JPH11248793A - ディレイテスト向け診断回路の構成方法 - Google Patents

ディレイテスト向け診断回路の構成方法

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JPH11248793A
JPH11248793A JP10049163A JP4916398A JPH11248793A JP H11248793 A JPH11248793 A JP H11248793A JP 10049163 A JP10049163 A JP 10049163A JP 4916398 A JP4916398 A JP 4916398A JP H11248793 A JPH11248793 A JP H11248793A
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JP
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scan
detection rate
latch
probability
scan latch
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JP10049163A
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Jun Hirano
潤 平野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ディレイ故障を検出するための診断回路の回路
量を削減すること。 【解決手段】ディレイ故障の推定検出率の計算から、検
出率向上に効果のあるスキャン・ラッチのみに、ディレ
イ故障検出の容易化のためのラッチの使用を限定するこ
とにより削減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディレイ故障の検
出のための診断用回路の構成方法に属する。
【0002】
【従来の技術】近年、LSIの論理規模の増大により、
LSIのテストは一層困難になっている。LSIのテス
トが困難である理由の1つにテストデータ量が膨大であ
ることである。近年、この問題を解決するためにBIS
T方式が用いられるようになった。
【0003】BIST方式では、LSI内部に疑似乱数
発生器と符号圧縮器を内蔵する。疑似乱数発生器を用い
て大量の乱数パターンを生成し、出力結果を符号圧縮器
で圧縮する。このBIST方式については、“Buil
t−In Test forVLSI:Pseudora
ndam Techiniques”,P.H.Bar
del他著(1987年発行)に記載されている。
【0004】しかしながら、BIST方式により、大量
の乱数パターンを用いてテストをしても、縮退故障に対
して高い故障検出率を得ることは難しい。
【0005】そのため、論文“Test Point I
nsertion For Scan−Based BI
ST”(Bernhard H.Seiss他著、Pr
oc.of European Test Conf.,
pp253−262,1991)では、乱数パターンに
対する回路のテスト容易性を表す指標を用いて、テスト
容易な回路に修正する手法を提案している。
【0006】ここでスキャン回路の概念をランダム・ア
クセス・スキャン回路を例に図5を使って説明する。一
般的にランダム・アクセス・スキャン回路は、アドレス
・デコーダ(504)、スキャン・ラッチ(505)、
各ラッチの出力を出力エッジまで束ねるOR素子(50
6)で構成される。
【0007】アドレス・デコーダ(504)はアドレス
信号線(501)により特定のスキャン・ラッチのみを
選択する。(505)のスキャン・ラッチが選択されて
いる場合に、スキャン・クロック(503)をonにす
ることにより、データ入力信号線(502)の論理値が
スキャン・ラッチ(505)に取り込まれる。
【0008】スキャン・ラッチ(505)の内部構成例
を図6に示す。スキャン・ラッチはアドレス信号線(6
04)が1のとき、スキャン・クロック(603)が有
効になり、スキャン・イン・データ(602)からデー
タが取り込まれる。
【0009】また、システムクロック信号線(605)
を1にすると、一般論理回路の出力がデータ信号線(6
01)から取り込まれる。
【0010】次にディレイ故障の検出の原理を図7を用
いて説明する。
【0011】ここで図7の701〜707のスキャン・
ラッチは図6と同じものである。図7では省略している
が、各スキャン・ラッチ(701〜707)には、図5
のように、アドレスデコーダ等の制御論理が接続されて
いる。
【0012】アドレス信号線(501)とスキャン・イ
ン信号線(502)を用いて、全スキャン・ラッチ(7
01〜702)に1/2乱数の論理値を設定する。この
時点でのスキャン・ラッチ(704)の入力データ信号
線(710)の論理値をQnとし、出力データ信号線
(711)の論理値をQn−1とする。
【0013】システムクロック(708)を叩いて、ス
キャン・ラッチ(704は入力信号線(710)の論理
値Qnを取り込む。もし、Qn−1とQnが異なる値な
ら信号変化が発生する。次に適切な時間の経過後にシス
テム・クロック(709)を叩いて、スキャン・ラッチ
(707)にデータ信号線(712)の値を捕捉する。
【0014】もし信号線(711)の信号変化が信号線
(712)まで伝播するなら、Qnが捕捉される。しか
し、このパスにディレイ故障がある場合はQn−1が捕
捉されることになる。
【0015】このように前段サブ回路(713)の出力
信号線(710)の論理値を利用するディレイテストの
方式を“2段切り出し”と呼び、比較的小さいスキャン
・ラッチの付加でディレイテストが可能である。
【0016】これに対して、図7のスキャン・ラッチ
(701〜707)に、図8のようなディレイテストを
容易にするためのスキャン・ラッチを用いる手法があ
る。
【0017】図8のスキャン・ラッチ(803)は、反
転出力端子(801)を持つ点を除いて図6と同じもの
である。(802)はセレクタで、TM=0のときはD
ATA側の論理値が出力され、TM=1のときは反転出
力端子(801)側の論理値が出力される。
【0018】図8のスキャン・ラッチでは、TM信号線
(804)が0のときは、図6のスキャン・ラッチと同
じ動作をする。TM信号線(804)を1にして、シス
テム・クロック(809)を叩くと、セレクタ(80
2)が反転信号側(801)を選択しているので、スキ
ャン・ラッチ(803)の値は反転する。
【0019】図8のようなスキャン・ラッチを用いる場
合のディレイテストの手順は次のようになる。
【0020】(1)各スキャン・ラッチ(803)にQ
nを、スキャン・クロック(807)を使って取り込
む。
【0021】(2)TM=1にしてシステムクロック
(708)を叩く。これによりスキャン・ラッチ(70
4〜706)の内部でQnからQnの逆値への信号変化
が発生する。(3)TM=0にして、システム・クロッ
ク(709)を叩いてスキャン・ラッチ(707)で信
号変化を捕捉する。
【0022】図8のようなスキャン・ラッチでは、各F
F内で信号変化を発生させることができるため、(70
4〜706)と(707)で囲まれるサブ回路(71
4)だけでディレイテストを行うことができる。これを
“1段切り出し”と呼ぶ。
【0023】“1段切り出し”では、確実に信号変化を
発生できるが、“2段切り出し”のスキャン・ラッチと
比べ、スキャン・ラッチの回路が大きいため、診断用回
路の回路量が大きくなってしまう。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】ランダム・アクセス・
スキャン方式で1/2乱数を用いてディレイテストを行
う場合に、診断用回路の量を削減することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明はTest Po
int Insertionで用いられている回路のテ
スト容易性の評価方法をディレイテスト用に拡張する。
その評価に基づきディレイテスト用のスキャン・ラッチ
に交換するスキャン・ラッチを決定する。交換するスキ
ャン・ラッチを限定することにより診断用回路の量を削
減する。
【0026】
【発明の実施の形態】論文“Test Point In
sertion For Scan−Based BIS
T”では、縮退故障に対する回路のテスト容易性を確率
を用いて評価する方法を示した。
【0027】その手法を図9〜12を用いて説明する。
図9はスキャン・ラッチで囲まれた組み合わせ回路例で
ある。スキャン・ラッチ(901〜903)には乱数列
の値を設定するため、1になる確率(可制御性;C)は
1/2である。従って信号線(905,906,90
8)はC=1/2である。信号線(907)はAND素
子の出力信号線なので、C=1/4である。
【0028】可観測性(O)は信号線の論理値を観測点
(スキャン・ラッチ)に伝播する確率である。信号線
(909)の論理値はスキャン・ラッチ(904)で観
測できるため、O=1である。信号(907)の論理値
がスキャン・ラッチ(904)に伝播するためには、信
号線(908)が0でなければならないため、O=1/
2である。
【0029】このように各信号線の可制御性と可観測性
を計算する。図10に可制御性と可観測性の計算式を示
す。図11に計算結果を示す。
【0030】可制御性と可観測性から、各信号線上の縮
退故障の検出確率を次式で計算できる。
【0031】
【数1】 pdi/0=CiOi …0縮退故障の検出確率
【0032】
【数2】 pdi/1=(1−Ci)Oi …1縮退故障の検出確率 図11の表にはこの計算結果も示した。この検出確率か
ら回路全体の推定故障検出率を次式で計算できる。
【0033】
【数3】 Pf(t)=1−(1−Pf)^t …tパターン印可時の各故障の 検出確率
【0034】
【数4】 FC[%]=1/F Σ Pf(t) …回路全体の推定検出率 ここで、tは印可するテストパターン数であり、Fは全
故障数である。Pfは各故障の検出確率で[数1]と
[数2]のpdi/0とpdi/1である。[数4]で
は和は全故障について行う。パターン数を50とする
と、縮退故障に対してFC=99.94%となる。
【0035】本発明では、この推定検出率の計算をディ
レイ故障用に拡張する。
【0036】まず、“2段切り出し”の場合の推定故障
検出率を計算する。そのためには、縮退故障と同様に1
時刻目の各信号線の可制御性を計算する。例として、1
時刻目に信号線(910)はC=1/8、信号線(91
1)はC=3/4、信号線(912)はC=1/4にな
ったとする。
【0037】次に2時刻目の可制御性(C′)と可観測
性(O′)と故障検出確率(pd′i/0,pd′i/
1)を計算する。
【0038】“2段切り出し”の場合は、2パターン目
(2時刻目)のスキャン・ラッチの値はそのデータ入力
信号の論理値である。図9では信号線(905)の2時
刻目の論理値は信号線(910)の論理値である。
【0039】そのため、2時刻目の信号線(905)は
C′=1/8、信号線(906)はC′=3/4、信号
線(908)はC′=1/4となる。この値を用いての
2時刻目の計算結果を図12に示す。
【0040】次にディレイ故障の検出率を計算する。デ
ィレイ故障の検出確率(pd″i)は、次式で計算でき
る。
【0041】
【数5】 pd″i/r=(1−Ci)C′iO′i=(1−Ci)pd′i/0 …s−t−r(slow−to−rise故障の検出確率
【0042】
【数6】 pdi″i/f=Ci(1−C′i)O′i=Cipd′i/1 …s−t−f(slow−to−fall)故障の検出確率 ディレイ故障の推定検出率は、このディレイ故障の検出
確率を使って[数3]と[数4]で計算でき、56.0
3%(50パターン印可時)である。
【0043】次にスキャン・ラッチ(901)だけを図
8のようなディレイテスト用のラッチに交換した場合の
推定検出率を同様に計算する。ディレイテスト用のラッ
チの場合、2時刻目の可制御性は1/8ではなく、1/
2になるため、推定検出率が向上し、84.26%(5
0パターン印可時)となる。
【0044】もし、全てのスキャン・ラッチをディレイ
テスト用のラッチに交換した場合の推定検出率は90.
34%となる。
【0045】このようにディレイ故障の故障検出確率の
計算を用いて、ディレイテスト用のスキャン・ラッチに
交換するスキャン・ラッチを選択する処理フローを図1
に示す。以下、順に説明する。
【0046】処理(101)で、テスト対象の回路内の
スキャン・ラッチの一覧を作成する。
【0047】処理(102)で、全てのスキャン・ラッ
チに普通のラッチを使用した場合のディレイ故障の推定
検出率(MIN検出率)を計算する。
【0048】図2にその手順を示す。まず、各スキャン
・ラッチの可制御性を1/2として、1時刻目の各信号
線の可制御性を計算する(処理(201))。次に処理
(201)の計算によって得られた各スキャン・ラッチ
のデータ入力線の可制御性をそのスキャン・ラッチの2
時刻目の可制御性として、2時刻目の可制御性と可観測
性を計算する(処理(202))。処理(201)と処
理(202)の計算結果から、[数5]と[数6]を用
いて各信号線のディレイ故障の検出確率を計算する(処
理(203))。[数3]と[数4]から推定故障検出
率を計算する(処理(204))。
【0049】処理(103)で、“2段切り出し”の場
合の推定検出率(MAX検出率)を計算する。
【0050】図3にその手順を示す。各スキャン・ラッ
チの可制御性を1/2として、各信号線の可制御性と可
観測性を計算する(処理(301))。“2段切り出
し”の場合は各信号線の可制御性と可観測性は、1時刻
目と2時刻目で同じであるため、処理(301)の計算
結果を元に[数5]と[数6]を用いてディレイ故障の
検出確率を計算する(処理(302))。次に[数3]
と[数4]から推定故障検出率を計算する(処理(30
3))。
【0051】処理(104)で、目標検出率(T%)を
設定する。目標検出率(T%)は処理(103)で計算
したMAX検出率より小さく設定する。例としては、M
AX検出率*α(α=0.9)を目標検出率にするよう
にする。
【0052】処理(105)は、処理(101)で作成
したスキャン・ラッチの一覧から、ディレイテスト用の
スキャン・ラッチに交換するラッチを1つ選択する。た
だし、2回目以降の場合は、ディレイテスト用スキャン
・ラッチへの交換が決定しているラッチと(106)の
計算が既に済んでいるスキャン・ラッチは対象外にす
る。
【0053】処理(106)で、処理(105)で選択
したスキャン・ラッチと、交換が決定したスキャン・ラ
ッチをディレイ・テスト用のラッチに交換した場合のデ
ィレイ故障の推定検出率を計算する。
【0054】図4にその手順を示す。各スキャン・ラッ
チの可制御性を1/2として、1時刻目の各信号線の可
制御性を計算する(処理(401))。処理(105)
で選択したスキャン・ラッチと、交換が決定したスキャ
ン・ラッチの2時刻目の可制御性を1/2とする。それ
以外のスキャン・ラッチの2時刻目の可制御性は処理
(401)で計算したそのスキャン・ラッチのデータ入
力線の可制御性として、各信号線の可制御性と可観測性
を計算する(処理(402))。処理(401)と(4
02)の結果から、[数5]と[数6]を用いてディレ
イ故障の検出確率を計算する(処理(403))。処理
(403)の結果から、[数3]と[数4]に従ってデ
ィレイ故障の推定検出率を計算する(処理(40
4))。
【0055】処理(107)は、処理(106)を行っ
ていないスキャン・ラッチがあるか調べ、もしあれば処
理(105)へ戻る。もし、全て処理済みなら処理(1
08)を行う。
【0056】処理(108)は、処理(107)の計算
結果から最も検出率の向上に効果のあるスキャン・ラッ
チを1つ調べ、交換対象に決定する。
【0057】処理(109)は、スキャン・ラッチの一
覧で、処理(108)で交換対象に決定したスキャン・
ラッチに交換決定済みの印を付ける。
【0058】処理(110)は、処理(104)で決定
した目標検出率に到達しているか判定し、到達している
場合は終了する。到達していない場合は処理(111)
を行う。
【0059】処理(111)は、選択したスキャン・ラ
ッチの交換により、推定検出率がD%(例としてはD=
1)以上向上する場合は、次の交換対象のスキャン・ラ
ッチを計算するため、処理(105)へ進む。もし、D
%未満の場合は、終了する。
【0060】
【発明の効果】本発明の処理手順により、大きな回路と
なるディレイテスト用のスキャン・ラッチを、ディレイ
故障の検出に効果のある部分のみに限定することによ
り、診断用回路の回路量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディレイテスト用ラッチを選択するた
めの処理フロー。
【図2】2段切り出し時のディレイ故障の故障検出率の
処理フロー。
【図3】1段切り出し時のディレイ故障の故障検出率の
処理フロー。
【図4】2段切り出し用のスキャン・ラッチの選択判定
時のディレイ故障の故障検出率の処理フロー。
【図5】ランダム・アクセス・スキャンの構成例。
【図6】スキャン・ラッチの構成例。
【図7】ディレイテストの原理の説明図。
【図8】“1段切り出し”用のスキャン・ラッチ構成
例。
【図9】テスト容易性の評価方法の説明の図。
【図10】可観測性と可観測性の計算。
【図11】縮退故障の検出確率の計算の例。
【図12】ディレイ故障の検出確率の計算の例。
【符号の説明】
101〜112…本発明のディレイテスト用ラッチの選
択するための処理、201〜204…2段切り出し時の
ディレイ故障の推定検出率を計算する処理手順、301
〜303…1段切り出し時のディレイ故障の推定検出率
を計算する処理手順、401〜404…1段切り出し用
のスキャン・ラッチを限定的に使用する場合のディレイ
故障の推定検出率を計算する処理手順、501…アドレ
ス信号線、 502…スキャン・イン・データ信
号線。503…スキャン・クロック、 504…アド
レス・デコーダ、505…スキャン・ラッチ、 5
06…OR素子、601〜606…スキャン・ラッチの
入出力信号線、701〜707…スキャン・ラッチ、7
08,709…システム・クロック、710〜712…
一般論理の内部信号線、713,714…一般論理のサ
ブ回路、801…反転論理値の出力端子、802…セレ
クタ回路、803…スキャン・ラッチ、804〜809
…スキャン・ラッチの入力信号線、901〜904…ス
キャン・ラッチ、905〜912…一般論理の内部信号
線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】論理値0と1との乱数列を内部記憶素子群
    にスキャン回路によって書き込み、システムクロックを
    有効にして前記記憶素子群の出力端子に信号遷移を発生
    させ、前記信号遷移に対する応答をスキャン回路によっ
    て読み出してディレイ故障を検出するテスト方法を用い
    る論理回路の設計において、前記記憶素子群の一部を選
    択して複数種の相違なる部分群を構成し、各部分群につ
    いて、テスト実行中にシステムクロックを叩くと出力端
    子に信号遷移を発生する機能を仮定し、前記仮定に基づ
    いて各信号線の前記システムクロックを叩く前および後
    それぞれの論理値1または0になる確率から各信号線の
    信号遷移確率を計算し、前記システムクロックを叩いた
    後の論理値の確率から前記遷移信号が内部記憶素子まで
    伝播する確率を計算し、当該信号線に係わるディレイ故
    障の検出確率を前記信号遷移確率と内部記憶素子まで伝
    播する確率の積により計算し、各信号線の検出確率から
    当該被テスト回路全体のディレイ故障の検出確率を求
    め、前記仮定の下での被テスト回路全体の検出確率が任
    意の値に近似する部分群を求め、前記部分群の記憶素子
    についてテスト実行中にシステムクロックを有効にする
    と出力端子に信号遷移を発生する機能を追加し、診断用
    回路を構成する方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005050232A1 (en) * 2003-11-14 2005-06-02 Integrated Device Technology, Inc. Scan chain registers that utilize feedback paths within latch units to support toggling of latch unit outputs during enhanced delay fault testing
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