JPH11266461A - 画像符号化装置 - Google Patents

画像符号化装置

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JPH11266461A
JPH11266461A JP11004948A JP494899A JPH11266461A JP H11266461 A JPH11266461 A JP H11266461A JP 11004948 A JP11004948 A JP 11004948A JP 494899 A JP494899 A JP 494899A JP H11266461 A JPH11266461 A JP H11266461A
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Yuichiro Nakaya
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像全体の動きベクトル場を少ないパラメータ
によって近似するグローバル動き補償の処理における演
算を簡略化する方法を提供する。 【解決手段】空間的な間隔が特別な特徴をもつ複数の代
表点602,603,604の動きベクトルを内・外挿
することによってグローバル動き補償における動きベク
トルを求める。 【効果】グローバル動き補償において予測画像を合成す
る際の除算がすべてシフト演算によって代用できるた
め、計算機または専用ハードウェアによる処理を簡略化
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像全体に対して
線形内・外挿または共1次内・外挿に基づくグローバル
動き補償を適用する画像符号化および復号化方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】動画像の高能率符号化において、時間的
に近接するフレーム間の類似性を活用する動き補償は情
報圧縮に大きな効果を示すことが知られている。現在の
画像符号化技術の主流となっている動き補償方式は、動
画像符号化方式の国際標準であるH.261,MPEG
1,MPEG2に採用されているブロックマッチングで
ある。この方式では、符号化しようとする画像を多数の
ブロックに分割し、ブロックごとにその動きベクトルを
求める。
【0003】図1にH.261の符号化器の構成例10
0を示す。H.261は、符号化方式として、ブロック
マッチングとDCT(離散コサイン変換)を組み合わせ
たハイブリッド符号化方式(フレーム間/フレーム内適
応符号化方式)を採用している。減算器102は入力画
像(現フレームの原画像)101とフレーム間/フレー
ム内符号化切り換えスイッチ119の出力画像113
(後述)との差を計算し、誤差画像103を出力する。
この誤差画像は、DCT変換器104でDCT係数に変
換された後に量子化器105で量子化され、量子化DC
T係数106となる。この量子化DCT計数は伝送情報
として通信路に出力されると同時に、符号化器内でもフ
レーム間予測画像を合成するために使用される。以下に
予測画像合成の手順を説明する。上述の量子化DCT係
数106は、逆量子化器108と逆DCT変換器109
を経て復号誤差画像110(受信側で再生される誤差画
像と同じ画像)となる。これに、加算器111において
フレーム間/フレーム内符号化切り換えスイッチ119
の出力画像113(後述)が加えられ、現フレームの復
号画像112(受信側で再生される現フレームの復号画
像と同じ画像)を得る。この画像は一旦フレームメモリ
114に蓄えられ、1フレーム分の時間だけ遅延され
る。したがって、現時点では、フレームメモリ114は
前フレームの復号画像115を出力している。この前フ
レームの復号画像と現フレームの入力画像101がブロ
ックマッチング部116に入力され、ブロックマッチン
グの処理が行われる。ブロックマッチングでは、画像を
複数のブロックに分割し、各ブロックごとに現フレーム
の原画像に最も似た部分を前フレームの復号画像から取
り出すことにより、現フレームの予測画像117が合成
される。このときに、各ブロックが前フレームと現フレ
ームの間でどれだけ移動したかを検出する処理(動き推
定処理)を行う必要がある。動き推定処理によって検出
された各ブロックごとの動きベクトルは、動き情報12
0として受信側へ伝送される。受信側は、この動き情報
と前フレームの復号画像から、独自に送信側で得られる
ものと同じ予測画像を合成することができる。予測画像
117は、「0」信号118と共にフレーム間/フレー
ム内符号化切り換えスイッチ119に入力される。この
スイッチは、両入力のいずれかを選択することにより、
フレーム間符号化とフレーム内符号化を切り換える。予
測画像117が選択された場合(図2はこの場合を表し
ている)には、フレーム間符号化が行われる。一方、
「0」信号が選択された場合には、入力画像がそのまま
DCT符号化されて通信路に出力されるため、フレーム
内符号化が行われることになる。受信側が正しく復号化
画像を得るためには、送信側でフレーム間符号化が行わ
れたかフレーム内符号化が行われたかを知る必要があ
る。このため、識別フラグ121が通信路へ出力され
る。最終的なH.261符号化ビットストリーム123
は多重化器122で量子化DCT係数,動きベクトル,
フレーム内/フレーム間識別フラグの情報を多重化する
ことによって得られる。
【0004】図2に図1の符号化器が出力した符号化ビ
ットストリームを受信する復号化器200の構成例を示
す。受信したH.261ビットストリーム217は、分
離器216で量子化DCT係数201,動きベクトル2
02,フレーム内/フレーム間識別フラグ203に分離
される。量子化DCT係数201は逆量子化器204と
逆DCT変換器205を経て復号化された誤差画像20
6となる。この誤差画像は加算器207でフレーム間/
フレーム内符号化切り換えスイッチ214の出力画像2
15を加算され、復号化画像208として出力される。
フレーム間/フレーム内符号化切り換えスイッチはフレ
ーム間/フレーム内符号化識別フラグ203に従って、
出力を切り換える。フレーム間符号化を行う場合に用い
る予測画像212は、予測画像合成部211において合
成される。ここでは、フレームメモリ209に蓄えられ
ている前フレームの復号画像210に対して、受信した
動きベクトル202に従ってブロックごとに位置を移動
させる処理が行われる。一方フレーム内符号化の場合、
フレーム間/フレーム内符号化切り換えスイッチは、
「0」信号213をそのまま出力する。
【0005】ブロックマッチングは現在最も広く利用さ
れている動き補償方式であるが、画像全体が拡大・縮小
・回転している場合には、すべてのブロックに対して動
きベクトルを伝送しなければならず、符号化効率が悪く
なる問題が発生する。この問題に対し、画像全体の動き
ベクトル場を少ないパラメータを用いて表現するグロー
バル動き補償(例えば、M.Hotter, "Differential esti
mation of the globalmotion parameters zoom and pa
n", Signal Processing, vol. 16, no. 3, pp.249-265,
Mar. 1989)が提案されている。これは、画像内の画素
(x,y)の動きベクトル(ug(x,y),vg(x,y))
を、
【0006】
【数1】
【0007】や、
【0008】
【数2】
【0009】の形式で表し、この動きベクトルを利用し
て動き補償を行う方式である。ここでa0〜a5,b0〜
b7 は動きパラメータである。動き補償を行う際には、
送信側と受信側で同じ予測画像が得られなければならな
い。このために、送信側は受信側へ a0〜a5 または
b0〜b7 の値を直接伝送しても良いが、代わりにいく
つかの代表点の動きベクトルを伝送する方法もある。い
ま、画像の左上端,右上端,左下端,右下端の画素の座
標がそれぞれ(0,0),(r,0),(0,s),(r,s)で
表されるとする(ただし、rとsは正の整数)。このと
き、代表点(0,0),(r,0),(0,s)の動きベクト
ルの水平,垂直成分をそれぞれ(ua,va),(ub,v
b),(uc,vc)とすると、(数1) は
【0010】
【数3】
【0011】と書き換えることができる。このことは
a0〜a5 を伝送する代わりに ua,va,ub,vb,u
c,vc を伝送しても同様の機能が実現できることを意
味する。この様子を図3に示す。現フレームの原画像3
02と参照画像301の間でグローバル動き補償が行わ
れたとして、動きパラメータの代わりに代表点303,
304,305の動きベクトル306,307,308
(このとき、動きベクトルは現フレームの原画像の点を
出発点として、参照画像内の対応する点を終点とするも
のとして定義する)を伝送しても良い。これと同じよう
に、4個の代表点(0,0),(r,0),(0,s),(r,
s)の動きベクトルの水平,垂直成分(ua,va),(u
b,vb),(uc,vc),(ud,vd)を用いて (数2) は、
【0012】
【数4】
【0013】と書き換えることができる。したがって、
b0〜b7 を伝送する代わりに ua,va,ub,vb,u
c,vc,ud,vd を伝送しても同様の機能が実現でき
る。本明細書では (数1) を用いる方式を線形内・外挿
に基づくグローバル動き補償,(数2) を用いる方式を
共1次内・外挿に基づくグローバル動き補償とよぶこと
とする。
【0014】代表点の動きベクトルを伝送する線形内・
外挿に基づくグローバル動き補償方式を採用した画像符
号化器の動き補償処理部401の構成例を図4に示す。
図1と同じ番号は同じものを指すとする。図1のブロッ
クマッチング部116をこの動き補償処理部401に入
れ替えることにより、グローバル動き補償を行う画像符
号化装置を構成することができる。グローバル動き補償
部402で前フレームの復号画像115と現フレームの
原画像101との間でグローバル動き補償に関する動き
推定が行われ、上記 ua,va,ub,vb,uc,vc の
値が推定される。これらの値に関する情報403は動き
情報120の一部として伝送される。グローバル動き補
償の予測画像404は数3を用いて合成され、ブロック
マッチング部405に供給される。ここでは、グローバ
ル動き補償の予測画像と現フレームの原画像との間でブ
ロックマッチングによる動き補償が行われ、ブロックの
動きベクトル情報406と最終的な予測画像117が得
られる。この動きベクトル情報は動きパラメータ情報と
多重化部407において多重化され、動き情報120と
して出力される。
【0015】図4とは異なる動き補償処理部501の構
成例を図5に示す。図1と同じ番号は同じものを指すと
する。図1のブロックマッチング部116をこの動き補
償処理部501に入れ替えることにより、グローバル動
き補償を行う画像符号化装置を構成することができる。
この例では、グローバル動き補償の予測画像にブロック
マッチングを適用するのではなく、各ブロックに関して
グローバル動き補償かブロックマッチングのいずれかが
適用される。前フレームの復号画像115と現フレーム
の原画像101との間で、グローバル動き補償部502
とブロックマッチング部505でそれぞれグローバル動
き補償とブロックマッチングが並列に行われる。選択ス
イッチ508は、グローバル動き補償による予測画像5
03とブロックマッチングによる予測画像506の間で
ブロックごとに最適な方式を選択する。代表点の動きベ
クトル504,ブロックごとの動きベクトル507,グ
ローバル動き補償/ブロックマッチングの選択情報50
9は多重化部510で多重化され、動き情報120とし
て出力される。
【0016】以上述べたグローバル動き補償を導入する
ことにより、画像の大局的な動きを少ないパラメータを
用いて表現することが可能となり、より高い情報圧縮率
が実現できる。しかし、その一方で符号化および復号化
における処理量は従来の方式と比較して増加する。特に
(数3) および (数4) に見られる除算は、処理を複雑
にする大きな要因となってしまう。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】画像全体の動きベクト
ル場を少ないパラメータによって近似するグローバル動
き補償では、予測画像の合成のための処理量が多くなる
問題が発生する。本発明の目的は、グローバル動き補償
における除算の処理を2進数のシフト演算に置き換える
ことにより、演算量を減少させることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】グローバル動き補償を行
う際の代表点の座標をうまく選択することにより、除算
処理をシフト演算で実現できるようにする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下の議論では、画素のサンプリ
ング間隔を水平,垂直方向共に1とし、画像の左上端,
右上端,左下端,右下端の画素の座標がそれぞれ(0,
0),(r,0),(0,s),(r,s)で表されるとする
(ただし、rとsは正の整数)。
【0020】線形内・外挿(アフィン変換)または共1
次内・外挿(共1次変換)を用いた動き補償を行う際に
は、画素ごとの動きベクトルに対して量子化を行うと、
ミスマッチの防止や演算の簡略化などの効果を得ること
ができる(特願平06-193970)。以下では、画素の動き
ベクトルの水平成分と垂直成分が1/m(mは正の整
数)の整数倍であるとする。また、「従来の技術」で説
明した代表点の動きベクトルを用いるグローバル動き補
償を行うと仮定し、各代表点の動きベクトルは1/k
(kは正の整数)の整数倍であるとする。なお、本明細
書では、「画素の動きベクトル」はグローバル動き補償
を行う際に、実際に予測画像を合成するために用いる動
きベクトルのことを指す。一方、「代表点の動きベクト
ル」は画素の動きベクトルを計算するために用いるパラ
メータを意味している。したがって、量子化ステップサ
イズの違いなどが原因で、同じ座標上に存在していても
画素の動きベクトルと代表点の動きベクトルが一致しな
い場合も起こり得る。
【0021】まず線形内・外挿を用いる場合について図
6を用いて説明する。このとき、「従来の技術」で述べ
たように代表点を画像601の隅に位置する点とはせ
ず、(i,j),(i+p,j),(i,j+q)に位置する点
602,603,604とする(i,j,p,qは整
数)。このとき、点602,603,604は画像の内
部に存在していても外部に存在していても良い。代表点
の動きベクトルの水平,垂直成分をk倍したものをそれ
ぞれ(u0,v0),(u1,v1),(u2,v2)とすると(u
0,v0,u1,v1,u2,v2 は整数)、画素(x,y)
の動きベクトルの水平,垂直成分をm倍したもの(u
(x,y),v(x,y))は以下の式で表すことができる
(ただし、x,y,u(x,y),v(x,y)は整数)。
【0022】
【数5】
【0023】ただし、「//」は通常の除算による演算結
果が整数ではない場合にこれを近隣の整数に丸め込む除
算で、演算子としての優先順位は乗除算と同等である。
演算誤差を小さくするためには、非整数値は最も近い整
数に丸め込まれることが望ましい。このとき整数に1/
2を加えた値の丸め込み方法は、(1) 0に近づける方向
に丸め込む、(2) 0から遠ざける方向に丸め込む、(3)
被除数が負の場合は0に近づける方向,正の場合は0か
ら遠ざける方向に丸め込む(除数は常に正であるとす
る)、(4) 被除数が負の場合は0から遠ざける方向,正
の場合は0に近づける方向に丸め込む(除数は常に正で
あるとする)、などが考えられる。これらの中で(3)
と(4)は、被除数の正負に関わらず丸め込みの方向が
変化しないため、正負判定が必要ない分だけ処理量の点
で有利である。(3)を用いた高速処理は以下の式によっ
て実現される。
【0024】
【数6】
【0025】ただし、「#」は小数点以下を0の方向に
切り捨てる整数の除算であり、一般に計算機では最も実
現しやすい形式の除算である。ここで、LとMは除算の
被除数を常に正に保つための数で、十分に大きな正の整
数である。また、(pqk#2)の項は、除算結果を最
も近い整数に丸め込むために用いられる。
【0026】処理を整数化することはそれ自体処理量の
低減に貢献するが、ここで p,q,k をそれぞれ2の
α,β,h0 乗(α,βは正の整数、h0は負ではない
整数)とすると、(数5) の除算は α+β+h0 ビット
のシフト演算で実現できるため、計算機や専用ハードウ
ェアにおける処理量を大きく減らすことができる。さら
にmを2のh1乗とすれば(h1は負ではない整数、h1
<α+β+h0)、(数6) は、
【0027】
【数7】
【0028】と書き換えることができ(「x<<α」はx
をαビット左にシフトして下位αビットに0を入れる、
「x>>α」はxをαビット右にシフトして上位αビット
に0または1を入れる(xが2の補数表現の場合、xの
最上位ビットが1のときは1,0のときは0を入れる)
ことを意味し、これらの演算子の優先順位は加減算と乗
除算の中間であるとする)、さらに演算を簡略化するこ
とができる。
【0029】線形内・外挿を用いた場合、さらに(i+
p,j+q)に位置する代表点の動きベクトルの水平,垂
直成分をk倍したものを(u3,v3)として、(数5) は
(i,j),(i+p,j),(i+p,j+q)を代表点とすれ
ば、
【0030】
【数8】
【0031】(i,j),(i,j+q),(i+p,j+q)を
代表点とすれば、
【0032】
【数9】
【0033】(i+p,j),(i,j+q),(i+p,j+
q)を代表点とすれば、
【0034】
【数10】
【0035】と書き換えられ、p,q,k,m の値を
2の正の整数乗とすることによって同様に処理量を減ら
すことができる。
【0036】共1次内・外挿を用いた場合には、代表点
(i,j),(i+p,j),(i,j+q),(i+p,j+q)そ
れぞれの動きベクトルの水平,垂直成分をk倍したもの
である(u0,v0),(u1,v1),(u2,v2),(u3,v3)
を用いて(u(x,y),v(x,y))は以下の式で表すこ
とができる。
【0037】
【数11】
【0038】この式も p,q,k,m の値をそれぞれ
2の α,β,h0,h1 乗とすることによって、
【0039】
【数12】
【0040】と書き換えることができ、上と同様に処理
量を減らすことができる。
【0041】送信側と受信側で同じグローバル動き補償
予測画像を得るためには、代表点の動きベクトルに関す
る情報を何らかの形で受信側に伝える必要がある。代表
点の動きベクトルそのまま伝送する方法もあるが、画像
の隅の点の動きベクトルを伝送し、この値から代表点の
動きベクトルを計算する方法もある。この方法に関し、
以下に説明する。
【0042】まずは線形内・外挿が使用される場合につ
いて説明する。画像の隅の3個の点(0,0),(r,
0),(0,s)の動きベクトルが1/n整数倍の値のみ
とれるとして、これらの水平,垂直成分をn倍した(u
00,v00),(u01,v01),(u02,v02)が伝送されると
する。このとき、点(i,j),(i+p,j),(i,j+
q),(i+p,j+q)それぞれの動きベクトルの水平,
垂直成分をk倍したものである(u0,v0),(u1,v
1),(u2,v2),(u3,v3)を、
【0043】
【数13】
【0044】と定義する。ただし、u'(x,y),v'
(x,y)は、(数5) を変形して、
【0045】
【数14】
【0046】と定義する。このとき、「///」は通常の除
算による演算結果が整数ではない場合にこれを近隣の整
数に丸め込む除算で、演算子としての優先順位は乗除算
と同等である。(u0,v0),(u1,v1),(u2,v2),(u
3,v3)の中から3点を選び、それらを代表点とするグ
ローバル動き補償を行えば、(0,0),(r,0),(0,
s)を代表点とするグローバル動き補償を近似すること
ができる。もちろんこのときにpとqを2の正の整数乗
とすれば、上で述べたように処理を簡略化することが可
能となる。なお、演算誤差を小さくするためには、「//
/」は非整数値を最も近い整数に丸め込むことが望まし
い。このとき整数に1/2を加えた値の丸め込み方法と
しては、上で述べた(1)〜(4)の方法が考えられる。
ただし、(数5)(画素ごとに計算)の場合と比較して、
(数14) (1枚の画像で3回のみ計算)は演算が実行
される回数が少ないため、(1)または(2)の方法を選
んだとしても全体の演算量に大きな影響は与えない。
【0047】画像の隅の点として (数13) の例とは異
なる3点が選ばれた場合も数8〜10を変形することに
よって同様の処理を実現することができる。上記の例に
加え、さらに画像の隅の点(r,s)の動きベクトルの
水平,垂直成分をn倍したものを(u03,v03)とすれ
ば、(数14) は、(u00,v00),(u01,v01),(u03,
v03)が伝送される場合には、
【0048】
【数15】
【0049】と、(u00,v00),(u02,v02),(u03,v
03)が伝送される場合には、
【0050】
【数16】
【0051】と、(u01,v01),(u02,v02),(u03,v
03)が伝送される場合には、
【0052】
【数17】
【0053】と書き換えられる。
【0054】共1次内・外挿が行われる場合も同様であ
る。上と同様に画像の隅の4個の代表点(0,0),(r,
0),(0,s),(r,s)の動きベクトルが1/n整数倍
の値のみとれるとして、これらの水平,垂直成分をn倍
した(u00,v00),(u01,v01),(u02,v02),(u03,
v03)が伝送されるとする。このときの代表点(i,
j),(i+p,j),(i,j+q),(i+p,j+q)それぞ
れの動きベクトルの水平,垂直成分をk倍したものであ
る(u0,v0),(u1,v1),(u2,v2),(u3,v3)は上
と同様、(数13) で与えられる。ただし、u'(x,
y),v'(x,y)は、(数11) を変形して、
【0055】
【数18】
【0056】と定義される。
【0057】画像の隅の点の動きベクトルを伝送し、こ
れに対して内・外挿を行うことによって代表点の動きベ
クトルを求める方式の長所は、画素ごとの動きベクトル
の範囲を限定しやすい点である。例えば、(数4) で与
えられる共1次内・外挿では、(x,y)が画像内の点で
あるとき、ug(x,y)の値は ua,ub,uc,udの最
大値を超えることも、最小値を下まわることもない。し
たがって、グローバル動き推定のときに ua,ub,u
c,ud の値がある制限範囲内(例えば±32画素以内
の範囲)に収まるような制約条件を加えれば、全ての画
素に関して ug(x,y)の値を同じ制限範囲内入れてお
くことができる(もちろんこれは vg(x,y)に関して
も成立する)。こうすると演算に必要な桁数を明確にす
ることができ、ソフトウェアまたはハードウェアを設計
する上で便利である。ただし、以上の議論は計算がすべ
て浮動小数点演算で行われた場合の議論なので、実際の
処理では注意が必要である。画像の隅の点の動きベクト
ルから代表点の動きベクトルを求める演算 (数18) に
は整数への丸め込みが存在するため、計算誤差の影響で
(数12) で求まる動きベクトルが上で述べた制限範囲
内から出る可能性を考慮する必要がある。特に代表点が
画像の内側に位置するような場合には注意が必要であ
る。これは、代表点が囲む長方形の外側に位置する画素
に関しては外挿によって動きベクトルが求められるた
め、丸め込み誤差が増幅される可能性があるためであ
る。外挿によって動きベクトルが求まる例を図7に示
す。画像701に対し、代表点702,703,70
4,705を用いてグローバル動き補償を行うと、画像
内の斜線で示された部分は外挿により動きベクトルが計
算されることになる。これは、斜線部が代表点が囲む長
方形706の外にあるためである。
【0058】この問題への対策としては、4個の代表点
を、代表点が囲む長方形が画像全体を含むように配置す
る方法が有効である。この例を図8に示す。代表点80
2,803,804,805が囲む長方形806は、画
像801を含んでいる。こうすれば、全ての画素の動き
ベクトルは代表点からの内挿により求められるため、代
表点における丸め込み誤差の影響は画像内では増幅され
ない。したがって、代表点の丸め込み誤差より大きな誤
差が画像内で発生することはなく、誤差の上限が明確に
なる。ただし、代表点が囲む長方形を大きくし過ぎる
と、代表点の動きベクトルがとり得る値の範囲が広くな
るため、演算に必要な桁数が増加し、実装する上では不
利となる。
【0059】以上の議論から、丸め込み誤差の影響を小
さくするため、pの値はr以上であり、qの値はs以上
であるが望ましい。p,q はそれぞれ r,s より小
さい場合にも、なるべく大きな値をとることが望まし
い。また、i,j の値は、画像内のできるだけ広い部
分が代表点により囲まれる領域に入るような値とするこ
とが望ましい。
【0060】上で述べたように、グローバル動き補償に
共1次内・外挿を用いた場合には、4個の代表点が囲む
長方形に含まれる画素の動きベクトルの各成分は、代表
点の動きベクトルの各成分の最大値と最小値の間の値し
かとれないという性質がある。これに対し、線形内・外
挿が使用された場合には、3個の代表点が囲む3角形内
の画素の動きベクトルが同様の性質を持つ。したがっ
て、線形内・外挿を用いるグローバル動き補償を行う場
合には、画像の四隅の点の動きベクトルを伝送し、画像
の対角線によって分割される2個の直角3角形に対して
それぞれ独立にグローバル動き補償を行う方法が有効で
ある。こうすることにより、4隅の点に対する動きベク
トルの範囲に関する制約が、そのまま画像内のすべての
画素の動きベクトルに適用できる。このとき、i,j,
p,q の値は、2個の直角3角形の間で異なっていて
も良い。また、演算誤差の観点から言えば、外挿によっ
て画素の動きベクトルを計算するケースを避けるため、
代表点の囲む3角形が、グローバル動き補償の対象とな
る直角3角形を含むことが望ましい。この例を図9に示
す。画像901の4隅である点909,903,90
8,910の動きベクトルが伝送され、点909,90
3,910によって構成される直角3角形と、点90
9,910,908によって構成される直角3角形それ
ぞれに対し、独立にグローバル動き補償が行われる。し
たがって、頂点の動きベクトルの範囲に関して制約を設
ければ、画像内の全ての画素の動きベクトルもこの制約
範囲内に入ることになる。点909,903,910に
よって構成される直角3角形は代表点として点902,
903,904を使用し、点909,910,908に
よって構成される直角3角形は代表点として点906,
907,908を使用する。代表点によって構成される
3角形は、それぞれグローバル動き補償の対象となる直
角3角形を中に含んでいる。このため、代表点の動きベ
クトルの丸め込み誤差の影響は、画像内の点において増
幅されることはない。なお、この例では代表点が構成す
る2個の三角形は相似となっているが、必ずしもそうで
ある必要はない。
【0061】
【発明の効果】本発明により、グローバル動き補償の予
測画像合成処理における除算の処理をシフト演算で代用
することが可能となり、ソフトウェアや専用ハードウェ
アによる処理を簡略化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】H.261の画像符号化器の構成例を示した図
である。
【図2】H.261の画像復号化器の構成例を示した図
である。
【図3】代表点の動きベクトルを伝送するグローバル動
き補償の例を示した図である。
【図4】グローバル動き補償の予測画像に対してブロッ
クマッチングを行う画像符号化器の動き補償処理部を示
した図である。
【図5】ブロックごとにグローバル動き補償とブロック
マッチングを選択する画像符号化器の動き補償処理部を
示した図である。
【図6】高速な処理を行うための代表点の配置の例を示
した図である。
【図7】画像内において、外挿によって動きベクトルを
求める領域を示した図である。
【図8】画像内のすべての画素の動きベクトルが、代表
点の動きベクトルからの内挿によって求められる場合を
示した図である。
【図9】画像を2個の直角3角形に分割し、それぞれに
対して代表点の動きベクトルからの内挿によるグローバ
ル動き補償を適用した例を示した図である。
【符号の説明】
100…画像符号化器、101…入力画像、102…減
算器、103…誤差画像、104…DCT変換器、10
5…DCT係数量子化器、106,201…量子化DC
T係数、108,204…DCT係数逆量子化器、10
9,205…逆DCT変換器、110,206…復号誤
差画像、111,207…加算器、112…現フレーム
の復号画像、113,215…フレーム間/フレーム内
符号化切り換えスイッチの出力画像、114,209…
フレームメモリ、115,210…前フレームの復号画
像、116,405,505…ブロックマッチング部、
117,212…現フレームの予測画像、118,21
3…「0」信号、119,214…フレーム間/フレー
ム内符号化切り換えスイッチ、120,202,40
6,507…動きベクトル情報、121,203…フレ
ーム間/フレーム内識別フラグ、122,407,51
0…多重化器、123…伝送ビットストリーム、200
…画像復号化器、208…出力画像、211…予測画像
合成部、216…分離器、301…参照画像、302…
現フレームの原画像、303,304,305,60
2,603,604,702,703,704,70
5,802,803,804,805,902,90
4,906,907…代表点、306,307,308
…代表点の動きベクトル、401,501…グローバル
動き補償を行う動き補償処理部、402,502…グロ
ーバル動き補償部、403,504…動きパラメータ、
404,503…グローバル動き補償の予測画像、50
6…ブロックマッチングによる予測画像、508…ブロ
ックマッチング/グローバル動き補償切り換えスイッ
チ、509…ブロックマッチング/グローバル動き補償
の選択情報、601,701,801,901…グロー
バル動き補償の対象となる画像、706…代表点が囲む
長方形、903,908…画像の隅の点と代表点を兼用
する点、909,910…画像の隅の点。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年1月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 画像符号化装置
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【数5】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【数8】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【数9】
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【数10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】
【数11】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0045
【補正方法】変更
【補正内容】
【0045】
【数14】
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正内容】
【0048】
【数15】
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正内容】
【0050】
【数16】
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0052
【補正方法】変更
【補正内容】
【0052】
【数17】
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】
【数18】

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】3個の代表点における動きベクトルに対
    し、線形内・外挿を行うことによって画像内のすべての
    画素に対する動きベクトルを計算する際に、 画素のサンプリング間隔が水平,垂直方向共に1であ
    り、かつ、サンプリング点は座標の水平,垂直成分が共
    に整数である点の上に存在しているとして、 座標が (i,j),(i+p,j),(i,j+q),(i+p,j+
    q) で表される4点の中から3点を代表点として使用し
    (iとjは整数、pとqは正の整数)、 かつ、pとqがそれぞれ2のα乗と2のβ乗 (α,βは
    正の整数) であることを特徴とするグローバル動き補償
    方法。
  2. 【請求項2】4個の代表点における動きベクトルに対
    し、共1次内・外挿を行うことによって画像内のすべて
    の画素に対する動きベクトルを計算する際に、 画素のサンプリング間隔が水平,垂直方向共に1であ
    り、かつ、サンプリング点は座標の水平,垂直成分が共
    に整数である点の上に存在しているとして、 上記4個の代表点の座標が (i,j),(i+p,j),(i,
    j+q),(i+p,j+q) で表すことができ (iとjは整
    数)、 かつ、pとqがそれぞれ2のα乗と2のβ乗 (α,βは
    正の整数) であることを特徴とするグローバル動き補償
    方法。
  3. 【請求項3】画像における画素のサンプリング間隔が水
    平,垂直方向共に1であり、 かつ、サンプリング点は座標の水平,垂直成分が共に整
    数である点の上に存在しており、 かつ、代表点 (i,j),(i+p,j),(i,j+q) にお
    ける動きベクトルの水平・垂直成分が1/kの整数倍の
    値のみをとり(ただし、i,jは整数、p,qは正の整
    数、kは2のh0乗、かつ、h0は負ではない整数)、 かつ、各画素の動きベクトルの水平・垂直成分が1/m
    の整数倍の値のみをとる(ただし、mは2のh1乗、か
    つ、h1は負ではない整数)ときに、 代表点 (i,j),(i+p,j),(i,j+q) における動
    きベクトルの水平・垂直成分をk倍したものである (u
    0,v0),(u1,v1),(u2,v2) を用いて (ただし、u
    0,v0,u1,v1,u2,v2は整数)、 画素 (x,y) の動きベクトルの水平・垂直成分をm倍
    したものである (u(x,y),v(x,y)) が (ただし、
    x,y,u(x,y),v(x,y) は整数)、 u(x,y)=(u0・p・q+(u1-u0)(x-i)・q+(u2-u0)(y-j)・p)m//(p
    ・q・k) v(x,y)=(v0・p・q+(v1-v0)(x-i)・q+(v2-v0)(y-j)・p)m//(p
    ・q・k) によって表され (ただし、「//」は通常の除算による演
    算結果が整数ではない場合にこれを近隣の整数に丸め込
    む除算で、演算子としての優先順位は乗除算と同等)、 かつ、pとqがそれぞれ2のα乗と2のβ乗 (α,βは
    正の整数) であることを特徴とするフレーム間予測画像
    の合成方法。
  4. 【請求項4】画像における画素のサンプリング間隔が水
    平,垂直方向共に1であり、 かつ、サンプリング点は座標の水平,垂直成分が共に整
    数である点の上に存在しており、 かつ、代表点 (i,j),(i+p,j),(i+p,j+q) に
    おける動きベクトルの水平・垂直成分が1/kの整数倍
    の値のみをとり (ただし、i,jは整数、p,qは正の
    整数、kは2のh0乗、かつ、h0は負ではない整数)、 かつ、各画素の動きベクトルの水平・垂直成分が1/m
    の整数倍の値のみをとる (ただし、mは2のh1乗、か
    つ、h1は負ではない整数) ときに、 代表点 (i,j),(i+p,j),(i+p,j+q) における
    動きベクトルの水平・垂直成分をk倍したものである
    (u0,v0),(u1,v1),(u3,v3) を用いて (ただし、
    u0,v0,u1,v1,u3,v3は整数)、 画素 (x,y) の動きベクトルの水平・垂直成分をm倍し
    たものである (u(x,y),v(x,y)) が (ただし、
    x,y,u(x,y),v(x,y) は整数)、 u(x,y)=(u0・p・q+(u1−u0)(x−
    i)・q+(u3−u1)(y−j)・p)m//(p
    ・q・k) v(x,y)=(v0・p・q+(v1−v0)(x−
    i)・q+(v3−v1)(y−j)・p)m//(p
    ・q・k) によって表され (ただし、「//」は通常の除算による
    演算結果が整数ではない場合にこれを近隣の整数に丸め
    込む除算で、演算子としての優先順位は乗除算と同
    等)、 かつ、pとqがそれぞれ2のα乗と2のβ乗 (α,βは
    正の整数) であることを特徴とするフレーム間予測画像
    の合成方法。
  5. 【請求項5】画像における画素のサンプリング間隔が水
    平,垂直方向共に1であり、 かつ、サンプリング点は座標の水平,垂直成分が共に整
    数である点の上に存在しており、 かつ、代表点 (i,j),(i,j+q),(i+p,j+q) に
    おける動きベクトルの水平・垂直成分が1/kの整数倍
    の値のみをとり (ただし、i,jは整数、p,qは正の
    整数、kは2のh0乗、かつ、h0は負ではない整数)、 かつ、各画素の動きベクトルの水平・垂直成分が1/m
    の整数倍の値のみをとる (ただし、mは2のh1乗、か
    つ、h1は負ではない整数) ときに、 代表点 (i,j),(i,j+q),(i+p,j+q) における
    動きベクトルの水平・垂直成分をk倍したものである
    (u0,v0),(u2,v2),(u3,v3) を用いて (ただし、
    u0,v0,u2,v2,u3,v3は整数)、 画素 (x,y) の動きベクトルの水平・垂直成分をm倍し
    たものである (u(x,y),v(x,y)) が (ただし、
    x,y,u(x,y),v(x,y) は整数)、 u(x,y)=(u0・p・q+(u3-u2)(x-i)・q+(u2-u0)(y-j)・p)m//(p
    ・q・k) v(x,y)=(v0・p・q+(v3-v2)(x-i)・q+(v2-v0)(y-j)・p)m//(p
    ・q・k) によって表され (ただし、「//」は通常の除算による演
    算結果が整数ではない場合にこれを近隣の整数に丸め込
    む除算で、演算子としての優先順位は乗除算と同等)、 かつ、pとqがそれぞれ2のα乗と2のβ乗 (α,βは
    正の整数) であることを特徴とするフレーム間予測画像
    の合成方法。
  6. 【請求項6】画像における画素のサンプリング間隔が水
    平,垂直方向共に1であり、 かつ、サンプリング点は座標の水平,垂直成分が共に整
    数である点の上に存在しており、 かつ、代表点 (i+p,j),(i,j+q),(i+p,j+q)
    における動きベクトルの水平・垂直成分が1/kの整数
    倍の値のみをとり (ただし、i,jは整数、p,qは正
    の整数、kは2のh0乗、かつ、h0は負ではない整
    数)、 かつ、各画素の動きベクトルの水平・垂直成分が1/m
    の整数倍の値のみをとる (ただし、mは2のh1乗、か
    つ、h1は負ではない整数) ときに、 代表点 (i+p,j),(i,j+q),(i+p,j+q) にお
    ける動きベクトルの水平・垂直成分をk倍したものであ
    る (u1,v1),(u2,v2),(u3,v3) を用いて(ただ
    し、u1,v1,u2,v2,u3,v3は整数)、 画素 (x,y) の動きベクトルの水平・垂直成分をm倍し
    たものである (u(x,y),v(x,y)) が (ただし、
    x,y,u(x,y),v(x,y) は整数)、 u(x,y)=(u3・p・q+(u2-u3)(p-x+i)・q+(u1-u3)(q-y+j)・p)m
    //(p・q・k) v(x,y)=(v0・p・q+(v2-v3)(p-x+i)・q+(v1-v3)(q-y+j)・p)m
    //(p・q・k) によって表され (ただし、「//」は通常の除算による演
    算結果が整数ではない場合にこれを近隣の整数に丸め込
    む除算で、演算子としての優先順位は乗除算と同等)、 かつ、pとqがそれぞれ2のα乗と2のβ乗 (α,βは
    正の整数) であることを特徴とするフレーム間予測画像
    の合成方法。
  7. 【請求項7】画像における画素のサンプリング間隔が水
    平,垂直方向共に1であり、 かつ、サンプリング点は座標の水平,垂直成分が共に整
    数である点の上に存在しており、 かつ、代表点 (i,j),(i+p,j),(i,j+q),(i+
    p,j+q) における動きベクトルの水平・垂直成分が1
    /kの整数倍の値のみをとり (ただし、i,jは整数、
    p,qは正の整数、kは2のh0乗、かつ、h0は負では
    ない整数)、 かつ、各画素の動きベクトルの水平・垂直成分が1/m
    の整数倍の値のみをとる (ただし、mは2のh1乗、か
    つ、h1は負ではない整数) ときに、 代表点 (i,j),(i+p,j),(i,j+q),(i+p,j+
    q) における動きベクトルの水平・垂直成分をk倍した
    ものである (u0,v0),(u1,v1),(u2,v2),(u3,v
    3) を用いて (ただし、u0,v0,u1,v1,u2,v
    2,u3,v3は整数)、 画素 (x,y) の動きベクトルの水平・垂直成分をm倍し
    たものである (u(x,y),v(x,y)) が (ただし、
    x,y,u(x,y),v(x,y) は整数)、 u(x,y)=((u0(p-x+i)+u1(x-i))(q-y+j)+(u2(p-x+i)+u3(x
    -i))(y-j))m//(p・q・k) v(x,y)=((v0(p-x+i)+v1(x-i))(q-y+j)+(v2(p-x+i)+v3(x
    -i))(y-j))m//(p・q・k) によって表され (ただし、「//」は通常の除算による演
    算結果が整数ではない場合にこれを近隣の整数に丸め込
    む除算で、演算子としての優先順位は乗除算と同等)、 かつ、pとqがそれぞれ2のα乗と2のβ乗 (α,βは
    正の整数) であることを特徴とするフレーム間予測画像
    の合成方法。
  8. 【請求項8】画像の左上端,右上端,左下端,右下端の
    画素の座標がそれぞれ (0,0),(r,0),(0,s),
    (r,s) で表されるとき (ただし、rとsは正の整
    数)、 画像の隅の点 (0,0),(r,0),(0,s) における動
    きベクトルの水平・垂直成分が1/nの整数倍の値をと
    るとして (ただし、nは正の整数)、これらの動きベク
    トルをn倍したものである (u00,v00),(u01,v0
    1),(u02,v02) (ただし、u00,v00,u01,v01,
    u02,v02は整数) を用いて、 点 (i,j),(i+p,j),(i,j+q),(i+p,j+q)
    の動きベクトルの水平・垂直成分をk倍したものである
    (u0,v0),(u1,v1),(u2,v2),(u3,v3)が、 u'(x,y)=(u00・r・s+(u01-u00)x・s+(u02-u00)y・r)k///(r・
    s・n) v'(x,y)=(v00・r・s+(v01-v00)x・s+(v02-v00)y・r)k///(r・
    s・n) u0=u'(i,j) v0=v'(i,j) u1=u'(i+p,j) v1=v'(i+p,j) u2=u'(i,j+q) v2=v'(i,j+q) u3=u'(i+p,j+q) v3=v'(i+p,j+q) によって与えられ (ただし、「///」は通常の除算による
    演算結果が整数ではない場合にこれを近隣の整数に丸め
    込む除算で、演算子としての優先順位は乗除算と同
    等)、これら4点の中の3点とその動きベクトルを、代
    表点とその動きベクトルして使用することを特徴とする
    請求項1または3ないし6に記載のフレーム間予測画像
    の合成方法。
  9. 【請求項9】画像の左上端,右上端,左下端,右下端の
    画素の座標がそれぞれ (0,0),(r,0),(0,s),
    (r,s) で表されるとき (ただし、rとsは正の整
    数)、 画像の隅の点 (0,0),(r,0),(r,s) における動
    きベクトルの水平・垂直成分が1/nの整数倍の値をと
    るとして (ただし、nは正の整数)、これらの動きベク
    トルをn倍したものである (u00,v00),(u01,v0
    1),(u03,v03) (ただし、u00,v00,u01,v01,
    u03,v03は整数) を用いて、 点 (i,j),(i+p,j),(i,j+q),(i+p,j+q)
    の動きベクトルの水平・垂直成分をk倍したものである
    (u0,v0),(u1,v1),(u2,v2),(u3,v3)が、 u'(x,y)=(u00・r・s+(u01-u00)x・s+(u03-u01)y・r)k///(r・
    s・n) v'(x,y)=(v00・r・s+(v01-v00)x・s+(v03-v01)y・r)k///(r・
    s・n) u0=u'(i,j) v0=v'(i,j) u1=u'(i+p,j) v1=v'(i+p,j) u2=u'(i,j+q) v2=v'(i,j+q) u3=u'(i+p,j+q) v3=v'(i+p,j+q) によって与えられ (ただし、「///」は通常の除算による
    演算結果が整数ではない場合にこれを近隣の整数に丸め
    込む除算で、演算子としての優先順位は乗除算と同
    等)、これら4点の中の3点とその動きベクトルを、代
    表点とその動きベクトルして使用することを特徴とする
    請求項1または3ないし6に記載のフレーム間予測画像
    の合成方法。
  10. 【請求項10】画像の左上端,右上端,左下端,右下端
    の画素の座標がそれぞれ (0,0),(r,0),(0,s),
    (r,s) で表されるとき (ただし、rとsは正の整
    数)、 点 (0,0),(0,s),(r,s) における動きベクトル
    の水平・垂直成分が1/nの整数倍の値をとるとして
    (ただし、nは正の整数)、これらの動きベクトルをn倍
    したものである (u00,v00),(u02,v02),(u03,v0
    3) (ただし、u00,v00,u02,v02,u03,v03は整
    数) を用いて、 点 (i,j),(i+p,j),(i,j+q),(i+p,j+q)
    の動きベクトルの水平・垂直成分をk倍したものである
    (u0,v0),(u1,v1),(u2,v2),(u3,v3)が、 u'(x,y)=(u00・r・s+(u03-u02)x・s+(u02-u00)y・r)k///(r・
    s・n) v'(x,y)=(v00・r・s+(v03-v02)x・s+(v02-v00)y・r)k///(r・
    s・n) u0=u'(i,j) v0=v'(i,j) u1=u'(i+p,j) v1=v'(i+p,j) u2=u'(i,j+q) v2=v'(i,j+q) u3=u'(i+p,j+q) v3=v'(i+p,j+q) によって与えられ (ただし、「///」は通常の除算による
    演算結果が整数ではない場合にこれを近隣の整数に丸め
    込む除算で、演算子としての優先順位は乗除算と同
    等)、これら4点の中の3点とその動きベクトルを、代
    表点とその動きベクトルして使用することを特徴とする
    請求項1または3ないし6に記載のフレーム間予測画像
    の合成方法。
  11. 【請求項11】画像の左上端,右上端,左下端,右下端
    の画素の座標がそれぞれ (0,0),(r,0),(0,s),
    (r,s) で表されるとき (ただし、rとsは正の整
    数)、 点 (r,0),(0,s),(r,s) における動きベクトル
    の水平・垂直成分が1/nの整数倍の値をとるとして
    (ただし、nは正の整数)、これらの動きベクトルをn倍
    したものである (u01,v01),(u02,v02),(u03,v0
    3) (ただし、u01,v01,u02,v02,u03,v03は整
    数) を用いて、 点 (i,j),(i+p,j),(i,j+q),(i+p,j+q)
    の動きベクトルの水平・垂直成分をk倍したものである
    (u0,v0),(u1,v1),(u2,v2),(u3,v3)が、 u'(x,y)=(u03・r・s+(u01-u03)(r-x)・s+(u02-u03)(s-y)・
    r)k///(r・s・n) v'(x,y)=(v03・r・s+(v01-v03)(r-x)・s+(v02-v03)(s-y)・
    r)k///(r・s・n) u0=u'(i,j) v0=v'(i,j) u1=u'(i+p,j) v1=v'(i+p,j) u2=u'(i,j+q) v2=v'(i,j+q) u3=u'(i+p,j+q) v3=v'(i+p,j+q) によって与えられ (ただし、「///」は通常の除算による
    演算結果が整数ではない場合にこれを近隣の整数に丸め
    込む除算で、演算子としての優先順位は乗除算と同
    等)、これら4点の中の3点とその動きベクトルを、代
    表点とその動きベクトルして使用することを特徴とする
    請求項1または3ないし6に記載のフレーム間予測画像
    の合成方法。
  12. 【請求項12】画像の左上端,右上端,左下端,右下端
    の画素の座標がそれぞれ (0,0),(r,0),(0,s),
    (r,s) で表されるとき (ただし、rとsは正の整
    数)、 点 (0,0),(r,0),(0,s),(r,s) における動き
    ベクトルの水平・垂直成分が1/nの整数倍の値をとる
    として (ただし、nは正の整数)、これらの動きベクト
    ルをn倍したものである (u00,v00),(u01,v01),
    (u02,v02),(u03,v03) (ただし、u00,v00,u0
    1,v01,u02,v02,u03,v03は整数) を用いて、 u'(x,y)=((s-y)(u00・(r-x)+u01・x)+y(u02・(r-x)+u03・
    x))k///(r・s・n) v'(x,y)=((s-y)(v00・(r-x)+v01・x)+y(v02・(r-x)+v03・
    x))k///(r・s・n) u0=u'(i,j) v0=v'(i,j) u1=u'(i+p,j) v1=v'(i+p,j) u2=u'(i,j+q) v2=v'(i,j+q) u3=u'(i+p,j+q) v3=v'(i+p,j+q) で表される (u0,v0),(u1,v1),(u2,v2),(u3,
    v3) を(ただし、「///」は通常の除算による演算結果が
    整数ではない場合にこれを近隣の整数に丸め込む除算
    で、演算子としての優先順位は乗除算と同等)、代表点
    (i,j),(i+p,j),(i,j+q),(i+p,j+q) の
    動きベクトルの水平・垂直成分をk倍したものとして使
    用することを特徴とする請求項2または7に記載のフレ
    ーム間予測画像の合成方法。
  13. 【請求項13】画像をその対角線によって分割される2
    個の直角3角形に分割し、それぞれに含まれる画素に対
    して独立に線形内・外挿に基づくグローバル動き補償を
    行うことを特徴とする請求項1または3ないし6または
    8ないし11に記載のフレーム間予測画像の合成方法。
  14. 【請求項14】「///」が通常の除算による演算結果
    を、最も近い整数に丸め込む演算として定義されること
    を特徴とする請求項8ないし12に記載のフレーム間予
    測画像の合成方法。
  15. 【請求項15】「///」が通常の除算による演算結果が
    整数に1/2を加えた値である場合に、この値を0に近
    づける方向に丸め込む演算として定義されることを特徴
    とする請求項14に記載のフレーム間予測画像の合成方
    法。
  16. 【請求項16】「///」が通常の除算による演算結果が
    整数に1/2を加えた値である場合に、この値を0から
    遠ざける方向に丸め込む演算として定義されることを特
    徴とする請求項14に記載のフレーム間予測画像の合成
    方法。
  17. 【請求項17】「//」が通常の除算による演算結果を、
    最も近い整数に丸め込む演算として定義されることを特
    徴とする請求項1ないし16に記載のフレーム間予測画
    像の合成方法。
  18. 【請求項18】「//」が通常の除算による演算結果が整
    数に1/2を加えた値である場合に、この値を0に近づ
    ける方向に丸め込む演算として定義されることを特徴と
    する請求項17に記載のフレーム間予測画像の合成方
    法。
  19. 【請求項19】「//」が通常の除算による演算結果が整
    数に1/2を加えた値である場合に、この値を0から遠
    ざける方向に丸め込む演算として定義されることを特徴
    とする請求項17に記載のフレーム間予測画像の合成方
    法。
  20. 【請求項20】「//」が通常の除算による演算結果が整
    数に1/2を加えた値である場合に、被除数が負の場合
    は0に近づける方向,正の場合は0から遠ざける方向に
    丸め込む演算として定義されることを特徴とする請求項
    17に記載のフレーム間予測画像の合成方法。
  21. 【請求項21】「//」が通常の除算による演算結果が整
    数に1/2を加えた値である場合に、被除数が負の場合
    は0から遠ざける方向,正の場合は0に近づける方向に
    丸め込む演算として定義されることを特徴とする請求項
    17に記載のフレーム間予測画像の合成方法。
  22. 【請求項22】rを画像の横の長さ,sを画像の縦の長
    さとして、pはr以下であり、かつ、2pはrより大き
    く、かつ、qはs以下であり、かつ、2qはsより大き
    いことを特徴とする請求項1ないし21に記載のフレー
    ム間予測画像の合成方法。
  23. 【請求項23】rを画像の横の長さ,sを画像の縦の長
    さとして、p/2はrより小さく、かつ、pはr以上
    で、かつ、q/2はsより小さく、かつ、qはs以上で
    あることを特徴とする請求項1ないし21に記載のフレ
    ーム間予測画像の合成方法。
  24. 【請求項24】請求項1ないし23に記載のフレーム間
    予測画像の合成方法を用いる画像の符号化方法および復
    号化方法。
  25. 【請求項25】代表点の動きベクトルに関する情報を直
    接符号化することを特徴とする、請求項1ないし7に記
    載のフレーム間予測画像の合成方法を用いる画像の符号
    化方法。
  26. 【請求項26】符号化データとして直接符号化されてい
    る代表点の動きベクトルに関する情報を再生して用いる
    ことを特徴とする、請求項1ないし7に記載のフレーム
    間予測画像の合成方法を用いる画像の復号化方法。
  27. 【請求項27】画像の隅の点の動きベクトルに関する情
    報を直接符号化することを特徴とする、請求項8ないし
    12または14ないし16に記載のフレーム間予測画像
    の合成方法を用いる画像の符号化方法。
  28. 【請求項28】符号化データとして直接符号化されてい
    る画像の隅の点の動きベクトルに関する情報を再生して
    用いることを特徴とする、請求項8ないし12または1
    4ないし16に記載のフレーム間予測画像の合成方法を
    用いる画像の復号化方法。
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