JPH11151214A - 採集容器アッセンブリ - Google Patents
採集容器アッセンブリInfo
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- JPH11151214A JPH11151214A JP10260576A JP26057698A JPH11151214A JP H11151214 A JPH11151214 A JP H11151214A JP 10260576 A JP10260576 A JP 10260576A JP 26057698 A JP26057698 A JP 26057698A JP H11151214 A JPH11151214 A JP H11151214A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- assembly
- bottom portion
- side wall
- blood
- Prior art date
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- Pending
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/50—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes
- B01L3/508—Containers for the purpose of retaining a material to be analysed, e.g. test tubes rigid containers not provided for above
- B01L3/5082—Test tubes per se
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- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 標準外寸法で低減された内部容量の採集容器
アッセンブリを得る。 【解決手段】 本発明は、第1の容器(52)および第
1の容器の底部に取り外し可能に固定される第2の容器
(100)を備えた採集容器アッセンブリ(50)であ
って、アッセンブリの外寸法が標準寸法化された血液採
集管と実質的に同じであるが低減された内部容量(9
9)を有している。
アッセンブリを得る。 【解決手段】 本発明は、第1の容器(52)および第
1の容器の底部に取り外し可能に固定される第2の容器
(100)を備えた採集容器アッセンブリ(50)であ
って、アッセンブリの外寸法が標準寸法化された血液採
集管と実質的に同じであるが低減された内部容量(9
9)を有している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は標本採集容器アッセ
ンブリ、より詳しくは、生物の流体標本を採集するため
の採集容器に関し、ここでは、容易に収容されおよび/
または標準の臨床的装置または器具と適合性を有するに
充分な寸法を維持しながら、少量の流体が容器内に採集
かつ保持され得る。
ンブリ、より詳しくは、生物の流体標本を採集するため
の採集容器に関し、ここでは、容易に収容されおよび/
または標準の臨床的装置または器具と適合性を有するに
充分な寸法を維持しながら、少量の流体が容器内に採集
かつ保持され得る。
【0002】
【従来の技術】血液サンプルおよび他の生物流体標本は
種々の医療目的のために、病院および臨床的状況におい
て日常的に採取され分析されている。これらのサンプル
の採集、取扱および試験には、種々の医療試験器具を使
用することが典型的に必要とされる。血液および流体標
本は、通常、標準寸法の採集管内に採集され、サンプル
を試験するのに用いられる医療器具はこれらの標準寸法
の採集管を収容すべくデザインされている。
種々の医療目的のために、病院および臨床的状況におい
て日常的に採取され分析されている。これらのサンプル
の採集、取扱および試験には、種々の医療試験器具を使
用することが典型的に必要とされる。血液および流体標
本は、通常、標準寸法の採集管内に採集され、サンプル
を試験するのに用いられる医療器具はこれらの標準寸法
の採集管を収容すべくデザインされている。
【0003】多くの臨床的状況において用いられている
従来の血液採集管は、半球形すなわち丸味を帯びた部分
によって閉鎖された一端部と反対の開口端部とを有して
いる。開口端部は弾性キャップまたはストッパでシール
されてもよい。管は、血液サンプルを採集し保持する採
集内部を画成している。これらの血液採集管の最も一般
的な寸法は、おおよそ10mlの血液または他の生物流
体サンプルを収容すべくデザインされている。かかる血
液採集管の実例は、1 Becton Drive, Franklin Lakes,
NJ のBecton, Dickinson and Company により販売され
ているVACUTAINERブランド(Becton, Dickinson and Co
mpany の登録商標)の血液採集管がある。
従来の血液採集管は、半球形すなわち丸味を帯びた部分
によって閉鎖された一端部と反対の開口端部とを有して
いる。開口端部は弾性キャップまたはストッパでシール
されてもよい。管は、血液サンプルを採集し保持する採
集内部を画成している。これらの血液採集管の最も一般
的な寸法は、おおよそ10mlの血液または他の生物流
体サンプルを収容すべくデザインされている。かかる血
液採集管の実例は、1 Becton Drive, Franklin Lakes,
NJ のBecton, Dickinson and Company により販売され
ているVACUTAINERブランド(Becton, Dickinson and Co
mpany の登録商標)の血液採集管がある。
【0004】静脈採血士または他の医療技術者は、この
分野でよく知られた技術によって患者の血液の標本を管
内に典型的に取得している。その管はそれから適切にラ
ベルが貼られ、採集場所から管の内容物が分析される試
験所や他の場所に移送される。採集および分析の間、管
は種々の医療器具によって支持され得る。得られた血漿
または血清は、手操作、半自動または自動的に処理かつ
分析される。ある場合には、標本はは最初に採集管から
サンプル試験管またはキュベットに分配されねばならな
い。
分野でよく知られた技術によって患者の血液の標本を管
内に典型的に取得している。その管はそれから適切にラ
ベルが貼られ、採集場所から管の内容物が分析される試
験所や他の場所に移送される。採集および分析の間、管
は種々の医療器具によって支持され得る。得られた血漿
または血清は、手操作、半自動または自動的に処理かつ
分析される。ある場合には、標本はは最初に採集管から
サンプル試験管またはキュベットに分配されねばならな
い。
【0005】ある状況では、血液または他の生物流体標
本の少量を取得することが必要であるのみである。これ
らの状況は、小児または老人の患者および多量の血液サ
ンプルが要求されない他の場面を含み得る。少量の血液
は上述のように標準の採血管には容易には採集され得な
い。何故なら、かかる容器内のサンプルレベルは分析前
の回収に対しては適切でないからである。かかる少量の
流体はまた、より大きな容器に保管されたとき著しく蒸
発する傾向を有し、かくて内部の化学および酵素成分を
濃縮させる。これは誤った分析結果となるかもしれず、
診断および患者に与えられる処置に悪影響を与える可能
性がある。従って、保管物についての蒸発と試験室での
微少な流体サンプルの分配を実質的に防ぐ小容量の容器
を採用することが望ましい。
本の少量を取得することが必要であるのみである。これ
らの状況は、小児または老人の患者および多量の血液サ
ンプルが要求されない他の場面を含み得る。少量の血液
は上述のように標準の採血管には容易には採集され得な
い。何故なら、かかる容器内のサンプルレベルは分析前
の回収に対しては適切でないからである。かかる少量の
流体はまた、より大きな容器に保管されたとき著しく蒸
発する傾向を有し、かくて内部の化学および酵素成分を
濃縮させる。これは誤った分析結果となるかもしれず、
診断および患者に与えられる処置に悪影響を与える可能
性がある。従って、保管物についての蒸発と試験室での
微少な流体サンプルの分配を実質的に防ぐ小容量の容器
を採用することが望ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】「疑似底部」を取り入
れたもののような種々の標本用容器が、標準の外寸法に
関連付けられて減少された容量を達成するのに提案され
ている。しかしながら、これらの種々の標本用容器は、
それらのデザインの故に、標準の臨床設備および器具類
と適合性がない。特に、これらの標本用容器は概ね平ら
で平面の底端部を備える疑似底部と円形の開口とを有し
ている。
れたもののような種々の標本用容器が、標準の外寸法に
関連付けられて減少された容量を達成するのに提案され
ている。しかしながら、これらの種々の標本用容器は、
それらのデザインの故に、標準の臨床設備および器具類
と適合性がない。特に、これらの標本用容器は概ね平ら
で平面の底端部を備える疑似底部と円形の開口とを有し
ている。
【0007】他の標本用容器は、血液が内部容量の一部
のみを満たすように部分的に真空引きされ標準の外寸法
を有する部分抜き出し管を含んでいる。しかしながら、
部分抜き出し管はサンプルの抜き出し速度における低下
を示し、これはかかる管の採集効率を低下させる。加え
て、部分抜き出し管は試験結果を変え得る充填容量の不
安定さに帰するかもしれない。さらに、かかる部分抜き
出し管では正確なサンプル量を決定することが困難であ
る。というのも、低速度のサンプル抜き出しは安定的に
計測できないからである。
のみを満たすように部分的に真空引きされ標準の外寸法
を有する部分抜き出し管を含んでいる。しかしながら、
部分抜き出し管はサンプルの抜き出し速度における低下
を示し、これはかかる管の採集効率を低下させる。加え
て、部分抜き出し管は試験結果を変え得る充填容量の不
安定さに帰するかもしれない。さらに、かかる部分抜き
出し管では正確なサンプル量を決定することが困難であ
る。というのも、低速度のサンプル抜き出しは安定的に
計測できないからである。
【0008】臨床的使用においては、平面の底部の代わ
りに、かかる標本用容器は標準寸法化された採血管の形
態に近似する丸味を帯びた底部形態を有することが望ま
しい。丸味を帯びた底部形態は臨床設備および器具類と
の適合性を容易にする。
りに、かかる標本用容器は標準寸法化された採血管の形
態に近似する丸味を帯びた底部形態を有することが望ま
しい。丸味を帯びた底部形態は臨床設備および器具類と
の適合性を容易にする。
【0009】従って、比較的少量の血液サンプルおよび
他の生物流体標本を採集する標本採集容器アッセンブリ
を提供する必要性が存し、ここで、このアッセンブリは
標準の臨床設備および/または器具類に収容されおよび
/または適合性があり、かつ、サンプルおよび標本の一
体性が抜き出し、保管および移送中に維持される。
他の生物流体標本を採集する標本採集容器アッセンブリ
を提供する必要性が存し、ここで、このアッセンブリは
標準の臨床設備および/または器具類に収容されおよび
/または適合性があり、かつ、サンプルおよび標本の一
体性が抜き出し、保管および移送中に維持される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は第1の容器と第
2の容器とを備える採集アッセンブリである。第1の容
器は好ましくは、開口頂部分、底部分および開口頂部分
から底部分に延在する側壁を備えている。底部分は閉鎖
底端部すなわち真の底部と閉鎖底端部から下方底部分に
おける停止端部まで延在する環状スカートを備えてい
る。アッセンブリはさら容器の下方底部分に固定および
非固定され得る第2の容器を備えている。
2の容器とを備える採集アッセンブリである。第1の容
器は好ましくは、開口頂部分、底部分および開口頂部分
から底部分に延在する側壁を備えている。底部分は閉鎖
底端部すなわち真の底部と閉鎖底端部から下方底部分に
おける停止端部まで延在する環状スカートを備えてい
る。アッセンブリはさら容器の下方底部分に固定および
非固定され得る第2の容器を備えている。
【0011】最も好ましくは、第2の容器は頂部分、底
部分および頂部分から底部分まで延在する側壁および一
体のコネクタを有する頂部分に関連された開口端部を備
えている。最も好ましくは、一体のコネクタは内表面、
外表面およびコネクタの外表面に関連付けられたリブを
有している。最も好ましくは、底部分は完全に丸味付け
られ、すなわち、実質的に球形状である。最も好ましく
は、一体のコネクタは第1の容器の環状スカートの下方
底部分に嵌合ないしは係合する。
部分および頂部分から底部分まで延在する側壁および一
体のコネクタを有する頂部分に関連された開口端部を備
えている。最も好ましくは、一体のコネクタは内表面、
外表面およびコネクタの外表面に関連付けられたリブを
有している。最も好ましくは、底部分は完全に丸味付け
られ、すなわち、実質的に球形状である。最も好ましく
は、一体のコネクタは第1の容器の環状スカートの下方
底部分に嵌合ないしは係合する。
【0012】一体のコネクタが第1の容器の環状のスカ
ート内に力ないしは摩擦嵌合により挿入されることによ
って、第2の容器は取り外し可能に第1の容器に固定さ
れる。これで第2の容器はアッセンブリに丸味を帯びた
疑似底端部をもたらす。第2の容器は第1の容器と同じ
材料であってもよく、異なってもよい。使用者が第1の
容器と第2の容器を反対の回転方向に僅かに捻りこれに
より一体のコネクタを環状スカートから解放し、第2の
容器を第1の容器から取り外すことによって、第2の容
器は第1の容器から取り外し可能に非固定とされる。
ート内に力ないしは摩擦嵌合により挿入されることによ
って、第2の容器は取り外し可能に第1の容器に固定さ
れる。これで第2の容器はアッセンブリに丸味を帯びた
疑似底端部をもたらす。第2の容器は第1の容器と同じ
材料であってもよく、異なってもよい。使用者が第1の
容器と第2の容器を反対の回転方向に僅かに捻りこれに
より一体のコネクタを環状スカートから解放し、第2の
容器を第1の容器から取り外すことによって、第2の容
器は第1の容器から取り外し可能に非固定とされる。
【0013】容器の環状スカートはアセンブリに疑似底
効果をもたらし、第2の容器は、第1の容器が標準の臨
床設備および器具類に適合されるように修正されるのを
許す手段をもたらしている。
効果をもたらし、第2の容器は、第1の容器が標準の臨
床設備および器具類に適合されるように修正されるのを
許す手段をもたらしている。
【0014】真の底部は、第1の容器と同じ材料または
異なる材料であってもよく、かつ、容器と一体または別
の部材であってもよい。加えて、真の底部は標本採集の
ために少なくとも部分的に丸味を帯びた真の底部分を有
する内部容量をもたらすべ弧形状または円錐形状であっ
てもよい。
異なる材料であってもよく、かつ、容器と一体または別
の部材であってもよい。加えて、真の底部は標本採集の
ために少なくとも部分的に丸味を帯びた真の底部分を有
する内部容量をもたらすべ弧形状または円錐形状であっ
てもよい。
【0015】加えて、アッセンブリはさらにキャップま
たはストッパのような閉鎖体を第1の容器の開口端部に
備えてもよい。
たはストッパのような閉鎖体を第1の容器の開口端部に
備えてもよい。
【0016】好ましくは、第1の容器および第2の容器
を含むアッセンブリの外寸法が標準寸法化されたまたは
完全抜き出し式血液採集容器アッセンブリと実質的に同
じである。
を含むアッセンブリの外寸法が標準寸法化されたまたは
完全抜き出し式血液採集容器アッセンブリと実質的に同
じである。
【0017】最も好ましくは、本発明のアッセンブリは
真空引きされるかまたは真空引きされなくてもよい。望
ましくは、アッセンブリはポリエチレンテレフタレー
ト、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンナフ
タレート、ポリ塩化ビニルまたはそれらのコポリマーか
ら作られる。
真空引きされるかまたは真空引きされなくてもよい。望
ましくは、アッセンブリはポリエチレンテレフタレー
ト、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンナフ
タレート、ポリ塩化ビニルまたはそれらのコポリマーか
ら作られる。
【0018】本発明のアッセンブリの利点は、低減され
た内部容量を有するが、標準寸法化された血液採集容器
アッセンブリとほぼ同じ外寸法を備えた完全抜き出し式
血液採集容器アッセンブリをもたらすことである。
た内部容量を有するが、標準寸法化された血液採集容器
アッセンブリとほぼ同じ外寸法を備えた完全抜き出し式
血液採集容器アッセンブリをもたらすことである。
【0019】本発明のアッセンブリのさらなる利点は、
種々の臨床設備および器具類と普遍的に適合性のある標
本収集容器をもたらすことである。
種々の臨床設備および器具類と普遍的に適合性のある標
本収集容器をもたらすことである。
【0020】本発明のアッセンブリは、標準の外寸法を
有する標準寸法化された血液採集管を取り扱うべく形成
された装置によって容易に取り扱われ得る。
有する標準寸法化された血液採集管を取り扱うべく形成
された装置によって容易に取り扱われ得る。
【0021】最も注目すべきは、本発明のアッセンブリ
は標準寸法化された完全抜き出し式血液採集管と比べ
て、完全抜き出し式外寸法を有するが低減された内部容
量を備える血液採集容器をもたらすことである。
は標準寸法化された完全抜き出し式血液採集管と比べ
て、完全抜き出し式外寸法を有するが低減された内部容
量を備える血液採集容器をもたらすことである。
【0022】標準寸法化された血液採集容器アッセンブ
リは約13ないし約16ミリメータの外径、約75ない
し約100ミリメータの長さおよび約6ないし10ミリ
リットルの内部容量を有している。
リは約13ないし約16ミリメータの外径、約75ない
し約100ミリメータの長さおよび約6ないし10ミリ
リットルの内部容量を有している。
【0023】従って、本発明のアッセンブリは、標準寸
法化された血液採集管の外寸法を呈する完全抜き出しで
小容量の血液採集容器アッセンブリの必要性に取り組ん
でいる。
法化された血液採集管の外寸法を呈する完全抜き出しで
小容量の血液採集容器アッセンブリの必要性に取り組ん
でいる。
【0024】本発明のアッセンブリは、標準寸法化され
た血液採集管を用いるのと比べて、血液または生物流体
の少量のサンプルを信頼性よく採集し保管および移送中
にサンプルの一体性を維持するように用いられ得る。加
えて、本発明のアッセンブリはまた標準寸法化された血
液採集、移送、保管および診断装置に収容され得る。
た血液採集管を用いるのと比べて、血液または生物流体
の少量のサンプルを信頼性よく採集し保管および移送中
にサンプルの一体性を維持するように用いられ得る。加
えて、本発明のアッセンブリはまた標準寸法化された血
液採集、移送、保管および診断装置に収容され得る。
【0025】最も注目すべきは、本発明のアッセンブリ
は、完全に丸味を帯びた底部を備える標準寸法化された
血液採集管に近似する丸味を帯びた底部形状をもたら
す。容器の特徴の全てとの関連でこの特異な特徴は、平
らな平面の底部を有する標本容器から区別する。
は、完全に丸味を帯びた底部を備える標準寸法化された
血液採集管に近似する丸味を帯びた底部形状をもたら
す。容器の特徴の全てとの関連でこの特異な特徴は、平
らな平面の底部を有する標本容器から区別する。
【0026】本発明のアッセンブリはまた、現存の器具
類、ラベルおよびバーコード読み取り器に適合し、か
つ、より少量のまたはサイズ変更された管または平らな
平面底部を備える管について要求される新しい器具類お
よび取扱装置または手順の必要性を不要とする。
類、ラベルおよびバーコード読み取り器に適合し、か
つ、より少量のまたはサイズ変更された管または平らな
平面底部を備える管について要求される新しい器具類お
よび取扱装置または手順の必要性を不要とする。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明は他の特定の形態で具体化
され得、単なる例示である、詳細に説明される特定の実
施例には限定されない。種々の他の改造は当業者には明
らかであり、本発明の範囲および趣旨から逸脱すること
なく当業者によって容易になされよう。本発明の範囲
は、添付の請求項およびそれらの均等物によって判断さ
れよう。
され得、単なる例示である、詳細に説明される特定の実
施例には限定されない。種々の他の改造は当業者には明
らかであり、本発明の範囲および趣旨から逸脱すること
なく当業者によって容易になされよう。本発明の範囲
は、添付の請求項およびそれらの均等物によって判断さ
れよう。
【0028】いくつかの図に亘り同一符号が同一部位を
意味している図面を参照するに、図1および図2は先行
技術の疑似底部の標本容器10を示し、容器10は外表
面14および内表面16を有する側壁12を有してい
る。側壁12は上方部分18から下方部分20に延在し
ている。上方部分18は開口端部22およびリム24を
含んでいる。下方部分20は閉鎖底端部26を備えてい
る。環状スカート28が下方部分20および外表面14
から平らな平面底端部30まで延在し、疑似底部36を
形成している。内部容量部34はリム24および閉鎖底
端部26間に延在している。
意味している図面を参照するに、図1および図2は先行
技術の疑似底部の標本容器10を示し、容器10は外表
面14および内表面16を有する側壁12を有してい
る。側壁12は上方部分18から下方部分20に延在し
ている。上方部分18は開口端部22およびリム24を
含んでいる。下方部分20は閉鎖底端部26を備えてい
る。環状スカート28が下方部分20および外表面14
から平らな平面底端部30まで延在し、疑似底部36を
形成している。内部容量部34はリム24および閉鎖底
端部26間に延在している。
【0029】いくつかの図に亘り同一符号が同一部位を
意味している図面を参照するに、図3および4は本発明
の好ましい実施例のアッセンブリ50を示している。ア
ッセンブリ50は外表面64および内表面66を有する
筒状の側壁62を有する、第1の標本容器を備える。側
壁62は上方部分68から下方部分70に延在してい
る。上方部分68は開口端部72および一体のネック7
4を含んでいる。
意味している図面を参照するに、図3および4は本発明
の好ましい実施例のアッセンブリ50を示している。ア
ッセンブリ50は外表面64および内表面66を有する
筒状の側壁62を有する、第1の標本容器を備える。側
壁62は上方部分68から下方部分70に延在してい
る。上方部分68は開口端部72および一体のネック7
4を含んでいる。
【0030】一体のネック74はリム77から第2の筒
状側壁78に延在している第1の筒状側壁76を有して
いる。第2の筒状側壁78は第1の筒状側壁76の外径
よりも小さな外径を有している。第2の筒状側壁78は
筒状の側壁62に向かって内方にテーパー付けられ、こ
こで側壁62の外径は第2の筒状側壁78の外径より小
さい。第1の筒状側壁76は内表面80、外表面82お
よび閉鎖体のねじ山と協働するよう外表面82に位置さ
れたねじ山84を含んでいる。
状側壁78に延在している第1の筒状側壁76を有して
いる。第2の筒状側壁78は第1の筒状側壁76の外径
よりも小さな外径を有している。第2の筒状側壁78は
筒状の側壁62に向かって内方にテーパー付けられ、こ
こで側壁62の外径は第2の筒状側壁78の外径より小
さい。第1の筒状側壁76は内表面80、外表面82お
よび閉鎖体のねじ山と協働するよう外表面82に位置さ
れたねじ山84を含んでいる。
【0031】アッセンブリ50の下方部分70は閉鎖底
端部すなわち真の底部86を備えている。外表面90お
よび内表面92を有する環状スカート88が下方部分7
0および外表面64から底端部すなわち疑似底端部94
まで延在し、開口疑似底部領域96および平坦なリム表
面98を形成している。内部容量部99はリム77およ
び閉鎖底端部86間に延在している。
端部すなわち真の底部86を備えている。外表面90お
よび内表面92を有する環状スカート88が下方部分7
0および外表面64から底端部すなわち疑似底端部94
まで延在し、開口疑似底部領域96および平坦なリム表
面98を形成している。内部容量部99はリム77およ
び閉鎖底端部86間に延在している。
【0032】閉鎖底端部86はリム77の下方の如何な
る点に位置されてもよく、かくて、可変の内部容量部9
9をもたらす。閉鎖底端部86は一般に平坦または平面
形状であってもよく、内部容量部99に対して平坦な底
表面をもたらす。代わりに、閉鎖底端部86は弧形状で
あってもよく、内部容量部84に対して少なくとも部分
的に丸味を帯びた底表面をもたらす。最も好ましくは、
閉鎖底端部86は一般に円錐形状であり、内部容量部9
9に対して円錐で先の尖った底表面をもたらす。加え
て、閉鎖底端部86は側壁62と一体であってもよく、
または別部材であってもよい。好ましくは、閉鎖底端部
86は側壁62と一体に形成される。
る点に位置されてもよく、かくて、可変の内部容量部9
9をもたらす。閉鎖底端部86は一般に平坦または平面
形状であってもよく、内部容量部99に対して平坦な底
表面をもたらす。代わりに、閉鎖底端部86は弧形状で
あってもよく、内部容量部84に対して少なくとも部分
的に丸味を帯びた底表面をもたらす。最も好ましくは、
閉鎖底端部86は一般に円錐形状であり、内部容量部9
9に対して円錐で先の尖った底表面をもたらす。加え
て、閉鎖底端部86は側壁62と一体であってもよく、
または別部材であってもよい。好ましくは、閉鎖底端部
86は側壁62と一体に形成される。
【0033】図3および図4に示されるように、第2の
容器100は頂部分102、底部分104、頂部分から
底部分に延在する筒状の側壁106、頂部分102に関
連された開口端部108および頂部分102から延出す
る一体のコネクタ110を含んでいる。一体のコネクタ
110は頂部分112と内表面118および外表面12
0を含む筒状の側壁116を有する底部分114との間
に延在している。複数のリブ122が外表面120に関
連付けられている。筒状の側壁116は筒状の側壁10
6の外径より小さな外径を有している。一体のコネクタ
の底部分は平坦な肩表面124によって頂部分102に
連結されている。底部分104は完全に丸められ、すな
わち実質的に半球形状である。
容器100は頂部分102、底部分104、頂部分から
底部分に延在する筒状の側壁106、頂部分102に関
連された開口端部108および頂部分102から延出す
る一体のコネクタ110を含んでいる。一体のコネクタ
110は頂部分112と内表面118および外表面12
0を含む筒状の側壁116を有する底部分114との間
に延在している。複数のリブ122が外表面120に関
連付けられている。筒状の側壁116は筒状の側壁10
6の外径より小さな外径を有している。一体のコネクタ
の底部分は平坦な肩表面124によって頂部分102に
連結されている。底部分104は完全に丸められ、すな
わち実質的に半球形状である。
【0034】図4に示されるように、アッセンブリ50
は、約16ミリメータの外径A、リム77から第2の容
器100の底部分104まで測ったとき約75ミリメー
タの長さB、および約1ないし3ミリリットルの内部容
量部99を有している。アッセンブリ50が約13ない
し約16ミリメータの外径、約75ないし約100ミリ
メータの長さ、および約1ないし3ミリリットルの内部
容量部を有し得ることはこの発明の認識範囲内である。
は、約16ミリメータの外径A、リム77から第2の容
器100の底部分104まで測ったとき約75ミリメー
タの長さB、および約1ないし3ミリリットルの内部容
量部99を有している。アッセンブリ50が約13ない
し約16ミリメータの外径、約75ないし約100ミリ
メータの長さ、および約1ないし3ミリリットルの内部
容量部を有し得ることはこの発明の認識範囲内である。
【0035】環状のスカート88は容器が平らな表面状
に直立して置かれることを許容する手段を提供するのみ
ならず、第2の容器を備えたアッセンブリを標準寸法化
された血液採集管と実質的に同じ外寸法に変換する手段
を提供している。
に直立して置かれることを許容する手段を提供するのみ
ならず、第2の容器を備えたアッセンブリを標準寸法化
された血液採集管と実質的に同じ外寸法に変換する手段
を提供している。
【0036】図4および図5に示されるように、第2の
容器100は開口疑似底部領域96に容易に適合する。
環状スカート88の内表面92および一体のコネクタ1
10のリブ122が締まり填めをもたらし、平らな肩表
面124が平坦なリム表面98に合致することによっ
て、開口疑似底部領域96は第2の容器100の一体の
コネクタ110を受け入れる。
容器100は開口疑似底部領域96に容易に適合する。
環状スカート88の内表面92および一体のコネクタ1
10のリブ122が締まり填めをもたらし、平らな肩表
面124が平坦なリム表面98に合致することによっ
て、開口疑似底部領域96は第2の容器100の一体の
コネクタ110を受け入れる。
【0037】図5に示されるように、使用者が第1の容
器および第2の容器を反対方向に僅かに捻り第2の容器
を第1の容器から取り外すことによって、第2の容器は
第1の容器から取り外され得る。
器および第2の容器を反対方向に僅かに捻り第2の容器
を第1の容器から取り外すことによって、第2の容器は
第1の容器から取り外され得る。
【0038】図6に示されるように、本発明は図3、4
の構成部品と実質的に同一の多くの構成部品を含んでい
る。従って、同様の機能を遂行する同様の構成部品は、
図6における同様の構成部品を特定するのに添字「a」
が用いられる以外は、図3、4の構成部品と同様に番号
付けられる。
の構成部品と実質的に同一の多くの構成部品を含んでい
る。従って、同様の機能を遂行する同様の構成部品は、
図6における同様の構成部品を特定するのに添字「a」
が用いられる以外は、図3、4の構成部品と同様に番号
付けられる。
【0039】図6に図解されるように、本発明のさらな
る実施例はアッセンブリ150であり、これは閉鎖体1
60を含んでいる。
る実施例はアッセンブリ150であり、これは閉鎖体1
60を含んでいる。
【0040】図6の実施例は、真空引きされるかまたは
真空引きされなくてもよい。アッセンブリ150が真空
引きされるときは、内部容量部99aは典型的には、大
気より低い内部圧力に維持されており、その結果、血液
採集プローブが閉鎖体を貫通して穿刺し内部容量部99
aを患者の循環系に連通させると、内部容量部99a大
気より低い内部圧力が患者から管内に血液を抜き出すで
あろう。アッセンブリ150は、完全抜き出し血液採集
管として説明され得る。というのも、内部容量部99a
の内部圧力は内部容量部99aの容量にほぼ等しい血液
量を抜き出すに充分な程低いからである。
真空引きされなくてもよい。アッセンブリ150が真空
引きされるときは、内部容量部99aは典型的には、大
気より低い内部圧力に維持されており、その結果、血液
採集プローブが閉鎖体を貫通して穿刺し内部容量部99
aを患者の循環系に連通させると、内部容量部99a大
気より低い内部圧力が患者から管内に血液を抜き出すで
あろう。アッセンブリ150は、完全抜き出し血液採集
管として説明され得る。というのも、内部容量部99a
の内部圧力は内部容量部99aの容量にほぼ等しい血液
量を抜き出すに充分な程低いからである。
【図1】従来の疑似底標本管の斜視図である。
【図2】図1の管の2−2線に沿った縦断面図である。
【図3】本発明のアッセンブリの斜視図であり、第2の
容器が第1の容器から外されている。
容器が第1の容器から外されている。
【図4】図3のアッセンブリの4−4線に沿った縦断面
図であり、第2の容器が第1の容器に取り外し可能に固
定されている。
図であり、第2の容器が第1の容器に取り外し可能に固
定されている。
【図5】第2の容器を第1の容器から取り外す説明図で
ある。
ある。
【図6】本発明の替わりの実施例の斜視図である。
50、150 アッセンブリ 52 第1の容器 62 側壁 68 上方部分 70 下方部分 72 開口端部 74 ネック 77 リム 86 閉鎖底端部 88 環状スカート 94 開口底端部 96 開口疑似底部領域 98 平坦リム表面 99 内部容量部 100 第2の容器 102 頂部分 104 底部分 106 側壁 108 開口端部 110 一体のコネクタ 122 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595117091 1 BECTON DRIVE, FRA NKLIN LAKES, NEW JE RSEY 07417−1880, UNITED STATES OF AMERICA
Claims (9)
- 【請求項1】 頂部分、底部分、前記開口頂部分から前
記底部分に延在する側壁、および前記底部分から下方の
底部分に延在する環状スカートを備える第1の容器と、 頂部分、底部分、前記頂部分に関連する開口端部、およ
び前記頂部分に関連し内表面と外表面と前記外表面に関
連するリブとを有する一体のコネクタを備える第2の容
器と、を備えることを特徴とする採集容器アッセンブ
リ。 - 【請求項2】 前記第1の容器の前記底部分は閉鎖され
た真の底部であることを特徴とする請求項1のアッセン
ブリ。 - 【請求項3】 前記第1の容器の前記底部分は弧形状で
あることを特徴とする請求項1のアッセンブリ。 - 【請求項4】 前記第1の容器の前記底部分は円錐形状
であることを特徴とする請求項1のアッセンブリ。 - 【請求項5】 前記第1の容器の前記下方の底部分は開
口した疑似底部領域および平坦なリム表面を備えること
を特徴とする請求項1のアッセンブリ。 - 【請求項6】 さらに閉鎖体を備えることを特徴とする
請求項1のアッセンブリ。 - 【請求項7】 前記第1の容器は、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレン、ポリエチレンナフタレー
ト、ポリ塩化ビニルまたはそれらのコポリマーから作ら
れていることを特徴とする請求項1のアッセンブリ。 - 【請求項8】 前記第2の容器は、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレ
ンナフタレート、ポリ塩化ビニルまたはそれらのコポリ
マーから作られていることを特徴とする請求項1のアッ
センブリ。 - 【請求項9】 前記アッセンブリは外径、長さおよび内
部容量を備え、前記外径が約13ないし約16ミリメー
タ、前記長さが約75ないし約100ミリメータおよび
前記内部容量が約1ないし3ミリリットルであることを
特徴とする請求項1のアッセンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US92824997A | 1997-09-12 | 1997-09-12 | |
US08/928,249 | 1997-09-12 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11151214A true JPH11151214A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=25455956
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10260576A Pending JPH11151214A (ja) | 1997-09-12 | 1998-09-14 | 採集容器アッセンブリ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0901822A3 (ja) |
JP (1) | JPH11151214A (ja) |
AU (1) | AU8301698A (ja) |
CA (1) | CA2242940A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013011614A (ja) * | 2007-07-12 | 2013-01-17 | Sysmex Corp | 検体容器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013074391A1 (en) * | 2011-11-10 | 2013-05-23 | Biofire Diagnostics, Inc. | Loading vials |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3615222A (en) * | 1968-09-04 | 1971-10-26 | New England Nuclear Corp | Method and apparatus for measuring the amount of a component in a biological fluid |
US5264184A (en) * | 1991-03-19 | 1993-11-23 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Device and a method for separating liquid samples |
US5325980A (en) * | 1992-08-20 | 1994-07-05 | Grimm Michael C | Locking vial |
US5384096A (en) * | 1993-05-12 | 1995-01-24 | Becton, Dickinson And Company | Microcollection tube assembly |
US5533518A (en) * | 1994-04-22 | 1996-07-09 | Becton, Dickinson And Company | Blood collection assembly including mechanical phase separating insert |
-
1998
- 1998-07-13 CA CA002242940A patent/CA2242940A1/en not_active Abandoned
- 1998-08-21 EP EP98115775A patent/EP0901822A3/en not_active Withdrawn
- 1998-08-31 AU AU83016/98A patent/AU8301698A/en not_active Abandoned
- 1998-09-14 JP JP10260576A patent/JPH11151214A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013011614A (ja) * | 2007-07-12 | 2013-01-17 | Sysmex Corp | 検体容器 |
US8747381B2 (en) | 2007-07-12 | 2014-06-10 | Sysmex Corporation | Specimen container |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0901822A3 (en) | 2000-01-12 |
AU8301698A (en) | 1999-03-25 |
EP0901822A2 (en) | 1999-03-17 |
CA2242940A1 (en) | 1999-03-12 |
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