JPH11169020A - 動植物の飼育・育成用ボックス - Google Patents

動植物の飼育・育成用ボックス

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Publication number
JPH11169020A
JPH11169020A JP9362895A JP36289597A JPH11169020A JP H11169020 A JPH11169020 A JP H11169020A JP 9362895 A JP9362895 A JP 9362895A JP 36289597 A JP36289597 A JP 36289597A JP H11169020 A JPH11169020 A JP H11169020A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
mesh plate
door
animals
air
Prior art date
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Pending
Application number
JP9362895A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Sakai
正人 酒井
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Individual
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Individual
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Publication date
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Priority to JP9362895A priority Critical patent/JPH11169020A/ja
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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱帯性の動物や植物を育てるためのボックス
であって、内部の空気循環が良好に、しかも加減して行
われ、内部の温度及び湿度の調整を可能とする動植物の
飼育・育成ボックスの提供。 【解決手段】 ボックスの正面には開閉引き戸1a、1
bを設け、上端にはメッシュ板2を配置するとともに、
メッシュ板2の上には分割した透明蓋3a、3b…を適
当な領域に取付けし、引き戸1a、1bの下方には正面
を窪ませてコ型断面の凹状の流入口4を形成し、このコ
型下面には穴8、8…を有し、穴8、8…から上部へ空
気が流れるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は動物を飼う場合に使
用する飼育ボックス、及び植物を育てる場合の育成ボッ
クスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では家庭でヘビやトカゲまたはカメ
等をペットとして飼っている人が多いが、これらの動物
は一般に水槽に入れられている。すなわち金魚や熱帯魚
を入れる水槽が兼用される場合が多い。しかし、これら
動物は水中で生活する魚とは違い空気を吸って呼吸する
ことから、水槽内の環境が適度に保たれねばならず、温
度はもとより湿度も最適に維持することが必要である。
【0003】一般的には熱帯性の動物を飼うことが多い
為に、水槽内には保温器を入れて空気を循環する為のフ
ァンを取り付けしている。しかし、底に出入口のない水
槽ではファンを動かしても空気の循環が十分ではなく、
しかもファンの音が耳障りとなる等の問題もある。そし
て高い湿度を必要とする動物では水槽面に水滴が付着し
て曇り、外部からの観察が十分に出来ないことも多い。
これらのことは動物を飼う場合に限らず、熱帯性の植物
を水槽内で育てる場合にも伴う問題となっている。
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】このように、従来の
水槽を用いて動物飼ったり、植物を育てたりするには上
記のごとき問題がある。本発明が解決しようとする課題
はこの問題点であり、ファンを使用することなく空気の
循環が隅々まで行われ、温度並びに湿度が程度に調整出
来る動植物の飼育・育成用ボックスを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る動植物の飼
育・育成用ボックスはファンを使用せずに新鮮な空気を
取り入れて排出することが出来るように、しかも内部温
度及び湿度の調整が可能なように構成している訳で、次
の特徴を有している。 ボックスの上端には空気を通すメッシュが取り付けら
れ、この上には複数に分割した透明蓋が被さっている。
ここで上記メッシュ板は中の動物がボックスから逃げな
いように又内部の空気を流出する為であり、透明蓋は内
部の温度や湿度を適度に調整する為に、分割蓋を適当に
メッシュ板上に被せて空気を排出することが出来る。こ
こでボックスは透明な材質から成っているが、その外観
形状は問わない。
【0006】正面には開閉ドアが取り付けられて、該
ドアを開くことで正面は開口することが出来る。ドアは
レールに沿ってスライドする引き戸であったり、蝶番に
て揺動する開き戸にすることも出来る。これは、ボック
ス正面を開口することで動物や植物の世話をし易くなる
と共に、動物にとってもボックス上部から手を入れて世
話をする際の恐怖感がなくなる。
【0007】ボックス正面の下端には空気の流入口を
設けているが、この流入口は正面に凹部を形成して内側
へ突出し、該凹部の底に穴を有した構造と成っている。
該凹部底に穴を形成することで、該穴に動物のフンが付
着したりして汚れることはなく、結露した水が流れ出る
こともなく、ボックス内を掃除する際にゴミや水が穴か
ら飛び散ることもない。そして正面に引き戸を取り付け
する場合に、下レールの下側に流入口を設けるならば、
内側への特別な出っ張りもなくてボックス内空間の有効
利用が図られる。
【0008】従って、空気はボックス正面下端から上部
のメッシュ板を通して流れ、ファンを使用しないで空気
の出し入れが容易に行われる。空気の出し入れはメッシ
ュ板上に被せる透明蓋の枚数を調整することで加減する
ことが出来る。以下、本発明に係る実施例を図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0009】
【実施例】図1は本発明に係る動植物の飼育・育成用ボ
ックスを表している実施例である。該ボックスは直方体
を成し、透明で内部に入れる動物や植物の観察が容易に
行い得るような材質から成っている。そして正面には引
き戸1a、1bが取り付けられ、レールに沿ってスライ
ドして開閉することが出来る。ボックス上部は大きく開
口しているが、この開口にはメッシュ板2が配置されて
空気が流れ出るようにしていると共に、内部の動物が外
に逃げないようになっている。
【0010】メッシュ板2の上には透明蓋が取り付けら
れているが、この透明蓋3は3分割され、適当な枚数を
該メッシュ板2上に配置することでボックス内の空気の
出し入れを行い、温度並びに湿度の調整がなされる。こ
こで、透明蓋は一般にガラス板が使用され、ボックス上
に配置した照明器具の熱によって変形しないようにして
いる。また紫外線を照射する場合には、上記透明蓋3を
外してこの部分に照明器具を配置し、メッシュ板を通し
て行う。
【0011】そして該ボックスの正面であって引き戸レ
ールの下側には流入口4が設けられ、この流入口4から
外気が入って上部から排出される。図2は上記流入口4
の断面詳細図であり、内側へコ型をなして突出し、上面
5、内側面6それに下面7にて構成している。そして下
面7には小さな穴8、8…が多数穿設されていて、これ
ら穴8、8…から空気が流入することが出来る。
【0012】このように流入口4をコ型断面として、そ
の下面7に穴を形成している為に、該下面7に動物が乗
るようなことはなく、又穴に動物のフンが付着して詰る
こともなく、水が流れ出ることもない。ボックス正面9
に直接穴を穿設する方が簡単であるが、正面に穴を形成
するならば動物が直接触れて穴が詰り、又中に入れてあ
る水が外に飛び散り、部屋が汚れることになる。このこ
とは、コ型をした流入口4の上面5に穴を形成する場合
も同じである。
【0013】図3(a)、(b)、(c)は本発明のボ
ックスの正面図、縦断面図、それに平面図を表してい
る。正面に取り付けしている引き戸1a、1bを閉じる
ならば、空気は流入口4から入って上端のメッシュ板2
から流出する。勿論、メッシュ板2には透明蓋3a、3
bが被さっている為に、該透明蓋3a、3bが置かれて
いない箇所のメッシュ板2からのみ流出することが出
来、該メッシュ板2の領域を加減することでボックス内
の温度並びに湿度を適当に調整することが出来る。
【0014】以上述べたように、本発明の動植物の飼育
・育成用ボックスは正面に開閉ドアを設け、正面の下端
部には凹部に窪ませた流入口を形成し、又上端にはメッ
シュ板を取り付けすると共に、その上には透明蓋を配置
したものであり、次のような効果を得ることが出来る。
【0015】
【発明の効果】本発明のボックスは正面に引き戸等の開
閉ドアを備えている為に、飼っている動物の世話や内部
の掃除を容易に行うことが出来、又動物にとっては正面
のドアを開いて手を差し伸べることが出来る為に恐怖感
がない。そして正面の下端部には流入口が設けられ、こ
の流入口から上部へ空気が抜ける為にファン無くして空
気の循環が出来る。ボックス上端にはメッシュ板が取り
付けられ、その上には分割した透明蓋が置かれる為に、
該透明蓋の枚数を加減することでメッシュ板から流出す
る空気の量が調整されて、ボックス内の温度並びに湿度
を最適に保つことが出来る。
【0016】又上記流入口は正面を凹部に窪ませて内側
へ突出して形成しており、しかも凹部の下面に空気が通
る穴を有している為に、該穴に動物のフンが付着して塞
がることはなく、又穴からボックス内のゴミや水が外部
へ飛び散ることもない。更に、正面ドアの下方に流入口
を設けることで、流入口から入った空気がドア内面に付
着する水滴を除去し、ボックス正面の雲りを防止するこ
とが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動植物の飼育・育成用ボックスを示し
ている実施例。
【図2】動植物の飼育・育成用ボックスの正面に設けて
いる流入口の断面図。
【図3】(a)は動植物の飼育・育成用ボックスの正面
図、(b)は縦断面図、(c)は平面図。
【符号の説明】
1 引き戸 2 メッシュ板 3 透明蓋 4 流入口 5 上面 6 内側面 7 下面 8 穴 9 正面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動物を飼育したり植物を育成する為の大
    きな内部空間を有すボックスにおいて、ボックスの正面
    には開閉ドアを取り付けし、上端開口にはメッシュ板を
    配置すると共にその上には適当な大きさに分割している
    透明蓋を載せ、そして上記ドアの下側には正面を窪ませ
    て凹部を形成した流入口を設け、該流入口の下面には空
    気が通る穴を形成したことを特徴とする動植物の飼育・
    育成用ボックス。
  2. 【請求項2】 動物を飼育したり植物を育成する為の大
    きな内部空間を有すボックスにおいて、ボックスの正面
    にはレールに沿ってスライド開閉する引き戸を取り付け
    し、上端開口にはメッシュ板を配置すると共にその上に
    は適当な大きさに分割している透明蓋を載せ、そして上
    記ドアの下側には正面を窪ませてコ型断面を形成した流
    入口を設け、該コ型断面の流入口の下面には空気が通る
    小さな穴を多数形成したことを特徴とする動植物の飼育
    ・育成用ボックス。
JP9362895A 1997-12-12 1997-12-12 動植物の飼育・育成用ボックス Pending JPH11169020A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9362895A JPH11169020A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 動植物の飼育・育成用ボックス

Applications Claiming Priority (1)

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JP9362895A JPH11169020A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 動植物の飼育・育成用ボックス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11169020A true JPH11169020A (ja) 1999-06-29

Family

ID=18478006

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9362895A Pending JPH11169020A (ja) 1997-12-12 1997-12-12 動植物の飼育・育成用ボックス

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JP (1) JPH11169020A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170122605A (ko) * 2016-04-27 2017-11-06 주식회사 데오큐브 애완동물 케이지용 덮개구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170122605A (ko) * 2016-04-27 2017-11-06 주식회사 데오큐브 애완동물 케이지용 덮개구조

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