JPH11207052A - 包 丁 - Google Patents

包 丁

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Publication number
JPH11207052A
JPH11207052A JP1146198A JP1146198A JPH11207052A JP H11207052 A JPH11207052 A JP H11207052A JP 1146198 A JP1146198 A JP 1146198A JP 1146198 A JP1146198 A JP 1146198A JP H11207052 A JPH11207052 A JP H11207052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
knife
sharpening
kitchen knife
whetting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1146198A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Sumikama
利夫 炭竈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUMIKAMA KK
Original Assignee
SUMIKAMA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SUMIKAMA KK filed Critical SUMIKAMA KK
Priority to JP1146198A priority Critical patent/JPH11207052A/ja
Publication of JPH11207052A publication Critical patent/JPH11207052A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】包丁に刃研ぎ機能を新たに付与することで、包
丁の利便性を高める。 【解決手段】包丁11は、刀身12と、柄13とから構
成されている。この刀身12には、他の包丁の刃部を研
ぐための刃研部20が形成されている。かかる刃研部2
0は、刀身12の背部15側の一側面に刀身12の長手
方向に延びるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は包丁に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、包丁の刃部を研ぐための簡易
な道具として、研棒が知られている。この研棒は、ステ
ンレス鋼等により形成された丸棒であり、棒全体がやす
りになっている。水分を付与しながら砥石で刃部を研ぐ
よりは、刃部が傷みやすいが、研棒を用いた場合にはそ
の作業が簡単で、しかも短時間にできるため、例えば、
調理中等に行われる場合が多い。一般的には、左手に研
棒を持ち、右手で包丁の柄を握り、包丁の刃部を研棒に
対して交互にこするようにして研ぐ。この研棒は、包丁
を使用する場合の必携品として、準備しておく必要があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来では、
包丁と研棒との双方を備える必要があり、それだけ調理
器材の購入コストがかかる。また、研棒は包丁と異な
り、略円形状の断面を有するため、包丁とは別途に専用
の収納スペースを設ける必要がある。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、包丁に刃研ぎ機能を新たに付与
することで、包丁の利便性を高めることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、包丁にかかる請求項1の発明は、刀身に、他の包丁
の刃部を研ぐための刃研部を設けたことをその要旨とす
る。
【0006】請求項2の発明は、請求項1に記載の包丁
において、前記刃研部は、刀身の背部側に形成されてい
ることを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1又は
2に記載の包丁において、前記刃研部は、刀身の長手方
向に沿って延びるように形成されていることを特徴とす
る。
【0007】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
か一項に記載の包丁において、前記刃研部は、刀身の左
右両側面のうち、少なくともいずれか一方の側面に形成
されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を菜切り包丁に具体
化した一実施形態について図1に基づいて説明する。
【0009】図1に示すように、本実施形態の菜切り包
丁11は、刀身12と、柄13とから構成されている。
刀身12は、刃先側に設けられる刃部14と、背部15
と、中子16とからなる。刀身12は、ステンレス鋼よ
り構成され、刃部14の端縁には刀身12の長手方向に
沿って刃先14aが形成されている。また、刀身12の
基端側には中子16が刀身12の長手方向に延びるよう
に設けられると共に、該中子16には複数の目孔(本実
施形態では2箇所、図示せず)が形成されている。
【0010】一方、柄13の先端部には前記中子16を
収容可能にする収容部17が柄13の先端面から溝状に
設けられ、この収容部17の延びる方向に対して垂直方
向に貫通する透孔18が前記目孔と同数設けられてい
る。そして、前記中子16が収容部17に挿入された状
態で、目釘19が透孔18及び目孔にそれぞれ挿通止着
されることで刀身12と柄13は一体化されている。
【0011】また、前記刀身12には、他の包丁の刃部
を研ぐための刃研部20が形成されている。この刃研部
20は、刀身12の背部15側の一側面に刀身12の長
手方向に延びるように形成されている。即ち、前記刃研
部20は、図1に示すように、柄13を手前にして刀身
12の背部15側の左側面に設けられている。尚、前記
刃研部20は、刀身12を焼き入れする前にヤスリ製作
において用いられる周知の方法と同様の方法でタガネに
より一本ずつ付けられる。
【0012】次に、上記のように構成された本実施形態
の菜切り包丁11の作用を説明する。さて、他の包丁の
切れ味が悪くなった場合、当該他の包丁を右手に握りつ
つ、左手に前記菜切り包丁11を持つ。このとき、菜切
り包丁11の刃研部20が上方となるように柄13を握
る。そして、前記他の包丁の刃部を菜切り包丁11の長
手方向に沿って前記刃研部20にこすり合わせるように
して往復させながら研ぐ。すると、この刃研部20によ
り、前記他の包丁の刃部が研ぎすまされる。
【0013】従って、本実施形態によれば、以下のよう
な効果を得ることができる。 (1) 菜切り包丁11には、他の包丁の刃部を研ぐた
めの刃研部20が備えられている。従って、包丁に刃研
ぎ機能が新たに付加され、包丁の利便性を高めることが
できる。
【0014】(2) 菜切り包丁11には、刃研部20
が備えられているため、別途に研棒を準備する必要がな
く、それだけ購入コストを減らすことができる。 (3) 菜切り包丁11には、刃研部20が備えられて
いるため、別途に研棒専用の収納スペースを設ける必要
がなくなる。従って、調理器材の収納スペースの縮小化
を図ることができる。
【0015】(4) 刃研部20は、刀身12の背部1
5側に設けられているため、刃部14の刃先14aとは
所定の間隔が確保されている。従って、他の包丁を研ぐ
場合に、あやまって菜切り包丁11の刃部14の刃先1
4aが欠けてしまうおそれを避けることができる。
【0016】(5)刃研部20は、刀身12の長手方向
に延設されているため、他の包丁の刃部をこすり合わせ
やすい。従って、他の包丁の刃部を研ぐ作業を簡単に行
うことができる。
【0017】(6)刃研部20は、柄13を手前にして
刀身12の背部15側の左側面に配設されている。従っ
て、この菜切り包丁11を左手に握る場合、刃部14を
外側に向けた状態で他の包丁を研ぐことができる。
【0018】尚、本発明の実施形態は、以下のように変
更してもよい。 ・上記実施形態では、刃研部20を刀身12の背部15
側の左側面に形成したが、これを刀身の背部15、即ち
刃先14aと反対側の端面に形成してもよい。このよう
に構成しても上記実施形態と同様の効果をえることがで
きると共に、他の包丁を研ぐ場合に、菜切り包丁11の
刃部14を下方向に向けることができるため、刃部14
の刃先14aが欠けるおそれを確実に回避することがで
きる。
【0019】・上記実施形態では、刃研部20を柄13
を手前にして刀身12の背部15側の左側面に設けた
が、これを右側面に設けてもよい。このように構成すれ
ば、上記実施形態の(1)〜(5)と同様の効果を得る
ことができると共に、左利き等の理由で刃研部20が付
与された前記菜切り包丁11を右手に握る場合、その刃
部14の刃先14aを外側に向けた状態で他の包丁を研
ぐことができる。
【0020】また、前記刃研部20を刀身12の背部1
5側の左右両側面に設けてもよい。このように構成すれ
ば、菜切り包丁11の柄13を左右どちらの手に握るか
関係なく、前記他の包丁の刃部を確実に研ぐことができ
る。
【0021】・上記実施形態では、菜切り包丁11に刃
研部20が付与されたが、これを他の包丁、例えば、出
刃包丁や牛刀等に配設してもよい。このように構成して
も上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0022】次に、上記実施形態及び変更例から把握で
きる請求項に記載した発明以外の技術的思想について、
それらの効果と共に以下に記載する。即ち、請求項1〜
4のいずれか一項に記載の包丁であって、前記刃研部
は、刀身の背部に形成したことを特徴とする包丁。この
ように構成すれば、他の包丁を研ぐ場合に、包丁の刃部
を下方向に向けることができるため、刃部が欠けるおそ
れを確実に回避することができる。
【0023】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、包丁には、他
の包丁の刃部を研ぐための刃研部が備えられている。従
って、包丁に刃研ぎ機能が新たに付加されるため、包丁
の利便性を高めることができる。包丁には、刃研部が備
えられているため、別途に研棒を準備する必要がなく、
それだけ購入コストを減らすことができると共に、研棒
専用の収納スペースを別途に設ける必要がなくなるた
め、調理器材の収納スペースの縮小化を図ることができ
る。
【0024】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、他の包丁を研ぐ場合に、あやまって包
丁の刃部が欠けてしまうおそれを避けることができる。
請求項3の発明によれば、請求項1又は2の発明の効果
に加えて、刃研部に他の包丁の刃部をこすり合わせやす
いため、他の包丁の刃部を研ぐ作業を簡単に行うことが
できる。
【0025】請求項4の発明によれば、請求項1〜3の
いずれか一項に記載の発明の効果に加えて、他の包丁の
刃部を研ぐ場合に、包丁の刃部を外側に向けた状態で研
ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の菜切り包丁を示す斜視図。
【符号の説明】
11…(菜切り)包丁、12…刀身、13…柄、15…
背部、20…刃研部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 刀身に、他の包丁の刃部を研ぐための刃
    研部を設けた包丁。
  2. 【請求項2】 前記刃研部は、刀身の背部側に形成され
    ている請求項1に記載の包丁。
  3. 【請求項3】 前記刃研部は、刀身の長手方向に沿って
    延びるように形成されている請求項1又は2に記載の包
    丁。
  4. 【請求項4】 前記刃研部は、刀身の左右両側面のう
    ち、少なくともいずれか一方の側面に形成されている請
    求項1〜3のいずれか一項に記載の包丁。
JP1146198A 1998-01-23 1998-01-23 包 丁 Pending JPH11207052A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1146198A JPH11207052A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 包 丁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1146198A JPH11207052A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 包 丁

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11207052A true JPH11207052A (ja) 1999-08-03

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ID=11778744

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JP1146198A Pending JPH11207052A (ja) 1998-01-23 1998-01-23 包 丁

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