からの経過時間を求めるようにしてもよい。
【0030】また、上記各実施の形態においては、計測
開始地点以外の計測地点、すなわち電波受信機またはト
リガ送受信機を配置した計測地点を2個所として説明し
たが、必要に応じて、その数は増減し得るものであり、
また計測開始地点にも、電波受信機またはトリガ送受信
機を配置して、計測開始信号の替わりに、計測開始地点
を移動体が通過したことを検出し、その検出信号を演算
処理装置側に入力させるようにしてもよい。
【0031】さらに、上記各実施の形態においては、移
動体としては、特に具体例なものに言及しなかったが、
例えば競馬場における各競争馬のスタート地点より所定
位置までの所定距離における通過時間(経過時間)を、
自動的に計測する場合に適しており、さらに他の動物、
または人間、自動車などの通過時間を計測する場合に
も、適用することができる。
【0032】さらに、上記各実施の形態においては、複
数の移動体が同時に走行する場合について説明したが、
例えば移動体が1個である場合にも適用することができ
る。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明の各移動体の通過時
間計測方法および通過時間計測装置によると、各計測地
点を通過する移動体を検出するのに電波を使用している
ので、移動体が複数存在している場合でも、光電センサ
を使用するものに比べて、支障なく通過時間を検出する
ことができるとともに移動体に対しての視界を遮るよう
なこともなく、また移動体の検出を電波にて行うため、
ループコイルなどを移動経路に埋設するものに比べて、
設置コストの低減化を図ることができる。なお、GPS
を利用して、移動体の所定距離での通過時間を計測する
ことも考えられるが、装置全体として高価なものになっ
てしまう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における通過時間計
測装置の概略構成を示す図である。
【図2】同通過時間計測装置におけるアンテナの指向特
性を示す図である。
【図3】同通過時間計測装置における信号の受信時刻を
検出する方法を説明する電波強度を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における通過時間計
測装置の概略構成を示す図である。
【図5】同第2の実施の形態の通過時間計測装置におけ
る各移動体からのトリガ信号の応答時間を示すグラフで
ある。
【符号の説明】
A 計測開始地点 B 第1計測地点 C 第2計測地点 1 移動体 11 電波発信機 12 計測開始検出器 13 第1電波受信機 14 第2電波受信機 15 演算処理装置 51 移動体 61 電波応答機 62 計測開始検出器 63 第1トリガ送受信機 64 第2トリガ送受信機

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体の移動経路における複数地点間での
    通過時間を計測する通過時間計測方法であって、まず移
    動体の計測開始地点での計測開始信号を検出し、次に移
    動体に具備された電波発信機からの電波信号を計測地点
    に配置された電波受信機にて受信するとともに、この受
    信した電波信号の最大強度における受信時刻を検出し、
    上記計測開始信号を検出した計測開始時刻と上記受信時
    刻との差を演算することにより通過時間を計測し、かつ
    上記移動体を特定するために、電波発信機から発信され
    る電波信号に識別信号を付加させ、または電波信号の周
    波数を異ならせることを特徴とする移動体の通過時間計
    測方法。
  2. 【請求項2】移動体の計測開始を検出する計測開始検出
    器と、移動体に設けられた電波発信機と、移動体の移動
    経路に沿って設けられるとともに移動体の上記電波発信
    機からの電波信号を受信する電波受信機と、上記計測開
    始検出器からの計測開始信号および上記電波受信機での
    受信信号を入力するとともに、これら両信号に基づき、
    計測開始時刻から電波受信機における最大強度の電波信
    号の受信時刻までを演算して所定距離での通過時間を演
    算する演算処理装置とを具備し、かつ上記移動体を特定
    するために、電波発信機から発信される電波信号に識別
    信号を付加させ、または電波信号の周波数を異ならせた
    ことを特徴とする移動体の通過時間計測装置。
  3. 【請求項3】移動体の移動経路における複数地点間での
    通過時間を計測する通過時間計測方法であって、まず移
    動体の計測開始地点での計測開始信号を検出し、次に計
    測地点に配置された電波発信機から発信されたトリガ信
    号を移動体側にて受信するとともに応答信号を発信さ
    せ、上記計測開始信号およびこの移動体からの応答信号
    を検出し、上記計測開始信号を検出した計測開始時刻と
    上記応答信号の受信時刻との差を演算することにより通
    過時間を計測し、かつ上記移動体から発信される応答信
    号の発信時間を移動体に応じてずらせることを特徴とす
    る移動体の通過時間計測方法。
  4. 【請求項4】移動体の計測開始を検出する計測開始検出
    器と、移動体に設けられた電波応答機と、移動体の移動
    経路に沿って設けられるとともに上記電波応答機に対す
    るトリガ信号を発信するとともにこの電波応答機からの
    応答信号を受信するトリガ送受信機と、上記計測開始検
    出器からの計測開始信号および上記トリガ送受信機から
    の応答信号を入力するとともに、これら両信号に基づ
    き、計測開始時刻からトリガ送受信機における応答信号
    の受信時刻までの通過時間を演算する演算処理装置とを
    具備し、かつ上記移動体を特定するために、移動体から
    発信される応答信号の発信時間を移動体に応じてずらせ
    たことを特徴とする移動体の通過時間計測装置。
JP7635298A 1998-03-25 1998-03-25 移動体の通過時間計測方法および通過時間計測装置 Pending JPH11271473A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001236599A (ja) * 2000-02-23 2001-08-31 Toyota Motor Corp 移動体接近状況判別装置、携帯電話端末、移動体動作制御装置、電波発信装置及び移動体接近状況判別方法
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KR102557368B1 (ko) * 2022-12-20 2023-07-20 한국건설기술연구원 무선통신 기반 차량검지정보 수집 시스템 및 그 방법

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