JPH11253503A - 往復動装置 - Google Patents

往復動装置

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Publication number
JPH11253503A
JPH11253503A JP10106876A JP10687698A JPH11253503A JP H11253503 A JPH11253503 A JP H11253503A JP 10106876 A JP10106876 A JP 10106876A JP 10687698 A JP10687698 A JP 10687698A JP H11253503 A JPH11253503 A JP H11253503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
foot
dog
rewinding
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP10106876A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yashiro
弘 家城
Kazuhiko Ishio
和彦 石尾
Masabumi Yamagami
正文 山上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Gunze Ltd filed Critical Gunze Ltd
Priority to JP10106876A priority Critical patent/JPH11253503A/ja
Publication of JPH11253503A publication Critical patent/JPH11253503A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンパクトで、シンプルな往復動装置を提供
し、ベッドに取付け可能なリハビリ用装置を提供する。 【解決手段】 本発明の往復動装置は、作用環を接続し
たベルトの巻上げ巻き戻しにより上下又は左右前後に往
復動させる装置において、一定長のベルトの一方端に作
用環を連結し、同ベルトの他方端近傍に取付け位置可変
にドグを設けると共に、他方端は巻上げプーリに固定
し、ドグの位置を検出することにより巻き戻しを開始す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ワイヤーやベルトを利用した
往復動装置に関するものである。更には装置を小型化
し、コンパクトにまとめ装置の移動や設置を容易にした
ものである。
【0001】
【従来の技術】従来の往復動装置では、巻上げ軸の回転
数あるいはベルトのストロークを検出して往復動制御を
しているものが多い。又、医療用の機具においても台車
に乗せて移動するものが多く、取扱いも大変であるし、
場所や周囲の環境にも配慮しないとなかなか活用しにく
い面があった。
【0002】
【発明が解決しょうとする課題】装置をコンパクトにし
て持ち運びが容易であり、更に患者のベッドに取付け可
能とし、場所や周囲の環境を意識せずにリハビリが行え
るような装置を提供することを目的とする。又、モータ
ーによる動力と患者の回復力とをバランスさせるように
して動力を活用することにより、リハビリの効果を上げ
るための苦痛をより少なくすることを目的とする。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明の往復動装置は、
作用環を接続したベルトの巻上げ巻き戻しにより上下又
は左右前後に往復動させる装置において、一定長のベル
トの一方端に作用環を連結し、同ベルトの他方端近傍に
取付け位置可変にドグを設けると共に、他方端は巻上げ
プーリに固定し、ドグの位置を検出することにより巻き
戻しを開始することを特徴とする。
【0004】請求項2の往復動装置は、前記巻上げ軸は
小型モータに接続され、同駆動部は小型携帯用ボックス
内に設けられると共に、医療用ベッドのフレームに取付
け可能な金具が設けられ、ベッドに備えるベルト張架用
フレームに張架されたベルトと組み合わせリハビリ用に
用いられることを特徴とする。
【0005】請求項3の往復動装置は、前記小型モータ
が巻き戻し時には選定したブレーキ制動力が作用し、患
者の意志に基づく訓練能力の向上に対応して駆動するこ
とを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図面を参照し、装置の構造と機能
について説明する。
【0007】
【実施例】図1は、本発明による往復動装置1を示す。
作用環2はベルト3の一方端に接続され、ベルト3の他
方端は巻上げプーリ5に固定されている。同作用環2
は、環状の吊り具だけでなくベルト3の先端に孔を設け
ただけのものであり別途紐等で結び付ける構成でも良い
し、ベルト3そのものが紐等であって直接対象物に結ぶ
形式であっても良い。即ち作用環2は、環状の形状に限
定されるものでなく、対象物と接続するために用いる構
成を表わしている。ベルト3の他方端近傍に取付け位置
を可変にドグ4を設ける。ドグ4は押し釦4aを押し込
むことにより、ベルト3への固定が開放され同ベルト上
を自由に移動可能となり、任意の位置で押し釦4aを放
すことによりその位置に固定することができる。ドグ4
は、実施例のようにスライド可能な構成でなく、例えば
ズボンのバンドの止め具のような形式でも良いし、取付
け位置を調節できる構成でセンサー9に作用するものな
らば如何なる構造であっても良い。
【0008】作用環2は、患者の患部足、あるいは腕等
に接続される。ベルト3の長さは、患者の体格、ベッド
の寸法等を考慮して一定の長さに切断したものを用い
る。ベルト3は、必要によって一部をリードロープ10
を接続してあり滑車等を利用しやすくしてある。この場
合でもベルト3とリードロープ10との合計長さは、所
要の長さで一定にする必要がある。ベルト3には、ベル
ト以外にワイヤー、ロープ、チェーン等を用いても良い
し、これらを組み合わせて使用しても良い。
【0009】該所要の長さは、ベルト3がプーリ5より
完全に巻き戻され、患部足11を上下動させるストロー
クのほぼ最下位にした状態で、ベルト3に弛みがない長
さである。勿論リードロープ10を張架する滑車12の
位置等を調節してベルト3の長さに合わせる構造として
も良い。巻上げプーリ5は、巻上げ軸6、継ぎ手7を介
してモータ8に接続してある。モータ8はDC(直流)
モータに限られるものでないが、必要な減速機、ブレー
キ機構、制御装置を備え、リハビリに適当な速度、ブレ
ーキ制動力の設定、正転逆転の制御等を可能としてい
る。
【0010】ドグ4がセンサー9(光センサ、磁気セン
サ、リミットスイッチ等)に作用すると、モータ8が逆
転する機構になっている。センサー9は、プーリ5の近
傍で本体20に固定されている。本体20は、金属、プ
ラスチック等の材料からなる箱体であり、内部にモータ
8、プーリ5等の駆動装置と表面には制御関係のスイッ
チ類、そして本体の裏面あるいは底面を利用して、パイ
プ製、角材製、軽量形材製等あらゆる形態のベッドに固
定可能な取り付け構造を有している。尚、本体20の固
定は、ベッド近傍で本機が確実に固定できれば良いので
あり、ベッドのフレームに限定されるものでない。例え
ばベッドの上部に渡したフレームに本機を取り付けても
良いし、ベッド近傍の装置や建屋の構造物に取り付けて
も良い。
【0011】図面2では、2個の締め付け用ネジ21、
取付け金具22により、ベッドのフレーム等に固定可能
としている。
【0012】次に装置の動作について説明する。図3に
おいて患部足11を作用環2に引っ掛け、足11のリハ
ビリする範囲(例えば上下する寸法L)を決定する。次
にドグ4をセンサー9から寸法Lだけ離れた位置のベル
ト3上に固定する。
【0013】以上で準備は完了し、足11を自然のまま
布団の上においた位置でスイッチ(不図示)をONする
と、モータ8が回転しベルト3を巻上げるので足11は
寸法Lだけ持ち上げられる。ドグ4がセンサー9に作用
するとモータ8の回転が逆転するので、ベルト3は巻き
戻され足11は布団の上に戻される。
【0014】この時、ベルト3の全長が巻き戻されるの
で、図4(イ)(ロ)(ハ)の順に示すようにモータ8
が同一方向に回転を続けることにより、再び巻上げを開
始し足11は持ち上げられる。寸法Lだけ持ち上げられ
ると、センサー9が作用するのでモータ8が逆転し巻き
戻される。この際上下する回数、速度等自由に設定可能
である。
【0015】更に、巻き上げる場合に患者が足11に力
を加えて抵抗することにより、よりリハビリの効果を期
待できると思われるし、巻き戻す場合は、ある程度モー
タ8にブレーキを掛けて患者が力を入れて引き出す(巻
き戻す)ようにしないと下がらないようにしてあれば、
よりリハビリの効果を期待できる。
【発明の効果】本発明は、以上の構成を有するので、往
復動装置としてセンサー1個を使用するのみで、上下又
は前後左右の往復運動を反復でき、装置全体がシンプル
・コンパクトにまとめられ、軽量のため自由に持ち運び
が可能である。更に、患者のベッドに取り付けてリハビ
リのためにベッドの上で適切な運動量が確保できるし、
装置の持ち運び、据え付け場所等を気にすることなくリ
ハビリを開始することが可能となる。又患者の意志によ
りブレーキ等を利用することでより大きな効果を期待で
きる。例えば、リュウマチ等で上肢の痛み、変形、こわ
ばり、筋力低下のある場合に効果を期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】往復動装置の正面図である。
【図2】往復動装置の側面図である。
【図3】往復動装置をベッドに配置した説明図である。
【図4】連続する巻き戻し、巻上げの説明図である。
【符号の説明】
1 往復動装置 2 作用環 3 ベルト 4 ドグ 5 プーリ 8 モータ 11 患部足 20 本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作用環を接続したベルトの巻上げ巻き戻
    しにより上下又は左右前後に往復動させる装置におい
    て、一定長のベルトの一方端に作用環を連結し、同ベル
    トの他方端近傍に取付け位置を可変にドグを設けると共
    に、他方端は巻上げプーリに固定し、ドグの位置を検出
    することにより巻き戻しを開始することを特徴とする往
    復動装置。
  2. 【請求項2】 前記巻上げ軸は小型モータに接続され、
    同駆動部は小型携帯用ボックス内に設けられると共に、
    医療用ベッドのフレームに取付け可能な金具が設けら
    れ、リハビリ用に用いられる請求項1に記載の往復動装
  3. 【請求項3】 前記小型モータは、巻き戻し時には選定
    したブレーキ制動力が作用し、患者の意志に基づく訓練
    能力の向上に対応して駆動する請求項1、2に記載の往
    復動装置。
JP10106876A 1998-03-13 1998-03-13 往復動装置 Pending JPH11253503A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10106876A JPH11253503A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 往復動装置

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JP10106876A JPH11253503A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 往復動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11253503A true JPH11253503A (ja) 1999-09-21

Family

ID=14444739

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10106876A Pending JPH11253503A (ja) 1998-03-13 1998-03-13 往復動装置

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JP (1) JPH11253503A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005037176A1 (ja) * 2003-10-17 2005-04-28 Yoshiteru Tamura リハビリ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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