JPH11250780A - 遮断器 - Google Patents

遮断器

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JPH11250780A
JPH11250780A JP4487298A JP4487298A JPH11250780A JP H11250780 A JPH11250780 A JP H11250780A JP 4487298 A JP4487298 A JP 4487298A JP 4487298 A JP4487298 A JP 4487298A JP H11250780 A JPH11250780 A JP H11250780A
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JP
Japan
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electrode
circuit breaker
side electrode
contact
tip
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JP4487298A
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English (en)
Inventor
Junji Yamazaki
淳司 山崎
Junichi Sakamoto
淳一 坂元
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Toshiba Corp
Toshiba Substation Equipment Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Substation Equipment Technology Corp
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Publication date
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  • Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 投入抵抗接点の投入時に発生する横荷重を低
減し、組立作業の簡略化を可能とした、信頼性の高い遮
断器を提供する。 【解決手段】 可動側電極6の先端部には、この可動側
電極6よりも小型で、可動側電極の動作軸方向に対して
一定の範囲で角度の変更が可能な接触部(第3の電極)
5が、可動側電極の動作軸方向に摺動可能に取り付けら
れている。一方、前記可動側電極6と対向する位置に
は、導体1と支え3により支持されたロッド2を介し
て、固定側電極4が配設されている。そして、この固定
側電極4の先端の平坦面に、前記可動側電極6の先端部
に摺動可能に配設された接触部5が接触し、この平坦面
の形状に追随して動作・摺動するように構成されてい
る。なお、固定側電極4及び可動側電極6の先端部の形
状は、平坦に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遮断器に関するもの
であり、特に、遮断器の投入時(閉路時)に発生するサ
ージの抑制を目的として、主通電部に並列に設けられる
投入抵抗接点に改良を施した遮断器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7及び図8は、従来の投入抵抗接点の
構成を示す概略図である。すなわち、図7に示すよう
に、互いに対向配置された固定側電極34と可動側電極
35は、所定の距離を保ちつつ、遮断器の投入指令待ち
状態となる。なお、前記固定側電極34は、導体1と支
え3により支持されたロッド2によって支持固定されて
いる。また、固定側電極34の先端部の形状は球面形状
とされている。一方、可動側電極35は、コンタクト8
とガイド9で支持された通電ロッド7を介して連結部1
0に連結され、さらに図示しない駆動部に接続されてい
る。そして、前記駆動部からの駆動力が可動側電極35
に伝達されるように構成されている。また、可動側電極
35の先端部の形状も、固定側電極34と同様に球面形
状とされている。
【0003】ここで、遮断器に動作指令が伝わると、前
記連結部10に駆動部(図示せず)から駆動力が伝わ
り、図8に示すように、可動側電極35が図中左方向に
駆動される。その結果、遮断器の主通電部が接触するの
に先行して、可動側電極35と固定側電極34とがその
先端の球面部分で接触し、図示しない抵抗回路を通電
し、後に主通電部が接触することにより遮断器の投入動
作が完了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の遮断器には、以下に述べるような問題点
があった。すなわち、投入抵抗接点を構成する一対の電
極(可動側電極及び固定側電極)は、電界的な関係上、
互いの接触部が球面形状となるように構成されていた。
しかし、例えば、互いの接触部が球面形状である一対の
電極を用い、また、両者の動作軸と接触点が一致しない
場合、この接触部には、各動作軸に直交する方向にいわ
ゆる横荷重が発生する。この横荷重を所定値以内に保つ
ためには、組立時の位置調整を十分に行うか、あるい
は、部品を強固にしてより大きな横荷重に耐え得るよう
構成する必要があった。
【0005】なお、上述したように球面同士の接触の場
合、その軸ずれに対する横荷重の発生割合は、一方の電
極の先端部の形状が平坦面で、他方の電極の先端部の形
状が球面である場合の横荷重の発生割合に比べて、極め
て拡大されることが知られている。そのため、互いの接
触部が球面形状である一対の電極を用いた場合には、両
者の動作軸が厳密に一致するように組立てる必要がある
ため、その接触部の芯出し作業に細心の注意を払う必要
があり、組立作業に支障をきたしていた。また、電極部
に球面加工を施す工程は複雑であり、また、非常に時間
がかかるものであった。
【0006】本発明は、上述したような従来技術の問題
点を解消するために提案されたもので、その目的は、投
入抵抗接点の投入時に発生する横荷重を低減し、組立作
業の簡略化を可能とした、信頼性の高い遮断器を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、遮断器の主接点に並列に
接続された投入抵抗接点が、互いに対向配置された第1
の電極及び第2の電極から構成され、前記第1及び第2
の電極が相対的に動作することにより、前記投入抵抗接
点が開閉される遮断器において、前記第1及び第2の電
極のいずれか一方の先端部に、その電極の動作軸方向に
摺動可能な第3の電極が取り付けられていることを特徴
とするものである。
【0008】上記のような構成を有する請求項1に記載
の遮断器においては、投入抵抗接点を構成する第1及び
第2の電極のいずれか一方の先端部に、その電極の動作
軸方向に摺動可能な第3の電極を取り付けたことによ
り、遮断器に動作指令がなされると、動作自由度の高い
第3の電極が、それと対向する第1の電極あるいは第2
の電極と接触する。その結果、従来問題となっていた球
面と球面が接触する際に発生する軸ずれによる大きな横
荷重の発生を防止することができる。また、第3の電極
は動作自由度が高いので、第1及び第2の電極の動作軸
同士を厳密に一致させる必要がなくなり、投入抵抗接点
の組立作業が容易なものとなる。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の遮断器において、前記第3の電極が、その電極を取り
付けた前記第1の電極あるいは第2の電極の動作軸方向
に対して、所定の範囲で角度の変更が可能となるように
取り付けられていることを特徴とするものである。上記
のような構成を有する請求項2に記載の遮断器において
は、第3の電極が、その電極を取り付けた前記第1の電
極あるいは第2の電極の動作軸方向に対して、所定の範
囲で回動可能に取り付けられているため、さらに動作自
由度は高くなる。従って、上記請求項1に記載の発明に
よる作用・効果がさらに増強される。すなわち、第3の
電極は、先端が平坦に構成された対向する電極の任意の
位置に接触することができるため、横荷重の発生を効果
的に防止することができる。また、第3の電極の動作自
由度はさらに高くなっているので、第1及び第2の電極
の動作軸同士を厳密に一致させる必要がなくなり、投入
抵抗接点の組立作業がさらに容易なものとなる。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の遮断器において、前記第1及び第2の
電極の少なくともいずれか一方の先端部の形状が、平坦
に構成されていることを特徴とするものである。上記の
ような構成を有する請求項3に記載の遮断器において
は、第1及び第2の電極の少なくともいずれか一方の先
端部の形状を、平坦に構成することにより、従来問題と
なっていた球面対球面の接触はなくなるため、大きな横
荷重の発生を防止することができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請
求項3のいずれか一に記載の遮断器において、前記第3
の電極が、前記第1及び第2の電極のいずれか一方の先
端部に、複数個取り付けられていることを特徴とするも
のである。上記のような構成を有する請求項4に記載の
遮断器においては、第1及び第2の電極のいずれか一方
の先端部に第3の電極を複数個配置することにより、投
入時に、前記第3の電極を取り付けた第1の電極あるい
は第2の電極に伝わる衝撃力を大幅に緩和させることが
できる。また、第3の電極に配設される弾性部材の弾性
率を、複数個配設される第3の電極ごとに変えることに
より、第1の電極と第2の電極の接触状態を変えること
ができるので、両電極間の接触不良を大幅に低減するこ
とができる。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請
求項4のいずれか一に記載の遮断器において、前記第3
の電極と、その電極を取り付けた前記第1の電極あるい
は第2の電極とが、弾性を有するリング状の通電部材に
よって通電されることを特徴とするものである。上記の
ような構成を有する請求項5に記載の遮断器において
は、第3の電極の周囲に弾性を有するリング状の通電部
材を取り付けるという簡単な手段によって、第3の電極
と、その電極を取り付けた前記第1の電極あるいは第2
の電極との間に通電路が確保できる。
【0013】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請
求項5のいずれか一に記載の遮断器において、前記第3
の電極を摺動可能に取り付けた前記第1の電極あるいは
第2の電極に、前記第3の電極の脱落を防止する係止部
を形成したことを特徴とするものである。上記のような
構成を有する請求項6に記載の遮断器においては、所定
の位置に第3の電極の脱落を防止する係止部を設けると
いう簡単な手段によって、第3の電極を摺動可能に取り
付けた第1の電極あるいは第2の電極から第3の電極が
脱落することを防止することができる。また、別途、脱
落防止部材を取り付ける必要がなくなるので、部品点数
の削減及び組立工程の簡略化が可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以
下、実施形態と記す)について、図面を参照して具体的
に説明する。なお、図7及び図8に示した従来型と同一
の部材には同一の符号を付して、説明は省略する。
【0015】[1.第1実施形態]図1及び図2は、本
発明の第1実施形態の構成を示す概略図である。すなわ
ち、可動側電極6の先端部には、この可動側電極6より
も小型で、可動側電極の動作軸方向に対して一定の範囲
で角度の変更が可能な接触部(第3の電極)5が、可動
側電極の動作軸方向に摺動可能に取り付けられている。
なお、可動側電極6の先端部の形状は平坦に構成されて
いる。
【0016】一方、前記可動側電極6と対向する位置に
は、導体1と支え3により支持されたロッド2を介し
て、固定側電極4が配設されている。なお、固定側電極
4の先端部の形状も可動側電極と同様に平坦に構成され
ている。そして、この固定側電極4の先端の平坦面に、
前記可動側電極6の先端部に摺動可能に配設された接触
部5が接触し、この平坦面の形状に追随して動作・摺動
するように構成されている。なお、前記接触部5は、可
動側電極6と固定側電極4のどちらに設けてもよい。ま
た、その他の構成は、図7及び図8に示した従来型と同
様である。
【0017】次に、前記接触部5の構成について説明す
る。すなわち、図3に示したように、可動側電極6の先
端に、一定の範囲で角度の変更が可能で、且つ可動側電
極6の動作軸方向に摺動可能に取り付けられる接触部
(第3の電極)5は、固定側電極4側に位置するフィン
ガー5aと、その背面に設けられた通電部5bとから構
成されている。なお、前記通電部5bは弾性力を有する
構成とされ、可動側電極6と接触することにより、通電
路を形成するように構成されている。
【0018】一方、可動側電極6の先端部には、前記接
触部5を収納する係合孔11が、前記駆動部側に向かっ
て形成され、この係合孔11内に前記接触部5が摺動可
能に収納されている。すなわち、係合孔11は、前記フ
ィンガー5aの直径L1より所定の長さだけ大きい径L
2を有する第1の小径部11aと、その奥部に形成され
た直径L3の第2の小径部(L2>L3)11bとから
構成されている。なお、前記第1の小径部11aには、
その中間部に、後述するスナップリング12が係合する
第3の小径部11c(径L4、L4>L2)が形成され
ている。
【0019】そして、前記第2の小径部11bには、弾
性力を有する通電部5bが収納され、また、遮断器の投
入時にフィンガー5aに加わる力の向きを一定方向に調
芯できるばね13が、ばね止め14を介して、前記第1
の小径部11aに収納されている。さらに、前記第3の
小径部11cには、フィンガー5aの抜けを防止するた
めの止め輪であるスナップリング12が取り付けられて
いる。
【0020】このように構成された接触部5は、可動側
電極6に形成された係合孔11内をその動作軸方向に摺
動でき、また、前記第1の小径部11aの径L2がフィ
ンガー5aの直径L1より所定の長さだけ大きく構成さ
れていることにより、可動側電極6の動作軸方向に対し
て、一定の範囲で角度の変更が可能となるように構成さ
れている。
【0021】このような構成を有する第1実施形態にお
いては、連結部10に駆動力が伝わると、図2に示すよ
うに、先端に接触部5を備えた可動側電極6が図中左方
向に移動し、前記接触部5を構成するフィンガー5aが
固定側電極4の先端の平坦面に接触し、この平坦面の形
状に追随して動作・摺動する。
【0022】このように本実施形態においては、可動側
電極6の先端に配設された接触部5のフィンガー5a
が、固定側電極4の平坦面の任意の位置に接触すること
ができるため、可動側電極6と固定側電極4の芯出し作
業を省略することができ、組立作業が容易となる。ま
た、可動側電極6と固定側電極4の先端部に球面加工を
施す必要がないので、電極の加工コストが大幅に低減さ
れる。さらに、接触部5を可動側電極6の係合孔11内
に組み立てる場合、まず、係合孔11内にばね13を挿
入し、続いて接触部5を通電部5b側から挿入し、さら
に、フィンガー5aの抜けを防止するためのスナップリ
ング12を取り付ける。このように、本実施形態におい
ては、接触部5の組立てを一方向から実施することがで
きるので、組立作業が非常に容易なものとなる。
【0023】[2.第2実施形態]図4(A)は、本発
明の第2実施形態の構成を示す側面図、図4(B)は、
そのA−A矢視図である。すなわち、先端が平坦面構造
を有する可動側電極6には、その先端部に、可動側電極
6よりも小型で、一定の範囲で角度の変更が可能な、3
つの接触部51,52,53が設けられている。そし
て、これら3つの接触部が、固定側電極4の先端の形状
に追随して動作・摺動するように構成されている。な
お、前記複数の接触部51,52,53の構成は、上記
第1実施形態において説明したので省略する。また、前
記複数の接触部51,52,53は、可動側電極6と固
定側電極4のどちらに設けてもよい。
【0024】このような構成を有する第2実施形態にお
いては、図4に示すように、連結部(図示せず)に駆動
力が伝わると、通電ロッド7を介して、先端に3つの接
触部51,52,53を備えた可動側電極6が図中左方
向に移動し、前記接触部51,52,53のうち少なく
ともいずれか一つが固定側電極4の先端の平坦面に接触
し、この平坦面の形状に追随して動作・摺動する。
【0025】このように本実施形態においては、固定側
電極4の先端の形状に追随して摺動可能な接触部を、可
動側電極6に複数個配置することにより、投入時に可動
側電極6に伝わる衝撃力を緩和させることができる。ま
た、複数の接触部51,52,53にそれぞればね定数
の異なるばねを用いることにより、各接触部51,5
2,53と固定側電極4の接触状態を変えることができ
るので、これらの接触部を備えた可動側電極6と固定側
電極4の接触不良を大幅に低減することができる。
【0026】[3.第3実施形態]以下に述べる第3実
施形態は、上記第1実施形態で示したフィンガーの構成
に改良を施したものであり、図5(A)は、本実施形態
の構成を示す側面図、図5(B)は、A部の拡大図であ
る。すなわち、本実施形態においては、フィンガー20
が棒状に構成され、その中央部近傍に、ばね性を有する
リング状の通電バンド21がはめ込まれている。そし
て、このリング状の通電バンド21を介して、フィンガ
ー20と可動側電極6との通電路が形成されるように構
成されている。なお、前記リング状の通電バンド21に
は、全周にわたって外方に突出する複数の弾性部22が
形成されている。また、この弾性部22の個数を調整す
ることによって、フィンガー20と可動側電極6との接
触の度合いを調整することができるように構成されてい
る。
【0027】このような構成を有する第3実施形態にお
いては、図3に示したように、フィンガー5aの背面に
通電部5bを形成する必要がなく、棒状のフィンガー2
0の周囲に、外方への弾性を有するリング状の通電バン
ド21をはめ込むという簡単な手段で、フィンガー20
と可動側電極6の係合孔11の内面との間に通電路が確
保できる。また、リング状の通電バンド21に形成する
弾性部22の個数を調整することによって、フィンガー
20と可動側電極6との接触の度合いを調整することが
できるので、通電容量に対応した通電部を容易に形成す
ることができる。
【0028】[4.第4実施形態]以下に述べる第4実
施形態は、可動側電極に形成される係合孔の構成に改良
を施したものである。本実施形態においては、図6に示
したように、フィンガー5aの直径L1より所定の長さ
だけ大きい径L2を有する第1の小径部11aと、その
奥部に形成された第2の小径部(直径L3、L2>L
3)11bの間に、通電部5bの抜け出しを防止できる
係止部30が形成されている。
【0029】このような構成を有する第4実施形態にお
いては、図6に示したように、通電部5bが収納される
第2の小径部11bの手前側に、係止部30が形成され
ているため、ばね13の反力によって、フィンガー5a
が可動側電極6内から抜け出すことを防止することがで
きる。
【0030】また、第2の小径部11b部分にグリース
31を充填した場合には、この第2の小径部11b部分
がグリース溜めとなるため、フィンガー5aが係合孔1
1内を摺動する時に、通電部5bの潤滑性が大幅に向上
される。また、通電部5bと第2の小径部11b部分の
内壁がこすれ合うことによって異物が発生することを大
幅に低減することができる。
【0031】さらに、所定の位置に係止部30を設ける
という簡単な手段によって、フィンガー5aの抜け出し
を防止することができるので、図3に示したスナップリ
ング12を取り付ける必要がなくなり、部品点数の削減
及び組立工程の簡略化が可能となる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、投
入抵抗接点の投入時に発生する横荷重を低減し、組立作
業の簡略化を可能とした、信頼性の高い遮断器を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における投入抵抗接点の
遮断時の構成を示す概略図
【図2】本発明の第1実施形態における投入抵抗接点の
投入時の構成を示す概略図
【図3】本発明の第1実施形態における可動側電極と接
触部の構成を示す断面図
【図4】(A)は本発明の第2実施形態における投入抵
抗接点の遮断時の構成を示す概略図、(B)はA−A矢
視図
【図5】(A)は、本発明の第3実施形態におけるフィ
ンガーの構成を示す側面図、(B)はA部の拡大図
【図6】本発明の第4実施形態における可動側電極と接
触部の構成を示す断面図
【図7】従来の投入抵抗接点の遮断時の構成を示す概略
【図8】従来の投入抵抗接点の投入時の構成を示す概略
【符号の説明】
1…導体 2…ロッド 3…支え 4…固定側電極 5…接触部 5a…フィンガー 5b…通電部 6…可動側電極 7…通電ロッド 8…コンタクト 9…ガイド 10…連結部 11…係合孔 11a…第1の小径部 11b…第2の小径部 11c…第3の小径部 12…スナップリング 13…ばね 14…ばね止め 20…フィンガー 21…通電バンド 22…弾性部 30…係止部 31…グリース

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遮断器の主接点に並列に接続された投入
    抵抗接点が、互いに対向配置された第1の電極及び第2
    の電極から構成され、前記第1及び第2の電極が相対的
    に動作することにより、前記投入抵抗接点が開閉される
    遮断器において、 前記第1及び第2の電極のいずれか一方の先端部に、そ
    の電極の動作軸方向に摺動可能な第3の電極が取り付け
    られていることを特徴とする遮断器。
  2. 【請求項2】 前記第3の電極が、その電極を取り付け
    た前記第1の電極あるいは第2の電極の動作軸方向に対
    して、所定の範囲で角度の変更が可能となるように取り
    付けられていることを特徴とする請求項1に記載の遮断
    器。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の電極の少なくともい
    ずれか一方の先端部の形状が、平坦に構成されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遮断
    器。
  4. 【請求項4】 前記第3の電極が、前記第1及び第2の
    電極のいずれか一方の先端部に、複数個取り付けられて
    いることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
    一に記載の遮断器。
  5. 【請求項5】 前記第3の電極と、その電極を取り付け
    た前記第1の電極あるいは第2の電極とが、弾性を有す
    るリング状の通電部材によって通電されることを特徴と
    する請求項1乃至請求項4のいずれか一に記載の遮断
    器。
  6. 【請求項6】 前記第3の電極を摺動可能に取り付けた
    前記第1の電極あるいは第2の電極に、前記第3の電極
    の脱落を防止する係止部を形成したことを特徴とする請
    求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の遮断器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014199454A1 (ja) * 2013-06-12 2014-12-18 株式会社 日立製作所 ガス遮断器
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