JPH1118571A - 種ロットの品質を評価するための装置及び方法 - Google Patents
種ロットの品質を評価するための装置及び方法Info
- Publication number
- JPH1118571A JPH1118571A JP18325697A JP18325697A JPH1118571A JP H1118571 A JPH1118571 A JP H1118571A JP 18325697 A JP18325697 A JP 18325697A JP 18325697 A JP18325697 A JP 18325697A JP H1118571 A JPH1118571 A JP H1118571A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- surface area
- leaf surface
- seedlings
- determining
- seedling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 映像分析装置を用いて種ロットの品質を評価
し種子の品質表示を発生する方法及び装置を提供するこ
と。 【解決手段】 一つの方法にあっては、種ロットの品質
は、種ロットから選択した複数の種子から栽培した複数
の苗の映像を発生し;その映像から各苗の葉表面積を決
定し;その映像から苗の全葉表面積を決定し;複数の苗
の葉表面積に関連する表面積のしきい値を決定し;その
表面積のしきい値を越える葉表面積を有する苗の比を決
定し;そしてその比に基づいて種子の品質表示を発生す
ることによって、決定されうる。
し種子の品質表示を発生する方法及び装置を提供するこ
と。 【解決手段】 一つの方法にあっては、種ロットの品質
は、種ロットから選択した複数の種子から栽培した複数
の苗の映像を発生し;その映像から各苗の葉表面積を決
定し;その映像から苗の全葉表面積を決定し;複数の苗
の葉表面積に関連する表面積のしきい値を決定し;その
表面積のしきい値を越える葉表面積を有する苗の比を決
定し;そしてその比に基づいて種子の品質表示を発生す
ることによって、決定されうる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサンプル苗の活力等
級を決定することによって種ロットの品質を評価する方
法を提供する。この方法は機械ビジョン装置としても知
られる映像分析装置を用いて活力等級を決定する。
級を決定することによって種ロットの品質を評価する方
法を提供する。この方法は機械ビジョン装置としても知
られる映像分析装置を用いて活力等級を決定する。
【0002】
【従来の技術】種子の活力試験1876年、Nobbe は
「Handbook der Samenkunde 」の中で、種子の活力と
「発芽エネルギー」の違いに関する考察を記している。
それ以来、種子の活力の本質についての知識及び重要性
は確実に増加している。現在、公認種子分析者協会活力
試験委員会(the Vigor Test Committee of the Associ
ation of Official Seed Analysts )は、種子の活力を
以下のように定義している。「種子の活力は、圃場での
広い範囲に及ぶ条件下で、正常な苗が迅速に均質に出芽
し発育する潜在能力を決定する特性を包含する」(the
Seed Vigor Testing Committee of the Association of
Official Seed Analysts, SeedVigor Testing Handboo
k(1983)参照)。
「Handbook der Samenkunde 」の中で、種子の活力と
「発芽エネルギー」の違いに関する考察を記している。
それ以来、種子の活力の本質についての知識及び重要性
は確実に増加している。現在、公認種子分析者協会活力
試験委員会(the Vigor Test Committee of the Associ
ation of Official Seed Analysts )は、種子の活力を
以下のように定義している。「種子の活力は、圃場での
広い範囲に及ぶ条件下で、正常な苗が迅速に均質に出芽
し発育する潜在能力を決定する特性を包含する」(the
Seed Vigor Testing Committee of the Association of
Official Seed Analysts, SeedVigor Testing Handboo
k(1983)参照)。
【0003】生物学的には、種子の活力は、種子が熟成
したときに劣化が始まりこの劣化は全ての種子組織が死
ぬまで進行するという事実に基づく、生理学的潜在能力
を最大にする種子の遺伝的体質に基づいている(同書参
照)。活力の損失を含む劣化率は遺伝により決定される
だけでなく、種子の発育、収穫、調質及び貯蔵に際して
起こる事象によっても決定される(同書参照)。種子の
活力試験として幾つかのカテゴリーが知られている。す
なわち、(1)苗の成長及び評価試験(「苗の活力分類
及び苗の成長率」試験としばしば称される);(2)ス
トレス試験;及び(3)生化学試験、である。
したときに劣化が始まりこの劣化は全ての種子組織が死
ぬまで進行するという事実に基づく、生理学的潜在能力
を最大にする種子の遺伝的体質に基づいている(同書参
照)。活力の損失を含む劣化率は遺伝により決定される
だけでなく、種子の発育、収穫、調質及び貯蔵に際して
起こる事象によっても決定される(同書参照)。種子の
活力試験として幾つかのカテゴリーが知られている。す
なわち、(1)苗の成長及び評価試験(「苗の活力分類
及び苗の成長率」試験としばしば称される);(2)ス
トレス試験;及び(3)生化学試験、である。
【0004】発芽試験 活力試験に加え、種子の品質を決定するのに発芽試験が
しばしば用いられる。発芽は(実験室の慣例では) AOS
A によって以下のように定義されている。「本質的構造
を有する種胚からの出芽及び発育であり、該当の種子の
種類にとって、好適な条件下で正常な植物を生産する能
力を示唆するもの」(同書参照)。発芽試験の結果は、
種ロットの、植物を生産する潜在能力を最大にし、好適
な圃場の条件下での出芽に密接に相関する(同書参
照)。
しばしば用いられる。発芽は(実験室の慣例では) AOS
A によって以下のように定義されている。「本質的構造
を有する種胚からの出芽及び発育であり、該当の種子の
種類にとって、好適な条件下で正常な植物を生産する能
力を示唆するもの」(同書参照)。発芽試験の結果は、
種ロットの、植物を生産する潜在能力を最大にし、好適
な圃場の条件下での出芽に密接に相関する(同書参
照)。
【0005】現在、発芽試験は種子の生存度を決定する
ための主要な基準として受け入れられている。試験の結
果は、通常、好適な発芽条件下に置かれた種子から得
る。発芽試験は本質的には、人工的で標準化され本質的
に無菌化された媒地上で、加湿され温度の調節された発
芽器の中で、「弱い」種子でも発芽できるのに十分に長
い時間にわたって行う(同書参照)。しかし、この先行
技術の発芽試験の問題点は、圃場での出芽を過大評価し
ていることにある。というのは、圃場では好適な条件は
起こるとしても稀だからである。
ための主要な基準として受け入れられている。試験の結
果は、通常、好適な発芽条件下に置かれた種子から得
る。発芽試験は本質的には、人工的で標準化され本質的
に無菌化された媒地上で、加湿され温度の調節された発
芽器の中で、「弱い」種子でも発芽できるのに十分に長
い時間にわたって行う(同書参照)。しかし、この先行
技術の発芽試験の問題点は、圃場での出芽を過大評価し
ていることにある。というのは、圃場では好適な条件は
起こるとしても稀だからである。
【0006】先行技術の発芽試験のもう一つの問題点
は、測定尺度又は大きさが無いことにある。種子が発芽
する場合においても発芽しない場合においてもである。
従って、定義上、全ての発芽可能な種子は植物を生産す
る能力について等しい(同書参照)。発芽試験の結果は
1−100%のパーセントで示される。このようなパー
セントを用いることの問題点は、非常に誤解されやすい
ことにある。例えば、50%で発芽する種ロットは、2
倍の数の種子を播いた場合、100%で発芽する種ロッ
トと同じ草生本数を生じるはずである(同書参照)。こ
れはたまに起こりうるが、殆ど起こらないといってもよ
い。
は、測定尺度又は大きさが無いことにある。種子が発芽
する場合においても発芽しない場合においてもである。
従って、定義上、全ての発芽可能な種子は植物を生産す
る能力について等しい(同書参照)。発芽試験の結果は
1−100%のパーセントで示される。このようなパー
セントを用いることの問題点は、非常に誤解されやすい
ことにある。例えば、50%で発芽する種ロットは、2
倍の数の種子を播いた場合、100%で発芽する種ロッ
トと同じ草生本数を生じるはずである(同書参照)。こ
れはたまに起こりうるが、殆ど起こらないといってもよ
い。
【0007】活力試験の種類 a.苗の成長及び評価試験 苗の成長が異なる方法で測定又は評価されることを除い
ては、何種類かの活力試験が標準的発芽試験として同じ
条件下で行われる。苗の成長及び評価試験は一般に安価
で、比較的短期間に行うことができる。しかし、これら
の試験の欠点として、異なる実験室間において条件を標
準化するのが困難であること、種子の分析者が種子が発
芽したかどうかを判定できなでればならないこと等が挙
げられる。
ては、何種類かの活力試験が標準的発芽試験として同じ
条件下で行われる。苗の成長及び評価試験は一般に安価
で、比較的短期間に行うことができる。しかし、これら
の試験の欠点として、異なる実験室間において条件を標
準化するのが困難であること、種子の分析者が種子が発
芽したかどうかを判定できなでればならないこと等が挙
げられる。
【0008】苗の活力の分類は標準的な発芽試験と同様
に行う。これら二つの試験の唯一の違いは、正常な苗を
更に「強い」又は「弱い」苗として分類することにある
(同書参照)。苗が一次根及び/又は子葉を欠いている
か、胚軸に破損、損傷、壊死、ねん曲又は縮れがある場
合にはしばしば「弱い」と分類される(同書参照)。こ
れに対し、正常な苗は「強い」と分類される。この試験
に基づいて、苗は欠損があるものと無いものに分類され
る。この試験にはあまり作業を要しないが、不注意に試
験を行うと結果に誤差が生じる。
に行う。これら二つの試験の唯一の違いは、正常な苗を
更に「強い」又は「弱い」苗として分類することにある
(同書参照)。苗が一次根及び/又は子葉を欠いている
か、胚軸に破損、損傷、壊死、ねん曲又は縮れがある場
合にはしばしば「弱い」と分類される(同書参照)。こ
れに対し、正常な苗は「強い」と分類される。この試験
に基づいて、苗は欠損があるものと無いものに分類され
る。この試験にはあまり作業を要しないが、不注意に試
験を行うと結果に誤差が生じる。
【0009】苗の成長率試験には苗の成長の測定が含ま
れる。この試験においては、より特定な含水率のペーパ
タオルを用いた標準的発芽試験により種子を発芽させる
(同書参照)。発芽期の終わりに、苗の成長を測定する
(同書参照)。通常、直線的成長及び乾燥重量を決定す
る。単独の直線的徒長枝又は根を生産した種子を測定し
て直線的成長を決定する。苗の成長率試験には以下の四
つの限界がある。(1)苗の測定、並びにオーブン乾燥
の前に行う子葉又は他の貯蔵組織の除去に比較的時間が
かかる;(2)苗の伸長は品種によって遺伝的に異なり
うる;(3)発芽率は湿度及び温度の影響を受ける;
(4)種子の大きさが大豆の胚軸の成長に影響を与える
(同書参照)。
れる。この試験においては、より特定な含水率のペーパ
タオルを用いた標準的発芽試験により種子を発芽させる
(同書参照)。発芽期の終わりに、苗の成長を測定する
(同書参照)。通常、直線的成長及び乾燥重量を決定す
る。単独の直線的徒長枝又は根を生産した種子を測定し
て直線的成長を決定する。苗の成長率試験には以下の四
つの限界がある。(1)苗の測定、並びにオーブン乾燥
の前に行う子葉又は他の貯蔵組織の除去に比較的時間が
かかる;(2)苗の伸長は品種によって遺伝的に異なり
うる;(3)発芽率は湿度及び温度の影響を受ける;
(4)種子の大きさが大豆の胚軸の成長に影響を与える
(同書参照)。
【0010】b.ストレス試験 様々な種類のストレス試験が知られている。幾つかのス
トレス試験では、種子が圃場で遭遇するストレスの模擬
実験を行う。ストレス試験の背景にある理論は、最適以
下の条件下又はストレス条件下では、より高い活力を有
する種子がより大きい潜在出芽能力を有するということ
にある。例えば老化促進試験では種子を40〜45℃、
ほぼ100%の相対湿度に、様々な長さの時間にわたっ
て置いた後、発芽試験を行う。この試験は比較的安価に
行うことができる。
トレス試験では、種子が圃場で遭遇するストレスの模擬
実験を行う。ストレス試験の背景にある理論は、最適以
下の条件下又はストレス条件下では、より高い活力を有
する種子がより大きい潜在出芽能力を有するということ
にある。例えば老化促進試験では種子を40〜45℃、
ほぼ100%の相対湿度に、様々な長さの時間にわたっ
て置いた後、発芽試験を行う。この試験は比較的安価に
行うことができる。
【0011】寒冷負荷試験では、高い土壌水分と低い土
壌温度を設定することによって早春の圃場条件の模擬実
験を行う。通常、種子を土の入ったプラスチック製の箱
又はペーパータオルに入れて土中に置き、10℃で特定
の期間にわたって保温する(同書参照)。寒冷期の終わ
りに試験の条件を発芽に好ましい温度に変える(同書参
照)。出芽パーセントを種子の活力を指示するものと見
なす(同書参照)。しかし、寒冷負荷試験の問題点の一
つとして微生物が挙げられる。微生物はしばしば種子の
腐敗、カビや他の問題を引き起こす。加えて、特定の土
壌条件を実験室間で標準化するのは大抵困難である。
壌温度を設定することによって早春の圃場条件の模擬実
験を行う。通常、種子を土の入ったプラスチック製の箱
又はペーパータオルに入れて土中に置き、10℃で特定
の期間にわたって保温する(同書参照)。寒冷期の終わ
りに試験の条件を発芽に好ましい温度に変える(同書参
照)。出芽パーセントを種子の活力を指示するものと見
なす(同書参照)。しかし、寒冷負荷試験の問題点の一
つとして微生物が挙げられる。微生物はしばしば種子の
腐敗、カビや他の問題を引き起こす。加えて、特定の土
壌条件を実験室間で標準化するのは大抵困難である。
【0012】寒冷発芽試験は、暗所で例えば18℃の連
続低温下で、数日間にわたって種子の発芽を行うことを
含む。基本的に、この試験は種子消耗試験の一種であ
る。この試験は斜面試験とも称され、レタス、ニンジ
ン、カリフラワーの種子及び綿花の圃場活力を予測する
のに用いられてきた[O.E.Smith 他、"Studies on Lett
uce Seed Quality: I. Effect of Seed Size and Weigh
t on Vigor", J. Amer. So c. Hort. Sci. 98(b): 529-5
33 (1973) ;McCormac,A.C. 他、 "Automated Vigour T
esting of Field Vegetables Using Image Analysis",
Seed Sci. and Technol. 18: 103-112 (1990) 参照]。
続低温下で、数日間にわたって種子の発芽を行うことを
含む。基本的に、この試験は種子消耗試験の一種であ
る。この試験は斜面試験とも称され、レタス、ニンジ
ン、カリフラワーの種子及び綿花の圃場活力を予測する
のに用いられてきた[O.E.Smith 他、"Studies on Lett
uce Seed Quality: I. Effect of Seed Size and Weigh
t on Vigor", J. Amer. So c. Hort. Sci. 98(b): 529-5
33 (1973) ;McCormac,A.C. 他、 "Automated Vigour T
esting of Field Vegetables Using Image Analysis",
Seed Sci. and Technol. 18: 103-112 (1990) 参照]。
【0013】c.生化学試験 生化学試験では、発芽に関連し、活力の評価に用いるこ
とのできる、種子についてのある代謝事象を測定する。
テトラゾリウム試験は脱水素酵素活性を測定する。これ
らの酵素は無色の塩化テトラゾリウム塩を還元し、非水
溶性の赤い化合物ホルマゾンを形成する。このホルマゾ
ンは生きた細胞を赤色に「染色」するが、死んだ細胞は
染色しない[the Seed Test Committee of the Associa
tion of Official Seed Analysts, theSeed Vigor Test
ing Handbook (1983) 参照 ]。伝導性試験は浸水伝
導性の測定を含む。活力の低い種子はしばしば脆弱な膜
構造を有しており、水が漏れやすい。このように脆弱な
膜構造を有する種子は、水分を吸収するときにしばしば
アミノ酸や有機酸といった電解質を失い、それにより浸
水伝導性が増加する。
とのできる、種子についてのある代謝事象を測定する。
テトラゾリウム試験は脱水素酵素活性を測定する。これ
らの酵素は無色の塩化テトラゾリウム塩を還元し、非水
溶性の赤い化合物ホルマゾンを形成する。このホルマゾ
ンは生きた細胞を赤色に「染色」するが、死んだ細胞は
染色しない[the Seed Test Committee of the Associa
tion of Official Seed Analysts, theSeed Vigor Test
ing Handbook (1983) 参照 ]。伝導性試験は浸水伝
導性の測定を含む。活力の低い種子はしばしば脆弱な膜
構造を有しており、水が漏れやすい。このように脆弱な
膜構造を有する種子は、水分を吸収するときにしばしば
アミノ酸や有機酸といった電解質を失い、それにより浸
水伝導性が増加する。
【0014】映像分析 機械ビジョン分析としても知られる映像分析は、植物産
業において用いられている、コンピューターに基づくシ
ステムである。映像分析システムの最も一般的な構成部
品は、カメラ、アナログ映像をデジタル化しRA Mに蓄
えるフレームグラバー(frame-grabber )、映像処理や
映像分析分類を行いユーザーアクセスソフトウェアを走
らせるコンピューター、モニターやプリンターといった
データ出力ハードウェアである[Draper,S.R.他、"Machi
ne Vision for the Characterization and Identificat
ion of Cultivars", Plant Varieties and Seeds 2: 53
-62 (1989)参照] 。映像分析は、植物と種子の研究及び
分析の新しい方法を提供する。例えば、映像分析は植物
組織と種子の形を分析し記録するのに用いられる[Drap
er,S.R. 他、 "Preliminary Observations with a Comp
uter Based Systemfor Analysis of the Shape of Seed
s and Vegetative Structures", J. Nata. Inst. Agric.
Bot. 36: 387-395 (1984);Travis,A.J. 他、"A Compu
ter BasedSystem for the Recognition of Seed Shap
e", Seed Sci. & Technol. 13: 813-820 (1985)参
照]。映像分析は、分類、特徴付け、同定及び新たな植
物種の登録を補助することを目的に、植物の形と大きさ
を決定するのにも用いられている[Keefe,P.D.他、"An
Automated Machine Vision System for the Morphometr
y ofNew Cultivars and Plant Gene Bank Accession
s"; Draper,S.R.他、"MachineVision for the Charact
erization and Identification of Cultivars, PlantVa
rieties and Seeds 2: 53-62 (1989) 参照 ]。
業において用いられている、コンピューターに基づくシ
ステムである。映像分析システムの最も一般的な構成部
品は、カメラ、アナログ映像をデジタル化しRA Mに蓄
えるフレームグラバー(frame-grabber )、映像処理や
映像分析分類を行いユーザーアクセスソフトウェアを走
らせるコンピューター、モニターやプリンターといった
データ出力ハードウェアである[Draper,S.R.他、"Machi
ne Vision for the Characterization and Identificat
ion of Cultivars", Plant Varieties and Seeds 2: 53
-62 (1989)参照] 。映像分析は、植物と種子の研究及び
分析の新しい方法を提供する。例えば、映像分析は植物
組織と種子の形を分析し記録するのに用いられる[Drap
er,S.R. 他、 "Preliminary Observations with a Comp
uter Based Systemfor Analysis of the Shape of Seed
s and Vegetative Structures", J. Nata. Inst. Agric.
Bot. 36: 387-395 (1984);Travis,A.J. 他、"A Compu
ter BasedSystem for the Recognition of Seed Shap
e", Seed Sci. & Technol. 13: 813-820 (1985)参
照]。映像分析は、分類、特徴付け、同定及び新たな植
物種の登録を補助することを目的に、植物の形と大きさ
を決定するのにも用いられている[Keefe,P.D.他、"An
Automated Machine Vision System for the Morphometr
y ofNew Cultivars and Plant Gene Bank Accession
s"; Draper,S.R.他、"MachineVision for the Charact
erization and Identification of Cultivars, PlantVa
rieties and Seeds 2: 53-62 (1989) 参照 ]。
【0015】映像分析は、成長しつつある多くの標本か
ら健全な苗木を視覚的に選択し、別の栽培鉢に移し替え
るのを補助するのに用いられる。別の栽培鉢に移し替え
られると、映像分析は苗木が販売に適したものに発育す
るまで続けてモニターするのに用いられる[He,W.B.
他、"Processing of Living Plant Images for Automat
ic Selection and Transfer" Computers and Electroni
cs in Agriculture 6: 107-122 (1991) 参照]。
ら健全な苗木を視覚的に選択し、別の栽培鉢に移し替え
るのを補助するのに用いられる。別の栽培鉢に移し替え
られると、映像分析は苗木が販売に適したものに発育す
るまで続けてモニターするのに用いられる[He,W.B.
他、"Processing of Living Plant Images for Automat
ic Selection and Transfer" Computers and Electroni
cs in Agriculture 6: 107-122 (1991) 参照]。
【0016】映像分析は葉の構造を決定するのにも用い
られている。例えば、野生型Arabidopsis thalianaから
切り出した葉においては、葉の面積と葉の長さは映像分
析を用いて測定されている。[Pyke他、"Temporal and
Spatial Development of theCells of the Expanding F
irst Leaf of Arabidopsis thaliana (L.) Heynh",J. o
f Exp. Bot. 42:1407-1416 (1991) 参照]。
られている。例えば、野生型Arabidopsis thalianaから
切り出した葉においては、葉の面積と葉の長さは映像分
析を用いて測定されている。[Pyke他、"Temporal and
Spatial Development of theCells of the Expanding F
irst Leaf of Arabidopsis thaliana (L.) Heynh",J. o
f Exp. Bot. 42:1407-1416 (1991) 参照]。
【0017】映像分析は、活力試験及び発芽試験にも用
いられている。映像分析は、斜面試験、老化促進試験及
び寒冷負荷試験の結果を測定するのにも用いられている
[Keys,R.D. 他、"Automated Seedling Length Measure
ment for Germination/VigorEstimation Using ACASAS
(Computerized Automated Seed Analysis System)",J.
of Seed Technol. 9: 40-53 (1984);McCormac,A.C.
他、 "Cauliflower (Brassica oleracea L.) Seed Vigo
ur: Imbibition Effects", J. of Exp. Bot.41: 893-89
9 (1990) ;McCormac,A.C. 他、"Automated Vigour Tes
ting of Field Vegetables Using Image Analysis", Se
ed Sci. & Technol. 18: 103-112 (1990)参照]。
いられている。映像分析は、斜面試験、老化促進試験及
び寒冷負荷試験の結果を測定するのにも用いられている
[Keys,R.D. 他、"Automated Seedling Length Measure
ment for Germination/VigorEstimation Using ACASAS
(Computerized Automated Seed Analysis System)",J.
of Seed Technol. 9: 40-53 (1984);McCormac,A.C.
他、 "Cauliflower (Brassica oleracea L.) Seed Vigo
ur: Imbibition Effects", J. of Exp. Bot.41: 893-89
9 (1990) ;McCormac,A.C. 他、"Automated Vigour Tes
ting of Field Vegetables Using Image Analysis", Se
ed Sci. & Technol. 18: 103-112 (1990)参照]。
【0018】先行技術の種子活力試験の問題点は、これ
らの試験の殆どは特殊な制御された栽培条件下で行われ
ているか、苗の活力を評価するのに化学薬品を用いてい
ることにある。従って、苗の活力等級を決定するため
に、種子の特別な操作を行う必要がある。
らの試験の殆どは特殊な制御された栽培条件下で行われ
ているか、苗の活力を評価するのに化学薬品を用いてい
ることにある。従って、苗の活力等級を決定するため
に、種子の特別な操作を行う必要がある。
【0019】更に、殆どの種子活力及び発芽試験は、公
認種子技術者(Registered Seed Technologists, RST)
によって行わなれなければならない。RST になるには、
市販種子技術組合(Society of Commercial Seed Techn
ologies )の定めた下記の条件を満たさなければならな
い。 1.下記のカテゴリーのうち2以上から最低100ポイ
ントの合計点を得る(カテゴリーC、D又はC/Dの組
み合わせが必須である)。 A.植物科学における種子技術工学の認可コース−各ク
ォーター時間取得につき2ポイント、各セメスター時間
取得につき3ポイント。最大50ポイントまで可能。 B.種子学校−確認された出席各週につき10ポイン
ト。最大20ポイント。このカテゴリーでは、AOSA-SCS
T 年会議全てに出席した場合、更に5ポイント加えるこ
とができる(ただし試験を受ける前)。 C.種子技術者の資格を持つ者の直接の監督下で、純度
分析及び発芽についてほぼ同時間の訓練。80時間の各
訓練につき1ポイント。最低50ポイントが必要。 D.大学講師の資格を持つ者の指導の下で、純度分析及
び発芽について、非監督下での試験経験。160時間の
経験につき1ポイント。最低25ポイントが必要。 E.CとDの組み合わせを最低1年、かつ各カテゴリー
においてそれぞれ最低25ポイント、12.5ポイント
が必要。 F.種子実験実習室への出席(確認された出席に対し最
大10ポイント)。 2.試験時に、試験委員会(Board of Examiners)に種
子コレクションを提出する(最低150種)。 3.指定の試験において合格成績を取る。 [市販種子技術組合による格子及び付則(1992)より]
米国農務省(USDA)はこのプログラムを支持し奨励して
いる。例えば、種子が輸出用として認定されるために
は、RSTが発芽試験を行わなければならない。
認種子技術者(Registered Seed Technologists, RST)
によって行わなれなければならない。RST になるには、
市販種子技術組合(Society of Commercial Seed Techn
ologies )の定めた下記の条件を満たさなければならな
い。 1.下記のカテゴリーのうち2以上から最低100ポイ
ントの合計点を得る(カテゴリーC、D又はC/Dの組
み合わせが必須である)。 A.植物科学における種子技術工学の認可コース−各ク
ォーター時間取得につき2ポイント、各セメスター時間
取得につき3ポイント。最大50ポイントまで可能。 B.種子学校−確認された出席各週につき10ポイン
ト。最大20ポイント。このカテゴリーでは、AOSA-SCS
T 年会議全てに出席した場合、更に5ポイント加えるこ
とができる(ただし試験を受ける前)。 C.種子技術者の資格を持つ者の直接の監督下で、純度
分析及び発芽についてほぼ同時間の訓練。80時間の各
訓練につき1ポイント。最低50ポイントが必要。 D.大学講師の資格を持つ者の指導の下で、純度分析及
び発芽について、非監督下での試験経験。160時間の
経験につき1ポイント。最低25ポイントが必要。 E.CとDの組み合わせを最低1年、かつ各カテゴリー
においてそれぞれ最低25ポイント、12.5ポイント
が必要。 F.種子実験実習室への出席(確認された出席に対し最
大10ポイント)。 2.試験時に、試験委員会(Board of Examiners)に種
子コレクションを提出する(最低150種)。 3.指定の試験において合格成績を取る。 [市販種子技術組合による格子及び付則(1992)より]
米国農務省(USDA)はこのプログラムを支持し奨励して
いる。例えば、種子が輸出用として認定されるために
は、RSTが発芽試験を行わなければならない。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】本発明における活力等
級では、特殊で制御された栽培条件下で種子が栽培され
る必要がない。本発明にあっては、活力等級をあらゆる
種類の栽培条件下で成長した苗について決定することが
できる。例えば、最適条件、温室条件又は露地条件下で
成長した苗の活力等級を決定することができる。
級では、特殊で制御された栽培条件下で種子が栽培され
る必要がない。本発明にあっては、活力等級をあらゆる
種類の栽培条件下で成長した苗について決定することが
できる。例えば、最適条件、温室条件又は露地条件下で
成長した苗の活力等級を決定することができる。
【0021】加えて、苗成長率試験にあっては、あらゆ
る成長要因(根の大きさ、葉の大きさ、茎の大きさ等)
が試験の一部として測定される。これは、日毎に最も成
長するロットが最も活力があるという考えに基づいてい
る。本発明のもとでは、葉が存在し、それらの葉が重な
り合っていない限りは、苗が発育のどの段階にあっても
苗を試験することによって活力等級を決定することがで
きる。
る成長要因(根の大きさ、葉の大きさ、茎の大きさ等)
が試験の一部として測定される。これは、日毎に最も成
長するロットが最も活力があるという考えに基づいてい
る。本発明のもとでは、葉が存在し、それらの葉が重な
り合っていない限りは、苗が発育のどの段階にあっても
苗を試験することによって活力等級を決定することがで
きる。
【0022】加えて、従来技術の種子活力及び発芽試験
では、活力試験を行うにあたりRSTを必要とする。その
結果、プラグフラット(plug flat )のトレーの栽培者
は、苗の活力等級を決定するためにRST を探す必要があ
る。本発明では、RST を必要としない。代わりに、誰も
が本発明の活力試験を行うために訓練され得る。
では、活力試験を行うにあたりRSTを必要とする。その
結果、プラグフラット(plug flat )のトレーの栽培者
は、苗の活力等級を決定するためにRST を探す必要があ
る。本発明では、RST を必要としない。代わりに、誰も
が本発明の活力試験を行うために訓練され得る。
【0023】従って、本発明は栽培者が、あらゆる種類
の栽培条件下で成長したプラグフラットの苗の活力等級
を、発育のあらゆる段階において決定することができる
方法を提供する。
の栽培条件下で成長したプラグフラットの苗の活力等級
を、発育のあらゆる段階において決定することができる
方法を提供する。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明は特定の作物のサ
ンプル種ロットの品質を評価する方法を含む。種ロット
の品質は、特定の作物の苗の活力等級を決定することに
より評価される。種ロットの品質が一旦評価されると、
この評価は記録することができる。
ンプル種ロットの品質を評価する方法を含む。種ロット
の品質は、特定の作物の苗の活力等級を決定することに
より評価される。種ロットの品質が一旦評価されると、
この評価は記録することができる。
【0025】活力等級を決定するために、特定の作物の
種子を、成長を支持するのに十分適当な媒地に播く。こ
れらの種子を例えばプラグフラット内で栽培してもよい
し、露地の圃場で栽培してもよい。種子を露地の圃場で
栽培する場合、活力等級を決定するために、発育の適切
な段階において苗の写真を撮ってもよい。
種子を、成長を支持するのに十分適当な媒地に播く。こ
れらの種子を例えばプラグフラット内で栽培してもよい
し、露地の圃場で栽培してもよい。種子を露地の圃場で
栽培する場合、活力等級を決定するために、発育の適切
な段階において苗の写真を撮ってもよい。
【0026】種子は最適条件下で、商業条件下で、露地
で、又は家庭温室内で栽培することができる。従って、
有利なことには、本発明では決定した活力等級が栽培条
件に左右されない。
で、又は家庭温室内で栽培することができる。従って、
有利なことには、本発明では決定した活力等級が栽培条
件に左右されない。
【0027】映像分析装置を導入して活力等級を決定す
る。映像分析装置を用いてプラグフラット、ペトリ皿又
は写真の苗の全葉表面積、苗の葉面積の標準偏差及び苗
の発芽パーセントを測定する。これらの測定及び計算を
行った後、全葉表面積を、葉の標準偏差に発芽パーセン
トをかけた数で割ることによって苗の活力等級を決定す
る。
る。映像分析装置を用いてプラグフラット、ペトリ皿又
は写真の苗の全葉表面積、苗の葉面積の標準偏差及び苗
の発芽パーセントを測定する。これらの測定及び計算を
行った後、全葉表面積を、葉の標準偏差に発芽パーセン
トをかけた数で割ることによって苗の活力等級を決定す
る。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明は、苗のプラグフラットの
活力等級を決定する方法を含む。活力等級は映像分析装
置を用いて決定する。
活力等級を決定する方法を含む。活力等級は映像分析装
置を用いて決定する。
【0029】決定された活力等級を用いて、特定の作物
の苗のサンプル種ロットの品質を評価し分類することが
できる。一般に、活力等級が高いほど、種ロットの品質
は高い。活力等級は販売目的の栽培者にとっては棚卸し
調整の見地から重要である。おそらく、低い活力等級を
有するプラグフラットすなわち低品質の種ロットは売ら
れない又は用いられないであろう。
の苗のサンプル種ロットの品質を評価し分類することが
できる。一般に、活力等級が高いほど、種ロットの品質
は高い。活力等級は販売目的の栽培者にとっては棚卸し
調整の見地から重要である。おそらく、低い活力等級を
有するプラグフラットすなわち低品質の種ロットは売ら
れない又は用いられないであろう。
【0030】活力等級を用いて、1年栽培した作物の特
定の種ロットの品質と、異なる年に栽培した又は異なる
場所で栽培した或いは異なる種子栽培業者によって栽培
された同じ作物の種ロットの品質とを比較することがで
きる。更に、活力等級を用いて1ヶ月(例えば12月)
に栽培した作物の種ロットの品質と、数ヶ月後(例えば
翌年の4月)に栽培した同じ作物の種ロットの品質とを
比較することもできる。
定の種ロットの品質と、異なる年に栽培した又は異なる
場所で栽培した或いは異なる種子栽培業者によって栽培
された同じ作物の種ロットの品質とを比較することがで
きる。更に、活力等級を用いて1ヶ月(例えば12月)
に栽培した作物の種ロットの品質と、数ヶ月後(例えば
翌年の4月)に栽培した同じ作物の種ロットの品質とを
比較することもできる。
【0031】苗のサンプルプラグフラットの活力等級、
最終的には苗が得られた特定の種ロットの品質を決定す
るために、好ましくは種子をプラグフラットに播く。プ
ラグフラット又はトレーは、重合体、プラスチック又は
木製の成長トレーである。プラグフラットは、「セル」
と呼ばれるある大きさの区画に分かれており、セルには
植物の成長を支持することのできる媒地が入れられる。
通常、プラグフラットは例えば11X22インチの大き
さであり、通常、80−800のセルを有する。種子を
媒地に播く。プラグフラット内の媒地は土、水ゴケ、水
又はゲルなどの、あらゆる種類のものを用いることがで
きる。水又はゲルが用いられる場合、媒地には苗の成長
を支持するのに十分な栄養分を追加する必要がある。し
かし、好ましい媒地は、Sunshine#5(Florist Produc
ts, Inc., Schaumburg, Illinois製)等の、水ゴケ−バ
ーミキュライト−パーライト市販栽培媒地である。
最終的には苗が得られた特定の種ロットの品質を決定す
るために、好ましくは種子をプラグフラットに播く。プ
ラグフラット又はトレーは、重合体、プラスチック又は
木製の成長トレーである。プラグフラットは、「セル」
と呼ばれるある大きさの区画に分かれており、セルには
植物の成長を支持することのできる媒地が入れられる。
通常、プラグフラットは例えば11X22インチの大き
さであり、通常、80−800のセルを有する。種子を
媒地に播く。プラグフラット内の媒地は土、水ゴケ、水
又はゲルなどの、あらゆる種類のものを用いることがで
きる。水又はゲルが用いられる場合、媒地には苗の成長
を支持するのに十分な栄養分を追加する必要がある。し
かし、好ましい媒地は、Sunshine#5(Florist Produc
ts, Inc., Schaumburg, Illinois製)等の、水ゴケ−バ
ーミキュライト−パーライト市販栽培媒地である。
【0032】種子はプラグフラット内に播き栽培するの
が好ましい。しかし、プラグフラット内で栽培したもの
ではない種子も試験することができる。例えば、圃場又
は家庭菜園で栽培した種ロットの品質も決定することが
できる。このように制御されない環境下で栽培した種子
に対しては、発育の適切な段階で苗のスライドなどの写
真やビデオテープなどのデジタル映像を撮る。プラグフ
ラットの代わりにこれらの写真又はデジタル映像を用い
て活力分析試験を行う。又、実験室において試験管内や
ペトリ皿上で栽培した種子も評価することができる。
が好ましい。しかし、プラグフラット内で栽培したもの
ではない種子も試験することができる。例えば、圃場又
は家庭菜園で栽培した種ロットの品質も決定することが
できる。このように制御されない環境下で栽培した種子
に対しては、発育の適切な段階で苗のスライドなどの写
真やビデオテープなどのデジタル映像を撮る。プラグフ
ラットの代わりにこれらの写真又はデジタル映像を用い
て活力分析試験を行う。又、実験室において試験管内や
ペトリ皿上で栽培した種子も評価することができる。
【0033】本発明を用いることによって、あらゆる種
類の種子を試験することができる。例えば、ペチュニ
ア、パンジー又はホウセンカ等の顕花植物の種子を用い
ることができる。キュウリ、豆、レタス又は胡椒等の野
菜の種子を用いることもできる。イチゴ、トマト、カボ
チャ、リンゴ及びオレンジ等の果物の種子を用いること
もできる。トウモロコシ、小麦及び大麦等の農作物の種
子を用いることもできる。草や芝生の種子も、発達の適
切な段階で採取した場合には試験することができる。草
や芝生はデジタルフォーマットで評価することができ
る。例えば、土から苗の先端に向かう苗の鉛直方向を用
いて映像を得ることができる。加えて、予め発芽させた
種子又は発芽させていない種子を用いることもできる。
類の種子を試験することができる。例えば、ペチュニ
ア、パンジー又はホウセンカ等の顕花植物の種子を用い
ることができる。キュウリ、豆、レタス又は胡椒等の野
菜の種子を用いることもできる。イチゴ、トマト、カボ
チャ、リンゴ及びオレンジ等の果物の種子を用いること
もできる。トウモロコシ、小麦及び大麦等の農作物の種
子を用いることもできる。草や芝生の種子も、発達の適
切な段階で採取した場合には試験することができる。草
や芝生はデジタルフォーマットで評価することができ
る。例えば、土から苗の先端に向かう苗の鉛直方向を用
いて映像を得ることができる。加えて、予め発芽させた
種子又は発芽させていない種子を用いることもできる。
【0034】播かれた種子はあらゆる種類の栽培条件下
で栽培される。例えば、種子は、最適条件下でも、業務
用室温条件下でも栽培できるし、菜園又は圃場等の露地
でも、家庭温室等でも栽培できる。しかし、種子が栽培
される場所に関わらず、種子が発芽するように、十分な
水、風通し、酸素及び光を供給する必要がある。
で栽培される。例えば、種子は、最適条件下でも、業務
用室温条件下でも栽培できるし、菜園又は圃場等の露地
でも、家庭温室等でも栽培できる。しかし、種子が栽培
される場所に関わらず、種子が発芽するように、十分な
水、風通し、酸素及び光を供給する必要がある。
【0035】苗が栽培される条件は、活力等級に影響を
与えない。種子が栽培される条件に関わらず、活力等級
を用いてどの種ロットが最も良く育つかを決定すること
ができる。例えば、最適条件下で栽培した種ロットのグ
ループを試験してから、通常の露地条件下でフラットを
栽培することができる。試験条件についてのこのバリエ
ーションは、活力試験の分野においては独特なものであ
る。先行技術に記載の活力試験では、最適以下の栽培条
件下又はストレスを与えた栽培条件下でのみ栽培した植
物の活力を決定する。これらの試験によれば、栽培条件
はきわめて重要だとみなされた。しかし、本発明の活力
等級は、栽培条件に左右されない。
与えない。種子が栽培される条件に関わらず、活力等級
を用いてどの種ロットが最も良く育つかを決定すること
ができる。例えば、最適条件下で栽培した種ロットのグ
ループを試験してから、通常の露地条件下でフラットを
栽培することができる。試験条件についてのこのバリエ
ーションは、活力試験の分野においては独特なものであ
る。先行技術に記載の活力試験では、最適以下の栽培条
件下又はストレスを与えた栽培条件下でのみ栽培した植
物の活力を決定する。これらの試験によれば、栽培条件
はきわめて重要だとみなされた。しかし、本発明の活力
等級は、栽培条件に左右されない。
【0036】苗が現れ葉が外に開けば、活力等級を決定
することができる。正確な結果を得るために、葉が天蓋
を形成するか有意な程度にまで重なり合い始める前に活
力等級を決定するのが好ましい。
することができる。正確な結果を得るために、葉が天蓋
を形成するか有意な程度にまで重なり合い始める前に活
力等級を決定するのが好ましい。
【0037】活力等級は、映像分析装置を用いて決定す
る。映像分析装置は一連の測定及び計算を行い、最終的
にはそれを用いてサンプル種子の活力等級を、従って、
関連の種ロットの活力等級を決定する。映像分析装置又
は機械ビジョン装置は好ましくは、制御コンピュータ
ー、制御モニター、ビデオカメラ及びソフトウェアを包
含する。カラーモジュール、映像メモリー、拡張モジュ
ールなど、試験を容易にする他の装置を用いることもで
きる。
る。映像分析装置は一連の測定及び計算を行い、最終的
にはそれを用いてサンプル種子の活力等級を、従って、
関連の種ロットの活力等級を決定する。映像分析装置又
は機械ビジョン装置は好ましくは、制御コンピュータ
ー、制御モニター、ビデオカメラ及びソフトウェアを包
含する。カラーモジュール、映像メモリー、拡張モジュ
ールなど、試験を容易にする他の装置を用いることもで
きる。
【0038】好ましい制御コンピューターは、少なくと
も以下の性能を有する、PC互換性制御コンピューターで
あってもよい。80486ベース、32ビットプロセッ
サー、66MHz パフォーマンス、ゼロウェイトステート
の8メガバイトRAM メモリー;ディスク制御、214メ
ガバイトの16msecハードディスク;3.5インチディ
スクドライブ、1.44メガバイト;カレンダー付きタ
イムクロック及びバッテリーバックアップ;VGA 標準グ
ラフィックアダプター及びディスプレーインターフェー
ス;デュアルRS-232直列インターフェース、並列プリン
ターインターフェース;並びにMS-DOS作動システムおよ
びMSウインドウズ。好ましい制御モニターとしては、VG
A 標準17″で1024X768の画面解像度を有する
ものか、VGA 標準20″で1280X1024の画面解
像度を有するものが挙げられる。好ましいビデオカメラ
としてはモノクロCCIR又はSony XC-75等のRS-170ソリッ
ドステートCCD 、Sony DXC-930P 等のRGB カラートリプ
ルチップソリッドステートビデオカメラ或いはKodak Me
gaplus等の高解像度モノクロカメラが挙げられる。これ
らの構成部品を図1Bに例示する。
も以下の性能を有する、PC互換性制御コンピューターで
あってもよい。80486ベース、32ビットプロセッ
サー、66MHz パフォーマンス、ゼロウェイトステート
の8メガバイトRAM メモリー;ディスク制御、214メ
ガバイトの16msecハードディスク;3.5インチディ
スクドライブ、1.44メガバイト;カレンダー付きタ
イムクロック及びバッテリーバックアップ;VGA 標準グ
ラフィックアダプター及びディスプレーインターフェー
ス;デュアルRS-232直列インターフェース、並列プリン
ターインターフェース;並びにMS-DOS作動システムおよ
びMSウインドウズ。好ましい制御モニターとしては、VG
A 標準17″で1024X768の画面解像度を有する
ものか、VGA 標準20″で1280X1024の画面解
像度を有するものが挙げられる。好ましいビデオカメラ
としてはモノクロCCIR又はSony XC-75等のRS-170ソリッ
ドステートCCD 、Sony DXC-930P 等のRGB カラートリプ
ルチップソリッドステートビデオカメラ或いはKodak Me
gaplus等の高解像度モノクロカメラが挙げられる。これ
らの構成部品を図1Bに例示する。
【0039】用いることのできる好ましいソフトウェア
プログラムとしては、Quantimet Image Processing Sof
tware (QUIPS) が挙げられる。QUIPS を用いると、指令
のルーチン進行を作成し、映像分析を繰り返し行うこと
ができる。より詳しくは、QUIPS はコンピューター上で
作動させることのできる、一連の映像分析操作(「ルー
チン」と称される)を記録することのできる映像分析オ
プションの記録を可能にする。このルーチンを用いて、
システム操作の専門的知識のない他のユーザーがこのシ
ステムを繰り返し用いることのできる適用方法(applic
ation solution)を作製することができる。QUIPS Refe
rence Manual, Leica Cambridge Ltd.,Cambridge CB1 3
QH, Englandをここに参考として挙げておく。このソフ
トウェアは、Cambridge Ltd., Clifton Road, Cambridg
e CB1 3QH England より入手可能なQuantimet 600 シス
テムの一部として購入できる。通常、上記の装置に加
え、プリンターが必要である。MSウインドウズのプリン
トマネージャーファイルを補助できる限り、どの種類の
コンピュータープリンターでも用いることができる。例
えば、Hewlett Packard Model Laserjet IV を用いるこ
とができる。
プログラムとしては、Quantimet Image Processing Sof
tware (QUIPS) が挙げられる。QUIPS を用いると、指令
のルーチン進行を作成し、映像分析を繰り返し行うこと
ができる。より詳しくは、QUIPS はコンピューター上で
作動させることのできる、一連の映像分析操作(「ルー
チン」と称される)を記録することのできる映像分析オ
プションの記録を可能にする。このルーチンを用いて、
システム操作の専門的知識のない他のユーザーがこのシ
ステムを繰り返し用いることのできる適用方法(applic
ation solution)を作製することができる。QUIPS Refe
rence Manual, Leica Cambridge Ltd.,Cambridge CB1 3
QH, Englandをここに参考として挙げておく。このソフ
トウェアは、Cambridge Ltd., Clifton Road, Cambridg
e CB1 3QH England より入手可能なQuantimet 600 シス
テムの一部として購入できる。通常、上記の装置に加
え、プリンターが必要である。MSウインドウズのプリン
トマネージャーファイルを補助できる限り、どの種類の
コンピュータープリンターでも用いることができる。例
えば、Hewlett Packard Model Laserjet IV を用いるこ
とができる。
【0040】苗の試験準備をした後、プラグフラット又
は写真をビデオカメラの下に設置する。白黒、カラーど
ちらのビデオカメラも用いることができる。ビデオカメ
ラを用いて、目の前の苗サンプルを映した映像(ライブ
イメージ)を得る。ビデオカメラは映像を制御モニター
に送達する。制御モニターのスクリーン上には静止格子
が写されている。静止格子は小さな箱又はセルの形をし
ている。ライブイメージは静止格子内に配列される。よ
り詳しくは、ライブイメージは、各苗が一つの箱内又は
一つのセル内のみにあるように配列される。
は写真をビデオカメラの下に設置する。白黒、カラーど
ちらのビデオカメラも用いることができる。ビデオカメ
ラを用いて、目の前の苗サンプルを映した映像(ライブ
イメージ)を得る。ビデオカメラは映像を制御モニター
に送達する。制御モニターのスクリーン上には静止格子
が写されている。静止格子は小さな箱又はセルの形をし
ている。ライブイメージは静止格子内に配列される。よ
り詳しくは、ライブイメージは、各苗が一つの箱内又は
一つのセル内のみにあるように配列される。
【0041】ライブイメージには幾つかの汚れ、シミや
他のゆがみが写っている場合がある。これらが存在する
場合、コンピューターを用いて障害を取り除き及び/又
は映像の質を向上させ、より鮮明で、より分析しやすい
映像を得ることができる。例えば、汚れやシミを取り巻
くピクセルを見つけ、コンピューターに汚れやシミを取
り巻くピクセルと同じ色にする指示を出すか、コンピュ
ーターに、汚れ、シミ及びそれを取り巻くピクセルを同
じ色に平均化することによって、汚れやシミを除去する
ことができる。
他のゆがみが写っている場合がある。これらが存在する
場合、コンピューターを用いて障害を取り除き及び/又
は映像の質を向上させ、より鮮明で、より分析しやすい
映像を得ることができる。例えば、汚れやシミを取り巻
くピクセルを見つけ、コンピューターに汚れやシミを取
り巻くピクセルと同じ色にする指示を出すか、コンピュ
ーターに、汚れ、シミ及びそれを取り巻くピクセルを同
じ色に平均化することによって、汚れやシミを除去する
ことができる。
【0042】モニター上の苗のライブイメージを用いて
苗の映像を発生する。発生した映像から、制御コンピュ
ーターは活力等級を計算する。
苗の映像を発生する。発生した映像から、制御コンピュ
ーターは活力等級を計算する。
【0043】より詳しくは、制御コンピューターは発生
した映像から、プラグフラット又は写真の全ての葉の全
葉表面積を測定する。単位をmm2 として測定すること
ができる。コンピューターは開いた葉の表面積の標準偏
差を( mm2 で) 計算し、苗の発芽パーセントを計算す
る。コンピューターは格子内の苗の合計数を計算し、こ
れを格子内のマス目の数又はセルの数で割ることによっ
て発芽パーセントを計算する。この数に100を掛けて
発芽パーセントとする。
した映像から、プラグフラット又は写真の全ての葉の全
葉表面積を測定する。単位をmm2 として測定すること
ができる。コンピューターは開いた葉の表面積の標準偏
差を( mm2 で) 計算し、苗の発芽パーセントを計算す
る。コンピューターは格子内の苗の合計数を計算し、こ
れを格子内のマス目の数又はセルの数で割ることによっ
て発芽パーセントを計算する。この数に100を掛けて
発芽パーセントとする。
【0044】発芽とパーセントは様々な方法で計算する
ことができる。例えば、コンピューターによりそれぞれ
のセル内の各苗を見ることによっても決定できる。コン
ピューターは各苗の葉表面積を計算し、苗の平均葉表面
積(苗の全葉表面積を苗の数で割って算出する)の所定
の一部(fraction)と比較する。次にコンピューターは
平均葉表面積の所定の一部(例えば60%)より大きい
葉表面積を有する苗の比を決定することにより、発芽パ
ーセントを決定する。
ことができる。例えば、コンピューターによりそれぞれ
のセル内の各苗を見ることによっても決定できる。コン
ピューターは各苗の葉表面積を計算し、苗の平均葉表面
積(苗の全葉表面積を苗の数で割って算出する)の所定
の一部(fraction)と比較する。次にコンピューターは
平均葉表面積の所定の一部(例えば60%)より大きい
葉表面積を有する苗の比を決定することにより、発芽パ
ーセントを決定する。
【0045】加えて、発芽率を計算する際に、特定の作
物に存在すると知られているある特徴を考慮に入れて、
コンピューターをプログラムすることができる。例え
ば、ペチュニアは白子の種子を産出することが知られて
いる。白子の種子から白い葉の苗が得られる。コンピュ
ーターは発芽パーセントを決定する際に、白い葉を有す
る苗を数えるようにも数えないようにもプログラムでき
る。同様の手順が、大きすぎたり、小さすぎたり、黄色
すぎるものを生産する植物に用いることができる。
物に存在すると知られているある特徴を考慮に入れて、
コンピューターをプログラムすることができる。例え
ば、ペチュニアは白子の種子を産出することが知られて
いる。白子の種子から白い葉の苗が得られる。コンピュ
ーターは発芽パーセントを決定する際に、白い葉を有す
る苗を数えるようにも数えないようにもプログラムでき
る。同様の手順が、大きすぎたり、小さすぎたり、黄色
すぎるものを生産する植物に用いることができる。
【0046】活力等級は、全葉表面積を葉の標準偏差で
割り、これに発芽パーセントを掛けることで決定され
る。活力等級を計算する公式は制御コンピューターのプ
ログラムに組み込むこともできるし、かわりに計算機を
用いて手で計算することもできる。
割り、これに発芽パーセントを掛けることで決定され
る。活力等級を計算する公式は制御コンピューターのプ
ログラムに組み込むこともできるし、かわりに計算機を
用いて手で計算することもできる。
【0047】本発明の方法を用いるのに適したコンピュ
ータープログラムは、当分野で通常の技術を有するコン
ピュータープログラマーがルーチンプログラムすること
によって作ることができる。例えば、図7A−7DはCa
mbridge, Ltd. (Clifton Road, Cambridge CB1 3AH, En
gland)より入手可能なソフトウェアQUIPS を用いて書い
たコンピュータープログラムを例示している。このプロ
グラムを制御コンピューターにプログラムし、本発明の
方法に用いることができる。
ータープログラムは、当分野で通常の技術を有するコン
ピュータープログラマーがルーチンプログラムすること
によって作ることができる。例えば、図7A−7DはCa
mbridge, Ltd. (Clifton Road, Cambridge CB1 3AH, En
gland)より入手可能なソフトウェアQUIPS を用いて書い
たコンピュータープログラムを例示している。このプロ
グラムを制御コンピューターにプログラムし、本発明の
方法に用いることができる。
【0048】図7A−7Dに例示したプログラムを制御
コンピューターにプログラムした場合、本発明の方法は
以下のように実施する。
コンピューターにプログラムした場合、本発明の方法は
以下のように実施する。
【0049】試験者は映像分析装置を操作して活力等級
を計算するのに必要な情報及びパラメーターを得る。第
一段階として、試験を行う者は、サンプル苗のプラグフ
ラット、写真又はデジタル映像をビデオカメラの下に設
置する。カメラはプラグフラットから特定の距離をとっ
ている必要はない。カメラとレンズがフラットを焦点に
捕らえていることだけが必要である。フラットに焦点が
合ったら、どれだけの面積が1個のピクセルによってカ
バーされているかを定規で測定してフラットに目盛り付
けする。ピクセル測定は通常mmによってなされるが、
cmやインチなどの他の測定単位を用いることもでき
る。例えば、図7A−7Dに例示したプログラムを用い
た場合、ピクセルは0.409982mm四方をカバー
する(図1参照)。プラグフラットは、カメラの下のフ
ォトスタンドの上に置くこともできるし、カメラの下を
動くコンベアーシステムの上に置くこともできる。プラ
グフラットをビデオカメラの下に置いたら、試験者(ユ
ーザー)は、制御コンピューターの前で作業する。図1
A及び1Bは、プログラムされた制御コンピューターと
ユーザーとの間での相互作用に用いることのできるコン
ピュータープログラムの関連部分のフローチャートを例
示する。好ましくは、制御コンピューターは上記したソ
フトウェアQUIPS でプログラムする。
を計算するのに必要な情報及びパラメーターを得る。第
一段階として、試験を行う者は、サンプル苗のプラグフ
ラット、写真又はデジタル映像をビデオカメラの下に設
置する。カメラはプラグフラットから特定の距離をとっ
ている必要はない。カメラとレンズがフラットを焦点に
捕らえていることだけが必要である。フラットに焦点が
合ったら、どれだけの面積が1個のピクセルによってカ
バーされているかを定規で測定してフラットに目盛り付
けする。ピクセル測定は通常mmによってなされるが、
cmやインチなどの他の測定単位を用いることもでき
る。例えば、図7A−7Dに例示したプログラムを用い
た場合、ピクセルは0.409982mm四方をカバー
する(図1参照)。プラグフラットは、カメラの下のフ
ォトスタンドの上に置くこともできるし、カメラの下を
動くコンベアーシステムの上に置くこともできる。プラ
グフラットをビデオカメラの下に置いたら、試験者(ユ
ーザー)は、制御コンピューターの前で作業する。図1
A及び1Bは、プログラムされた制御コンピューターと
ユーザーとの間での相互作用に用いることのできるコン
ピュータープログラムの関連部分のフローチャートを例
示する。好ましくは、制御コンピューターは上記したソ
フトウェアQUIPS でプログラムする。
【0050】ユーザーは、アクセス制御システムに連動
して用いられるパスワードやキーワードなどを入力して
システムを開く(log on )。ユーザーが映像分析シス
テムにアクセスしてよいことが確認された後、システム
は「表示」ウインドウ及び「ツール」ウインドウを表示
する。ユーザーは「QUIPS 」ソフトウェアを使用してい
ることを確認する。ユーザーは「ツール」ウインドウで
「実行」を選択する。システムは「ルーチンヘッダー」
ウインドウを表示する。ユーザーは「ファイル」を選択
する。ファイルウインドウが開いたらユーザーは「開
く」を選択する。ユーザーはペチュニア、ホウセンカ、
パンジー等の試験する特定の作物の種類のファイルを選
択、すなわち入力する。次にコンピューターは選択した
ファイルネームを上部に有する「ルーチンヘッダー」ウ
インドウを表示する。ファイル名が正しくなかった場
合、ユーザーは初めからやり直し、試験する特定の作物
の種類の正しいファイルを選択する。
して用いられるパスワードやキーワードなどを入力して
システムを開く(log on )。ユーザーが映像分析シス
テムにアクセスしてよいことが確認された後、システム
は「表示」ウインドウ及び「ツール」ウインドウを表示
する。ユーザーは「QUIPS 」ソフトウェアを使用してい
ることを確認する。ユーザーは「ツール」ウインドウで
「実行」を選択する。システムは「ルーチンヘッダー」
ウインドウを表示する。ユーザーは「ファイル」を選択
する。ファイルウインドウが開いたらユーザーは「開
く」を選択する。ユーザーはペチュニア、ホウセンカ、
パンジー等の試験する特定の作物の種類のファイルを選
択、すなわち入力する。次にコンピューターは選択した
ファイルネームを上部に有する「ルーチンヘッダー」ウ
インドウを表示する。ファイル名が正しくなかった場
合、ユーザーは初めからやり直し、試験する特定の作物
の種類の正しいファイルを選択する。
【0051】ファイルネームが正しければ、ユーザーは
「続ける」を選択する。システムは「フィーチャーヒス
トグラム」ウインドウを表示する。「フィーチャーヒス
トグラム」ウインドウが表示されると、ユーザーはヒス
トグラムのX軸、Y軸の数値を確認し、これらの数値が
試験する作物について正しいかどうかを確認する。数値
が正しくなければ、ユーザーは正しい数値を入力でき
る。数値が正しければ、ユーザーは「続ける」を選択す
る。
「続ける」を選択する。システムは「フィーチャーヒス
トグラム」ウインドウを表示する。「フィーチャーヒス
トグラム」ウインドウが表示されると、ユーザーはヒス
トグラムのX軸、Y軸の数値を確認し、これらの数値が
試験する作物について正しいかどうかを確認する。数値
が正しくなければ、ユーザーは正しい数値を入力でき
る。数値が正しければ、ユーザーは「続ける」を選択す
る。
【0052】次に、コンピューターはプラグフラット内
の苗のライブイメージ及び「カメラセットアップ」ウイ
ンドウを表示する。ライブイメージを改良する必要があ
れば、ユーザーはこの時点で口径、ズーム及び焦点など
の、カメラについての特性を調節することができる。
「カメラセットアップ」ウインドウについて調節が終わ
れば、ユーザーは「続ける」を選択する。
の苗のライブイメージ及び「カメラセットアップ」ウイ
ンドウを表示する。ライブイメージを改良する必要があ
れば、ユーザーはこの時点で口径、ズーム及び焦点など
の、カメラについての特性を調節することができる。
「カメラセットアップ」ウインドウについて調節が終わ
れば、ユーザーは「続ける」を選択する。
【0053】「カメラセットアップ」ウインドウの次
に、コンピューターはライブイメージにmmの目盛り付
けををした静止格子を含むウインドウを表示する。ユー
ザーはプラグトレー内の苗を、静止格子内に配列する。
トレイが正しく配列され、全プラグトレイの全体の鮮明
な映像が格子内に正しく位置付けされれば、ユーザーは
「続ける」を選択する。
に、コンピューターはライブイメージにmmの目盛り付
けををした静止格子を含むウインドウを表示する。ユー
ザーはプラグトレー内の苗を、静止格子内に配列する。
トレイが正しく配列され、全プラグトレイの全体の鮮明
な映像が格子内に正しく位置付けされれば、ユーザーは
「続ける」を選択する。
【0054】次に、コンピューターは得られた映像から
植物体として検出されたものの映像を表示する。コンピ
ューターは更に、特定の作物の色合い、飽和度、明暗度
についての蓄積数値(stored number)並びにライブイメ
ージに基づく色合い、飽和度、明暗度のグラフを含む
「色検出」ウインドウも表示する。ユーザーは色合い、
飽和度、明暗度についての蓄積数値を確認する。蓄積数
値が試験する特定の作物の種類について正しくなけれ
ば、ユーザーは正しい数値を入力できる。
植物体として検出されたものの映像を表示する。コンピ
ューターは更に、特定の作物の色合い、飽和度、明暗度
についての蓄積数値(stored number)並びにライブイメ
ージに基づく色合い、飽和度、明暗度のグラフを含む
「色検出」ウインドウも表示する。ユーザーは色合い、
飽和度、明暗度についての蓄積数値を確認する。蓄積数
値が試験する特定の作物の種類について正しくなけれ
ば、ユーザーは正しい数値を入力できる。
【0055】この時点で、ユーザーはコンピューターが
幾つか又は全ての苗の一部のみを検出したにすぎないと
気付く場合がある。この場合、ユーザーはバーを色合い
及び飽和グラフの左へ調節する必要がある(図8参
照)。
幾つか又は全ての苗の一部のみを検出したにすぎないと
気付く場合がある。この場合、ユーザーはバーを色合い
及び飽和グラフの左へ調節する必要がある(図8参
照)。
【0056】検出の問題に加えて、ユーザーは検出した
映像について幾分の編集が必要だと気付く場合がある。
この場合、「ツール」ウインドウの中の「編集」の下に
ある「二元編集」ウインドウを使うことができる。「二
元編集」ウインドウには、幾つかの編集機能と、「編集
解除」機能がある。例えば、ユーザーは映像中の二つの
苗が重なり合うか接触しているのに気づけば、「二元編
集」から「削除」を選択することができる。有利なこと
には、「削除」機能を使用することで、ユーザーは二つ
の検出した苗の間に線を引き、コンピューターにそれら
を別の物体として扱うよう指示することができる。
映像について幾分の編集が必要だと気付く場合がある。
この場合、「ツール」ウインドウの中の「編集」の下に
ある「二元編集」ウインドウを使うことができる。「二
元編集」ウインドウには、幾つかの編集機能と、「編集
解除」機能がある。例えば、ユーザーは映像中の二つの
苗が重なり合うか接触しているのに気づけば、「二元編
集」から「削除」を選択することができる。有利なこと
には、「削除」機能を使用することで、ユーザーは二つ
の検出した苗の間に線を引き、コンピューターにそれら
を別の物体として扱うよう指示することができる。
【0057】ユーザーは「二元編集」ウインドウ内の
「描く」を選択し、得られた映像では可視であるが、コ
ンピューターによって検出されていない苗の輪郭を描く
ことができる。ユーザーは、「削除」機能を用いて検出
した物体全体を削除することもできる。「削除」機能は
「二元編集」ウインドウ内にもあり、パーライト又はバ
ーミキュライト、すなわち栽培媒地粒子がコンピュータ
ーによって誤って植物体として検出された場合に便利で
ある。
「描く」を選択し、得られた映像では可視であるが、コ
ンピューターによって検出されていない苗の輪郭を描く
ことができる。ユーザーは、「削除」機能を用いて検出
した物体全体を削除することもできる。「削除」機能は
「二元編集」ウインドウ内にもあり、パーライト又はバ
ーミキュライト、すなわち栽培媒地粒子がコンピュータ
ーによって誤って植物体として検出された場合に便利で
ある。
【0058】ユーザーは、「二元編集」ウインドウの中
の「消去」機能を用いて、物体の周りに円や矩形を描い
て消去することができる。「編集」機能は、同じセル内
に二つの苗が位置し、ユーザーが得られた映像から一つ
を削除したいと思った場合に便利である。
の「消去」機能を用いて、物体の周りに円や矩形を描い
て消去することができる。「編集」機能は、同じセル内
に二つの苗が位置し、ユーザーが得られた映像から一つ
を削除したいと思った場合に便利である。
【0059】「二元編集」ウインドウは更に、幾つか及
び全ての編集を消去する「解除」機能を含む。「解除」
機能が用いられる場合、ユーザーは「解除」を選択した
後に全ての編集を再入力する必要がある。
び全ての編集を消去する「解除」機能を含む。「解除」
機能が用いられる場合、ユーザーは「解除」を選択した
後に全ての編集を再入力する必要がある。
【0060】とにかく、編集が完了したら、ユーザーは
「続ける」を選択する。次にコンピューターは「映像ユ
ーティリティー」ウインドウを表示する。ユーザーは
「マスクコピー」を、次に「OK」を選択する。「マスク
コピー」を選択すると、ライブイメージの白黒映像が作
り出される。
「続ける」を選択する。次にコンピューターは「映像ユ
ーティリティー」ウインドウを表示する。ユーザーは
「マスクコピー」を、次に「OK」を選択する。「マスク
コピー」を選択すると、ライブイメージの白黒映像が作
り出される。
【0061】「映像ユーティリティー」ウインドウが消
えた後、コンピューターは「入力・ループ」ウインドウ
を表示する。この時点でユーザーは表示ウインドウ内に
位置する「TVとマスクコピー機能」を用いてライブイ
メージと白黒映像を交互に変換し、マスクコピーに問題
があるかどうかを決定することができる。ユーザーが問
題点を見つけたときは、「入力・ループ」ウインドウに
数字の「1」を入力して新しい映像を得ることもできる
し、数字の「2」を入力して得られた映像を再検出する
こともできる。ユーザーが新しい映像を得る必要や、得
られた映像を再検出する必要がないと考える場合は、
「続ける」を選択する。
えた後、コンピューターは「入力・ループ」ウインドウ
を表示する。この時点でユーザーは表示ウインドウ内に
位置する「TVとマスクコピー機能」を用いてライブイ
メージと白黒映像を交互に変換し、マスクコピーに問題
があるかどうかを決定することができる。ユーザーが問
題点を見つけたときは、「入力・ループ」ウインドウに
数字の「1」を入力して新しい映像を得ることもできる
し、数字の「2」を入力して得られた映像を再検出する
こともできる。ユーザーが新しい映像を得る必要や、得
られた映像を再検出する必要がないと考える場合は、
「続ける」を選択する。
【0062】「入力・ループ」ウインドウの次に、コン
ピューターは「入力・Sampid$」ウインドウを表示す
る。必要であればユーザーはフラット上に位置するロッ
ト数を入力してもよい。
ピューターは「入力・Sampid$」ウインドウを表示す
る。必要であればユーザーはフラット上に位置するロッ
ト数を入力してもよい。
【0063】次にコンピューターは「入力・播種」ウイ
ンドウを表示する。ユーザーは播種日及び映像日を入力
してもよい。播種日とは種子が植えられた日である。映
像日とは活力試験が実施された日である。
ンドウを表示する。ユーザーは播種日及び映像日を入力
してもよい。播種日とは種子が植えられた日である。映
像日とは活力試験が実施された日である。
【0064】コンピューターは次に「入力・種類$」ウ
インドウを表示する。ユーザーは試験する作物の特定種
類の名称(又は他に適当な説明)を入力してもよい。
インドウを表示する。ユーザーは試験する作物の特定種
類の名称(又は他に適当な説明)を入力してもよい。
【0065】コンピューターは次に「入力・Rep$」ウイ
ンドウを表示する。ユーザーは「Rep 」数を入力する。
Rep 数とは試験の特定の繰り返し回数のことである。
ンドウを表示する。ユーザーは「Rep 」数を入力する。
Rep 数とは試験の特定の繰り返し回数のことである。
【0066】コンピューターは最後に「発芽結果」ウイ
ンドウを表示する。コンピューターは「発芽結果」ウイ
ンドウ内に、フラットについて計算した発芽パーセント
と、サンプルとして試験した特定の種子ロットの活力等
級を表示する。加えて、スクリーン上には二つの「フィ
ーチャーヒストグラム」ウインドウが表示される。「フ
ィーチャーヒストグラム」ウインドウの一つは、幾つの
苗がある特定のサイズ範囲にあるかを示す棒グラフを表
示する。もう一つのウインドウは、葉表面積の測定値及
び葉の標準偏差を表示する。このウインドウは、平均葉
表面積、セル内の最大葉表面積、セル内の最小葉表面
積、中央値葉表面積などの、他の様々な測定値を含みう
る(図2参照)。
ンドウを表示する。コンピューターは「発芽結果」ウイ
ンドウ内に、フラットについて計算した発芽パーセント
と、サンプルとして試験した特定の種子ロットの活力等
級を表示する。加えて、スクリーン上には二つの「フィ
ーチャーヒストグラム」ウインドウが表示される。「フ
ィーチャーヒストグラム」ウインドウの一つは、幾つの
苗がある特定のサイズ範囲にあるかを示す棒グラフを表
示する。もう一つのウインドウは、葉表面積の測定値及
び葉の標準偏差を表示する。このウインドウは、平均葉
表面積、セル内の最大葉表面積、セル内の最小葉表面
積、中央値葉表面積などの、他の様々な測定値を含みう
る(図2参照)。
【0067】様々なプログラムサブルーチンを加えて発
生する映像の質を向上させることができるということ
は、注目するに値する。例えば、ガウス核(kernel)を用
いる映像障害除去の一形態である、「ガウス」コマンド
を用いて映像の不鮮明さを減らすことができる。Laplac
e 1コマンドを用いて、隣接する4つのピクセルにより
「Laplace 」変換を行うことによって映像の縁を検出す
ることができる。「Laplace 2」コマンドは、隣接する
8つのピクセルを用いる。
生する映像の質を向上させることができるということ
は、注目するに値する。例えば、ガウス核(kernel)を用
いる映像障害除去の一形態である、「ガウス」コマンド
を用いて映像の不鮮明さを減らすことができる。Laplac
e 1コマンドを用いて、隣接する4つのピクセルにより
「Laplace 」変換を行うことによって映像の縁を検出す
ることができる。「Laplace 2」コマンドは、隣接する
8つのピクセルを用いる。
【0068】印刷が完了すれば、ユーザーは「続ける」
を選択し、そのシステムは、ユーザーが静止表示格子に
戻り、活力試験として他の苗のプラグフラットを並べた
いか、システムを終了したいか尋ねてくる。
を選択し、そのシステムは、ユーザーが静止表示格子に
戻り、活力試験として他の苗のプラグフラットを並べた
いか、システムを終了したいか尋ねてくる。
【0069】制御コンピューターが苗のフラットの活力
等級を決定するのに要する時間は通常約1分である。ユ
ーザーに特別の必須条件や特別の訓練の必要がないこと
がわかっている。ユーザーは例えば約1/2時間訓練す
ることで活力等級試験を行うことができる。
等級を決定するのに要する時間は通常約1分である。ユ
ーザーに特別の必須条件や特別の訓練の必要がないこと
がわかっている。ユーザーは例えば約1/2時間訓練す
ることで活力等級試験を行うことができる。
【0070】コンピューターにより得た活力等級は、米
国全土の他の業務施設で播かれた同じ作物から得た他の
苗についての相関研究を通じて整理された標準活力等級
スケールを用いて評価される。その活力等級がスケール
のどこに当てはまるかに基づいて、種子ロットの品質を
決定する。活力等級は、その日、その週などの始めに行
った、フラットの活力等級と比較することによっても評
価することができる。
国全土の他の業務施設で播かれた同じ作物から得た他の
苗についての相関研究を通じて整理された標準活力等級
スケールを用いて評価される。その活力等級がスケール
のどこに当てはまるかに基づいて、種子ロットの品質を
決定する。活力等級は、その日、その週などの始めに行
った、フラットの活力等級と比較することによっても評
価することができる。
【0071】本発明の方法により決定した活力等級に応
じて、ある特定の種子ロットは販売されないか、或いは
より重要なことには、仮に販売されるとしても、標準よ
り下の活力等級であることが適切に反映されるようにま
ずラベル付けされる。例えば、栽培者が得た活力等級が
使用できる苗として90%に満たないことを示している
場合、その種子は販売でき無いとみなされるか、販売さ
れても低い価格に抑えられる。この90%の等級は他の
温室から得た情報に基づいて得たものである。活力等級
は次に、個々の業務施設内で関連づけられる。ある温室
内で栽培される全ての種類又は種子ロットについて、温
室内の条件は同様であり、活力等級は特定の臨界条件か
ら独立しているので、栽培者は毎年全ての作物に適用で
きる温室内での相関関係を作成することができる。
じて、ある特定の種子ロットは販売されないか、或いは
より重要なことには、仮に販売されるとしても、標準よ
り下の活力等級であることが適切に反映されるようにま
ずラベル付けされる。例えば、栽培者が得た活力等級が
使用できる苗として90%に満たないことを示している
場合、その種子は販売でき無いとみなされるか、販売さ
れても低い価格に抑えられる。この90%の等級は他の
温室から得た情報に基づいて得たものである。活力等級
は次に、個々の業務施設内で関連づけられる。ある温室
内で栽培される全ての種類又は種子ロットについて、温
室内の条件は同様であり、活力等級は特定の臨界条件か
ら独立しているので、栽培者は毎年全ての作物に適用で
きる温室内での相関関係を作成することができる。
【0072】これは、以下の理由から栽培者にとってき
わめて有利である。例えば、栽培者が100,000本
の植物を植えたいと考えたとし、栽培者が種子ロットの
活力等級と品質を知っていたとする。この情報に基づい
て、栽培者は(1)ロットの品質に自信を持って10
0,000個全ての種子を播くことができる;(2)種
子ロットの品質と栽培者が苗を得られないと考えた種子
の数に基づいて、100,000個と緩衝としての種子
を更に播くことができる;或いは(3)種子ロットの倍
の数を播くことができる。
わめて有利である。例えば、栽培者が100,000本
の植物を植えたいと考えたとし、栽培者が種子ロットの
活力等級と品質を知っていたとする。この情報に基づい
て、栽培者は(1)ロットの品質に自信を持って10
0,000個全ての種子を播くことができる;(2)種
子ロットの品質と栽培者が苗を得られないと考えた種子
の数に基づいて、100,000個と緩衝としての種子
を更に播くことができる;或いは(3)種子ロットの倍
の数を播くことができる。
【0073】本発明の方法により高い活力等級を有する
と判断された苗から集めた種子が長い貯蔵寿命を有する
こともわかっている。更に詳しくいうと、様々な活力等
級を有する様々な種類の種子を集め、通常の種子貯蔵条
件で5ヶ月貯蔵した。次に種子をプラグトレイに植え、
本発明を用いて毎月活力等級を得た。又、これらの種子
について先行技術の標準プラグ試験を用いて試験した。
この試験の結果、本発明によって決定された活力等級が
高い苗ほど、それから得られる植物から集めた種子の貯
蔵寿命はより長く、より良いものであることがわかっ
た。これに対して、このような貯蔵寿命試験の結果は、
先行技術の活力試験からは関連付けられない、すなわち
決定できなかった。先行技術の主な問題点は、6ヶ月や
12ヶ月で種子ロットが良い状態であるかどうかを単に
評価するだけであるということにある。活力等級を量的
に測定していないので、これらの先行技術は本質的には
合否を判断する老化試験にすぎない。
と判断された苗から集めた種子が長い貯蔵寿命を有する
こともわかっている。更に詳しくいうと、様々な活力等
級を有する様々な種類の種子を集め、通常の種子貯蔵条
件で5ヶ月貯蔵した。次に種子をプラグトレイに植え、
本発明を用いて毎月活力等級を得た。又、これらの種子
について先行技術の標準プラグ試験を用いて試験した。
この試験の結果、本発明によって決定された活力等級が
高い苗ほど、それから得られる植物から集めた種子の貯
蔵寿命はより長く、より良いものであることがわかっ
た。これに対して、このような貯蔵寿命試験の結果は、
先行技術の活力試験からは関連付けられない、すなわち
決定できなかった。先行技術の主な問題点は、6ヶ月や
12ヶ月で種子ロットが良い状態であるかどうかを単に
評価するだけであるということにある。活力等級を量的
に測定していないので、これらの先行技術は本質的には
合否を判断する老化試験にすぎない。
【0074】本発明は、2以上のカメラを2以上のアン
グルから用いる映像分析システムについても用いること
ができる。このような映像分析システムは3次元映像を
発生する。このようなシステムが用いられる場合、葉面
積はmm2 の代わりにmm3で測定される。
グルから用いる映像分析システムについても用いること
ができる。このような映像分析システムは3次元映像を
発生する。このようなシステムが用いられる場合、葉面
積はmm2 の代わりにmm3で測定される。
【0075】
【実施例】本発明のよりよき理解をはかるために、以下
の実施例を例示の形で記載する。
の実施例を例示の形で記載する。
【0076】実施例1 図3は「熱狂のブルゴーニュ(Madness Burgundy)」と呼
ばれるペチュニア植物のプラグフラットについての活力
試験の結果を示す。この試験は1995年1月20日に
実施した。まず、ペチュニアの種子をプラグトレーに播
き、苗が現れ葉が広がるまで栽培した。次にプラグフラ
ットをビデオカメラの下に置いた。活力等級を、図7A
−7Dに例示したプログラムによりプログラムした制御
コンピューターを用いて決定した。結果を二つの「フィ
ーチャーヒストグラム」ウインドウが表示されている図
3に示す。一つの「フィーチャーヒストグラム」ウイン
ドウは全葉表面積の測定結果(3310.94mm2 )
を表示している。葉面積の標準偏差も表示されている
(10.64mm2 )。「発芽結果」ウインドウはフラ
ットの発芽パーセント及びその活力等級を表示してい
る。活力等級は「BALL活力インデックス」(「BALL」、
Ball活力インデックス及びBVI (Ball活力インデック
ス)は主題の発明の代理人の登録商標である)というヘ
ディングのもとに示されている。活力等級は296であ
った。「全セル測定値」は全サンプルサイズである。こ
の実施例では1試験あたり種子126個であった。「全
発芽セル」は、格子内の苗の数である。
ばれるペチュニア植物のプラグフラットについての活力
試験の結果を示す。この試験は1995年1月20日に
実施した。まず、ペチュニアの種子をプラグトレーに播
き、苗が現れ葉が広がるまで栽培した。次にプラグフラ
ットをビデオカメラの下に置いた。活力等級を、図7A
−7Dに例示したプログラムによりプログラムした制御
コンピューターを用いて決定した。結果を二つの「フィ
ーチャーヒストグラム」ウインドウが表示されている図
3に示す。一つの「フィーチャーヒストグラム」ウイン
ドウは全葉表面積の測定結果(3310.94mm2 )
を表示している。葉面積の標準偏差も表示されている
(10.64mm2 )。「発芽結果」ウインドウはフラ
ットの発芽パーセント及びその活力等級を表示してい
る。活力等級は「BALL活力インデックス」(「BALL」、
Ball活力インデックス及びBVI (Ball活力インデック
ス)は主題の発明の代理人の登録商標である)というヘ
ディングのもとに示されている。活力等級は296であ
った。「全セル測定値」は全サンプルサイズである。こ
の実施例では1試験あたり種子126個であった。「全
発芽セル」は、格子内の苗の数である。
【0077】実施例2 図4は「Super Elfin Blush 」(登録商標)と呼ばれ
るホウセンカ植物のプラグフラットについての活力試験
の結果を示す。実施例1のようにホウセンカの種子を播
き、栽培しビデオカメラの下に置いた。制御コンピュー
ターは図7のプログラムによりプログラムした。この試
験は1995年1月31日に実施した。葉表面積は91
99.47mm2 であった。標準偏差は20.90mm
2 であった。発芽パーセントは99%であった。活力等
級は437であった。
るホウセンカ植物のプラグフラットについての活力試験
の結果を示す。実施例1のようにホウセンカの種子を播
き、栽培しビデオカメラの下に置いた。制御コンピュー
ターは図7のプログラムによりプログラムした。この試
験は1995年1月31日に実施した。葉表面積は91
99.47mm2 であった。標準偏差は20.90mm
2 であった。発芽パーセントは99%であった。活力等
級は437であった。
【0078】実施例3 図5は別の「Super Elfin Blush 」(登録商標)と呼
ばれるホウセンカ植物のプラグフラットについての活力
試験の結果を示す。実施例2のようにホウセンカの種子
を播き、栽培しビデオカメラの下に置いた。制御コンピ
ューターは図7のプログラムによりプログラムした。こ
の試験は1995年1月31日に実施した。葉表面積は
9377.98mm2 であった。標準偏差は13.20
mm2 であった。発芽パーセントは96%であった。活
力等級は682であり、実施例2のプラグフラットにつ
いて決定した活力等級より高かった。この実施例と実施
例2の種子ロットから選択できる購入者は、この実施例
の方が活力等級が高いので、この実施例の種子ロットを
選ぶであろう。この実施例の種子ロットを用いれば、い
かなる種類の栽培条件下においても、実施例2の種子ロ
ットを用いるよりも栽培者にとってより良い結果が得ら
れるであろう。この実施例の種子ロットは実施例2の種
子ロットに比べてより長く貯蔵でき、よりよく発芽する
であろう。
ばれるホウセンカ植物のプラグフラットについての活力
試験の結果を示す。実施例2のようにホウセンカの種子
を播き、栽培しビデオカメラの下に置いた。制御コンピ
ューターは図7のプログラムによりプログラムした。こ
の試験は1995年1月31日に実施した。葉表面積は
9377.98mm2 であった。標準偏差は13.20
mm2 であった。発芽パーセントは96%であった。活
力等級は682であり、実施例2のプラグフラットにつ
いて決定した活力等級より高かった。この実施例と実施
例2の種子ロットから選択できる購入者は、この実施例
の方が活力等級が高いので、この実施例の種子ロットを
選ぶであろう。この実施例の種子ロットを用いれば、い
かなる種類の栽培条件下においても、実施例2の種子ロ
ットを用いるよりも栽培者にとってより良い結果が得ら
れるであろう。この実施例の種子ロットは実施例2の種
子ロットに比べてより長く貯蔵でき、よりよく発芽する
であろう。
【0079】実施例4 図6は「Maxim Marina 」(登録商標)と呼ばれるパン
ジー植物のフラットについての活力試験の結果を示す。
実施例1のようにパンジーの種子を播き、栽培しビデオ
カメラの下に置いた。制御コンピューターは図7A−7
Dのプログラムによりプログラムした。この試験は19
94年12月2日に実施した。葉表面積は8781.4
5mm2 であった。標準偏差は27.37mm2 であっ
た。発芽パーセントは92%であった。活力等級は29
5であった。
ジー植物のフラットについての活力試験の結果を示す。
実施例1のようにパンジーの種子を播き、栽培しビデオ
カメラの下に置いた。制御コンピューターは図7A−7
Dのプログラムによりプログラムした。この試験は19
94年12月2日に実施した。葉表面積は8781.4
5mm2 であった。標準偏差は27.37mm2 であっ
た。発芽パーセントは92%であった。活力等級は29
5であった。
【0080】主に特別な及び好ましい態様に関して本発
明を述べてきたが、本発明の範囲から離れることなく、
本発明を改良できることが理解されるであろう。冒頭の
請求項は、一般に、本発明の原理に従う、全ての本発明
の変形、使用、適応をカバーするように企図されてお
り、本発明の属する分野における公知の又は慣例の実施
内にあるような、或いは当業者に明白と思われるよう
な、本開示に記載のないものを含む。
明を述べてきたが、本発明の範囲から離れることなく、
本発明を改良できることが理解されるであろう。冒頭の
請求項は、一般に、本発明の原理に従う、全ての本発明
の変形、使用、適応をカバーするように企図されてお
り、本発明の属する分野における公知の又は慣例の実施
内にあるような、或いは当業者に明白と思われるよう
な、本開示に記載のないものを含む。
【図1】ビデオカメラの下への苗の設置に含まれる段階
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図1A】サンプルの苗のプラグフラットの活力等級を
決定するために、映像分析装置、より詳しくは制御コン
ピューターと共に用いるコンピュータープログラムの関
連部分のフローチャートを例示する。活力試験を行う者
は、制御コンピューターを用いて活力等級を決定する。
決定するために、映像分析装置、より詳しくは制御コン
ピューターと共に用いるコンピュータープログラムの関
連部分のフローチャートを例示する。活力試験を行う者
は、制御コンピューターを用いて活力等級を決定する。
【図1B】図1Aの続きである。
【図1C】システムのハードウェア構成部品の数々を例
示する。
示する。
【図2】苗のプラグフラットの活力等級を決定した後
の、制御モニタースクリーンをプリントアウトしたもの
である。数字は制御コンピューターが苗の葉表面積を測
定し、葉の標準偏差と発芽パーセントを計算したことを
示している。
の、制御モニタースクリーンをプリントアウトしたもの
である。数字は制御コンピューターが苗の葉表面積を測
定し、葉の標準偏差と発芽パーセントを計算したことを
示している。
【図3】ペチュニア植物のプラグフラットの活力等級を
決定した後の、制御モニタースクリーンをプリントアウ
トしたものである。
決定した後の、制御モニタースクリーンをプリントアウ
トしたものである。
【図4】様々な種類のホウセンカ植物のプラグフラット
の活力等級を決定した後の、制御モニタースクリーンを
プリントアウトしたものである。
の活力等級を決定した後の、制御モニタースクリーンを
プリントアウトしたものである。
【図5】ホウセンカ植物のプラグフラットの活力等級を
決定した後の、制御モニタースクリーンをプリントアウ
トしたものである。
決定した後の、制御モニタースクリーンをプリントアウ
トしたものである。
【図6】パンジー植物のプラグフラットの活力等級を決
定した後の、制御モニタースクリーンをプリントアウト
したものである。
定した後の、制御モニタースクリーンをプリントアウト
したものである。
【図7A】本発明の方法を実施するために、制御コンピ
ューターにプログラムすることのできるコンピューター
プログラムの例を示す。
ューターにプログラムすることのできるコンピューター
プログラムの例を示す。
【図7B】図7Aの続きである。
【図7C】図7Bの続きである。
【図7D】図7Cの続きである。
【図8】「色検出」ウインドウ及び色合い、飽和度、明
暗度のグラフを示している制御モニタースクリーンをプ
リントアウトしたものである。この図は更に、色合い及
び飽和度のグラフの左に、コンピューターが苗を検出し
なかった場合に調整することのできるバーを示してい
る。
暗度のグラフを示している制御モニタースクリーンをプ
リントアウトしたものである。この図は更に、色合い及
び飽和度のグラフの左に、コンピューターが苗を検出し
なかった場合に調整することのできるバーを示してい
る。
Claims (21)
- 【請求項1】 複数個の種子から栽培した複数の苗の映
像を発生する手段;該映像から該複数の苗の葉表面積を
決定する手段;複数の該葉表面積に基づいて葉表面積の
しきい値を決定する手段;及び該葉表面積と該葉表面積
のしきい値とに基づいて品質表示を発生する手段を包含
する種子の品質を決定するための装置。 - 【請求項2】 苗の平均葉表面積を決定する手段を更に
包含する請求項1に記載の装置。 - 【請求項3】 各苗の葉表面積を該平均葉表面積の所定
の一部と比較する手段;及び該平均葉表面積の該所定の
一部よりも大きい葉表面積を有する苗の比に基づいて該
品質表示を発生する手段を該品質表示を発生する手段が
包含する請求項2に記載の装置。 - 【請求項4】 該映像から苗の全葉表面積を決定する手
段を更に包含し、該葉表面積のしきい値を決定する手段
は該全葉表面積に基づいて該葉表面積のしきい値を決定
する手段を包含する請求項1に記載の装置。 - 【請求項5】 二次元に配列した苗の個々の映像とこれ
らの苗を分離する複数の境界を有する可視表示を発生す
る手段;苗の平均葉表面積を決定してそれを該可視表示
上に表示する手段;苗の中央値葉表面積を決定してそれ
を該可視表示上に表示する手段;苗の最小葉表面積を決
定してそれを該可視表示上に表示する手段;及び苗の最
大葉表面積を決定してそれを該可視表示上に表示する手
段を更に包含する請求項1に記載の装置。 - 【請求項6】 複数個の種子から栽培した複数の苗の映
像を発生する手段;該映像から該複数の苗の葉表面積を
決定する手段;複数の該葉表面積に基づいて葉表面積の
しきい値を決定する手段;及び該葉表面積の一つと該葉
表面積のしきい値とに基づいて品質表示を発生する手段
を包含する苗の品質に関して品質表示を発生する装置。 - 【請求項7】 二次元に配列した苗の個々の映像とこれ
らの苗を分離する複数の境界を有する可視表示を発生す
る手段を更に包含する請求項6に記載の装置。 - 【請求項8】 (a)複数の種子から栽培した複数の苗
の映像を発生し; (b)該映像から各苗の個々の葉表面積を決定し; (c)複数の苗の個々の葉表面積に基づいて葉表面積の
しきい値を決定し;そして (d)該個々の葉表面積と該葉表面積のしきい値とに基
づいて品質表示を発生する段階を包含する苗の品質に関
して品質表示を発生する方法。 - 【請求項9】 二次元に配列した苗の個々の映像とこれ
らの苗を分離する複数の境界を有する可視表示を発生す
る段階を更に包含する請求項8に記載の方法。 - 【請求項10】 (e)二次元に配列した苗の個々の映
像とこれらの苗を分離する複数の境界を有する可視表示
を発生し; (f)苗の平均葉表面積を決定してそれを該可視表示上
に表示し; (g)苗の中央値葉表面積を決定してそれを該可視表示
上に表示し; (h)苗の最小葉表面積を決定してそれを該可視表示上
に表示し;そして (i)苗の最大葉表面積を決定してそれを該可視表示上
に表示する段階を更に包含する請求項8に記載の方法。 - 【請求項11】 (e)該葉表面積のしきい値を越える
葉表面積を有する苗の比を決定し;そして (f)該段階(e)で決定した該比に基づいて種子の品
質表示を発生する段階を更に包含する請求項8に記載の
方法。 - 【請求項12】 (c1)苗の平均葉表面積を決定し;
そして(c2)該段階(c1)で決定した平均葉表面積
を所定のパーセント倍して該表面積のしきい値を決定す
る段階を該段階(c)が包含する請求項8に記載の方
法。 - 【請求項13】 モニター上に複数の格子パターンセル
を有する格子パターンの映像を発生する段階を更に包含
する請求項8に記載の方法。 - 【請求項14】 2以上の苗が各格子パターンセル内に
属することなく各苗がそれぞれの格子パターンセル内に
属するように、格子パターンの映像と苗の映像とを配列
する段階を更に包含する請求項13に記載の方法。 - 【請求項15】 該表面積のしきい値の少なくとも90
%である葉表面積を有する苗の比に基づいて該種子の品
質表示を発生することを特徴とする請求項8に記載の方
法。 - 【請求項16】 (e)葉表面積の標準偏差を計算し; (f)播かれた種子のうち苗を生産した種子の比を決定
し;そして (g)下記式 活力等級=ΣLSA/SD・G (ΣLSAは苗の全葉表面積であり、SDは葉表面積の
標準偏差であり、Gは苗を生産した種子の比である)に
より種ロットの活力等級を計算する段階を更に包含する
請求項8に記載の方法。 - 【請求項17】 (a)種ロットから選択した複数の種
子から栽培した複数の苗の映像を発生し; (b)該映像から複数の苗の葉表面積を決定し; (c)段階(b)で決定した葉表面積に基づいて葉表面
積のしきい値を決定し; (d)一つの苗の葉表面積を該葉表面積のしきい値と比
較し; (e)複数の苗について該段階(d)を繰り返し;そし
て (f)該葉表面積のしきい値よりも大きい葉表面積を有
する苗の数に基づいて品質表示を発生する段階を包含す
る、作物の種ロットの品質を決定する方法。 - 【請求項18】 該映像から苗の平均葉表面積を決定す
る段階を更に包含し、該段階(c)が、該平均葉表面積
に基づいて該葉表面積のしきい値を決定する段階を包含
する請求項17に記載の方法。 - 【請求項19】 二次元に配列した苗の個々の映像とこ
れらの苗を分離する複数の境界を有する可視表示を発生
する段階を更に包含する請求項17に記載の方法。 - 【請求項20】 (a)複数の種子から栽培した複数の
苗の映像を発生し;(b)該映像から各苗の個々の葉表
面積を決定し; (c)複数の苗の個々の葉表面積に基づいて葉表面積の
しきい値を決定し;そして (d)該個々の葉表面積の一つと該葉表面積のしきい値
とに基づいて品質表示を発生する段階を包含する苗の品
質に関して品質表示を発生する方法。 - 【請求項21】 二次元に配列した苗の個々の映像とこ
れらの苗を分離する複数の境界を有する可視表示を発生
する段階を更に包含する請求項20に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18325697A JPH1118571A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 種ロットの品質を評価するための装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18325697A JPH1118571A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 種ロットの品質を評価するための装置及び方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1118571A true JPH1118571A (ja) | 1999-01-26 |
Family
ID=16132495
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18325697A Pending JPH1118571A (ja) | 1997-06-25 | 1997-06-25 | 種ロットの品質を評価するための装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1118571A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003081197A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-19 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 植物観賞システム及び方法 |
JP2009261280A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Satake Corp | 種子温湯消毒施設及び該施設における品質管理方法 |
CN102243069A (zh) * | 2011-06-22 | 2011-11-16 | 华南农业大学 | 一种叶面积指数测定方法及装置 |
JP2012510276A (ja) * | 2008-12-03 | 2012-05-10 | フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 植物の葉片の成長を測定するための方法およびそれに適した装置 |
-
1997
- 1997-06-25 JP JP18325697A patent/JPH1118571A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003081197A (ja) * | 2001-09-13 | 2003-03-19 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 植物観賞システム及び方法 |
JP2009261280A (ja) * | 2008-04-23 | 2009-11-12 | Satake Corp | 種子温湯消毒施設及び該施設における品質管理方法 |
JP2012510276A (ja) * | 2008-12-03 | 2012-05-10 | フォルシュングスツェントルム・ユーリッヒ・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 植物の葉片の成長を測定するための方法およびそれに適した装置 |
CN102243069A (zh) * | 2011-06-22 | 2011-11-16 | 华南农业大学 | 一种叶面积指数测定方法及装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5659623A (en) | Method and apparatus for assessing the quality of a seed lot | |
US8613158B2 (en) | Method for grouping a plurality of growth-induced seeds for commercial use or sale based on testing of each individual seed | |
Dreccer et al. | Yielding to the image: How phenotyping reproductive growth can assist crop improvement and production | |
Bumgarner et al. | Digital image analysis to supplement direct measures of lettuce biomass | |
Hakam et al. | Assessing chilling tolerance in roses using chlorophyll fluorescence | |
US11895939B2 (en) | Cohort phenotyping system for plant factory with artificial lighting | |
CA2861591A1 (en) | Immature ear photometry in maize | |
Stevens et al. | Crop nutrient deficiencies & toxicities | |
Ma et al. | A method of calculating phenotypic traits for soybean canopies based on three-dimensional point cloud | |
CN104236486A (zh) | 一种棉花叶面积指数快速无损测定方法 | |
Oakley et al. | Computer-aided digital image analysis of seedling size and growth rate for assessing seed vigour in Impatiens | |
Celestina et al. | Use of spike moisture content to define physiological maturity and quantify progress through grain development in wheat and barley | |
Olmstead et al. | Nondestructive measurement of vegetative cover using digital image analysis | |
JPH1118571A (ja) | 種ロットの品質を評価するための装置及び方法 | |
Brewster et al. | The rapid determination in controlled environments of parameters for predicting seedling growth rates in natural conditions | |
CN112345467A (zh) | 利用遥感技术估算水稻生理参数的模型及其应用 | |
Geneve | Vigour testing in flower seeds. | |
Behtari et al. | Predicting germination of Medicago sativa and Onobrychis viciifolia seeds by using image analysis | |
CA2175111C (en) | Method for assessing the quality of a seed lot by determining the vigor rating of a plug flat of seedlings using image analysis | |
CN112285062B (zh) | 一种高nue水稻筛选标志及筛选方法 | |
NL1002966C2 (nl) | Werkwijze voor het voortbrengen van een kwaliteitsindicatie, die de kwaliteit weergeeft van een partij zaad. | |
CN109315286B (zh) | 筛选提高玉米/大豆间作体系氮效率玉米基因型的方法 | |
CN111357595A (zh) | 一种甘蔗育种过程简易鉴定耐旱型品种的方法 | |
Zhang et al. | Changes in vertical phenotypic traits of Rice (Oryza sativa L.) response to water stress | |
Krstić et al. | Agro-morphological traits of inbred sunflower lines and their genetic assessment |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000215 |