JPH1119174A - 骨格矯正および筋肉緩和器具 - Google Patents
骨格矯正および筋肉緩和器具Info
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- JPH1119174A JPH1119174A JP18407597A JP18407597A JPH1119174A JP H1119174 A JPH1119174 A JP H1119174A JP 18407597 A JP18407597 A JP 18407597A JP 18407597 A JP18407597 A JP 18407597A JP H1119174 A JPH1119174 A JP H1119174A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】従来、整体師が、整体師自身の手の指等身体の
一部を用いて、人間の皮膚の上から骨、隣接関節および
/または筋肉に力を加えることは、整体師自身に大きな
負担がかかるという課題があった。 【解決手段】一つの面と他の面とが実質上曲面で連続的
に継続している特徴を有し、四角錐台のような形状で、
その四角錐台の上面、つまり、接触面1aの大きさが、
手のひらの土手の大きさであって、硬度が、スプリング
式かたさ試験器アスカーC型の60度のウレタン樹脂で
ある接触部1と、実質上直方体の上に、接触部1の形状
と同じような四角錐台のような形状の立体をのせたよう
な形状で、その立方体の底面の大きさが、人間の実質上
手のひら大である支持部2とを備えた骨格矯正および筋
肉緩和器具の接触面1aを、整体師が、手のひらに持っ
て、人間の皮膚の上から、骨、隣接関節および/または
筋肉に力を加える。
一部を用いて、人間の皮膚の上から骨、隣接関節および
/または筋肉に力を加えることは、整体師自身に大きな
負担がかかるという課題があった。 【解決手段】一つの面と他の面とが実質上曲面で連続的
に継続している特徴を有し、四角錐台のような形状で、
その四角錐台の上面、つまり、接触面1aの大きさが、
手のひらの土手の大きさであって、硬度が、スプリング
式かたさ試験器アスカーC型の60度のウレタン樹脂で
ある接触部1と、実質上直方体の上に、接触部1の形状
と同じような四角錐台のような形状の立体をのせたよう
な形状で、その立方体の底面の大きさが、人間の実質上
手のひら大である支持部2とを備えた骨格矯正および筋
肉緩和器具の接触面1aを、整体師が、手のひらに持っ
て、人間の皮膚の上から、骨、隣接関節および/または
筋肉に力を加える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体の骨、隣接関
節および/または筋肉を移動させ、また、移動したそれ
ら骨、隣接関節および/または筋肉を固定する骨格矯正
および筋肉緩和器具に関するものである。
節および/または筋肉を移動させ、また、移動したそれ
ら骨、隣接関節および/または筋肉を固定する骨格矯正
および筋肉緩和器具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、整体師は、人体の変位した骨、隣
接関節および/または筋肉を矯正する場合、図9に示す
ように、皮膚の上から、それら骨、隣接関節および/ま
たは筋肉に、その整体師自身の手の指、または、手のひ
ら等身体の一部をあてがって、適切な方向に、適切な時
間、力を加え、それらを移動し、正常な位置に戻してい
る。
接関節および/または筋肉を矯正する場合、図9に示す
ように、皮膚の上から、それら骨、隣接関節および/ま
たは筋肉に、その整体師自身の手の指、または、手のひ
ら等身体の一部をあてがって、適切な方向に、適切な時
間、力を加え、それらを移動し、正常な位置に戻してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たように、整体師が、整体師自身の手の指または手のひ
ら等身体の一部を用いて、骨、隣接関節および/または
筋肉に力を加えることは、整体師自身に大きな負担がか
かることになる。
たように、整体師が、整体師自身の手の指または手のひ
ら等身体の一部を用いて、骨、隣接関節および/または
筋肉に力を加えることは、整体師自身に大きな負担がか
かることになる。
【0004】また、整体師が加える力は、時間が経つ
と、変化するという課題もある。
と、変化するという課題もある。
【0005】本発明は、このような従来の、整体師が、
整体師自身の手の指または手のひら等身体の一部を用い
て、骨、隣接関節および/または筋肉に力を加えること
は、整体師自身に大きな負担がかかるという課題と、時
間が経つと、整体師が加える力が変化するという課題、
以上2つの課題を考慮して、整体師にかかる負担を軽減
し、また、常に一定の力を、骨、隣接関節および/また
は筋肉に加える骨格矯正および筋肉緩和器具を提供する
ことを目的とするものである。
整体師自身の手の指または手のひら等身体の一部を用い
て、骨、隣接関節および/または筋肉に力を加えること
は、整体師自身に大きな負担がかかるという課題と、時
間が経つと、整体師が加える力が変化するという課題、
以上2つの課題を考慮して、整体師にかかる負担を軽減
し、また、常に一定の力を、骨、隣接関節および/また
は筋肉に加える骨格矯正および筋肉緩和器具を提供する
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、人
体の骨、隣接関節および/または筋肉に、皮膚の上から
接触し、硬度が、スプリング式かたさ試験器アスカーC
型の40〜70度である接触部を備え、その接触部は、
前記人体の骨、隣接関節および/または筋肉を移動さ
せ、また、移動した前記人体の骨、隣接関節および/ま
たは筋肉を固定することを特徴とする骨格矯正および筋
肉緩和器具である。
体の骨、隣接関節および/または筋肉に、皮膚の上から
接触し、硬度が、スプリング式かたさ試験器アスカーC
型の40〜70度である接触部を備え、その接触部は、
前記人体の骨、隣接関節および/または筋肉を移動さ
せ、また、移動した前記人体の骨、隣接関節および/ま
たは筋肉を固定することを特徴とする骨格矯正および筋
肉緩和器具である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。
面を参照して説明する。
【0008】(実施の形態1)先ず、本発明の実施の形
態1の骨格矯正および筋肉緩和器具の構成を述べる。
態1の骨格矯正および筋肉緩和器具の構成を述べる。
【0009】図1に、本発明の実施の形態1の骨格矯正
および筋肉緩和器具の斜視図を示す。また、図2に、そ
の骨格矯正および筋肉緩和器具の六面図を示す。図1お
よび2からわかるように、その骨格矯正および筋肉緩和
器具は、接触部1と支持部2とから構成される。
および筋肉緩和器具の斜視図を示す。また、図2に、そ
の骨格矯正および筋肉緩和器具の六面図を示す。図1お
よび2からわかるように、その骨格矯正および筋肉緩和
器具は、接触部1と支持部2とから構成される。
【0010】接触部1は、皮膚の上から、人体の骨、隣
接関節および/または筋肉に接触する部分である。その
接触部1の形状は、図1および2に示すように、四角錐
を底面に実質上平行で、頂点を通らない平面で切って、
頂点を含む方の部分を取り去った立体形状、すなわち、
実質上四角錐台のような形状であって、四角錐台のよう
にそれぞれの面が一つの直線で区切られているのではな
く、一つの面と他の面とが実質上曲面で連続的に継続し
ている特徴を有する形状である。その接触部1の硬度
は、スプリング式かたさ試験器アスカーC型の60度で
あって、その接触部1の材料は、ウレタン樹脂である。
なお、接触部1のうち、実際に皮膚に接触する部分は、
上述した実質上四角錐台の面積の小さい面、つまり、図
1および2に示した接触面1aであり、その接触面1a
の大きさは、手のひらの土手の大きさ程度である。ま
た、接触部1の高さは、3cm程度である。
接関節および/または筋肉に接触する部分である。その
接触部1の形状は、図1および2に示すように、四角錐
を底面に実質上平行で、頂点を通らない平面で切って、
頂点を含む方の部分を取り去った立体形状、すなわち、
実質上四角錐台のような形状であって、四角錐台のよう
にそれぞれの面が一つの直線で区切られているのではな
く、一つの面と他の面とが実質上曲面で連続的に継続し
ている特徴を有する形状である。その接触部1の硬度
は、スプリング式かたさ試験器アスカーC型の60度で
あって、その接触部1の材料は、ウレタン樹脂である。
なお、接触部1のうち、実際に皮膚に接触する部分は、
上述した実質上四角錐台の面積の小さい面、つまり、図
1および2に示した接触面1aであり、その接触面1a
の大きさは、手のひらの土手の大きさ程度である。ま
た、接触部1の高さは、3cm程度である。
【0011】支持部2は、整体師が骨格矯正および筋肉
緩和器具を保持する部分であり、接触部1を設置する手
段である。その支持部2の形状は、実質上直方体の上
に、接触部1の形状と同じような実質上四角錐台をのせ
た形状であって、その四角錐台の上面の面積は、接触部
1を設置することができる大きさであり、支持部2の底
面の面積は、整体師が骨格矯正および筋肉緩和器具を手
のひらでつかむことができる大きさである。このよう
に、支持部2の形状が、実質上直方体の上に、実質上四
角錐台をのせた形状であって、その底面の面積が、整体
師が手のひらでつかむことができる大きさであるので、
整体師が骨格矯正および筋肉緩和器具を手のひらで保持
した場合、その手のひらの中で、骨格矯正および筋肉緩
和器具は、実質上移動することなく固定されることにな
る。また、支持部2の高さは、7cm程度である。した
がって、支持部2の高さが7cm程度であり、上述した
ように、接触部1の高さが3cm程度であるので、支持
部2の底面から接触部1の接触面1aまでの高さは、1
0cm程度となる。
緩和器具を保持する部分であり、接触部1を設置する手
段である。その支持部2の形状は、実質上直方体の上
に、接触部1の形状と同じような実質上四角錐台をのせ
た形状であって、その四角錐台の上面の面積は、接触部
1を設置することができる大きさであり、支持部2の底
面の面積は、整体師が骨格矯正および筋肉緩和器具を手
のひらでつかむことができる大きさである。このよう
に、支持部2の形状が、実質上直方体の上に、実質上四
角錐台をのせた形状であって、その底面の面積が、整体
師が手のひらでつかむことができる大きさであるので、
整体師が骨格矯正および筋肉緩和器具を手のひらで保持
した場合、その手のひらの中で、骨格矯正および筋肉緩
和器具は、実質上移動することなく固定されることにな
る。また、支持部2の高さは、7cm程度である。した
がって、支持部2の高さが7cm程度であり、上述した
ように、接触部1の高さが3cm程度であるので、支持
部2の底面から接触部1の接触面1aまでの高さは、1
0cm程度となる。
【0012】図3に、背骨が右側に変位している人間の
骨格を後ろから見た構成図を示す。この人間の骨格は、
その人間が立ったとき、腰部付近の背骨3が、地面に対
しての実質上垂線から、わずかに右側に変位している。
つまり、その人間が立ったときの背骨全体が、地面に対
しての実質上垂直の正常な状態から、わずかに変位して
いる。このように、腰部付近の背骨3が変位しているの
で、図3に示した人間は、腰部付近の筋肉の配置場所
や、筋肉の伸縮状態も、背骨3が変位していないとき、
つまり、正常なときの筋肉の配置場所、または、筋肉の
伸縮状態に比べて、変位していることになる。いいかえ
れば、図3に示された人間は、腰部付近の筋肉が緊張し
ているといえる。
骨格を後ろから見た構成図を示す。この人間の骨格は、
その人間が立ったとき、腰部付近の背骨3が、地面に対
しての実質上垂線から、わずかに右側に変位している。
つまり、その人間が立ったときの背骨全体が、地面に対
しての実質上垂直の正常な状態から、わずかに変位して
いる。このように、腰部付近の背骨3が変位しているの
で、図3に示した人間は、腰部付近の筋肉の配置場所
や、筋肉の伸縮状態も、背骨3が変位していないとき、
つまり、正常なときの筋肉の配置場所、または、筋肉の
伸縮状態に比べて、変位していることになる。いいかえ
れば、図3に示された人間は、腰部付近の筋肉が緊張し
ているといえる。
【0013】次に、このような本発明の実施の形態1の
骨格矯正および筋肉緩和器具の動作を述べる。
骨格矯正および筋肉緩和器具の動作を述べる。
【0014】はじめに、整体師が、自身の手を、対象と
する人間の骨格に触れる等によって、その人間の骨格の
うち、図3に示すように、腰部付近の背骨3が右側に変
位していることを見つける。
する人間の骨格に触れる等によって、その人間の骨格の
うち、図3に示すように、腰部付近の背骨3が右側に変
位していることを見つける。
【0015】その対象とする人間の腰部付近の背骨3が
右側に変位しているので、その腰部付近の筋肉は緊張し
ている。したがって、先ず、整体師が、その腰部付近の
背骨3の変位を確認した後、「従来の技術」で、図9を
用いて説明したように、整体師が、自身の手の指や手の
ひら等身体の一部を皮膚の上から、緊張している筋肉に
あてがうか、または、整体師が、本発明の実施の形態1
の骨格矯正および筋肉緩和器具を手のひらで保持し、自
身の身体の一部の代わりに、その骨格矯正および筋肉緩
和器具を皮膚の上から、緊張している筋肉にあてがっ
て、適切な方向に適切な時間、力を加え、その筋肉を緩
和させる。
右側に変位しているので、その腰部付近の筋肉は緊張し
ている。したがって、先ず、整体師が、その腰部付近の
背骨3の変位を確認した後、「従来の技術」で、図9を
用いて説明したように、整体師が、自身の手の指や手の
ひら等身体の一部を皮膚の上から、緊張している筋肉に
あてがうか、または、整体師が、本発明の実施の形態1
の骨格矯正および筋肉緩和器具を手のひらで保持し、自
身の身体の一部の代わりに、その骨格矯正および筋肉緩
和器具を皮膚の上から、緊張している筋肉にあてがっ
て、適切な方向に適切な時間、力を加え、その筋肉を緩
和させる。
【0016】その後、整体師が、その対象とする人間の
背骨3の右側に、皮膚の上から、接触面1aを接触させ
るようにして、骨格矯正および筋肉緩和器具を押し付
け、この状態で、対象とする人間を仰向きに約1時間寝
かせる。このように、骨格矯正および筋肉緩和器具を押
し付けられた状態で、仰向きに寝かされた人間の背骨3
は、その人間自身の重力によって、正常な位置に戻り、
その結果、ずれていた背骨3付近の筋肉も、正常な位置
に戻り、さらに、筋肉の伸縮状態も正常な状態に戻る。
背骨3の右側に、皮膚の上から、接触面1aを接触させ
るようにして、骨格矯正および筋肉緩和器具を押し付
け、この状態で、対象とする人間を仰向きに約1時間寝
かせる。このように、骨格矯正および筋肉緩和器具を押
し付けられた状態で、仰向きに寝かされた人間の背骨3
は、その人間自身の重力によって、正常な位置に戻り、
その結果、ずれていた背骨3付近の筋肉も、正常な位置
に戻り、さらに、筋肉の伸縮状態も正常な状態に戻る。
【0017】(実施の形態2)先ず、本発明の実施の形
態2の骨格矯正および筋肉緩和器具の構成を述べる。
態2の骨格矯正および筋肉緩和器具の構成を述べる。
【0018】図4に、本発明の実施の形態2の骨格矯正
および筋肉緩和器具の斜視図を示す。また、図5に、そ
の骨格矯正および筋肉緩和器具の六面図を示す。図4お
よび5からわかるように、その骨格矯正および筋肉緩和
器具は、接触部1と支持部2とから構成される。
および筋肉緩和器具の斜視図を示す。また、図5に、そ
の骨格矯正および筋肉緩和器具の六面図を示す。図4お
よび5からわかるように、その骨格矯正および筋肉緩和
器具は、接触部1と支持部2とから構成される。
【0019】接触部1は、実施の形態1の接触部1と同
様に、皮膚の上から、人体の骨、隣接関節および/また
は筋肉に接触する部分であって、接触部1の形状は、図
4および5に示すように、一つの面と他の面とが実質上
曲面で連続的に継続しているという特徴を有する四角錐
台のような形状である。その接触部1の硬度は、スプリ
ング式かたさ試験器アスカーC型の50度であって、そ
の接触部1の材料は、ウレタン樹脂である。なお、接触
部1のうち、実際に皮膚に接触する部分は、図4または
5に示した接触面1aであり、その接触面1aの大きさ
は、親指の大きさ程度であって、接触部1の高さは、8
cm程度である。
様に、皮膚の上から、人体の骨、隣接関節および/また
は筋肉に接触する部分であって、接触部1の形状は、図
4および5に示すように、一つの面と他の面とが実質上
曲面で連続的に継続しているという特徴を有する四角錐
台のような形状である。その接触部1の硬度は、スプリ
ング式かたさ試験器アスカーC型の50度であって、そ
の接触部1の材料は、ウレタン樹脂である。なお、接触
部1のうち、実際に皮膚に接触する部分は、図4または
5に示した接触面1aであり、その接触面1aの大きさ
は、親指の大きさ程度であって、接触部1の高さは、8
cm程度である。
【0020】支持部2は、実施の形態1の支持部2と同
様に、整体師が骨格矯正および筋肉緩和器具を保持する
部分であり、接触部1を設置する手段である。その支持
部2の形状も、実施の形態1の支持部2と同様に、ま
た、図4および5に示すように、実質上直方体の上に、
一つの面と他の面とが実質上曲面で連続的に継続してい
る特徴を有する四角錐台のような形状であって、その四
角錐台の上面の面積は、接触部1を設置することができ
る大きさであり、支持部2の底面の面積は、整体師が骨
格矯正および筋肉緩和器具を手のひらでつかむことがで
きる大きさである。このように、支持部2の形状が、実
施の形態1の支持部2の形状と同様に、実質上直方体の
上に、実質上四角錐台をのせた形状であって、その底面
の面積が、整体師が手のひらでつかむことができる大き
さであるので、整体師が骨格矯正および筋肉緩和器具を
手のひらで保持した場合、その手のひらの中で、骨格矯
正および筋肉緩和器具は、実質上移動することなく固定
されることになる。また、支持部2の高さは、7cm程
度である。したがって、支持部2の高さが7cm程度で
あり、上述したように、接触部1の高さが8cm程度で
あるので、支持部2の底面から接触部1の接触面1aま
での高さは、15cm程度となる。
様に、整体師が骨格矯正および筋肉緩和器具を保持する
部分であり、接触部1を設置する手段である。その支持
部2の形状も、実施の形態1の支持部2と同様に、ま
た、図4および5に示すように、実質上直方体の上に、
一つの面と他の面とが実質上曲面で連続的に継続してい
る特徴を有する四角錐台のような形状であって、その四
角錐台の上面の面積は、接触部1を設置することができ
る大きさであり、支持部2の底面の面積は、整体師が骨
格矯正および筋肉緩和器具を手のひらでつかむことがで
きる大きさである。このように、支持部2の形状が、実
施の形態1の支持部2の形状と同様に、実質上直方体の
上に、実質上四角錐台をのせた形状であって、その底面
の面積が、整体師が手のひらでつかむことができる大き
さであるので、整体師が骨格矯正および筋肉緩和器具を
手のひらで保持した場合、その手のひらの中で、骨格矯
正および筋肉緩和器具は、実質上移動することなく固定
されることになる。また、支持部2の高さは、7cm程
度である。したがって、支持部2の高さが7cm程度で
あり、上述したように、接触部1の高さが8cm程度で
あるので、支持部2の底面から接触部1の接触面1aま
での高さは、15cm程度となる。
【0021】図6に、首骨が左側に変位している人間の
骨格を後ろから見た構成図を示す。この人間の骨格は、
その人間が立ったとき、首骨4が、地面に対しての実質
上垂直な状態、すなわち、正常な状態から、わずかに左
側に変位している。このように、首骨4が変位している
ので、図6に示した人間は、首骨4付近の筋肉の配置場
所や、筋肉の伸縮状態も、首骨4が変位していないと
き、つまり、正常なときの筋肉の配置場所、または、筋
肉の伸縮状態に比べて、変位していることになる。いい
かえれば、図6に示された人間は、首骨4付近の筋肉が
緊張していることになる。
骨格を後ろから見た構成図を示す。この人間の骨格は、
その人間が立ったとき、首骨4が、地面に対しての実質
上垂直な状態、すなわち、正常な状態から、わずかに左
側に変位している。このように、首骨4が変位している
ので、図6に示した人間は、首骨4付近の筋肉の配置場
所や、筋肉の伸縮状態も、首骨4が変位していないと
き、つまり、正常なときの筋肉の配置場所、または、筋
肉の伸縮状態に比べて、変位していることになる。いい
かえれば、図6に示された人間は、首骨4付近の筋肉が
緊張していることになる。
【0022】次に、このような本発明の実施の形態2の
骨格矯正および筋肉緩和器具の動作を述べる。
骨格矯正および筋肉緩和器具の動作を述べる。
【0023】はじめに、整体師が、自身の手を、対象と
する人間の骨格に触れる等によって、その人間の骨格の
うち、図6に示すように、首骨4が左側に変位している
ことを見つける。
する人間の骨格に触れる等によって、その人間の骨格の
うち、図6に示すように、首骨4が左側に変位している
ことを見つける。
【0024】その対象とする人間の首骨4が左側に変位
しているので、その首骨4付近の筋肉は緊張している。
したがって、先ず、整体師が、その首骨4の変位を確認
した後、整体師が、自身の手の指や手のひら等身体の一
部を皮膚の上から、緊張している筋肉にあてがうか、ま
たは、整体師が、本発明の実施の形態2の骨格矯正およ
び筋肉緩和器具を手のひらで保持し、自身の身体の一部
の代わりに、その骨格矯正および筋肉緩和器具を皮膚の
上から、緊張している筋肉にあてがって、適切な方向に
適切な時間、力を加え、その筋肉を緩和させる。
しているので、その首骨4付近の筋肉は緊張している。
したがって、先ず、整体師が、その首骨4の変位を確認
した後、整体師が、自身の手の指や手のひら等身体の一
部を皮膚の上から、緊張している筋肉にあてがうか、ま
たは、整体師が、本発明の実施の形態2の骨格矯正およ
び筋肉緩和器具を手のひらで保持し、自身の身体の一部
の代わりに、その骨格矯正および筋肉緩和器具を皮膚の
上から、緊張している筋肉にあてがって、適切な方向に
適切な時間、力を加え、その筋肉を緩和させる。
【0025】その後、整体師が、その対象とする人間の
首骨4の左側に、皮膚の上から、接触面1aを接触させ
るようにして、骨格矯正および筋肉緩和器具を押し付
け、この状態で、対象とする人間を、左側を下になるよ
うにして、横向きに約1時間寝かせる。このように、骨
格矯正および筋肉緩和器具を押し付けられた状態で、横
向きに寝かされた人間の首骨4は、その人間自身の重力
によって、正常な位置に戻り、その結果、ずれていた首
骨4付近の筋肉も、正常な位置に戻り、さらに、筋肉の
伸縮状態も正常な状態に戻る。
首骨4の左側に、皮膚の上から、接触面1aを接触させ
るようにして、骨格矯正および筋肉緩和器具を押し付
け、この状態で、対象とする人間を、左側を下になるよ
うにして、横向きに約1時間寝かせる。このように、骨
格矯正および筋肉緩和器具を押し付けられた状態で、横
向きに寝かされた人間の首骨4は、その人間自身の重力
によって、正常な位置に戻り、その結果、ずれていた首
骨4付近の筋肉も、正常な位置に戻り、さらに、筋肉の
伸縮状態も正常な状態に戻る。
【0026】なお、実施の形態1または2では、整体師
が、対象とする人間の背骨3の右側、または、首骨4の
左側に、骨格矯正および筋肉緩和器具を押し付け、この
状態で、その対象とする人間を、仰向き、または、左側
を下になるようにして横向きに約1時間寝かせるとした
が、対象とする人間自身が、背骨3の右側、または、首
骨4の左側に、本発明の骨格矯正および筋肉緩和器具を
押し付けてもよいし、整体師が、背骨3の右側、また
は、首骨4の左側に、本発明の骨格矯正および筋肉緩和
器具を押し付けて、圧力を加えてもよい。また、寝かせ
る時間は、1時間に限ることはなく、対象とする人間の
体力や骨の変位の程度に対応する時間でありさえすれば
よい。要するに、本発明の骨格矯正および筋肉緩和器具
は、対象とする人間の変位した骨、隣接関節および/ま
たは筋肉を、正常な位置に戻しさえすればよい。
が、対象とする人間の背骨3の右側、または、首骨4の
左側に、骨格矯正および筋肉緩和器具を押し付け、この
状態で、その対象とする人間を、仰向き、または、左側
を下になるようにして横向きに約1時間寝かせるとした
が、対象とする人間自身が、背骨3の右側、または、首
骨4の左側に、本発明の骨格矯正および筋肉緩和器具を
押し付けてもよいし、整体師が、背骨3の右側、また
は、首骨4の左側に、本発明の骨格矯正および筋肉緩和
器具を押し付けて、圧力を加えてもよい。また、寝かせ
る時間は、1時間に限ることはなく、対象とする人間の
体力や骨の変位の程度に対応する時間でありさえすれば
よい。要するに、本発明の骨格矯正および筋肉緩和器具
は、対象とする人間の変位した骨、隣接関節および/ま
たは筋肉を、正常な位置に戻しさえすればよい。
【0027】また、実施の形態1または2では、背骨3
または首骨4を、正常な位置に戻すとしたが、正常な位
置に戻されるのは、背骨3または首骨4の骨に限らず、
任意な場所の変位した骨、隣接関節および/または筋肉
であってもよい。
または首骨4を、正常な位置に戻すとしたが、正常な位
置に戻されるのは、背骨3または首骨4の骨に限らず、
任意な場所の変位した骨、隣接関節および/または筋肉
であってもよい。
【0028】また、実施の形態1または2では、接触面
1aの大きさは、それぞれ手のひらの土手の大きさ程
度、または、親指の大きさ程度であるとしたが、接触面
1aの大きさは、本発明の骨格矯正および筋肉緩和器具
が対象とする人間の変位した骨、隣接関節および/また
は筋肉の位置または状態に適応した大きさでありさえす
ればよい。
1aの大きさは、それぞれ手のひらの土手の大きさ程
度、または、親指の大きさ程度であるとしたが、接触面
1aの大きさは、本発明の骨格矯正および筋肉緩和器具
が対象とする人間の変位した骨、隣接関節および/また
は筋肉の位置または状態に適応した大きさでありさえす
ればよい。
【0029】また、実施の形態1または2では、接触部
1は、四角錐台のような形状、つまり、接触面1aは、
実質上平面であるとしたが、本発明の骨格矯正および筋
肉緩和器具の接触面1aは、図7の斜視図と図8の六面
図に示すように、凹凸を有する面であってもよい。要す
るに、本発明の骨格矯正および筋肉緩和器具の接触面1
aは、本発明の骨格矯正および筋肉緩和器具の対象とす
る人間の骨、隣接関節および/または筋肉の形状に適応
した形状でありさえすればよい。
1は、四角錐台のような形状、つまり、接触面1aは、
実質上平面であるとしたが、本発明の骨格矯正および筋
肉緩和器具の接触面1aは、図7の斜視図と図8の六面
図に示すように、凹凸を有する面であってもよい。要す
るに、本発明の骨格矯正および筋肉緩和器具の接触面1
aは、本発明の骨格矯正および筋肉緩和器具の対象とす
る人間の骨、隣接関節および/または筋肉の形状に適応
した形状でありさえすればよい。
【0030】また、実施の形態1または2では、支持部
2の底面から接触面1aまでの高さは、それぞれ10c
mまたは15cm程度であるとしたが、支持部2の底面
から接触面1aまでの高さは、本発明の骨格矯正および
筋肉緩和器具本体が対象とする人間の変位した骨、隣接
関節および/または筋肉の位置または状態に適応した高
さでありさえすればよい。
2の底面から接触面1aまでの高さは、それぞれ10c
mまたは15cm程度であるとしたが、支持部2の底面
から接触面1aまでの高さは、本発明の骨格矯正および
筋肉緩和器具本体が対象とする人間の変位した骨、隣接
関節および/または筋肉の位置または状態に適応した高
さでありさえすればよい。
【0031】また、実施の形態1および2では、接触部
1の材料は、ウレタン樹脂であるとしたが、シリコン樹
脂であってもよい。
1の材料は、ウレタン樹脂であるとしたが、シリコン樹
脂であってもよい。
【0032】さらに、実施の形態1または2では、接触
部1の硬度それぞれは、スプリング式かたさ試験器アス
カーC型の60度または50度であるとしたが、本発明
の接触部1の硬度は、対象とする人間の体力や、その人
間の変位した骨、隣接関節および/または筋肉の変位の
程度に対応させればよく、スプリング式かたさ試験器ア
スカーC型の40〜70度の範囲でありさえすればよ
い。
部1の硬度それぞれは、スプリング式かたさ試験器アス
カーC型の60度または50度であるとしたが、本発明
の接触部1の硬度は、対象とする人間の体力や、その人
間の変位した骨、隣接関節および/または筋肉の変位の
程度に対応させればよく、スプリング式かたさ試験器ア
スカーC型の40〜70度の範囲でありさえすればよ
い。
【0033】
【発明の効果】以上説明したところから明らかなよう
に、本発明は、整体師にかかる負担を軽減し、また、常
に一定の力を、骨、隣接関節および/または筋肉に加え
る骨格矯正および筋肉緩和器具を提供することができ
る。
に、本発明は、整体師にかかる負担を軽減し、また、常
に一定の力を、骨、隣接関節および/または筋肉に加え
る骨格矯正および筋肉緩和器具を提供することができ
る。
【図1】本発明の実施の形態1の骨格矯正および筋肉緩
和器具の斜視図
和器具の斜視図
【図2】本発明の実施の形態1の骨格矯正および筋肉緩
和器具の六面図
和器具の六面図
【図3】背骨が右側に変位している人間の骨格を後ろか
ら見た構成図
ら見た構成図
【図4】本発明の実施の形態2の骨格矯正および筋肉緩
和器具の斜視図
和器具の斜視図
【図5】本発明の実施の形態2の骨格矯正および筋肉緩
和器具の六面図
和器具の六面図
【図6】首骨が左側に変位している人間の骨格を後ろか
ら見た構成図
ら見た構成図
【図7】実施の形態1または2で示した骨格矯正および
筋肉緩和器具とは異なる、本発明の骨格矯正および筋肉
緩和器具の斜視図
筋肉緩和器具とは異なる、本発明の骨格矯正および筋肉
緩和器具の斜視図
【図8】実施の形態1または2で示した骨格矯正および
筋肉緩和器具とは異なる、本発明の骨格矯正および筋肉
緩和器具の六面図
筋肉緩和器具とは異なる、本発明の骨格矯正および筋肉
緩和器具の六面図
【図9】整体師が、自身の手を、対象とする人間の皮膚
の上から、その人間の骨、隣接関節および/または筋肉
にあてがって、それら骨、隣接関節および/または筋肉
を矯正する場合の構成図
の上から、その人間の骨、隣接関節および/または筋肉
にあてがって、それら骨、隣接関節および/または筋肉
を矯正する場合の構成図
1 接触部 1a 接触面 2 支持部 3 背骨 4 首骨
Claims (3)
- 【請求項1】人体の骨、隣接関節および/または筋肉
に、皮膚の上から接触し、硬度が、スプリング式かたさ
試験器アスカーC型の40〜70度である接触部を備
え、その接触部は、前記人体の骨、隣接関節および/ま
たは筋肉を移動させ、また、移動した前記人体の骨、隣
接関節および/または筋肉を固定することを特徴とする
骨格矯正および筋肉緩和器具。 - 【請求項2】前記接触部の材料は、ウレタン樹脂である
ことを特徴とする請求項1記載の骨格矯正および筋肉緩
和器具。 - 【請求項3】前記接触部の材料は、シリコン樹脂である
ことを特徴とする請求項1記載の骨格矯正および筋肉緩
和器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18407597A JPH1119174A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 骨格矯正および筋肉緩和器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18407597A JPH1119174A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 骨格矯正および筋肉緩和器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1119174A true JPH1119174A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16146956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18407597A Pending JPH1119174A (ja) | 1997-07-09 | 1997-07-09 | 骨格矯正および筋肉緩和器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1119174A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009001518A1 (ja) * | 2007-06-28 | 2008-12-31 | Isamu Suzuki | 整体器具用の患部突部材 |
JP6046850B1 (ja) * | 2016-05-23 | 2016-12-21 | 優美 三井 | 筋膜リリース用具 |
-
1997
- 1997-07-09 JP JP18407597A patent/JPH1119174A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009001518A1 (ja) * | 2007-06-28 | 2008-12-31 | Isamu Suzuki | 整体器具用の患部突部材 |
JP6046850B1 (ja) * | 2016-05-23 | 2016-12-21 | 優美 三井 | 筋膜リリース用具 |
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