JPH11252450A - 画像処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Info

Publication number
JPH11252450A
JPH11252450A JP10054866A JP5486698A JPH11252450A JP H11252450 A JPH11252450 A JP H11252450A JP 10054866 A JP10054866 A JP 10054866A JP 5486698 A JP5486698 A JP 5486698A JP H11252450 A JPH11252450 A JP H11252450A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
identification
image
image signal
saturation level
neural network
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10054866A
Other languages
English (en)
Inventor
Kosuke Nobuoka
幸助 信岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP10054866A priority Critical patent/JPH11252450A/ja
Publication of JPH11252450A publication Critical patent/JPH11252450A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体画像から容易に人物等の特定の被写体
を検出し、それに合わせてAF、AR、AWB等を行え
るようにする。 【解決手段】 CCD3で撮像した画像信号は処理され
た後、評価値検出部9で被写体の人物部分を識別するた
めの評価値が生成される。多層フィードフォワード型ニ
ューラルネットワーク11は上記評価値に基づいて人物
部分を識別する。この識別結果が誤りであった場合はマ
イクロプロセッサ10により上記評価値に基づいて人物
部分を識別する。マイクロプロセッサ12は上記の何れ
かの識別結果を用いてカメラの光量調節部1、自動焦点
調節部2、白バランス調節部7を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動画像を撮影する
撮像装置から得られる画像信号から特定の被写体を検出
する場合に用いて好適な画像処理装置及びコンピュータ
読み取り可能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】民生用のビデオカメラ等の撮像装置にお
いては、従来より自動露光制御装置(AE)、自動焦点
制御装置(AF)、自動白バランス補正装置(AWB)
等が装備されている。それらの制御方法として従来から
主に用いられるのは、撮影した画像信号から、何らかの
評価値、例えば自動露光制御であれば撮影した画像の輝
度分布、自動焦点制御では所定の周波数成分レベル、白
バランス補正では各色信号のレベルの分布等を抽出し、
それらの評価値に基づき所定のアルゴリズムで上記各制
御を行っている。
【0003】さて、AF、AE、AWBを行う主たる目
的は、撮影したい被写体を撮影者が意識しなくても、露
出レベル、焦点距離、白バランス等を常に良好な状態に
保ち、撮影ができるようにすることにある。しかしなが
ら上記従来の各制御方法では、被写体が何であろうと画
像の所定の範囲から抽出される評価量に従って制御する
ため、場合によって被写体以外の対象物に対して上記各
制御が行われ、撮影者の意図に合わないことが生じる。
こうした問題の従来の解決方法として、被写体は撮影画
像の中央にあることが多いということから、上記各制御
用の評価値を画像の中央付近の範囲からのみ抽出すると
いう方式がとられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の方式では、被写体が画面の中央にあることが前提と
なっているため、限られた撮影条件のもとでしか効果が
ない。そこで考えられるのが、撮影画像から特定の被写
体の位置を検出し、当該位置から得られる上記評価値を
抽出し、上記各制御を行うということである。こうした
処理では、例えば撮像した画像の中から輝度分布、エッ
ジの形、色分布等の特徴量が当該被写体に合致するもの
を、マイクロコンピュータ等のソフト的処理を行う装置
で検出することが考えられる。しかしながら、動画像の
被写体は当然常に変化するものであり、上記マイクロコ
ンピュータ等のソフト的処理を行う装置で対応するに
は、膨大な量のプログラムとそのプログラムを実行する
だけの計算性能が必要となり、実際上困難である。その
ため従来はこうした技術は実現されていなかった。
【0005】従って、本発明は、画像信号から特定のパ
ターンを容易に識別できるようにし、カメラに適用した
場合に特定の被写体に対してAF、AE、AWBを行え
るようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による画像処理装
置においては、入力される画像信号から特定パターンを
識別する多層フィードフォワード型ニューラルネットワ
ークを用いた第1の識別手段と、上記第1の識別手段の
識別結果が誤っていることを検出する検出手段と、上記
検出に応じて上記画像信号から上記特定パターンを識別
する第2の識別手段とを設けている。
【0007】本発明による記憶媒体においては、入力さ
れる画像信号から特定パターンを識別する多層フィード
フォワード型ニューラルネットワークを用いた第1の識
別手順と、上記第1の識別手順の識別結果が誤っている
ことを検出する検出手順と、上記検出に応じて上記画像
信号から上記特定パターンを識別する第2の識別手順と
を実行するためのプログラムを記憶している。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態によ
る撮像装置の構成を示すものであって、撮影された映像
から人物を特定し、当該人物に対してAF、AE、AW
Bの各機能を重点的に動作させるものである。図1にお
いて、1は絞り等の光量調節部、2はレンズを含む自動
焦点調節部、3はCCD撮像素子、4はオートゲインコ
ントロール部、5はA/Dコンバータ、6は第1の画像
信号処理部、7は白バランスゲイン調節部、8は第2の
画像信号処理部、9は撮影された画像内の人物の部分を
識別するための評価用信号を生成する評価値検出部、1
0は第1のマイクロプロセッサ、11は多層フィードフ
ォワード型ニューラルネットワークであって、パターン
識別の正確さを表す評価値を検出して出力する手段を含
む。12は第2のマイクロプロセッサ、13は輝度信号
出力端子、14は色信号出力端子である。
【0009】次に動作について説明する。CCD撮像素
子3には、光量調節部1、自動焦点調節部2により調節
された光学像が結像され、この光学像を光電変換してC
CD画像信号として出力する。このCCD画像信号は、
オートゲインコントロール部4により適切な振幅に調節
された後、第1の画像信号処理部6で処理されて所定の
形式の信号とされ、さらに白バランスゲイン調節部7で
上記所定の形式の信号に対して白バランスゲイン調節さ
れる。次に第2の画像信号処理部8で輝度信号Yと色信
号Cとに分離され、輝度信号Yは、輝度信号出力端子1
3から出力され、色信号Cは色信号出力端子14から出
力される。
【0010】また、評価値検出部9には、各画像信号処
理部6、8から所定の形式の画像信号が送られ、撮影し
た画像内の人物の部分を識別するための評価用信号が生
成される。この評価値検出部9の出力評価値は、第1の
マイクロプロセッサ10と多層フィードフォワード型ニ
ューラルネットワーク11とに送られる。
【0011】この多層フィードフォワード型ニューラル
ネットワーク11は、あらかじめ様々な撮影条件におけ
る上記評価値を入力したとき、画像内の人物の部分を正
しく識別するように学習させたものである。従って、学
習させた撮影条件と同じかまたはそれに近い場合には、
上記ニューラルネットワーク11は、適切に人物部分の
識別を行うと共に、その識別の正確さを表す評価値が出
力される。第2のマイクロプロセッサ12は、上記正確
さを表す評価値を検出し、所定以上の評価値と判定され
た場合は、ニューラルネットワーク11の識別結果を用
いて、光量調節部1、自動焦点調節部2、白バランスゲ
イン調節部7を画像の人物の部分に対して効果的に働く
ような制御信号を生成して制御する。
【0012】一方、学習させた撮影条件と著しく異なる
ような特殊な状態では、上記ニューラルネットワーク1
1の識別結果は適切なものとはならず、かつ上記正確さ
を表す評価値もそうした状態を表すことになる。第1の
マイクロプロセッサ10は上記正確さを表す評価値を検
出し、上記ニューラルネットワーク11が誤って識別し
た状態においてのみ、ニューラルネットワーク11に代
わって画像内の人物の部分を識別するように動作する。
その動作のプログラムは、ニューラルネットワーク11
が誤って識別するような条件を、このニューラルネット
ワーク11の学習時にあらかじめ特定して置き、これら
特定の場合に対応するように組まれたものである。その
ため比較的小さなプログラム量で済み、第1のマイクロ
プロセッサ10の負荷も、その能力内で十分対応可能な
ものとなっている。
【0013】また、第2のマイクロプロセッサ12で
は、上記正確さを表す評価値に基づいて第1のマイクロ
プロセッサ10の識別結果から、光量調節部1、自動焦
点調節部2、白バランスゲイン調節部7を画像の人物の
部分に対して効果的に働くように制御する。
【0014】図2は本発明の第2の実施の形態を示すも
ので、第1の実施の形態と同様に、撮影された映像から
人物を特定し、当該人物に対してAF、AE、AWBの
各機能を重点的に動作させるものである。図2におい
て、1は光量調節部、2は自動焦点調節部、3はCCD
撮像素子、4はオートゲインコントロール部、5はA/
Dコンバータ、6は第1の画像信号処理部、7は白バラ
ンス調節部、8は第2画像信号処理部である。
【0015】9は評価値検出部で、撮影画像を水平、垂
直8×8の64個のブロックに分割し、各ブロックの肌
色と黒の平均レベル(合計128個)とを出力する。1
0は第1のマイクロプロセッサ、13は輝度信号出力端
子、14は色信号出力端子である。
【0016】11は入力層、中間層、出力層からなる多
層フィードフォワード型ニューラルネットワークであっ
て、入力層は128個のセル、中間層はSigmoid
関数の出力特性を持つ32個のセル、出力層はSigm
oid関数の出力特性を持つ9個のセルからなり、入力
層は評価値検出部9の出力する128個の肌色及び黒の
各ブロック平均レベルが入力される。また、出力層の9
個のセルは、画面を3×3の領域分割した各領域対応
し、当該領域に人物が存在する場合には1、存在しない
場合には0を出力するように学習させたものである。ま
た、中間層32個の各セルは、各々のセルの出力値を別
途外部に読み出せる構成としたものである。
【0017】15は、上記ニューラルネットワーク11
の識別結果が信頼できるものであるかを検出する識別結
果検出部、16は第2のマイクロプロセッサである。
【0018】次に動作について説明する。CCD撮像素
子3には、光量調節部1、自動焦点調節部2により調節
された光学像が結像され、この光学像を光電変換してC
CD画像信号として出力する。このCCD画像信号は、
オートゲインコントロール部4により適切な振幅に調節
された後、第1の画像信号処理部6で処理されて所定の
形式の信号とされ、さらに白バランスゲイン調節部7で
上記所定の形式の信号に対して白バランスゲインを調節
される。次に第2の画像信号処理部8で輝度信号Yと色
信号Cとに分離され、輝度信号Yは、輝度信号出力端子
13から出力され、色信号Cは色信号出力端子14から
出力される。
【0019】また、評価値検出部9には、第2の画像信
号処理部8から輝度信号および色差信号として画像信号
が送られる。評価部検出部9では、まず、上記輝度信号
と色差信号で表される1フィールドまたは1フレームの
画像を水平・垂直に8×8の64個の小ブロックに分割
し、次に、各ブロック毎に肌色と黒の平均レベルをそれ
ぞれ計算して出力する。従って、この評価値検出部9か
らは合計128個の評価値(肌色64個、黒64個)が
出力される。上記128個の評価値は第1のマイクロプ
ロセッサ10と多層フィードフォワード型ニューラルネ
ットワーク11とに入力される。
【0020】上記ニューラルネットワーク11は、あら
かじめ様々な条件の人物を含む入力画像、例えば一人の
人物の正面、側面、ズームアップ、またはワイド画面等
や、複数の人物の画像等、多数のテスト画像に対して、
評価値検出部9で評価値を作成して、これを学習データ
として用い、出力層の9個のセルが、その時出力すべき
答えを教師データとしてあらかじめ学習させたものであ
る(出力層の9個のセルは、前述の通り画面を9個の小
領域に分割したときの各領域に対応する)。
【0021】従って、学習させた撮影条件と同じかまた
はそれに近い場合には、上記ニューラルネットワーク1
1は、適切に人物部分の識別を行う。逆に、学習した条
件と著しく異なる場合、ニューラルネットワーク11に
よる識別結果は誤ったものとなる。
【0022】多層フィードフォワード型ニューラルネッ
トワーク11の出力結果が正しいかどうかを判断するに
は、出力層の出力値以外にも、中間層の出力値から推測
することができる。これは以下の理由による。即ち、多
層フィードフォワード型ニューラルネットワークは、そ
の学習の過程で、入力データに対する出力と教師データ
との差に基づき、各セル間のネットの重み係数を少しず
つ変更してゆき、変更後の出力と教師データとの差を出
し、これを何回も繰り返して学習してゆく。中間層の各
セルでは、入力層の128個のセルの出力値に当該中間
層のセルにつながるネットの重みをかけた128個の入
力値を全て加算し、それにSigmoid関数をかけた
値が出力されるが、Sigmoid関数は例えば最小値
が0で最大値が1となるような出力値の上下に飽和する
非線形関数である。
【0023】従って、多層フィードフォワード型ニュー
ラルネットワークが学習の過程で順調に所望の機能を学
習するためには、ネットの重み係数を微小に変化させた
とき、中間層の出力値も微小に変化できなければならな
い。換言すれば、うまく学習が完了した状態では、中間
層の出力は、例えば0または1などの飽和状態にはなら
ないと考えることができる。
【0024】従って、識別結果の検出部12では、多層
フィードフォワード型ニューラルネットワーク11の中
間層の32個のセルの出力がどれも飽和状態でなけれ
ば、当該ニューラルネットワークの識別結果は正、前記
32個の出力のうちのどれかが飽和状態であれば、誤で
あるとする。第1のマイクロプロセッサ10は、識別結
果検出部15が誤の検出をした場合に、ニューラルネッ
トワーク11に代わり、画像内の人物の部分を検出する
ように動作する。その動作のプログラムは、ニューラル
ネットワーク11が誤って識別するような条件を、ニュ
ーラルネットワーク11の学習時にあらかじめ特定し、
これら特定の場合に対応するように組まれたものであ
る。そのため比較的小さなプログラム量ですみ、第1の
マイクロプロセッサ10の負荷も、その能力内で十分対
応可能なものとなっている。
【0025】また、第2のマイクロプロセッサ16では
識別結果検出部15の出力が正の場合はニューラルネッ
トワーク11の識別結果を用い、誤の場合は第1のマイ
クロプロセッサ10の識別結果を用いて画像内の人物の
場所を特定し、光量調節部1、自動焦点調節部2、白バ
ランス調節部7を画像の人物の部分に対して効果的に働
くように制御する。
【0026】尚、図1、図2の機能ブロックによるシス
テムは、ハード的に構成してもよく、また、CPUやメ
モリ等から成るマイクロコンピュータシステムに構成し
てもよい。マイクロコンピュータシステムに構成する場
合、上記メモリは本発明による記憶媒体を構成する。こ
の記憶媒体には、図1、図2について前述した処理を実
行するためのプログラムが記憶されている。またこの記
憶媒体としてはROM、RAM等の半導体メモリ、光デ
ィスク、光磁気ディスク、磁気媒体等を用いてもよく、
これらをCD−ROM、フロィピディスク、磁気テー
プ、不揮発性のメモリカード等して用いてもよい。
【0027】上述したように、本実施の形態において
は、従来のコンピュータのようにプログラムに基づく直
列処理では困難なパターン識別やクラスタリング等を、
あらかじめ学習させることにより比較的容易に行うこと
ができる多層フィードフォワード型ニューラルネットワ
ークを用い、特定の輝度分布、エッジの形、色等の特徴
量が、撮像画像中に見いだされた時、その位置を出力
し、当該位置に対してAF、AE、AWBを重点的に制
御するという構成にしている。
【0028】ただし、上記多層フィードフォワード型ニ
ューラルネットワークは、識別すべきパターンの数が増
える程、規模の増大、学習の困難さの増大、学習後の精
度の低下(正解率の低下)をまねくということが一般的
に言える。従って、上記特定被写体の検出を全て多層フ
ィードフォワード型ニューラルネットワークで行って
も、所望の機能を得ることが困難であると考えられる。
【0029】そこで本実施の形態では、あえて多層フィ
ードフォワード型ニューラルネットワークで、全ての特
定被写体検出を行うのではなく、所定の規模と検出能力
を持つニューラルネットワークで特定被写体の検出を行
うが、ニューラルネットワークが誤って被写体検出を行
う状態を検出し、その場合には多層フィードフォワード
型ニューラルネットワークに代わって被写体検出を行う
第2の識別部を設けている。
【0030】これにより、多層フィードフォワード型ニ
ューラルネットワークは適当な規模のもので、例えば9
0〜95%の正解率を持つものとし、残りの5〜10%
は第2の識別部でカバーする。このようにして、全体と
しての特定被写体検出の能力を高めることを実現するこ
とができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1の識別手段に適切な規模の多層フィードフォワード
型ニューラルネットワークを用い、第2の識別手段に適
切な処理能力のマイクロプロセッサを用いることができ
るので、比較的少いプログラム量、計算量により、画像
信号から特定パターンを識別することができる。
【0032】従って、撮像画像の中から特定の被写体を
検出し、当該被写体に関してより効果的な処理、例えば
自動露光制御、自動焦点制御、自動白バランス調整等を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 光量調節部 2 自動焦点調節部 3 CCD撮像素子 6 第1の画像信号処理部 7 白バランスゲイン調節部 8 第2の画像信号処理部 9 評価値検出部 10 第1のマイクロプロセッサ 11 多層フィードフォワード型ニューラルネットワー
ク 12、16 第2のマイクロプロセッサ 15 識別結果検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/235 G06F 15/70 410 9/73 465A

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される画像信号から特定パターンを
    識別する多層フィードフォワード型ニューラルネットワ
    ークを用いた第1の識別手段と、 上記第1の識別手段の識別結果が誤っていることを検出
    する検出手段と、 上記検出に応じて上記画像信号から上記特定パターンを
    識別する第2の識別手段とを設けたことを特徴とする画
    像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記第1、第2の識別手段は、上記画像
    信号について上記特定パターンに関する評価を行う評価
    手段を有し、その評価値に基づいてそれぞれ上記識別を
    行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記第1又は第2の識別手段の識別結果
    に基づいて上記画像信号の白バランスを制御する白バラ
    ンス制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記画像信号は撮像手段により被写体を
    撮像して得られるものであり、上記第1又は第2の識別
    手段の識別結果に基づいて上記撮像手段における自動露
    光制御、自動焦点制御のうち少くとも1つを行うための
    制御信号を生成する制御手段を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 上記多層フィードフォワード型ニューラ
    ルネットワークは、中間層に、大小双方向に飽和レベル
    を持つ非線形の入出力特性を有し、上記検出手段は、上
    記中間層のセルの出力が、上記飽和レベルにない場合に
    は上記識別結果を正、上記飽和レベル又はそれに所定の
    範囲で近い値の場合は上記識別結果を誤とすることを特
    徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 入力される画像信号から特定パターンを
    識別する多層フィードフォワード型ニューラルネットワ
    ークを用いた第1の識別手順と、 上記第1の識別手順の識別結果が誤っていることを検出
    する検出手順と、 上記検出に応じて上記画像信号から上記特定パターンを
    識別する第2の識別手順とを実行するためのプログラム
    を記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  7. 【請求項7】 上記第1、第2の識別手順は、上記画像
    信号について上記特定パターンに関する評価を行う評価
    手順を有し、その評価値に基づいてそれぞれ上記識別を
    行うことを特徴とする請求項6記載のコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
  8. 【請求項8】 上記第1又は第2の識別手順の識別結果
    に基づいて上記画像信号の白バランスを制御する白バラ
    ンス制御手順を実行するためのプログラムを記憶したこ
    とを特徴とする請求項6記載のコンピュータ読み取り可
    能な記憶媒体。
  9. 【請求項9】 上記画像信号は撮像手段により被写体を
    撮像して得られるものであり、上記第1又は第2の識別
    手段の識別結果に基づいて上記撮像手段における自動露
    光制御、自動焦点制御のうち少くとも1つを行うための
    制御信号を生成する制御手順を実行するためのプログラ
    ムを記憶したことを特徴とする請求項6記載のコンピュ
    ータ読み取り可能な記憶媒体。
  10. 【請求項10】 上記多層フィードフォワード型ニュー
    ラルネットワークは、中間層と出力層に、大小双方向に
    飽和レベルを持つ非線形の入出力特性を有し、上記検出
    手順は、上記中間層のセルの出力が、上記飽和レベルに
    ない場合には上記識別結果を正、上記飽和レベル又はそ
    れに所定の範囲で近い値の場合は上記識別結果を誤とす
    ることを特徴とする請求項6記載のコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体。
JP10054866A 1998-03-06 1998-03-06 画像処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Pending JPH11252450A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10054866A JPH11252450A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 画像処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10054866A JPH11252450A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 画像処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005061281A Division JP2005160122A (ja) 2005-03-04 2005-03-04 撮像装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11252450A true JPH11252450A (ja) 1999-09-17

Family

ID=12982520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10054866A Pending JPH11252450A (ja) 1998-03-06 1998-03-06 画像処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11252450A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8120664B2 (en) 2004-02-06 2012-02-21 Nikon Corporation Digital camera
JP2018113660A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、システム
JP2018112996A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 キヤノン株式会社 映像認識装置、映像認識方法及びプログラム
JP2020065173A (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 オリンパス株式会社 画像処理装置、学習装置、画像処理方法、学習方法およびプログラム
JP2021018816A (ja) * 2019-07-19 2021-02-15 ユーアイパス, インコーポレイテッドUiPath, Inc. ロボティックプロセスオートメーション用のコンピュータビジョンモデルの再訓練
WO2022196217A1 (ja) * 2021-03-19 2022-09-22 富士フイルム株式会社 撮像支援装置、撮像装置、撮像支援方法、及びプログラム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8120664B2 (en) 2004-02-06 2012-02-21 Nikon Corporation Digital camera
US8830343B2 (en) 2004-02-06 2014-09-09 Nikon Corporation Digital camera
JP2018113660A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理方法、システム
JP2018112996A (ja) * 2017-01-13 2018-07-19 キヤノン株式会社 映像認識装置、映像認識方法及びプログラム
JP2020065173A (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 オリンパス株式会社 画像処理装置、学習装置、画像処理方法、学習方法およびプログラム
JP2021018816A (ja) * 2019-07-19 2021-02-15 ユーアイパス, インコーポレイテッドUiPath, Inc. ロボティックプロセスオートメーション用のコンピュータビジョンモデルの再訓練
US11487973B2 (en) 2019-07-19 2022-11-01 UiPath, Inc. Retraining a computer vision model for robotic process automation
US11688192B2 (en) 2019-07-19 2023-06-27 UiPath, Inc. Retraining a computer vision model for robotic process automation
WO2022196217A1 (ja) * 2021-03-19 2022-09-22 富士フイルム株式会社 撮像支援装置、撮像装置、撮像支援方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101142316B1 (ko) 화상 선택 장치 및 화상 선택 방법
CN101867724B (zh) 成像装置以及成像方法
US8055029B2 (en) Real-time face tracking in a digital image acquisition device
EP1876812B1 (en) Image capturing apparatus and control method therefor
KR100924685B1 (ko) 촬상 장치 및 그 제어 방법
US9258481B2 (en) Object area tracking apparatus, control method, and program of the same
US20110150280A1 (en) Subject tracking apparatus, subject region extraction apparatus, and control methods therefor
US20070237506A1 (en) Image blurring reduction
CN101848327B (zh) 摄像装置及图像处理方法
CN111107276B (zh) 信息处理设备及其控制方法、存储介质以及摄像系统
JPH0823473A (ja) 撮像装置
KR20160030361A (ko) 이미지 보정 장치, 이미지 보정 방법 및 기록 매체에 저장된 컴퓨터 프로그램
JP2005160122A (ja) 撮像装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP5395650B2 (ja) 被写体領域抽出装置およびその制御方法、被写体追跡装置、並びにプログラム
JPH11252450A (ja) 画像処理装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
JP4668863B2 (ja) 撮像装置
JP2011071925A (ja) 移動体追尾装置および方法
JP2021196643A (ja) 推論装置、撮像装置、学習装置、推論方法、学習方法、及びプログラム
JP4772756B2 (ja) 撮像装置及び撮像プログラム
US20110149069A1 (en) Image processing apparatus and control method thereof
JP4818997B2 (ja) 顔検出装置及び顔検出プログラム
US20210289119A1 (en) Information processing apparatus, imaging apparatus, method, and storage medium
JP3367975B2 (ja) オートアイリス回路
JP2013152643A (ja) 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム
JP6063680B2 (ja) 画像生成装置、画像生成方法、撮像装置、および撮像方法