JPH11230741A - 土中三方向変位計 - Google Patents
土中三方向変位計Info
- Publication number
- JPH11230741A JPH11230741A JP6381098A JP6381098A JPH11230741A JP H11230741 A JPH11230741 A JP H11230741A JP 6381098 A JP6381098 A JP 6381098A JP 6381098 A JP6381098 A JP 6381098A JP H11230741 A JPH11230741 A JP H11230741A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- meter
- tangent
- guide pipe
- center
- centralizer
- Prior art date
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- Pending
Links
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- 239000002689 soil Substances 0.000 title abstract 2
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、従来挿入式傾斜計と層別沈下を同
孔(1孔)で測れなかった。水平方向のボーリング孔に
対しては、別のセンサーが必要となり、また水平方向の
変位を計測することができなかった。 【解決手段】 本発明は、接線計を使用することによ
り、1孔のボウリング孔において、1台のセンサーで、
ボウリング孔の向きに関係なく、三方向の変位を測るも
のである。
孔(1孔)で測れなかった。水平方向のボーリング孔に
対しては、別のセンサーが必要となり、また水平方向の
変位を計測することができなかった。 【解決手段】 本発明は、接線計を使用することによ
り、1孔のボウリング孔において、1台のセンサーで、
ボウリング孔の向きに関係なく、三方向の変位を測るも
のである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、既成地盤中の水平
2方向と垂直方向の変位を任意の方向から計測しようと
するものである。
2方向と垂直方向の変位を任意の方向から計測しようと
するものである。
【0002】
【従来の技術】水平2方向の変位は、通常挿入式傾斜
計が主流を占め、大規模工事等では、 自動挿入式あるいは各深度毎(例;2〜3m毎)に芋
蔓式に固定式傾斜計を配し自動計測を行う方法が取られ
ている。また、測定頻度・重要度・経済性等により、
とあるいはとというように混在して使用している
ことも有る。上下方向の計測では、各種各様の層別沈下
計が有り、例(代表的な測定方法)を挙げると、 A.地表から各層まで、ロットまたはワイヤーにて連結
し、そのロットまたはワイヤーの長さの変化分を測る。 B.最深部の地中不動点から立上げたロットを基準とし
て、各層に配された沈下計の移動分を測る。 C.ガイド管の深度毎に沈下素子を配し、地表から探索
子を挿入して、その位置を測る。 本案では、深度方向以外との計測にも使用されるので、
「C」の方法で行うものとする。
計が主流を占め、大規模工事等では、 自動挿入式あるいは各深度毎(例;2〜3m毎)に芋
蔓式に固定式傾斜計を配し自動計測を行う方法が取られ
ている。また、測定頻度・重要度・経済性等により、
とあるいはとというように混在して使用している
ことも有る。上下方向の計測では、各種各様の層別沈下
計が有り、例(代表的な測定方法)を挙げると、 A.地表から各層まで、ロットまたはワイヤーにて連結
し、そのロットまたはワイヤーの長さの変化分を測る。 B.最深部の地中不動点から立上げたロットを基準とし
て、各層に配された沈下計の移動分を測る。 C.ガイド管の深度毎に沈下素子を配し、地表から探索
子を挿入して、その位置を測る。 本案では、深度方向以外との計測にも使用されるので、
「C」の方法で行うものとする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法であると、
地中変形は、傾斜計を使用して、区間変位を積分し、水
平方向の変位を表わしている。しかし、傾斜計を使用し
ているため、「水平方向に挿入し、上下方向を測る。」
等では、傾斜計の向きを変える(垂直に挿入した傾斜計
とは別の傾斜計を使用する。)等の難しい問題が発生
し、「前後方向の変位を計測する。」については、不可
能である。上下方向の計測、層別沈下計では、各種の層
別沈下計があるが、近年、有限要素法による解析等、細
区間毎(例;1m毎)のデータが必要となってきてい
る。また、地中変位と同孔にてデータを取りたい(既成
のほとんどの層別沈下計は、10段/1孔以下であり、
地中変位計とは別孔にて計測し、多段に多いときには、
又別孔が必要となっている。)。本発明では、上下・下
上・水平・斜めに設置された1孔において、三方向に計
測可能なセンサーを制作するものである。
地中変形は、傾斜計を使用して、区間変位を積分し、水
平方向の変位を表わしている。しかし、傾斜計を使用し
ているため、「水平方向に挿入し、上下方向を測る。」
等では、傾斜計の向きを変える(垂直に挿入した傾斜計
とは別の傾斜計を使用する。)等の難しい問題が発生
し、「前後方向の変位を計測する。」については、不可
能である。上下方向の計測、層別沈下計では、各種の層
別沈下計があるが、近年、有限要素法による解析等、細
区間毎(例;1m毎)のデータが必要となってきてい
る。また、地中変位と同孔にてデータを取りたい(既成
のほとんどの層別沈下計は、10段/1孔以下であり、
地中変位計とは別孔にて計測し、多段に多いときには、
又別孔が必要となっている。)。本発明では、上下・下
上・水平・斜めに設置された1孔において、三方向に計
測可能なセンサーを制作するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】接線計を制作し、連段型
層別沈下計を搭載する。 接線計;挿入式傾斜計を、接線計とすることにより、挿
入方向の制限がなくなる。傾斜計は、基準点を地軸の方
向に求め、地軸からの傾斜を求めている為、斜め・水平
等に挿入すると、それぞれに異なった傾斜計の取付方を
しなければならない。また、水平に挿入(ナトム工法
等)して、挿入方向に対し左右方向(傾斜計の感じない
方向)に変位を計測することができない。接線計は、ガ
イドパイプ内のセンター部の曲りを接線状に求め、区間
直接変位を求める。 連段型層別沈下計;接線計と併用して、接線計の2方向
とあわせて3方向となる。ガイド管の深度毎に沈下素子
を配し、地表から探索子を挿入して、その位置を測る方
法を採用する。又、その沈下素子については、東京都土
木研究所・(株)計測舎の特許申請中の連段型層別沈下
素子が目的に合っており、設置可能間隔(距離)も小さ
く(1m間隔以下/250mm位まで)できる。
層別沈下計を搭載する。 接線計;挿入式傾斜計を、接線計とすることにより、挿
入方向の制限がなくなる。傾斜計は、基準点を地軸の方
向に求め、地軸からの傾斜を求めている為、斜め・水平
等に挿入すると、それぞれに異なった傾斜計の取付方を
しなければならない。また、水平に挿入(ナトム工法
等)して、挿入方向に対し左右方向(傾斜計の感じない
方向)に変位を計測することができない。接線計は、ガ
イドパイプ内のセンター部の曲りを接線状に求め、区間
直接変位を求める。 連段型層別沈下計;接線計と併用して、接線計の2方向
とあわせて3方向となる。ガイド管の深度毎に沈下素子
を配し、地表から探索子を挿入して、その位置を測る方
法を採用する。又、その沈下素子については、東京都土
木研究所・(株)計測舎の特許申請中の連段型層別沈下
素子が目的に合っており、設置可能間隔(距離)も小さ
く(1m間隔以下/250mm位まで)できる。
【0005】
【発明の実施の形態】十字溝付きガイドパイプは、周辺
地盤に拘束され、周辺地盤とともに曲がり、その曲線の
中心を測って、中心の接線を求め、区間変位とする。十
字溝付きガイドパイプの周囲に装填された、多段式層別
沈下素子は、ガイドパイプと無関係に、周辺地盤に拘束
され、周辺地盤と共に移動する。
地盤に拘束され、周辺地盤とともに曲がり、その曲線の
中心を測って、中心の接線を求め、区間変位とする。十
字溝付きガイドパイプの周囲に装填された、多段式層別
沈下素子は、ガイドパイプと無関係に、周辺地盤に拘束
され、周辺地盤と共に移動する。
【0006】
【実施例】接線計は、まずガイド管の3点のセンターを
センターライザーにて求め、その内2点の接線(管のセ
ンターライン)から、3点目(管センター)の接線角度
を求め、区間変位として表現する。沈下素子は、マグネ
ットリングを有し、通過する探索子にてその位置を確認
して、入口(地表面)からの距離として測定する。十字
溝付きアルミガイドパイプ・塩ビガイドパイプまたはプ
ラスチックガイドパイプに、深度方向に多段式層別沈下
素子を装填して埋設する。
センターライザーにて求め、その内2点の接線(管のセ
ンターライン)から、3点目(管センター)の接線角度
を求め、区間変位として表現する。沈下素子は、マグネ
ットリングを有し、通過する探索子にてその位置を確認
して、入口(地表面)からの距離として測定する。十字
溝付きアルミガイドパイプ・塩ビガイドパイプまたはプ
ラスチックガイドパイプに、深度方向に多段式層別沈下
素子を装填して埋設する。
【0007】
【発明の効果】本発明では、上下・下上・水平・斜めに
設置された1孔において、三方向に計測可能となる。
設置された1孔において、三方向に計測可能となる。
【図1】三方向変位計のセンサー部を示した断面図であ
る。
る。
1 センターライザー AとBから得られる接線 2 センターライザー Cから得られる接線 3 センターライザー A 4 センターライザー B 5 センターライザー C 6 接線計探索子 7 層別沈下計探索子 8 連段型層別沈下計沈下素子 9 出力コード (メジャー付) 10 十字溝付ガイド管 11 接線測定方向 (測定値)
Claims (2)
- 【請求項1】 接線計
- 【請求項2】 既成地盤中の3方向変位計
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6381098A JPH11230741A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 土中三方向変位計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6381098A JPH11230741A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 土中三方向変位計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11230741A true JPH11230741A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=13240115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6381098A Pending JPH11230741A (ja) | 1998-02-09 | 1998-02-09 | 土中三方向変位計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11230741A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101162918B1 (ko) | 2009-04-16 | 2012-07-05 | 김경남 | 경사계를 이용한 지중변위 계측 방법 |
-
1998
- 1998-02-09 JP JP6381098A patent/JPH11230741A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101162918B1 (ko) | 2009-04-16 | 2012-07-05 | 김경남 | 경사계를 이용한 지중변위 계측 방법 |
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