【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は肌荒れ改善効果に優
れ、種々の皮膚疾患、肌荒れ、荒れ性等の改善・予防に
優れた効果を有する皮膚外用剤に関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】これ
まで種々の皮膚疾患や肌荒れに対して改善・予防効果を
有する治療薬、皮膚外用剤、化粧料等の有効成分として
は、抗炎症作用を有する、あるいは保湿効果の高いアミ
ノ酸や多糖、脂質、抽出エキス等が、その使用効果が特
徴的であるため用いられてきた。しかしながら、その効
果は必ずしも十分ではなく、より優れた薬効剤の開発が
期待されていた。
【０００３】したがって本発明の目的は、肌荒れ、荒れ
性に対して優れた改善・予防効果を有する皮膚外用剤を
提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、高い保湿
効果を有し、よって高い肌改善効果を有するものはない
かと鋭意研究した結果、ツヅラフジ科の植物抽出物にそ
の効果があること、およびツヅラフジ科の植物抽出物と
アミノ酸類とを組み合わせることにより、保湿効果およ
び肌荒れ改善効果がさらに高められることを見い出し、
本発明を完成するに至った。
【０００５】すなわち本発明は、ツヅラフジ科の植物抽
出物とアミノ酸またはその誘導体とを配合することを特
徴とする皮膚外用剤である。本発明の皮膚外用剤は、好
ましくは、肌荒れ改善用の皮膚外用剤である。
【０００６】ツヅラフジ科植物についていえば、例えば
オオツヅラフジの根茎および／または茎（防已）等は古
くから漢方薬の消炎鎮痛薬として用いられており（日本
薬局方第１０改正）、近年では、ツヅラフジ科植物に肌
のさっぱり感および身体の温まり感があることを利用し
て浴用剤組成物としたものが知られている（特開平９−
２０８４５３号公報）。しかしながらツヅラフジ科植物
がアミノ酸類と組み合わせることによって高い保湿効果
を有し、優れた肌荒れ改善効果を与えることについては
今までに知られていない。
【０００７】本発明で用いられるツヅラフジ科植物は約
２０種余りを含み、例えばオオツヅラフジ（根茎および
／または茎は防已と呼ばれる。）、アオツヅラフジ、イ
ソヤマアオキ、ツヅラフジ、タマサキツヅラフジ、ミヤ
コジマツヅラフジ、ホウライツヅラフジ、コウモリカズ
ラ、ハスノハカズラ、シマハスノハカズラ、アオカズ
ラ、コウシュウウヤク、コロンボ等が挙げられる。これ
らの中でも特にオオツヅラフジの根茎および／または茎
（防已）が望ましい。これらの植物は、花、茎、果実、
種子、根、全草等が用いられ、好ましくは、ツヅラフジ
科植物は、根茎および／または茎が用いられる。抽出方
法は特に限定されるものではなく、例えば水、アルコー
ル等の親水性有機溶剤、あるいはそれらの混合液、また
はグリセリン、１，３−ブチレングリコール等の多価ア
ルコール、あるいは水と多価アルコールとの混合液によ
り抽出される。
【０００８】ツヅラフジ科植物抽出物の皮膚外用剤中ヘ
の配合量は、乾燥物換算で０．００１〜９０．０重量
％、好ましくは０．０１〜５０．０重量％である。抽出
物の配合量が０．００１重量％未満では十分な保湿効果
が得られない。
【０００９】本発明で用いられるアミノ酸としては、特
に限定されるものではなく、塩基性アミノ酸、酸性アミ
ノ酸、中性アミノ酸のいずれのアミノ酸も用いることが
できる。具体的にはグリシン、アラニン、バリン、ロイ
シン、イソロイシン、フェニルアラニン、チロシン、ト
レオニン、セリン、プロリン、ヒドロキシプロリン、ト
リプトファン、メチオニン、シスチン、システイン、ア
スパラギン、アスパラギン酸、グルタミン酸、リジン、
アルギニン、ヒスチジン等が挙げられ、また変性アミノ
酸などのアミノ酸誘導体も用いることができる。これら
は１種を単独で、または２種以上を組み合わせて用いる
ことができる。これらのアミノ酸類のうち特に好ましい
のは、アラニン、ロイシン、アルギニン、グルタミン
酸、アスパラギン酸、セリンおよびグリシンである。ア
ミノ酸類の配合量としては皮膚外用剤全量中の０．１〜
９０．０重量％、特に０．５〜５０．０重量％とするこ
とが肌荒れ改善効果の点から望ましい。
【００１０】本発明の皮膚外用剤は、ツヅラフジ科の植
物抽出物およびアミノ酸またはその誘導体に加えて、さ
らにポリオールを配合することが好ましい。ポリオール
を配合することで、肌荒れ改善効果は一層高められる。
【００１１】本発明で用いられるポリオール類としては
特に限定されるものではないが、グリセリン、１，３ー
ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリ
コール、ポリエチレングリコール、イソプレングリコー
ル、ソルビトール、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル等が
挙げられる。これらを１種を単独で、または２種以上を
組み合わせて用いることができる。ポリオールの配合量
としては皮膚外用剤全量中の０．１〜９０．０重量％、
特に０．５〜５０．０重量％とすることが肌荒れ改善効
果の点から望ましい。
【００１２】本発明の皮膚外用剤は、必要に応じて、本
発明の効果を損なわない範囲で、化粧品、医薬品等に一
般に用いられている各種成分を含めることができる。こ
のような成分としては次のようなものが挙げられる。
【００１３】ビタミン油，レチノール，酢酸レチノール
等のビタミンＡ類、リボフラビン，酪酸リボフラビン，
フラビンアデニンヌクレオチド等のビタミンＢ2類、ピ
リドキシン塩酸塩，ピリドキシンジオクタノエート等の
ビタミンＢ6類、Ｌ−アスコルビン酸，Ｌ−アスコルビ
ン酸ジパルミチン酸エステル，Ｌ−アスコルビン酸−２
−硫酸ナトリウム，Ｌ−アスコルビン酸リン酸エステ
ル，Ｌ−アスコルビン酸グルコシド，ＤＬ−α−トコフ
ェロール−Ｌ−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリ
ウム等のビタミンＣ類、パントテン酸カルシウム，Ｄ−
パントテニルアルコール，パントテニルエチルエーテ
ル，アセチルパントテニルエチルエーテル等のパントテ
ン酸類、エルゴカルシフェロール，コレカルシフェロー
ル等のビタミンＤ類、ニコチン酸，ニコチン酸アミド，
ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、α−トコフェロ
ール，酢酸トコフェロール，ニコチン酸ＤＬ−α−トコ
フェロール，コハク酸ＤＬ−α−トコフェロール等のビ
タミンＥ類、ビタミンＰ、ビオチン等のビタミン類が挙
げられる。
【００１４】液体油脂としては、アボガド油，ツバキ
油，月見草油，タートル油，マカデミアナッツ油，トウ
モロコシ油，ミンク油，オリーブ油，ナタネ油，卵黄
油，ゴマ油，パーシック油，小麦胚芽油，サザンカ油，
ヒマシ油，アマニ油，サフラワー油，綿実油，エノ油，
大豆油，落花生油，茶実油，カヤ油，コメヌカ油，シナ
ギリ油，日本キリ油，ホホバ油，胚芽油，トリグリセリ
ン，トリオクタン酸グリセリン，トリイソパルミチン酸
グリセリン等が、固体油脂としては、カカオ脂，ヤシ
油，馬脂，硬化ヤシ油，パーム油，牛脂，羊脂，硬化牛
脂，パーム核油，豚脂，牛骨脂，モクロウ核油，硬化
油，牛脚脂，モクロウ，硬化ヒマシ油等、ロウ類として
は、ミツロウ，カンデリラロウ，綿ロウ，カルナウバロ
ウ，ベイベリーロウ，イボタロウ，鯨ロウ，モンタンロ
ウ，ヌカロウ，ラノリン，カポックロウ，酢酸ラノリ
ン，液状ラノリン，サトウキビロウ，ラノリン脂肪酸イ
ソプロピル，ラウリン酸ヘキシル，還元ラノリン，ホホ
バロウ，硬質ラノリン，セラックロウ，ＰＯＥラノリン
アルコールエーテル，ＰＯＥラノリンアルコールアセテ
ート，ＰＯＥコレステロールエーテル，ラノリン脂肪酸
ポリエチレングリコール，ＰＯＥ水素添加ラノリンアル
コールエーテル等、炭化水素油としては、流動パラフィ
ン，オゾケライト，スクワラン，プリスタン，パラフィ
ン，セレシン，スクワレン，ワセリン，マイクロクリス
タリンワックス等が、精油類としてはハッカ油、ジャス
ミン油、ショウノウ油、ヒノキ油、トウヒ油、リュウ
油、テレピン油、ケイ皮油、ベルガモット油、ミカン
油、ショウブ油、パイン油、ラベンダー油、ベイ油、ク
ローブ油、ヒバ油、バラ油、ユーカリ油、レモン油、タ
イム油、ペパーミント油、ローズ油、セージ油、メント
ール、シネオール、オイゲノール、シトラールシトロネ
ラール、ボルネオール、リナロール、ゲラニオール、カ
ンファー、チモール、スピラントール、ピネン、リモネ
ン、テルペン系化合物の油分が挙げられる。
【００１５】高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ン（ベヘニン）酸、オレイン酸、１２−ヒドロキシステ
アリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン
酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸
（ＥＰＡ）、ドコサヘキサエン酸（ＤＨＡ）等が挙げら
れる。
【００１６】高級アルコールとしては、例えば、ラウリ
ルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコー
ル、ベヘニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレ
イルアルコール、セトステアリルアルコール等の直鎖ア
ルコール、モノステアリルグリセリンエーテル（バチル
アルコール）、２−デシルテトラデシノール、ラノリン
アルコール、コレステロール、フィトステロール、ヘキ
シルドデカノール、イソステアリルアルコール、オクチ
ルドデカノール等の分枝鎖アルコール等が挙げられる。
【００１７】合成エステル油としては、ミリスチン酸イ
ソプロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチル
ドデシル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブ
チル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、
オレイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシ
ル、乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステ
アリン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、１
２−ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−２−エ
チルヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリ
トール脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸Ｎ−アル
キルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコー
ル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−２−ヘプチルウン
デカン酸グリセリン、トリ−２−エチルヘキシル酸トリ
メチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロ
ールプロパン、テトラ−２−エチルヘキシル酸ペンタン
エリスリトール、トリ−２−エチルヘキシル酸グリセリ
ン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、セ
チル２−エチルヘキサノエート、２−エチルヘキシルパ
ルミテート、トリミリスチン酸グリセリン、トリ−２−
ヘプチルウンデカン酸グリセライド、ヒマシ油脂肪酸メ
チルエステル、オレイン酸オイル、セトステアリルアル
コール、アセトグリセライド、パルミチン酸２−ヘプチ
ルウンデシル、アジピン酸ジイソブチル、Ｎ−ラウロイ
ル−Ｌ−グルタミン酸−２−オクチルドデシルエステ
ル、アジピン酸ジ−２−ヘプチルウンデシル、エチルラ
ウレート、セバチン酸ジ−２−エチルヘキシル、ミリス
チン酸２−ヘキシルデシル、パルミチン酸２−ヘキシル
デシル、アジピン酸２−ヘキシルデシル、セバチン酸ジ
イソプロピル、コハク酸２−エチルヘキシル、酢酸エチ
ル、酢酸ブチル、酢酸アミル、クエン酸トリエチル等が
挙げられる。
【００１８】シリコーンとしては、例えば、ジメチルポ
リシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチル
ハイドロジェンポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサ
ン、デカメチルシクロポリシロキサン、ドデカメチルシ
クロポリシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェ
ンシクロポリシロキサンなどの環状ポリシロキサン、３
次元網目構造を形成しているシリコーン樹脂、シリコー
ンゴム等が挙げられる。
【００１９】紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香
酸（以下ＰＡＢＡと略す）、ＰＡＢＡモノグリセリンエ
ステル、Ｎ，Ｎ−ジプロポキシＰＡＢＡエチルエステ
ル、Ｎ，Ｎ−ジエトキシＰＡＢＡエチルエステル、Ｎ，
Ｎ−ジメチルＰＡＢＡエチルエステル、Ｎ，Ｎ−ジメチ
ルＰＡＢＡブチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収
剤、ホモメンチル−Ｎ−アセチルアントラニレート等の
アントラニル酸系紫外線吸収剤、アミルサリシレート、
メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オ
クチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジル
サリシレート、ｐ−イソプロパノールフェニルサリシレ
ート等のサリチル酸系紫外線吸収剤、オクチルシンナメ
ート、エチル−４−イソプロピルシンナメート、メチル
−２，５−ジイソプロピルシンナメート、エチル−２，
４−ジイソプロピルシンナメート、メチル−２，４−ジ
イソプロピルシンナメート、プロピル−ｐ−メトキシシ
ンナメート、イソプロピル−ｐ−メトキシシンナメー
ト、イソアミル−ｐ−メトキシシンナメート、オクチル
−ｐ−メトキシシンナメート（２−エチルヘキシル−ｐ
−メトキシシンナメート）、２−エトキシエチル−ｐ−
メトキシシンナメート、シクロヘキシル−ｐ−メトキシ
シンナメート、エチル−α−シアノ−β−フェニルシン
ナメート、２−エチルヘキシル−α−シアノ−β−フェ
ニルシンナメート、グリセリルモノ−２−エチルヘキサ
ノイル−ジパラメトキシシンナメート、３，４，５−ト
リメトキシ桂皮酸３−メチル−４−［メチルビス（トリ
メチルシロキシ）シリル］ブチル等の桂皮酸系紫外線吸
収剤、２，４−ジヒドロキシベンゾフェノン、２，２’
−ジヒドロキシ−４−メトキシベンゾフェノン、２，
２’−ジヒドロキシ−４，４’−ジメトキシベンゾフェ
ノン、２，２’，４，４’−テトラヒドロキシベンゾフ
ェノン、２−ヒドロキシ−４−メトキシベンゾフェノ
ン、２−ヒドロキシ−４−メトキシ−４’−メチルベン
ゾフェノン、２−ヒドロキシ−４−メトキシベンゾフェ
ノン−５−スルホン酸塩、４−フェニルベンゾフェノ
ン、２−エチルヘキシル−４’−フェニル−ベンゾフェ
ノン−２−カルボキシレート、２−ヒドロキシ−４−ｎ
−オクトキシベンゾフェノン、４−ヒドロキシ−３−カ
ルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸
収剤、３−（４’−メチルベンジリデン)-ｄ，１−カン
ファー、３−ベンジリデン−ｄ，１−カンファー、ウロ
カニン酸、ウロカニン酸エチルエステル、２−フェニル
−５−メチルベンゾキサゾール、２，２’−ヒドロキシ
−５−メチルフェニルベンゾトリアゾール、２−（２’
−ヒドロキシ−５’−ｔ−オクチルフェニル）ベンゾト
リアゾール、２−（２’−ヒドロキシ−５’−メチルフ
ェニルベンゾトリアゾール、ジベンザラジン、ジアニソ
イルメタン、４−メトキシ−４’−ｔ−ブチルジベンゾ
イルメタン、５−（３，３−ジメチル−２−ノルボルニ
リデン）−３−ペンタン−２−オン等が挙げられる。
【００２０】アニオン界面活性剤としては、例えば、セ
ッケン用素地、ラウリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナ
トリウム等の脂肪酸セッケン、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ラウリル硫酸カリウム等の高級アルキル硫酸エステ
ル塩、ＰＯＥラウリル硫酸トリエタノールアミン、ＰＯ
Ｅラウリル硫酸ナトリウム等のアルキルエーテル硫酸エ
ステル塩、ラウロイルサルコシンナトリウム等のＮ−ア
シルサルコシン酸、Ｎ−ミリストイル−Ｎ−メチルタウ
リンナトリウム、ヤシ油脂肪酸メチルタウリッドナトリ
ウム、ラウリルメチルタウリッドナトリウム等の高級脂
肪酸アミドスルホン酸塩、ＰＯＥオレイルエーテルリン
酸ナトリウム、ＰＯＥステアリルエーテルリン酸等のリ
ン酸エステル塩、ジ−２−エチルヘキシルスルホコハク
酸ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポ
リオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリル
ポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等
のスルホコハク酸塩、リニアドデシルベンゼンスルホン
酸ナトリウム、リニアドデシルベンゼンスルホン酸トリ
エタノールアミン、リニアドデシルベンゼンスルホン酸
等のアルキルベンゼンスルホン酸塩、Ｎ−ラウロイルグ
ルタミン酸モノナトリウム、Ｎ−ステアロイルグルタミ
ン酸ジナトリウム、Ｎ−ミリストイル−Ｌ−グルタミン
酸モノナトリウム等のＮ−アシルグルタミン酸塩、硬化
ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の高級脂肪酸
エステル硫酸エステル塩、ロート油等の硫酸化油、ＰＯ
Ｅアルキルエーテルカルボン酸、ＰＯＥアルキルアリル
エーテルカルボン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、
高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、二級アルコール硫酸
エステル塩、高級脂肪酸アルキロールアミド硫酸エステ
ル塩、ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリ
ウム、Ｎ−パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノー
ルアミン、カゼインナトリウム等が挙げられる。
【００２１】カチオン界面活性剤としては、例えば、塩
化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ラウリルト
リメチルアンモニウム等のアルキルトリメチルアンモニ
ウム塩、塩化ジステアリルジメチルアンモニウムジアル
キルジメチルアンモニウム塩、塩化ポリ（Ｎ，Ｎ’−ジ
メチル−３，５−メチレンピペリジニウム），塩化セチ
ルピリジニウム等のアルキルピリジニウム塩、アルキル
四級アンモニウム塩、アルキルジメチルベンジルアンモ
ニウム塩、アルキルイソキノリニウム塩、ジアルキルモ
ルホニウム塩、ＰＯＥアルキルアミン、アルキルアミン
塩、ポリアミン脂肪酸誘導体、アミルアルコール脂肪酸
誘導体、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等
が挙げられる。
【００２２】両性界面活性剤としては、例えば、２−ウ
ンデシル−Ｎ，Ｎ，Ｎ−（ヒドロキシエチルカルボキシ
メチル）−２−イミダゾリンナトリウム、２−ココイル
−２−イミダゾリニウムヒドロキサイド−１−カルボキ
シエチロキシ２ナトリウム塩等のイミダゾリン系界面活
性剤、２−ヘプタデシル−Ｎ−カルボキシメチル−Ｎ−
ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリル
ジメチルアミノ酢酸ベタイン、アルキルベタイン、アミ
ドベタイン、スルホベタイン等のベタイン系界面活性剤
等が挙げられる。
【００２３】親油性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソス
テアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモ
ノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビ
タンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペ
ンタ−２−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタ
ン、テトラ−２−エチルヘキシル酸ジグリセロールソル
ビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類、モノ綿実油脂
肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレ
イン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリン、α，
α’−オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノス
テアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリンポリグリ
セリン脂肪酸類、モノステアリン酸プロピレングリコー
ル等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類、硬化ヒ
マシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、ポリオキ
シエチレン・メチルポリシロキサン共重合体等が挙げら
れる。
【００２４】親水性非イオン界面活性剤としては、例え
ば、ＰＯＥソルビタンモノオレエート、ＰＯＥ−ソルビ
タンモノステアレート、ＰＯＥ−ソルビタンモノオレエ
ート、ＰＯＥ−ソルビタンテトラオレエート等のＰＯＥ
ソルビタン脂肪酸エステル類、ＰＯＥ−ソルビットモノ
ラウレート、ＰＯＥ−ソルビットモノオレエート、ＰＯ
Ｅ−ソルビットペンタオレエート、ＰＯＥ−ソルビット
モノステアレート等のＰＯＥソルビット脂肪酸エステル
類、ＰＯＥ−グリセリンモノステアレート、ＰＯＥ−グ
リセリンモノイソステアレート、ＰＯＥ−グリセリント
リイソステアレート等のＰＯＥグリセリン脂肪酸エステ
ル類、ＰＯＥモノオレエート、ＰＯＥジステアレート、
ＰＯＥモノジオレエート、システアリン酸エチレングリ
コール等のＰＯＥ脂肪酸エステル類、ＰＯＥラウリルエ
ーテル、ＰＯＥオレイルエーテル、ＰＯＥステアリルエ
ーテル、ＰＯＥベヘニルエーテル、ＰＯＥ２−オクチル
ドデシルエーテル、ＰＯＥコレスタノールエーテル等の
ＰＯＥアルキルエーテル類、ＰＯＥオクチルフェニルエ
ーテル、ＰＯＥノニルフェニルエーテル、ＰＯＥジノニ
ルフェニルエーテル等のＰＯＥアルキルフェニルエーテ
ル類、プルロニック等のプルアロニック型類、ＰＯＥ・
ＰＯＰセチルエーテル、ＰＯＥ・ＰＯＰ２−デシルテト
ラデシルエーテル、ＰＯＥ・ＰＯＰモノブチルエーテ
ル、ＰＯＥ・ＰＯＰ水添ラノリン、ＰＯＥ・ＰＯＰグリ
セリンエーテル等のＰＯＥ・ＰＯＰアルキルエーテル
類、テトロニック等のテトラＰＯＥ・テトラＰＯＰエチ
レンジアミン縮合物類、ＰＯＥヒマシ油、ＰＯＥ硬化ヒ
マシ油、ＰＯＥ硬化ヒマシ油モノイソステアレート、
ＰＯＥ硬化ヒマシ油トリイソステアレート、ＰＯＥ硬化
ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジ
エステル、ＰＯＥ硬化ヒマシ油マレイン酸等のＰＯＥヒ
マシ油硬化ヒマシ油誘導体、ＰＯＥソルビットミツロウ
等のＰＯＥミツロウ・ラノリン誘導体、ヤシ油脂肪酸ジ
エタノールアミド、ラウリン酸モノエタノールアミド、
脂肪酸イソプロパノールアミド等のアルカノールアミ
ド、ＰＯＥプロピレングリコール脂肪酸エステル、ＰＯ
Ｅアルキルアミン、ＰＯＥ脂肪酸アミド、ショ糖脂肪酸
エステル、ＰＯＥノニルフェニルホルムアルデヒド縮合
物、アルキルエトキシジメチルアミンオキシド、トリオ
レイルリン酸等が挙げられる。
【００２５】その他、エチルパラベン，プチルパラベン
等の防腐剤、グリチルリチン酸誘導体，グリチルレチン
酸誘導体，サリチル酸誘導体，ヒノキチオール，酸化亜
鉛，アラントイン等の消炎剤、胎盤抽出物，グルタチオ
ン，ユキノシタ抽出物等の美白剤、シコン，シャクヤ
ク，バーチ，セージ，ビワ， アロエ， アイリス，ブド
ウ，ヨクイニン，ヘチマ，ユリ，サフラン，センキュ
ウ，ショウキョウ， オノニス， ニンニク， ヤナギ、
トウキ等の抽出物、メントール、カンファー等の清涼
剤、ローヤルゼリー，ＡＴＰ、感光素，コレステロール
誘導体，幼牛血液抽出物等の賦活剤、ノニル酸ワレニル
アミド，ニコチン酸ベンジルエステル，ニコチン酸β−
ブトキシエチルエステル，カプサイシン，ジンゲロン，
カンタリスチンキ，イクタモール， タンニン酸，α−
ポルネオール，ニコチン酸トコフェロール，イノシトー
ルヘキサニコチネート，シクランデレート，シンナリジ
ン，トラゾリン，アセチルコリン，ベラパミル，セファ
ランチン，γ−オリザノール等の血行促進剤、硫黄，チ
アントール等の抗脂漏剤がある。
【００２６】天然の水溶性高分子としては、例えば、ア
ラビアガム，トラガカントガム，ガラクタン，グアガ
ム，キャロブガム，カラヤガム，カラギーナン，ペクチ
ン，カンテン，クインスシード（マルメロ），アルゲコ
ロイド（カッソウエキス），デンプン（コメ，トウモロ
コシ，バレイショ，コムギ），グリチルリチン酸等の植
物系高分子、キサンタンガム，デキストラン，サクシノ
グルカン，プルラン等の微生物系高分子、コラーゲン，
カゼイン，アルブミン，ゼラチン等の動物系高分子が挙
げられる。
【００２７】半合成の水溶性高分子としては、例えば、
カルボキシメチルデンプン，メチルヒドロキシプロピル
デンプン等のデンプン系高分子、メチルセルロース，ニ
トロセルロース、エチルセルロース，メチルヒドロキシ
プロピルセルロース，ヒドロキシエチルセルロース，セ
ルロース硫酸ナトリウム，ヒドロキシプロピルセルロー
ス，カルボキシメチルセルロースナトリウム（ＣＭ
Ｃ），結晶セルロース，セルロース末等のセルロース系
高分子、アルギン酸ナトリウム，アルギン酸プロピレン
グリコールエステル等のアルギン酸系高分子が挙げられ
る。
【００２８】合成の水溶性高分子としては、例えば、ポ
リビニルアルコール，ポリビニルメチルエーテル，ポリ
ビニルピロリドン，カルボキシビニルポリマー（カーボ
ポール）等のビニル系高分子、ポリエチレングリコール
2,000，4,000，6,000等のポリオキシエチレン系高分
子、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン共重合体
等の共重合系高分子、ポリアクリル酸ナトリウム，ポリ
エチルアクリレート，ポリアクリルアミド等のアクリル
系高分子、ポリエチレンイミン、カチオンポリマー等が
挙げられる。
【００２９】無機の水溶性高分子としては、例えば、ベ
ントナイト、ケイ酸ＡｌＭｇ（ビーガム）、ラポナイ
ト、へクトライト、無水ケイ酸等が挙げられる。
【００３０】増粘剤としては、例えばアラビアガム、カ
ラギーナン、カラヤガム、トラガカントガム、キャロブ
ガム、クインスシード（マルメロ）、カゼイン、デキス
トリン、ゼラチン、ペクチン酸ナトリウム、アラギン酸
ナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、Ｃ
ＭＣ、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、ＰＶＡ、ＰＶＭ、ＰＶＰ、ポリアクリル
酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ローカスト
ビーンガム、グアーガム、タマリントガム、ジアルキル
ジメチルアンモニウム硫酸セルロース、キサンタンガ
ム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ベントナイト、
ヘクトライト等が挙げられる。
【００３１】粉末成分としては、タルク，カオリン，雲
母，絹雲母（セリサイト），白雲母，金雲母，合成雲
母，紅雲母，黒雲母，リチア雲母，バーミキュライト，
炭酸マグネシウム，炭酸カルシウム，ケイ酸アルミニウ
ム，ケイ酸バリウム，ケイ酸カルシウム，ケイ酸マグネ
シウム，ケイ酸ストロンチウム，タングステン酸金属
塩，マグネシウム，シリカ，ゼオライト，硫酸バリウ
ム，焼成硫酸カルシウム（焼セッコウ），リン酸カルシ
ウム，弗素アパタイト，ヒドロキシアパタイト，セラミ
ックパウダー，金属石鹸（ミリスチン酸亜鉛，パルミチ
ン酸カルシウム，ステアリン酸アルミニウム），窒化ホ
ウ素等の無機粉末、ポリアミド樹脂粉末（ナイロン粉
末），ポリエチレン粉末，ポリメタクリル酸メチル粉
末，ポリスチレン粉末，スチレンとアクリル酸の共重合
体樹脂粉末，ベンゾグアナミン樹脂粉末，ポリ四弗化エ
チレン粉末，セルロース粉末等の有機粉末、二酸化チタ
ン，酸化亜鉛等の無機白色顔料、酸化鉄（ベンガラ），
チタン酸鉄等の無機赤色系顔料、γ−酸化鉄等の無機褐
色系顔料、黄酸化鉄，黄土等の無機黄色系顔料、黒酸化
鉄，カーボンブラック，低次酸化チタン等の無機黒色系
顔料、マンゴバイオレット，コバルトバイオレット等の
無機紫色系顔料、酸化クロム，水酸化クロム，チタン酸
コバルト等の無機緑色系顔料、群青，紺青等の無機青色
系顔料、酸化チタンコーテッドマイカ，酸化チタンコー
テッドオキシ塩化ビスマス，酸化チタンコーテッドタル
ク，着色酸化チタンコーテッドマイカ，オキシ塩化ビス
マス，魚鱗箔等のパール顔料，アルミニウムパウダー，
カッパーパウダー等の金属粉末顔料、赤色201号，赤色2
02号，赤色204号，赤色205号，赤色220号，赤色226号，
赤色228号，赤色405号，鐙色203号，燈登色204号，黄色
205号，黄色401号，青色404号などの有機顔料、赤色3
号，赤色104号，赤色106号，赤色227号，赤色230号，赤
色401号，赤色505号，橿登色205号，黄色4号，黄色5
号，黄色202号，黄色203号，緑色3号，青色1号などのジ
ルコニウム、バリウム又はアルミニウムレーキ等の有機
顔料、クロロフィル，リボフラビン、クロシン、アント
ラキノン、β−カロチン等の天然色素等、香料、水、ア
ルコール、チタンイエロー，カーサミン，紅花赤等の色
剤、等を必要に応じて適宜配合ができる。
【００３２】また、本発明の皮膚外用剤の剤型は任意で
あり、例えば油状製剤、化粧水系の可溶化系、乳液、ク
リーム等の乳化系あるいはジェル、ペースト、パック、
プラスター、シート、軟膏、分散液、粉末等の剤型をと
ることができる。
【００３３】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
する。なお、本発明はこれらの実施例により限定される
ものではない。配合量は重量％である。実施例に先立
ち、本発明の効果を実験データによって示す。
【００３４】１．ツヅラフジ科植物抽出物の調製
オオツヅラフジの根および茎乾燥物（防已）１０００ｇ
を水３０００ｍｌにより９０〜９５℃、２時間加熱抽出
し、抽出液を濾過し、減圧濃縮後、凍結乾燥してオオツ
ヅラフジ抽出物乾燥残分３０ｇを得た。また、防已１０
００ｇをエタノール３０００ｍｌにより９０〜９５℃、
２時間加熱抽出し、抽出液を濾過し、減圧濃縮後、凍結
乾燥してオオツヅラフジ抽出物乾燥残分６０ｇを得た。
そのほかのツヅラフジ科植物についても同様の操作で抽
出物乾燥残分を得た。得られたツヅラフジ植物抽出物乾
燥残分（以下、抽出物と称する。）を用いて次の試験を
行った。
【００３５】実験例１ ヒトによる保湿効果試験
［評価方法］２０〜４０代のボランティアに表１および
表２に示す被験物質を塗布してもらい、経時での皮表角
質層の電導度（コンダクタンス）を角層に保持されてい
る水分量の指標として測定した。各成分の濃度は全量で
表１および表２に示す濃度になるようにし、複数の成分
構成のものについては、各成分が等量ずつになるように
した。測定は高周波皮膚水分測定装置ＳＫＩＣＯＮ２０
０（ＩＢＳ株式会社製）を用いて行った。１種のサンプ
ルにつき１０人のボランティアに塗布してもらい、前腕
に一定面積の被験部を決定し、その部位を測定した後、
被験部位に一定量の試料を塗布した。塗布６時間後のコ
ンダクタンスの平均値を求め、塗布前の値に対する１０
０分率を計算し、保湿効果を評価した。その結果を表１
および表２に示す。表中の評価基準は次の通りである。
○：塗布前の値に対し、２００％以上。
△：塗布前の値に対し、１００％以上，２００％未満。
×：塗布前の値に対し、１００％未満。
【００３６】
【表１】
──────────────────────────────────
溶液濃度（合計量） 0％ 0.001％ 0.01％ 0.5％ 5％ 50％ 90％
──────────────────────────────────
グリシン水溶液 × × × × × × ×
──────────────────────────────────
アルギニン＋
グルタミン酸水溶液 × × × × × × ×
──────────────────────────────────
オオツヅラフジ水抽出物 × ○ ○ ○ ○ ○ ○
──────────────────────────────────
オオツヅラフジ
エタノール抽出物 × ○ ○ ○ ○ ○ ○
──────────────────────────────────
タマサキツヅラフジ水抽出物 × ○ ○ ○ ○ ○ ○
──────────────────────────────────
ハスノハカズラ水抽出物 × ○ ○ ○ ○ ○ ○
──────────────────────────────────
オオツヅラフジ水抽出物＋ × ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎
グリシン
──────────────────────────────────
オオツヅラフジ水抽出物＋ × ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
グリシン＋
1,3−ブチレングリコール
──────────────────────────────────
【００３７】
【表２】
───────────────────────────────────
溶液濃度（合計量） 0％ 0.001％ 0.01％ 0.5％ 5％ 50％ 90％
───────────────────────────────────
タマサキツヅラフジ × ○ ○ ◎ ◎ ◎ ◎
エタノール抽出物＋
アルギニン＋グルタミン酸
───────────────────────────────────
タマサキツヅラフジ × ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
エタノール抽出物＋
アルギニン＋
グルタミン酸＋グリセリン
───────────────────────────────────
【００３８】表１および表２から、ツヅラフジ科植物抽
出物は保湿効果を有し、アミノ酸、さらにポリオールを
組み合わせると一層高い保湿効果を有していることがわ
かる。
【００３９】
実施例１ 乳液
（1）ステアリン酸 １．５ 重量％
（2）セチルアルコール ０．５
（3）ミツロウ ２．０
（4）ポリオキシエチレン（１０）
モノオレイン酸エステル １．０
（5）メトキシケイ皮酸オクチル ２．０
（6）オオツヅラフジ抽出物 １０．０
（7）アスパラギン酸 ５．０
（8）ロイシン ５．０
（9）ヒアルロン酸ナトリウム ０．０１
（10）トリエタノールアミン ０．７５
（11）グリセリン ７．０
（12）イノシット ０．５
（13）人参エキス ０．５
（14）エチルパラベン ０．３
（15）香料 ０．０３
（16）ポリビニルアルコール １．０
（17）精製水 残余
（製法）精製水にオオツヅラフジ抽出物、アスパラギン
酸、ヒアルロン酸ナトリウム、グリセリン、イノシッ
ト、人参エキス、ロイシン、トリエタノールアミンを加
えて７０℃に保つ（水相）。ポリビニルアルコールを一
部の水に溶解して水相に加える。他の成分を混合し、加
熱溶解して７０℃に保つ（油相）。水相に油相を加えて
予備乳化を行い、ホモミキサーで均一に乳化する。その
後攪拌しながら急冷して乳液を得た。
【００４０】比較例１ 乳液
実施例１においてオオツヅラフジ抽出物、アスパラギン
酸およびロイシンを精製水に置き換えた他は実施例１と
同様にして乳液を調製した。
【００４１】比較例２ 乳液
実施例１においてオオツヅラフジ抽出物を精製水に置き
換えた他は実施例１と同様にして乳液を調製した。
【００４２】実験例２ ヒトによる効果試験
［評価方法］２０〜４０代女性２０人ずつに前記実施例
１、比較例１および比較例２の処方の乳液を顔に朝晩塗
布してもらい、１ヵ月連用してもらった。連用前後の頬
部の角層水分量、経皮水分損失量および皮膚表面状態を
測定した。その平均値を表３および表４に示す。角層水
分量は高周波皮膚水分測定装置ＳＫＩＣＯＮ２００（Ｉ
ＢＳ株式会社製）を用い、経皮水分損失量はエバポリメ
ーターＥＰ−１（サーボメッド社製）を用いて測定し
た。皮膚表面状態についてはシリコーン樹脂を用いてネ
ガティブレプリカをとり、肌荒れによって、皮溝・皮丘
が消失して角層剥離がみられるものを１、皮溝・皮丘が
鮮明で整って肌荒れのないものを５として５段階で評価
点をつけた。また使用後の肌の状態についてアンケート
調査を行い、肌へのなじみ、肌のなめらかさ、肌のしっ
とりさ、肌のみずみずしさ、肌のしなやかさ、肌荒れ改
善効果について評価してもらった。その結果を表５およ
び表６に示す。
【００４３】
【表３】
───────────────────────────────
実施例１ 比較例１
────────── ───────────
連用前 連用後 連用前 連用後
───────────────────────────────
角層水分量 24.4±5.7 33.5±4.8 22.4±4.6 17.4±2.5
経皮水分損失量 9.7±0.9 9.1±0.7 10.5±1.2 14.7±0.5
皮膚表面形態 3.6±0.9 4.5±1.1 3.6±0.8 3.4±0.8
────────────────────────────────
【００４４】
【表４】【００４５】
【表５】
──────────────────────────────────
実施例１ 比較例１
─────────── ────────────
非常によい 良い 普通 非常によい 良い 普通
──────────────────────────────────
肌へのなじみ 15 3 2 3 5 12
肌のなめらかさ 14 4 2 4 5 11
肌のしっとりさ 12 7 1 3 4 13
肌のみずみずしさ 13 5 2 2 3 15
肌のしなやかさ 14 3 3 5 4 11
肌荒れ改善効果 18 2 0 7 5 8
──────────────────────────────────
【００４６】
【表６】
【００４７】表３〜表６の結果より明らかなように、本
発明の皮膚外用剤は比較例に比べて肌荒れ改善効果が高
いことが分かる。
【００４８】
実施例２ ボディー用美容液
（1）ツヅラフジ抽出物 ５．０ 重量％
（2）海藻抽出物 １．０
（3）カフェイン ２．０
（4）グリシン １．５
（5）ヒアルロン酸ナトリウム ０．０１
（6）グリセリン １０．０
（7）１，３−ブチレングリコール ５．０
（8）カルボキシビニルポリマー ０．３
（9）エタノール ７．０
（10）ポリオキシエチレン（18）
オレイルアルコールエーテル ０．８
（11）マカデミアナッツ油 ０．５
（12）ポリビニルアルコール ２．０
（13）酢酸トコフェロール ０．０１
（14）メチルパラベン ０．１５
（15）香料 ０．１
（16）メントール ０．５
（17）水酸化カリウム ０．０８
（18）精製水 残余
（製法）（18）に（1）〜（8）を溶解し、別に（9）に
（10）〜（16）を溶解したものを添加する。その後（1
7）を添加して、ボディー用美容液を得た。
【００４９】
実施例３ 化粧水
（1）オオツヅラフジ（根）抽出物 ５０．０ 重量％
（2）ヒドロキシプロリン ０．５
（3）グリセリン ４．０
（4）１，３−ブチレングリコール ４．０
（5）酢酸トコフェロール ０．０５
（6）エタノール ７．０
（7）ポリオキシエチレン（18）
オレイルアルコールエーテル ０．５
（8）メチルパラベン ０．２
（9）クエン酸 ０．０５
（10）クエン酸ナトリウム ０．１
（11）香料 ０．０５
（12）精製水 残余
（製法）精製水にクエン酸、クエン酸ナトリウム、ヒド
ロキシプロリン、グリセリン、１，３−ブチレングリコ
ール、オオツヅラフジ根抽出物を溶解する（水相）。別
にエタノールにポリオキシエチレンオレイルアルコール
エーテル、酢酸トコフェロール、香料、メチルパラベン
を溶解し、これを前述の水相に加えて可溶化し、濾過し
て化粧水を得た。
【００５０】
実施例４ クリーム
（1）セトステアリルアルコール ３．５ 重量％
（2）スクワラン ４０．０
（3）ミツロウ ３．０
（4）還元ラノリン ５．０
（5）エチルパラベン ０．３
（6）ポリオキシエチレン（２０）
ソルビタンモノパルミチン酸エステル ２．０
（7）ステアリン酸モノグリセリド ２．０
（8）Ｎ−ステアロイルグルタミン酸ナトリウム ０．５
（9）２−ヒドロキシ−４−メトキシベンゾフェノン １．０
（10）酢酸レチノール ２．０
（11）月見草油 ０．０５
（12）香料 ０．０５
（13）ハスノハカズラ抽出物 ０．０１
（14）ポリアクリル酸アミド ０．５
（15）アラニン ０．５
（16）１，３−ブチレングリコール １．５
（17）精製水 残余
（製法）（1）〜（12）を加熱溶解し、７０℃に加温し
た（13）〜（17）に攪拌しながら加える。ホモミキサー
処理し、乳化粒子を細かくした後、攪拌しながら急冷
し、クリームを得た。
【００５１】
実施例５ フォームパック
（1）ツヅラフジ抽出物 ３０．０ 重量％
（2）メチオニン １０．０
（3）１，３−ブチレングリコール ５．０
（4）グリセリン ７．０
（5）メチルパラベン ０．１
（6）水酸化カリウム ０．１５
（7）ステアリン酸 ０．５
（8）ミリスチン酸 １．０
（9）バチルアルコール １．５
（10）ポリオキシエチレン（60）硬化ヒマシ油 ３．０
（11）香料 ０．０５
（12）液化石油ガス ６．０
（13）ジメチルエーテル ３．０
（14）精製水 残余
（製法）（14）に（1）〜（6）を加えて７０℃で加熱溶
解し、その中に（7）〜（11）を７５℃に加熱攪拌した
ものを加え、十分に攪拌した後、冷却する。これを容器
に充填し、最後に（12）、（13）を噴射剤として充填
し、フォームパックを得た。
【００５２】
実施例６ 軟膏
（1）オオツヅラフジ抽出物 １２．０ 重量％
（2）ロイシン １．０
（3）パルミチン酸レチノール ０．５
（4）ステアリルアルコール １８．０
（5）モクロウ ２０．０
（6）ポリオキシエチレン（20）
モノオレイン酸エステル ０．２５
（7）グリセリンモノステアリン酸エステル ０．３
（8）ワセリン ４０．０
（9）精製水 残余
（製法）精製水にオオツヅラフジ抽出物を加えて溶解
し、７０℃に保つ（水相）。残りの成分を７０℃にて混
合溶解する（油相）。水相に油相を加え、ホモミキサー
で均一に乳化後、冷却して軟膏を得た。
【００５３】
実施例７ マッサージ用乳液
（1）ステアリン酸 １．５ 重量％
（2）セチルアルコール ０．５
（3）ポリオキシエチレン（10）
モノオレイン酸エステル １．０
（4）ワセリン ３．０
（5）スクワラン １０．０
（6）流動パラフィン ５．０
（7）グリセリン ７．０
（8）１，３−ブチレングリコール ５．０
（9）トリエタノールアミン ０．７５
（10）オオツヅラフジ根抽出物 ７．５
（11）イソロイシン １．０
（12）メチオニン ５．０
（13）エチルパラベン ０．２５
（14）香料 ０．０２
（15）精製水 残余
（製法）精製水にオオツヅラフジ根抽出物、イソロイシ
ン、メチオニン、グリセリン、１，３−ブチレングリコ
ール、トリエタノールアミンを加えて７０℃に保つ（水
相）。他の成分を混合し、加熱溶解して７０℃に保つ
（油相）。水相に油相を加えて予備乳化を行い、ホモミ
キサーで均一に乳化する。その後攪拌しながら急冷して
マッサージ用乳液を得た。
【００５４】
実施例８ マッサージ用ジェル
（1）ツヅラフジ抽出物 ２．０ 重量％
（2）セリン ２．０
（3）グリセリン ５０．０
（4）カルボキシビニルポリマー ０．４
（5）ポリオキシエチレン（10）
メチルポリシロキサン共重合体 ２．０
（6）スクワラン １．０
（7）ポリエチレングリコール４００ ３０．０
（8）アルギニン ０．２４
（9）香料 ０．１５
（10）精製水 残余
（製法）精製水にツヅラフジ抽出物、セリン、グリセリ
ン、ポリエチレングリコール４００、カルボキシビニル
ポリマーを溶解する。別にスクワラン、ポリオキシエチ
レン（10）メチルポリシロキサン共重合体、香料を混合
したものを添加した後、アルギニンを加えて、マッサー
ジ用ジェルを得た。
【００５５】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の皮膚外用
剤は、肌荒れ改善効果に優れ、種々の皮膚疾患、肌荒
れ、荒れ性等の改善・予防に優れた効果を有するもので
あると共に、安全性にも優れたものである。Description: BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention has an excellent effect of improving skin roughness.
For the prevention and improvement of various skin diseases, rough skin, and roughness
The present invention relates to an external preparation for skin having excellent effects. 2. Description of the Related Art
Improve and prevent various skin diseases and rough skin
As an active ingredient in therapeutic drugs, skin external preparations, cosmetics, etc.
Is an anti-inflammatory or highly moisturizing
No acids, polysaccharides, lipids, extracted extracts, etc.
It has been used because it is symbolic. However, its effectiveness
The results are not always enough, and the development of better medicinal agents
Was expected. Accordingly, an object of the present invention is to provide a rough and rough skin.
Skin preparation with excellent improvement and prevention effects on skin
To provide. [0004] The present inventors have developed a high moisture retention.
No effect, and thus no high skin improvement effect
As a result of intensive research, it was found that
And the effect of the plant extract
By combining with amino acids, the moisturizing effect and
And found that the effect of improving skin roughness is further enhanced.
The present invention has been completed. That is, the present invention provides a plant extract of
It is especially important to mix the product with the amino acid or its derivative.
It is a topical skin preparation. The external preparation for skin of the present invention is preferably used.
More preferably, it is a skin external preparation for improving skin roughness. [0006] Speaking of the Pteridophyta, for example,
The rhizome and / or stem (Anju) of Ootsuji Lafge is old
Kurakara is used as an anti-inflammatory analgesic in Chinese medicine (Japan
Pharmacopoeia 10th revision), recently,
Taking advantage of the refreshing and warmth of the body
A bath agent composition is known (Japanese Patent Application Laid-Open No.
208453). However, phlegm
High moisturizing effect by combining with amino acids
About having excellent skin roughness improvement effect
Not known until now. [0007] The Rhododendron family used in the present invention is about
Contains more than 20 species, including, for example, Greater Rhododendron (rhizome and
// The stalk is called remedy. ), Aotsu Lafuji, I
Aoki Soyama, Tsurafuji, Tamasaki Tsuyoshi, Miya
Kojimatsu-Lafuji, Houraitsu-Lafuji, Bats
La, Hasunoha Kazura, Shimahasunoha Kazura, Aokazu
La, koshu-yaku, colombo and the like. this
Rhizomes and / or stems of Otsu-dashi
(Prevention) is desirable. These plants include flowers, stems, fruits,
Seeds, roots, whole plants and the like are used.
For the family plants, rhizomes and / or stems are used. Extraction method
The method is not particularly limited. For example, water, alcohol
Hydrophilic organic solvents such as
Is a polyvalent alcohol such as glycerin or 1,3-butylene glycol.
Alcohol or a mixture of water and a polyhydric alcohol.
Extracted. [0008] In the external preparation for skin of the extract of the family Araceae
Is 0.001 to 90.0 weight in terms of dry matter
%, Preferably 0.01 to 50.0% by weight. Extraction
Less than 0.001% by weight of the product has a sufficient moisturizing effect
Can not be obtained. The amino acids used in the present invention include
Not limited to, basic amino acids, acidic amino acids
No acid or neutral amino acid can be used
it can. Specifically, glycine, alanine, valine, roy
Syn, isoleucine, phenylalanine, tyrosine,
Leonin, serine, proline, hydroxyproline,
Liptophan, methionine, cystine, cysteine,
Sparagine, aspartic acid, glutamic acid, lysine,
Arginine, histidine, etc.
Amino acid derivatives such as acids can also be used. these
Is used singly or in combination of two or more
be able to. Particularly preferred among these amino acids
Is alanine, leucine, arginine, glutamine
Acids, aspartic acid, serine and glycine. A
The amount of the amino acids is 0.1 to 0.1% of the total amount of the external preparation for skin.
90.0% by weight, especially 0.5 to 50.0% by weight
Is desirable from the viewpoint of skin roughness improvement effect. [0010] The external preparation for skin of the present invention is a plant of the family Aphididae.
Extract and amino acids or derivatives thereof,
Further, it is preferable to add a polyol. Polyol
The effect of improving skin roughness can be further enhanced by blending. The polyols used in the present invention include
Although not particularly limited, glycerin, 1,3-
Butylene glycol, dipropylene glycol, ethylene
Glycol, propylene glycol, diethylene glycol
Coal, polyethylene glycol, isoprenglycol
Sorbitol, diethylene glycol monoethyl ether
-Tel, diethylene glycol monobutyl ether, etc.
No. These may be used alone or in combination of two or more.
They can be used in combination. Polyol content
0.1 to 90.0% by weight of the total amount of the external preparation for skin
Especially 0.5 to 50.0% by weight improves skin roughness.
Desirable in terms of fruit. The external preparation for skin of the present invention may be used, if necessary,
Applicable to cosmetics, pharmaceuticals, etc. as long as the effects of the invention are not impaired
Various components commonly used can be included. This
Examples of such components include the following. Vitamin oil, retinol, retinol acetate
Vitamin A such as riboflavin, riboflavin butyrate,
Vitamin B2 such as flavin adenine nucleotide,
Such as lidoxin hydrochloride and pyridoxine dioctanoate
Vitamin B6, L-ascorbic acid, L-ascorbi
Dipalmitate, L-ascorbic acid-2
-Sodium sulfate, L-ascorbic acid phosphate
, L-ascorbic acid glucoside, DL-α-tokov
Ferrol-L-ascorbic acid phosphoric acid diester dicali
Vitamins such as um, calcium pantothenate, D-
Pantothenyl alcohol, pantothenyl ethyl ether
Pantothene such as acetyl pantothenyl ethyl ether
Acids, ergocalciferol, cholecalcifero
Vitamins such as nicotinic acid, nicotinamide,
Nicotinic acids such as benzyl nicotinate, α-tocophero
, Tocopherol acetate, nicotinic acid DL-α-toco
Virol such as ferrol and DL-α-tocopherol succinate
Vitamins such as Tamine Es, Vitamin P, and Biotin are listed.
I can do it. As liquid oils and fats, there are avocado oil, camellia
Oil, evening primrose oil, turtle oil, macadamia nut oil, tow
Sorghum oil, mink oil, olive oil, rapeseed oil, egg yolk
Oil, sesame oil, persic oil, wheat germ oil, sasanqua oil,
Castor oil, linseed oil, safflower oil, cottonseed oil, eno oil,
Soybean oil, peanut oil, teaseed oil, kaya oil, rice bran oil, china
Gili oil, Japanese drill oil, jojoba oil, germ oil, triglyceride
, Glycerin trioctanoate, triisopalmitic acid
Glycerin and the like are cocoa butter and coconut as solid fats and oils.
Oil, horse fat, hardened coconut oil, palm oil, tallow, sheep fat, hardened beef
Fat, palm kernel oil, lard, beef bone fat, mokuro kernel oil, hardened
As waxes such as oil, beef tallow, mokuro, hardened castor oil, etc.
Is beeswax, candelilla wax, cotton wax, carnaubaro
C, Bayberry wax, Ibotaro, Whale wax, Montanlo
C, Nukarou, Lanolin, Kapok wax, Lanori acetate
, Liquid lanolin, sugarcane wax, lanolin fatty acid
Sopropyl, hexyl laurate, reduced lanolin, hoho
Barrow, hard lanolin, shellac wax, POE lanolin
Alcohol ether, POE lanolin alcohol acete
Salt, POE cholesterol ether, lanolin fatty acid
Polyethylene glycol, POE hydrogenated lanolin al
Liquid paraffin as a hydrocarbon oil such as coal ether
, Ozokerite, squalane, pristane, paraphy
, Ceresin, squalene, petrolatum, micro Chris
Talin wax and the like are essential oils such as peppermint oil and jas
Min oil, camphor oil, cypress oil, spruce oil, ryu
Oil, turpentine oil, cinnamon oil, bergamot oil, mandarin orange
Oil, Shobu oil, pine oil, lavender oil, bay oil, oil
Robe oil, hiba oil, rose oil, eucalyptus oil, lemon oil, ta
Im oil, peppermint oil, rose oil, sage oil, ment
, Cineole, eugenol, citral citrone
Lar, borneol, linalool, geraniol, mosquito
Fur, thymol, spiranthol, pinene, limonet
And oils of terpene compounds. As higher fatty acids, for example, laurin
Acid, myristic acid, palmitic acid, stearic acid,
(Behenine) acid, oleic acid,
Aric acid, undecylenic acid, tall acid, isostearin
Acid, linoleic acid, linoleic acid, eicosapentaenoic acid
(EPA), docosahexaenoic acid (DHA) and the like.
It is. As higher alcohols, for example, lauri
Alcohol, cetyl alcohol, stearyl alcohol
, Behenyl alcohol, myristyl alcohol, ole
Linear alcohols such as yl alcohol and cetostearyl alcohol
Alcohol, monostearyl glycerin ether (Bacill
Alcohol), 2-decyltetradecinol, lanolin
Alcohol, cholesterol, phytosterols, hex
Silddecanol, isostearyl alcohol, octi
And branched-chain alcohols such as ludodecanol. [0017] Synthetic ester oils include:
Sopropyl, cetyl octanoate, octyl myristate
Dodecyl, isopropyl palmitate, butyl stearate
Chill, hexyl laurate, myristyl myristate,
Decyl oleate, hexyl dimethyl octanoate
Cetyl lactate, myristyl lactate, lanolin acetate,
Isocetyl arate, isocetyl isostearate, 1
Cholesteryl 2-hydroxystearate, di-2-e
Ethylene glycol tylhexylate, dipentaerythri
Tall fatty acid ester, monoisostearic acid N-al
Kill glycol, neopentyl glycol dicaprate
, Diisostearyl malate, di-2-heptylun
Glycerin decanoate, tri-2-ethylhexylate
Methylol propane, trimethylo triisostearate
Propane, pentane tetra-2-ethylhexylate
Erythritol, glyceryl tri-2-ethylhexylate
, Trimethylolpropane triisostearate,
Cyl 2-ethylhexanoate, 2-ethylhexylpa
Lumitate, glycerin trimyristate, tri-2-
Heptylundecanoic acid glyceride, castor oil fatty acid
Cyl ester, oleic acid oil, cetostearyl al
Cole, acetoglyceride, 2-hepti palmitate
Runedecyl, diisobutyl adipate, N-lauroy
Ru-L-glutamic acid-2-octyldodecyl ester
, Di-2-heptylundecyl adipate, ethylla
Urate, di-2-ethylhexyl sebacate, myris
2-hexyldecyl formate, 2-hexyl palmitate
Decyl, 2-hexyldecyl adipate, di-sebacate
Isopropyl, 2-ethylhexyl succinate, ethyl acetate
Butyl acetate, amyl acetate, triethyl citrate, etc.
No. As the silicone, for example,
Risiloxane, methylphenylpolysiloxane, methyl
Chain polysiloxane such as hydrogen polysiloxane
, Decamethylcyclopolysiloxane, dodecamethylsi
Clopolysiloxane, tetramethyltetrahydrogen
Cyclic polysiloxane such as cyclocyclosiloxane, 3
Silicone resin forming a three-dimensional network structure, silicon
Rubber. As an ultraviolet absorber, para-aminobenzoic acid is used.
Acid (hereinafter abbreviated as PABA), PABA monoglycerin
Stele, N, N-dipropoxy PABA ethyl ester
, N, N-diethoxy PABA ethyl ester, N,
N-dimethyl PABA ethyl ester, N, N-dimethyl
Benzoic acid UV absorption such as PABA butyl ester
Agents, homomenthyl-N-acetylanthranilate and the like
Anthranilic acid UV absorber, amyl salicylate,
Menthyl salicylate, homomenthyl salicylate, o
Cutyl salicylate, phenyl salicylate, benzyl
Salicylate, p-isopropanol phenyl salicylate
Salicylic acid UV absorbers such as
, Ethyl-4-isopropylcinnamate, methyl
-2,5-diisopropylcinnamate, ethyl-2,
4-diisopropylcinnamate, methyl-2,4-di
Isopropyl cinnamate, propyl-p-methoxy
Nanamate, isopropyl-p-methoxycinnamate
G, isoamyl-p-methoxycinnamate, octyl
-P-methoxycinnamate (2-ethylhexyl-p
-Methoxycinnamate), 2-ethoxyethyl-p-
Methoxycinnamate, cyclohexyl-p-methoxy
Cinnamate, ethyl-α-cyano-β-phenylsine
Namate, 2-ethylhexyl-α-cyano-β-fe
Nilcinnamate, glyceryl mono-2-ethylhexa
Noyl-diparamethoxycinnamate, 3,4,5-to
3-methoxy-4- [methylbis (trimethoxycinnamate)
Cinnamic acid UV absorption such as methylsiloxy) silyl] butyl
Absorbent, 2,4-dihydroxybenzophenone, 2,2 ′
-Dihydroxy-4-methoxybenzophenone, 2,
2'-dihydroxy-4,4'-dimethoxybenzofe
Non, 2,2 ', 4,4'-tetrahydroxybenzofu
Enone, 2-hydroxy-4-methoxybenzopheno
, 2-hydroxy-4-methoxy-4'-methylben
Zophenone, 2-hydroxy-4-methoxybenzofe
Non-5-sulfonic acid salt, 4-phenylbenzopheno
2-ethylhexyl-4'-phenyl-benzophene
Non-2-carboxylate, 2-hydroxy-4-n
-Octoxybenzophenone, 4-hydroxy-3-ca
Benzophenone UV absorption such as ruboxybenzophenone
Absorbent, 3- (4′-methylbenzylidene) -d, 1-can
Fur, 3-benzylidene-d, 1-camphor, uro
Canic acid, urocanic acid ethyl ester, 2-phenyl
-5-methylbenzoxazole, 2,2'-hydroxy
-5-methylphenylbenzotriazole, 2- (2 '
-Hydroxy-5'-t-octylphenyl) benzot
Riazol, 2- (2'-hydroxy-5'-methylf
Phenyl benzotriazole, dibenzalazine, dianiso
Ylmethane, 4-methoxy-4'-t-butyldibenzo
Ilmethane, 5- (3,3-dimethyl-2-norborny)
Liden) -3-pentan-2-one and the like. Examples of the anionic surfactant include, for example,
Base material for sodium bicarbonate, sodium laurate, sodium palmitate
Fatty acid soaps such as thorium, sodium lauryl sulfate
And higher alkyl sulfates such as potassium lauryl sulfate
Salt, POE lauryl sulfate triethanolamine, PO
E Alkyl ether sulfates such as sodium lauryl sulfate
N-A such as steal salt and sodium lauroyl sarcosine
Silsarcosic acid, N-myristoyl-N-methyltau
Phosphorus sodium, coconut oil fatty acid methyl tauride sodium
, High-grade fats such as sodium lauryl methyl tauride
Fatty acid amide sulfonate, POE oleyl ether phosphorus
Sodium phosphate, POE stearyl ether phosphoric acid, etc.
Acid salt, di-2-ethylhexyl sulfosuccinate
Sodium, monolauroyl monoethanolamidopo
Sodium polyoxyethylene sulfosuccinate, lauryl
Polypropylene glycol sodium sulfosuccinate, etc.
Sulfosuccinate, linear dodecylbenzene sulfone
Sodium dodecylbenzenesulfonate
Ethanolamine, linear dodecylbenzenesulfonic acid
Alkylbenzene sulfonate, N-lauroyl
Monosodium glutamic acid, N-stearoyl glutami
Disodium salt, N-myristoyl-L-glutamine
N-acyl glutamates such as monosodium acid, curing
Higher fatty acids such as coconut oil fatty acid sodium glycerin sulfate
Ester sulfate, sulfated oil such as funnel oil, PO
E alkyl ether carboxylic acid, POE alkyl allyl
Ether carboxylate, α-olefin sulfonate,
Higher fatty acid ester sulfonate, secondary alcohol sulfuric acid
Ester salt, higher fatty acid alkylolamide sulfate
Salt, lauroyl monoethanolamide sodium succinate
, N-palmitoyl aspartate ditriethanol
Luamine, sodium caseinate and the like. Examples of the cationic surfactant include salts
Stearyl trimethyl ammonium chloride, lauryl chloride
Alkyltrimethylammonium such as Limethylammonium
Salt, distearyl dimethyl ammonium diall
Killed dimethyl ammonium salt, poly (N, N'-dichloride)
Methyl-3,5-methylenepiperidinium), cetirium chloride
Alkylpyridinium salts such as rupyridinium, alkyl
Quaternary ammonium salt, alkyldimethylbenzylammonium
Salt, alkyl isoquinolinium salt, dialkyl
Ruphonium salt, POE alkylamine, alkylamine
Salt, polyamine fatty acid derivative, amyl alcohol fatty acid
Derivatives, benzalkonium chloride, benzethonium chloride, etc.
Is mentioned. Examples of the amphoteric surfactant include 2-a
Ndecyl-N, N, N- (hydroxyethylcarboxy
Methyl) -2-imidazoline sodium, 2-cocoyl
-2-Imidazolinium hydroxide-1-carboxy
Imidazoline-based surfactants such as thiethyloxy disodium salt
Agent, 2-heptadecyl-N-carboxymethyl-N-
Hydroxyethyl imidazolinium betaine, lauryl
Betaine dimethylaminoacetate, alkyl betaine,
Betaine surfactants such as dobetaine and sulfobetaine
And the like. As the lipophilic nonionic surfactant, for example,
For example, sorbitan monooleate, sorbitan monoisos
Tearate, sorbitan monolaurate, sorbitan mo
Nopalmitate, sorbitan monostearate, sorbitan
Tansesquioleate, sorbitan trioleate, pe
Di-2-glycerol sorbita 2-ethylhexylate
Diglycerol sol, tetra-2-ethylhexylate
Sorbitan fatty acid esters such as bitane, mono-cotton seed oil
Glycerin fatty acid, glycerin monoerucate, sesquiole
Glycerin inmate, glyceryl monostearate, α,
α'-Oleic acid pyroglutamate glycerin, monos
Glycerin polyglycerides such as glyceryl malate malate
Serine fatty acids, propylene glycol monostearate
Propylene glycol fatty acid esters such as
Olive oil derivative, glycerin alkyl ether, polyoxy
Ciethylene / methyl polysiloxane copolymer
It is. As the hydrophilic nonionic surfactant, for example,
For example, POE Sorbitan monooleate, POE-Sorbi
Tanmonostearate, POE-Sorbitan monoolee
POE, such as POE-POE-sorbitan tetraoleate
Sorbitan fatty acid esters, POE-sorbit mono
Laurate, POE-Sorbit monooleate, PO
E-Sorbit pentaoleate, POE-Sorbit
POE sorbitol fatty acid esters such as monostearate
, POE-glycerin monostearate, POE-g
Lyserine monoisostearate, POE-glycerin
POE glycerin fatty acid ester such as lysostearate
, POE monooleate, POE distearate,
POE monodioleate, ethylene glycol cysteate
POE fatty acid esters such as coal, POE laurylue
-Tel, POE oleyl ether, POE stearyl ether
-Tel, POE behenyl ether, POE2-octyl
Dodecyl ether, POE cholestanol ether, etc.
POE alkyl ethers, POE octylphenyle
-Tel, POE nonylphenyl ether, POE dinoni
POE alkyl phenyl ether such as phenyl ether
Pluronic, Pluronic, Pluronic, POE
POP cetyl ether, POE / POP2-decyltet
Ladecyl ether, POE / POP monobutyl ether
Le, POE / POP hydrogenated lanolin, POE / POP
POE / POP alkyl ether such as serine ether
POE and Tetra POP ethi
Diamine condensates, POE castor oil, POE cured
Castor oil, POE hydrogenated castor oil monoisostearate,
POE cured castor oil triisostearate, POE cured
Castor oil monopyroglutamic acid monoisostearate di
POEs such as esters, POE hardened castor oil and maleic acid
Castor oil hydrogenated castor oil derivative, POE sorbit beeswax
Such as POE beeswax lanolin derivatives, coconut oil fatty acid di
Ethanolamide, lauric acid monoethanolamide,
Alkanolamides such as fatty acid isopropanolamide
, POE propylene glycol fatty acid ester, PO
E-alkylamine, POE fatty acid amide, sucrose fatty acid
Ester, POE nonylphenylformaldehyde condensation
Substances, alkylethoxydimethylamine oxide, trio
Rail phosphoric acid and the like. Others, ethyl paraben, butyl paraben
Preservatives, glycyrrhizic acid derivatives, glycyrrhetin
Acid derivatives, salicylic acid derivatives, hinokitiol,
Anti-inflammatory agents such as lead and allantoin, placenta extract, glutathione
And whitening agents such as saxifrage extract, sicon,
Ku, birch, sage, loquat, aloe, iris, bud
U, Yokuinin, Loofah, Yuri, Saffron, Senkyu
Cormorant, ginger, ononis, garlic, willow,
Extracts such as touki, menthol, camphor, etc.
Agent, royal jelly, ATP, photosensitizer, cholesterol
Derivatives, calf blood extract and other activators, valenyl nonylate
Amide, nicotinic acid benzyl ester, nicotinic acid β-
Butoxyethyl ester, capsaicin, zingerone,
Cantharis tincture, icutamol, tannic acid, α-
Porneol, tocopherol nicotinate, inositol
Ruhexanicotinate, cyclandate, cinnariji
, Tolazoline, acetylcholine, verapamil, cepha
Blood circulation promoters such as lantin and γ-oryzanol, sulfur,
There are antiseborrheic agents such as anthol. Examples of natural water-soluble polymers include, for example,
Labia gum, tragacanth gum, galactan, guaga
Mu, carob gum, karaya gum, carrageenan, pekchi
, Agar, quince seed (quince), algeco
Lloyd (Gusso extract), Starch (rice, corn)
Planting of koshi, potato, wheat), glycyrrhizic acid, etc.
Polymer, xanthan gum, dextran, succino
Microbial macromolecules such as glucan and pullulan, collagen,
Animal macromolecules such as casein, albumin, and gelatin are listed.
I can do it. As the semi-synthetic water-soluble polymer, for example,
Carboxymethyl starch, methylhydroxypropyl
Starch polymers such as starch, methylcellulose,
Trocellulose, ethylcellulose, methylhydroxy
Propylcellulose, hydroxyethylcellulose,
Sodium reulose sulfate, hydroxypropyl cellulose
, Sodium carboxymethylcellulose (CM
C), cellulosic such as crystalline cellulose, cellulose powder, etc.
Polymer, sodium alginate, propylene alginate
Alginic acid polymers such as glycol esters
You. As the synthetic water-soluble polymer, for example,
Rivinyl alcohol, polyvinyl methyl ether, poly
Vinylpyrrolidone, carboxyvinyl polymer (Carbo
Vinyl polymers such as Paul), polyethylene glycol
2,000, 4,000, 6,000, etc.
, Polyoxyethylene polyoxypropylene copolymer
Such as copolymerized polymers, sodium polyacrylate, poly
Acrylics such as ethyl acrylate and polyacrylamide
Polymer, polyethyleneimine, cationic polymer, etc.
No. As the inorganic water-soluble polymer, for example,
Tontonite, AlMg silicate (Vegum), Lapony
, Hectorite, silicic anhydride and the like. As the thickener, for example, gum arabic, mosquito
Laginan, karaya gum, tragacanth gum, carob
Gum, quince seed (quince), casein, dex
Trin, gelatin, sodium pectate, araginic acid
Sodium, methylcellulose, ethylcellulose, C
MC, hydroxyethylcellulose, hydroxypropyl
Cellulose, PVA, PVM, PVP, polyacryl
Sodium acid, carboxyvinyl polymer, locust
Bean gum, guar gum, tamarint gum, dialkyl
Dimethyl ammonium cellulose sulfate, xantanga
Aluminum, magnesium aluminum silicate, bentonite,
Hectorite and the like. As the powder component, talc, kaolin, cloud
Mother, sericite, muscovite, phlogopite, synthetic cloud
Mother, phlogopite, biotite, lithia mica, vermiculite,
Magnesium carbonate, calcium carbonate, aluminum silicate
, Barium silicate, calcium silicate, magnesisilicate
Cium, strontium silicate, metal tungstate
Salt, magnesium, silica, zeolite, barium sulfate
Baked calcium sulfate (baked gypsum), calcium phosphate
, Fluorapatite, hydroxyapatite, ceramic
Powder, metal soap (zinc myristate, palmitic)
Calcium nitrate, aluminum stearate),
Inorganic powder such as urine, polyamide resin powder (nylon powder
Powder), polyethylene powder, polymethyl methacrylate powder
Powder, polystyrene powder, copolymerization of styrene and acrylic acid
Body resin powder, benzoguanamine resin powder, polytetrafluoride
Organic powders such as titanium powder and cellulose powder, titanium dioxide
Inorganic white pigments such as zinc oxide, zinc oxide, iron oxide
Inorganic red pigments such as iron titanate, inorganic browns such as γ-iron oxide
Color pigments, inorganic yellow pigments such as yellow iron oxide and loess, black oxide
Inorganic black such as iron, carbon black, and low titanium oxide
Pigments, mango violet, cobalt violet, etc.
Inorganic purple pigment, chromium oxide, chromium hydroxide, titanic acid
Inorganic green pigments such as cobalt, and inorganic blue such as ultramarine and navy blue
Pigment, titanium oxide coated mica, titanium oxide coated
Bismuth oxychloride, titanium oxide coated tal
, Colored titanium oxide coated mica, bis oxychloride
Pearl pigments such as trout and fish scale foil, aluminum powder,
Metal powder pigments such as copper powder, Red No. 201, Red 2
02, Red 204, Red 205, Red 220, Red 226,
Red 228, Red 405, Stirrup 203, Lanto 204, Yellow
Organic pigments such as 205, Yellow 401 and Blue 404, Red 3
No., Red No. 104, Red No. 106, Red No. 227, Red No. 230, Red
Color No. 401, Red No. 505, Kashito No. 205, Yellow No. 4, Yellow No. 5
No. 202, Yellow No. 203, Green No. 3, Blue No. 1, etc.
Organics such as ruconium, barium or aluminum lake
Pigment, chlorophyll, riboflavin, crocin, ant
Natural dyes such as raquinone and β-carotene, fragrance, water,
Colors such as rucol, titanium yellow, cursamine, safflower red
Agents and the like can be appropriately compounded as needed. The external preparation for skin of the present invention may have any dosage form.
Yes, for example, oily preparations, lotion-based solubilizing systems, emulsions,
Emulsifying system such as ream or gel, paste, pack,
Formulation of plaster, sheet, ointment, dispersion, powder, etc.
Can be The present invention will be described in more detail with reference to the following examples.
I do. The present invention is limited by these examples.
Not something. The compounding amount is% by weight. Prior to working examples
The effect of the present invention will be shown by experimental data. 1. Preparation of Trichometaceae Extract 1000 g of dried root and stem of Tributaria lupus
Is extracted with 3000 ml of water by heating at 90-95 ° C for 2 hours.
The extract is filtered, concentrated under reduced pressure, lyophilized and
３０ 30 g of the dried residue of the larva extract was obtained. Also, 10
90 g to 90-95 ° C. with 3000 ml of ethanol,
Extract by heating for 2 hours, filter the extract, concentrate under reduced pressure, and freeze
It was dried to obtain 60 g of dried residue of Greater Odyssey.
Extract the same procedure for other Pteridophyta plants.
A product dry residue was obtained. The dried phlegm plant extract obtained
The following test was carried out using the dried residue (hereinafter referred to as extract).
went. Experimental Example 1 Human Moisturizing Effect Test [Evaluation Method]
The test substance shown in Table 2 was applied, and the skin surface angle over time
The conductivity (conductance) of the porous layer is maintained in the stratum corneum.
It was measured as an indicator of the amount of water. The concentration of each component is
In order to obtain the concentrations shown in Tables 1 and 2,
Make sure each component is equal in composition
did. The measurement was made with a high frequency skin moisture meter SKICON20
0 (manufactured by IBS Co., Ltd.). One kind of sump
Have 10 volunteers apply each forearm
After determining the test area of a certain area and measuring the site,
A fixed amount of the sample was applied to the test site. 6 hours after application
Calculate the average value of the conductance and calculate 10
The zero fraction was calculated and the moisturizing effect was evaluated. Table 1 shows the results.
And Table 2. The evaluation criteria in the table are as follows. ：: 200% or more of the value before application. Δ: 100% or more and less than 200% of the value before application. ×: Less than 100% of the value before coating. [Table 1] 濃度 Solution concentration (total amount) 0% 0.001 % 0.01% 0.5% 5% 50% 90% 水溶液 Glycine aqueous solution × × × × × × × 水溶液 Arginine + glutamic acid aqueous solution × × × × × × × ─ ─────────────────────────────────Water extract from the seawater × × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ───── ───────────────────────────── Greater olive oil extract × ○ ○ ○ ○ ○ ○ ───────── ───────────────────────── Tamasakitsu ヅ Lafuji Water ○ × ○ ○ ○ ○ ○ ────────────────────────────────── ○ ○ ○ ヅ ────────────────────────────────── ヅ ヅ Water extract + × ○ ヅ ◎ ◎ Glycine ────────────────────────────────── Giant beetle water extract + × ○ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ Glycine + 1,3-butylene glycol────────────────────────────────── [Table 2] ──濃度 Solution concentration (total) 0% 0.001% 0.01% 0.5% 5% 50 % 90% ───────────────────────────── ───── マ ヅ ヅ ヅ エ タ ノ ー ル Ethanol extract + arginine + glutamic acid ──────────────────────────── ─────── サ ヅ ヅ ヅ エ タ ノ ー ル Ethanol extract + arginine + glutamic acid + glycerin セFrom Tables 1 and 2, it can be seen that
The product has a moisturizing effect and contains amino acids and polyols.
It shows that the combination has a higher moisturizing effect.
Call Example 1 Emulsion (1) 1.5% by weight of stearic acid (2) Cetyl alcohol 0.5 (3) Beeswax 2.0 (4) Polyoxyethylene (10) Monooleate 1.0 (5) ) Octyl methoxycinnamate 2.0 (6) Greater ostrada extract 10.0 (7) Aspartic acid 5.0 (8) Leucine 5.0 (9) Sodium hyaluronate 0.01 (10) Triethanolamine 0 0.75 (11) Glycerin 7.0 (12) Inosit 0.5 (13) Ginseng extract 0.5 (14) Ethylparaben 0.3 (15) Fragrance 0.03 (16) Polyvinyl alcohol 1.0 (17) Purified water Residual (manufactured) purified water contains Otsu-luffa extract and asparagine
Acid, sodium hyaluronate, glycerin, boar
Ginseng extract, leucine and triethanolamine.
(Aqueous phase). Polyvinyl alcohol
Dissolve in one part water and add to aqueous phase. Mix other ingredients and add
Heat and maintain at 70 ° C. (oil phase). Add oil phase to water phase
Pre-emulsify and homogenize with a homomixer. That
Thereafter, the mixture was rapidly cooled with stirring to obtain an emulsion. COMPARATIVE EXAMPLE 1 Emulsion In the same manner as in Example 1, butterbur extract, asparagine
Example 1 except that acid and leucine were replaced by purified water.
An emulsion was prepared in the same manner. COMPARATIVE EXAMPLE 2 Emulsion Emulsion In Example 1, the extract of Aspergillus niger was placed in purified water.
An emulsion was prepared in the same manner as in Example 1 except that the composition was changed. Experimental Example 2 Effect test by humans [Evaluation method] The above-mentioned example was conducted for 20 women in their 20s and 40s.
1. Apply the emulsions of the formulations of Comparative Examples 1 and 2 to the face in the morning and evening.
We had you cloth and used for one month. Cheeks before and after continuous use
Of the stratum corneum, percutaneous water loss and skin surface condition
It was measured. The average values are shown in Tables 3 and 4. Horny water
The amount was measured using a high-frequency skin moisture meter SKICON200 (I
BS Co., Ltd.).
Using a servo EP-1 (servo med)
Was. For skin surface condition, use silicone resin.
Take a gative replica, rough skin, skin groove and skin hills
1 that disappears and the stratum corneum is seen
A clear, well-organized, non-rough skin is rated 5 and rated on a scale of 5
Scored points. Questionnaire about skin condition after use
Investigate the skin to see if it fits well,
Tori, freshness of skin, suppleness of skin, breakage of skin
They were evaluated for good effects. Table 5 shows the results.
And Table 6. [Table 3] Example 1 Comparative Example 1 ──── 前 Before continuous use After continuous use Before continuous use After continuous use─────────────────────────── ──── Stratum corneum 24.4 ± 5.7 33.5 ± 4.8 22.4 ± 4.6 17.4 ± 2.5 Percutaneous water loss 9.7 ± 0.9 9.1 ± 0.7 10.5 ± 1.2 14.7 ± 0.5 Skin surface form 3.6 ± 0.9 4.5 ± 1.1 3.6 ± 0.8 3.4 ± 0.8 ──────────────────────────────── [Table 4] Table 5 Example 1 Comparative Example 1 ──────── ──────────── very good good normal very good good normalな Familiarity with skin 15 3 2 3 5 12 Smooth skin 14 4 2 4 5 11 Moist skin 12 7 1 3 4 13 Freshness of skin 13 5 2 2 3 15 Skin suppleness 14 3 3 5 4 11 Skin roughness improvement effect 18 2 0 7 5 8 ─────────────────────────── [Table 6] As is clear from the results in Tables 3 to 6,
The external preparation for skin of the present invention has a higher effect of improving skin roughness as compared with Comparative Examples.
I understand that Example 2 Essence for Body (1) Tsurugi Extract 5.0% by Weight (2) Seaweed Extract 1.0 (3) Caffeine 2.0 (4) Glycine 1.5 (5) Hyaluronic Acid Sodium 0.01 (6) Glycerin 10.0 (7) 1,3-butylene glycol 5.0 (8) Carboxyvinyl polymer 0.3 (9) Ethanol 7.0 (10) Polyoxyethylene (18) Oleyl alcohol Ether 0.8 (11) Macadamia nut oil 0.5 (12) Polyvinyl alcohol 2.0 (13) Tocopherol acetate 0.01 (14) Methyl paraben 0.15 (15) Fragrance 0.1 (16) Menthol 0.5 ( 17) Potassium hydroxide 0.08 (18) Purified water Residue (production method) Dissolve (1) to (8) in (18) and separate to (9)
A solution obtained by dissolving (10) to (16) is added. Then (1
7) was added to obtain a body serum. Example 3 Lotion (1) Greater Odyllus (root) extract 50.0% by weight (2) Hydroxyproline 0.5 (3) Glycerin 4.0 (4) 1,3-butylene glycol 4.0 (5) Tocopherol acetate 0.05 (6) Ethanol 7.0 (7) Polyoxyethylene (18) Oleyl alcohol ether 0.5 (8) Methyl paraben 0.2 (9) Citric acid 0.05 (10) Citric acid Sodium 0.1 (11) Fragrance 0.05 (12) Purified water Residual (production method) Citric acid, sodium citrate, hydrate
Roxyproline, glycerin, 1,3-butylene glyco
Dissolve the root extract of the giant leopardus radiata (aqueous phase). Another
Polyoxyethylene oleyl alcohol in ethanol
Ether, tocopherol acetate, flavor, methyl paraben
And solubilized by adding to the above-mentioned aqueous phase, and filtered.
To get lotion. Example 4 Cream (1) Cetostearyl alcohol 3.5% by weight (2) Squalane 40.0 (3) Beeswax 3.0 (4) Reduced lanolin 5.0 (5) Ethyl paraben 0.3 (6) ) Polyoxyethylene (20) sorbitan monopalmitate 2.0 (7) monoglyceride stearate 2.0 (8) sodium N-stearoyl glutamate 0.5 (9) 2-hydroxy-4-methoxybenzophenone 1.0 ( 10) Retinol acetate 2.0 (11) Evening primrose oil 0.05 (12) Fragrance 0.05 (13) Lotus moss extract 0.01 (14) Polyacrylamide 0.5 (15) Alanine 0.5 (16 ) 1,3-butylene glycol 1.5 (17) Purified water Residual (manufacturing method) (1) to (12) were dissolved by heating and heated to 70 ° C.
Add to (13)-(17) with stirring. Homo mixer
After processing and finely emulsifying particles, quench cooling with stirring
And got the cream. Example 5 Foam Pack (1) Tsurugaji extract 30.0% by weight (2) Methionine 10.0 (3) 1,3-butylene glycol 5.0 (4) Glycerin 7.0 (5) Methylparaben 0 0.1 (6) Potassium hydroxide 0.15 (7) Stearic acid 0.5 (8) Myristic acid 1.0 (9) Bacyl alcohol 1.5 (10) Polyoxyethylene (60) hydrogenated castor oil 3.0 (11) Fragrance 0.05 (12) Liquefied petroleum gas 6.0 (13) Dimethyl ether 3.0 (14) Purified water Add residue (1) to (6) to residue (14) and heat at 70 ° C Dissolution
Then, (7) to (11) were heated and stirred at 75 ° C.
Add, stir well and cool. This is a container
And finally (12) and (13) as propellant
And I got a foam pack. Example 6 Ointment (1) Greater ostrada extract 12.0% by weight (2) Leucine 1.0 (3) Retinol palmitate 0.5 (4) Stearyl alcohol 18.0 (5) Mokurou 20.0 (6) Polyoxyethylene (20) monooleate 0.25 (7) Glycerin monostearate 0.3 (8) Vaseline 40.0 (9) Purified water Residue (production method) Add and dissolve
And maintain at 70 ° C. (aqueous phase). Mix the remaining ingredients at 70 ° C
Dissolve (oil phase). Add oil phase to water phase
And then cooled to obtain an ointment. Example 7 Emulsion for Massage (1) 1.5% by weight of stearic acid (2) Cetyl alcohol 0.5 (3) Polyoxyethylene (10) Monooleate 1.0 (4) Vaseline 3.0 (5) Squalane 10.0 (6) Liquid paraffin 5.0 (7) Glycerin 7.0 (8) 1,3-butylene glycol 5.0 (9) Triethanolamine 0.75 (10) Extract of Roots Product 7.5 (11) Isoleucine 1.0 (12) Methionine 5.0 (13) Ethylparaben 0.25 (14) Fragrance 0.02 (15) Purified water Residual (manufacturing method) , Isoleuci
, Methionine, glycerin, 1,3-butylene glyco
And triethanolamine at 70 ° C (water
phase). Mix other ingredients, heat and dissolve and keep at 70 ° C
(Oil phase). Preliminary emulsification is performed by adding the oil phase to the water phase,
Emulsify evenly with xer. Then quench with stirring
An emulsion for massage was obtained. Example 8 Massage Gel (1) Tsurufuji Extract 2.0% by weight (2) Serine 2.0 (3) Glycerin 50.0 (4) Carboxyvinyl polymer 0.4 (5) Polyoxyethylene ( 10) Methylpolysiloxane copolymer 2.0 (6) Squalane 1.0 (7) Polyethylene glycol 400 30.0 (8) Arginine 0.24 (9) Fragrance 0.15 (10) Purified water residue (production method) Puree water extract, serine, glycerin in purified water
, Polyethylene glycol 400, carboxyvinyl
Dissolve the polymer. Separately, squalane, polyoxyethyl
Mixing len (10) methylpolysiloxane copolymer and fragrance
Arginine is added,
A gel for jig was obtained. As described above, the external use of the skin of the present invention is as described above.
The agent is effective in improving rough skin, and has various skin diseases and rough skin.
And has an excellent effect on the improvement and prevention of roughness, etc.
In addition, it has excellent safety.