JPH11168486A - 情報処理装置、情報処理方法、および、提供媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、および、提供媒体

Info

Publication number
JPH11168486A
JPH11168486A JP27686298A JP27686298A JPH11168486A JP H11168486 A JPH11168486 A JP H11168486A JP 27686298 A JP27686298 A JP 27686298A JP 27686298 A JP27686298 A JP 27686298A JP H11168486 A JPH11168486 A JP H11168486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data stream
information
output
input
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP27686298A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Nakano
雄彦 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP27686298A priority Critical patent/JPH11168486A/ja
Publication of JPH11168486A publication Critical patent/JPH11168486A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の放送プロバイダからの放送を受信する
受信装置の構成を簡略化する。 【解決手段】 複数の放送プロバイダからの放送を受信
する受信装置において、受信装置を構成する機能ブロッ
クのうち、放送プロバイダによらず共通である部分をCI
ーSTB1とし、また、放送プロバイダにより異なる部分を
CI-Module2とする。そして、これらをIEEE1394インタ
フェースを介して接続し、共通部分を複数の非共通部分
により共有して受信処理を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、情
報処理方法、および、提供媒体に関し、特に、複数の放
送プロバイダから送信されるディジタル放送を受信し、
これを再生する情報処理装置、情報処理方法、および、
提供媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】画像や音声の圧縮技術などの進歩によ
り、ディジタル放送が実現されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のディ
ジタル放送の受信装置は、特定の放送プロバイダからの
放送信号だけに対応していた。従って、複数の放送プロ
バイダからの放送を受信しようとする場合には、複数の
受信装置が必要となり、ユーザに対して金銭的な負担が
大きくなるという課題があった。
【0004】また、受信装置を設置するためには、相応
のスペースも必要であることから、複数の放送プロバイ
ダからの放送を受信しようとすると、受信装置が占有す
るスペースが無視できなくなるという課題もあった。
【0005】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたものであり、複数の放送プロバイダからの放送を簡
単な装置で受信可能とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の情報処
理装置は、放送信号を受信する受信手段と、受信手段に
よって受信された放送信号から所定のチャンネルの信号
を選択する選択手段と、選択手段によって選択された所
定のチャンネルの信号を、複数の情報から構成されるデ
ータストリームに復調する復調手段と、復調手段によっ
て復調されたデータストリームを、インタフェースを介
して外部の装置に出力する出力手段とを備えることを特
徴とする。
【0007】請求項6に記載の情報処理方法は、放送信
号を受信する受信ステップと、受信ステップで受信され
た放送信号から所定のチャンネルの信号を選択する選択
ステップと、選択ステップで選択された所定のチャンネ
ルの信号を、複数の情報から構成されるデータストリー
ムに復調する復調ステップと、復調ステップで復調され
たデータストリームを、インタフェースを介して外部の
装置に出力する出力ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0008】請求項7に記載の提供媒体は、放送信号を
受信する受信ステップと、受信ステップで受信された放
送信号から所定のチャンネルの信号を選択する選択ステ
ップと、選択ステップで選択された所定のチャンネルの
信号を、複数の情報から構成されるデータストリームに
復調する復調ステップと、復調ステップで復調されたデ
ータストリームを、インタフェースを介して外部の装置
に出力する出力ステップとを含むことを特徴とする。
【0009】請求項8に記載の情報処理装置は、外部の
装置において処理されたデータストリームをインタフェ
ースを介して入力する入力手段と、入力手段によって入
力されたデータストリームに含まれている複数の情報を
分離する分離手段と、分離手段によって分離された複数
の情報のそれぞれを復号する復号手段と、復号手段によ
って復号された複数の情報を、対応する再生装置に対し
て出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項13に記載の情報処理方法は、外部
の装置において処理されたデータストリームをインタフ
ェースを介して入力する入力ステップと、入力ステップ
で入力されたデータストリームに含まれている複数の情
報を分離する分離ステップと、分離ステップで分離され
た複数の情報のそれぞれを復号する復号ステップと、復
号ステップで復号された複数の情報を、対応する再生装
置に対して出力する出力ステップとを含むことを特徴と
する。
【0011】請求項14に記載の提供媒体は、外部の装
置において処理されたデータストリームをインタフェー
スを介して入力する入力ステップと、入力ステップで入
力されたデータストリームに含まれている複数の情報を
分離する分離ステップと、分離ステップで分離された複
数の情報のそれぞれを復号する復号ステップと、復号ス
テップで復号された複数の情報を、対応する再生装置に
対して出力する出力ステップとを含むことを特徴とす
る。
【0012】請求項15に記載の情報処理装置は、外部
の装置において処理されたデータストリームをインタフ
ェースを介して入力する入力手段と、入力手段によって
入力されたデータストリームをデスクランブルするデス
クランブル手段と、デスクランブル手段によってデスク
ランブルされたデータストリームを、インタフェースを
介して外部の装置に対して出力する出力手段とを備える
ことを特徴とする。
【0013】請求項25に記載の情報処理方法は、外部
の装置において処理されたデータストリームをインタフ
ェースを介して入力する入力ステップと、入力ステップ
で入力されたデータストリームをデスクランブルするデ
スクランブルステップと、デスクランブルステップでデ
スクランブルされたデータストリームを、インタフェー
スを介して外部の装置に対して出力する出力ステップと
を含むことを特徴とする。
【0014】請求項26に記載の提供媒体は、外部の装
置において処理されたデータストリームをインタフェー
スを介して入力する入力ステップと、入力ステップで入
力されたデータストリームをデスクランブルするデスク
ランブルステップと、デスクランブルステップでデスク
ランブルされたデータストリームを、インタフェースを
介して外部の装置に対して出力する出力ステップとを含
むことを特徴とする。
【0015】請求項27に記載の情報処理装置は、外部
の装置において所定の処理が施された後、暗号化処理が
施されたデータストリームをインタフェースを介して入
力する入力手段と、入力手段より入力された、暗号化さ
れているデータストリームを復号する復号手段と、復号
手段によって復号されたデータストリームを記憶する記
憶手段とを備えることを特徴とする。
【0016】請求項30に記載の情報処理方法は、外部
の装置において所定の処理が施された後、暗号化処理が
施されたデータストリームをインタフェースを介して入
力する入力ステップと、入力ステップで入力された、暗
号化されているデータストリームを復号する復号ステッ
プと、復号ステップで復号されたデータストリームを記
憶する記憶ステップとを含むことを特徴とする。
【0017】請求項31に記載の提供媒体は、外部の装
置において所定の処理が施された後、暗号化処理が施さ
れたデータストリームをインタフェースを介して入力す
る入力ステップと、入力ステップで入力された、暗号化
されているデータストリームを復号する復号ステップ
と、復号ステップで復号されたデータストリームを記憶
する記憶ステップとを含むことを特徴とする。
【0018】請求項1に記載の情報処理装置、請求項6
に記載の情報処理方法、および、請求項7に記載の提供
媒体においては、放送信号が受信され、受信された放送
信号から所定のチャンネルの信号が選択され、選択され
た所定のチャンネルの信号が、複数の情報から構成され
るデータストリームに復調され、復調されたデータスト
リームが、インタフェースを介して外部の装置に出力さ
れる。
【0019】請求項8に記載の情報処理装置、請求項1
3に記載の情報処理方法、および、請求項14に記載の
提供媒体おいては、外部の装置において処理されたデー
タストリームがインタフェースを介して入力され、入力
されたデータストリームに含まれている複数の情報が分
離され、分離された複数の情報のそれぞれが復号され、
復号された複数の情報が、対応する再生装置に対して出
力される。
【0020】請求項15に記載の情報処理装置、請求項
25に記載の情報処理方法、および、請求項26に記載
の提供媒体においては、外部の装置において処理された
データストリームがインタフェースを介して入力され、
入力されたデータストリームがデスクランブルされ、デ
スクランブルされたデータストリームが、インタフェー
スを介して外部の装置に対して出力される。
【0021】請求項27に記載の情報処理装置、請求項
30に記載の情報処理方法、および、請求項31に記載
の提供媒体においては、外部の装置において所定の処理
が施された後、暗号化処理が施されたデータストリーム
がインタフェースを介して入力され、入力された、暗号
化されているデータストリームが復号され、復号された
データストリームが記憶される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を説明
するが、特許請求の範囲に記載の発明の各手段と以下の
実施の形態との対応関係を明らかにするために、各手段
の後の括弧内に、対応する実施の形態(但し一例)を付
加して本発明の特徴を記述すると、次のようになる。但
し勿論この記載は、各手段を記載したものに限定するこ
とを意味するものではない。
【0023】請求項1に記載の情報処理装置は、放送信
号を受信する受信手段と、受信手段(例えば、図2のチ
ューナ10)によって受信された放送信号から所定のチ
ャンネルの信号を選択する選択手段(例えば、図2のチ
ューナ10)と、選択手段によって選択された所定のチ
ャンネルの信号を、複数の情報から構成されるデータス
トリームに復調する復調手段(例えば、図2のデモジュ
レータ11)と、復調手段によって復調されたデータス
トリームを、インタフェースを介して外部の装置に出力
する出力手段(例えば、図2のデジタルI/F12)と
を備えることを特徴とする。
【0024】請求項3に記載の情報処理装置は、出力手
段より出力され、外部の装置において処理されたデータ
ストリームをインタフェースを介して入力する入力手段
(例えば、図2のデジタルI/F12)と、入力手段よ
り入力されたデータストリームに含まれている複数の情
報を分離する分離手段(例えば、図2のデマルチプレク
サ13)と、分離手段によって分離された複数の情報の
それぞれを復号する復号手段(例えば、図2のAVデコー
ダ14)とを更に備えることを特徴とする。
【0025】請求項5に記載の情報処理装置は、復調手
段によって復調されたデータストリームに含まれている
複数の情報のうち、所定の情報のみを抽出する抽出手段
(例えば、図5のPIDフィルタ100)を更に備え、
出力手段は、抽出手段によって抽出された所定の情報の
みを出力することを特徴とする。
【0026】請求項8に記載の情報処理装置は、外部の
装置において処理されたデータストリームをインタフェ
ースを介して入力する入力手段(例えば、図17のデジ
タルI/F12−2)と、入力手段によって入力された
データストリームに含まれている複数の情報を分離する
分離手段(例えば、図17のデマルチプレクサ13)
と、分離手段によって分離された複数の情報のそれぞれ
を復号する復号手段(例えば、図17のAVデコーダ1
4)と、復号手段によって復号された複数の情報を、対
応する再生装置に対して出力する出力手段(例えば、図
17のデジタルI/F12−2)とを備えることを特徴
とする。
【0027】請求項11に記載の情報処理装置は、所定
の情報を記録する記録手段(例えば、図17のICカード
222)と、記録手段に記録されている情報に応じて、
復号手段を制御する制御手段(例えば、図17のMPU1
5−2)を更に備えることを特徴とする。
【0028】請求項12に記載の情報処理装置は、所定
の情報を記録する記録手段(例えば、図17のICカード
222)と、復号手段によって復号された情報に関する
所定の情報を記録手段に対して書き込む書き込み手段
(例えば、図17のICカードIF)とを更に備えること
を特徴とする。
【0029】請求項15に記載の情報処理装置は、外部
の装置において処理されたデータストリームをインタフ
ェースを介して入力する入力手段(例えば、図3のデジ
タルI/F21)と、入力手段によって入力されたデー
タストリームをデスクランブルするデスクランブル手段
(例えば、図3のデスクランブラ22)と、デスクラン
ブル手段によってデスクランブルされたデータストリー
ムを、インタフェースを介して外部の装置に対して出力
する出力手段(例えば、図3のデジタルI/F21)と
を備えることを特徴とする。
【0030】請求項17に記載の情報処理装置は、第2
乃至第n(n≧2)のデスクランブル手段(例えば、図
9のデスクランブラ22−1,22−2)を更に備え、
n個のデスクランブル手段は、入力手段より入力された
データストリームを構成するn種類の情報をそれぞれ同
時にデスクランブルし、出力手段より出力することを特
徴とする。
【0031】請求項18に記載の情報処理装置は、第2
乃至第n(n≧2)のデスクランブル手段(例えば、図
9のデスクランブラ22−1,22−2)と、n個のデ
スクランブル手段の出力の何れかを選択する選択手段
(例えば、図9のセレクタ200)とを更に備え、n個
のデスクランブル手段は、入力手段より入力されたデー
タストリームを構成するn種類の情報をそれぞれデスク
ランブルし、選択手段は、n個のデスクランブル手段の
出力の何れかを選択し、出力手段は、選択手段によって
選択された出力を外部の装置に対して出力することを特
徴とする。
【0032】請求項19に記載の情報処理装置は、所定
の情報を記録する記録手段(例えば、図11のICカード
222)と、出力手段から出力された情報に関する所定
の情報を記録手段に対して書き込む書き込み手段(例え
ば、図11のICカードIF221)とを更に備えること
を特徴とする。
【0033】請求項20に記載の情報処理装置は、外部
の装置の種類を検出する検出手段(例えば、図11のMP
U23)と、検出手段の検出結果に応じて、出力手段か
らのデータストリームの出力を制限する制限手段(例え
ば、図11のMPU23)とを更に備えることを特徴とす
る。
【0034】請求項21に記載の情報処理装置は、外部
の装置の個数を検出する検出手段(例えば、図14のス
テップS4)と、検出手段の検出結果に応じて、出力手
段からのデータストリームの出力を制限する制限手段
(例えば、図14のステップS5)とを更に備えること
を特徴とする。
【0035】請求項22に記載の情報処理装置は、外部
の装置の種類を検出する検出手段(例えば、図11のMP
U23)と、検出手段の検出結果に応じて、受信料金を
算出する算出手段(例えば、図11のMPU23)とを更
に備えることを特徴とする。
【0036】請求項23に記載の情報処理装置は、外部
の装置の個数を検出する検出手段(例えば、図14のス
テップS4)と、検出手段の検出結果に応じて、受信料
金を算出する算出手段(例えば、図14のステップS1
0)とを更に備えることを特徴とする。
【0037】請求項24に記載の情報処理装置は、デス
クランブル手段の出力を暗号化する暗号化手段(例え
ば、図11のエンクリプタ220)を更に備え、出力手
段は、暗号化手段から出力されるデータストリームを出
力することを特徴とする。
【0038】請求項27に記載の情報処理装置は、外部
の装置において所定の処理が施された後、暗号化処理が
施されたデータストリームをインタフェースを介して入
力する入力手段(例えば、図13のデジタルI/F3
1)と、入力手段より入力された、暗号化されているデ
ータストリームを復号する復号手段(例えば、図13の
デクリプタ300)と、復号手段によって復号されたデ
ータストリームを記憶する記憶手段(例えば、図13の
記憶部32)とを備えることを特徴とする。
【0039】請求項29に記載の情報処理装置は、入力
手段から入力されたデータストリームを構成する複数の
情報から所定の情報を抽出する抽出手段(例えば、図1
3のデジタルI/F31)を更に備え、暗号化手段は、
抽出手段によって抽出された、暗号化されている情報を
復号し、記憶手段は、復号手段によって得られた情報を
記憶することを特徴とする。
【0040】図1は、本発明の情報処理装置の実施の形
態の構成例を示す図である。
【0041】この図において、CI-STB1−1,1−2
は、放送プロバイダからの放送信号を受信して復調した
後、IEEE1394インタフェースを介して、復調されたデー
タストリームを出力する。復調されたデータストリーム
は、CI-Module2−1乃至2−3により所定の処理が施
され、再度、CI-STB1−1,1−2に入力され、データ
ストリームに含まれている複数の情報を分離した後、得
られた情報をそれぞれ再生するようになされている。
【0042】CI-Module2−1乃至2−3は、CI-STB1
−1,1−2から出力されたデータストリームに対して
デスクランブル処理を施し、得られたストリームをIEEE
1394インタフェースを介して出力するようになされてい
る。
【0043】なお、このデスクランブル処理は、各放送
プロバイダに固有のものであるので、各CI-Module2−
1乃至2−3は、所定の放送プロバイダからのデータス
トリームに対してデスクランブル処理を施すようになさ
れている。
【0044】CI-Storage3は、CI-STB1−1,1−2、
または、CI-Module2−1乃至2−3から出力されたデ
ータストリームを記録するようになされている。
【0045】図2は、図1に示すCI-STB1の詳細な構成
例を示すブロック図である。
【0046】この図において、チューナ10は、放送プ
ロバイダからのRF信号を受信し、所定の周波数の信号を
抽出するようになされている。デモジュレータ11は、
チューナ10により抽出された所定の周波数の信号を復
調してデータストリームに変換するようになされてい
る。
【0047】デジタルインタフェース(I/F)12
は、IEEE1394規格に準拠したインタフェースであり、デ
モジュレータ11により復調されたデータストリームを
外部の装置に対して出力するとともに、外部の装置から
のデータストリームを入力するようになされている。
【0048】デマルチプレクサ13は、デジタルI/F
12を介して外部の装置から入力されたデータストリー
ム(デスクランブル処理が施されたデータストリーム)
を構成する複数の情報を分離し、AV(Audio Video)デコ
ーダ14に供給するようになされている。
【0049】AVデコーダ14は、デマルチプレクサ13
により分離された複数の情報のそれぞれを復号するよう
になされている。即ち、AVデコーダ14は、デマルチプ
レクサ13により分離された、例えば、音声情報と画像
情報とをそれぞれ復号し、得られた音声信号と画像信号
とを出力するようになされている。
【0050】MPU(Main Processing Unit)15は、装置
の各部を制御するとともに、必要に応じて所定の演算処
理を実行するようになされている。
【0051】図3は、図1に示すCI-Module2−1乃至
2−3の詳細な構成例を示すブロック図である。
【0052】この図において、デジタルI/F21は、
IEEE1394規格に準拠したインタフェースであり、CI-STB
1−1,1−2から出力されたデータストリームを入力
するとともに、デスクランブラ22によりデスクランブ
ル処理が施されたデータストリームを出力するようにな
されている。
【0053】MPU23は、装置の各部を制御するととも
に、必要に応じて各種演算を実行するようになされてい
る。
【0054】図4は、図1に示すCI-Storage3の詳細な
構成例を示すブロック図である。
【0055】この図において、デジタルI/F31は、
前述の場合と同様に、IEEE1394規格に準拠するインタフ
ェースである。
【0056】記憶部32は、半導体メモリや磁気記録媒
体により構成されており、MPU33の制御に従って、デ
ジタルI/F31から出力されるデータストリームを記
憶するとともに、記憶されたデータストリームを読み出
してデジタルI/F31に出力するようになされてい
る。
【0057】MPU33は、装置の各部を制御するととも
に、必要に応じて所定の演算をするようになされてい
る。
【0058】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。
【0059】いま、ある放送プロバイダAからの放送信
号(RF信号)が、CI-STB1−1のチューナ10により受
信されたとする。チューナ10は、放送信号から所定の
周波数の信号を抽出し、デモジュレータ11に出力す
る。
【0060】デモジュレータ11は、チューナ10によ
り抽出された所定の周波数の放送信号に対して復調処理
を施し、得られたデータストリームをデジタルI/F1
2に対して出力する。
【0061】デジタルI/F12は、デモジュレータ1
1より供給されたデータストリームをIEEE1394規格に対
応したパケット列として出力する。このとき、データス
トリームは、画像や音声などのリアルタイム再生に適し
たIsochronous転送モードにより伝送される。MPU23間
の、例えば、制御信号の通信は、Asynchronous転送によ
って実行される。
【0062】CI-STB1−1から出力されたデータストリ
ームは、例えば、CIーModule2−1に供給される。
【0063】CI-Module2−1のデジタルI/F21
は、CI-STB1−1から出力されたデータストリームを入
力し、デスクランブラ22に供給する。デスクランブラ
22は、デジタルI/F21から供給されたデータスト
リームに対してデスクランブル処理を施す。その結果、
放送プロバイダが、契約者以外の視聴を禁止するために
データストリームに対して施したスクランブルが解除さ
れる。
【0064】デスクランブラ22の出力はデジタルI/
F21に再度供給され、その結果、デジタルI/F21
は、デスクランブラ22の出力をIEEE1394規格に対応す
るパケット列として出力する。
【0065】CI-Module2−1から出力されたパケット
列は、再び、CI-STB1−1により受信される。
【0066】CI-STB1−1のデジタルI/F12は、CI
-Module2−1から送出されたパケット列を受信し、デ
マルチプレクサ13に供給する。
【0067】デマルチプレクサ13は、デジタルI/F
12から出力されたデータストリームに含まれている複
数の情報を分離する。例えば、このデータストリームが
音声データと画像データとから構成されている場合に
は、デマルチプレクサ13は、音声データと画像データ
とを分離してAVデコーダ14に供給する。
【0068】AVデコーダ14は、デマルチプレクサ13
により分離された情報を復号し、出力する。たとえば、
データストリームが音声データと画像データとから構成
されている場合には、AVデコーダ14は、音声データと
画像データに対してそれぞれ伸長処理を施し、得られた
音声信号と画像信号とを出力する。
【0069】なお、MPU15またはMPU23から、所定の
制御情報が、IEEE1394インタフェースを介して、CI-Sto
rage3に供給された場合には、CI-Storage3は、CI-STB
1−1とCI-Module2−1との間で伝送されているデー
タストリームを記録する。即ち、データストリームを記
録することを指示する制御コマンドを受信した、MPU3
3は、デジタルI/F31を制御し、受信したデータス
トリームを記憶部32に供給する。その結果、データス
トリームが記憶部32に記憶されることになる。
【0070】なお、このようにして記憶部32に記憶さ
れたデータストリームを、CI-STB1−1やCI-Module2
−1に供給して再生することも可能である。
【0071】ところで、以上の説明では、放送プロバイ
ダAからの放送信号を受信する場合について説明した
が、放送プロバイダBからの放送信号を受信する場合で
あって、放送プロバイダBに対応するデスクランブル処
理がCI-Module2−2によって実行される場合には、例
えば、CI-STB1−1により受信されたデータストリーム
が、CI-Module2−2によってデスクランブル処理され
た後、再度、CI-STB1−1に供給され、そこで、元の音
声信号と画像信号とに復号されることになる。
【0072】また、CI-Module2−3が放送プロバイダ
Cに対応しているとすると、CI-STB1−1がCI-Module
2−1を使用して、放送プロバイダAの放送を受信して
いる間、CI-STB1−2は、CI-Module2−2またはCI-Mo
dule2−3を使用して、放送プロバイダBまたは放送プ
ロバイダCの放送を受信することができる。更に、CI-M
odule2−1が出力しているデータストリームを、CI-ST
B1−1とCI-STB1−2が同時に受信することも可能で
ある。
【0073】以上のように、各放送プロバイダによらず
同一の構成からなる部分をCI-STB1−1,1−2とし、
また、各放送プロバイダに固有な処理を必要とするデス
クランブラ22をCI-Module2−1乃至2−3として独
立な構成としたので、複数の放送プロバイダの放送から
の放送信号を受信する場合、共通の機能ブロックを共用
できるので、少ないコストで多くの放送を視聴すること
が可能となる。
【0074】図5は、図1に示すCI-STB1−1,1−2
の他の構成例を示すブロック図である。この図におい
て、図2に対応する部分には、対応する符号が付してあ
るのでその説明は省略する。
【0075】図5の実施の形態においては、図2の場合
と比較して、PID(Packet ID)フィルタ100が新たに追
加されている。その他の構成は、図2の場合と同様であ
る。
【0076】PIDフィルタ100は、デモジュレータ1
1から出力されるデータストリームから、所定のプログ
ラムだけを抽出してデジタルI/F12に供給するよう
になされている。
【0077】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。
【0078】チューナ10によって受信された放送を構
成する音声データおよび画像データがMPEG(Moving Pict
ure Experts Group)によって圧縮処理が施されている場
合、1つのデータストリームに対して複数のプログラム
が多重されている場合がある。
【0079】そのような放送信号を受信した場合、PID
フィルタ100は、PID(MPEGのPacket ID)を参照し
て、デモジュレータ11から出力されるMPEGのトランス
ポートストリームから、所望のプログラムに関するパケ
ットだけを抽出し、デジタルI/F12に供給する。そ
の結果、デジタルI/F12からは、所望のプログラム
に関するパケットのみが送出されることになるので、例
えば、CI-Module2−1乃至2−3における処理が軽減
されるとともに、CI-Storage3にデータストリームを記
憶させる場合には、必要な記憶容量を削減することが可
能となる。
【0080】なお、以上の実施の形態においては、CI-S
TB1−1,1−2に対してPIDフィルタ100を具備さ
せたが、CI-Module2−1乃至2−3に具備させてもよ
い。そのような構成によっても、IEEE1394バス上を伝送
されるデータ量を削減することが可能となる。
【0081】図6および図7は、図1に示すCI-STB1−
1,1−2の他の構成例を示すブロック図である。この
図において、図2の場合と対応する部分には対応する符
号を付してあるので、その説明は省略する。
【0082】図6および図7の実施の形態では、図2に
示すCI-STB1−1,1−2が2つの部分に分割されてい
る。即ち、図2に示すCI-STB1−1,1−2が、チュー
ナ10とデモジュレータ11を含む部分(図6:CI-Pre
_STB1a)と、デマルチプレクサ13とAVデコーダ14
を含む部分(図7:CI-Post_STB1b)とに分割されて
いる。なお、それぞれの部分には、制御に必要なMPU1
5−1,15−2と、データの授受に必要なデジタルI
/F12−1,12−2がそれぞれ具備されている。
【0083】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。
【0084】チューナ10により受信された放送プロバ
イダAからの放送信号(RF信号)は、CI-Pre_STB1aの
チューナ10により受信される。チューナ10は、放送
信号から所定の周波数の信号を抽出し、デモジュレータ
11に出力する。
【0085】デモジュレータ11は、チューナ10によ
り抽出された所定の周波数の放送信号に対して復調処理
を施し、得られたデータストリームをデジタルI/F1
2−1に対して出力する。
【0086】デジタルI/F12−1は、デモジュレー
タ11より供給されたデータストリームをIEEE1394規格
に対応したパケット列として出力する。
【0087】デジタルI/F12−1から出力されたデ
ータストリームは、例えば、CIーModule2−1に供給さ
れ、そこでデスクランブル処理が施されて、再度、IEEE
1394バスに対して送出される。
【0088】CI-Module2−1から出力されたパケット
列は、CI-Post_STB1bのデジタルI/F12−2によ
り受信される。デジタルI/F12−2は、CI-Module
2−1から送出されたパケット列を受信し、デマルチプ
レクサ13に供給する。
【0089】デマルチプレクサ13は、デジタルI/F
12−2から出力されたデータストリームに含まれてい
る複数の情報を分離し、AVデコーダ14に供給する。AV
デコーダ14は、デマルチプレクサ13により分離され
た情報を復号し、元の画像や音声信号を出力する。
【0090】以上の実施の形態によれば、CI-STBを増設
する場合に、必要な機能を有する部分のみを増設するこ
とが可能となるので、不要なコストの発生を防ぐことが
できる。
【0091】図8は、図7に示すCI-Post_STB1bの他
の構成例を示すブロック図である。なお、この図におい
て、図7と対応する部分には、対応する符号が付してあ
るのでその説明は省略する。
【0092】図8の実施の形態においては、図7の場合
に比べて、スピーカ111とCRTモニタ112とが追加
されている。その他の構成は、図7の場合と同様であ
る。
【0093】スピーカ111は、AVデコーダ14から出
力された音声信号を音声に変換するようになされてい
る。また、CRTモニタ112は、AVデコーダ14から出
力された画像信号を表示出力するようになされている。
【0094】次に、以上の実施の形態について簡単に説
明する。
【0095】例えば、CI-Module2−1から出力された
パケット列は、CI-Post_STB1bのデジタルI/F12
−2により受信される。デジタルI/F12−2は、CI
-Module2−1から送出されたパケット列を受信し、デ
マルチプレクサ13に供給する。
【0096】デマルチプレクサ13は、デジタルI/F
12−2から出力されたデータストリームに含まれてい
る複数の情報を分離し、AVデコーダ14に供給する。AV
デコーダ14は、デマルチプレクサ13により分離され
た情報を復号し、音声信号はスピーカ111に出力し、
一方、画像信号はCRTモニタ112に対して出力する。
【0097】その結果、CRTモニタ112に画像が表示
され、対応する音声がスピーカ111から出力されるこ
とになる。
【0098】このような実施の形態によれば、CI-Post_
STB1bとスピーカ111およびCRTモニタ112を一体
化することができる。
【0099】次に、図9を参照して、CI-Module2の他
の構成例について説明する。
【0100】図9は、図1に示すCI-Module2の他の構
成例を示すブロック図である。なお、この図において、
図3の場合と対応する部分には対応する符号を付してあ
るのでその説明は省略する。この実施の形態において
は、セレクタ200が新たに追加されており、また、デ
スクランブラ22がデスクランブラ22−1,22−2
の2つによって構成されている。その他の構成は、図3
に示す場合と同様である。
【0101】セレクタ200は、デジタルI/F21か
ら出力されるデータストリームを、デスクランブラ22
−1またはデスクランブラ22−2の何れかに供給する
とともに、デスクランブラ22−1またはデスクランブ
ラ22−2から出力されるデータストリームの何れかを
選択し、デジタルI/F21に供給するようになされて
いる。
【0102】デスクランブラ22−1およびデスクラン
ブラ22−2は、例えば、放送プロバイダAおよび放送
プロバイダBにそれぞれ対応したデスクランブル処理を
行うようになされている。
【0103】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。
【0104】例えば、デスクランブラ22−1が放送プ
ロバイダAに対応しており、また、デスクランブラ22
−2が放送プロバイダBに対応しているとする。このよ
うな場合に、例えば、放送プロバイダBからの放送を受
信する場合には、MPU23は、セレクタ200を制御
し、デスクランブラ22−2を選択させる。
【0105】そして、CI-STB1−1から放送プロバイダ
Bに対応するデータストリームが出力されると、デジタ
ルI/F21は、そのデータストリームを受信して、セ
レクタ200に出力する。セレクタ200は、前述のよ
うに、デスクランブラ22−2に接続されているので、
データストリームは、デスクランブラ22−2において
デスクランブル処理が施された後、セレクタ200を介
してデジタルI/F21に再度供給される。
【0106】デジタルI/F21から出力されたデータ
ストリームは、CI-STB1−1において再生されることに
なる。
【0107】なお、放送プロバイダAに対応する放送を
受信する場合には、セレクタ200はデスクランブラ2
2−1を選択することになる。
【0108】以上の実施の形態によれば、CI-Module2
に対して、異なる放送プロバイダに対応するデスクラン
ブラ22−1,22−1とセレクタ200とを具備さ
せ、受信しようとする放送プロバイダに対応して、セレ
クタ200により所望のデスクランブラを選択するよう
にしたので、1台のCI-Module2により複数の放送プロ
バイダの放送を受信することが可能となる。
【0109】次に、図10を参照してCI-Module2の他
の構成例について説明する。
【0110】図10は、図1に示すCI-Module2の他の
構成例を示すブロック図である。なお、この図におい
て、図9の場合と対応する部分には対応する符号を付し
てあるのでその説明は省略する。この実施の形態におい
ては、図9の場合と比べて、セレクタ200が省略され
ており、また、デジタルI/F21がデジタルI/F2
10に置換されている。その他の構成は、図9に示す場
合と同様である。
【0111】図10に示す実施の形態においては、2種
類の放送プロバイダからのデータストリームに対して、
デスクランブラ22−1およびデスクランブラ22−2
が同時にデスクランブル処理を実行することが可能とさ
れている。従って、図10の場合では、同時に2つの放
送プロバイダからの放送を受信することが可能となる。
【0112】次に、以上の実施の形態の動作について簡
単に説明する。
【0113】例えば、デスクランブラ22−1が放送プ
ロバイダAに対応しており、また、デスクランブラ22
−2が放送プロバイダBに対応しているとする。
【0114】CI-STB1−1から放送プロバイダAに対応
するデータストリーム、そしてCIーSTB1−2から放送プ
ロバイダBに対応するデータストリームが出力される
と、デジタルI/F210は、それらのデータストリー
ムを受信して、デスクランブラ22−1,22−2にそ
れぞれ供給する。その結果、データストリームは、デス
クランブラ22−1,22−2においてデスクランブル
処理が施された後、デジタルI/F210を介して送出
されることになる。
【0115】デジタルI/F210から出力された放送
プロバイダAと放送プロバイダBに対応するデータスト
リームは、CI-STB1−1およびCIーSTB1−2のそれぞれ
において同時に再生されることになる。
【0116】以上の実施の形態によれば、1つの装置に
より、同時に複数の放送を再生することが可能となる。
【0117】図11は、図1に示すCI-Module2の他の
構成例を示す図である。この図において、図3の場合と
対応する部分には同一の符号を付してあるのでその説明
は省略する。図11の実施の形態では、図3の場合と比
較して、エンクリプタ220、ICカードIF221、
ICカード222、および、モデム部223が新たに追
加されている。その他の構成は、図3の場合と同様であ
る。
【0118】エンクリプタ220は、デスクランブラ2
2から出力されるデータストリームを暗号化するように
なされている。
【0119】IC(Integrated Circuit)カードIF(Interfa
ce)221は、ICカード222に対して所定の情報を書
き込むとともに、ICカード222に記憶されている所定
の情報を読み出すようになされている。なお、ICカード
222は、ICカードIF221に対して着脱可能とされて
いる。
【0120】モデム部223は、公衆回線を介して放送
プロバイダ側と接続されており、プロバイダとの間で課
金情報などの情報を授受するようになされている。
【0121】図12は、図11のCI-Module2に対応す
るCI-STB1の構成例を示すブロック図である。この図に
おいて、図2と対応する部分には同一の符号が付してあ
るのでその説明は省略する。
【0122】図12に示す実施の形態においては、図2
の場合と比較して、デクリプタ120が新たに追加され
ている。その他の構成は、図2の場合と同様である。
【0123】デクリプタ120は、図11のエンクリプ
タ220により暗号化されたデータストリームを元のデ
ータストリームに復号するようになされている。
【0124】従って、図11に示すCI-Module2から出
力されたデータストリームは、図12に示すCI-STB1を
用いなければ再生することができなくなる。従って、以
上のような手法によれば、正式に認証された装置だけ
が、情報を再生することができるようになる。
【0125】図13は、図11に対応するCI-Storage3
の構成例を示すブロック図である。この図において、図
4と対応する部分には同一の符号を付してあるのでその
説明は省略する。
【0126】この実施の形態においては、デクリプタ3
00が新たに追加されている。その他の構成は、図4の
場合と同様である。
【0127】このような構成によれば、図11のCI-Mod
ule2のエンクリプタ220により暗号化されたデータ
ストリームを復号し、記憶部32に記憶させることが可
能となるので、正式に認証されたCI-Storage3のみがデ
ータストリームを記憶することが可能となる。
【0128】なお、IEEE1394インタフェースにより伝送
される情報の著作権を保護するために、デジタルI/F
21,12,31の内部に暗号化機能と復号機能を有し
ている場合があるが、その場合には、前述のエンクリプ
タ220とデクリプタ120,300は設ける必要がな
い。
【0129】次に、図11に示した構成を有するCI-Mod
ule2の動作を、図14に示すフローチャートを参照し
て説明する。
【0130】この処理が実行されると、ステップS1に
おいて、MPU23は、視聴番組を取得する。即ち、MPU2
3は、システムに電源が投入され、ユーザにより所望の
番組が選択されると、デジタルI/F21を介して供給
されるデータストリームから、選択された番組に関する
情報が含まれているパケットを取得する。
【0131】続くステップS2では、課金情報が取得さ
れる。即ち、MPU23は、ステップS1で取得したパケ
ットの中の、課金情報が含まれているパケットを参照
し、現在視聴されている番組の課金情報を取得する。そ
して、ステップS3に進む。
【0132】ステップS3では、制限情報が取得され
る。即ち、MPU23は、ステップS2で参照したパケッ
トに含まれている制限情報を参照し、出力装置の制限数
などの情報を取得する。
【0133】ステップS4においては、MPU23は、デ
スクランブラ22からのデータストリームが供給される
装置(出力装置)の数を検出し、それを、ステップS5
において、ステップS3で取得した出力装置の制限数と
比較して、検出した出力装置の数がその制限数を上回っ
ているか否かを判定する。その結果、出力装置の数が制
限数を上回っている(YES)と判定された場合、ステップ
S6に進み、MPU23は、予め、出力装置に対して設定
されている優先順位に基づいて、ステップS3で取得し
た出力装置の制限数分の出力装置を選択する。
【0134】次に、ステップS7において、MPU23
は、ステップS6で選択した出力装置に、エンクリプタ
220により暗号化されたデータを、デジタルI/F2
1を介して、Isochronous通信により伝送するととも
に、暗号化されたデータを復号するための情報をAsynch
ronous通信により伝送する。その後、処理は終了され
る。
【0135】なお、出力装置の数の制限は、それぞれの
出力装置の種類毎に行うようにしてもよい。例えば、機
種AはN個を制限数とし、機種BはM個を制限数とする
といった具合である。
【0136】ステップS5において、出力装置の数が制
限数を下回っている(NO)と判定された場合、ステッ
プS8に進み、ステップS4で検出された数分の出力装
置が選択され、それらに、ステップS9において、エン
クリプタ220により暗号化されたデータが、Isochron
ous通信で伝送されるとともに、暗号化されたデータを
復号するための情報が、Asynchronous通信で伝送され
る。
【0137】次に、ステップS10では、課金額が算出
される。即ち、MPU23は、現在出力先とされているCI-
Module2の数とCI-Module2の1つあたりの課金額f1
積と、出力先とされているCI-Storage3の数とCI-Stora
ge3の1つあたりの課金額f2との積との和を算出し、
その値を課金額とする。ステップS11において、MPU
23は、ステップS10で算出した課金額を、ICカード
222に供給して記憶させる。その後、処理は終了され
る(エンド)。
【0138】以上の処理によれば、出力の対象となって
いる装置の数に制限を設けることができるとともに、出
力装置の種類とその数に応じて課金を行うことができ
る。従って、放送プロバイダ側において、ユーザ側の装
置の使用に対して適宜制限を設けることが可能となる。
また、例えば、CI-Storage3に情報を記憶させる場合の
課金額f2を、CI-Module2により情報を視聴する場合の
課金額f1よりも高く設定することにより、情報の使用
形態や出力装置の個数に応じて適正な課金を行うことが
可能となる。
【0139】なお、以上のような処理により、ICカード
222に記憶された課金額は、例えば、1日に1回程度
の頻度で、モデム部223を介して放送プロバイダ側へ
伝送され、各ユーザの課金額が算出される。
【0140】また、以上の実施の形態によれば、出力の
対象となる装置を制限することも可能となる。
【0141】ところで、図11に示すCIーModule2を構
成するモデム部223やICカード222は、各放送プロ
バイダによって仕様が異なったり、異なるデータフォマ
ットにより視聴履歴を保存していたり、あるいは、課金
額の決済の方法が異なる場合が多い。しかしながら、異
なる放送プロバイダ間で同一の機能ブロックを使用でき
る場合には、あるCI-Module2の機能ブロックを例えば
独立のブロックとし、他のCI-Module2により使用可能
とすることにより、CI-Module2の構造を簡略化するこ
とができる。
【0142】図15および図16は、異なる放送プロバ
イダ間において共用することができる機能ブロックを独
立のブロックとして構成した場合のブロック図を示して
いる。
【0143】図15は、モデム部4のみを独立ブロック
としたCI-Modem4の構成例を示している。この実施の形
態は、デジタルI/F40、モデム部41、および、MP
U42により構成されている。
【0144】図16は、ICカードのみを独立ブロックと
したCI-Card5の構成例を示している。この実施の形態
は、デジタルI/F50、ICカードIF51、ICカード5
2、および、MPU53により構成されている。
【0145】なお、以上の実施の形態の各ブロックは前
述の場合と同様であるのでその説明は省略する。
【0146】以上のように、複数の放送プロバイダによ
り共用することができる機能ブロックを独立した構成と
することにより、共用する機能ブロックの分だけ、装置
のコストを低減することが可能となる。
【0147】ディジタル放送では、番組毎に料金が課せ
られている場合(例えば、Pay_Per_Viewなど)が少なく
ない。このような番組に対しては所定の制限を行うこと
により、例えば、子供が勝手に有料番組を視聴すること
を防止することができる。次に、そのような制限を可能
とするCI-Post_STB1bの構成例について説明する。
【0148】図17は、CI-Post_STB1bの構成例を示
す図である。この図において、図7の場合と対応する部
分には同一の符号が付してあるので、その説明は省略す
る。この実施の形態においては、図7の場合と比較し
て、ICカードIF221、ICカード222、スピーカ11
1、および、CRTモニタ112が新たに追加されてい
る。なお、それぞれのブロックは、前述の場合と同様で
あるのでその説明は省略する。
【0149】次に、以上の実施の形態の動作を、図18
を参照して説明する。
【0150】図18は、図17に示す実施の形態におい
て実行される処理の一例を説明するフローチャートであ
る。
【0151】この処理が実行されると、ステップS20
において、視聴番組が取得される。即ち、システムに電
源が投入され、ユーザにより所望の番組が選択される
と、MPU15−2は、デジタルI/F12−2から出力
されるデータストリームに含まれる、選択された番組に
関する情報を有するパケットを取得する。
【0152】続くステップS21では、課金情報が取得
される。即ち、MPU15−2は、ステップS20で取得
したパケットの中の課金情報を含むパケットを参照し、
現在視聴されている番組の課金情報を取得する。
【0153】次に、ステップS22では、受信制限情報
が取得される。即ち、MPU15−2は、ICカードIF22
1を介してICカード222から受信制限情報を取得す
る。
【0154】ステップS23においては、MPU15−2
は、現在視聴しようとしている番組が、視聴可能である
か否かを判定する。即ち、MPU15−2は、ステップS
22において取得した受信制限情報を参照し、現在視聴
している番組が、例えば、チャイルドロックがかかって
いる番組であるか否かを判定する。その結果、現在視聴
しようとしている番組にチャイルドロックがかかってい
る(NO:視聴不可能な番組である)と判定した場合には、
処理を終了する(エンド)。また、チャイルドロックが
かかっていない(YES:視聴可能な番組である)と判定し
た場合には、ステップS24に進む。
【0155】ステップS24では、MPU15−2は、IC
カード222から視聴履歴を読み出して、現在までのト
ータルの番組視聴回数を算定し、ステップS22におい
て取得した受信制限情報に含まれている受信回数の上限
と比較し、番組視聴回数が受信回数の上限を下回ってい
るか否かを判定する。その結果、受信回数の上限を上回
っている(NO)と判定した場合には、処理を終了する(エ
ンド)。また、受信回数が受信回数の上限を上回ってい
ない(YES)と判定した場合には、ステップS25に進
む。
【0156】ステップS25では、MPU15−2は、IC
カード222から視聴履歴を読み出して、現在までのト
ータルの番組受信料金を算定し、ステップS22におい
て取得した受信制限情報に含まれている受信料金の上限
と比較し、番組受信料金が受信料金の上限を上回ってい
るか否かを判定する。その結果、受信料金の上限を上回
った(NO)と判定した場合には、処理を終了する(エン
ド)。また、受信料金が受信料金の上限を上回っていな
い(YES)と判定した場合には、ステップS26に進む。
【0157】ステップS26では、MPU15−2は、図
示せぬタイマ部から現在の時刻を読み込み、その時刻
と、ステップS22において取得した受信制限情報に含
まれている受信可能な時間帯とを比較し、現在の時刻が
受信可能な時間帯に含まれているか否かを判定する。そ
の結果、受信可能な時間帯ではない(NO)と判定した場合
には、処理を終了する(エンド)。また、受信可能な時
間帯である(YES)と判定した場合には、ステップS27
に進む。
【0158】ステップS27では、放送番組の再生が開
始されることになる。
【0159】以上のような処理によれば、視聴しようと
する番組にチャイルドロックがかかっている場合には、
これを検出して視聴を制限することができる。また、ト
ータルの番組受信回数がユーザが予め設定した受信回数
の上限を上回った場合や、トータルの受信料金が予めユ
ーザが設定した受信料金の上限を上回った場合にも、視
聴を制限するようにできる。また、子供などが深夜番組
を視聴することを防止するために、現在の時刻が受信可
能な時間帯に含まれていない場合にも視聴を制限するこ
とができる。
【0160】ところで、以上の実施の形態においては、
チューナ10は、放送プロバイダによらず共通な部分と
して扱ったが、例えば、放送プロバイダからの伝送形態
(例えば、衛星放送、地上波放送、または、ケーブル放
送)が異なる場合には、このチューナ部10は共通部分
として扱うことができない。そのような場合には、図1
9に示すように、チューナ10をCI-Module2に具備さ
せることが望ましい。
【0161】図19は、前述の場合に対応するCI-Modul
e2の構成例を示すブロック図である。なお、この図に
おいて、図3と対応する部分には同一の符号を付してあ
るのでその説明は省略する。
【0162】図19の実施の形態においては、図3の場
合と比較して、チューナ10およびデモジュレータ11
が新たに付加されている。その他の構成は、図3におけ
る場合と同様である。
【0163】チューナ10およびデモジュレータ11に
ついては、前述したので、その説明は省略する。
【0164】次に、以上の実施の形態の動作について説
明する。
【0165】チューナ10によって抽出された所定の周
波数のRF信号は、デモジュレータ11により復調され、
データストリームとして出力される。デスクランブラ2
2は、復調されて得られたデータストリームに対してデ
スクランブル処理を施し、得られたデータストリームを
デジタルI/F21を介して出力する。
【0166】デジタルI/F21を介して出力されたデ
ータストリームは、例えば、図7に示すCI-Post_STB1
bに入力され、そこで、再生処理が施され、画像信号と
音声信号とが出力されることになる。
【0167】以上の実施の形態によれば、チューナ10
が放送プロバイダによって異なる場合においても、機能
ブロックを共有化することができるので、装置のコスト
を削減することができる。
【0168】最後に、以上の実施の形態では、CI-STBと
CI-Moduleを組み合わせて放送を受信するようにした
が、CI-Moduleにより処理をおこなわなくても受信でき
る場合には、CI-STBだけで処理をすることが望ましい。
【0169】例えば、CI-STBが図2に示す構成をとる場
合において、IEEE1394バス上に接続されている外部の装
置が、放送のデータストリームを必要としない場合に
は、デジタルI/F12は、デモジュレータ11の出力
を外部に出力せずに、デマルチプレクサ13に直接出力
するようにしてもよい。そのような方法によれば、IEEE
1394バス上に伝送される情報量を減少させることが可能
となるので、その結果、他の装置間において行われる情
報の授受が円滑に行われる。
【0170】本明細書中において、伝送媒体は、FD,CD
-ROMなどの情報記録媒体の他、インターネット、ディジ
タル衛星などのネットワーク伝送媒体も含まれる。
【0171】
【発明の効果】請求項1に記載の情報処理装置、請求項
6に記載の情報処理方法、および、請求項7に記載の提
供媒体によれば、放送信号を受信し、受信された放送信
号から所定のチャンネルの信号を選択し、選択された所
定のチャンネルの信号を、複数の情報から構成されるデ
ータストリームに復調し、復調されたデータストリーム
を、インタフェースを介して外部の装置に出力するよう
にしたので、複数の放送プロバイダからの放送を受信す
る場合においても、共通する機能ブロック分だけ装置の
コストを低減することが可能となる。
【0172】請求項8に記載の情報処理装置、請求項1
3に記載の情報処理方法、および、請求項14に記載の
提供媒体よれば、外部の装置において処理されたデータ
ストリームをインタフェースを介して入力し、入力され
たデータストリームに含まれている複数の情報を分離
し、分離された複数の情報のそれぞれを復号し、復号さ
れた複数の情報を、対応する再生装置に対して出力する
ようにしたので、複数の放送プロバイダからの放送を受
信する場合においても、共通する機能ブロック分だけ装
置のコストを低減することが可能となる。
【0173】請求項15に記載の情報処理装置、請求項
25に記載の情報処理方法、および、請求項26に記載
の提供媒体によれば、外部の装置において処理されたデ
ータストリームをインタフェースを介して入力し、入力
されたデータストリームをデスクランブルし、デスクラ
ンブルされたデータストリームを、インタフェースを介
して外部の装置に対して出力するようにしたので、同一
の装置により複数の放送プロバイダからの放送を受信す
ることが可能となる。
【0174】請求項27に記載の情報処理装置、請求項
30に記載の情報処理方法、および、請求項31に記載
の提供媒体によれば、外部の装置において所定の処理が
施された後、暗号化処理が施されたデータストリームを
インタフェースを介して入力し、入力された、暗号化さ
れているデータストリームを復号し、復号されたデータ
ストリームを記憶するようにしたので、放送プロバイダ
側に正式に認識されていない記憶装置への情報の無断複
写を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成例を示すブロック図
である。
【図2】図1に示すCI-STB1の詳細な構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】図1に示すCI-Module2の詳細な構成例を示す
ブロック図である。
【図4】図1に示すCI-Storage3の詳細な構成例を示す
ブロック図である。
【図5】CI-STB1の他の構成例を示すブロック図であ
る。
【図6】CI-Pre_STB1aの構成例を示すブロック図であ
る。
【図7】CI-Post_STB1bの構成例を示すブロック図で
ある。
【図8】CI-Post_STB1bの他の構成例を示すブロック
図である。
【図9】図1に示すCI-Module2の他の構成例を示すブ
ロック図である。
【図10】図1に示すCI-Module2の他の構成例を示す
ブロック図である。
【図11】図1に示すCI-Module2の他の構成例を示す
ブロック図である。
【図12】図1に示すCI-STB1の他の構成例を示すブロ
ック図である。
【図13】図1に示すCI-Storage3の他の構成例を示す
ブロック図である。
【図14】図11に示すCI-Module2において実行され
る処理の一例を説明するフローチャートである。
【図15】CI-Modem4の詳細な構成例を示すブロック図
である。
【図16】CI-Card5の詳細な構成例を示すブロック図
である。
【図17】CI-Post_STB1bの他の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図18】図17の実施の形態において実行される処理
の一例を説明するフローチャートである。
【図19】図1に示すCI-Module2の他の構成例を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10 チューナ, 11 デモジュレータ, 12 デ
ジタルI/F, 12−2 デジタルI/F, 13
デマルチプレクサ, 14 AVデコーダ,15−2 MP
U, 21 デジタルI/F, 22 デスクランブ
ラ, 23 MPU,31 デジタルI/F, 32 記
憶部, 100 PIDフィルタ, 120デクリプタ,
200 セレクタ, 221 ICカードIF, 222
ICカード, 300 デクリプタ

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放送信号を受信する受信手段と、 前記受信手段によって受信された前記放送信号から所定
    のチャンネルの信号を選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された所定のチャンネルの信
    号を、複数の情報から構成されるデータストリームに復
    調する復調手段と、 前記復調手段によって復調された前記データストリーム
    を、インタフェースを介して外部の装置に出力する出力
    手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、IEEE1394規格に準拠し
    たインタフェースであることを特徴とする請求項1に記
    載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段より出力され、前記外部の
    装置において処理された前記データストリームをインタ
    フェースを介して入力する入力手段と、 前記入力手段より入力された前記データストリームに含
    まれている複数の情報を分離する分離手段と、 前記分離手段によって分離された前記複数の情報のそれ
    ぞれを復号する復号手段とを更に備えることを特徴とす
    る請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記入力手段より入力された前記データ
    ストリームが暗号化されている場合には、これを復号す
    る復号手段を更に備えることを特徴とする請求項3に記
    載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記復調手段によって復調された前記デ
    ータストリームに含まれている複数の情報のうち、所定
    の情報のみを抽出する抽出手段を更に備え、 前記出力手段は、前記抽出手段によって抽出された前記
    所定の情報のみを出力することを特徴とする請求項1に
    記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 放送信号を受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信された前記放送信号から所定の
    チャンネルの信号を選択する選択ステップと、 前記選択ステップで選択された所定のチャンネルの信号
    を、複数の情報から構成されるデータストリームに復調
    する復調ステップと、 前記復調ステップで復調された前記データストリーム
    を、インタフェースを介して外部の装置に出力する出力
    ステップとを含むことを特徴とする情報処理方法。
  7. 【請求項7】 放送信号を受信する受信ステップと、 前記受信ステップで受信された前記放送信号から所定の
    チャンネルの信号を選択する選択ステップと、 前記選択ステップで選択された所定のチャンネルの信号
    を、複数の情報から構成されるデータストリームに復調
    する復調ステップと、 前記復調ステップで復調された前記データストリーム
    を、インタフェースを介して外部の装置に出力する出力
    ステップとを含む処理を情報処理装置に実行させるコン
    ピュータが読み取り可能なプログラムを提供する提供媒
    体。
  8. 【請求項8】 外部の装置において処理されたデータス
    トリームをインタフェースを介して入力する入力手段
    と、 前記入力手段によって入力された前記データストリーム
    に含まれている複数の情報を分離する分離手段と、 前記分離手段によって分離された前記複数の情報のそれ
    ぞれを復号する復号手段と、 前記復号手段によって復号された前記複数の情報を、対
    応する再生装置に対して出力する出力手段とを備えるこ
    とを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記再生装置は、画像再生装置であるこ
    とを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記再生装置は、音声再生装置である
    ことを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 所定の情報を記録する記録手段と、 前記記録手段に記録されている情報に応じて、前記復号
    手段を制御する制御手段を更に備えることを特徴とする
    請求項8に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 所定の情報を記録する記録手段と、 前記復号手段によって復号された情報に関する所定の情
    報を前記記録手段に対して書き込む書き込み手段とを更
    に備えることを特徴とする請求項8に記載の情報処理装
    置。
  13. 【請求項13】 外部の装置において処理されたデータ
    ストリームをインタフェースを介して入力する入力ステ
    ップと、 前記入力ステップで入力された前記データストリームに
    含まれている複数の情報を分離する分離ステップと、 前記分離ステップで分離された前記複数の情報のそれぞ
    れを復号する復号ステップと、 前記復号ステップで復号された前記複数の情報を、対応
    する再生装置に対して出力する出力ステップとを含むこ
    とを特徴とする情報処理方法。
  14. 【請求項14】 外部の装置において処理されたデータ
    ストリームをインタフェースを介して入力する入力ステ
    ップと、 前記入力ステップで入力された前記データストリームに
    含まれている複数の情報を分離する分離ステップと、 前記分離ステップで分離された前記複数の情報のそれぞ
    れを復号する復号ステップと、 前記復号ステップで復号された前記複数の情報を、対応
    する再生装置に対して出力する出力ステップとを含む処
    理を情報処理装置に実行させるコンピュータが読み取り
    可能なプログラムを提供する提供媒体。
  15. 【請求項15】 外部の装置において処理されたデータ
    ストリームをインタフェースを介して入力する入力手段
    と、 前記入力手段によって入力された前記データストリーム
    をデスクランブルするデスクランブル手段と、 前記デスクランブル手段によってデスクランブルされた
    データストリームを、インタフェースを介して外部の装
    置に対して出力する出力手段とを備えることを特徴とす
    る情報処理装置。
  16. 【請求項16】 前記出力手段は、IEEE1394規格に準拠
    したインタフェースであることを特徴とする請求項15
    に記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 第2乃至第n(n≧2)のデスクラン
    ブル手段を更に備え、 前記n個のデスクランブル手段は、入力手段より入力さ
    れた前記データストリームを構成するn種類の情報をそ
    れぞれ同時にデスクランブルし、前記出力手段より出力
    することを特徴とする請求項15に記載の情報処理装
    置。
  18. 【請求項18】 第2乃至第n(n≧2)のデスクラン
    ブル手段と、 前記n個のデスクランブル手段の出力の何れかを選択す
    る選択手段とを更に備え、 前記n個のデスクランブル手段は、入力手段より入力さ
    れた前記データストリームを構成するn種類の情報をそ
    れぞれデスクランブルし、 前記選択手段は、前記n個のデスクランブル手段の出力
    の何れかを選択し、 前記出力手段は、前記選択手段によって選択された出力
    を外部の装置に対して出力することを特徴とする請求項
    15に記載の情報処理装置。
  19. 【請求項19】 所定の情報を記録する記録手段と、 前記出力手段から出力された情報に関する所定の情報を
    前記記録手段に対して書き込む書き込み手段とを更に備
    えることを特徴とする請求項15に記載の情報処理装
    置。
  20. 【請求項20】 前記外部の装置の種類を検出する検出
    手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて、前記出力手段からの
    前記データストリームの出力を制限する制限手段とを更
    に備えることを特徴とする請求項15に記載の情報処理
    装置。
  21. 【請求項21】 前記外部の装置の個数を検出する検出
    手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて、前記出力手段からの
    前記データストリームの出力を制限する制限手段とを更
    に備えることを特徴とする請求項15に記載の情報処理
    装置。
  22. 【請求項22】 前記外部の装置の種類を検出する検出
    手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて、受信料金を算出する
    算出手段とを更に備えることを特徴とする請求項15に
    記載の情報処理装置。
  23. 【請求項23】 前記外部の装置の個数を検出する検出
    手段と、 前記検出手段の検出結果に応じて、受信料金を算出する
    算出手段とを更に備えることを特徴とする請求項15に
    記載の情報処理装置。
  24. 【請求項24】 前記デスクランブル手段の出力を暗号
    化する暗号化手段を更に備え、 前記出力手段は、前記暗号化手段から出力されるデータ
    ストリームを出力することを特徴とする請求項15に記
    載の情報処理装置。
  25. 【請求項25】 外部の装置において処理されたデータ
    ストリームをインタフェースを介して入力する入力ステ
    ップと、 前記入力ステップで入力された前記データストリームを
    デスクランブルするデスクランブルステップと、 前記デスクランブルステップでデスクランブルされたデ
    ータストリームを、インタフェースを介して外部の装置
    に対して出力する出力ステップとを含むことを特徴とす
    る情報処理方法。
  26. 【請求項26】 外部の装置において処理されたデータ
    ストリームをインタフェースを介して入力する入力ステ
    ップと、 前記入力ステップで入力された前記データストリームを
    デスクランブルするデスクランブルステップと、 前記デスクランブルステップでデスクランブルされたデ
    ータストリームを、インタフェースを介して外部の装置
    に対して出力する出力ステップとを含む処理を情報処理
    装置に実行させるコンピュータが読み取り可能なプログ
    ラムを提供する提供媒体。
  27. 【請求項27】 外部の装置において所定の処理が施さ
    れた後、暗号化処理が施されたデータストリームをイン
    タフェースを介して入力する入力手段と、 前記入力手段より入力された、暗号化されている前記デ
    ータストリームを復号する復号手段と、 前記復号手段によって復号された前記データストリーム
    を記憶する記憶手段とを備えることを特徴とする情報処
    理装置。
  28. 【請求項28】 前記入力手段は、IEEE1394規格に準拠
    したインタフェースであることを特徴とする請求項27
    に記載の情報処理装置。
  29. 【請求項29】 前記入力手段から入力されたデータス
    トリームを構成する複数の情報から所定の情報を抽出す
    る抽出手段を更に備え、 前記暗号化手段は、前記抽出手段によって抽出された、
    暗号化されている情報を復号し、 前記記憶手段は、前記復号手段によって得られた前記情
    報を記憶することを特徴とする請求項27に記載の情報
    処理装置。
  30. 【請求項30】 外部の装置において所定の処理が施さ
    れた後、暗号化処理が施されたデータストリームをイン
    タフェースを介して入力する入力ステップと、 前記入力ステップで入力された、暗号化されている前記
    データストリームを復号する復号ステップと、 前記復号ステップで復号された前記データストリームを
    記憶する記憶ステップとを含むことを特徴とする情報処
    理方法。
  31. 【請求項31】 外部の装置において所定の処理が施さ
    れた後、暗号化処理が施されたデータストリームをイン
    タフェースを介して入力する入力ステップと、 前記入力ステップで入力された、暗号化されている前記
    データストリームを復号する復号ステップと、 前記復号ステップで復号された前記データストリームを
    記憶する記憶ステップとを含む処理を情報処理装置に実
    行させるコンピュータが読み取り可能なプログラムを提
    供する提供媒体。
JP27686298A 1997-09-30 1998-09-30 情報処理装置、情報処理方法、および、提供媒体 Withdrawn JPH11168486A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27686298A JPH11168486A (ja) 1997-09-30 1998-09-30 情報処理装置、情報処理方法、および、提供媒体

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9-267552 1997-09-30
JP26755297 1997-09-30
JP27686298A JPH11168486A (ja) 1997-09-30 1998-09-30 情報処理装置、情報処理方法、および、提供媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11168486A true JPH11168486A (ja) 1999-06-22

Family

ID=26547933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27686298A Withdrawn JPH11168486A (ja) 1997-09-30 1998-09-30 情報処理装置、情報処理方法、および、提供媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11168486A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100826165B1 (ko) * 2001-04-11 2008-04-30 엘지전자 주식회사 프로그램 저장/재생을 위한 ci 모듈, 상기 ci 모듈을 이용한 프로그램 저장/재생 방법 및 수신 시스템

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100826165B1 (ko) * 2001-04-11 2008-04-30 엘지전자 주식회사 프로그램 저장/재생을 위한 ci 모듈, 상기 ci 모듈을 이용한 프로그램 저장/재생 방법 및 수신 시스템

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9237373B2 (en) Modular broadcast receiver system and method
US7702589B2 (en) Method for simulcrypting scrambled data to a plurality of conditional access devices
JP4394833B2 (ja) 通信ネットワーク
WO2001061591A1 (en) Method and apparatus for implementing revocation in broadcast networks
WO2000003541A1 (fr) Multiplexeur de donnees, systeme de diffusion de programme, systeme d'emission de programme, systeme de diffusion a peage, procede d'emission de programme, systeme de reception limitee et recepteur de donnees
JP2003152698A (ja) コンテンツ利用制御送信方法、コンテンツ利用制御受信方法およびコンテンツ利用制御送信装置、コンテンツ利用制御受信装置ならびにコンテンツ利用制御送信プログラム、コンテンツ利用制御受信プログラム
US7010685B1 (en) Method and apparatus for storing scrambled digital programs by filtering product identifier
KR100741730B1 (ko) 동일한 수신기에서 2개의 ca 시스템을 처리하는 방법 및시스템
JP3912563B2 (ja) 入出力装置および入出力方法、並びに受信装置
US20030123657A1 (en) Methods and apparatus for simultaneously decrypting multiple services received on separate multiplexed transport streams
JP3680365B2 (ja) デスクランブル装置、デスクランブル方法、スクランブル放送送受信装置、スクランブル放送方法
JP2002531013A (ja) 記録されたデジタルプログラムにアクセスするための方法及び装置
JPH11168486A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、および、提供媒体
KR20020015232A (ko) 전송 스트림 저장 장치 및 이를 채용하는 방송 신호 수신장치
JP4551890B2 (ja) 受信装置
JP2004032342A (ja) デジタル放送限定受信装置、及び外部限定受信モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20060110