JPH1119057A - 異常検知システム - Google Patents

異常検知システム

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JPH1119057A
JPH1119057A JP9183511A JP18351197A JPH1119057A JP H1119057 A JPH1119057 A JP H1119057A JP 9183511 A JP9183511 A JP 9183511A JP 18351197 A JP18351197 A JP 18351197A JP H1119057 A JPH1119057 A JP H1119057A
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JP9183511A
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Kohei Nomoto
弘平 野本
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者および患者携帯計測部が救急医療センタ
ー部内の構成要素と成っているため、患者は病院に拘束
されていた。このことは、突発性異常の可能性のある疾
患を持つ患者の日常行動を著しく制限し、その結果とし
て前記患者の社会参加を困難なものにするという課題が
あった。 【解決手段】 患者のデータを計測するセンサ、その処
理結果を通信する通信器とを具備する患者携帯計測部
と、前記患者携帯計測部に具備された前記通信器と通信
を行う通信器と、その通信内容およびこれに関連した内
容の表示を行う表示器とを具備する救急医療センター部
とから構成し、かつ、前記患者携帯計測部を、前記救急
医療センター部から独立した外部の構成要素とし、自由
な移動が可能であるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば心臓な
どに疾患を持つ患者を、たとえば心電波形などを用いて
診断し、異常があればそれを検知する異常検知システム
に関するものである。そして、一般的に表現すれば、疾
患異常を監視していて、異常が生ずれば、迅速な救急対
処を取ることにより、このようなハンディキャップを持
つ人々の社会参加を支援する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、社団法人電子情報通信学会
(編)「ディジタル信号処理ハンドブック」、平成5年
1月31日発行の、428ページから443ページ、第
6章「医用システム」に、「心電波形自動解析処理の流
れ」として示された従来の疾患異常検知システムの構成
を示すブロック線図である。
【0003】図3において、1は、疾患を持つ患者であ
り、2は、前記患者1に携帯され、前記患者1の前記疾
患から得られる信号を入力し、これを処理して得られる
前記疾患の解析結果を出力する患者携帯計測部であり、
そして、3は、前記患者携帯計測部2が出力する前記疾
患の解析結果を判断する専門家である。
【0004】4は、病院などの救急医療センター部であ
り、従来の疾患異常検知システムでは、これは、前記患
者1、前記患者携帯計測部2、および、前記専門家3を
その内部の構成要素とする。換言すれば、前記患者1、
前記患者携帯計測部2、および、前記専門家3は、前記
救急医療センター部4、すなわち、病院内に拘束されて
いる。以上に述べた前記患者1、患者携帯計測部2、専
門家3、および、救急医療センター部4は、疾患異常検
知システムを構成する。
【0005】前記患者携帯計測部2において、5は前記
患者1の疾患部を測定するセンサ、6は、前記センサ5
の出力を入力とする信号収集器、7は、前記信号収集器
6の出力を入力とする前処理器、8は、前記前処理器7
の出力を入力とする特徴量抽出器、そして、9は、前記
特徴量抽出器8の出力を入力とする解析器である。
【0006】上述した従来の疾患異常検知システムの動
作を以下に説明する。
【0007】まず、患者1は、救急医療センター部4、
すなわち、病院を訪れるか、この病院に入院しており、
このことにより、疾患の診断を受け、異常があればそれ
を検知することが可能となる。
【0008】つぎに、前記救急医療センター部4内にお
いて、患者携帯計測部2に具備されたセンサ5は、前記
患者1の疾患部からその疾患に関する物理量をアナログ
信号の形で計測する。たとえば、疾患が心臓疾患である
場合、前記センサ5は心電計となる。心臓の房室結節で
発生する電気的興奮は、体表面において電位の変化とし
て現われるので、前記心電計5は、この変化を心電波形
として計測する。
【0009】信号収集器6は、前記センサ5が計測した
アナログ信号を入力し、これを増幅した後、ディジタル
信号に変換して出力する。
【0010】前処理器7は、前記信号収集器6が出力す
る前記ディジタル信号を入力し、ドリフトの補正や、高
周波雑音の処理などを行い、雑音を除去した信号を出力
する。
【0011】つぎに、特徴量抽出器8は、前記前処理器
7が出力する前記雑音を除去した信号を入力し、この信
号の波高値や時間幅を測定したり、原信号の一次差分や
二次差分を取り、特有の波形の始点や終点を認識するこ
とにより、特徴量を抽出して出力する。
【0012】そして、前記患者携帯計測部2の最終段に
おいて解析器9は、前記特徴量抽出器8が出力する前記
特徴量を入力し、前記患者1の前記疾患の状態を解析
し、その解析結果を元の心電波形などのリアルタイムデ
ータとともに出力する。この出力は、前記患者携帯計測
部2全体の出力となる。
【0013】最後に、専門家3は、前記患者携帯計測部
2が出力する前記患者1の前記疾患の状態を診て、この
状態が異常であればそれを検知し、その治療に当る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の異常検知システ
ムは、以上の様に患者および患者携帯計測部が救急医療
センター部内の構成要素と成っているため、患者は病院
に拘束されていた。このことは、突発性異常の可能性の
ある疾患を持つ患者の日常行動を著しく制限し、その結
果として前記患者の社会参加を困難なものにするという
課題があった。
【0015】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、患者および患者携帯計測部を、
救急医療センター部から独立した外部の構成要素とし、
患者の移動を可能とすることにより、その日常行動の自
由を確保し、前記患者の社会参加を支援する異常検知シ
ステムを得ることを目的としている。この場合、もし、
患者の疾患に異常が生じた場合に、そのことを専門家が
早急に検知し、異なる位置にいる患者の元へ迅速に駆け
つけ、速やかな救急対処を行わなければならない。この
発明による異常検知システムでは、これら一連の救急医
療を、病院内という空間的に限定された場所ではなく、
患者の自由な移動を許容した空間的に分散した仕組みに
より達成するものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】第1の発明による異常検
知システムは、たとえば、心臓の房室結節で発生する電
気的興奮が体表面において電位の変化として現われる心
電波形等の患者のデータを計測するセンサと、この計測
データのディジタル化、および、その波高値や波幅等の
特徴量抽出などの処理結果を通信する通信器とを具備す
る患者携帯計測部と、前記患者携帯計測部に具備された
前記通信器と通信を行う通信器と、その通信器から出力
される前記患者のデータや前記特徴量等のオンラインデ
ータおよび前記患者の個人識別情報などの表示を行う表
示器とを具備する救急医療センター部とから構成し、か
つ、前記患者携帯計測部を、前記救急医療センター部か
ら独立した外部の構成要素とし、自由な移動を可能とし
たものである。
【0017】第2の発明による疾患異常検知システム
は、前記患者携帯計測部に具備される前記通信器と、前
記救急医療センター部に具備される前記通信器との間の
通信の中継を行う中継局を構成要素の一つとしたもので
ある。
【0018】第3の発明による疾患異常検知システム
は、前記中継局を、成層圏あるいは対流圏に位置するプ
ラットホーム上に搭載したものである。
【0019】第4の発明による疾患異常検知システム
は、前記患者携帯計測部の位置を出力する測位器を前記
患者携帯計測部に具備し、その出力を、前記患者携帯計
測部に具備される前記通信器の入力としたものである。
【0020】第5の発明による疾患異常検知システム
は、位置を示し、前記測位器との間の距離の測定を可能
とする位置基準局を構成要素の一つとし、前記患者携帯
計測部に具備される前記測位器は、前記位置基準局の位
置を知り、これとの距離などの量を測定することによ
り、測位を行うようにしたものである。
【0021】第6の発明による疾患異常検知システム
は、前記位置基準局を、成層圏あるいは対流圏に位置す
るプラットホーム上に搭載したものである。
【0022】第7の発明による疾患異常検知システム
は、たとえば、心電波形における不整脈を監視してい
て、これが検出されたときにそのことを知らせる異常検
知信号を出力する異常検知器を前記患者携帯計測部に具
備し、その出力を前記患者携帯計測部に具備される前記
通信器の入力としたものである。
【0023】第8の発明による疾患異常検知システム
は、担当医師に前記患者の様態の急変を知らせ、召集を
行うためのブザー、点滅灯、あるいは、音声による呼び
出しを起動する警報器を前記救急医療センター部に具備
し、前記救急医療センター部に具備される前記通信器か
ら出力される異常検知信号と個人識別情報とをその入力
としたものである。
【0024】第9の発明による疾患異常検知システム
は、患者病歴データベースを前記救急医療センター部に
具備し、前記救急医療センター部に具備される前記通信
器の出力である前記異常検知信号と前記患者の個人識別
情報とをその入力とし、その出力として、あらかじめ記
憶していた前記患者の病歴、診察のカルテ、治療の記録
などを前記救急医療センター部に具備される前記表示器
の入力としたものである。
【0025】第10の発明による疾患異常検知システム
は、患者が行動する範囲の地図情報を記憶しており、こ
れを出力する地図メモリを前記救急医療センター部に具
備し、その出力を前記救急医療センター部に具備される
前記表示器の入力としたものである。
【0026】第11の発明による疾患異常検知システム
は、通信器を具備した救急出動部を構成要素の一つと
し、この救急出動部は、その内部に具備した前記通信器
により、前記救急医療センター部に具備される前記通信
器と通信を行い、前記患者の位置へ移動するようにした
ものである。
【0027】第12の発明による疾患異常検知システム
は、前記救急出動部に具備される前記通信器と、前記救
急医療センター部に具備される前記通信器との間の通信
を、前記患者携帯計測部に具備される前記通信器と、前
記救急医療センター部に具備される前記通信器との間の
通信の中継を行う前記中継局と同種の中継局が中継する
ようにしたものである。
【0028】第13の発明による疾患異常検知システム
は、前記救急出動部の現在位置を出力する測位器と、前
記患者の位置、および、前記救急出動部の現在位置、前
記患者の個人識別情報、疾患名、病歴、診察のカルテ、
治療の記録、疾患の解析結果、心電波形のリアルタイム
データなどを表示する表示器とを、前記救急出動部に具
備し、前記救急出動部が前記患者の位置へ移動するため
の誘導を行うようにしたものである。
【0029】第14の発明による疾患異常検知システム
は、前記救急出動部に具備される測位器の位置基準とし
て、前記患者携帯計測部に具備される前記測位器が、そ
の間の距離などの量を測定する位置基準局と同種の位置
基準局を用いるようにしたものである。
【0030】第15の発明による疾患異常検知システム
は、前記患者が行動する範囲、および、その範囲と前記
救急出動部が待機している位置とを結ぶ範囲の地図情報
を記憶していて、これを出力する地図メモリを前記救急
出動部に具備し、その出力を前記救急出動部に具備され
る前記表示器の入力としたものである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明による異常検知シ
ステムの実施の形態を図に基づいて説明する。
【0032】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1の構成を示すブロック線図である。同図におい
て、1は、疾患を持つ患者であり、2は、前記患者1に
携帯され、前記患者1の前記疾患から得られる信号を入
力し、これを処理して得られる前記疾患の解析結果を通
信する患者携帯計測部である。
【0033】3は、前記患者携帯計測部2が通信してく
る前記疾患の解析結果を判断する専門家である。4は、
前記専門家3を構成要素とする救急医療センター部であ
る。この発明による疾患異常検知システムでは、前記患
者1、および、前記患者携帯計測部2は、前記救急医療
センター部4から独立した外部の構成要素と成ってい
る。換言すれば、前記患者1、および、前記患者携帯計
測部2は、前記救急医療センター部4、すなわち、病院
に拘束されず、自由に移動することが可能である。
【0034】10は、成層圏あるいは対流圏に位置する
プラットホームであり、ここでは、飛行船として示して
いる。この飛行船は1機ではなく、多数機存在する。前
記飛行船10は、前記患者携帯計測部2および後記救急
出動部11の測位の位置基準となるとともに、前記患者
携帯計測部2と前記救急医療センター部4とおよび後記
救急出動部11との間の通信の中継を行う。この図1で
は、測位のための電波の経路を破線で表わし、通信のた
めの電波の経路を実線で示している。11は、救急出動
部であり、前記救急医療センター部4と通信を行い、前
記救急医療センター部4からの出動命令により、前記患
者1の位置へ急行する。
【0035】以上に述べた前記患者1、前記患者携帯計
測部2、専門家3、前記救急医療センター部4、前記飛
行船10、および、前記救急出動部11は、疾患異常検
知システムを構成する。
【0036】前記患者携帯計測部2において、5は前記
患者1の疾患部を測定するセンサ、6は、前記センサ5
の出力を入力とする信号収集器、7は、前記信号収集器
6の出力を入力とする前処理器、8は、前記前処理器7
の出力を入力とする特徴量抽出器、9は、前記特徴量抽
出器8の出力を入力とする解析器、12aは、前記患者
携帯計測部2の位置を出力する測位器、13は、前記解
析器9の出力を入力とする異常検知器、14aは、前記
測位器12aの出力と前記異常検知器13の出力とを入
力とし、外部と通信を行う通信器である。
【0037】前記飛行船10において、15は、前記患
者携帯計測部2における前記測位器12a、あるいは、
前記救急出動部11における後記測位器12cが測位を
行うために、その位置を示し、前記測位器12aとの間
の距離あるいは12cとの間の距離の測定を可能とする
位置基準局、16は、前記患者携帯計測部2における前
記通信器14a、前記救急医療センター部4における後
記通信器14b、および、前記救急出動部11における
後記通信器14cの通信の中継を行う中継局である。
【0038】前記救急医療センター部4において、14
bは、外部と通信を行う通信器、17は、前記通信器1
4bの出力を入力し、警報を発する警報器、18は、前
記患者1の病歴を出力する患者病歴データベース、19
bは、地図情報を出力する地図メモリ、20bは、前記
通信器14bの出力と前記患者病歴データベース18の
出力と前記地図メモリ19bの出力とを入力し、これら
を前記専門家3に表示する表示器、3は、前記表示器2
0bの表示を見て、判断し、指示を下す専門家、21
は、前記専門家3が下す指示を入力し、これを出力する
指示入力器、22は、前記指示入力器21が出力する前
記指示を入力し、これに基づいた出動命令を出力する出
動命令器である。
【0039】前記救急出動部11において、12cは、
前記救急出動部11の位置を出力する測位器、14c
は、外部と通信を行う通信器、19cは、地図情報を出
力する地図メモリ、20cは、前記測位器12cの出力
と、前記通信器14cの出力と前記地図メモリ19cの
出力とを入力し、これらを表示する表示器、23は、前
記通信器14cおよび前記表示器20cとデータを授受
しながら救急医療の計画を立てる救急医療計画器であ
る。
【0040】つぎに動作について説明する。まず、患者
1は、救急医療センター部4、すなわち、病院などに拘
束されず、自由に移動をしている。
【0041】前記患者1は、患者携帯計測部2を携帯し
ている。
【0042】前記患者携帯計測部2における、センサ5
から、信号収集器6は、前処理器7、特徴量抽出器8を
それぞれ経て、解析器9までの動作は、従来の疾患異常
検知システムと同様である。
【0043】この発明による異常検知システムでは、さ
らに、測位器12aが、後記位置基準局の位置を知り、
これとの間の距離を測定する事により、前記患者携帯計
測部2の位置、すなわち、前記患者1の位置を出力す
る。具体的には、3個の位置基準局の位置を知り、これ
らとの間の距離を電波伝播時間から測定すれば、三次元
空間内での位置を求めることができる。さらに、4個の
位置基準局を用いれば、もう1つの誤差要因、たとえば
時計の同期誤差を補正することができる。
【0044】また、異常検知器13が、前記解析器9が
出力する前記患者1の疾患の解析結果を入力し、異常で
あるか否かの判定を行う。たとえば、心電波形における
不整脈を監視していて、これが検出されたときに、異常
が検知されたと判定する。そして、もし異常が検知され
た場合には、前記疾患の解析結果と異常検知信号とを、
心電波形などのリアルタイムデータとともに出力する。
一方、異常が検知されなかった場合には、何もしない。
【0045】そして、通信器14aは、前記異常検知器
13から前記異常検知信号が出力されたとき、前記測位
器12aが出力する前記患者1の位置と、前記異常検知
器13が出力する前記疾患の解析結果と前記異常検知信
号と前記心電波形などのリアルタイムデータとを入力
し、これらを、前記患者1の個人識別情報とともに、前
記患者携帯計測部2の外部に通信する。
【0046】つぎに、飛行船10において、位置基準局
15は、前記患者携帯計測部2における前記測位器12
a、あるいは、後記救急出動部11における後記測位器
12cが測位を行うために、位置基準局15の位置を示
し、同時に、前記測位器12aあるいは12cに、位置
基準局15とこれらとの間の距離の測定を可能とする。
具体的には、たとえば、前記位置基準局15の位置を放
送するとともに、前記位置基準局15から送信時刻を記
した電波を送信して、前記測位器12では、これを受信
し、その時の受信時刻を測る事により、電波が伝播する
のに要した時間を知り、これに光速を乗ずることによ
り、それらの間の距離を測定する。
【0047】中継局16は、前記患者携帯計測部2にお
ける前記通信器14a、後記救急医療センター部4にお
ける後記通信器14b、および、後記救急出動部11に
おける後記通信器14cの通信の中継を行う。
【0048】さらに、前記救急医療センター部4におい
て、通信器14bは、前記患者携帯計測部2における前
記通信器14aが通信してくる前記患者1の位置と、前
記疾患の解析結果と前記異常検知信号と前記心電波形な
どのリアルタイムデータと前記患者1の個人識別情報と
を、前記飛行船10における前記中継局16による中継
を介して受信し、これらを出力する。
【0049】警報器17は、前記通信器14bが出力す
る前記異常検知信号と前記患者1の個人識別情報とを入
力し、警報を発する。具体的には、ブザーを鳴らした
り、点滅灯を作動させたり、または、音声による呼び出
しを行う事により、前記患者1の様態が急変したことを
その担当医師である後記専門家3に知らせ、召集する。
【0050】患者病歴データベース18は、あらかじ
め、登録患者の病歴、診察のカルテ、治療の記録などを
記憶しているものとする。そして、前記通信器14bが
出力する前記異常検知信号と前記患者1の個人識別情報
とを入力すると、前記患者1のこれらの記録を検索し、
出力する。
【0051】地図メモリ19bは、あらかじめ、登録患
者が行動する範囲の地図情報を記憶しているものとす
る。そして、前記通信器14bが出力する前記異常検知
信号と前記患者1の位置とを入力すると、その位置の付
近の地図情報を検索し、出力する。
【0052】表示器20bは、前記通信器14bが出力
する前記患者1の位置と前記疾患の解析結果と前記心電
波形などのリアルタイムデータと前記患者1の個人識別
情報と、前記患者病歴データベース18が出力する前記
患者1の病歴、診察のカルテ、治療の記録などと、前記
地図メモリ19bが出力する前記患者1の位置の付近の
地図情報とを入力し、前記患者1の位置をその付近の地
図上に点滅させて表示し、前記患者1の氏名と疾患名を
文字で表示し、前記患者1の病歴、診察のカルテ、治療
の記録を文字や図で表示し、前記疾患の解析結果を文字
で、前記心電波形などのリアルタイムデータを動的なグ
ラフとして、それぞれ表示する。
【0053】前記警報器17が行う警報の形態と、前記
表示器20bが行うこれらの表示の形態を、一例とし
て、図2に示す。
【0054】専門家3は、前記警報器17が行う警報に
より召集され、前記表示器20bの表示を見て、前記患
者1の疾患の状態を診断し、指示を下す。具体的には、
現場への急行の方法、応急手当の方法、必要な薬品と医
療機器、そして、前記患者1を連れていくべき救急病院
などの指示を下す。
【0055】指示入力器21は、前記専門家3が下す前
記指示を入力し、これを出力する。
【0056】出動命令器22は、前記指示入力器21が
出力する前記指示を入力し、この指示に基づいた出動命
令を出力する。具体的には、複数の待機場所に待機して
いる各チームの陣容、装備、前記患者のいる位置までの
距離などを考慮して、最適なチームに対する適切な形態
の出動命令を作成し、出力する。
【0057】前記通信器14bは、前記出動命令器22
が出力する前記出動命令を入力し、これを、最初に受信
した前記患者1の位置と、前記疾患の解析結果と、前記
心電波形などのリアルタイムデータと前記患者1の個人
識別情報、および、前記表示器20bで合成された前記
患者1の病歴、診察のカルテ、治療の記録、前記患者1
の付近の地図情報とともに、通信する。
【0058】そして、救急出動部11において、通信器
14cは、前記救急医療センター部4における前記通信
器14bが通信してくる前記出動命令と前記患者1の位
置と前記疾患の解析結果と前記心電波形などのリアルタ
イムデータと前記患者1の個人識別情報、および、前記
表示器20bで合成された前記患者1の病歴、診察のカ
ルテ、治療の記録、前記患者1の付近の地図情報を受信
し、これを出力する。
【0059】測位器12cは、前記患者携帯計測部2に
おける測位器12aと同様にして、前記救急出動部11
の現在位置を出力する。
【0060】地図メモリ19cは、あらかじめ、登録患
者が行動する範囲、および、その範囲と前記救急出動部
が待機している位置とを結ぶ範囲の地図情報を記憶して
いるものとする。そして、前記通信器14cが出力する
前出動命令を一旦受信すると、その後、救急活動が終了
するまで、前記通信器14cが出力する前記患者1の位
置と、測位器12cが出力する前記救急出動部11の現
在位置とを入力しながら、それらの位置の付近の地図情
報、および、それらの位置を結ぶ範囲の地図情報を検索
し、出力する。
【0061】表示器20cは、前記通信器14cが出力
する前記出動命令と前記患者1の位置と前記疾患の解析
結果と前記心電波形などのリアルタイムデータと前記患
者1の個人識別情報、および、前記表示器20bで合成
された前記患者1の病歴、診察のカルテ、治療の記録、
前記患者1の付近の地図情報と、前記測位器12cが出
力する前記救急出動部11の現在位置と、前記地図メモ
リ19cが出力する前記地図情報とを入力し、これらの
情報を、前記救急医療センター4における前記表示器2
0bと同様にして、表示する。
【0062】救急医療計画器23は、前記通信器14c
および前記表示器20cとデータを授受しながら救急医
療の計画を立てる。具体的には、渋滞を避けて迅速に現
場に急行するための経路計画、現場到着後すぐに応急手
当を開始できるようにするための準備のスケジューリン
グ、また、前記患者1を送り届けるべき病院などの関係
機関との連絡、打ち合わせの設定などを行う。
【0063】前記救急出動部11は、前記救急医療計画
器23が立案した救急医療計画に従い、前記患者1の位
置へ急行し、前記患者1を速やかに保護し、応急手当を
行いながら、最寄りの適切な救急病院へ送り届ける。
【0064】
【発明の効果】第1の発明によれば、患者携帯計測部を
救急医療センター部から独立した外部の構成要素とする
ので、患者の移動の自由を確保することができ、前記患
者の社会参加を支援することが可能な異常検知システム
を得ることができる。
【0065】第2の発明によれば、中継局を構成要素の
一つとすることにより、救急医療センター部から直接に
は電波の届かない地域でも患者携帯計測部との通信が可
能となるので、患者の移動の範囲が広域となる異常検知
システムを得ることができる。
【0066】第3の発明によれば、中継局を成層圏ある
いは対流圏に位置するプラットホーム上に搭載するの
で、これを宇宙に位置する衛星に搭載するよりも、患者
携帯計測部が送信する電波を微弱なものにでき、患者が
身に付けている医療機器や測定器への電磁的影響の少な
い異常検知システムを得ることができる。
【0067】第4の発明によれば、測位器を患者携帯計
測部に具備するので、患者に疾患異常が検知された場合
に、自動的に、そして、即時にその患者の位置を救急医
療センター部に知らせることができ、その結果として、
前記患者の迅速な保護が可能な異常検知システムを得る
ことができる。
【0068】第5の発明によれば、位置基準局を構成要
素の一つとし、測位器はこれの位置を知り、これとの距
離などの量を測定する事により、測位を行うので、加速
度を測定してこれを二重積分することによる測位を行う
場合に比較して、前記の患者の測位においてドリフト誤
差の少ない測位が可能な異常検知システムを得ることが
できる。
【0069】第6の発明によれば、位置基準局を成層圏
あるいは対流圏に位置するプラットホーム上に搭載する
ので、たとえばトランスポンダー型の測距による測位の
場合、位置基準局を宇宙に位置する衛星に搭載するより
も、患者携帯計測部が送信する電波を微弱なものにで
き、患者が身に付けている医療機器や測定器への電磁的
影響の少ない疾患異常検知システムを得ることができ
る。また、位置基準局からの時刻付電波の送信を利用
し、患者携帯計測部は送信を行わない場合にも、測位器
は、衛星の軌道計算などを行う必要が無く、位置基準局
からの送信も小さな出力で済むため、比較的安価に構成
することが可能な異常検知システムを得ることができ
る。
【0070】第7の発明によれば、異常検知器を患者携
帯計測部に具備するので、患者携帯計測部は、異常が検
知された場合のみ通信を行えばよいから、それだけ通信
に用いる電力を節約できるので、軽量な患者携帯計測部
を得ることができ、さらに、患者が身に付けている医療
機器や測定器への電磁的影響の少ない異常検知システム
を得ることができる。
【0071】第8の発明によれば、警報器を救急医療セ
ンター部に具備するので、救急医療センター部におい
て、専門家が常時患者の疾患を監視している必要が無
く、異常が検知された場合のみ、これに対応すればよい
ので、それだけ人件費を節約した運用が可能な異常検知
システムを得ることができる。
【0072】第9の発明によれば、患者病歴データベー
スを救急医療センター部に具備するので、患者の疾患異
常が検知された場合に、その異常がこれまでの患者の病
歴に照らしてどのような意味を持つか、また、その異常
を治療するために医薬品の中で使用を制限しなければな
らないものは何か、という専門家の判断を支援する情報
を提供することができ、その結果として、前記専門家の
判断において質の向上と、時間の短縮を図ることが可能
な異常検知システムを得ることができる。
【0073】第10の発明によれば、地図メモリを救急
医療センター部に具備するので、患者携帯計測部から通
信された患者の位置をその地図上に表示して視覚的に表
現することが可能であり、また、その場所の自然上の、
あるいは、社会的な性質を知ることにより的確な患者の
状態判断を可能とする異常検知システムを得ることがで
きる。
【0074】第11の発明によれば、救急出動部を構成
要素の一つとするので、疾患異常の検知結果を、その患
者の救急対処という行動に即座に移すことができ、その
結果として、前記患者の異常回復の可能性が高い異常検
知システムを得ることができる。
【0075】第12の発明によれば、前記救急出動部に
具備される前記通信器と、前記救急医療センター部に具
備される前記通信器との間の通信を、前記患者携帯計測
部に具備される前記通信器と、前記救急医療センター部
に具備される前記通信器との間の通信の中継を行う前記
中継局と同種の中継局が中継するので、前記の一群の中
継局は、救急医療ネットワークを構成し、そのネットワ
ーク内では患者の移動が自由な異常検知システムを得る
ことができる。
【0076】第13の発明によれば、救急出動部に測位
器と表示器とを具備し、救急出動部が前記患者の位置へ
移動するための誘導を行うので、疾患異常を来した患者
救急対処を迅速で的確にすることが可能な異常検知シス
テムを得ることができる。
【0077】第14の発明によれば、救急出動部に具備
される測位器の位置基準として、前記患者携帯計測部に
具備される前記測位器が、その間の距離などの量を測定
する位置基準局を用いるので、たとえその位置基準に誤
差が生じた場合でも、患者の位置の誤差と救急出動部の
位置の誤差とが系統立ったものとなり、救急出動部でそ
の位置誤差を修正することができる場合には、患者の位
置誤差も修正が可能であり、また、それができない場合
にも、患者の位置と救急出動部の位置との相対関係は正
しいから、救急出動部が着実に患者の元へ到着すること
が可能な異常検知システムを得ることができる。
【0078】第15の発明によれば、地図メモリを前記
救急出動部に具備し、その出力を救急出動部に具備され
る前記表示器の入力とするので、その地図上に患者の位
置と救急出動部の位置とを重ねて表示し、また、それら
を結ぶ地域の地図を表示することにより、前記救急出動
部が前記患者の位置に至るまでの経路選択を容易で的確
なものとし、渋滞や踏切など、その移動に対する障害に
ついても予測が可能な異常検知システムを得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による異常検知システムの実施の形
態1の構成を示すブロック線図である。
【図2】 この発明による異常検知システムにおける救
急医療センター部に具備された警報器と表示器が行う警
報と表示の形態の一例を示す図である。
【図3】 従来の異常検知システムの構成を示すブロッ
ク線図である。
【符号の説明】
1 患者、2 患者携帯計測部、3 専門家、4 救急
医療センター部、5センサ、6 信号収集器、7 前処
理器、8 特徴量抽出器、9 解析器、10飛行船、1
1 救急出動部、12 測位器、13 異常検知器、1
4 通信器、15 位置基準局、16 通信局、17
警報器、18 患者病歴データベース、19 地図メモ
リ、20 表示器、21 指示入力器、22 出動命令
器、23 救急医療計画器、24 警報と表示の形態。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 心電波形等の患者のデータを計測するセ
    ンサ、この計測データのディジタル化、および、その波
    高値や波幅等の特徴量抽出などの処理結果を通信する通
    信器とを具備する患者携帯計測部と、 前記患者携帯計測部に具備された前記通信器と通信を行
    う通信器と、その通信器から出力される前記患者のデー
    タや前記特徴量等のオンラインデータおよび前記患者の
    個人識別情報などの表示を行う表示器とを具備する救急
    医療センター部とから構成され、 かつ、前記患者携帯計測部は、前記救急医療センター部
    から独立した外部の構成要素であり、移動が可能である
    ことを特徴とする異常検知システム。
  2. 【請求項2】 前記患者携帯計測部に具備される前記通
    信器と、前記救急医療センター部に具備される前記通信
    器との間の通信の中継を行う中継局を構成要素の一つと
    することを特徴とする請求項1記載の疾患異常検知シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記中継局を、成層圏あるいは対流圏に
    位置するプラットホーム上に搭載することを特徴とする
    請求項2記載の異常検知システム。
  4. 【請求項4】 前記患者携帯計測部の位置を出力する測
    位器を前記患者携帯計測部に具備し、その測位器の出力
    を、前記患者携帯計測部に具備される前記通信器の入力
    とすることを特徴とする請求項1記載の異常検知システ
    ム。
  5. 【請求項5】 位置を示し、前記測位器との間の距離の
    測定を可能とする位置基準局を構成要素の一つとし、前
    記患者携帯計測部に具備される前記測位器は、前記位置
    基準局の位置を知り、これとの距離などの量を測定する
    ことにより、測位を行うことを特徴とする請求項4記載
    の異常検知システム。
  6. 【請求項6】 前記位置基準局を、成層圏あるいは対流
    圏に位置するプラットホーム上に搭載することを特徴と
    する請求項5記載の異常検知システム。
  7. 【請求項7】 患者のデータを監視しそのデータが異常
    のとき異常検知信号を出力する異常検知器を前記患者携
    帯計測部に具備し、その異常検知器の出力を前記患者携
    帯計測部に具備される前記通信器の入力とすることを特
    徴とする請求項1記載の異常検知システム。
  8. 【請求項8】 担当医師に前記患者の様態の急変を知ら
    せ、召集を行うためのブザー、点滅灯、あるいは、音声
    による呼び出しを起動する警報器を前記救急医療センタ
    ー部に具備し、前記救急医療センター部に具備される前
    記通信器から出力される異常検知信号と個人識別情報と
    をその入力とすることを特徴とする請求項1記載の異常
    検知システム。
  9. 【請求項9】 患者病歴データベースを前記救急医療セ
    ンター部に具備し、前記救急医療センター部に具備され
    る前記通信器の出力である前記異常検知信号と前記患者
    の個人識別情報とをその入力とし、その出力として、あ
    らかじめ記憶していた前記患者の病歴、診察のカルテ、
    治療の記録などを前記救急医療センター部に具備される
    前記表示器の入力とすることを特徴とする請求項1記載
    の異常検知システム。
  10. 【請求項10】 患者が行動する範囲の地図情報を記憶
    しており、これを出力する地図メモリを前記救急医療セ
    ンター部に具備し、その地図メモリの出力を前記救急医
    療センター部に具備される前記表示器の入力とすること
    を特徴とする請求項1記載の異常検知システム。
  11. 【請求項11】 通信器を具備した救急出動部を構成要
    素の一つとし、この救急出動部は、その内部に具備した
    前記通信器により、前記救急医療センター部に具備され
    る前記通信器と通信を行い、前記患者の位置へ移動する
    ことを特徴とする請求項1記載の異常検知システム。
  12. 【請求項12】 前記救急出動部に具備される前記通信
    器と、前記救急医療センター部に具備される前記通信器
    との間の通信を、 前記患者携帯計測部に具備される前記通信器と、前記救
    急医療センター部に具備される前記通信器との間の通信
    の中継を行う前記中継局と同種の中継局が中継すること
    を特徴とする請求項11記載の異常検知システム。
  13. 【請求項13】 前記救急出動部の現在位置を出力する
    測位器と、 前記患者の位置、および、前記救急出動部の現在位置、
    前記患者の個人識別情報、疾患名、病歴、診察のカル
    テ、治療の記録、疾患の解析結果、心電波形のリアルタ
    イムデータなどを表示する表示器とを、 前記救急出動部に具備し、前記救急出動部が前記患者の
    位置へ移動するための誘導を行うことを特徴とする請求
    項11記載の異常検知システム。
  14. 【請求項14】 前記救急出動部に具備される測位器の
    位置基準として、前記患者携帯計測部に具備される前記
    測位器が、その間の距離などの量を測定する位置基準局
    と同種の位置基準局を用いることを特徴とする請求項1
    3記載の異常検知システム。
  15. 【請求項15】 前記患者が行動する範囲、および、そ
    の範囲と前記救急出動部が待機している位置とを結ぶ範
    囲の地図情報を記憶していて、これを出力する地図メモ
    リを前記救急出動部に具備し、その地図メモリの出力を
    前記救急出動部に具備される前記表示器の入力とする請
    求項13記載の異常検知システム。
JP9183511A 1997-07-09 1997-07-09 異常検知システム Pending JPH1119057A (ja)

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Cited By (7)

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