JPH11252167A - ルーティング経路制御装置 - Google Patents

ルーティング経路制御装置

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JPH11252167A
JPH11252167A JP14656997A JP14656997A JPH11252167A JP H11252167 A JPH11252167 A JP H11252167A JP 14656997 A JP14656997 A JP 14656997A JP 14656997 A JP14656997 A JP 14656997A JP H11252167 A JPH11252167 A JP H11252167A
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network
transmission
control device
path control
routing path
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JP14656997A
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Toru Setoyama
徹 瀬戸山
Yoshinori Miyamoto
宜則 宮本
Yukiyoshi Imura
幸義 井村
Eri Yamagishi
恵理 山岸
Miyoshi Tomioka
美好 冨岡
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CATVを用いてデータ伝送を行うシステム
において、IPネットワークからユーザ端末へのIPパ
ケット配送方法を簡易な装置で実現する。 【解決手段】 複数の端末40が、複数の伝送路を多重
した物理媒体300を共有するネットワークに適用さ
れ、開放型システム間相互接続(OSI)参照モデルに
定義されるネットワーク層アドレスによりデータパケッ
トの伝送経路を決定するルーティング経路制御装置10
0において、ネットワーク層アドレスによりネットワー
クを分割して定義されるサブネットワークへ伝送される
データパケットを複数の伝送路の内の特定の伝送路にル
ーティングする手段1と、端末40が使用するネットワ
ーク層アドレスとネットワーク層アドレス宛のデータパ
ケットがルーティングされる特定の伝送路に割り当てら
れた識別子を記憶する手段41とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケーブルテレビ
(Cable Television:以下、CATVという)システム
やディジタル衛星放送等の多数の加入者に共有される伝
送路を用いて、インターネット・プロトコル(Internet
Protocol:以下、IPという)パケットを伝送するシ
ステムに適用して好適なIPルーティング経路制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、家庭へのパーソナルコンピュータ
(以下、PCという)の普及に伴い、パソコン通信やイ
ンターネットアクセス等の通信利用が増加している。P
Cでディジタルデータ伝送を行う場合には、いわゆるモ
デムによりディジタル信号をディジタル変調してアナロ
グ電話で伝送することが多い。このディジタル変調の規
格には、国際電気通信連合電気通信標準化セクタ(Inte
rnational Telecommunication Union-Telecommunicatio
n Sector:ITU−T)のVシリーズ勧告がある。Vシ
リーズ勧告によるデータ転送レートは技術の進展ととも
に伸びてはいるが、現在は28.8kbit/sが最高
である。また、勧告化以前に36.6kbit/sや5
6kbit/sのモデムが製品化され始めているが、ア
ナログ電話が伝送可能な音声帯域幅の制限により、この
程度の転送速度がモデムの限界といわれている。
【0003】また、アナログ電話に代わり、統合サービ
スディジタル網(Integrated Services Digital Networ
k:以下、ISDNという)の利用も増加している。一
般的に家庭で利用されるISDNは64kbit/sの
Bチャネル2本と16kbit/sのDチャネル1本か
ら構成され、データ伝送にはBチャネルが利用される。
Bチャネル1本を単独で使用すれば64kbit/s、
2本まとめるバルクモードを利用すれば128kbit
/sの伝送路として利用可能である。
【0004】現在インターネット上で盛んに利用されて
いるアプリケーションに、ワールド・ワイド・ウェブ
(World Wide Web:以下、WWWという)アクセスがあ
る。WWWは、サーバに蓄積されたデータをインターネ
ットを経由して接続された遠隔端末に表示させたり、あ
るいはダウンロードしたりするものである。サーバに蓄
積されているデータには非常に大きなサイズのものがあ
り、家庭からインターネットにアクセスする場合に用い
られる前述のモデムやISDNが低速であるため、WW
Wアクセスに時間がかかるという問題がある。
【0005】これら問題を鑑みて、家庭への高速ディジ
タル通信回線としてケーブルテレビや衛星通信などの利
用が検討されている。これらの技術については、日経バ
イト1996年11月号138頁〜165頁「次世代メディアが家庭
を変える」(日経BP社発行)に述べられている。これ
らは、放送に割り当てられる周波数帯域幅1チャネル
(CATVは約6MHz、衛星通信は約27MHz)を
利用し、ディジタル信号をディジタル変復調技術により
アナログ伝送路で伝送するものである。これらの技術に
より、下り方向(インターネット→家庭)は約10Mb
it/s〜30Mbit/s、上り方向(家庭→インタ
ーネット)はCATVで数十kbit/s〜10Mbi
t/sの伝送速度を得ることができる。衛星通信の場合
上り方向は電話利用となるが、いずれにしても高速な下
り回線を得ることができる。
【0006】インターネットの代表的なアプリケーショ
ンであるWWWアクセスは、上り方向の端末からサーバ
への制御コマンド転送はデータ量が少なく、サーバから
端末へ転送する下り方向のデータ量は非常に大きいとい
う特徴がある。このため、CATVや衛星通信の利用に
適していると言える。
【0007】インターネットは、データパケットの伝送
をIPによって行い、データパケットはそのヘッダ部に
記述されたIPアドレスに従ってルーティング経路が選
択される。IPパケットの配送メカニズムについては、
竹下・荒井・苅田共著「マスタリングTCP/IP入門
編」第3章(平成6年6月オーム社発行)に、IPパケッ
トの配送経路決定メカニズムについては同書第5章に述
べられている。IPパケットのヘッダに指定された宛先
アドレスは論理的なIPアドレスであるが、パケットを
配送するには宛先端末のネットワーク上の物理アドレス
を知る必要がある。IPアドレスから物理アドレスへの
変換は、アドレス・レゾリューション・プロトコル(Ad
dress Resolution Protocol:ARP)により実行され
る。
【0008】送信元端末は、宛先端末のIPアドレスを
ARPリクエストとしてネットワーク上にブロードキャ
ストし、ネットワーク上に宛先端末が存在すれば該端末
がARPレスポンスに自端末の物理アドレスを入れて送
信元端末に返送する。また、宛先端末がルータを介した
別ネットワーク上に存在する場合には、ルータがARP
レスポンスにルータの物理アドレスを入れて送信元端末
に返送する。ルータがARPレスポンスを送出する方法
は、プロキシARPと呼ばれる。この場合、送信端末か
らIPパケットを受信したルータは、宛先端末が存在す
るネットワークに向けて受信したIPパケットを転送す
ることになる。ルータは、自身に接続されたネットワー
クおよび他のルータに接続されたネットワークに関する
情報をルーティング情報としてルーティングテーブルに
保持しており、また、各種ルーティングプロトコルによ
り他のルータとルーティング情報を交換している。
【0009】CATVや衛星通信を利用してインターネ
ットにアクセスする場合、インターネット上のIPパケ
ットをCATVや衛星通信の伝送装置へルーティングす
る必要が生じる。図5を用いて、CATVシステムを介
したインターネットアクセスシステムの構成例を説明す
る。CATVを介したインターネットアクセスシステム
は、ケーブルルータ1と、ルータ2と、変調装置3と、
復調装置4と、混合装置5と、分離装置6と、送受信装
置7と、センタ内LAN8とからなるCATVセンタ局
100が、インターネット200と、複数の加入者端末
が接続されたCATV伝送路300とに接続されて構成
される。
【0010】CATV伝送路300で伝送される信号
は、中間周波数でAMあるいはFM変調された後に上り
/下り方向ともに異なる搬送波周波数に乗せ換えらた複
数の信号が周波数多重されて伝送されている。
【0011】まず、上り方向の信号処理について説明す
る。CATV伝送路300に接続された加入者端末から
インターネット200に向けて送出された信号は、送受
信装置7で受信・増幅されて分離装置6に送られる。分
離装置6は、バンドパスフィルタにより上り方向の信号
が含まれるチャネルの周波数帯域を切り出し、中間周波
数に変換して復調装置4に送る。復調装置4は、ディジ
タル変調された信号を復調して、ディジタル信号をケー
ブルルータ1に送る。
【0012】ケーブルルータ1は、受信したディジタル
信号からIPパケットを取り出し、通常のイーサネット
・プロトコルに従ってセンタ内LAN8に送出する。こ
のIPパケットは、宛先アドレスがインターネット20
0向けであるため、一般的なルーティングアルゴリズム
に従ってルーティングされ、これをルータ2が受信して
インターネット200へ転送する。
【0013】以上のように、ケーブルルータ1は、CA
TV伝送路300に接続された加入者端末からインター
ネット200に向けてIPパケットを伝送している。
【0014】次に、下り方向の信号処理について説明す
る。インターネット200上の端末からCATV伝送路
300に接続された加入者端末へ向けて送信されたIP
パケットは、通常のルーティングアルゴリズムに従って
ルータ2に伝送される。ルータ2は、自身のルーティン
グテーブル、あるいは、ケーブルルータ1のプロキシA
RPにより、IPパケットの宛先端末がケーブルルータ
1の先にあることを知り、IPパケットをケーブルルー
タ1に送る。
【0015】ケーブルルータ1は、受信したIPパケッ
トをディジタル信号として変調装置3に送る。変調装置
3は、受信したディジタル信号をディジタル変調して中
間周波数で混合装置5に送る。混合装置5は、変調装置
3から受信した信号を予め決められた搬送周波数でAM
/FM変調し、他の装置から送られた信号と周波数多重
して送受信装置7に伝送する。送受信装置7は、周波数
多重された信号を増幅してCATV伝送路300に送出
する。加入者端末は、所定の周波数の信号を受信して、
ディジタル復調することにより、インターネット200
上の端末から送られたIPパケットを取り出している。
【0016】図2を用いて、ケーブルルータ1の内部構
成を説明する。ケーブルルータ1は、ルータ11と、E
thernet(登録商標)終端装置12a,12b
と、Ethernetパケット化装置13と、CATVフレーム
化装置14a,14bと、CATV終端装置15とを有
して構成される。
【0017】ルータ11は、通常のEthernet対応のIP
ルータであり、予め決められたルーティングアルゴリズ
ムに従ってIPパケットを配送するものである。
【0018】Ethernet終端装置12a,12bは、Ethe
rnet媒体に依存する物理層およびデータリンク層を終端
してIPパケットを取り出して、CATVフレーム化装
置14a,14bに送る。
【0019】CATVフレーム化装置14a,14b
は、受信したIPパケットをCATV伝送路300に依
存する物理層およびデータリンク層を構成して、IPパ
ケットを収納するフレームを作成する。CATVフレー
ム化装置14a,14bの出力は、変調装置3に送られ
る。
【0020】逆に、復調装置4から出力されたIPパケ
ットは、CATV終端装置15に送られる。CATV終
端装置15でCATV伝送路300に依存する物理層お
よびデータリンク層が終端されたIPパケットは、Ethe
rnetパケット化装置13に送られる。
【0021】Ethernetパケット化装置13は、Ethernet
媒体に依存する物理層およびデータリンク層を構成し、
IPパケットを収納してルータ11に送出する。
【0022】なお、図2の例では、Ethernet終端装置と
CATVフレーム化装置は2組、CATV終端装置とEt
hernetパケット化装置は1組となっているが、これらは
何組ずつあっても動作は同じである。
【0023】衛星通信を利用してインターネットにアク
セスする場合の詳細な説明は省略するが、通信衛星を利
用した場合は、下り方向は送受信装置7の代わりにアッ
プリンク局から混合装置5の出力信号を通信衛星に向け
て送出し、通信衛星が中継した信号を加入者端末が受信
するようになっている。また、上り方向は分離装置6お
よび復調装置4の代わりに電話網とダイアルアップ・ア
クセス・ルータを使用し、ダイアルアップ・アクセス・
ルータをセンタ内LAN8に接続することにより、CA
TVと同様の動作を実現している。
【0024】以上に述べたCATVや衛星通信の場合の
ように、データ伝送に1チャネルのみを割り当てる方法
では、全てのIPパケットが固定的に特定の搬送周波数
の変調装置3に送られるようにされているので多数のユ
ーザにサービスを提供できるように装置を拡張すること
が難しいという問題がある。この問題を解決する一手段
として特開平8-316992号公報に「ケーブル・テレビ・チ
ャネルにより伝送されるデータに対する動的チャネル割
り当て方式」が提案されている。
【0025】上記方式は、全てのCATV多重化チャネ
ルを一つのサブ・ネットワークの一部として管理するこ
とを特徴の一つとしている。しかし、この方式では、C
ATVセンタ内でIPパケットを特定のチャネルに配送
するための特別な仕組みが必要となるが、この仕組みに
ついては示されていない。一方、前記公報においても言
及されているように、各チャネル変調装置に独立サブ・
ネットワーク・アドレスを持たせることによってIPネ
ットワークからユーザ端末へのIPパケット配送方法が
簡単になることが知られている。しかしこの方法では、
多重化装置やそれに付随する管理装置が複雑になるとい
う問題があった。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】CATVや衛星通信
は、複数の加入者が同一の伝送路、すなわち多重された
周波数帯域を共用する伝送方式である。したがって、デ
ータ伝送に割り当てられた1チャネルを複数の加入者で
共用することになる。1チャネルあたりの伝送レートの
上限は約30Mbit/sであるため、多数の加入者を
持つCATVや衛星通信でデータ伝送サービスを行う
と、加入者一人当たりが使用可能な帯域が制限され、高
速伝送路を提供できるというメリットがなくなってしま
う。これを回避するには、データ伝送に使用するチャネ
ル数を増やし、データ伝送利用の加入者を分散させれば
よい。
【0027】しかし、データ伝送に使用するチャネル数
を増やすには、ケーブルルータ1に接続される変調装置
3を増やす必要がある。変調装置3の出力信号は混合装
置5において特定の搬送波周波数に変調されるため、ケ
ーブルルータ1は、IPパケットの宛先である加入者端
末が受信している搬送波周波数の変調装置3を選択して
IPパケットを送出する必要がある。ところが、現状の
ケーブルルータ1は、加入者端末が受信している搬送波
周波数を知ることができず、どの変調装置3にIPパケ
ットを送出すればよいか分からないという問題がある。
【0028】本発明は、各チャネル変調装置に独立サブ
・ネットワーク・アドレスを持たせることによりIPネ
ットワークからユーザ端末へのIPパケット配送方法を
簡単化しながら、比較的簡易な装置で実現する手段を提
供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】本発明のルーティング経
路制御装置は、複数の伝送路が一つの物理媒体上に多重
され、複数の端末が前記物理媒体を共有するネットワー
クに適用され、開放型システム間相互接続(OSI)参
照モデルに定義されるネットワーク層アドレスによりデ
ータパケットの伝送経路を決定するルーティング経路制
御装置において、前記ネットワーク層アドレスにより前
記ネットワークを分割して定義されるサブネットワーク
へ伝送されるデータパケットを前記複数の伝送路の内の
特定の伝送路にルーティングする手段と、前記端末が使
用する前記ネットワーク層アドレスと前記ネットワーク
層アドレス宛のデータパケットがルーティングされる前
記特定の伝送路に割り当てられた識別子を記憶する手段
とを有するものである。
【0030】また、本発明のルーティング経路制御装置
は、複数の伝送路が一つの物理媒体上に多重され、複数
の端末が前記物理媒体を共有するネットワークに適用さ
れ、開放型システム間相互接続(OSI)参照モデルに
定義されるネットワーク層アドレスによりデータパケッ
トの伝送経路を決定するルーティング経路制御装置にお
いて、前記ネットワーク層アドレスにより前記ネットワ
ークを分割して定義されるサブネットワークへ伝送され
るデータパケットを前記複数の伝送路の内の特定の伝送
路にルーティングする手段と、前記ネットワーク層アド
レスを動的に管理するアドレス管理手段と、前記サブネ
ットワークと前記伝送路の組合せを管理する伝送路管理
手段と、前記端末が使用するネットワーク層アドレスと
前記ネットワーク層アドレス宛のデータパケットがルー
ティングされる前記特定の伝送路に割り当てられた識別
子の割当手段とを有し、前記割当手段は前記アドレス管
理手段から端末に割り当てるネットワーク層アドレスを
得、前記ネットワーク層アドレス宛のデータパケットが
ルーティングされる前記特定の伝送路に割り当てられた
識別子を前記伝送路管理手段から得るものである。
【0031】また、本発明のルーティング経路制御装置
は、ローカル・エリア・ネットワークを接続するために
少なくとも2通りの物理層およびデータリンク層の媒体
およびプロトコル変換手段を有し、ある一つの該媒体お
よびプロトコル変換手段の処理能力を超えるデータが送
られてきた場合には別の該媒体およびプロトコル変換手
段へデータをルーティングするものである。
【0032】また、本発明のルーティング経路制御装置
は、前記ネットワーク以外にデータパケットを伝送する
伝送手段を有し、前記ネットワークの前記伝送路一つの
伝送能力を超えるデータが送られてきた場合には前記伝
送手段へデータをルーティングするものである。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施の形
態であるCATVインターネットアクセスシステムであ
る。図1において、CATVインターネットアクセスシ
ステムは、ケーブルルータ1と、ルータ2と、変調装置
3a,3bと、復調装置4と、混合装置5と、分離装置
6と、送受信装置7と、センタ内LAN8とからなるC
ATVセンタ局100が、インターネット200と、C
ATV伝送路300とに接続されて構成される。CAT
V伝送路300には、それぞれROM(Read Only Memo
ry)41a,41bを有する加入者端末40a,40b
が接続されている。以下、図1を用いて本発明の第1の
実施の形態について説明する。
【0034】本実施の形態と図5で異なる点は、加入者
端末40a,40bにROM41a,41bが接続され
ている点と、センタ局100から加入者端末40へのデ
ータ伝送に2チャネル使用するため、2つの変調装置3
a,3bが設置されている点である。まず、加入者端末
40a,40bからインターネットへIPパケットを伝
送する方法について説明する。ROM41a,41bに
は、接続されている加入者端末40a,40bのIPア
ドレスとインターネットからIPパケットが伝送されて
くる受信チャネルの搬送波周波数が記憶されている。加
入者端末40a,40bは、このIPアドレスを自端末
のアドレスとしてIPパケットを構成し、予め決められ
た上り方向専用の送信チャネルを使用してCATV伝送
路300に送出する。この送信チャネルの搬送波周波数
は、ROM41a,41bに記憶されていても良いし、
別の手段で加入者端末40a,40bに保持されていた
り、あるいは必要に応じてセンタから通知されても良
い。この後IPパケットがインターネットへ伝送される
手順は、図5で説明したとおりである。
【0035】次に、インターネットから加入者端末40
a,40bへIPパケットを伝送する手順について説明
する。インターネットから伝送されたIPパケットがケ
ーブルルータ1に受信されるまでの手順は図5と同じで
ある。ケーブルルータ1内のルータ11は、Ethernet終
端装置12a,12bに接続される側にサブネットワー
クを設定しておく。これにより、ルータ11の既存の機
能として、IPパケットは、その宛先アドレスに書かれ
たIPアドレスが属するサブネットワークに自動的にル
ーティングされることになる。
【0036】Ethernet終端装置12aが接続されるサブ
ネットワークをサブネットA、Ethernet終端装置12b
が接続されるサブネットワークをサブネットBと呼ぶこ
とにする。サブネットA/BにルーティングされたIP
パケットは、図2および図5で説明したものと同じ手順
で混合装置5に送られる。ここで、サブネットAとサブ
ネットBの信号は、それぞれ異なる搬送波周波数のチャ
ネルXとチャネルYにそれぞれ乗せ換えられ、周波数多
重される。この多重化された信号は、送受信装置7を経
てCATV伝送路300に送られ、加入者端末40a,
40bに送られる。加入者端末40a,40bは、その
接続されたROM41a,41bに記憶されている搬送
波周波数のチャネルを受信する。ここで、ROM41a
にはサブネットAに属するIPアドレスとチャネルXの
組み合わせ、ROM41bサブネットBに属するIPア
ドレスとチャネルYの組み合わせの組み合わせを記憶さ
せておけば、加入者端末40a,40bはそれぞれ別の
チャネルを伝送された自端末宛のIPアドレスを受信す
ることができる。
【0037】本実施の形態によれば、複数の下り周波数
を用いたIP伝送が可能になるという効果がある。
【0038】図3に本発明の第2の実施の形態であるC
ATVによるインターネットアクセスシステムを示す。
図3において、インターネットアクセスシステムは、ケ
ーブルルータ1と、ルータ2と、変調装置3a,3b,
3cと、復調装置4と、混合装置5と、分離装置6と、
送受信装置7と、センタ内LAN8と、リソース管理装
置20と、IPアドレス管理装置21と、チャネル管理
装置22からなるCATVセンタ局100が、インター
ネット200と、CATV伝送路300とに接続されて
構成される。以下、図3を用いて本発明の第2の実施の
形態について説明する。
【0039】本実施の形態においては、図示していない
がCATV伝送路300に接続された加入者端末にはR
OM41a,41bが接続されておらず、端末には予め
IPアドレスは割り当てられていない。端末は、インタ
ーネットにアクセスしようとするとき、BOOTPやD
HCPなどのプロトコルを使用して動的にIPアドレス
の割り当てを受ける。BOOTPとDHCPは、IET
F(Internet Engineering Task Force)により規格化
されたプロトコルである。以下では、DHCPを使用す
るものとして説明する。
【0040】加入者端末は、IPパケットの宛先アドレ
スにブロードキャストアドレスをセットしてDHCPリ
クエストを送出し、予め決められたDHCP通信用の下
り方向チャネルを受信し続ける。このDHCP通信用の
チャネルは、専用のチャネルでも他の信号と共用のチャ
ネルでも構わないが、DHCP通信用のチャネルとして
加入者端末において既知のチャネルである。
【0041】このIPパケットは、図5と同様にしてケ
ーブルルータ1に送られる。ケーブルルータ1内のルー
タ11は、DHCPリクエストのブロードキャストパケ
ットをセンタ内LAN8にリレーする。リソース管理装
置20は、DHCPサーバとして働き、ブロードキャス
トされたDHCPリクエストを受信する。
【0042】これを受けて、リソース管理装置20は、
IPアドレス管理装置21から加入者端末に与えるIP
アドレスの割り当てを受け、さらにそのIPアドレスが
属するサブネットの伝送に使用されている下り方向チャ
ネルの搬送波周波数をチャネル管理装置22で調べる。
リソース管理装置20は、まず加入者端末に割り当てる
IPアドレスを所定のDHCPプロトコルで伝送する。
その際、加入者端末はこの時点ではIPアドレスを持た
ないため、通常のIPパケットルーティングはできず、
下位のMACアドレスによりパケットを伝送する。
【0043】DHCPリレールータとして機能している
ケーブルルータ1内のルータ11は、DHCPリクエス
トをリレーした加入者端末のMACアドレスを記憶して
おり、そのMACアドレスが宛先アドレスのパケットを
受信すると、変調装置3cが接続されたポートにパケッ
トをルーティングする。変調装置3cの出力信号は、混
合装置5で予め決められたDHCP通信用のチャネルの
搬送波周波数に乗せ換えられて、CATV伝送路300
に送られる。加入者端末は、DHCP通信用のチャネル
を受信し続けているので、自端末のMACアドレス宛の
パケットを受信でき、割り当てられたIPアドレスを知
ることができる。
【0044】次に、加入者端末は、IP通信を行う際に
受信すべき搬送波周波数をリソース管理装置20に問い
合わせる。この手順は、DHCPによるIPアドレスの
割り当てと同様の手順で行えばよい。このようにして、
加入者端末がIPアドレスと受信搬送波周波数を知った
後は、図1と同様の手順でIP通信を行うことができ
る。また、予めIPサブネットワークと搬送波周波数の
組み合わせを加入者端末に記憶させておき、割り当てら
れたIPアドレスからIPサブネットワークを割り出し
て、受信搬送波周波数を決定してもよい。
【0045】本実施の形態によれば、加入者端末に任意
のIPアドレスを割り当てることが可能となり、下りチ
ャネルの混み具合により加入者端末を割り当てる下りチ
ャネル、すなわちIPサブネットワークを決定可能とな
るため、下りチャネルの混雑状況を均等化できるという
効果がある。
【0046】図4は、本発明の第3の形態である衛星通
信を介したインターネットアクセスシステムである。図
4において、衛星通信を介したインターネットアクセス
システムは、ケーブルルータ1と、ルータ2と、変調装
置3a,3bと、混合装置5と、センタ内LAN8と、
リソース管理装置20と、IPアドレス管理装置21
と、チャネル管理装置22と、アップリンク装置23
と、ダイアルアップルータ24からなるCATVセンタ
局100が、インターネット200に接続されるととも
に、加入者端末40が、電話網400と、送信アンテナ
51−通信衛星52−受信アンテナ53を介して接続さ
れて構成される。以下、図4を用いて本発明の第3の実
施の形態について説明する。
【0047】本実施の形態では、加入者端末40からイ
ンターネットへの上り方向の通信に電話網400を使用
する。まず、加入者端末40は、ダイアルアップルータ
24に電話をかける。加入者端末40は、PPP(Poin
t to Point Protocol)を用いて、ダイアルアップルー
タ24からIPアドレスの割り当てを受ける。PPP
は、IETFにより規格化されたプロトコルである。そ
の際、加入者端末40からIPアドレスの要求を受けた
ダイアルアップルータ24は、リソース管理装置20に
IPアドレスの割り当てを要求する。リソース管理装置
20は、IPアドレス管理装置21から空きIPアドレ
スを探し、チャネル管理装置21でそのIPアドレスが
属するIPサブネットワークに予め割り当てられた搬送
波周波数を調べる。リソース管理装置20は、これらの
情報をダイアルアップルータ24に通知し、ダイアルア
ップルータ24は、電話網400経由で加入者端末40
にIPアドレス及び搬送波周波数を伝える。
【0048】IPアドレスの割り当てを受けた加入者端
末40は、インターネットへ伝送するIPパケットを電
話網400、ダイアルアップルータ24およびルータ2
経由でインターネットに送る。一方、インターネットか
ら加入者端末40に伝送されるIPパケットは、ルータ
2を経由してセンタ内LAN8に送られる。これを受信
したケーブルルータ1内のルータ11では、宛先アドレ
スである加入者端末40に割り当てられたIPアドレス
が属するIPサブネットワークごとにルーティングさ
れ、図1と同様に混合装置5まで送られる。
【0049】混合装置5において、IPサブネットワー
クごとに予め決められた搬送波周波数に乗せ換えられ、
他の信号と周波数多重された信号は、アップリンク装置
23および送信アンテナ51を経て通信衛星52に送ら
れる。通信衛星52で中継された信号は、受信アンテナ
53をへて加入者端末40に送られる。加入者端末40
は、ダイアルアップルータ24から通知を受けた搬送波
周波数を受信しているので、インターネットから送られ
たIPパケットを受信することができる。
【0050】また、下りチャネルが混雑しているとケー
ブルルータ1が判断した場合には、ICMPメッセージ
をルータ2に送り、加入者端末40への最適なルーティ
ング経路がダイアルアップルータ24であることを通知
し、電話網400を経由して加入者端末40にIPパケ
ットを送ることができる。なお、ICMPメッセージ
は、IETFで規格化されたプロトコルである。
【0051】本実施の形態によれば、加入者端末が電話
網で接続されている場合、必要に応じて電話網も下り回
線に利用できるという効果が得られる。なお、本明細書
においては、第1及び第2の実施の形態はCATV、第
3の実施の形態は衛星通信を用いて説明したが、本発明
の効果はCATVや通信衛星に限定されないことは言う
までもない。
【0052】また、本明細書においては、周波数分割多
重された伝送路を用いるCATVと衛星通信を例に説明
したが、時分割多重あるいは符号分割多重された伝送路
を用いる場合でも、本実施の形態における搬送波周波数
を、時分割されたタイムスロットを識別する番号あるい
は直交化符号を識別する番号等に置き換えて考えれば、
同様の効果を得られることは明らかである。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、複数の下り伝送チャネ
ルを用いてデータ電送サービスを実施する場合にも、安
価な汎用ルータを使用することが可能であるという効果
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態であるCATVイン
ターネットアクセスシステムの構成を示すブロック図。
【図2】ケーブルモデムの構成を示すブロック図。
【図3】本発明の第2の実施の形態であるCATVイン
ターネットアクセスシステムの構成を示すブロック図。
【図4】本発明の第3の実施の形態である衛星通信イン
ターネットアクセスシステムの構成を示すブロック図。
【図5】従来のCATVインターネットアクセスシステ
ムの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 ケーブルルータ 2 ルータ 3 変調装置 4 復調装置 5 混合装置 6 分離装置 7 送受信装置 8 センタ内LAN 11 ルータ 12 Ethernet終端装置 13 Ethernetパケット化装置 14 CATVフレーム化装置 15 CATV終端装置 20 リソース管理装置 21 IPアドレス管理装置 22 チャネル管理装置 23 アップリンク装置 24 ダイアルアップルータ 40 加入者端末 41 ROM 51 送信アンテナ 52 通信衛星 53 受信アンテナ 100 CATVセンタ局 200 インターネット 300 CATV伝送路 400 電話網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岸 恵理 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 冨岡 美好 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の伝送路が一つの物理媒体上に多重
    され、複数の端末が前記物理媒体を共有するネットワー
    クに適用され、開放型システム間相互接続(OSI)参
    照モデルに定義されるネットワーク層アドレスによりデ
    ータパケットの伝送経路を決定するルーティング経路制
    御装置において、前記ネットワーク層アドレスにより前
    記ネットワークを分割して定義されるサブネットワーク
    へ伝送されるデータパケットを前記複数の伝送路の内の
    特定の伝送路にルーティングする手段と、前記端末が使
    用する前記ネットワーク層アドレスと前記ネットワーク
    層アドレス宛のデータパケットがルーティングされる前
    記特定の伝送路に割り当てられた識別子を記憶する手段
    とを有することを特徴とするルーティング経路制御装
    置。
  2. 【請求項2】 複数の伝送路が一つの物理媒体上に多重
    され、複数の端末が前記物理媒体を共有するネットワー
    クに適用され、開放型システム間相互接続(OSI)参
    照モデルに定義されるネットワーク層アドレスによりデ
    ータパケットの伝送経路を決定するルーティング経路制
    御装置において、前記ネットワーク層アドレスにより前
    記ネットワークを分割して定義されるサブネットワーク
    へ伝送されるデータパケットを前記複数の伝送路の内の
    特定の伝送路にルーティングする手段と、前記ネットワ
    ーク層アドレスを動的に管理するアドレス管理手段と、
    前記サブネットワークと前記伝送路の組合せを管理する
    伝送路管理手段と、前記端末が使用するネットワーク層
    アドレスと前記ネットワーク層アドレス宛のデータパケ
    ットがルーティングされる前記特定の伝送路に割り当て
    られた識別子の割当手段とを有し、前記割当手段は前記
    アドレス管理手段から端末に割り当てるネットワーク層
    アドレスを得、前記ネットワーク層アドレス宛のデータ
    パケットがルーティングされる前記特定の伝送路に割り
    当てられた識別子を前記伝送路管理手段から得ることを
    特徴とするルーティング経路制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載のルーティ
    ング経路制御装置において、前記ネットワーク以外にデ
    ータパケットを伝送する伝送手段を有し、前記ネットワ
    ークの前記伝送路一つの伝送能力を超えるデータが送ら
    れてきた場合には前記伝送手段へデータをルーティング
    することを特徴とするルーティング経路制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれか記載
    のルーティング経路制御装置において、前記ネットワー
    クの物理層媒体に周波数分割多重された伝送路を使用
    し、前記識別子として分割された各周波数帯域に付与さ
    れた識別子を使用することを特徴とするルーティング経
    路制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のルーティング経路制御装
    置において、前記ネットワークの物理媒体としてケーブ
    ルテレビ網を使用することを特徴とするルーティング経
    路制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のルーティング経路制御装
    置において、前記ネットワークの物理媒体として衛星通
    信を使用することを特徴とするルーティング経路制御装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項3のいずれか記載
    のルーティング経路制御装置において、前記ネットワー
    クの物理層媒体に時分割多重された伝送路を使用し、前
    記識別子として分割された各タイムスロットに付与され
    た識別子を使用することを特徴とするルーティング経路
    制御装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項3のいずれか記載
    のルーティング経路制御装置において、前記ネットワー
    クの物理層媒体に符号分割多重された伝送路を使用し、
    前記識別子として分割された各直交符号に付与された識
    別子を使用することを特徴とするルーティング経路制御
    装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし請求項3のいずれか記載
    のルーティング経路制御装置において、ネットワーク層
    プロトコルとしてインターネット・プロトコルを使用す
    ることを特徴とするルーティング経路制御装置。
  10. 【請求項10】 請求項3記載のルーティング経路制御
    装置において、前記伝送手段として電話網を使用するこ
    とを特徴とするルーティング経路制御装置。
JP14656997A 1997-06-04 1997-06-04 ルーティング経路制御装置 Pending JPH11252167A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003519966A (ja) * 2000-01-05 2003-06-24 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム Lanネットワークをインターネットに直接接続する双方向ケーブル・モデム

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JP2003519966A (ja) * 2000-01-05 2003-06-24 トムソン ライセンシング ソシエテ アノニム Lanネットワークをインターネットに直接接続する双方向ケーブル・モデム

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