JPH11212811A - ファイル容量事前予測型バッチジョブ実行制御方法 - Google Patents

ファイル容量事前予測型バッチジョブ実行制御方法

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JPH11212811A
JPH11212811A JP10018545A JP1854598A JPH11212811A JP H11212811 A JPH11212811 A JP H11212811A JP 10018545 A JP10018545 A JP 10018545A JP 1854598 A JP1854598 A JP 1854598A JP H11212811 A JPH11212811 A JP H11212811A
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job
file
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control method
execution control
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JP10018545A
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English (en)
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Motohide Kuninishi
元英 国西
Toshio Hirozawa
敏夫 廣澤
Tsutomu Ito
伊藤  勉
Koji Kamioka
功司 上岡
Minoru Hidaka
稔 日高
Takehiro Morishige
健洋 森重
Hiroshi Kato
拓 加藤
Michio Hirano
美知夫 平野
Mamoru Kaneko
守 金子
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Electronics Services Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Electronics Services Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 計算機システムでジョブ実行時に発生するフ
ァイル割り当て不足によるジョブの異常終了を未然に防
止する。 【解決手段】 ジョブフロー102に基づいて、JCL群1
01からJCLを取出し、ジョブを実行するジョブ実行制
御110にて、ジョブ実行前にファイル容量事前予測処理1
20で、実行履歴103と入力ファイル群104のデータ量から
出力ファイルと作業ファイル105の容量を予測し、予測
した容量で割当て後、ジョブ実行130でジョブを実行
し、ジョブが正常終了した場合、実行履歴蓄積140で実
行履歴を蓄積し、ファイル容量不足が発生した場合、フ
ァイル容量再見積り150でファイル容量を再見積りし
て、再度ジョブ実行130でジョブを実行する。 【効果】 ファイル容量の割り当て不足によるジョブの
異常終了を削減する。さらに、割り当て不足が発生した
際の対策時間を削減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機システムに
てジョブ群を複数回、繰り返し実行する場合に、作業フ
ァイルと出力ファイルの割り当て不足による異常終了を
事前に予測し、割り当て不足が発生しない容量でファイ
ルを割り当ててジョブを実行するファイル容量事前予測
型バッチジョブ実行制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、計算機システムでジョブを複数
回、繰り返し実行する場合の作業ファイルや出力ファイ
ルの容量は、ジョブ作成時テストデータを基に試算した
り、ジョブ作成時の実データで算出していた。しかし、
長期にわたり繰り返し実行するうちに変化する入力デー
タ量や入力データの内容に対する考慮はなされていなか
った。ファイル容量の不足はジョブを実行した結果、ジ
ョブが異常終了して発見され、その都度、オペレータの
経験によりファイル容量を増加して対処していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、作
業ファイルや出力ファイルの容量不足はジョブを実行し
て初めて発見できるため、容量不足発生後の対策には必
ずジョブの再実行が必要であったことと、対策はオペレ
ータの経験によりファイル容量を増加させるため、場合
によればジョブの再実行が何度も必要となり、多大な時
間を費やすことがあった。
【0004】そこで、本発明の目的は、容量不足による
ジョブの再実行を未然に防止し予定時間内にジョブを正
常に終了することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、複数回実行するジョブのうち、特に金融
や証券、流通業でオンライン処理後実行している業務集
計ジョブの特色に着目した。集計ジョブの特色は、(1)
同一のジョブを実行すること、(2)実行する度に入力デ
ータ量が異なることから、ファイル容量不足による異常
終了の割合が非常に高いことである。
【0006】そこで、計算機システムでジョブを複数回
実行する場合、該ジョブ群を実行するとき該ジョブ群の
実行履歴を蓄積し、該ジョブ群を実行する前に実行履歴
と入力データ量から作業ファイルと出力ファイルの容量
を試算し、試算した容量が収まる大きさで作業ファイル
と出力ファイルを割り当ててジョブを実行することとし
ている。
【0007】作業ファイルと出力ファイルの試算に失敗
して容量不足が発生した際には、失敗したジョブの実行
結果から、ファイル容量を試算し直しジョブを再実行す
ることとしている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1等によ
り説明する。
【0009】図1は本発明の実施形態のブロック構成図
である。本実施の形態では出力ファイルと作業ファイル
の取り扱いは同一であるので、作業ファイルの説明は割
愛する。
【0010】図1において、符号100は計算機システ
ム、符号101は実行するジョブを定義したJCL(Job
Control Language)群を格納したファイル、符号102
はジョブの実行順序を定義したジョブフローを格納した
ファイル、符号103はジョブを実行した結果得られる
実行履歴を格納したファイル、符号104は実行するジ
ョブ群が入力する入力ファイル群、符号105はジョブ
群が使用する作業ファイルと出力ファイル群である。符
号106は実行するジョブ群である。符号110はジョ
ブ実行制御処理であり計算機システム100で動作する
プログラムである。符号120はファイル容量事前予測
処理、符号130はジョブ実行処理、符号140は実行
履歴蓄積処理、符号150はファイル容量再見積もり処
理である。符号121はファイル容量事前予測処理12
0の中のジョブ特性判定処理、符号122は同じくファ
イル容量見積もり処理、符号123は同じく入力データ
量取得処理である。
【0011】以下に図1を用いて本発明の動作の概要を
示した後、図2以降の図を用いて詳細な動作を説明す
る。
【0012】ジョブ実行制御110は、まず、ジョブフ
ロー102から実行すべきジョブ名を入手し、該ジョブ
の実行履歴を実行履歴103から読み込みファイル容量
事前予測処理120を起動する。ファイル容量事前予測
処理120は以下の処理を実施する。 (1)実行履歴103から読み込んだ該ジョブの実行履
歴をジョブ特性判定処理121に渡す。 (2)ジョブ特性判定処理121は実行履歴からジョブ
特性の有無を判定する。
【0013】(3)該判定結果に基づいてファイル容量
見積もり処理122を呼び出す。 (4)ファイル容量見積もり処理122は入力データ量
取得処理123を呼び出し入力ファイルのデータ量を入
手し、入力データ量とジョブ特性からファイル容量を算
出する。 (5)JCL群101から実行すべきジョブのJCLを
読み込み、作業ファイルと出力ファイルの容量を該見積
もり量に変更する。 各処理の詳細は後で説明する。
【0014】次に、ジョブ実行130を起動する。ジョ
ブ実行130はファイル容量事前予測120が変更した
JCLを内部リーダに読み込ませてジョブを実行する。
内部リーダはJCLを入力してジョブを実行可能とする
機能であり公知である。詳細は日立マニュアル システ
ムプログラマの手引きー解説編−(VOS3/AS 6180-3-104
-40 )pp.313−320を参照頂きたい。
【0015】ジョブを実行した後、ジョブが正常終了で
あれば実行履歴蓄積処理140をファイル容量が不足し
た場合ファイル容量再見積もり処理150を実行する。
【0016】実行履歴蓄積処理140は該ジョブの入力
データ量と該ジョブの実行中に使用した作業ファイルと
出力ファイルに出力したデータ量を実行履歴ファイル1
03へ格納する。
【0017】ファイル容量再見積もり処理150は該ジ
ョブが使用した作業ファイルと出力ファイルの容量を基
に割り当て不足が発生したファイルの容量を増加してジ
ョブ実行130を呼び出す。
【0018】図2に実行履歴103の構成を示す。
【0019】図2の符号201はジョブ名とステップ
名、符号202、203は入力ファイル名、符号20
4、205は出力ファイル名である。符号206は最小
値フィールド、符号207は最大値フィールド、符号2
08は前回実績フィールド、符号209は誤差フィール
ドである。最小値フィールド206には入力ファイル2
02、203各々のデータ量の最小値とその際の出力フ
ァイル204、205のデータ量、最大値フィールド2
07は同じく最大値、前回実績フィールド208は該ジ
ョブを最も最近実行した際の各ファイルのデータ量、誤
差フィールド209は過去に該ジョブを実行した際、最
小値フィールド206と最大値フィールド207に格納
したデータ量から得られる直線(すなわち入力データ量
をX軸、出力データ量をY軸としたとき最小値フィール
ドのポイントと最大値フィールドのポイントを結んだ直
線)との距離が最大となる実行履歴を蓄積する。
【0020】図3に、ジョブフローファイル102の構
成を示す。
【0021】ジョブフローファイルは、ジョブ定義31
0と先行ジョブ定義320からなる。
【0022】ジョブ定義310は、識別子フィールド3
11、ジョブ名フィールド312からなる。識別子フィ
ールド311は当該レコードがジョブ定義であることを
示すMJJ0を格納する。ジョブ名フィールド312は、ジ
ョブ実行制御110が制御するジョブ名を格納する。
【0023】先行ジョブ定義320は、識別子フィール
ド321、ジョブ名フィールド322、先行ジョブフィ
ールド323からなる。識別子フィールド321は、当
該レコードが先行ジョブ定義であることをしめすMJW0を
格納する。ジョブ名フィールド322は、先行ジョブ名
フィールド323に格納したジョブ終了時に起動するジ
ョブ名を格納する。
【0024】図3の例は、次の通りジョブ実行制御11
0がジョブを起動することを示す。 (1)ジョブ1、ジョブ2、ジョブ3、ジョブ4の4件
のジョブを制御する。 (2)ジョブ1とジョブ2が終了したときにジョブ3を
起動する。 (3)ジョブ3が終了したときにジョブ4を起動する。
【0025】図4は、図1のファイル容量事前予測処理
120の処理手順を示すフローチャートである。まず、
処理401(図1の入力データ量取得123に対応す
る)で入力ファイルのデータ量を取得する。本実施の形
態ではTSSコマンドLISTSPを発行して入力デー
タ量を取得する。LISTSPコマンドはオペランドに
ファイル名称を指定することによりデータ量を取得でき
る。ファイル名称はJCL群101から取得する。JC
Lは図5により後で説明する。
【0026】次に、処理402(同ジョブ特性判定12
1)により、ファイル容量を予測するための関数を求め
る。本実施の形態では1次関数を用いる。具体的には、
X軸を入力データ量、Y軸を出力データ量と設定し、実
行履歴103の最小値フィールド206と最大値フィー
ルド207に格納した最小値と最大値をプロットして最
小値と最大値を結ぶ直線をあらわす関数を求める。該関
数は、 Y = aX + b (Y:出力データ量、X:入力デー
タ量) で表現できる。
【0027】次に、処理403(同ジョブ特性判定12
1)により該関数と実行履歴103の誤差フィールド2
09に格納した入力データ量と出力データ量をプロット
した点との距離を求め、判定処理404で、しきい値と
比較する。比較した結果、該距離が、しきい値以上であ
れば処理405へ、しきい値未満であれば処理406へ
制御を移す。
【0028】処理405と406(同ファイル容量見積
もり122)は出力データ量の見積もり処理である。処
理405は、該関数のXに入力データ量を代入して出力
データ量Yを求める。処理406は、JCLファイル1
01に格納した該ジョブのJCLに記述した出力ファイ
ルの割当量の初期値と、実行履歴103の前回実績フィ
ールド208に格納した前回の出力量のうち大きい方を
出力データ量とする。
【0029】最後に処理407で予測したファイル量に
十分な容量を割り当てるように該ジョブのJCLを書き
換える。
【0030】図5にJCL書き換え時のデータの流れを
示す。図5の符号101は図1の符号101に示したJ
CLファイル、符号501は、当該ジョブのJCLであ
る。JCL501の1行目は名称PROG01を実行す
ることを示し、2行目から4行目は各々入力ファイルD
ATA01,DATA02,DATA03を定義してい
る。5行目から7行目は出力ファイルDATA04を定
義しており、5行目はファイル名称を、6行目は確保す
る大きさを、7行目は確保する装置を示している。具体
的には、出力ファイル名称DATA4で直接アクセス装
置(ハードディスク)に初期値300シリンダで確保
し、格納するデータ量が300シリンダを越えた場合3
0シリンダずつ増分することを示す。増分する回数はO
Sの制限により最大16回である。すなわち、5行目か
ら7行目は、最大容量が300+30×16=780シ
リンダの名称DATA4のファイルを直接アクセス装置
に確保することを定義している。
【0031】図5の符号510はメモリの内容を示し、
符号511はファイル容量見積もり処理122で見積も
った出力ファイルの容量を示す。この例は、500シリ
ンダである。符号502はJCL501をメモリに読み
込み出力ファイルの割り当て量をファイル容量見積もり
結果に置き換えた変更後JCLを示す。この時、本実施
の形態では、割り当て量の初期値を見積もり結果とし、
増分を見積もり結果の10%としている。JCL501
の書き換え後、変更後JCL502を内部リーダに渡し
てジョブを登録する。
【0032】次に、図1の実行履歴蓄積処理140の処
理手順を図6のフローチャートにより説明する。処理6
01で出力ファイルのデータ量を取得する。取得方法は
図4の処理401と同じくLISTSPコマンドを使用
する。
【0033】処理601に続いて比較処理602により
図4の処理401で取得した入力データ量と実行履歴の
最大値フィールドの入力データ量とを比較する。比較し
た結果、後者の入力データ量が大きい場合は処理603
へ、小さい場合は比較処理604へ制御を渡す。
【0034】処理603は実行履歴の最大値フィールド
207の入力データ量、出力データ量を処理401、6
01で取得した値に書き換える。
【0035】比較処理604は図4の処理401で取得
した入力データ量と実行履歴の最小値フィールドの入力
データ量とを比較する。比較した結果、後者の入力デー
タ量が小さい場合は比較処理605へ、該入力データ量
が大きい場合は処理606へ制御を渡す。
【0036】処理605は実行履歴の最小値フィールド
206の入力データ量、出力データ量を処理401、6
01で取得した値に書き換える。
【0037】処理606は実行履歴の前回実績フィール
ド208の入力データ量、出力データ量、作業データ量
を処理401、601で取得した値に書き換える。
【0038】続いて比較処理607で誤差フィールドと
前回実績フィールドのデータ量と処理402、403と
同様の方法で求めたファイル容量を予測するための関数
との誤差を比較する。比較した結果、前回実績フィール
ドの誤差が大きい場合処理608へ制御を移し、前回実
績フィールドの誤差が小さい場合、処理を終了する。
【0039】処理608は実行履歴の誤差フィールドの
入力データ量、出力データ量を前回実績フィールドのデ
ータ量に書き換え、処理を終了する。
【0040】図1のファイル容量再見積もり処理150
は、ファイル割り当て量の初期値に当初割り当てた最大
値を設定し、増分に初期値の10%の値を設定する。図
5のJCLの場合、再見積もり結果は、 初期値:300+30×16=780シリンダ 増分値:780×0.1=78シリンダ となる。
【0041】以上でファイルの容量を事前に予測したジ
ョブ実行制御が実現できる。
【0042】次に、図7から図9を用いてファイル容量
不足とファイル容量を変更したことを表示する方法を説
明する。
【0043】図7はジョブ群の実行順序の表示用テーブ
ルでありジョブ毎に定義する。本テーブルは図3に示す
ジョブ定義310と先行ジョブ定義320から作成す
る。図7において、符号710はジョブ番号である。ジ
ョブ番号はジョブフロー102に定義したジョブの通し
番号である。
【0044】符号720はジョブ名称、符号730はジ
ョブを示すノードの配置位置であり、符号731はX座
標、符号732はY座標である。
【0045】符号740はジョブの状態(容量不足発生
の有無、割当量予測結果から予測される容量不足の有
無)を示す。この状態は、後で述べる図9のジョブ90
1〜904を示す各ノードに色表示して操作者に通知す
る。通知を受けた操作者は、マウスで該ノードをクリッ
クするかキーボードから該ジョブの名称を入力して再割
り当ての許可を与える。
【0046】符号750は先行ジョブリスト、符号76
0は後続ジョブリストである。
【0047】先行ジョブリスト750は、ジョブ数75
1、ジョブ番号752で構成する。同様に後続ジョブリ
スト760は、ジョブ数761、ジョブ番号762で構
成する。
【0048】図7の例は図3に示した例のジョブ3のテ
ーブルである。先行ジョブはジョブ番号が001と00
2の2件であり、後続ジョブはジョブ番号が004の1
件であることを示す。
【0049】図8は、ファイルフロー表示用のテーブル
である。ファイルフローはファイル間のデータの流れを
示す図であり、図7のテーブルと図8のテーブルを参照
して表示する。
【0050】図8のテーブルはジョブ毎に作成するジョ
ブ情報800とファイル毎に作成するファイル情報85
0からなる。
【0051】ジョブ情報800は、図7のジョブ番号7
10を格納するジョブ番号フィールド801、図4のジ
ョブ名称720を格納するジョブ名称フィールド80
2、当該ジョブのジョブステップ数を格納するステップ
数フィールド803、およびステップ数フィールド80
3に格納した数のステップ情報810からなる。
【0052】ステップ情報810は、ステップ名称フィ
ールド811、当該ステップで参照するファイルの数を
格納するファイル数フィールド812、ファイル数フィ
ールド812に格納したファイル数の入出力ファイル情
報からなる。
【0053】入出力ファイル情報820は、当該ファイ
ルのdd名称フィールド821、ファイル番号フィール
ド822、入出力種別フィールド823、エラーフラグ
フィールド824からなる。
【0054】ファイル情報850は、ファイル番号フィ
ールド851、ファイル名称フィールド852、ボリュ
ーム通し番号フィールド853、入出力ジョブ数フィー
ルド854、および入出力ジョブ数フィールド852に
格納した数の入出力ジョブ情報860からなる。
【0055】入出力ジョブ情報860は、ジョブ名称フ
ィールド861、時刻フィールド862、入出力種別フ
ィールド863からなる。
【0056】上記ジョブ情報800、ファイル情報85
0は、JCLファイル101に格納したJCL群をもと
に作成する。但しエラーフラグ824は、図7の状態7
40を複写する。
【0057】図9に、図7と図8のテーブルを参照して
表示するジョブフローとファイルフローの例を示す。
【0058】図9の符号900はジョブフローとファイ
ルフローを同時に表示した例、符号910はジョブフロ
ーの表示例、符号920はファイルフローの表示例であ
る。
【0059】ジョブフローとファイルフローを同時に表
示した例900は、ジョブA901がファイルa0911
を入力してファイルa1912を出力し、さらに、ファイ
ルa1912とジョブB902が出力したファイルb1をジ
ョブC903が入力しファイルc916を出力すること
を示す。以下、ファイル913、915、917、ジョ
ブ904も同様である。
【0060】ジョブフローの表示例901は、符号90
0の表示例のうちジョブ901〜904のみを、ファイ
ルフローの表示例920は、符号900の表示例のうち
ファイル911〜917のみを表示した例である。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、ファイル容量の割り当
て不足によるジョブの異常終了をジョブ実行前に予測
し、割り当て量を増加することにより削減できる。さら
に、ファイルの割り当て不足が発生した際、再割り当て
してジョブを実行するので対策時間を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成を示すブロック図。
【図2】実行履歴ファイルの構成を示す図。
【図3】ジョブフローファイルの構成を示す図。
【図4】ファイル容量事前予測処理の手順を示すフロー
チャート。
【図5】JCL書き換え時のデータの流れを示す図。
【図6】実行履歴蓄積処理140の処理手順を示すフロ
ーチャート。
【図7】ジョブ群の実行順序の表示用テーブルの一例を
示す図。
【図8】ファイルフロー表示用テーブルの一例を示す
図。
【図9】ジョブフローとファイルフローの一例を示す
図。
【符号の説明】
100…計算機システム、101…JCL(Job Control
Language)群を格納したファイル、102…ジョブフロ
ーを格納したファイル、103…実行履歴を格納したフ
ァイル、104…入力ファイル群、105…作業ファイ
ルと出力ファイル群、106…ジョブ群、110…ジョ
ブ実行制御処理、120…ファイル容量事前予測処理、
130…ジョブ実行処理、140…実行履歴蓄積処理、
150…ファイル容量再見積もり処理、121…ジョブ
特性判定処理、122…ファイル容量見積もり処理、1
23…入力データ量取得処理。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 国西 元英 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 廣澤 敏夫 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 伊藤 勉 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 上岡 功司 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 日高 稔 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 森重 健洋 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 加藤 拓 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所情報システム事業部内 (72)発明者 平野 美知夫 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 金子 守 東京都千代田区内神田2丁目14番6号 日 立電子サービス株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計算機システムにおけるバッチジョブ実行
    制御方法であって、 (1)各ジョブの入力データとジョブ特性から、作業フ
    ァイルと出力ファイルの容量を予測し、 (2)予測した容量で作業ファイルと出力ファイルを再
    割り当てし、 (3)該再割り当てしたファイルを用いてジョブを実行
    する、 ファイル容量事前予測型バッチジョブ実行制御方法。
  2. 【請求項2】前記ジョブ特性は各ジョブの入力データ量
    と作業ファイル及び出力ファイルの容量との相関関係で
    ある請求項1記載のファイル容量事前予測型バッチジョ
    ブ実行制御方法。
  3. 【請求項3】前記相関関係は、各ジョブの実行履歴の入
    力データ量が最大である時の作業ファイル及び出力ファ
    イルの容量と該入力データ量が最小である時の作業ファ
    イル及び出力ファイルの容量とから補間により決定する
    請求項2記載のファイル容量事前予測型バッチジョブ実
    行制御方法。
  4. 【請求項4】前記(1)の予測する処理は、前記ジョブ
    の実行順序を定義した全ジョブの作業ファイルと出力フ
    ァイルの容量を予測する処理からなる請求項1記載のフ
    ァイル容量事前予測型バッチジョブ実行制御方法。
  5. 【請求項5】前記(1)の予測する処理は、前記ジョブ
    の実行順序を定義したジョブ群のうちファイル容量不足
    が発生したジョブの後続ジョブ群の作業ファイルと出力
    ファイルの容量を予測する処理からなる請求項1記載の
    ファイル容量事前予測型バッチジョブ実行制御方法。
  6. 【請求項6】前記(1)の予測する処理は、実行順序を
    定義したジョブ群のうちファイル容量不足が発生したジ
    ョブが入力したファイルと出力したファイルを入力とす
    るジョブ群の作業ファイルと出力ファイルの容量を予測
    する処理からなる請求項1記載のファイル容量事前予測
    型バッチジョブ実行制御方法。
  7. 【請求項7】前記(2)の再割り当てする処理は、予測
    した容量で割り当てた出力ファイルと作業ファイルでフ
    ァイル容量不足が発生した結果を基に再度割当量を算出
    してファイルを再割り当てする処理からなる請求項1記
    載のファイル容量事前予測型バッチジョブ実行制御方
    法。
  8. 【請求項8】前記算出する処理は、容量不足が発生した
    ファイルの容量不足発生時の割り当て容量を基になされ
    る請求項7記載のファイル容量事前予測型バッチジョブ
    実行制御方法。
  9. 【請求項9】前記(1)の予測する処理は、割り当て量
    が不足すると予測したことを通知する処理を含む請求項
    1記載のファイル容量事前予測型バッチジョブ実行制御
    方法。
  10. 【請求項10】前記(1)の実行する処理は、前記通知
    をした後、再割り当ての許可を得てから、ファイルを再
    割り当てしてジョブを実行する処理からなる請求項9記
    載のファイル容量事前予測型バッチジョブ実行制御方
    法。
  11. 【請求項11】計算機システムにおけるバッチジョブ実
    行制御方法であって、 (1)実行すべきジョブの実行履歴から該ジョブのジョ
    ブ特性の有無を判定し、 (2)該ジョブの入力データ
    とジョブ特性から、作業ファイルと出力ファイルの容量
    を予測し、 (3)予測した容量で作業ファイルと出力ファイルを再
    割り当てし、 (4)再割り当てしたファイルを用いてジョブを実行す
    る、 ファイル容量事前予測型バッチジョブ実行制御方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001256186A (ja) * 2000-03-09 2001-09-21 Planet Computer:Kk データ処理システム
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