JPH11221261A - ゴマ油マッサージ装置 - Google Patents

ゴマ油マッサージ装置

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JPH11221261A
JPH11221261A JP4126498A JP4126498A JPH11221261A JP H11221261 A JPH11221261 A JP H11221261A JP 4126498 A JP4126498 A JP 4126498A JP 4126498 A JP4126498 A JP 4126498A JP H11221261 A JPH11221261 A JP H11221261A
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JP
Japan
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sesame oil
oil
pump
pillow
sesame
Prior art date
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Pending
Application number
JP4126498A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Kageyama
省治 影山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ZUIKEN KK
Original Assignee
ZUIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 インド伝承医学のアーユルヴェーダ健康法に
おけるシロダーラ健康療法においては、温められたゴマ
油を一定の流量で垂らし続ける技術が困難であるため、
その効果が充分発揮しえていないのが現状である。 【解決手段】 後頭部を支持する枕、垂らしたゴマ油を
受ける集油器、ゴマ油を温める加温装置、温めたゴマ油
を送るポンプ、該枕の上方に設けられ該ポンプによって
送られ温められたゴマ油を垂らすノズルとによって構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加温したゴマ油を
額に垂らすことによって行なうマッサージ療法に用いる
ための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】いわゆるインド伝承医学であるアーユル
ヴェーダ健康法においては、ゴマ油を利用するマッサー
ジ療法がある。この健康法は、ゴマ油を湯煎で約40℃
位に温めて、手のひらにとり、これを頭、耳、足の裏な
どに塗ってマッサージを行なう療法である。ゴマ油マッ
サージにおいては、マッサージ後に充分に汗をかくこと
が肝要である。つまり、ゴマ油の成分をマッサーッジに
よって皮膚の奥に浸透させることにより体内の毒素を分
解・中和し、これを汗として体外に排出させなければな
らないためである。
【0003】通常、マッサージは頭から耳、足の裏へと
大体15分位かけて行ない、マッサージ後は30分から
1時間程ゆったりとリラックスし、その後で入浴すると
共に汗をかくことによって油を洗い流す。この場合のマ
ッサージは、強く揉むものではなく、すり込むように肌
を撫でる程度である。また、加温したゴマ油を細い管を
通して額にゆっくりと垂らし続けることによってマッサ
ージを行なうシロダーラと呼ばれる健康療法がある。こ
れは、温かいゴマ油が額に連続して垂れ落ちる感触と、
ゴマ油が額から頭全体に行き渡る感触によってマッサー
ジ効果を創出する療法であり、深いリラクセーションを
与え、老廃物の浄化、ストレスの解消、不眠症の解消に
効果がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ゴマ油を体に付けてマ
ッサージする療法は、基本的に手に付けたゴマ油を体に
擦り込むことを目的として行うマッサージであることか
ら、マッサージ師に依る他、個人的に実践することも可
能である。しかしながら、シロダーラ健康療法において
は、額に温かいゴマ油を垂らすことによってマッサージ
を行なう療法であることから、流出するゴマ油が額に当
たり続ける感触と、額から頭皮に伝って流れる感触が要
点となる。このため、ゴマ油を一定の温度に保つ必要が
あること、そしてこれを常に一定の量で垂らし続けなけ
れば、確実な効果を創出し得ない問題があった。
【0005】従って、シロダーラ健康療法ではゴマ油を
一定の流量で流し続けるという技術が必要であることか
ら、専門のクリニックなどにおいても充分な効果が上げ
られていないのが実情である。このため、かなりの効果
が期待できるマッサージ療法を、その効果を簡単確実に
達成することができ、しかも容易に体験することを可能
とした手段が広く要望されていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は、鋭意
研究の結果シロダーラ健康療法に着目し、ゴマ油の取扱
いを容易にすることで、その療法を確実に実践できるこ
とを目的として本発明を成し得たものであり、その特徴
とするところは、温めたゴマ油を仰向けの状態で額に所
定量垂らすための装置であって、後頭部を支持する枕、
垂らしたゴマ油を受ける集油器、ゴマ油を温める加温装
置、温めたゴマ油を送るポンプ、該枕の上方部に設けら
れ該ポンプによって送られ温められたゴマ油を垂らすノ
ズル、とによって構成したことにある。
【0007】ここで本明細書中でいう「ゴマ油」とは、
ゴマの種子を圧搾してとった油をいう。通常、油をとる
には種子を煎り、粉砕したものを蒸して圧搾する。しか
し、この場合には風味が強くなって嗅覚が刺激されるた
め、この健康療法の効果が阻害される場合もあることか
ら、生ゴマから圧搾して精製した匂いに少ないゴマ油を
利用するのが好ましい。
【0008】「枕」とは、温めたゴマ油を仰向けの状態
で額に垂らすようにするため、後頭部を支持する部材を
いう。枕の形状や構造は、特に限定するものではない
が、空気枕などゴマ油をしみ込ませないポリ塩化ビニル
などのプラスチックシートで形成したり、これらで覆っ
たクッション性を有するものが好ましい。また、垂らさ
れたゴマ油が枕の上に溜まらないようにリング状に形成
したり、複数の貫通孔を設けるようにしてもよい。
【0009】「集油器」とは、額に垂らした後に滴り落
ちるゴマ油を集めて排出する装置をいう。通常、集油器
としては漏斗状に形成して中央の排出孔から排出させる
構造とする。枕は、集油器のほぼ中央部に設けて、垂ら
したゴマ油が該集油器から外に溢れ落ちないようにす
る。排出孔から排出したゴマ油は、貯油槽にストックし
てもよく、或いは後述する加温装置で温めて循環させて
もよい。循環させる場合は、集油器から加熱装置を設け
た加温器、ポンプ、ノズルへと循環させる。
【0010】「加温装置」とは、ゴマ油を所定の温度に
温める装置をいう。加温方法としては電気ヒータを用い
て直接ゴマ油を加温させる他、ヒータで温めた湯の熱で
ゴマ油を温める湯せん構造としてもよい。また、ゴマ油
が流通するパイプにヒータを設ける構造のものでもよ
い。温める温度は36℃〜45℃程度である。設定する
温度は、四季や室温によって異なるが、体温より1〜2
℃高めが好ましい。
【0011】「ポンプ」とは、温めたゴマ油をノズルか
ら連続的に流出させるために圧送する装置をいう。ポン
プの種類としては、往復ポンプ、回転ポンプ、うず巻ポ
ンプなどである。このポンプによってノズルから温めた
ゴマ油を所定量流出させる。ゴマ油の流量は通常150
0cc〜2700cc/分である。流量の調整は、ポンプの
回転数を調整したり、ゴマ油の流路に絞り弁を設け該絞
り弁で調整させるようにしてもよい。ノズルは、垂らし
たゴマ油が額の中央に当たるように調整可能に支持する
他、駆動装置に支持して往復運動や回動運動させてもよ
い。また、上下方向に調整して刺激の強弱を調整するよ
うにしてもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す発明の
実施の形態に基づいて詳細に説明する。
【0013】図1は、本発明に係るゴマ油マッサージ装
置1の実施の形態の一例を示すもので、基台2に設けら
れた集油器3、該集油器3の中央部に支持した枕4、該
集油器3から排出されたゴマ油Sを受けるものでヒータ
5を備えた加温器6、該加温器6で温められたゴマ油S
を吸引・吐出するポンプP、該ポンプPで圧送され温め
られたゴマ油Sを流出させるノズル7とによって構成し
たものである。マッサージ療法を受けようとする者は、
ベッド8に仰向けに横たわった状態で後頭部を枕4の上
に載せる。そして、ポンプPを駆動して温められたゴマ
油Sを所定の流量で連続的にノズル7から流出させる。
このようにして、ゴマ油Sを額9に垂らせ続けることが
可能となり、極めて手軽に且つ確実にゴマ油のマッサー
ジ効果を上げることができる。
【0014】本例のように、ゴマ油Sを循環させるよう
にすれば、1回当たり約1〜2リットルのゴマ油Sの使
用量で長時間実施することが可能となる。通常、1回当
たり約30分程度行なう。ただ、人によって異なるもの
の大体3分程度で眠くなってしまうため、タイマーを設
けてヒータ5やポンプPの作動を停止させるようにして
もよい。また、療法を受ける者が自身でゴマ油Sの温度
や流量を調整できるように設定パネルの取り付け位置を
工夫するとか、リモートスイッチを設けるようにしても
よい。
【0015】本発明に係るゴマ油マッサージ装置1の実
施の形態の他の例としては、図2のようにゴマ油Sの貯
槽10、ヒータ5、ポンプPを組み込んだ一体形のゴマ
油流出装置11としてもよい。本例では、貯槽10の内
部にヒータ5と共に濾過材12を充填した濾過槽13を
設けており、ゴマ油Sを濾過させながら循環させるよう
にしている。
【0016】温めたゴマ油Sは額9のほぼ中央部に当た
るように、ノズル7の位置や枕4に載せる頭の位置で調
整する。この場合、ノズル7は所定の位置に固定して、
ゴマ油Sが額9の一点に当てるようにする他、図3のよ
うな駆動装置14でノズル7を移動させるようにしても
よい。これは、ノズル7若しくはパイプやホース等を揺
動部材15の支持部16に固定し、モータMで回転駆動
するカム軸17で揺動させる構造のものである。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明に係るゴマ油マッサ
ージ装置は、温めたゴマ油を仰向けの状態で額に所定量
垂らすための装置であって、後頭部を支持する枕、垂ら
したゴマ油を受ける集油器、ゴマ油を温める加温装置、
温めたゴマ油を送るポンプ、該枕の上方部に設けられ該
ポンプによって送られ温められたゴマ油を垂らすノズ
ル、とによって構成したことにより、シロダーラ健康療
法を極めて簡単に実践することができ、しかもその効果
を確実に享受することが可能となる。特に、ポンプによ
って温めたゴマ油を循環させるようにすれば、少ないゴ
マ油の量でも長時間実施することができると共に、一人
でも実施することができるなど実用上極めて有益な効果
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るゴマ油マッサージ装置の実施の形
態の一例を示す側面図である。
【図2】本発明に係るゴマ油マッサージ装置の実施の形
態の他の例を示す概略側面図である。
【図3】ノズルを移動させる駆動装置の実施の形態の一
例を示す平面図である。
【符号の説明】
S ゴマ油 P ポンプ 1 ゴマ油マッサージ装置 2 基台 3 集油器 4 枕 5 ヒータ 6 加温器 7 ノズル 8 ベッド 9 額 10 貯槽 11 ゴマ油流出装置 12 濾過材 13 濾過槽 14 駆動装置 15 揺動部材 16 支持部 17 カム軸

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温めたゴマ油を仰向けの状態で額に所定
    量垂らすための装置であって、後頭部を支持する枕、垂
    らしたゴマ油を受ける集油器、ゴマ油を温める加温装
    置、温めたゴマ油を送るポンプ、該枕の上方部に設けら
    れ該ポンプによって送られ温められたゴマ油を垂らすノ
    ズル、とによって構成したことを特徴とするゴマ油マッ
    サージ装置。
  2. 【請求項2】 ゴマ油は、集油器から加熱装置を設けた
    加温器、ポンプ、ノズルへと循環されるものである請求
    項1記載のゴマ油マッサージ装置。
  3. 【請求項3】 ゴマ油は、生ゴマから搾った匂いの少な
    いものである請求項1記載のゴマ油マッサージ装置。
  4. 【請求項4】 ノズルは、駆動装置によって移動可能に
    支持されたものである請求項1記載のゴマ油マッサージ
    装置。
JP4126498A 1998-02-05 1998-02-05 ゴマ油マッサージ装置 Pending JPH11221261A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102166158A (zh) * 2011-04-02 2011-08-31 朱秀红 妇科理疗床
JP2013100245A (ja) * 2011-11-08 2013-05-23 Yo Henna R&D Corp 温熱液体滴下装置用の滴下剤及びその製造方法
WO2015056281A3 (en) * 2013-10-18 2015-06-18 SPIRITUAL SUN Dl CANOVESE GIULIANO Device for well-being and body care
WO2022194379A1 (en) * 2021-03-18 2022-09-22 Heinrich Trischler Device for carrying out a relaxation shirodhara treatment

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CN102166158A (zh) * 2011-04-02 2011-08-31 朱秀红 妇科理疗床
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WO2015056281A3 (en) * 2013-10-18 2015-06-18 SPIRITUAL SUN Dl CANOVESE GIULIANO Device for well-being and body care
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