JPH11211890A - ガラス溶融炉におけるガラス充填装置 - Google Patents

ガラス溶融炉におけるガラス充填装置

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JPH11211890A
JPH11211890A JP1147998A JP1147998A JPH11211890A JP H11211890 A JPH11211890 A JP H11211890A JP 1147998 A JP1147998 A JP 1147998A JP 1147998 A JP1147998 A JP 1147998A JP H11211890 A JPH11211890 A JP H11211890A
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glass
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sampling
filling
melting furnace
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Naoki Asano
直紀 浅野
Noboru Endo
昇 遠藤
Akira Odaka
亮 小高
Kiyoshi Sato
清志 佐藤
Shuzo Kasai
修三 笠井
Katsuyuki Ota
勝之 太田
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IHI Corp
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Yoshizawa La KK
IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶融ガラスの詰まり等が生じた際に、その除
去を容易に行ない得るガラス溶融炉におけるガラス充填
装置を提供する。 【解決手段】 容器の上部に設置されて溶融ガラスの一
部を採取するサンプリング機構22と、充填ノズル20
を取り囲んで設けられ、ガラス溶融炉とサンプリング機
構との間を封止する伸縮可能な結合機構23を備える。
上記結合機構には、上記充填ノズルの下部近傍から上記
サンプリング機構との接続部にかけて配設され、かつ、
上記結合機構に対してその下方から抜き差し可能に取り
付けられたガラスガイド管24と、このガラスガイド管
を上記結合機構に係脱可能に係止する係止手段25とが
設けられていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業廃棄物、特
に、高レベル放射性廃棄物や廃液等のガラス固化処理に
用いられるガラス溶融炉におけるガラス充填装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、廃棄物や廃液の処理方法とし
て、ガラス溶融炉において溶融されているガラス中に上
記廃棄物や廃液を混入するとともに、この廃棄物や廃液
が混入された溶融ガラスを容器内に充填して冷却固化す
るようにしたガラス固化処理が知られており、特に、こ
のガラス固化処理は、高レベル放射性廃棄物や廃液の処
理に有効な手段とされている。
【0003】図6および図7は、従来において用いられ
ているガラス溶融炉のガラス充填装置を示しており、ガ
ラス溶融炉の下部に連設された充填ノズル1と、この下
方に配置される容器2の上部に設置されるサンプリング
機構3と、上記充填ノズル1を取り囲んで設けられ、ガ
ラス溶融炉と上記サンプリング機構3との間を封止する
伸縮可能な結合機構4とによって構成されている。
【0004】そして、上記充填ノズル1の回りには、こ
の充填ノズル1を介してその内部のガラスを加熱溶融す
ることにより、この充填ノズル1からの溶融ガラスの流
下を行なわせ、また、上記充填ノズル1中のガラスの加
熱を停止して固化させることにより、この固化ガラスに
より上記充填ノズル1を閉塞して、ガラス溶融炉からの
溶融ガラスの流下を停止させる抵抗発熱体等からなるヒ
ータ5が設けられている。
【0005】また、上記サンプリング機構3は、上記容
器2の上端部に載置される基体6に、容器2の上部開口
を上方へ向けて露出させるガラス流下経路7を上下方向
に貫通して形成し、また、このガラス流下経路7内にサ
ンプリング容器8を配置し、上記基体6に、上記サンプ
リング容器8を支持する容器操作ロッド9を、水平方向
に摺動自在に設けるとともに、この容器操作ロッド9の
一端部を上記基体6の外部へ突出させ、さらに、基体6
の、上記容器操作ロッド9の上部に、上記ガラス流下経
路7内に進退可能となされたカッタ10を摺動自在に設
け、また、このカッタ10を進退動させるためのカッタ
操作ロッド11を摺動自在に設けるとともに、このカッ
タ操作ロッド11の一端部を上記基体6の外部へ突出さ
せた構成となっており、上記サンプリング容器8は、容
器操作ロッド9の操作により、上記基体6のガラス流下
経路7の中心部、すなわち、上記容器2の開口部の中心
部と、ガラス流下経路7の側部、すなわち、容器2の開
口部の内周部近傍との位置に選択的に位置させられるよ
うになっている。
【0006】さらに、上記カッタ10は、カッタ操作ロ
ッド11の操作によって、上記ガラス流下経路7を横切
るように突出させられることにより、このガラス流下経
路7内に残存する固化したガラスを切断して、上記充填
ノズル1と容器2内に充填されているガラスとを切り離
すようになっている。
【0007】一方、上記結合機構4は、上記充填ノズル
1を取り囲んで設けられる保護カバー12と、この保護
カバー12の下部に連設された環状の昇降手段13と、
上記保護カバー12の中心部に固定されているととも
に、下部が上記昇降手段13の中心孔内に摺動可能に嵌
合させられた漏斗状のガイド管14と、上記昇降手段1
3の中心孔に、この中心孔から下方へ向けて突出して設
けられた連結管15とを備えており、上記昇降手段13
は、上記連結管15が一体に固定されるとともに、昇降
可能に設けられた昇降体16と、この昇降体16を圧縮
空気等の流体圧を利用して昇降させるベローズ17とに
よって構成され、上記ベローズ17に圧縮空気を供給す
ることにより上記昇降体16を上昇させて、この昇降体
16に固定されている連結管15を上昇させるととも
に、この連結管15を、下方に位置させられている上記
サンプリング機構3から離間させ、また、上記ベローズ
17から空気を抜き取ることにより、上記昇降体16、
および、連結管15の自重によってこれらの下降を許容
して、上記連結管15とサンプリング機構3との当接を
行なうようになっている。
【0008】さらに、上記昇降手段13の、上記保護カ
バー12との連結部分には、この保護カバー12の内部
に位置させられている上記充填ノズル1の下端部へ向け
られた一対ののぞき窓18が設けられて、充填ノズル1
の下端部の状態を確認できるようになっている。
【0009】このような従来のガラス溶融炉のガラス充
填装置は、容器2上にサンプリング機構3を設置した後
に、この容器2をガラス溶融炉の充填ノズル1の下方へ
移動させ、この容器2の上部開口およびサンプリング機
構3のガラス流下経路7の中心部を上記充填ノズル1と
同軸上に位置させ、ついで、昇降手段13のベローズ1
7内の空気を排出することにより、連結管15を下降さ
せて、この連結管15を上記サンプリング機構3上に当
接させて、上記ガラス溶融炉と容器2とを連結する。
【0010】これよりヒータ5に通電して充填ノズル1
を介してその内部のガラスを溶融することにより、この
溶融ガラスを充填ノズル1から流下させるとともに、上
記ガイド管14および連結管15を経て、図7に矢印で
示すように容器2内へ充填する。
【0011】このとき、上記サンプリング容器8および
カッタ10は、基体6のガラス流下経路7の側部へ退避
させられている。
【0012】このような溶融ガラスの充填時において、
容器操作ロッド9を操作して、上記サンプリング容器8
を、図7に破線で示すように、上記溶融ガラスの流下軌
跡上に移動させることにより、上記容器2に対応した溶
融ガラスの一部を試料として採取し、所定量の試料の採
取が完了した時点で、上記容器操作ロッド9を操作し
て、サンプリング容器8をガラス流下経路7の内壁側へ
退避させ、容器2内へ所定量の溶融ガラスを充填した後
に、上記ヒータ5への通電を停止することにより、上記
充填ノズル1内の溶融ガラスを固化させて、この充填ノ
ズル1を閉塞する。
【0013】このように充填ノズル1を閉塞すると、こ
の充填ノズル1と容器2に充填されたガラスとが線状の
固化ガラスによって連続した状態となされる場合があ
り、この状態で容器2を搬出すると、容器2上部の固化
ガラスが折れて容器2の外部へ落下させられることが想
定されることから、上記充填ノズル1の閉塞後におい
て、サンプリング機構3に設けられているカッタ10
を、上記ガラス流下経路7の内側へ向けて移動させて上
記線状の固化ガラスを切断した後に、上記カッタ10を
退避位置に収納する。
【0014】これによって、上記充填ノズル1の固化ガ
ラスと容器2内の固化ガラスとのつながりが切り離され
るとともに、切断時に生じる固化ガラスの破片等は容器
2内へ落下収納される。
【0015】ついで、上記昇降手段13のベローズ17
内に圧縮空気を供給し、上記連結管15を上昇させて、
上記連結管15を容器2から切り離すことにより上記容
器2を搬出可能な状態とする。
【0016】そして、この容器2は後段の処理工程へ搬
送されて、その開口部が気密に閉塞された後に、適宜の
貯蔵設備に収納される。
【0017】従来のガラス溶融炉のガラス充填装置は、
このような一連の操作によって廃棄物を溶融ガラスとと
もに容器2へ充填して、廃棄物のガラス固化処理を行な
うようになっており、上記溶融ガラスの充填中における
充填ノズル1からの溶融ガラスの流下状態を、上記のぞ
き窓18から確認するようにしている。
【0018】また、上記容器2の搬送やサンプリング容
器8およびカッタ10の移動操作等の各種操作は、マニ
ピュレータ等によって遠隔操作によって行なわれてい
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来のガラス溶融炉におけるガラス充填装置において
は、つぎのような改善すべき問題点が残されている。
【0020】すなわち、上記充填ノズル1から容器2へ
至る溶融ガラスの流下通路は、上記昇降手段13に一体
に設けられた漏斗状のガイド管14と連結管15とによ
って形成されているが、上記ガイド管14の漏斗状部分
が溶融ガラスの流下方向と交差していることから、何等
かの原因で、上記漏斗状部分にガラスが付着すると、こ
の漏斗状部分にガラスが滞留し、さらに連続して流下し
てくる溶融ガラスが上記滞留しているガラス上に堆積
し、これらのガイド管14や連結管15の内部を閉塞し
てしまうことが想定される。
【0021】しかしながら、上記ガイド管14や連結管
15が昇降手段13に一体に設けられていることから、
これらの内部が上述のようにガラスによって閉塞された
場合、ガラス溶融炉を完全に停止した後に、上記結合機
構4全体を取り替えなければならず、その作業が煩雑化
するばかりでなく、健全である昇降手段13をも取り替
えなければならないから、その作業が煩雑化するばかり
でなく保守費用の高騰の原因となる。
【0022】また、上記結合機構4の上部に設けられて
いるのぞき窓18を介して溶融ガラスの流下状態を確認
するようにしているが、これらののぞき窓18が充填ノ
ズル1の下端部へ向けて形成されていることから、充填
ノズル1の下端部における溶融ガラスの流下状態しか確
認できず、容器2への充填状態を直接確認できないとい
った問題点もある。
【0023】したがって、従来においては、充填ノズル
1の下端部から溶融ガラスが鉛直方向にまっすぐ流下し
ていることをもって、容器2への充填が円滑に行なわれ
ていると見なすようにしている。
【0024】さらに、溶融ガラスを試料として採取する
サンプリング容器8は、非サンプリング時の収納状態に
おいて、基体6のガラス流下経路7およびサンプリング
容器8の内に位置させられることから、流下させられて
いる溶融ガラスが何等かの原因で振れたりした場合、こ
の溶融ガラスが上記サンプリング容器8に接触してしま
い、円滑な充填が行なえなくなるといった問題点もあ
る。
【0025】本発明は、このような従来のガラス溶融炉
におけるガラス充填装置の有する課題を有効に解決すべ
くなされたもので、溶融ガラスの詰まり等が生じた際
に、その除去を容易に行ない得るガラス溶融炉における
ガラス充填装置を提供することを第1の目的とし、ま
た、他の目的は、容器への充填状態の確認を確実に行な
うようにすることであり、さらに他の目的は、溶融ガラ
スのサンプリング機構によって溶融ガラスの充填を阻害
してしまうことを防止することにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のガラス
溶融炉におけるガラスサンプリング装置は、ガラス溶融
炉内の溶融ガラスを流下させて、この溶融ガラスを上記
ガラス溶融炉の下方に設置される容器へ充填するように
したガラス溶融炉におけるガラス充填装置において、上
記容器の上部に設置され、充填される溶融ガラスの一部
を採取するサンプリング機構と、上記ガラス溶融炉の下
方に設けられた充填ノズルを取り囲んで設けられ、上記
ガラス溶融炉と上記サンプリング機構との間を封止する
伸縮可能な結合機構とを備え、上記結合機構には、上記
充填ノズルの下部近傍から上記サンプリング機構との接
続部にかけて配設され、かつ、上記結合機構に対してそ
の下方から抜き差し可能に取り付けられたガラスガイド
管と、このガラスガイド管を上記結合機構に係脱可能に
係止する係止手段とが設けられていることを特徴とする
ものである。
【0027】ここで請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の結合機構に、上記充填ノズルからのガラスの流
下状態を視認可能な第1ののぞき窓が形成され、上記サ
ンプリング機構には、このサンプリング機構内に形成さ
れているガラス流下経路内におけるガラスの流下状態を
視認可能な第2ののぞき窓が形成されていることを特徴
とするものである。
【0028】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
または請求項2に記載のサンプリング機構に、その内部
に形成されているガラス流下経路内に突出させられるサ
ンプリング容器が移動可能に設けられているとともに、
上記ガラス流下経路の内壁には、上記サンプリング容器
を収納する凹部が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0029】さらに、請求項4に記載の発明は、請求項
1ないし請求項3の何れかに記載のサンプリング機構に
は、ガラス充填完了時に、上記ガラス流下経路内に残存
する固化した糸引きガラスを切断するカッタが、上記ガ
ラス流下経路中に進退可能に設けられているとともに、
上記ガラス流下経路の内壁には、上記カッタを収納する
凹部が形成されていることを特徴とするものである。
【0030】
【発明の実施の形態】図1〜図5は本発明のガラス溶融
炉におけるガラス充填装置の一実施形態を示すもので、
このガラス充填装置は、ガラス溶融炉(図示略)の下部
に設けられた充填ノズル20から溶融ガラスを流下させ
て、この溶融ガラスを、上記充填ノズル20の下方に設
置された容器21へ充填するようにしたもので、上記容
器21の上部に設置され、充填される溶融ガラスの一部
を採取するサンプリング機構22と、上記充填ノズル2
0を取り囲んで設けられ、この充填ノズル20と上記サ
ンプリング機構22との間を封止する伸縮可能な結合機
構23とを備え、この結合機構23には、上記充填ノズ
ル20の下部近傍から上記サンプリング機構22との接
続部にかけて配設され、かつ、上記結合機構23に対し
てその下方から抜き差し可能に取り付けられたガラスガ
イド管24と、このガラスガイド管24を上記結合機構
23に係脱可能に係止する係止手段25とが設けられた
基本構成となっている。
【0031】ついで、これらの詳細について説明すれ
ば、上記サンプリング機構22は、容器21の上部開口
を覆うようにして装着されるもので、容器21の上部に
水平方向に設置される基体26を備えており、この基体
26には、上下方向に貫通し、かつ、上記容器21の上
部開口を上方へ向けて露出させるガラス流下経路27が
形成されているとともに、上記ガラス流下経路27内に
進退可能となされたサンプリング容器28が設けられ、
また、このサンプリング容器28の上部には、上記ガラ
ス流下経路27を横切るように進退させられるカッタ2
9が設けられている。
【0032】また、上記サンプリング容器28には、こ
のサンプリング容器28を上記ガラス流下経路27中に
進退させるための容器操作ロッド30が一体に取り付け
られており、この容器操作ロッド30は、上記基体26
の側壁を摺動可能に貫通して設けられ、さらに、上記カ
ッタ29には、このカッタ29を上記ガラス流下経路2
7中に進退させるためのカッタ操作ロッド31が一体に
取り付けられているとともに、このカッタ操作ロッド3
1は、上記基体26の側壁を摺動可能に貫通して設けら
れている。
【0033】一方、上記容器操作ロッド30およびカッ
タ操作ロッド31の、上記基体26から突出させられた
部分が、上記基体26の側部に取り付けられたガイド枠
32によって支持されている。
【0034】さらに、本実施形態においては、上記基体
26の側壁に、非サンプリング時に上記サンプリング容
器28およびカッタ29が収納される凹部33が形成さ
れているとともに、上記ガラス流下経路27の中心部へ
向かう第2ののぞき窓34が形成されており、この第2
ののぞき窓34は、単一あるいは必要に応じて複数形成
されるもので、上記ガラス流下経路27中を流下する溶
融ガラスの流下状態を視認できるようになっている。
【0035】また、上記基体26の、上記ガイド枠32
が取り付けられた位置と反対側には、このガイド枠3
2、サンプリング容器28、カッタ29、容器操作ロッ
ド30、および、カッタ操作ロッド31の重量とほぼ等
しいバランスウエイト35が装着されており、このバラ
ンスウエイト35によって、サンプリング機構22の重
心位置を、上記ガラス流下経路27の中心部分に位置さ
せて、その搬送時におけるバランスを確保するようにな
っている。
【0036】上記結合機構23は、上記充填ノズル20
の下方を取り囲むようにして設けられた保護カバー36
と、この保護カバー36の下部に組み込まれた昇降手段
37と、この昇降手段37の中心部に形成された貫通孔
内に配設されるとともに、この昇降手段37に一体に取
り付けられて上下方向に昇降させられる連結管38とが
設けられ、この連結管38の内部に、その下方から上記
ガラスガイド管24が抜き差し可能に装着されていると
ともに、このガラスガイド管24の下端部と上記連結管
38の下端部との間に上記係止手段25が設けられい
る。
【0037】また、上記ガラスガイド管24の下端部に
は、上記連結管38に挿入された際にこの連結管38の
下端面に当接させられるフランジ24aが設けられ、さ
らに、ガラスガイド管24は、そのフランジ24aが連
結管38の下端面に当接させられた状態において、その
上端部が、上記充填ノズル20の下端部近傍に位置する
ような長さに形成されている。
【0038】そして、上記昇降手段37は、上記連結管
38が同軸上に取り付けられた環状の昇降体39と、空
気圧等の流体圧を利用して上記昇降体39を上下動させ
るベローズ40とによって構成されており、このベロー
ズ40内に圧縮空気を供給して、上記昇降体39を上昇
させることにより、上記連結管38およびガラスガイド
管24を上昇させ、また、上記ベローズ40内の空気を
抜くことにより、昇降体39、連結管38、および、ガ
ラスガイド管24をその自重によって下降させる構成と
なっている。
【0039】さらに、上記係止手段25は、上記連結管
38の下端部外面に径方向外方へ向けて突設された一対
の係合片41と、上記ガラスガイド管24のフランジ2
4aの外側に、上記連結管38に設けられている係合片
41と直交する方向に摺動自在に設けられ、この摺動に
より上記各係合片41が嵌合係止させられる係合凹部4
2が2箇所に形成された(図には1箇所のみ示したが、
その反対側にも形成されている)係止部材43と、上記
ガラスガイド管24に回動自在に取り付けられるととも
に、上記係止部材43に螺着されて、上記係止部材43
をガラスガイド管24に対してその径方向に相対移動さ
せる操作ボルト44とによって構成されており、この操
作ボルト44の操作部となる端部には、マニピュレータ
等の遠隔操作手段が取り付く連結部44aが形成されて
いる。
【0040】一方、上記保護カバー36には、充填ノズ
ル20へ向けられた第1ののぞき窓45が一対設けられ
て、充填ノズル20から流下する溶融ガラスの流下状態
を確認できるようになされ、また、上記充填ノズル20
の回りには、この充填ノズル20を介してその内部のガ
ラスを加熱溶融してこのガラスを流下させるヒータ46
が設けられている。
【0041】このように構成された本実施形態に係わる
ガラス溶融炉におけるガラス充填装置においては、ガラ
スガイド管24を連結管38の下方から挿入して、その
フランジ24aを連結管38の下端面に当接させた後
に、操作ボルト44を回動させて係止部材43を移動さ
せて、この係止部材43に形成されている一対の係合凹
部42を上記連結管38の下端部外周に突設されている
一対の係合片41に嵌合係止させることにより、上記ガ
ラスガイド管24と連結管38とを、それぞれの下端部
において連結する。
【0042】そして、容器21の搬入に先立って、上記
昇降手段37を駆動してベローズ40を伸長させること
により、上記ガラスガイド管24を昇降体39および連
結管38とともに上昇させておき、その下方に、上記容
器21を、その上部にサンプリング機構22を載置した
状態で搬入する。
【0043】ここで、図1に示すように、上記サンプリ
ング機構22のサンプリング容器28やカッタ29は、
凹部33内に収納して、基体26のガラス流下経路27
から退避させてあり、上記容器21と充填ノズル20と
の位置合わせを行なうことにより、この容器21の上部
開口を、上記サンプリング機構22のガラス流下経路2
7を経て充填ノズル20へ対向させ、かつ、これらを同
軸上に位置させる。
【0044】ついで、上記昇降手段37のベローズ40
内の空気を抜くことにより、上記連結管38およびガラ
スガイド管24を、昇降体39とともに、これらの自重
によって下降させ、上記ガラスガイド管24の下端を、
図2に示すように、上記サンプリング機構22の基体2
6上に当接させて上記充填ノズル20と容器21とを連
結する。
【0045】これより上記ヒータ46への通電を開始し
て、充填ノズル20内のガラスを加熱して溶融させるこ
とにより、充填ノズル20からガラスを流下させて容器
21への充填を開始するが、溶融された上記ガラスは、
図2に破線で示すように、充填ノズル20からガラスガ
イド管24、サンプリング機構22のガラス流下経路2
7を経て容器21の内部へ充填され、この充填状態にあ
る溶融ガラスの状態が、第1ののぞき窓45および第2
ののぞき窓34において確認できる。
【0046】したがって、充填ノズル20からの流下状
態と、容器21への流入状態とをそれぞれ確認すること
ができるから、容器21への溶融ガラスの充填状態を確
実に把握することができる。
【0047】また、溶融ガラスの充填時おいて、サンプ
リング機構22に設けられているサンプリング容器28
およびカッタ29を、基体26に形成されている凹部3
3内に収納し、また、カッタ29を退避位置に引き込ん
で、上記ガラス流下経路27を大きく開放してあること
から、上記溶融ガラスの流下が阻害されることなく、円
滑な充填操作を実現できる。
【0048】そして、充填する溶融ガラスを採取する場
合には、マニピュレータ等によって容器操作ロッド30
を操作し、上記サンプリング容器28を、図2に破線で
示すように、ガラス流下経路27の中央部へ移動させて
溶融ガラスの流下軌跡上に位置させることにより、上記
溶融ガラスの一部を上記サンプリング容器28中に汲み
取り、所定量の採取が完了した時点で、上記容器操作ロ
ッド30を再度操作してサンプリング容器28を凹部3
3へ収納する。
【0049】このような溶融ガラスの採取処理中におい
て、その採取位置が基体26に形成されているガラス流
下経路27の中心部であり、その中心部へ向けて第2の
のぞき窓34が形成されていることにより、サンプリン
グ容器28による採取状況を確実に把握することができ
る。
【0050】上記容器21へ所定量の溶融ガラスを充填
すると、上記ヒータ46への通電を停止して、充填ノズ
ル20中の溶融ガラスを固化させることによりガラスの
流下を停止させて充填操作を停止させる。
【0051】これより、上記カッタ操作ロッド31によ
ってカッタ29をガラス流下経路27内へ向けて移動さ
せることにより、上記充填ノズル20と容器21との間
に残存する固化した糸引きガラスを切断して、充填ノズ
ル20内のガラスと容器21内のガラスとを切り離す操
作を行なうが、この糸引きガラスの切断時において、上
記充填ノズル20と容器21との間が結合機構23によ
って連結されていることから、糸引きガラスの切断片や
粉等が容器21の外部にこぼれるようなことはない。
【0052】このように充填ノズル20と容器21間の
固化ガラスの切り離しを行なった後に、上記昇降手段3
7のベローズ40に圧縮空気を再度供給してこのベロー
ズ40を伸長させることにより、上記ガラスガイド管2
4を上昇させるとともに上記サンプリング機構22から
離間させ、ついで、上記容器21をサンプリング機構2
2とともに後段の処理設備へ搬送することによって充填
操作を完了する。
【0053】一方、上記のような溶融ガラスの充填操作
に際し、上記ガラスガイド管24の内壁面がガラスの流
下経路とほぼ平行であり、鉛直方向における引っかかり
をなくしてあることから、充填初期において最初に流下
する固化ガラスが傾斜している場合においても、この固
化ガラスをガラスガイド管24の内壁面によってほぼ鉛
直方向に案内することができ、この結果、ガラスガイド
管24内に溶融ガラスが堆積してしまうことを大幅に抑
制することができる。
【0054】そして、何等かの原因でガラスガイド管2
4内にガラスが堆積して、その内部が閉塞されてしまっ
た場合には、閉塞されたガラスガイド管24を取り替え
ることによって復旧可能である。
【0055】すなわち、図3に示すように、上記結合機
構23の下方に搬送トレー47を位置させるとともに、
この搬送トレー47を上昇させて結合機構23の下部に
接触させた後に、操作ボルト44をマニピュレータ等に
よる遠隔操作により回動操作して、ガラスガイド管24
に装着されている係止部材43を相対移動させることに
より、図4に示すように、上記係止部材43に形成され
ている係合凹部42と、上記連結管38に突設されてい
る係合片41との係合を解除し、ついで、上記搬送トレ
ー47を下降させることにより、図5に示すように、上
記ガラスガイド管24を引き抜く。
【0056】このようにして、閉塞されたガラスガイド
管24を引き抜いた後に、その引き抜き操作と逆の操作
によって新規のガラスガイド管24を上記連結管38へ
取り付けることにより復旧することができるが、ガラス
の詰まりに対する復旧処理がガラスガイド管24のみの
交換で済み、また、その交換時の作業が、操作ボルト4
4を回転させて係止部材43を係合片41から切り離す
といった単純な操作で済み、したがって、その処理作業
が簡便であるとともに、交換部品を最小限に止めること
ができる。
【0057】しかも、上記の交換作業を遠隔操作によっ
て行ない、かつ、その作業をガラス溶融炉と関連なく行
なうことができるので、ガラス溶融炉自体を停止させる
必要もない。
【0058】なお、上記実施形態において示した各構成
部材の諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基
づき種々変更可能である。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
〜請求項3の何れかに記載の発明によれば、ガラスガイ
ド管を結合機構にその下方から抜き差し可能としたこと
により、このガラスガイド管のみの交換を可能にし、ガ
ラスガイド管内が、充填されるガラスによって閉塞され
た場合においても迅速かつ簡便に復旧することができる
とともに、その交換部品を最小限度に止めてメンテナン
ス費用の高騰を抑制することができる。
【0060】また、請求項2に記載の発明のように、結
合機構とサンプリング機構とのそれぞれに、その内部が
視認可能なのぞき窓を形成したことにより、充填ノズル
からの溶融ガラスの流下状態と、この溶融ガラスの容器
内への充填状態とを確認することができ、溶融ガラスの
充填状態を確実に把握することができる。
【0061】さらに、請求項3に記載の発明のように、
サンプリング機構に、サンプリング容器を収納する凹部
を形成しておくことにより、容器への溶融ガラスの充填
時において、上記溶融ガラスの流下経路を大きく開放し
て、その充填作業を確実に行なうことができる。
【0062】そして、請求項4に記載の発明のように、
サンプリング機構に、充填完了時においてガラス流下経
路に残存する糸引きガラスを切断するカッタを設けるこ
とにより、充填完了後における充填ノズル内の固化ガラ
スと容器内の固化ガラスとを切り離すとともに、その切
断時において上記糸引きガラスの回りを結合機構によっ
て覆っておくことにより、糸引きガラスの切断粉が容器
外へ落下することを防止することができ、これによって
ガラス充填後における容器の搬出を容易にするととも
に、充填設備の汚染を防止することができる。
【0063】さらに、上記カッタを充填時において凹部
内へ収納しておくことにより、サンプリング機構に設け
られているガラス流下経路を大きく開放して、上記溶融
ガラスの充填を円滑に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガラス溶融炉におけるガラス充填装置
の一実施形態を示す縦断面図である。
【図2】本発明のガラス溶融炉におけるガラス充填装置
の一実施形態を示すもので、充填状態を示す縦断面図で
ある。
【図3】本発明のガラス溶融炉におけるガラス充填装置
の一実施形態を示すもので、ガラスガイド管の交換作業
の工程を示す縦断面図である。
【図4】本発明のガラス溶融炉におけるガラス充填装置
の一実施形態を示すもので、ガラスガイド管の交換作業
の工程を示す縦断面図である。
【図5】本発明のガラス溶融炉におけるガラス充填装置
の一実施形態を示すもので、ガラスガイド管の交換作業
の工程を示す縦断面図である。
【図6】従来のガラス溶融炉におけるガラス充填装置の
一例を示す縦断面図である。
【図7】従来のガラス溶融炉におけるガラス充填装置の
一例を示すもので、充填状態を示す縦断面図である。
【符号の説明】
20 充填ノズル 21 容器 22 サンプリング機構 23 結合機構 24 ガラスガイド管 25 係止手段 27 ガラス流下経路 28 サンプリング容器 29 カッタ 33 凹部 34 第2ののぞき窓 45 第1ののぞき窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 昇 茨城県那珂郡東海村大字村松4番地33 動 力炉・核燃料開発事業団 東海事業所内 (72)発明者 小高 亮 茨城県那珂郡東海村大字村松4番地33 動 力炉・核燃料開発事業団 東海事業所内 (72)発明者 佐藤 清志 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 笠井 修三 神奈川県横浜市磯子区新中原町1番地 石 川島播磨重工業株式会社横浜エンジニアリ ングセンター内 (72)発明者 太田 勝之 千葉県柏市新十余二17番地1 ヨシザワエ ルエー株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス溶融炉内の溶融ガラスを流下させ
    て、この溶融ガラスを上記ガラス溶融炉の下方に設置さ
    れる容器へ充填するようにしたガラス溶融炉におけるガ
    ラス充填装置において、上記容器の上部に設置され、充
    填される溶融ガラスの一部を採取するサンプリング機構
    と、上記ガラス溶融炉の下方に設けられた充填ノズルを
    取り囲んで設けられ、上記ガラス溶融炉と上記サンプリ
    ング機構との間を封止する伸縮可能な結合機構とを備
    え、上記結合機構には、上記充填ノズルの下部近傍から
    上記サンプリング機構との接続部にかけて配設され、か
    つ、上記結合機構に対してその下方から抜き差し可能に
    取り付けられたガラスガイド管と、このガラスガイド管
    を上記結合機構に係脱可能に係止する係止手段とが設け
    られていることを特徴とするガラス溶融炉におけるガラ
    ス充填装置。
  2. 【請求項2】 上記結合機構には、上記充填ノズルから
    のガラスの流下状態を視認可能な第1ののぞき窓が形成
    され、上記サンプリング機構には、このサンプリング機
    構内に形成されているガラス流下経路内におけるガラス
    の流下状態を視認可能な第2ののぞき窓が形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載のガラス溶融炉にお
    けるガラス充填装置。
  3. 【請求項3】 上記サンプリング機構には、その内部に
    形成されているガラス流下経路内に突出させられるサン
    プリング容器が移動可能に設けられているとともに、上
    記ガラス流下経路の内壁には、上記サンプリング容器を
    収納する凹部が形成されていることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載のガラス溶融炉におけるガラス
    充填装置。
  4. 【請求項4】上記サンプリング機構には、ガラス充填完
    了時に、上記ガラス流下経路内に残存する固化した糸引
    きガラスを切断するカッタが、上記ガラス流下経路中に
    進退可能に設けられているとともに、上記ガラス流下経
    路の内壁には、上記カッタを収納する凹部が形成されて
    いることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記
    載のガラス溶融炉におけるガラス充填装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018193273A (ja) * 2017-05-17 2018-12-06 住友電気工業株式会社 ガラス原料容器

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