JPH11255253A - 使い捨てコップ用蓋 - Google Patents

使い捨てコップ用蓋

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Publication number
JPH11255253A
JPH11255253A JP10076428A JP7642898A JPH11255253A JP H11255253 A JPH11255253 A JP H11255253A JP 10076428 A JP10076428 A JP 10076428A JP 7642898 A JP7642898 A JP 7642898A JP H11255253 A JPH11255253 A JP H11255253A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
cup
disposable cup
groove
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP10076428A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Matsumoto
尚志 松本
Shigeki Yamamoto
繁樹 山本
Sakae Suzuki
栄 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EMG Marketing GK
Original Assignee
Esso Sekiyu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Esso Sekiyu KK filed Critical Esso Sekiyu KK
Priority to JP10076428A priority Critical patent/JPH11255253A/ja
Publication of JPH11255253A publication Critical patent/JPH11255253A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は乗車中のドライバー等に便利なよう
に片手で扱うことができ、飲物がこぼれることも防げ、
香りも楽しめる上に保温・防塵効果もある使い捨てコッ
プの蓋を提供するものである。 【解決手段】 本発明は肉厚に形成された使い捨てコッ
プの円周状口部に、外周縁部の溝が弾性的に嵌合する形
態でコップの開口部を覆うようにされたプラスチック製
の蓋であって、上記外周縁部の溝に連続して上方に凸部
形状となるように環状の飲み口を形成し、その環状の飲
み口に長径部が内接するような位置関係で楕円状の孔を
穿設し、該楕円状の孔を囲むように凹部を構成するもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙やプラスチック
製の使い捨てコップ用の蓋に関するもので、特に乗車中
のドライバー等が片手でもコーヒー等が飲めるように工
夫された使い捨てコップの蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使い捨てコップは種々考案さ
れ、市場にも出回っている。単純なものでは紙コップに
コーヒーをいれ、それにプラスチック製の蓋を被せたも
のがある。この蓋は周縁部に構成された溝が肉厚になっ
ているコップの口部に、弾性的に嵌合する形態でコップ
の開口部を覆うようにされており、これは主としてコー
ヒーの保温と防塵そして運搬時にこぼれを防止する目的
で用いられる。しかしこのコップではコーヒーを飲むた
めに蓋を開けなくてはならず、これを乗車中片手で行う
ことは困難であるし、車の中など揺れのある場所で蓋を
開けた状態で手に持ったり仮置きした場合などは中身が
こぼれ、衣服や車内を汚してしまうという問題もある。
このため、コップの蓋に吸い口を付けたものやストロー
を差し込めるようにしたもの、また蓋部の特定部に多数
の小孔を開けてそこからコーヒー等を吸い込んで飲むよ
うにしたものなどがドライバー用に考案されている。し
かし、これらのものは揺れに対して飲物がこぼれること
を防ぐことできる点で効果的であるが、コーヒー等の嗜
好飲料の飲み方として今一つ満足されなかった。
【0003】この状況の中で、本出願人は先に「開閉自
在な注入口を有するコップ用の蓋」を発明し、特願平9
−350148号として出願した。この発明は「抽出口
が形成されているパネル面の外周部に、コップの開口縁
に嵌合するコップ嵌合溝部を有する蓋本体と、該蓋本体
の前記パネル面に回動自在に軸着され、少なくとも前記
抽出口を覆うことのできる大きさの抽出口覆い板部を有
し、その先端部に前記蓋本体の前記コップ嵌合溝部に沿
って移動可能に嵌合するガイド溝部が形成されている抽
出シャッターとからなり、該抽出口シャッターのガイド
溝部のガイド外壁の下端部に指係合片を有するアタッチ
メントを備え、ワンタッチで前記抽出口が開閉できるよ
うにしたことを特徴とする開閉自在な抽出口を有するコ
ップ用の蓋。」である。この先願発明は運搬中や車中の
振動による飲料液のこぼれを効果的に防止すると共に、
片手で容易に扱える等の効果を有するものであるが、抽
出口シャッターとアタッチメントという特有の構成を必
要とし、コストの面で割高になってしまうという問題
と、ドライバー用に開発された他のコップ用蓋と同様に
飲物の香りを楽しむことが出来ないという問題をもって
いた。嗜好品である飲物、特にコーヒーは単に舌で味わ
うだけでなく、その香りをも楽しんで飲むものであるか
ら、これらのものはその点で消費者の満足を得ることが
出来なかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は乗車中のドラ
イバー等に便利なように片手で扱うことができ、飲物が
こぼれることも防げ、香りも楽しめる上に保温・防塵効
果もある使い捨てコップの蓋を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は肉厚に形成された使い捨てコップの円周状
口部に、外周縁部の溝が弾性的に嵌合する形態でコップ
の開口部を覆うようにされたプラスチック製の蓋であっ
て、上記外周縁部の溝に連続して上方に凸部形状となる
ように環状の飲み口を形成し、その環状の飲み口に長径
部が内接するような位置関係で楕円状の孔を穿設し、該
楕円状の孔を囲むように凹部を構成するものである。
【0006】
【作用】本発明は上記の構成を有するものであって、ド
ライバーがドライブインやガソリンスタンド等運転途上
に立ち寄った店でコーヒー等の嗜好飲料を購入する際に
は、使い捨てコップに飲物が注がれた後、本発明の蓋を
嵌められた状態で渡されることになる。ドライバーはそ
れを車に持ち込み運転席で飲むことになるが、その際蓋
には既に孔が穿設されているので蓋を外す必要もなく孔
を開ける必要もない。蓋に口をつけてすぐに飲むことが
できるが、その蓋にはプルタブ式缶飲料の飲み口に似せ
た凸状形状の環状の飲み口が形成されているので、蓋を
介して飲むという不自然感はなく、缶から飲んでいるよ
うな自然の口当たりで飲むことが出来る。しかも飲むた
めの孔は口から鼻に向かって楕円状に延びているため、
コーヒー等の嗜好飲料の香りを効果的に楽しむことが出
来るものである。また、この蓋は購入時から飲み終わる
まで、コップの開口部のほとんどを覆ったままで、外す
必要の無いものであるから、保温効果や防塵効果も優れ
たものであるうえ、車の振動によっても飲料液がコップ
からこぼれることを防ぐことが出来るものである。更に
楕円孔を囲うように凹部が形成されているので、たとえ
飲料液がこの孔から跳ね出しても環状の飲み口で周りへ
の飛散が防げると共にその飲料液は凹部に集められ、孔
からコップに戻される。この孔は楕円形状でなければな
らないわけではなく、長孔形状で有れば他の形状であっ
ても問題はない。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施例を示す蓋の
平面図Aと側面断面図Bで、図2は本発明の蓋が使用さ
れる使い捨てコップの平面図Aと側面図Bである。この
側面図Bの左半分は外面図、右半分は断面図となってい
る。図2に示されている使い捨てコップ7は一般に使わ
れているものと特に変わりのないもので、テーパー状の
円筒部9の解放端部は丸く折り返されて肉厚となった飲
み口8が形成され、底の方は底板10の折曲げ部を包む
ように折り返されている。
【0008】図1と図3の斜視図から分かるように、こ
の蓋1は外周縁に形成された凹溝5とコップ7の飲み口
8が弾性的に嵌合して両者が固着される。この実施例で
は凹溝5の下方にはロート状の開口部が形成されている
が、これはコップとの嵌合の際ガイドの役割を果たすも
のである。そして図1のBの側面図から明らかなように
蓋は平坦な円板形状ではなく、上記周縁部の溝に連続し
て上方に凸部形状となるように環状の飲み口2が形成さ
れている。更にその環状の飲み口2に長径部が内接する
ような位置関係で楕円状の孔3が穿設され、該楕円状の
孔3を囲むように鍵穴形状の凹部4が構成されているも
のである。この孔3の近傍に口をつけ飲料液を飲むわけ
であるが、飲み口2の凸部形状が容器の自然な口当たり
となって飲み易く、また孔3の形状も楕円形状で半径方
向に延びているため、空気が流入し易い上に鼻の近くま
で開口していてコーヒー等の嗜好飲料の香りを楽しむこ
とが出来る。また、この蓋は常時コップの開口部のほと
んどを覆ったままで、外す必要の無いものであるから、
こぼれ防止、保温効果そして防塵効果も優れたものであ
る。たとえ飲料液がこの孔から跳ね出しても凸部形状の
環状飲み口2が周りへの飛散が防げると共にその飲料液
は凹部に集められ、孔3からコップ内に戻され、衣服や
車中を汚すことはない。
【0009】この蓋体はプラスチック材フィルムを型圧
し成形によって1工程で簡単に製造できるので、先願の
ものに比べコストを極めて低く押さえることができる。
また、材質的にはこの実施例のようなプラスチックがも
っとも簡便であるが、他の材質例えばアルミ箔とプラス
チックフィルムを積層した合成アルミフィルムやアルミ
ニュウムやステンレス等の金属薄板あるいは紙材などを
用いることも出来る。
【0010】
【発明の効果】以上説明してきたことからも分かるよう
に、本発明のコップ用の蓋は、嗜好飲料液の入った使い
捨てコップの開口部のほとんどを常に覆うものであるか
ら、基本的に飲物がこぼれることを防げる上に保温・防
塵効果を有するものあって、しかも飲むための孔は既に
開口されているので、開口のための手間は掛からず、片
手で扱えて特に乗車中のドライバーに便利である上、孔
の形状が楕円等の長孔とされているので、飲む人にコー
ヒー等の嗜好飲料の香りを十分に楽しませることが出来
るものである。更に、この蓋はプラスチック材等により
1回の型圧し工程で造ることができ、手間も掛からず容
易にしたがってコストも低く得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の蓋を示す図であって、Aは上方からみ
た平面図、Bは左半分が側面外表図で右半分は側面断面
図である。
【図2】本発明の蓋が用いられる使い捨てコップを示す
図であって、Aは上方からみた平面図であり、Bは左半
分が側面外表図で右半分が側面断面図である。
【図3】本発明の蓋が使い捨てカップに嵌合されたとき
の斜視図である。
【符号の説明】
1 蓋 7 使い捨てコ
ップ 2 環状の飲み口 8 肉厚の口部 3 孔 9 テーパー状
の側壁 4 凹部 10 底板 5 環状の溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 肉厚に形成された使い捨てコップの円周
    状口部に、外周縁部の溝が弾性的に嵌合する形態でコッ
    プの開口部を覆うようにされたプラスチック製の蓋であ
    って、上記周縁部の溝に連続して上方に凸部形状となる
    ように周縁部に環状の飲み口を形成し、その環状の飲み
    口に長径部が内接するような位置関係で長孔を穿設し、
    該長孔を囲むように凹部を構成する使い捨てコップ用
    蓋。
  2. 【請求項2】 飲み口の凸状形状がプルタブ式缶飲料の
    飲み口のように形成されてなる請求項1に記載の使い捨
    てコップ用蓋。
  3. 【請求項3】 長孔が概ね楕円形状である請求項1又は
    2に記載の使い捨てコップ用蓋。
  4. 【請求項4】 凹部は蓋の外周縁と同心円部と孔部を含
    む概ね鍵穴形状であることを特徴とする請求項1乃至3
    に記載の使い捨てコップ用蓋。
JP10076428A 1998-03-11 1998-03-11 使い捨てコップ用蓋 Withdrawn JPH11255253A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10076428A JPH11255253A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 使い捨てコップ用蓋

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JP10076428A JPH11255253A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 使い捨てコップ用蓋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11255253A true JPH11255253A (ja) 1999-09-21

Family

ID=13604908

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10076428A Withdrawn JPH11255253A (ja) 1998-03-11 1998-03-11 使い捨てコップ用蓋

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JP (1) JPH11255253A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005022757A (ja) * 2003-06-12 2005-01-27 Toyo Seikan Kaisha Ltd カップ型容器の開封部材
US8313002B2 (en) 2009-05-28 2012-11-20 Shintaro Tokunaga Lid for beverage container

Cited By (2)

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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

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Effective date: 20050607