JPH11270590A - 電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置とこのようなクラッチ装置を持つ自動車用のトランスファ・ケ―ス及び車軸アセンブリ - Google Patents
電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置とこのようなクラッチ装置を持つ自動車用のトランスファ・ケ―ス及び車軸アセンブリInfo
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動車の前車輪及び項車輪間の所定量以上の
オーバラン又は差動作用を制限する比較的安価な簡略化
した電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置を提供
することにある。 【解決手段】 電磁制御式双方向ワンウエイ・クラッチ
装置１０は、トランスミッション・アセンブリ又は車軸
間アセンブリに結合されトランスミッション・アセンブ
リ又は車軸間アセンブリにより回転駆動され、前車軸に
トルクを伝えるようにした第１のトルク伝達軸と、後車
軸に回転できるように結合した第２のトルク伝達軸とを
備えるのがよい。前車輪の回転速度が後車輪の回転速度
を所定量以上オーバライドすると、前車輪及び後車輪を
相互に鎖錠し過度のオーバランを生じた前車輪に加えら
れるトルクの一部を後車輪に伝え、前車輪及び後車輪を
実質的に同じ回転速度で回転させるようにする。
オーバラン又は差動作用を制限する比較的安価な簡略化
した電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置を提供
することにある。 【解決手段】 電磁制御式双方向ワンウエイ・クラッチ
装置１０は、トランスミッション・アセンブリ又は車軸
間アセンブリに結合されトランスミッション・アセンブ
リ又は車軸間アセンブリにより回転駆動され、前車軸に
トルクを伝えるようにした第１のトルク伝達軸と、後車
軸に回転できるように結合した第２のトルク伝達軸とを
備えるのがよい。前車輪の回転速度が後車輪の回転速度
を所定量以上オーバライドすると、前車輪及び後車輪を
相互に鎖錠し過度のオーバランを生じた前車輪に加えら
れるトルクの一部を後車輪に伝え、前車輪及び後車輪を
実質的に同じ回転速度で回転させるようにする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に新規な電磁制御
式双方向ワンウェイ・クラッチ装置（ｅｌｅｃｔｒｏｍ
ａｇｎｅｔｉｃａｌｌｙ ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｄ ｂｉ
−ｄｉｒｅｃｔｉｏｎａｌ ｏｎｅ−ｗａｙ ｃｌｕｔ
ｃｈ ａｐｐａｒａｔｕｓ）に関する。ことに本発明
は、入力側における時計回り及び逆時計回りの回転を共
に伝え又は遮断することができ又たとえばパートタイム
４輪駆動自動車（ｐａｒｔ−ｔｉｍｅ ｆｏｕｒ−ｗｈ
ｅｅｌ ｄｒｉｖｅ ｍｏｔｏｒ ｖｅｈｉｃｌｅ）の
「オンデマンド」（ｏｎ−ｄｅｍａｎｄ）トルク伝達装
置として使用され自動車の前車輪及び後車輪間の所定量
以上のオーバラン（ｏｖｅｒｒｕｎ）又は差動作用を制
限する構造を提供することのできる新規な電磁制御式双
方向ワンウェイ・クラッチ装置に関する。本発明による
電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置は、自動車
の前車輪及び後車輪間の相対的なオーバラン又は差動作
用を所定の限界値まで許容し次いでこのような相対的な
オーバラン又は差動作用を排除する。従って滑動車輪を
持つ車軸に加えられるトルクの一部分は非滑動車輪を持
つ車軸に向きを変えて伝えられる。
式双方向ワンウェイ・クラッチ装置（ｅｌｅｃｔｒｏｍ
ａｇｎｅｔｉｃａｌｌｙ ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｄ ｂｉ
−ｄｉｒｅｃｔｉｏｎａｌ ｏｎｅ−ｗａｙ ｃｌｕｔ
ｃｈ ａｐｐａｒａｔｕｓ）に関する。ことに本発明
は、入力側における時計回り及び逆時計回りの回転を共
に伝え又は遮断することができ又たとえばパートタイム
４輪駆動自動車（ｐａｒｔ−ｔｉｍｅ ｆｏｕｒ−ｗｈ
ｅｅｌ ｄｒｉｖｅ ｍｏｔｏｒ ｖｅｈｉｃｌｅ）の
「オンデマンド」（ｏｎ−ｄｅｍａｎｄ）トルク伝達装
置として使用され自動車の前車輪及び後車輪間の所定量
以上のオーバラン（ｏｖｅｒｒｕｎ）又は差動作用を制
限する構造を提供することのできる新規な電磁制御式双
方向ワンウェイ・クラッチ装置に関する。本発明による
電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置は、自動車
の前車輪及び後車輪間の相対的なオーバラン又は差動作
用を所定の限界値まで許容し次いでこのような相対的な
オーバラン又は差動作用を排除する。従って滑動車輪を
持つ車軸に加えられるトルクの一部分は非滑動車輪を持
つ車軸に向きを変えて伝えられる。
【０００２】
【従来の技術】４輪駆動自動車はますます一般的になっ
ている。近年では若干の自動車は「フルタイム」４輪駆
動システムを設けてある。このような「フルタイム」４
輪駆動システムでは、トルク・トランスファ・ケースは
典型的には自動車の前車輪及び後車輪間にトルクを分割
する車軸間デファレンシャルを設けてある。車軸間デフ
ァレンシャルにより前車輪及び後車輪を互いに異なる速
度で回転させることができ、この状態は、自動車の正常
な旋回中に又は前車輪及び後車輪が互いに異なる直径の
タイヤを持つ場合に生ずる。しかし一方の組の車輪が氷
上のような低牽引条件に出会うときに生ずるような前車
輪及び後車輪間の過度の相対滑りを防ぐように、これ等
のトランスファ・ケースは典型的には、このトランスフ
ァ・ケースの前部出力軸及び後部出力軸間の所定量の相
対滑りを検知すると車軸間デファレンシャル（ｄｉｆｆ
ｅｒｅｎｔｉａｌ）を鎖錠する（ｌｏｃｋ）ように作用
する選択的に係合できるクラッチを備える。車軸間デフ
ァレンシャルの鎖錠により、トランスファ・ケースの前
部出力軸及び後部出力軸間の相対的オーバラン又は差動
作用がさらに生ずることがないようにする。
ている。近年では若干の自動車は「フルタイム」４輪駆
動システムを設けてある。このような「フルタイム」４
輪駆動システムでは、トルク・トランスファ・ケースは
典型的には自動車の前車輪及び後車輪間にトルクを分割
する車軸間デファレンシャルを設けてある。車軸間デフ
ァレンシャルにより前車輪及び後車輪を互いに異なる速
度で回転させることができ、この状態は、自動車の正常
な旋回中に又は前車輪及び後車輪が互いに異なる直径の
タイヤを持つ場合に生ずる。しかし一方の組の車輪が氷
上のような低牽引条件に出会うときに生ずるような前車
輪及び後車輪間の過度の相対滑りを防ぐように、これ等
のトランスファ・ケースは典型的には、このトランスフ
ァ・ケースの前部出力軸及び後部出力軸間の所定量の相
対滑りを検知すると車軸間デファレンシャル（ｄｉｆｆ
ｅｒｅｎｔｉａｌ）を鎖錠する（ｌｏｃｋ）ように作用
する選択的に係合できるクラッチを備える。車軸間デフ
ァレンシャルの鎖錠により、トランスファ・ケースの前
部出力軸及び後部出力軸間の相対的オーバラン又は差動
作用がさらに生ずることがないようにする。
【０００３】公知の従来の「フルタイム」４輪駆動シス
テムは一般に、自動車の前部出力軸及び後部出力軸又は
前車輪及び後車輪の間のオーバラン又は差動作用を監視
するのに複雑な電子センサ又はその他の複雑なシステム
を必要としていた。相対的オーバラン又は差動作用を検
知すると、電子制御システムは生ずる相対的オーバラン
又は差動作用が「正規の」予期された範囲内であるか又
は「過度」であるかどうかを定める。電子制御システム
が生ずるオーバラン又は差動作用が「過度」であること
を指示すると、電子制御システムは選択的に係合できる
クラッチにより車軸間デファレンシャルを鎖錠しさらに
生ずる相対的オーバラン又は差動作用を除く。このよう
な電子制御システムは製造費及び保守費が高くて、自動
車の前車輪及び後車輪間の所定量以上のオーバラン又は
差動作用を制限する比較的安価な簡略化した「オンデマ
ンド」システムが望ましい。
テムは一般に、自動車の前部出力軸及び後部出力軸又は
前車輪及び後車輪の間のオーバラン又は差動作用を監視
するのに複雑な電子センサ又はその他の複雑なシステム
を必要としていた。相対的オーバラン又は差動作用を検
知すると、電子制御システムは生ずる相対的オーバラン
又は差動作用が「正規の」予期された範囲内であるか又
は「過度」であるかどうかを定める。電子制御システム
が生ずるオーバラン又は差動作用が「過度」であること
を指示すると、電子制御システムは選択的に係合できる
クラッチにより車軸間デファレンシャルを鎖錠しさらに
生ずる相対的オーバラン又は差動作用を除く。このよう
な電子制御システムは製造費及び保守費が高くて、自動
車の前車輪及び後車輪間の所定量以上のオーバラン又は
差動作用を制限する比較的安価な簡略化した「オンデマ
ンド」システムが望ましい。
【０００４】
【発明の開示】本発明の好適な実施例は従って、前部ト
ルク伝達軸及び後部トルク伝達軸間の所定レベルまでの
相対的オーバラン又は差動作用を許容しそして前部トル
ク伝達軸及び後部トルク伝達軸間の相対的オーバラン又
は差動作用の量がこの所定レベルを越えると前部トルク
伝達軸及び後部トルク伝達軸を共に鎖錠し前部トルク伝
達軸及び後部トルク伝達軸が互いにほぼ同じ回転速度で
回転するようにする電磁制御式双方向ワンウェイ・クラ
ッチ装置に係わる。この電磁制御式双方向ワンウェイ・
クラッチ装置は、トランスミッション・アセンブリ又は
車軸間アセンブリに結合した第１のトルク伝達軸を備え
この第１トルク伝達軸がトランスミッションア・センブ
リ又は車軸間アセンブリにより回転駆動され自動車の前
車軸と自動車の後車軸に回転できるように結合した第２
のトルク伝達軸とにトルクを伝達するようにしてある。
前車輪の回転速度が後車輪の回転速度を所定量以下たと
えば２０％だけオーバライドすると、電磁制御式双方向
ワンウェイ・クラッチ装置は係合しなくて前車輪及び後
車輪間の相対的オーバラン又は差動作用が許容される。
しかし前車輪の回転速度が後車輪の回転速度を所定量以
上オーバライドすると、たとえば自動車の前車輪が氷、
雪泥土又はその他若干の滑りやすい表面上にあるとき
は、電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置は自動
車の前車輪及び後車輪を共に鎖錠しオーバラン又は差動
作用が過度の状態の前車輪に送られるトルクの一部分を
後車輪に伝え前車輪及び後車輪を互いにほぼ同じ回転速
度で一緒に回転させる。
ルク伝達軸及び後部トルク伝達軸間の所定レベルまでの
相対的オーバラン又は差動作用を許容しそして前部トル
ク伝達軸及び後部トルク伝達軸間の相対的オーバラン又
は差動作用の量がこの所定レベルを越えると前部トルク
伝達軸及び後部トルク伝達軸を共に鎖錠し前部トルク伝
達軸及び後部トルク伝達軸が互いにほぼ同じ回転速度で
回転するようにする電磁制御式双方向ワンウェイ・クラ
ッチ装置に係わる。この電磁制御式双方向ワンウェイ・
クラッチ装置は、トランスミッション・アセンブリ又は
車軸間アセンブリに結合した第１のトルク伝達軸を備え
この第１トルク伝達軸がトランスミッションア・センブ
リ又は車軸間アセンブリにより回転駆動され自動車の前
車軸と自動車の後車軸に回転できるように結合した第２
のトルク伝達軸とにトルクを伝達するようにしてある。
前車輪の回転速度が後車輪の回転速度を所定量以下たと
えば２０％だけオーバライドすると、電磁制御式双方向
ワンウェイ・クラッチ装置は係合しなくて前車輪及び後
車輪間の相対的オーバラン又は差動作用が許容される。
しかし前車輪の回転速度が後車輪の回転速度を所定量以
上オーバライドすると、たとえば自動車の前車輪が氷、
雪泥土又はその他若干の滑りやすい表面上にあるとき
は、電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置は自動
車の前車輪及び後車輪を共に鎖錠しオーバラン又は差動
作用が過度の状態の前車輪に送られるトルクの一部分を
後車輪に伝え前車輪及び後車輪を互いにほぼ同じ回転速
度で一緒に回転させる。
【０００５】従って本発明は、第１のトルク伝達軸を第
２のトルク伝達軸に対して所定量までオーバラン状態又
は差動状態にする構造を提供する。しかし第１のトルク
伝達軸が第２のトルク伝達軸に対してこの所定より大き
いオーバラン状態又は差動状態になると、電磁制御式双
方向ワンウェイ・クラッチ装置は第１のトルク伝達軸及
び第２のトルク伝達軸を共に鎖錠し互いにほぼ同じ回転
速度で回転するようにする。
２のトルク伝達軸に対して所定量までオーバラン状態又
は差動状態にする構造を提供する。しかし第１のトルク
伝達軸が第２のトルク伝達軸に対してこの所定より大き
いオーバラン状態又は差動状態になると、電磁制御式双
方向ワンウェイ・クラッチ装置は第１のトルク伝達軸及
び第２のトルク伝達軸を共に鎖錠し互いにほぼ同じ回転
速度で回転するようにする。
【０００６】さらに本発明による電磁制御式双方向ワン
ウェイ・クラッチ装置は、入力側で時計回り及び逆時計
回りの回転を共に伝達又は遮断することができる。本発
明による電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置は
又補助駆動車輪を係合させ又は係合をはずし車両運転中
に２輪駆動及び４輪駆動の間で前後に切換えることがで
きる。この点については本電磁制御式双方向ワンウェイ
・クラッチ装置は、補助駆動車輪に動力を送るトランス
ファ・ケース（ｔｒａｎｓｆｅｒ ｃａｓｅ）に使って
もよい。
ウェイ・クラッチ装置は、入力側で時計回り及び逆時計
回りの回転を共に伝達又は遮断することができる。本発
明による電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置は
又補助駆動車輪を係合させ又は係合をはずし車両運転中
に２輪駆動及び４輪駆動の間で前後に切換えることがで
きる。この点については本電磁制御式双方向ワンウェイ
・クラッチ装置は、補助駆動車輪に動力を送るトランス
ファ・ケース（ｔｒａｎｓｆｅｒ ｃａｓｅ）に使って
もよい。
【０００７】実際上本発明による電磁制御式双方向ワン
ウェイ・クラッチ装置は、駆動部材及び従動部材の速度
が互いにほぼ同期し又多モードの運転が望ましい場合に
任意の構造に有用である。たとえば本発明による電磁制
御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置は、正常な公道上
車両運転に対して２輪駆動用の補助駆動車輪を完全に係
合をはずし、低速の公道外車両運転に対し４輪駆動用の
補助駆動車輪を能動的に鎖錠し、又は主駆動車輪の滑り
のような車両運転条件に応答して補助駆動車輪を自動的
に係合させることができる。さらに本発明による電磁制
御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置はその作動モード
の間で容易かつ穏やかな転移ができる。
ウェイ・クラッチ装置は、駆動部材及び従動部材の速度
が互いにほぼ同期し又多モードの運転が望ましい場合に
任意の構造に有用である。たとえば本発明による電磁制
御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置は、正常な公道上
車両運転に対して２輪駆動用の補助駆動車輪を完全に係
合をはずし、低速の公道外車両運転に対し４輪駆動用の
補助駆動車輪を能動的に鎖錠し、又は主駆動車輪の滑り
のような車両運転条件に応答して補助駆動車輪を自動的
に係合させることができる。さらに本発明による電磁制
御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置はその作動モード
の間で容易かつ穏やかな転移ができる。
【０００８】本発明のその他の利点及び新規な特徴は添
付図面による以下の本発明の詳細な説明から明らかであ
る。
付図面による以下の本発明の詳細な説明から明らかであ
る。
【０００９】
【実施例】本発明の好適な実施例についての以下の詳細
な説明では、本発明の好適な実施例による電磁制御式双
方向ワンウェイ・クラッチ装置１０を例示した添付図面
を参照する。添付各図面では対応する部品に同様な参照
数字を付してある。本発明の好適な実施例による電磁制
御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置１０のそれぞれ上
面図及び横断面図である図１及び図２において、電磁制
御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置１０は、なるべく
は従来の構造を持つ自動車駆動エンジン（図示してな
い）に結合した普通の構造を持つ自動車用の車軸間アセ
ンブリ又はトランスミッション・アセンブリ（図示して
ない）に結合するのがよい。電磁制御式双方向ワンウェ
イ・クラッチ装置１０は一般に、１個又は複数個のクラ
ッチ・ストラット、図１及び図２に示した電磁制御式双
方向ワンウェイ・クラッチ装置１０の好適な実施例では
４個で中心ピボット・ピン１８のまわりにばね１６でつ
り合ったクラッチ・ストラット（ｃｌｕｔｃｈ ｓｔｒ
ｕｔ）１４を持つクラッチ板１２を備える。電磁制御式
双方向ワンウェイ・クラッチ装置１０は、普通の構造を
持つ自在接手（図示してない）を介し自動車前車軸駆同
軸（図示してない）の後端部に連結するのがよい。自動
車前車軸駆同軸（図示してない）の前端部（図示してな
い）は、従来の構造を持つ自在接手（図示してない）を
介し自動車前部デファレンシャル・ユニット（図示して
ない）の入力軸又ははヨーク（図示してない）に結合し
てある。自動車前部デファレンシャル・ユニット（図示
してない）は自動車前車軸駆動軸（図示してない）から
のトルクを自動車の各前車輪（図示してない）に分割す
るようにしてある。電磁制御式双方向ワンウェイ・クラ
ッチ装置１０は又、図５及び図６に示すように１個又は
複数個、図５及び図６に示した好適な実施例による反作
用／組合い部材２０では４個でクラッチ・ストラット１
４に対応するのを好適とするクラッチ・ストラット受入
ポケット２２を持つ反作用／組合い部材２０を備えてい
る。反作用／組合い部材２０は、普通の構造を持つ自動
車後車軸駆動軸（図示してない）の前端部（図示してな
い）に駆動作用を伴うように連結するのがよい。自動車
後車軸駆動軸（図示してない）は、普通の構造を持つ自
在接手（図示してない）を介して自動車後部デファレン
シャル・ユニット（図示してない）の入力軸又はヨーク
（図示してない）に連結した後端部（図示してない）を
持つ。自動車後部デファレンシャル・ユニット（図示し
てない）は、自動車後車軸駆動軸（図示してない）から
受けるトルクを自動車の各後車輪（図示してない）間に
分割するようにしてある。
な説明では、本発明の好適な実施例による電磁制御式双
方向ワンウェイ・クラッチ装置１０を例示した添付図面
を参照する。添付各図面では対応する部品に同様な参照
数字を付してある。本発明の好適な実施例による電磁制
御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置１０のそれぞれ上
面図及び横断面図である図１及び図２において、電磁制
御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置１０は、なるべく
は従来の構造を持つ自動車駆動エンジン（図示してな
い）に結合した普通の構造を持つ自動車用の車軸間アセ
ンブリ又はトランスミッション・アセンブリ（図示して
ない）に結合するのがよい。電磁制御式双方向ワンウェ
イ・クラッチ装置１０は一般に、１個又は複数個のクラ
ッチ・ストラット、図１及び図２に示した電磁制御式双
方向ワンウェイ・クラッチ装置１０の好適な実施例では
４個で中心ピボット・ピン１８のまわりにばね１６でつ
り合ったクラッチ・ストラット（ｃｌｕｔｃｈ ｓｔｒ
ｕｔ）１４を持つクラッチ板１２を備える。電磁制御式
双方向ワンウェイ・クラッチ装置１０は、普通の構造を
持つ自在接手（図示してない）を介し自動車前車軸駆同
軸（図示してない）の後端部に連結するのがよい。自動
車前車軸駆同軸（図示してない）の前端部（図示してな
い）は、従来の構造を持つ自在接手（図示してない）を
介し自動車前部デファレンシャル・ユニット（図示して
ない）の入力軸又ははヨーク（図示してない）に結合し
てある。自動車前部デファレンシャル・ユニット（図示
してない）は自動車前車軸駆動軸（図示してない）から
のトルクを自動車の各前車輪（図示してない）に分割す
るようにしてある。電磁制御式双方向ワンウェイ・クラ
ッチ装置１０は又、図５及び図６に示すように１個又は
複数個、図５及び図６に示した好適な実施例による反作
用／組合い部材２０では４個でクラッチ・ストラット１
４に対応するのを好適とするクラッチ・ストラット受入
ポケット２２を持つ反作用／組合い部材２０を備えてい
る。反作用／組合い部材２０は、普通の構造を持つ自動
車後車軸駆動軸（図示してない）の前端部（図示してな
い）に駆動作用を伴うように連結するのがよい。自動車
後車軸駆動軸（図示してない）は、普通の構造を持つ自
在接手（図示してない）を介して自動車後部デファレン
シャル・ユニット（図示してない）の入力軸又はヨーク
（図示してない）に連結した後端部（図示してない）を
持つ。自動車後部デファレンシャル・ユニット（図示し
てない）は、自動車後車軸駆動軸（図示してない）から
受けるトルクを自動車の各後車輪（図示してない）間に
分割するようにしてある。
【００１０】図３及び図４に示すようにクラッチ・スト
ラット１４は、その下面２８に取付けた磁石２４、２
６、最も好適な場合永久磁石を備える。電流コイル３０
に通電するとクラッチ・ストラット１４は生ずる磁気極
性に従って枢動しクラッチ・ストラット１４により電磁
制御式双方向ワンウエイ・クラッチ装置１０を第１の回
転方向に作動する。電流コイル３０を経て流れる電流の
向きを逆にすることにより、クラッチ・ストラット１４
は反対の向きに枢動させられ、そして電磁制御式双方向
ワンウエイ・クラッチ装置１０は第１の回転方向とは反
対の第２の回転方向で作用するように作動される。
ラット１４は、その下面２８に取付けた磁石２４、２
６、最も好適な場合永久磁石を備える。電流コイル３０
に通電するとクラッチ・ストラット１４は生ずる磁気極
性に従って枢動しクラッチ・ストラット１４により電磁
制御式双方向ワンウエイ・クラッチ装置１０を第１の回
転方向に作動する。電流コイル３０を経て流れる電流の
向きを逆にすることにより、クラッチ・ストラット１４
は反対の向きに枢動させられ、そして電磁制御式双方向
ワンウエイ・クラッチ装置１０は第１の回転方向とは反
対の第２の回転方向で作用するように作動される。
【００１１】すなわち電磁制御式双方向ワンウエイ・ク
ラッチ装置１０は第１の回転方向と共にこの第１の回転
方向の向きとは反対の第２の回転方向にも選択的に作動
する。電磁制御式双方向ワンウエイ・クラッチ装置１０
を電磁作用により作動することにより、電磁制御式双方
向ワンウエイ・クラッチ装置１０が作用する回転方向を
制御し、電磁制御式双方向ワンウエイ・クラッチ装置１
０が作用する速度を制限し、電磁制御式双方向ワンウエ
イ・クラッチ装置１０をセンサ及びコンピュータ制御装
置を協働させることにより自動式にすることができる。
ラッチ装置１０は第１の回転方向と共にこの第１の回転
方向の向きとは反対の第２の回転方向にも選択的に作動
する。電磁制御式双方向ワンウエイ・クラッチ装置１０
を電磁作用により作動することにより、電磁制御式双方
向ワンウエイ・クラッチ装置１０が作用する回転方向を
制御し、電磁制御式双方向ワンウエイ・クラッチ装置１
０が作用する速度を制限し、電磁制御式双方向ワンウエ
イ・クラッチ装置１０をセンサ及びコンピュータ制御装
置を協働させることにより自動式にすることができる。
【００１２】電磁制御式双方向ワンウエイ・クラッチ装
置１０は自動車デファレンシャル及びトランスファ・ケ
ースで多くの用途がある。たとえば電磁制御式双方向ワ
ンウエイ・クラッチ装置１０は、自動車が前進駆動ギヤ
の状態にあるときは、クラッチ・ストラット１４が第１
の作動位置に枢動され、又自動車を後進駆動ギヤの状態
にするときは、クラッチ・ストラット１４が第２の作動
位置に枢動されるように制御することができる。電流コ
イル３０への給電と電流コイル３０を通る電流の流れの
方向とは、自動車の車輪の滑りを検出するようにしたセ
ンサにより制御することができる。さらに電磁制御式双
方向ワンウエイ・クラッチ装置１０は、所定の自動車速
度以上又は以下だけで付勢する（いずれかの方向に）よ
うにすることができる。一般に磁石２４、２６により電
磁制御式双方向ワンウエイ・クラッチ装置１０を制御し
所望に応じ第１の作動位置又は第２の作動位置にし又は
係合を離脱することができる。
置１０は自動車デファレンシャル及びトランスファ・ケ
ースで多くの用途がある。たとえば電磁制御式双方向ワ
ンウエイ・クラッチ装置１０は、自動車が前進駆動ギヤ
の状態にあるときは、クラッチ・ストラット１４が第１
の作動位置に枢動され、又自動車を後進駆動ギヤの状態
にするときは、クラッチ・ストラット１４が第２の作動
位置に枢動されるように制御することができる。電流コ
イル３０への給電と電流コイル３０を通る電流の流れの
方向とは、自動車の車輪の滑りを検出するようにしたセ
ンサにより制御することができる。さらに電磁制御式双
方向ワンウエイ・クラッチ装置１０は、所定の自動車速
度以上又は以下だけで付勢する（いずれかの方向に）よ
うにすることができる。一般に磁石２４、２６により電
磁制御式双方向ワンウエイ・クラッチ装置１０を制御し
所望に応じ第１の作動位置又は第２の作動位置にし又は
係合を離脱することができる。
【００１３】以上本発明を詳細に説明したが、この説明
は例示しただけで本発明を限定するものではない。たと
えばクラッチ・ストラット１４の個数及び構造は本発明
による電磁制御式双方向ワンウエイ・クラッチ装置１０
において容易に変えることができる。
は例示しただけで本発明を限定するものではない。たと
えばクラッチ・ストラット１４の個数及び構造は本発明
による電磁制御式双方向ワンウエイ・クラッチ装置１０
において容易に変えることができる。
【図１】本発明の好適な実施例による電磁制御式双方向
ワンウエイ・クラッチ装置の平面図である。
ワンウエイ・クラッチ装置の平面図である。
【図２】図１に示した本発明電磁制御式双方向ワンウエ
イ・クラッチ装置の横断面図である。
イ・クラッチ装置の横断面図である。
【図３】図１に示した本発明電磁制御式双方向ワンウエ
イ・クラッチ装置用のクラッチ・ストラットの平面図で
ある。
イ・クラッチ装置用のクラッチ・ストラットの平面図で
ある。
【図４】図１に示した本発明電磁制御式双方向ワンウエ
イ・クラッチ装置用の図３に示したクラッチ・ストラッ
トの正面図である。
イ・クラッチ装置用の図３に示したクラッチ・ストラッ
トの正面図である。
【図５】図１に示した本発明電磁制御式双方向ワンウエ
イ・クラッチ装置用の反作用組合い部材の平面図であ
る。
イ・クラッチ装置用の反作用組合い部材の平面図であ
る。
【図６】図１に示した本発明電磁制御式双方向ワンウエ
イ・クラッチ装置用の図５に示した反作用／組合い部材
の横断面図である。
イ・クラッチ装置用の図５に示した反作用／組合い部材
の横断面図である。
【符号の説明】 １０ 電磁制御式双方向ワンウエイ・クラッチ装置 １２ クラッチ板 １４ クラッチ・ストラット １６ ばね ２０ 反作用／組合い部材 ３０ 電流コイル
Claims (20)
- 【請求項１】 第１の回転部材を第２の回転部材に選択
的に結合する電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装
置において、 少なくとも１個の永久磁石を一部品として持ち、前記第
１の回転部材に連結され第１の作動位置と第２の作動位
置との間で枢動できる少なくとも１個のクラッチ・スト
ラットと、 前記少なくとも１個のクラッチ・ストラットに隣接して
磁界を生成する電流コイルと、 前記少なくとも１個のクラッチ・ストラットを選択的に
係合させるように、前記第２の回転部材に結合された反
作用部材とを備え、 前記磁界が、前記電流コイルを流れる電流の方向に従っ
て正極性又は負極性を持つことにより、前記電流コイル
の前記磁界が正のときは前記少なくとも１個のクラッチ
・ストラットを前記第１の作動位置に枢動させ、前記電
流コイルの前記磁界が負のときは、前記クラッチ・スト
ラットを前記第２の作動位置に枢動させるようにし、 前記少なくとも１個のクラッチ・ストラットが、前記第
１の作動位置にあるときは、前記第１の回転部材が前記
第２の回転部材を所定量以上オーバランするときに、前
記反作用部材が前記少なくとも１個のクラッチ・ストラ
ットを係合させ、前記少なくとも１個のクラッチ・スト
ラットが前記第２の作動位置にあるときは、前記第２の
回転部材が前記第１の回転部材を所定量以上オーバラン
するときに、前記反作用部材が前記少なくとも１個のク
ラッチ・ストラットを係合させるようにした電磁制御式
双方向ワンウェイ・クラッチ装置。 - 【請求項２】 前記少なくとも１個のクラッチ・ストラ
ットを第１のばね及び第２のばねで平衡させた請求項１
の電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置。 - 【請求項３】 前記少なくとも１個のクラッチ・ストラ
ットを、第１のばね及び第２のばねで平衡させこれ等の
ばねの間に位置させた中央ピボット・ピンを備えるよう
にした請求項１の電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッ
チ装置。 - 【請求項４】 前記少なくとも１個の永久磁石を、前記
少なくとも１個のクラッチ・ストラットの下面に取付け
た請求項１の電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装
置。 - 【請求項５】 前記少なくとも１個のクラッチ・ストラ
ットが前記電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置
の周辺のまわりに位置させた全部で４個のクラッチ・ス
トラットを包含する請求項１の電磁制御式双方向ワンウ
ェイ・クラッチ装置。 - 【請求項６】 前記少なくとも１個のクラッチ・ストラ
ットが、前記電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装
置の周辺のまわりに実質的に互いに等しい距離を置いて
位置させた全部で４個のクラッチ・ストラットを包含す
る請求項１の電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装
置。 - 【請求項７】 前記４個の各クラッチ・ストラットを第
１のばね及び第２のばねで平衡させ、これ等のばねの間
に位置させた中央ピボット・ピンを備えるようにした請
求項６の電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置。 - 【請求項８】 前記少なくとも１個の永久磁石を、前記
４個の各クラッチ・ストラットの下面に取付けた請求項
７の電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置。 - 【請求項９】 前部自動車車軸及び後部自動車車軸のう
ちの一方を、前記前部自動車車軸及び後部自動車車軸の
うちの他方に選択的に結合する電磁制御式双方向ワンウ
ェイ・クラッチ装置を持つ自動車用トランスファ・ケー
スにおいて、 前記電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置に、 少なくとも１個の永久磁石を一部品として持ち、前記前
部自動車車軸及び後部自動車車軸のうちの一方に連結さ
れ、第１の作動位置と第２の作動位置との間で枢動でき
る少なくとも１個のクラッチ・ストラットと、 前記少なくとも１個のクラッチ・ストラットに隣接して
磁界を生成する電流コイルと、 前記少なくとも１個のクラッチ・ストラットを選択的に
係合させるように、前記前部自動車車軸及び後部自動車
車軸のうちの他方に結合された反作用部材と、を設け、 前記磁界が、前記電流コイルを流れる電流の方向に従っ
て正極性又は負極性を持つことにより、前記電流コイル
の前記磁界が正のときは、前記少なくとも１個のクラッ
チ・ストラットを前記第１の作動位置に枢動させ、前記
電流コイルの前記磁界が負のときは、前記クラッチ・ス
トラットを前記第２の作動位置に枢動させるようにし、 前記少なくとも１このクラッチ・ストラットが前記第１
の作動位置にあるときは、前記前部自動車車軸又は前記
後部自動車車軸が、前記前部自動車車軸及び後部自動車
車軸のうちの他方を所定量以上オーバランするときに、
前記反作用部材が前記少なくとも１個のクラッチ・スト
ラットを係合させ、この少なくとも１個のクラッチ・ス
トラットが前記第２の作動位置にあるときは、前記前部
自動車車軸及び後部自動車車軸のうちの他方が前記前部
自動車車軸及び後部自動車車軸を所定量以上オーバラン
するときに、前記反作用部材が前記少なくとも１個のク
ラッチ・ストラットを係合させるようにした、 電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置を持つ自動
車用トランスファ・ケース。 - 【請求項１０】 前記少なくとも１個のクラッチ・スト
ラットを第１のばね及び第２のばねで平衡させ、これ等
のばねの間に位置させた中央ピボットピンを備えるよう
にした請求項９の、電磁制御式双方向ワンウェイ・クラ
ッチ装置を持つ自動車用トランスファ・ケース。 - 【請求項１１】 前記少なくとも１個の永久磁石を前記
少なくとも１個のクラッチ・ストラットの下面に取付け
た請求項９の、電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ
装置を持つ自動車用トランスファ・ケース。 - 【請求項１２】 前記少なくとも１個のクラッチ・スト
ラットが、前記電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ
装置の周辺のまわりに位置させた全部で４個のクラッチ
・ストラットを包含する請求項９の、電磁制御式双方向
ワンウェイ・クラッチ装置を持つ自動車用トランスファ
・ケース。 - 【請求項１３】 前記少なくとも１個のクラッチ・スト
ラットが、前記電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ
装置の周辺のまわりに実質的に互いの等しい距離を置い
て位置させた全部で４個のクラッチ・ストラットを包含
する請求項９の電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ
装置を持つ自動車用トランスファ・ケース。 - 【請求項１４】 前記４個の各クラッチ・ストラットを
第１のばね及び第２のばねで平衡させ、これ等のばねの
間に位置させた中央ピボット・ピンを備えるようにした
請求項１３の電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装
置を持つ自動車用トランスファ・ケース。 - 【請求項１５】 前記少なくとも１個の永久磁石を前記
４個の各クラッチ・ストラットの下面に取付けた請求項
１４の、電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置を
持つ自動車用トランスファ・ケース。 - 【請求項１６】 自動車左半車軸及び自動車右半車軸の
うちの一方を、前記自動車左半車軸及び自動車右半車軸
のうちの他方に選択的に結合する電磁制御式双方向ワン
ウェイ・クラッチ装置を持つ自動車用自動車車軸アセン
ブリにおいて、 前記電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置に、 少なくとも１個の永久磁石を一部品として持ち、前記自
動車左半車軸及び自動車右半車軸のうちの一方に連結さ
れ、第１の作動位置と第２の作動位置との間で枢動でき
る少なくとも１個のクラッチ・ストラットと、 前記少なくとも１個のクラッチ・ストラットに隣接して
磁界を生成する電流コイルと、 前記自動車左半車軸及び自動車右半車軸のうちの他方に
結合され、前記少なくとも１個のクラッチ・ストラット
を選択的に係合させる反作用部材と、を設け、 前記磁界が、前記電流コイルを流れる電流の方向に従っ
て正極性又は負極性を持つことにより、前記電流コイル
磁界が正のときは、前記少なくとも１個のクラッチ・ス
トラットを前記第１の作動位置に枢動させ、前記電流コ
イル磁界が負のときは、前記クラッチ・ストラットを前
記第２の作動位置に枢動させるようにし、 前記少なくとも１個のクラッチ・ストラットが前記第１
の作動位置にあるときは、前記自動車左半車軸及び自動
車右半車軸のうちの一方が前記自動車左半車軸及び自動
車右半車軸のうちの他方を所定量以上オーバランすると
きに、前記反作用部材が前記少なくとも１個のクラッチ
・ストラットを係合させ、この少なくとも１個のクラッ
チ・ストラットが前記第２の作動位置にあるときは、前
記自動車左半車軸及び自動車右半車軸のうちの他方が前
記自動車左半車軸及び自動車右半車軸のうちの一方を所
定量以上オーバランするときに、前記反作用部材が前記
少なくとも１個のクラッチ・ストラットを係合させるよ
うにした、 電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置を持つ自動
車用自動車車軸アセンブリ。 - 【請求項１７】 前記少なくとも１個のクラッチ・スト
ラットを第１のばね及び第２のばねで平衡させ、これ等
のばねの間に位置させた中央ピボット・ピンを備えるよ
うにした請求項１６の、電磁制御式双方向ワンウェイ・
クラッチ装置を持つ自動車用自動車車軸アセンブリ。 - 【請求項１８】 前記少なくとも１個の永久磁石を前記
の少なくとも１個のクラッチ・ストラットの下面に取付
けた請求項１６の、電磁制御式双方向ワンウェイ・クラ
ッチ装置を持つ自動車用自動車車軸アセンブリ。 - 【請求項１９】 前記少なくとも１個のクラッチ・スト
ラットが、前記電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ
装置の周辺のまわりに実質的に等しい距離を隔てて位置
させた全部で４個のクラッチ・ストラットを包含する請
求項１６の、電磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装
置を持つ自動車用自動車車軸アセンブリ。 - 【請求項２０】 前記４個の各クラッチ・ストラット
を、第１のばね及び第２のばねで平衡させ、これ等のば
ねの間に位置させた中央ピボット・ピンを備えるように
し、前記少なくとも１個の永久磁石を、前記４個の各ク
ラッチ・ストラットの下面に取付けた請求項１９の、電
磁制御式双方向ワンウェイ・クラッチ装置を持つ自動車
用自動車車軸アセンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US09/005,179 US5996758A (en) | 1998-01-09 | 1998-01-09 | Electromagnetically controlled bi-directional one-way clutch apparatus |
| US09/005179 | 1998-01-09 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11270590A true JPH11270590A (ja) | 1999-10-05 |
Family
ID=21714574
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (4)
| Country | Link |
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| US (1) | US5996758A (ja) |
| JP (1) | JPH11270590A (ja) |
| DE (1) | DE19900453A1 (ja) |
| GB (1) | GB2337307B (ja) |
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| JP2016517938A (ja) * | 2013-04-02 | 2016-06-20 | ワーナー エレクトリック テクノロジー リミテッド ライアビリティ カンパニー | 双方向クラッチのための電磁アクチュエータ |
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