JPH11263996A - 洗 剤 - Google Patents
洗 剤Info
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- JPH11263996A JPH11263996A JP10129952A JP12995298A JPH11263996A JP H11263996 A JPH11263996 A JP H11263996A JP 10129952 A JP10129952 A JP 10129952A JP 12995298 A JP12995298 A JP 12995298A JP H11263996 A JPH11263996 A JP H11263996A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detergent
- color
- colored
- foam
- medicinal extract
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- Cosmetics (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 泡の色を視覚的に楽しむことができ、これに
より子供などに手洗いや入浴等を励行するように仕向け
ることができる洗剤を提供する。 【解決手段】 例えば入浴時に、洗剤をタオルやスポン
ジにつけて体を洗うと、洗剤中に適量だけ添加された合
成色素および/または天然色素により、泡に色が現出す
る。これにより、泡の色を視覚的に楽しむことができ、
しかも子供らが興味を抱くことで、手洗いや入浴などの
習慣をつけさせることも可能となる。なお、合成色素を
採用した場合には、経済的に有利となり、色素類を添加
することで洗剤のコストが高まるおそれが減少する。
より子供などに手洗いや入浴等を励行するように仕向け
ることができる洗剤を提供する。 【解決手段】 例えば入浴時に、洗剤をタオルやスポン
ジにつけて体を洗うと、洗剤中に適量だけ添加された合
成色素および/または天然色素により、泡に色が現出す
る。これにより、泡の色を視覚的に楽しむことができ、
しかも子供らが興味を抱くことで、手洗いや入浴などの
習慣をつけさせることも可能となる。なお、合成色素を
採用した場合には、経済的に有利となり、色素類を添加
することで洗剤のコストが高まるおそれが減少する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば整髪シャ
ンプー,ボディーシャンプーおよびハンドソープなどの
洗剤の泡が、赤,青,黄などのカラフルな色彩を有し、
しかも洗い流しの水によって簡単に色が消える洗剤に関
する。
ンプー,ボディーシャンプーおよびハンドソープなどの
洗剤の泡が、赤,青,黄などのカラフルな色彩を有し、
しかも洗い流しの水によって簡単に色が消える洗剤に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、市場に出回っている固形石鹸や整
髪シャンプーといった洗剤の中には、色彩により得られ
るユーザーの購買意欲や、商品の高級感などを高めるた
めに、洗剤成分中に、ごく微量の着色剤を添加したもの
が知られている。
髪シャンプーといった洗剤の中には、色彩により得られ
るユーザーの購買意欲や、商品の高級感などを高めるた
めに、洗剤成分中に、ごく微量の着色剤を添加したもの
が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに従来の洗剤に添加される着色剤の量はきわめて微量
である。このため、洗剤を水やお湯に溶かして泡立てる
と、使用前は白以外の色であっても、現出された泡の色
はいずれも白一色であった。ところで、例えば入浴の効
果には、主に、洗剤によって髪や肌などの汚れをきれい
に洗い流す洗浄効果が挙げられる。その外にも、全身に
シャワーを浴びたり、湯船につかって温まることで、心
身の疲れを取り除く効果もある。そこで、洗剤業界で
は、そんな入浴のひとときを、今までにない感覚で楽し
めたり、リラックスしたりすることができる新規な洗剤
の開発を待望していた。また、子供は、一般的に帰宅時
の手洗いや入浴時の洗髪をいやがる傾向にあることか
ら、反対に子供が率先して手洗いや洗髪をしたくなるよ
うな、おもしろくて楽しい洗剤の開発についても切望さ
れていた。
うに従来の洗剤に添加される着色剤の量はきわめて微量
である。このため、洗剤を水やお湯に溶かして泡立てる
と、使用前は白以外の色であっても、現出された泡の色
はいずれも白一色であった。ところで、例えば入浴の効
果には、主に、洗剤によって髪や肌などの汚れをきれい
に洗い流す洗浄効果が挙げられる。その外にも、全身に
シャワーを浴びたり、湯船につかって温まることで、心
身の疲れを取り除く効果もある。そこで、洗剤業界で
は、そんな入浴のひとときを、今までにない感覚で楽し
めたり、リラックスしたりすることができる新規な洗剤
の開発を待望していた。また、子供は、一般的に帰宅時
の手洗いや入浴時の洗髪をいやがる傾向にあることか
ら、反対に子供が率先して手洗いや洗髪をしたくなるよ
うな、おもしろくて楽しい洗剤の開発についても切望さ
れていた。
【0004】そこで、この発明者は、洗剤中に添加され
る色素の量を、ある特定の範囲まで増やすことで、有色
の泡を現出させ、しかも洗い流しの水を使って容易に泡
の色を消せる洗剤を開発することに成功した。泡を有色
にすることで、洗剤の使用者が、視覚的に入浴や手洗い
などを楽しむことができる。この洗剤の開発にあたっ
て、まず発明者は、人体に対して害が少ない各種の食用
色素を添加することにより、泡を有色化する実験を行っ
てみた。食用色素の大半は、大量生産できるように化学
的に合成された色成分(配合量約10%)と、増量剤を
兼ねたデキストリンなどの糊成分(配合量約90%)を
混合して作製される。これにより、石鹸を泡立てると、
確かに有色の泡が出現する。しかしながら、石鹸中に、
泡に色が出る量の食用色素を添加した場合、デキストリ
ンなどの糊成分も大量に石鹸中に加えられることにな
る。これにより、例えば入浴時、体を洗った後、泡をシ
ャワーで流し落とそうとしても、糊分が多くなって泡の
色が落ちず、肌にその色が残ってしまうという問題点が
あった。このことは、同時に、石鹸が直接つけられるス
ポンジやタオルなどにも当てはまるものである。
る色素の量を、ある特定の範囲まで増やすことで、有色
の泡を現出させ、しかも洗い流しの水を使って容易に泡
の色を消せる洗剤を開発することに成功した。泡を有色
にすることで、洗剤の使用者が、視覚的に入浴や手洗い
などを楽しむことができる。この洗剤の開発にあたっ
て、まず発明者は、人体に対して害が少ない各種の食用
色素を添加することにより、泡を有色化する実験を行っ
てみた。食用色素の大半は、大量生産できるように化学
的に合成された色成分(配合量約10%)と、増量剤を
兼ねたデキストリンなどの糊成分(配合量約90%)を
混合して作製される。これにより、石鹸を泡立てると、
確かに有色の泡が出現する。しかしながら、石鹸中に、
泡に色が出る量の食用色素を添加した場合、デキストリ
ンなどの糊成分も大量に石鹸中に加えられることにな
る。これにより、例えば入浴時、体を洗った後、泡をシ
ャワーで流し落とそうとしても、糊分が多くなって泡の
色が落ちず、肌にその色が残ってしまうという問題点が
あった。このことは、同時に、石鹸が直接つけられるス
ポンジやタオルなどにも当てはまるものである。
【0005】ところで、従来、日用品の市場には、植物
性のハーブを添加したボディーソープやハンドソープな
どの洗剤が出回っている。この商品は洗剤による洗浄力
だけでなく、ハーブの薬効によって肌を滑らかにした
り、艶やかにしたり、洗い終わりの微かなハーブの残り
香を楽しんだりするものである。しかしながら、この洗
剤を泡立てたときの色は何れも白一色であり、使用者が
視覚的に楽しめるものではなかった。
性のハーブを添加したボディーソープやハンドソープな
どの洗剤が出回っている。この商品は洗剤による洗浄力
だけでなく、ハーブの薬効によって肌を滑らかにした
り、艶やかにしたり、洗い終わりの微かなハーブの残り
香を楽しんだりするものである。しかしながら、この洗
剤を泡立てたときの色は何れも白一色であり、使用者が
視覚的に楽しめるものではなかった。
【0006】そこで、この発明者は、着色剤中の糊成分
の使用量をできるだけ少なくし、しかも適量の範囲まで
色素を増やすことで、水を使って容易に色を消せ、視覚
的に泡の色を楽しむことができることを知見し、この発
明を完成させた。また、この発明者は、洗剤中に植物性
の有色薬効エキスを添加し、しかもその添加量を、洗剤
の泡の色がエキスの色と同系色で、かつ泡落とし用の水
で容易に色が消える量に調整することで、有色薬効エキ
スの薬効が直接肌から吸収され、かつ香りがあるものは
その香りで使用者の嗅覚を刺激し、さらに洗浄中の泡の
色を見て、視覚的な脳への刺激により有色薬効エキスの
薬効を増大させることが可能であることをも知見し、こ
の発明を完成させた。
の使用量をできるだけ少なくし、しかも適量の範囲まで
色素を増やすことで、水を使って容易に色を消せ、視覚
的に泡の色を楽しむことができることを知見し、この発
明を完成させた。また、この発明者は、洗剤中に植物性
の有色薬効エキスを添加し、しかもその添加量を、洗剤
の泡の色がエキスの色と同系色で、かつ泡落とし用の水
で容易に色が消える量に調整することで、有色薬効エキ
スの薬効が直接肌から吸収され、かつ香りがあるものは
その香りで使用者の嗅覚を刺激し、さらに洗浄中の泡の
色を見て、視覚的な脳への刺激により有色薬効エキスの
薬効を増大させることが可能であることをも知見し、こ
の発明を完成させた。
【0007】
【発明の目的】この発明の目的は、泡の色を視覚的に楽
しむことができ、これにより子供などに対して手洗いや
入浴等を率先して行うように仕向けることができる洗剤
を提供することである。また、この発明は、有色薬効エ
キスが直接肌から吸収されてその特有の薬効を現出し、
しかも使用者が洗浄中の泡の色を見ることで、視覚的に
脳へ刺激を与え、有色薬効エキスの薬効を増大させるこ
とができる洗剤を提供することを、その目的としてい
る。さらに、この発明は、単独の薬効や色だけでなく、
複数の薬効と、多彩な色合いを現出することができる洗
剤を提供することを、その目的としている。さらにま
た、この発明は、比較的安価に有色の泡と薬効とが得ら
れる洗剤を提供することを、その目的としている。そし
て、この発明は、視覚的にも良好な色を泡につけること
ができるともに、その後、水を流すことで簡単に泡の色
を消すことができる洗剤を提供することを、その目的と
している。
しむことができ、これにより子供などに対して手洗いや
入浴等を率先して行うように仕向けることができる洗剤
を提供することである。また、この発明は、有色薬効エ
キスが直接肌から吸収されてその特有の薬効を現出し、
しかも使用者が洗浄中の泡の色を見ることで、視覚的に
脳へ刺激を与え、有色薬効エキスの薬効を増大させるこ
とができる洗剤を提供することを、その目的としてい
る。さらに、この発明は、単独の薬効や色だけでなく、
複数の薬効と、多彩な色合いを現出することができる洗
剤を提供することを、その目的としている。さらにま
た、この発明は、比較的安価に有色の泡と薬効とが得ら
れる洗剤を提供することを、その目的としている。そし
て、この発明は、視覚的にも良好な色を泡につけること
ができるともに、その後、水を流すことで簡単に泡の色
を消すことができる洗剤を提供することを、その目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した発明
は、合成色素および/または天然色素を、洗剤を泡立て
たときの泡の色が有色であって、かつ洗い流しの水で容
易に泡の色が消える分量だけ添加した洗剤である。洗剤
中に添加される合成色素としては、化学的に合成され
て、物体に色を与える成分であれば限定されない。例え
ば、各種のタール系合成着色剤を用いることができる。
は、合成色素および/または天然色素を、洗剤を泡立て
たときの泡の色が有色であって、かつ洗い流しの水で容
易に泡の色が消える分量だけ添加した洗剤である。洗剤
中に添加される合成色素としては、化学的に合成され
て、物体に色を与える成分であれば限定されない。例え
ば、各種のタール系合成着色剤を用いることができる。
【0009】具体的には、青1(ブリリアンブルー)、
青2(インジゴカルミン)、他の青1(アルミニウムレ
ーキ)、他の青2(アルミニウムレーキ)、青色1号
(インジゴカルミン)、青色2号(インジゴカルミ
ン)、食用青色1号(ブリリアンブルー)、食用青色2
号(インジゴカルミン)、赤2(アマランス)、別の赤
2(アルミニウムレーキ)、赤3(エロスロシン)、他
の赤3(アルミニウムレーキ)、赤40、赤102、赤
104、赤106、食用赤2号(アマランス)、他の食
用赤2号(アルミニウムレーキ)、食用赤3号(エリス
ロシン)、食用赤102号(ニューコクシン)、食用赤
40号(アルラレッド)、食用赤105号(ローズベン
ガル)、食用赤106号(アシドレッド)、黄4号(タ
ートラジン,アルニウムレーキ)、黄5号(サンセット
イエロー,アルミニウムレーキ)、食用黄4号(タート
ラジン,アルミニウムレーキ)、食用黄5号(サンセッ
トイエロー,アルミニウムレーキ)などの各種色素が挙
げられる。
青2(インジゴカルミン)、他の青1(アルミニウムレ
ーキ)、他の青2(アルミニウムレーキ)、青色1号
(インジゴカルミン)、青色2号(インジゴカルミ
ン)、食用青色1号(ブリリアンブルー)、食用青色2
号(インジゴカルミン)、赤2(アマランス)、別の赤
2(アルミニウムレーキ)、赤3(エロスロシン)、他
の赤3(アルミニウムレーキ)、赤40、赤102、赤
104、赤106、食用赤2号(アマランス)、他の食
用赤2号(アルミニウムレーキ)、食用赤3号(エリス
ロシン)、食用赤102号(ニューコクシン)、食用赤
40号(アルラレッド)、食用赤105号(ローズベン
ガル)、食用赤106号(アシドレッド)、黄4号(タ
ートラジン,アルニウムレーキ)、黄5号(サンセット
イエロー,アルミニウムレーキ)、食用黄4号(タート
ラジン,アルミニウムレーキ)、食用黄5号(サンセッ
トイエロー,アルミニウムレーキ)などの各種色素が挙
げられる。
【0010】また、天然色素は、天然の色成分であれば
限定されない。例えば、カロチノイド系(アナトー,パ
プリカ,クチナシ,注出カロチン)、キノン系であるア
ントラキノン(コチニール,ラック,アカネ)およびナ
フトキノン、カルコン系(ベニバナ黄色,ベニバナ赤
色)、フラボン系(コウリン,タマネギ,カカオ,サン
ダルウッド)、ポルフィリン系(スピルリナ,クロロフ
ィル)、ジケトン系(ウコン)、ベタシアニン系(ビー
トレッド)、アザフィロン系(紅麹赤色,紅麹黄色)、
その他としてクチナシ青色,タマリンド,ターメリック
(サボテンの花につく昆虫),オレンジ色素,カラメ
ル,カロブ,カルミン,ベンガラ,サフラン,フラボノ
イドなどの各種色素が挙げられる。また、食用色素でも
あるアントシアニン系には、赤キャベツ,シソ,紫コー
ン,エルダーベリー,ボイセンベリー,ブドウ果皮,ブ
ドウ果汁,ハイビスカス,ムラキイモなどの各種色素が
挙げられる。
限定されない。例えば、カロチノイド系(アナトー,パ
プリカ,クチナシ,注出カロチン)、キノン系であるア
ントラキノン(コチニール,ラック,アカネ)およびナ
フトキノン、カルコン系(ベニバナ黄色,ベニバナ赤
色)、フラボン系(コウリン,タマネギ,カカオ,サン
ダルウッド)、ポルフィリン系(スピルリナ,クロロフ
ィル)、ジケトン系(ウコン)、ベタシアニン系(ビー
トレッド)、アザフィロン系(紅麹赤色,紅麹黄色)、
その他としてクチナシ青色,タマリンド,ターメリック
(サボテンの花につく昆虫),オレンジ色素,カラメ
ル,カロブ,カルミン,ベンガラ,サフラン,フラボノ
イドなどの各種色素が挙げられる。また、食用色素でも
あるアントシアニン系には、赤キャベツ,シソ,紫コー
ン,エルダーベリー,ボイセンベリー,ブドウ果皮,ブ
ドウ果汁,ハイビスカス,ムラキイモなどの各種色素が
挙げられる。
【0011】なお、天然色素中、赤キャベツからは赤色
素,紫色素が得られる。赤ビートからは赤紫色素が得ら
れる。アントシアニン,クチナシ,コチニールおよびコ
ーン色素からはオレンジ,赤,紫の各色素が得られる。
カルミンおよびラックからはオレンジ,赤,紫の色素が
得られる。ベンガラからはバナナ色の色素が得られる。
ウコン黄およびサフランからは、黄色の色素が得られ
る。植物色素であるフラボノイドからは褐色の色素が得
られる。パプリカ色素からはオレンジ,赤の色素が得ら
れる。
素,紫色素が得られる。赤ビートからは赤紫色素が得ら
れる。アントシアニン,クチナシ,コチニールおよびコ
ーン色素からはオレンジ,赤,紫の各色素が得られる。
カルミンおよびラックからはオレンジ,赤,紫の色素が
得られる。ベンガラからはバナナ色の色素が得られる。
ウコン黄およびサフランからは、黄色の色素が得られ
る。植物色素であるフラボノイドからは褐色の色素が得
られる。パプリカ色素からはオレンジ,赤の色素が得ら
れる。
【0012】これらの合成色素および天然色素は、合成
色素だけ、天然色素だけの添加に限らず、両色素をとも
に添加してもよい。また、その一種類だけを洗剤中に添
加してもよいし、複数種類を同時に添加してもよい。な
お、合成色素の添加量は、洗剤100重量部に対して、
0.006〜2.0重量部が好ましい。0.006重量
部未満では、泡の色が薄すぎて色検査で有色であるとい
う判定が得られない。また、2.0重量部を超えると、
泡の色が濃すぎてしまい色落とし水をかけても、色が消
えない。合成色素および天然色素は、食用色素や染料な
どの原料として使用されている。ちなみに、市販されて
いる食用色素の成分中には、これらの色素成分の他に、
一般的に、例えば糊分であるデキストリンや、硫酸ナト
リウムなどの各種の添加剤が添加されている。デキスト
リンは、水溶性で、切手の裏糊や薬品として使用されて
いる。また、グリセリンは、脂肪族三価のアルコールの
一種であり、石鹸の製造時に大量に生成される。例えば
防乾剤として使用される。泡の色が有色であるか否かの
判定には、色濃度測定装置などが使用できる。泡に白色
光を照射して、その散乱光または透過光を集光し、光学
フィルターを通した後、その光量を測定して、これを電
気的信号に変換して制御装置へ送り込む装置である。
色素だけ、天然色素だけの添加に限らず、両色素をとも
に添加してもよい。また、その一種類だけを洗剤中に添
加してもよいし、複数種類を同時に添加してもよい。な
お、合成色素の添加量は、洗剤100重量部に対して、
0.006〜2.0重量部が好ましい。0.006重量
部未満では、泡の色が薄すぎて色検査で有色であるとい
う判定が得られない。また、2.0重量部を超えると、
泡の色が濃すぎてしまい色落とし水をかけても、色が消
えない。合成色素および天然色素は、食用色素や染料な
どの原料として使用されている。ちなみに、市販されて
いる食用色素の成分中には、これらの色素成分の他に、
一般的に、例えば糊分であるデキストリンや、硫酸ナト
リウムなどの各種の添加剤が添加されている。デキスト
リンは、水溶性で、切手の裏糊や薬品として使用されて
いる。また、グリセリンは、脂肪族三価のアルコールの
一種であり、石鹸の製造時に大量に生成される。例えば
防乾剤として使用される。泡の色が有色であるか否かの
判定には、色濃度測定装置などが使用できる。泡に白色
光を照射して、その散乱光または透過光を集光し、光学
フィルターを通した後、その光量を測定して、これを電
気的信号に変換して制御装置へ送り込む装置である。
【0013】なお、泡の色の表示法には、例えばJIS
規格のマンセル表色系が挙げられる。この他にも、オス
トワルト表色系,分光光度計を用いる測定値に基づいた
CIE表色系などが挙げられる。マンセル表色系とは、
色を色相(H=hue)・明度(V=value)・彩
度(C=chroma)の三要素に基づいて、十進法で
色を表示する方法である。また、オストワルト表色系と
は、すべての色を純色と白と黒との混合とみなし、その
混合の割合で色を表す方法である。さらに、CIE表色
系とは、国際照明委員会(CIE)が採用した表色系で
あって、色を光として捕らえ、そのスペクトル特性を測
定し、心理物理的処理を経てx,y,Yという3量で表
す方法である。
規格のマンセル表色系が挙げられる。この他にも、オス
トワルト表色系,分光光度計を用いる測定値に基づいた
CIE表色系などが挙げられる。マンセル表色系とは、
色を色相(H=hue)・明度(V=value)・彩
度(C=chroma)の三要素に基づいて、十進法で
色を表示する方法である。また、オストワルト表色系と
は、すべての色を純色と白と黒との混合とみなし、その
混合の割合で色を表す方法である。さらに、CIE表色
系とは、国際照明委員会(CIE)が採用した表色系で
あって、色を光として捕らえ、そのスペクトル特性を測
定し、心理物理的処理を経てx,y,Yという3量で表
す方法である。
【0014】洗剤としては、例えば洗髪用シャンプー,
ハンドソープ,ボディーソープ,台所用の皿洗いやレン
ジ回りの洗浄剤,トイレ用の各種洗剤,バスタブ,バス
タイルなどの浴室用の洗剤,建物の床や壁用の洗剤な
ど、各品種の洗剤に適用できる。また、洗剤の性状形態
としては、請求項2の液体洗剤に限らず、粉末洗剤およ
び固形洗剤などでもよい。さらに、ここでいう洗剤落と
し用の水は、お湯やぬるま湯を含む。なお、これらの事
項は請求項3にも該当する。
ハンドソープ,ボディーソープ,台所用の皿洗いやレン
ジ回りの洗浄剤,トイレ用の各種洗剤,バスタブ,バス
タイルなどの浴室用の洗剤,建物の床や壁用の洗剤な
ど、各品種の洗剤に適用できる。また、洗剤の性状形態
としては、請求項2の液体洗剤に限らず、粉末洗剤およ
び固形洗剤などでもよい。さらに、ここでいう洗剤落と
し用の水は、お湯やぬるま湯を含む。なお、これらの事
項は請求項3にも該当する。
【0015】請求項2に記載した発明は、性状が液体で
ある請求項1に記載の洗剤である。液体であるために、
色付き泡の泡立ちがよい。
ある請求項1に記載の洗剤である。液体であるために、
色付き泡の泡立ちがよい。
【0016】請求項3に記載した発明は、薬効を有する
植物性の有色薬効エキスを、洗剤を泡立てたときの泡の
色が上記有色薬効エキスと同系色であって、かつ洗い流
しの水で容易に泡の色が消える分量だけ添加した洗剤で
ある。薬効を有する植物性の有色薬効エキスを、洗剤を
泡立てたときの泡の色が上記有色薬効エキスと同系色で
あって、かつ洗い流しの水で容易に泡の色が消える分量
だけ添加した洗剤である。有色薬効エキスは、薬効を有
する白以外の有色の植物性エキス(液体,粉体または固
体の何れでもよい)であれば限定されない。また、この
エキスは植物から抽出した色素(アグリコン)そのもの
でも、これにグルコースを添加した色素複合体でもよ
い。これらの場合の植物としては、下記の漢方薬植物な
どがある。
植物性の有色薬効エキスを、洗剤を泡立てたときの泡の
色が上記有色薬効エキスと同系色であって、かつ洗い流
しの水で容易に泡の色が消える分量だけ添加した洗剤で
ある。薬効を有する植物性の有色薬効エキスを、洗剤を
泡立てたときの泡の色が上記有色薬効エキスと同系色で
あって、かつ洗い流しの水で容易に泡の色が消える分量
だけ添加した洗剤である。有色薬効エキスは、薬効を有
する白以外の有色の植物性エキス(液体,粉体または固
体の何れでもよい)であれば限定されない。また、この
エキスは植物から抽出した色素(アグリコン)そのもの
でも、これにグルコースを添加した色素複合体でもよ
い。これらの場合の植物としては、下記の漢方薬植物な
どがある。
【0017】洗剤の泡の色は、この洗剤中に添加された
有色薬効エキスと同系色、好ましくは有色薬効エキスの
原料植物と同等の色になるようにした方が好ましい。そ
の理由は、使用者が有色薬効エキス中の薬効植物を連想
し易くするためである。色の連想により、視覚的な脳へ
の刺激によって、薬効の増大を期待することができる。
洗い流しの水で容易に色が消える有色薬効エキスの分量
とは、例えばシャワー,水道の流し水,風呂のかかり湯
などを使った場合に、洗剤の泡とほぼ同時に泡の色も消
えるような分量である。具体的には、例えば請求項7に
記載された添加量が挙げられる。なお、有色薬効エキス
中に、食用色素の、デキストリンなどの糊成分を除く色
成分(例えば黄色203号など)を適宜量だけ添加する
ことにより、色をさらに鮮やかに現出することができ
る。
有色薬効エキスと同系色、好ましくは有色薬効エキスの
原料植物と同等の色になるようにした方が好ましい。そ
の理由は、使用者が有色薬効エキス中の薬効植物を連想
し易くするためである。色の連想により、視覚的な脳へ
の刺激によって、薬効の増大を期待することができる。
洗い流しの水で容易に色が消える有色薬効エキスの分量
とは、例えばシャワー,水道の流し水,風呂のかかり湯
などを使った場合に、洗剤の泡とほぼ同時に泡の色も消
えるような分量である。具体的には、例えば請求項7に
記載された添加量が挙げられる。なお、有色薬効エキス
中に、食用色素の、デキストリンなどの糊成分を除く色
成分(例えば黄色203号など)を適宜量だけ添加する
ことにより、色をさらに鮮やかに現出することができ
る。
【0018】請求項4に記載した発明は、性状が液体で
ある請求項3に記載の洗剤である。液体であるために、
色付き泡の泡立ちがよい。
ある請求項3に記載の洗剤である。液体であるために、
色付き泡の泡立ちがよい。
【0019】請求項5に記載した発明は、上記有色薬効
エキスが、漢方薬,和漢薬,ハーブのうちの少なくとも
1種類である請求項3または請求項4に記載の洗剤であ
る。薬効を有する植物性の有色の漢方薬としては、例え
ば植物性の生薬の一種または複数種を混ぜ合わせたも
の、具体的には例えば桂皮,陳皮,甘草,茯苓,麻黄,
大棗(たいそう),芍薬などが挙げられる。また、薬効
を有する植物性の有色の和漢薬としては、例えば琵琶の
葉,柿の葉,ドクダミ,ウコンなどが挙げられる。
エキスが、漢方薬,和漢薬,ハーブのうちの少なくとも
1種類である請求項3または請求項4に記載の洗剤であ
る。薬効を有する植物性の有色の漢方薬としては、例え
ば植物性の生薬の一種または複数種を混ぜ合わせたも
の、具体的には例えば桂皮,陳皮,甘草,茯苓,麻黄,
大棗(たいそう),芍薬などが挙げられる。また、薬効
を有する植物性の有色の和漢薬としては、例えば琵琶の
葉,柿の葉,ドクダミ,ウコンなどが挙げられる。
【0020】さらに、有色のハーブとしては、例えばラ
ベンダー,ローズ,レモン,スミレ,各種のお茶などが
挙げられる。これらの有色薬効エキスは、1種類だけを
単独で使用してもよいし、2種類以上を所定の配合比で
混ぜ合わせてもよい。混ぜ合わせることで、薬効の増加
や変更、および、異なる色の現出といった効果が得られ
る。
ベンダー,ローズ,レモン,スミレ,各種のお茶などが
挙げられる。これらの有色薬効エキスは、1種類だけを
単独で使用してもよいし、2種類以上を所定の配合比で
混ぜ合わせてもよい。混ぜ合わせることで、薬効の増加
や変更、および、異なる色の現出といった効果が得られ
る。
【0021】請求項6に記載した発明は、上記有色薬効
エキスが、緑茶(カテキン類),シソ,サフラン,紅
花,シコン,クチナシのうちの少なくとも1種類である
請求項3〜請求項5のうち何れか1項に記載の洗剤であ
る。請求項5の場合と同様に、これらの有色薬効エキス
は、1種類だけを単独で使用してもよいし、2種類以上
を所定の配合比で混ぜ合わせてもよい。
エキスが、緑茶(カテキン類),シソ,サフラン,紅
花,シコン,クチナシのうちの少なくとも1種類である
請求項3〜請求項5のうち何れか1項に記載の洗剤であ
る。請求項5の場合と同様に、これらの有色薬効エキス
は、1種類だけを単独で使用してもよいし、2種類以上
を所定の配合比で混ぜ合わせてもよい。
【0022】請求項7に記載した発明は、上記有色薬効
エキスは液体であり、上記洗剤への有色薬効エキスの添
加量が5〜30重量%である請求項3〜請求項6のうち
何れか1項に記載の洗剤である。有色薬効エキスの濃度
は、通常、薬効エキスとして市販されているくらいの濃
度である。添加量が5重量%未満では、泡が視覚的に有
色とならない。また、30重量%を超えるとコスト高と
なり易い。なお、固形または粉末の純粋色素として添加
した場合には、出来上がった液体洗剤の0.006重量
%以上を添加することで、有色の泡となる。
エキスは液体であり、上記洗剤への有色薬効エキスの添
加量が5〜30重量%である請求項3〜請求項6のうち
何れか1項に記載の洗剤である。有色薬効エキスの濃度
は、通常、薬効エキスとして市販されているくらいの濃
度である。添加量が5重量%未満では、泡が視覚的に有
色とならない。また、30重量%を超えるとコスト高と
なり易い。なお、固形または粉末の純粋色素として添加
した場合には、出来上がった液体洗剤の0.006重量
%以上を添加することで、有色の泡となる。
【0023】
【作用】請求項1および請求項2に記載の発明によれ
ば、例えば入浴時に、洗剤をタオルやスポンジにつけて
体を洗うと、洗剤中に適量だけ添加された合成色素およ
び/または天然色素により、泡に色が現出する。これに
より、泡の色を視覚的に楽しむことができ、子供に手洗
いや入浴などを励行させるように仕向けることができ
る。なお、合成色素を採用した場合には、経済的に有利
となり、色素類を添加することで洗剤コストが高くなる
おそれを解消することができる。
ば、例えば入浴時に、洗剤をタオルやスポンジにつけて
体を洗うと、洗剤中に適量だけ添加された合成色素およ
び/または天然色素により、泡に色が現出する。これに
より、泡の色を視覚的に楽しむことができ、子供に手洗
いや入浴などを励行させるように仕向けることができ
る。なお、合成色素を採用した場合には、経済的に有利
となり、色素類を添加することで洗剤コストが高くなる
おそれを解消することができる。
【0024】また、請求項3〜請求項7に記載の発明に
よれば、同様に、例えば入浴時に、洗剤をタオルやスポ
ンジにつけて体を洗うと、洗剤に添加された有色薬効エ
キスと同系色の泡が立つ。この有色薬効エキスは薬効を
有しているので、体を洗っている間に、有色薬効エキス
が直接肌から吸収されて特有の薬効が得られる。しか
も、その際、使用者が洗浄中の泡の色を見ることで、視
覚的にも薬液で洗っていることを意識させ、これにより
脳に刺激を与えて、有色薬効エキスの薬効を増大させる
働きがある。さらに、この洗剤に有色薬効エキスの特有
の香りがあるものならば、その香りを嗅ぐことで、この
薬効をさらに増大させることができる。
よれば、同様に、例えば入浴時に、洗剤をタオルやスポ
ンジにつけて体を洗うと、洗剤に添加された有色薬効エ
キスと同系色の泡が立つ。この有色薬効エキスは薬効を
有しているので、体を洗っている間に、有色薬効エキス
が直接肌から吸収されて特有の薬効が得られる。しか
も、その際、使用者が洗浄中の泡の色を見ることで、視
覚的にも薬液で洗っていることを意識させ、これにより
脳に刺激を与えて、有色薬効エキスの薬効を増大させる
働きがある。さらに、この洗剤に有色薬効エキスの特有
の香りがあるものならば、その香りを嗅ぐことで、この
薬効をさらに増大させることができる。
【0025】特に、請求項5に記載の発明によれば、有
色薬効エキスが、漢方薬,和漢薬,ハーブのうちの少な
くとも1種類であるので、単独の優れた薬効や色だけで
なく、複数の薬効と、多彩な色合いを得られる。
色薬効エキスが、漢方薬,和漢薬,ハーブのうちの少な
くとも1種類であるので、単独の優れた薬効や色だけで
なく、複数の薬効と、多彩な色合いを得られる。
【0026】また、請求項6に記載の発明によれば、有
色薬効エキスが、緑茶,シソ,サフラン,紅花,シコ
ン,クチナシのうちの少なくとも1種類であるので、比
較的安価に有色の泡と薬効とが得られる。
色薬効エキスが、緑茶,シソ,サフラン,紅花,シコ
ン,クチナシのうちの少なくとも1種類であるので、比
較的安価に有色の泡と薬効とが得られる。
【0027】さらに、請求項7に記載の発明によれば、
有色薬効エキスは液体であり、洗剤への有色薬効エキス
の添加量が5〜30重量%であるので、視覚的にも良好
な色を泡につけることができるともに、その後、水を流
すことで簡単に泡の色を消すことができる。
有色薬効エキスは液体であり、洗剤への有色薬効エキス
の添加量が5〜30重量%であるので、視覚的にも良好
な色を泡につけることができるともに、その後、水を流
すことで簡単に泡の色を消すことができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る洗剤を説明
する。まず、第1実施例を説明する。この第1実施例の
液体洗剤(洗剤)は、市販品である透明または半透明も
しくは白色の液体洗剤の一例であるボディーソープ中
に、それぞれ異なる薬効を持つ植物性の有色薬効エキス
であるクチナシエキス(青色)と、シコンエキス(茶
色)と、緑茶エキス(緑色)とを、おのおの単独で添加
して攪拌・製造したものである。これらの3種類のボデ
ィーソープは、それぞれ個別に泡立てたとき、各泡の色
がそれぞれの有色薬効エキスと同系色となり、しかも水
(お湯)で肌に付着した泡を流し落としたとき、容易に
泡の色が消える分量だけ添加したものである。具体的に
は、ボディーソープの中へ、3種類の有色薬効エキス
を、それぞれ個別に20重量%ずつ添加している。
する。まず、第1実施例を説明する。この第1実施例の
液体洗剤(洗剤)は、市販品である透明または半透明も
しくは白色の液体洗剤の一例であるボディーソープ中
に、それぞれ異なる薬効を持つ植物性の有色薬効エキス
であるクチナシエキス(青色)と、シコンエキス(茶
色)と、緑茶エキス(緑色)とを、おのおの単独で添加
して攪拌・製造したものである。これらの3種類のボデ
ィーソープは、それぞれ個別に泡立てたとき、各泡の色
がそれぞれの有色薬効エキスと同系色となり、しかも水
(お湯)で肌に付着した泡を流し落としたとき、容易に
泡の色が消える分量だけ添加したものである。具体的に
は、ボディーソープの中へ、3種類の有色薬効エキス
を、それぞれ個別に20重量%ずつ添加している。
【0029】こうして製造された3種類のボディーソー
プは、図1に示すような容器内が3つの貯液室に分けら
れた手押しポンプ式の液体洗剤用容器を使用した方が便
利である。図1において、10は第1実施例に係る色彩
が異なる3種類の液体洗剤を、それぞれ個別に収納し、
好みの液体洗剤を単独で注出できる手押しポンプ式の液
体洗剤用容器である。図1において、この手押しポンプ
式の液体洗剤用容器10は、容器本体11と、ポンプユ
ニット12と、を備えている。
プは、図1に示すような容器内が3つの貯液室に分けら
れた手押しポンプ式の液体洗剤用容器を使用した方が便
利である。図1において、10は第1実施例に係る色彩
が異なる3種類の液体洗剤を、それぞれ個別に収納し、
好みの液体洗剤を単独で注出できる手押しポンプ式の液
体洗剤用容器である。図1において、この手押しポンプ
式の液体洗剤用容器10は、容器本体11と、ポンプユ
ニット12と、を備えている。
【0030】容器本体11は、容器底面の中心部から容
器内へ向かって上端面が開口した固定軸筒11aが直角
に立設されている。固定軸筒11aの外周面には、12
0度毎に、先端が容器内周面に連結された3枚の仕切り
板11bが放射外方へ向かって延びている。これによ
り、容器本体11内が3つの貯液室11A〜11Cに区
画される。なお、この固定軸筒11aの下端部には、周
面の各仕切り板11b間において等間隔でかつ同一高さ
位置でもって、合計3個の液体出口11cが形成されて
いる(図2も参照)。
器内へ向かって上端面が開口した固定軸筒11aが直角
に立設されている。固定軸筒11aの外周面には、12
0度毎に、先端が容器内周面に連結された3枚の仕切り
板11bが放射外方へ向かって延びている。これによ
り、容器本体11内が3つの貯液室11A〜11Cに区
画される。なお、この固定軸筒11aの下端部には、周
面の各仕切り板11b間において等間隔でかつ同一高さ
位置でもって、合計3個の液体出口11cが形成されて
いる(図2も参照)。
【0031】容器本体11の細首の開口部には、ポンプ
ユニット12が螺着されている。ポンプユニット12
は、容器本体11の開口部に螺合可能なシリンダ形状の
ポンプ本体12aを主とする。ポンプ本体12aの内部
には、弁付きの中空ピストン部12bが周方向へ回転可
能に収納されている。この中空ピストン部12bは、ポ
ンプ本体12a内に収納された図外のスプリングにより
常時外方へ付勢されている。中空ピストン部12bの一
端部には、固定軸筒11aに回動可能に挿入される細い
吸い上げ管12cの元部が固着されている。そして、こ
の中空ピストン部12bの他端部には、ポンプの手押し
部分となって、先端部が屈曲した吐出管を有する吐出ノ
ズル部12dが一体的に連結されている。なお、吸い上
げ管12cの先端部の周面には、この管12bを周方向
へ回動させたときに、3個の液体出口11cに対してお
のおの別個に連通可能な1個の吸い込み口12eが形成
されている(図2参照)。
ユニット12が螺着されている。ポンプユニット12
は、容器本体11の開口部に螺合可能なシリンダ形状の
ポンプ本体12aを主とする。ポンプ本体12aの内部
には、弁付きの中空ピストン部12bが周方向へ回転可
能に収納されている。この中空ピストン部12bは、ポ
ンプ本体12a内に収納された図外のスプリングにより
常時外方へ付勢されている。中空ピストン部12bの一
端部には、固定軸筒11aに回動可能に挿入される細い
吸い上げ管12cの元部が固着されている。そして、こ
の中空ピストン部12bの他端部には、ポンプの手押し
部分となって、先端部が屈曲した吐出管を有する吐出ノ
ズル部12dが一体的に連結されている。なお、吸い上
げ管12cの先端部の周面には、この管12bを周方向
へ回動させたときに、3個の液体出口11cに対してお
のおの別個に連通可能な1個の吸い込み口12eが形成
されている(図2参照)。
【0032】この液体洗剤用容器10の使用時には、図
1および図2に示すように、容器本体11内の各貯液室
11A〜11C内に、クチナシのボディーソープ(青
色)と、シコンのボディーソープ(茶色)と、緑茶のボ
ディーソープ(緑色)とをそれぞれ個別に注入してお
く。その後、固定軸筒11aに吸い上げ管12cを挿入
した状態で、容器本体11の開口部にポンプユニット1
2を螺着する。
1および図2に示すように、容器本体11内の各貯液室
11A〜11C内に、クチナシのボディーソープ(青
色)と、シコンのボディーソープ(茶色)と、緑茶のボ
ディーソープ(緑色)とをそれぞれ個別に注入してお
く。その後、固定軸筒11aに吸い上げ管12cを挿入
した状態で、容器本体11の開口部にポンプユニット1
2を螺着する。
【0033】入浴時、例えば使用者がクチナシのボディ
ーソープで体を洗いたい場合には、吐出ノズル部12d
を手で掴み、これを所定方向へ所定角度だけ回動させる
ことで、固定軸筒11a内で吸い上げ管12cが同方向
へ同じ角度だけ回動し、吸い込み口12eを、クチナシ
のボディーソープを入れた貯液室11A側の液体出口1
1cに合致させる。それから、吐出ノズル部12dの頭
部を押すことで、青いクチンシのボディーソープを吐出
管より吐出させることができる。なお、シコンや緑茶の
ボディーソープの場合も同様の操作を行う。また、この
吐出させたボディーソープを別の泡立て用のシェイク容
器に移し、これを手でシェイクして、容器内のボディー
ソープを予め泡立ててから使用するようにしてもよい。
この場合、シェイク容器の開口部に、液体洗剤用容器1
0と同じような手押し式のポンプユニットを取り付けれ
ば、さらに便利である。
ーソープで体を洗いたい場合には、吐出ノズル部12d
を手で掴み、これを所定方向へ所定角度だけ回動させる
ことで、固定軸筒11a内で吸い上げ管12cが同方向
へ同じ角度だけ回動し、吸い込み口12eを、クチナシ
のボディーソープを入れた貯液室11A側の液体出口1
1cに合致させる。それから、吐出ノズル部12dの頭
部を押すことで、青いクチンシのボディーソープを吐出
管より吐出させることができる。なお、シコンや緑茶の
ボディーソープの場合も同様の操作を行う。また、この
吐出させたボディーソープを別の泡立て用のシェイク容
器に移し、これを手でシェイクして、容器内のボディー
ソープを予め泡立ててから使用するようにしてもよい。
この場合、シェイク容器の開口部に、液体洗剤用容器1
0と同じような手押し式のポンプユニットを取り付けれ
ば、さらに便利である。
【0034】このように、液体洗剤用容器10として、
3種類の液体(液体洗剤以外の液体でもよい)を個別に
収納する貯液室11A〜11Cと、各貯液室11A〜1
1C内の液体を外部吐出するポンプユニット12と、を
備えたものを採用したので、外部へ突出した吐出ノズル
部12dを回転させて、固定軸筒11a内の吸い上げ管
12cを周方向へ回転させ、これにより吸い上げ管12
c側の吸い込み口12eを、固定軸筒11a側の液体出
口11cの何れかに合致させて、ポンプユニット12に
より各液体を個別に吐出することができる。
3種類の液体(液体洗剤以外の液体でもよい)を個別に
収納する貯液室11A〜11Cと、各貯液室11A〜1
1C内の液体を外部吐出するポンプユニット12と、を
備えたものを採用したので、外部へ突出した吐出ノズル
部12dを回転させて、固定軸筒11a内の吸い上げ管
12cを周方向へ回転させ、これにより吸い上げ管12
c側の吸い込み口12eを、固定軸筒11a側の液体出
口11cの何れかに合致させて、ポンプユニット12に
より各液体を個別に吐出することができる。
【0035】なお、容器本体11内に形成される貯液室
の数は、3つに限定しなくても、2つまたは4つ以上で
あってもよい。その場合、当然ながら固定軸筒11aに
形成される液体出口11cの形成個数も増減する。既存
の手押しポンプ式の液体洗剤用容器は、吐出ノズル部
と、吸い上げ管(通常は可撓性のチューブ)とが一体的
に周方向へ回転する構造を有している。よって、このよ
うな複数液体を個別に吐出できる手押しポンプ式の容器
が、比較的簡単な設計変更により製造できる。
の数は、3つに限定しなくても、2つまたは4つ以上で
あってもよい。その場合、当然ながら固定軸筒11aに
形成される液体出口11cの形成個数も増減する。既存
の手押しポンプ式の液体洗剤用容器は、吐出ノズル部
と、吸い上げ管(通常は可撓性のチューブ)とが一体的
に周方向へ回転する構造を有している。よって、このよ
うな複数液体を個別に吐出できる手押しポンプ式の容器
が、比較的簡単な設計変更により製造できる。
【0036】こうして取り出された例えば青色のクチナ
シのボディーソープは、スポンジに付着して体に擦りつ
けることで、体の汚れを落とすことができる。しかも、
液体洗剤に添加された有色薬効エキスのクチナシと同系
色の青い泡が立つ。このクチナシは薬効を有している。
したがって、体を洗っている間に、このエキスが直接肌
から吸収されて特有の薬効が得られる。しかも、使用者
が洗浄中の泡の色である青色(クチナシの色)を見るこ
とで、視覚的にもクチナシで洗っていることを意識させ
る。その結果、脳に刺激を与えて、クチナシの薬効を増
大させる働きがある。また、各有色薬効エキスの香りも
するので、これを嗅ぐことにより、さらに薬効を増大で
きる。
シのボディーソープは、スポンジに付着して体に擦りつ
けることで、体の汚れを落とすことができる。しかも、
液体洗剤に添加された有色薬効エキスのクチナシと同系
色の青い泡が立つ。このクチナシは薬効を有している。
したがって、体を洗っている間に、このエキスが直接肌
から吸収されて特有の薬効が得られる。しかも、使用者
が洗浄中の泡の色である青色(クチナシの色)を見るこ
とで、視覚的にもクチナシで洗っていることを意識させ
る。その結果、脳に刺激を与えて、クチナシの薬効を増
大させる働きがある。また、各有色薬効エキスの香りも
するので、これを嗅ぐことにより、さらに薬効を増大で
きる。
【0037】なお、このクチナシエキスは液体であり、
ボディーソープ中におけるクチナシエキスの添加割合が
20重量%(他のエキスの添加量も同じ)であるので、
視覚的にも良好な色を泡につけることができるともに、
その後、水を流すことで簡単に泡の色を消すことができ
る。
ボディーソープ中におけるクチナシエキスの添加割合が
20重量%(他のエキスの添加量も同じ)であるので、
視覚的にも良好な色を泡につけることができるともに、
その後、水を流すことで簡単に泡の色を消すことができ
る。
【0038】次に、この発明の第2実施例を説明する。
第2実施例の液体洗剤は、第1実施例の各有色薬効エキ
スに代えて、ボディーソープ中に、それぞれ赤,青,黄
の3種類の市販の食用色素を所定量ずつ、個別に添加し
た例である。赤色の食用色素としては、食用真赤色(株
式会社大黒色素製)が採用されている。この食用真赤色
は、20%の食用赤色102号(赤色素=ニューコクシ
ン)と、80%のデキストリンとからなる。青色の食用
色素としては、食用青色1号(株式会社大黒色素製/青
色素=ブリリアンブルー)が採用されている。この食用
青色1号は、80%の食用青色1号と、20%のデキス
トリンとからなる。また、黄色の食用色素として、食用
黄色4号(株式会社大黒色素製/黄色素=タートラジ
ン,アルミニウムレーキ)を採用している。この食用黄
色4号は、80%の食用黄色4号と、20%の硫酸ナト
リウムとからなる。なお、食用赤色102号,食用青色
1号,食用黄色4号は合成色素である。
第2実施例の液体洗剤は、第1実施例の各有色薬効エキ
スに代えて、ボディーソープ中に、それぞれ赤,青,黄
の3種類の市販の食用色素を所定量ずつ、個別に添加し
た例である。赤色の食用色素としては、食用真赤色(株
式会社大黒色素製)が採用されている。この食用真赤色
は、20%の食用赤色102号(赤色素=ニューコクシ
ン)と、80%のデキストリンとからなる。青色の食用
色素としては、食用青色1号(株式会社大黒色素製/青
色素=ブリリアンブルー)が採用されている。この食用
青色1号は、80%の食用青色1号と、20%のデキス
トリンとからなる。また、黄色の食用色素として、食用
黄色4号(株式会社大黒色素製/黄色素=タートラジ
ン,アルミニウムレーキ)を採用している。この食用黄
色4号は、80%の食用黄色4号と、20%の硫酸ナト
リウムとからなる。なお、食用赤色102号,食用青色
1号,食用黄色4号は合成色素である。
【0039】各食用色素の添加量は、その主成分である
食用赤色102号,食用青色1号および食用黄色4号
が、各々洗剤100重量部に対して、0.006〜2.
0重量部の範囲になる量としている。具体的には、食用
赤色102号が0.01重量部,食用青色1号が0.0
1重量部,食用黄色4号が0.01重量部である。この
ように、洗剤中に洗剤を泡立てたときの泡の色が有色で
あって、かつ洗い流しの水で容易に泡の色が消える分量
だけ添加しているので、泡の色を視覚的に楽しむことが
でき、しかも子供に手洗いや入浴などを励行させるよう
に仕向けることもできる。さらに、この第2実施例で
は、色素成分に合成色素を採用しているので、洗剤を比
較的安価に製造できる。その結果、洗剤を、白色の泡し
かでない一般の洗剤と同じ価格か、もしくはそれに近い
価格とすることも可能となる。なお、その他の構成およ
び作用は、第1実施例と同様であるので、その説明を省
略する。
食用赤色102号,食用青色1号および食用黄色4号
が、各々洗剤100重量部に対して、0.006〜2.
0重量部の範囲になる量としている。具体的には、食用
赤色102号が0.01重量部,食用青色1号が0.0
1重量部,食用黄色4号が0.01重量部である。この
ように、洗剤中に洗剤を泡立てたときの泡の色が有色で
あって、かつ洗い流しの水で容易に泡の色が消える分量
だけ添加しているので、泡の色を視覚的に楽しむことが
でき、しかも子供に手洗いや入浴などを励行させるよう
に仕向けることもできる。さらに、この第2実施例で
は、色素成分に合成色素を採用しているので、洗剤を比
較的安価に製造できる。その結果、洗剤を、白色の泡し
かでない一般の洗剤と同じ価格か、もしくはそれに近い
価格とすることも可能となる。なお、その他の構成およ
び作用は、第1実施例と同様であるので、その説明を省
略する。
【0040】
【発明の効果】請求項1,請求項2に記載の発明によれ
ば、洗剤中に、合成色素および/または天然色素を適量
加えることで、有色になった泡を視覚的に楽しむことが
でき、子供に手洗いや入浴などを励行させるように仕向
けることができ、しかも洗い流しの水で容易に泡の色を
消すことができる。
ば、洗剤中に、合成色素および/または天然色素を適量
加えることで、有色になった泡を視覚的に楽しむことが
でき、子供に手洗いや入浴などを励行させるように仕向
けることができ、しかも洗い流しの水で容易に泡の色を
消すことができる。
【0041】請求項3〜請求項7に記載の発明によれ
ば、薬効を有する植物性の有色薬効エキスを、洗剤を泡
立てたときの泡の色が有色薬効エキスと同系色であっ
て、かつ洗い流しの水で容易に泡の色が消える分量だけ
添加したので、有色薬効エキスが直接肌から吸収されて
その特有の薬効を現出し、しかも使用者が洗浄中の泡の
色を見ることで、視覚的に脳へ刺激を与え、有色薬効エ
キスの薬効を増大させることができる。
ば、薬効を有する植物性の有色薬効エキスを、洗剤を泡
立てたときの泡の色が有色薬効エキスと同系色であっ
て、かつ洗い流しの水で容易に泡の色が消える分量だけ
添加したので、有色薬効エキスが直接肌から吸収されて
その特有の薬効を現出し、しかも使用者が洗浄中の泡の
色を見ることで、視覚的に脳へ刺激を与え、有色薬効エ
キスの薬効を増大させることができる。
【0042】特に、請求項5に記載の発明によれば、有
色薬効エキスが、漢方薬,和漢薬,ハーブのうちの少な
くとも1種類であるので、単独の優れた薬効や色だけで
なく、複数の薬効と、多彩な色合いを得られる。
色薬効エキスが、漢方薬,和漢薬,ハーブのうちの少な
くとも1種類であるので、単独の優れた薬効や色だけで
なく、複数の薬効と、多彩な色合いを得られる。
【0043】また、請求項6に記載の発明によれば、有
色薬効エキスが、緑茶,シソ,サフラン,紅花,シコ
ン,クチナシのうちの少なくとも1種類であるので、比
較的安価に有色の泡と薬効とが得られる。
色薬効エキスが、緑茶,シソ,サフラン,紅花,シコ
ン,クチナシのうちの少なくとも1種類であるので、比
較的安価に有色の泡と薬効とが得られる。
【0044】さらに、請求項7に記載の発明によれば、
上記有色薬効エキスは液体であり、上記洗剤への有色薬
効エキスの添加量が5〜30重量%であるので、視覚的
にも良好な色を泡につけることができるともに、その
後、水を流すことで簡単に泡の色を消すことができる。
上記有色薬効エキスは液体であり、上記洗剤への有色薬
効エキスの添加量が5〜30重量%であるので、視覚的
にも良好な色を泡につけることができるともに、その
後、水を流すことで簡単に泡の色を消すことができる。
【図1】この発明の第1実施例に係る3種類の液体洗剤
を個別に収納できる手押しポンプ式の液体洗剤用容器の
斜視図である。
を個別に収納できる手押しポンプ式の液体洗剤用容器の
斜視図である。
【図2】この発明の第1実施例に係る3種類の液体洗剤
を個別に収納できる手押しポンプ式の液体洗剤用容器の
低部高さ位置での断面図である。
を個別に収納できる手押しポンプ式の液体洗剤用容器の
低部高さ位置での断面図である。
10 手押しポンプ式の液体洗剤用容器、 11 容器本体、 12 ポンプユニット。
Claims (7)
- 【請求項1】 合成色素および/または天然色素を、洗
剤を泡立てたときの泡の色が有色であって、かつ洗い流
しの水で容易に泡の色が消える分量だけ添加した洗剤。 - 【請求項2】 性状が液体である請求項1に記載の洗
剤。 - 【請求項3】 薬効を有する植物性の有色薬効エキス
を、洗剤を泡立てたときの泡の色が上記有色薬効エキス
と同系色であって、かつ洗い流しの水で容易に泡の色が
消える分量だけ添加した洗剤。 - 【請求項4】 性状が液体である請求項3に記載の洗
剤。 - 【請求項5】 上記有色薬効エキスが、漢方薬,和漢
薬,ハーブのうちの少なくとも1種類である請求項3ま
たは請求項4に記載の洗剤。 - 【請求項6】 上記有色薬効エキスが、緑茶,シソ,サ
フラン,紅花,シコン,クチナシのうちの少なくとも1
種類である請求項3〜請求項5のうち何れか1項に記載
の洗剤。 - 【請求項7】 上記有色薬効エキスは液体であり、上記
洗剤への有色薬効エキスの添加量が5〜30重量%であ
る請求項3〜請求項6のうち何れか1項に記載の洗剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10129952A JPH11263996A (ja) | 1998-01-16 | 1998-05-13 | 洗 剤 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2022598 | 1998-01-16 | ||
JP10-20225 | 1998-01-16 | ||
JP10129952A JPH11263996A (ja) | 1998-01-16 | 1998-05-13 | 洗 剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11263996A true JPH11263996A (ja) | 1999-09-28 |
Family
ID=26357134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10129952A Pending JPH11263996A (ja) | 1998-01-16 | 1998-05-13 | 洗 剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11263996A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011151880A1 (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-08 | ホーユー 株式会社 | 毛髪化粧料組成物及びその使用方法 |
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WO2014199884A1 (ja) | 2013-06-13 | 2014-12-18 | 花王株式会社 | 洗浄剤組成物 |
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WO2023085108A1 (ja) * | 2021-11-09 | 2023-05-19 | 株式会社ビューロ | 溶液製造方法および溶液 |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP10129952A patent/JPH11263996A/ja active Pending
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CN118201584A (zh) * | 2021-11-09 | 2024-06-14 | 株式会社比罗 | 溶液制造方法及溶液 |
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