JPH11122282A - ネットワーク間接続装置、ネットワークシステム及びデータ管理方法 - Google Patents

ネットワーク間接続装置、ネットワークシステム及びデータ管理方法

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JPH11122282A
JPH11122282A JP9281698A JP28169897A JPH11122282A JP H11122282 A JPH11122282 A JP H11122282A JP 9281698 A JP9281698 A JP 9281698A JP 28169897 A JP28169897 A JP 28169897A JP H11122282 A JPH11122282 A JP H11122282A
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JP
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packet
network
inter
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JP9281698A
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Yoshiyuki Sato
善幸 佐藤
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上のデータを得る場合に待ち時
間を短縮する。 【解決手段】 ネットワーク間接続装置を通過するファ
イルデータを一時記憶するための一時記憶手段41と、
クライアントから送出されたファイルアクセス要求を受
けて、要求に係るサーバのファイルデータと同一データ
が前記一時記憶手段41に記憶されているか否を判定す
る同一性判定手段43と、この同一性判定手段43の判
定結果に応じて、前記一時記憶手段41のファイルデー
タを前記クライアントに与え、または、他のネットワー
クに対してファイルアクセス要求のパケットを送出する
対応処理手段47と、ファイルデータのパケットが到来
すると、当該パケットが通過してきたネットワーク間接
続装置の数情報に基づき前記一時記憶手段41に記憶す
る制御処理を行う記憶制御手段42とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のネットワ
ーク間を接続するネットワーク間接続装置、このネット
ワーク間接続装置を用いたネットワークシステム及び上
記ネットワーク間接続装置におけるデータ管理方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のネットワークをゲートウエ
イ等のネットワーク間接続装置により接続して構成した
ネットワークシステムが知られている。このシステム
は、例えば、図2に示されるようなものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のネットワークシ
ステムにおいて、例えば、サーバ13に記憶されている
ファイルデータをクライアント10が得ようとすると、
複数のネットワーク1、2、3を介してデータを読み出
さなければならず、時間を要する。この例では、介在す
るネットワークの数が3つであるが、システムにより数
十のネットワークを介することもあり、待ち時間が多く
なるという問題点があった。
【0004】本発明は上記の従来におけるネットワーク
システムが有する問題点を解決せんとしてなされたもの
で、その目的は、ネットワーク上のデータを得る場合に
待ち時間を短縮することのできるネットワーク間接続装
置及びネットワークシステムを提供することである。ま
た、その場合のデータ管理方法を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のネット
ワーク間接続装置は、一方のネットワークから到来する
パケットを、宛先情報に基づき他のネットワークへ送出
するネットワーク間接続装置において、このネットワー
ク間接続装置を通過するファイルデータを一時記憶する
ための一時記憶手段と、クライアントから送出されたフ
ァイルアクセス要求を受けて、要求に係るサーバのファ
イルデータと同一データが前記一時記憶手段に記憶され
ているか否を判定する同一性判定手段と、この同一性判
定手段の判定結果に応じて、前記一時記憶手段のファイ
ルデータを前記クライアントに与え、または、他のネッ
トワークに対してファイルアクセス要求のパケットを送
出する対応処理手段と、ファイルデータのパケットが到
来すると、前記一時記憶手段に記憶する制御処理を行う
記憶制御手段とを具備したことを特徴とする。これによ
って、ファイルデータのパケットが到来すると、一時記
憶手段に記憶する制御処理が行われることになり、ファ
イルデータをアクセスしたクライアントへの経路上のネ
ットワーク間接続装置に一時記憶して、再度のアクセス
の場合に待ち時間を少なくできる。
【0006】請求項2に記載のネットワーク間接続装置
では、記憶制御手段が、ファイルデータのパケットが到
来すると、当該パケットが通過してきたネットワーク間
接続装置の数情報に基づき前記一時記憶手段に記憶する
ことを特徴とする。これによって、ファイルデータのパ
ケットが到来すると、当該パケットが通過してきたネッ
トワーク間接続装置の数情報に基づき一時記憶手段に記
憶する制御処理が行われることになり、ファイルデータ
をアクセスしたクライアントに近いネットワーク間接続
装置に一時記憶して、再度のアクセスの場合に待ち時間
を少なくできる。
【0007】請求項3に記載のネットワーク間接続装置
では、記憶制御手段が、当該ネットワーク間接続装置が
接続されているネットワークに、ファイルデータのパケ
ットの配信先が接続されているときには、当該パケット
が通過してきたネットワーク間接続装置の数情報に拘ら
ず一時記憶手段に記憶する制御処理を行うことを特徴と
する。これにより、ファイルデータをアクセスしたクラ
イアントが接続されているネットワークに接続されたネ
ットワーク間接続装置に、ファイルデータを一時記憶し
て、再度のアクセスの場合に待ち時間を少なくできる。
【0008】請求項4に記載のネットワーク間接続装置
では、記憶制御部が、一時記憶手段に新規なファイルデ
ータを記憶する記憶領域がない場合には、最も使用され
ていないファイルデータの記憶領域に対して前記新規な
ファイルデータを記憶することを特徴とする。これによ
り、利用の少ないファイルデータに代えて新規なファイ
ルデータが記憶される。
【0009】請求項5に記載のネットワーク間接続装置
では、対応処理手段が、同一性判定手段が同一性ありと
判定したことに応じて、一時記憶手段のファイルデータ
を読み出しクライアントに送出する読出送出手段と、前
記同一性判定手段が同一性なしと判定したことに応じ
て、他のネットワークに対してファイルアクセス要求の
パケットを送出するアクセス要求送出手段とを具備する
ことを特徴とする。これにより、サーバに記憶されてい
るファイルデータと一時記憶手段に記憶されているファ
イルデータとが同一である場合には一時記憶手段のファ
イルデータが読み出されてクライアントに送出され、同
一性がない場合には他のネットワークに対してファイル
アクセス要求のパケットの送出がなされ、サーバからの
ファイルデータ読み出しを可能とする。
【0010】請求項6に記載のネットワークシステム
は、複数のネットワークと、この複数のネットワーク間
を接続するネットワーク間接続装置とを有し、前記ネッ
トワーク間接続装置には、このネットワーク間接続装置
を通過するファイルデータを一時記憶するための一時記
憶手段と、ファイルデータのパケットが到来すると、前
記一時記憶手段に記憶する制御処理を行う記憶制御手段
とが具備されていることを特徴とする。これにより、複
数のネットワークを介するファイルデータのパケットが
到来すると、一時記憶手段に記憶する制御処理が行われ
ることになり、ファイルデータをアクセスしたクライア
ントへの経路上のネットワーク間接続装置に一時記憶し
て、再度のアクセスの場合に待ち時間を少なくできる。
【0011】請求項7に記載のネットワークシステムで
は、記憶制御手段が、ファイルデータのパケットが到来
すると、当該パケットが通過してきたネットワーク間接
続装置の数情報に基づき前記一時記憶手段に記憶するこ
とを特徴とする。これによって、ファイルデータのパケ
ットが到来すると、当該パケットが通過してきたネット
ワーク間接続装置の数情報に基づき一時記憶手段に記憶
する制御処理が行われることになり、ファイルデータを
アクセスしたクライアントに近いネットワーク間接続装
置に一時記憶して、再度のアクセスの場合に待ち時間を
少なくできる。
【0012】請求項8に記載のネットワークシステムで
は、記憶制御手段が、当該ネットワーク間接続装置が接
続されているネットワークに、ファイルデータのパケッ
トの配信先が接続されているときには、当該パケットが
通過してきたネットワーク間接続装置の数情報に拘らず
一時記憶手段に記憶する制御処理を行うことを特徴とす
る。これにより、ファイルデータをアクセスしたクライ
アントが接続されているネットワークに接続されたネッ
トワーク間接続装置に、ファイルデータを一時記憶し
て、再度のアクセスの場合に待ち時間を少なくできる。
【0013】請求項9に記載のネットワークシステム
は、複数のネットワークと、この複数のネットワーク間
を接続するネットワーク間接続装置とを有し、前記ネッ
トワーク間接続装置中の少なくとも一部のネットワーク
間接続装置には、このネットワーク間接続装置を通過す
るファイルデータを一時記憶するための一時記憶手段
と、ファイルデータのパケットが到来すると、前記一時
記憶手段に記憶する制御処理を行う記憶制御手段と、フ
ァイルデータを一時記憶することを許可する許可フラグ
が具備されており、前記許可フラグに応じて一時記憶の
制御を行うことを特徴とする。これにより、ネットワー
ク間接続装置中の少なくとも一部のネットワーク間接続
装置には、このネットワーク間接続装置を通過するファ
イルデータを一時記憶するための一時記憶手段が設けら
れており、ファイルデータを一時記憶することを許可す
る許可フラグに応じて一時記憶の制御がなされる。
【0014】請求項10に記載のネットワークシステム
は、複数のネットワークと、この複数のネットワーク間
を接続するネットワーク間接続装置とを有し、前記ネッ
トワーク間接続装置中の少なくとも一部のネットワーク
間接続装置には、このネットワーク間接続装置を通過す
るファイルデータを一時記憶するための一時記憶手段
と、クライアントから送出されたファイルアクセス要求
を受けて、要求に係るファイルデータと同一データが前
記一時記憶手段に記憶されているか否を判定する同一性
判定手段と、この同一性判定手段の判定結果に応じて、
前記一時記憶手段のファイルデータを前記クライアント
に与え、または、他のネットワークに対してファイルア
クセス要求のパケットを送出する対応処理手段と、ファ
イルデータのパケットが到来すると、前記一時記憶手段
に記憶する制御処理を行う記憶制御手段と、前記一時記
憶手段にファイルデータが一時記憶されていることを示
す記憶フラグが具備されており、前記記憶フラグに応じ
て前記一時記憶手段内のファイルデータの利用処理を行
うことを特徴とする。これにより、ネットワーク間接続
装置中の少なくとも一部のネットワーク間接続装置に
は、このネットワーク間接続装置を通過するファイルデ
ータを一時記憶するための一時記憶手段が設けられてお
り、当該一時記憶手段にファイルデータが一時記憶され
ていることを示す記憶フラグに応じて上記一時記憶手段
内のファイルデータの利用処理が行われる。
【0015】請求項11に記載のネットワークシステム
では、記憶制御手段が、ファイルデータのパケットが到
来すると、当該パケットが通過してきたネットワーク間
接続装置の数情報に基づき前記一時記憶手段に記憶する
ことを特徴とする。これによって、ファイルデータのパ
ケットが到来すると、当該パケットが通過してきたネッ
トワーク間接続装置の数情報に基づき一時記憶手段に記
憶する制御処理が行われることになり、ファイルデータ
をアクセスしたクライアントに近いネットワーク間接続
装置に一時記憶して、再度のアクセスの場合に待ち時間
を少なくできる。
【0016】請求項12に記載のデータ管理方法は、複
数のネットワーク間を接続するネットワーク間接続装置
に設けられ、当該ネットワーク間接続装置を通過するフ
ァイルデータを一時記憶するための一時記憶手段を有
し、ファイルデータのパケットが到来すると、当該パケ
ットが通過してきたネットワーク間接続装置の数情報を
検出し、この情報に基づき前記一時記憶手段に記憶する
か否かの制御処理を行うことを特徴とする。これによ
り、パケットが通過してきたネットワーク間接続装置の
数情報に基づき一時記憶手段に記憶する制御処理が行わ
れることになり、ファイルデータをアクセスしたクライ
アントに近いネットワーク間接続装置に一時記憶して、
再度のアクセスの場合に待ち時間を少なくできる。
【0017】請求項13に記載のデータ管理方法では、
パケットの配信先情報を検出し、パケットの配信先が、
当該ネットワーク間接続装置が接続されているネットワ
ークにあるときには、当該パケットが通過してきたネッ
トワーク間接続装置の数情報に拘らず一時記憶手段に記
憶する制御処理を行うことを特徴とする。これにより、
ファイルデータをアクセスしたクライアントが接続され
ているネットワークに接続されたネットワーク間接続装
置に、ファイルデータを一時記憶して、再度のアクセス
の場合に待ち時間を少なくできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態に係るネットワーク間接続装置、ネットワー
クシステム及びデータ管理方法を説明する。各図におい
て同一の構成要素には同一の符号を付し重複する説明を
省略する。図2には、ネットワークシステムの構成例が
示されている。ここでは、複数(4つ)のネットワーク
1〜4が、ネットワーク間接続装置であるゲートウエイ
5〜8により接続されている。ネットワーク1〜4に
は、それぞれサーバ11〜14が接続されており、ま
た、ネットワーク1には、クライアント10が接続され
ている。サーバ11〜14には、それぞれ幾つかのデー
タがファイル化されて記憶されており、クライアント1
0はいずれのサーバであるかを示すアドレスとファイル
アドレスとを含むアクセス要求(パケット)を送出する
ことにより、所望のファイルデータを得ることができ
る。各ネットワーク1〜4に接続されているサーバやク
ライアントは一例に過ぎず、他にも接続されている。
【0019】上記ネットワークシステムのゲートウエイ
5〜8中の少なくともゲートウエイ5は、本発明の実施
の形態に係るネットワーク間接続装置であり、図1に示
されるようにデータ一時記憶部40を備えている。上記
ネットワークシステムのゲートウエイ5以外は、データ
一時記憶部40を備えていなくとも良い。
【0020】図1のゲートウエイには、一方のネットワ
ーク(例えば、ネットワーク1)に接続されているイン
タフェース部31と、他のネットワーク(例えば、ネッ
トワーク2)に接続されているインタフェース部32と
を備える。インタフェース部31には、ネットワーク1
側にパケットを送出するための送出部31−1と、ネッ
トワーク1からパケットを取り込むための取込部31−
2とが設けられている。また、インタフェース部32に
は、ネットワーク2側にパケットを送出するための送出
部32−1と、ネットワーク2からパケットを取り込む
ための取込部32−2とが設けられている。取込部31
−2から取り込まれたパケットは経路制御部34−2に
送出され、取込部32−2から取り込まれたパケットは
経路制御部34−1に送出される。経路制御部34−
1、34−2は、経路情報テーブル33内の経路情報を
参照してパケットの中継及び破棄を実行する。
【0021】図4には、図2に示されるゲートウエイ5
により用いられる上記経路情報テーブル33の一例が示
されている。この経路情報テーブル33には、ネットワ
ークアドレスに経路アドレスが対応付けられて記憶され
ている。図2に示されるシステムでは、ゲートウエイ5
にネットワーク1(ネットワークアドレスが(50.
0.0.0))とネットワーク2(ネットワークアドレ
スが(60.0.0.0))とが直接に接続されている
ので、ネットワークアドレスが(50.0.0.0)ま
たは(60.0.0.0)を有するパケットがゲートウ
エイ5に到来すると直接配信を行うように経路情報テー
ブル33の情報が設定されている。また、ゲートウエイ
5に直接に接続されないネットワーク3(ネットワーク
アドレスが(30.0.0.0))を宛先とするパケッ
トを経路アドレス(60.0.0.5)の経路からネッ
トワーク2を介してネットワーク3へ送出するように、
ネットワークアドレス(30.0.0.0)と経路アド
レス(60.0.0.5)とが対応付けられて記憶され
ている。また、ゲートウエイ5に直接に接続されないネ
ットワーク4(ネットワークアドレスが(40.0.
0.0))を宛先とするパケットを経路アドレス(5
0.0.0.4)の経路からネットワーク1を介してネ
ットワーク4へ送出するように、ネットワークアドレス
(40.0.0.0)と経路アドレス(50.0.0.
4)が記憶されている。ゲートウエイ5は、上記図4の
経路情報テーブル33に記憶された経路情報に基づき、
宛先のネットワークアドレスが(50.0.0.0)の
パケットが到来すると当該パケットを直接配信し、ま
た、宛先のネットワークアドレスが(30.0.0.
0)のパケットが到来すると当該パケットを経路アドレ
ス(60.0.0.5)の経路に送出する。更に、宛先
のネットワークアドレスが(40.0.0.0)のパケ
ットが到来すると当該パケットを経路アドレス(50.
0.0.4)の経路に送出する。
【0022】経路制御部34−1、34−2には、ファ
イルデータを一時記憶することを許可する許可フラグF
11、F12、一時記憶手段41にファイルデータが一
時記憶されていることを示す記憶フラグF21、F22
が備えられている。経路制御部34−1、34−2に
は、このゲートウエイ5を通過するデータを記憶するた
めのデータ一時記憶部40が接続されている。
【0023】データ一時記憶部40には、ネットワーク
間接続装置であるゲートウエイ5を通過するファイルデ
ータを一時記憶するための一時記憶手段41、記憶制御
手段42、同一性判定手段43、対応処理手段47、記
憶内容テーブル46が備えられている。同一性判定手段
43は、例えば、クライアント10から送出されたファ
イルアクセス要求を受けて、要求に係るサーバ13のフ
ァイルデータと同一データが上記一時記憶手段41に記
憶されているか否を判定するものであり、対応処理手段
47は、上記同一性判定手段43の判定結果に応じて、
一時記憶手段41のファイルデータをクライアント10
に与え、または、他のネットワーク2等に対してファイ
ルアクセス要求のパケットを送出するものである。対応
処理手段47は、同一性判定手段43が同一性ありと判
定したことに応じて、一時記憶手段41のファイルデー
タを読み出しクライアント10に送出する読出送出手段
45と、同一性判定手段43が同一性なしと判定したこ
とに応じて、他のネットワーク2等に対してファイルア
クセス要求のパケットを送出するアクセス要求送出手段
44とを備える。
【0024】記憶制御手段42は、ファイルデータのパ
ケットが到来すると、当該パケットが通過してきたネッ
トワーク間接続装置であるゲートウエイの数情報に基づ
き一時記憶手段41に当該パケットを記憶する制御処理
を行うものであり、また、当該ネットワーク間接続装置
であるゲートウエイ5が接続されているネットワーク1
に、ファイルデータのパケットの配信先(クライアント
10)が接続されているときには、当該パケットが通過
してきたネットワーク間接続装置であるゲートウエイの
数情報に拘らず当該パケットを一時記憶手段に記憶する
制御処理を行うものである。
【0025】記憶内容テーブル46は、同一性判定手段
43及び読出送出手段45により参照されるもので、そ
の内容は記憶制御手段42により書き換えられる。記憶
内容テーブル46は、図8に示されるように、一時記憶
手段41に記憶されているファイルデータのサーバにお
けるファイルアドレス、バージョン、一時記憶手段41
における格納先先頭アドレス、レングス、最終使用年月
日の各情報が対応付けられて記憶されたものである。
【0026】以上の通りに構成されたゲートウエイ5に
おいては、経路制御部34−1、34−2、データ一時
記憶部40は、コンピュータにより構成されており、C
PUがプログラムを実行することにより制御を行うの
で、図5〜図7、図9のフローチャートを用いて、その
動作を説明する。ここでは、クライアント10がサーバ
13に記憶されているファイルデータを読み出す場合を
説明する。
【0027】経路制御部34−2が、ネットワーク1に
接続されているインタフェース部31の取込み部31−
2を介してアクセス要求に係るパケットを取り込む(S
1)。図3に、パケットのヘッダ部分の一例を示す。ヘ
ッダ部分には、ファイル名に対応する宛先アドレスと、
発元アドレスと、パケットの種別(アクセス要求か、フ
ァイルデータか等)がセットされる。また、ヘッダ部分
には、ゲートウエイにより、当該パケットが通過してき
たネットワーク間接続装置であるゲートウエイの数情
報、つまり、ホップ数がセットされるようになってい
る。さらに、サーバに対するファイルデータのバージョ
ン情報の問い合わせに対しては、ヘッダ部分にバージョ
ン情報がセットされて返送がなされ、その返送の場合、
返送パケットにはファイル名が含まれる。
【0028】上記のようなヘッダ部分を備えるパケット
を取り込んだ経路制御部34−2は、経路情報テーブル
33を参照して直接配信のパケットか否かを検出する
(S2)。ここでは、サーバ13を宛先とするので、N
Oへ分岐するが、直接配信するパケットである場合に
は、取り込んだパケットは配信先が存在するネットワー
クから取り込んだものであるため、これを破棄する(S
3)。サーバ13宛のパケットであることを検出する
と、記憶フラグF22がセットされているかを検出する
(S4)。ゲートウエイ5はデータ一時記憶部40を有
し、ファイルデータを記憶しているので、記憶フラグF
22がセットされている。そこで、ステップS5へ進
み、一時記憶手段41内を検索して(S5)、アクセス
要求に係るパケット内のアクセス対象であるファイルデ
ータが記憶されているのかを検出する(S6)。
【0029】より具体的には、図6に示されるように、
アクセス要求に係るパケットのファイルアドレスと記憶
内容テーブル46のファイルアドレスとの一致を検出す
る(S9)。不一致となればステップS8へ進み、一致
した場合にはサーバ13に対し、ファイルのバージョン
を問い合わせるパケットを送出する(S10)。そし
て、問い合わせに対する返送に係るパケットが到来する
と、図3に示されるようにパケット内にバージョン情報
が含まれているので、これと記憶内容テーブル46の該
当ファイルアドレスのバージョン情報の一致を検出する
(S11)。ここで、不一致となればステップS8へと
進み、一致した場合にはステップS7へ進む。
【0030】つまり、サーバ13に記憶されているファ
イルデータと一時記憶手段41に記憶されているファイ
ルデータの一致が検出されると、記憶内容テーブル46
の該当ファイルアドレスに対応する格納先先頭アドレス
及びレングスを用いて、一時記憶手段41からファイル
データを読み出し、これをパケット化して経路アドレス
(50.0.0.4)の経路を介してネットワーク1へ
送出し、クライアント10がファイルデータのパケット
を取り込み可能とする(S7)。一方、サーバ13に記
憶されているファイルデータと一時記憶手段41に記憶
されているファイルデータが不一致またはアクセス要求
に係るファイルデータが記憶されていないことが検出さ
れると、アクセス要求に係るパケットを対応する経路で
ある経路アドレス(60.0.0.5)の経路へ送出す
る(S8)。
【0031】上記のようにしてアクセス要求に係るパケ
ットがサーバ13に到来すると、サーバ13は対応のフ
ァイルデータを読み出しパケット化して送出する。この
パケットは、例えば、ネットワーク2からゲートウエイ
5に到来する。すると、図7のフローチャートにより処
理を行う。即ち、経路制御部34−1が、ネットワーク
2に接続されているインタフェース部32の取込み部3
2−2を介してデータパケットを取り込む(S21)。
このパケットの宛先アドレス及び経路情報テーブル33
を参照して、直接配信のパケットか否かを検出する(S
22)。ここでは、クライアント10を宛先とするの
で、NOへ分岐するが、直接配信するパケットである場
合には、取り込んだパケットは配信先が存在するネット
ワークから取り込んだものであるため、これを破棄する
(S23)。
【0032】クライアント10宛のパケットであること
を検出すると、許可フラグF11がセットされているか
を検出する(S24)。ゲートウエイ5はデータ一時記
憶部40を有し、ファイルデータの記憶を許可している
ので、許可フラグF11がセットされている。そこで、
ステップS25へ進み、パケットに含まれているホップ
数が所定値以上かをパケット内のホップ数情報により検
出し、または、次のネットワーク1に当該パケットの宛
先が有るのかを宛先アドレス及び経路情報テーブルに基
づき検出し(S25)、検出内容が真であるかを調べる
(S26)。
【0033】上記において、この例では、パケットに含
まれているホップ数が所定値以上である場合、または、
次のネットワーク1に当該パケットの宛先が有る場合に
該当し、当該パケットのファイルデータを一時記憶手段
41へ記憶すると共に、当該パケットのホップ数を
「1」増加して対応経路である経路アドレス(50.
0.0.4)の経路へ送出する(S27)。このときの
格納処理の詳細が図9のフローチャートに示されてい
る。つまり、記憶内容テーブル46の格納先先頭アドレ
ス及びレングスを用いて、一時記憶手段41内に空き領
域があるかを検出し(S31)、空き領域がなければ、
最終使用年月日から最も使用が古いエントリーを検出し
て空き領域を作る(S32)。そして、空き領域に対し
当該ファイルデータを格納したことを内容とする情報を
記憶内容テーブル46に書き込み(S33)、データを
一時記憶手段41中の該当空き領域に格納する(S3
4)。
【0034】上記に対し、許可フラグF11がセットさ
れていないか、パケットに含まれているホップ数が所定
値以上でなく、かつ、次のネットワーク1に当該パケッ
トの宛先がない場合には、当該パケットのホップ数を
「1」増加して対応経路へ送出する(S28)。この動
作は、例えば、ゲートウエイ6がゲートウエイ5と同じ
構成を有する場合に、ゲートウエイ6において行われ
る。
【0035】図2のネットワークシステムにおいて、全
てのゲートウエイが上記ゲートウエイ5と同じ構成を有
するときには、図5〜図7、図9のフローチャートに示
した動作が各ゲートウエイにおいて行われる。また、ネ
ットワークシステムに上記ゲートウエイ5と異なるゲー
トウエイがあっても、ホップ数やアドレスは本実施の形
態と同様に処理される限りにおいて、本発明は有効に機
能する。また、パケットのヘッダに含まれているホップ
数情報が所定値以上である場合には、複数のゲートウエ
イにおいて同一のファイルデータが記憶される可能性が
ある。しかし、係る場合にも、再度のアクセス要求は、
同一クライアントからなされる可能性が高く、当該クラ
イアントに最も近いゲートウエイからファイルデータが
読み出され、ここからファイルデータがクライアントに
返送される。従って、本来のファイルデータを記憶して
いるサーバに近い側のゲートウエイに記憶されたファイ
ルデータは使用される可能性は低い。そのため、本来の
ファイルデータを記憶しているサーバに近い側のゲート
ウエイの記憶内容テーブル46における当該ファイルデ
ータ対応の使用年月日が更新されず、いずれはエントリ
ーがなくなり、システムとしては適切に運用されるので
ある。
【0036】また、許可フラグF11、F12、記憶フ
ラグF21、F22は、ゲートウエイ5に設けられてい
るディップスイッチ等のフラグ切り換え手段によりセッ
ト・リセットできる構成を採る。この構成により、一時
記憶手段41にファイルデータを記憶するか否かをユー
ザが任意に切り換えることが可能である。なお、上記の
実施の形態においては、ホップ数に基づく記憶処理を行
うと共に、次のネットワークに当該パケットの宛先が有
る場合にも記憶処理を行うようにしたが、ホップ数に基
づく記憶処理のみを行う構成としても良い。これによれ
ば、ホップ数が少ない場合、つまり、アクセスに対し待
ち時間が少ない場合に、一時記憶手段41に記憶がなさ
れないから、不要な記憶を防止できる効果がある。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載のネ
ットワーク間接続装置によれば、ファイルデータのパケ
ットが到来すると、一時記憶手段に記憶する制御処理を
行うので、ファイルデータをアクセスしたクライアント
へ到る経路上のネットワーク間接続装置に一時記憶し
て、再度のアクセスの場合に待ち時間を少なくできる。
【0038】以上説明したように請求項2に記載のネッ
トワーク間接続装置によれば、ファイルデータのパケッ
トが到来すると、当該パケットが通過してきたネットワ
ーク間接続装置の数情報に基づき一時記憶手段に記憶す
る制御処理を行うので、ファイルデータをアクセスした
クライアントに近いネットワーク間接続装置に一時記憶
して、再度のアクセスの場合に待ち時間を少なくでき
る。
【0039】以上説明したように請求項3に記載のネッ
トワーク間接続装置によれば、ファイルデータをアクセ
スしたクライアントが接続されているネットワークに接
続されたネットワーク間接続装置にファイルデータを一
時記憶するようにしているので、再度のアクセスの場合
に待ち時間を少なくできる。
【0040】以上説明したように請求項4に記載のネッ
トワーク間接続装置によれば、記憶制御部が、一時記憶
手段に新規なファイルデータを記憶する記憶領域がない
場合には、最も使用されていないファイルデータの記憶
領域に対して前記新規なファイルデータを記憶するよう
にしているので、利用の少ないファイルデータに代えて
新規なファイルデータが記憶される。
【0041】以上説明したように請求項5に記載のネッ
トワーク間接続装置によれば、サーバに記憶されている
ファイルデータと一時記憶手段に記憶されているファイ
ルデータとが同一である場合には一時記憶手段のファイ
ルデータを読み出されてクライアントに送出し、同一性
がない場合には他のネットワークに対してファイルアク
セス要求のパケットの送出を行うので、一時記憶手段に
記憶があれば待ち時間を少なくファイルデータの取り出
しを可能とし、また、記憶がなければサーバからのファ
イルデータ読み出しを可能とする。
【0042】以上説明したように請求項6に記載のネッ
トワークシステムによれば、複数のネットワークを介す
るファイルデータのパケットが到来すると、一時記憶手
段に記憶する制御処理が行われることになり、ファイル
データをアクセスしたクライアントへ到る経路上のネッ
トワーク間接続装置に一時記憶して、再度のアクセスの
場合に待ち時間を少なくできる。
【0043】以上説明したように請求項7に記載のネッ
トワークシステムによれば、ファイルデータのパケット
が到来すると、当該パケットが通過してきたネットワー
ク間接続装置の数情報に基づき一時記憶手段に記憶する
制御処理を行うので、ファイルデータをアクセスしたク
ライアントに近いネットワーク間接続装置に一時記憶し
て、再度のアクセスの場合に待ち時間を少なくできる。
【0044】以上説明したように請求項8に記載のネッ
トワークシステムによれば、当該ネットワーク間接続装
置が接続されているネットワークに、ファイルデータの
パケットの配信先が接続されているときには、当該パケ
ットが通過してきたネットワーク間接続装置の数情報に
拘らず一時記憶手段に記憶する制御処理を行うので、フ
ァイルデータをアクセスしたクライアントが接続されて
いるネットワークに接続されたネットワーク間接続装置
に、ファイルデータを一時記憶して、再度のアクセスの
場合に待ち時間を少なくできる。
【0045】以上説明したように請求項9に記載のネッ
トワークシステムによれば、ネットワーク間接続装置中
の少なくとも一部のネットワーク間接続装置には、この
ネットワーク間接続装置を通過するファイルデータを一
時記憶するための一時記憶手段が設けられており、ファ
イルデータを一時記憶することを許可する許可フラグに
応じて一時記憶の制御がなされる。
【0046】以上説明したように請求項10に記載のネ
ットワークシステムによれば、ネットワーク間接続装置
中の少なくとも一部のネットワーク間接続装置には、こ
のネットワーク間接続装置を通過するファイルデータを
一時記憶するための一時記憶手段が設けられており、当
該一時記憶手段にファイルデータが一時記憶されている
ことを示す記憶フラグに応じて上記一時記憶手段内のフ
ァイルデータの利用処理が行われる。
【0047】以上説明したように請求項11に記載のネ
ットワークシステムによれば、ファイルデータのパケッ
トが到来すると、当該パケットが通過してきたネットワ
ーク間接続装置の数情報に基づき一時記憶手段に記憶す
る制御処理を行うので、ファイルデータをアクセスした
クライアントに近いネットワーク間接続装置に一時記憶
して、再度のアクセスの場合に待ち時間を少なくでき
る。
【0048】以上説明したように請求項12に記載のデ
ータ管理方法によれば、パケットが通過してきたネット
ワーク間接続装置の数情報に基づき一時記憶手段に記憶
する制御処理が行われることになり、ファイルデータを
アクセスしたクライアントに近いネットワーク間接続装
置に一時記憶して、再度のアクセスの場合に待ち時間を
少なくできる。
【0049】以上説明したように請求項13に記載のデ
ータ管理方法によれば、パケットの配信先情報を検出
し、パケットの配信先が、当該ネットワーク間接続装置
が接続されているネットワークにあるときには、当該パ
ケットが通過してきたネットワーク間接続装置の数情報
に拘らず一時記憶手段に記憶する制御処理を行うので、
ファイルデータをアクセスしたクライアントが接続され
ているネットワークに接続されたネットワーク間接続装
置に、ファイルデータを一時記憶して、再度のアクセス
の場合に待ち時間を少なくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るネットワーク間接続
装置の構成を示す図。
【図2】本発明の実施の形態に係るネットワーク間接続
装置を用いて構成したネットワークシステムを示す図。
【図3】ネットワークにて送受されるパケットのヘッダ
部を示す図。
【図4】本発明の実施の形態に係るネットワーク間接続
装置に用いられる経路情報テーブルを示す図。
【図5】本発明の実施の形態に係るネットワーク間接続
装置の動作を示すフローチャート。
【図6】本発明の実施の形態に係るネットワーク間接続
装置の動作を示すフローチャート。
【図7】本発明の実施の形態に係るネットワーク間接続
装置の動作を示すフローチャート。
【図8】本発明の実施の形態に係るネットワーク間接続
装置に用いられる記憶内容テーブルを示す図。
【図9】本発明の実施の形態に係るネットワーク間接続
装置の動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
1〜4 ネットワーク 5〜8 ゲー
トウエイ 10 クライアント 11〜14
サーバ 31、32 インタフェース部 34−1、3
4−2 経路制御部 33 経路情報テーブル 40 データ
一時記憶部 41 一時記憶手段 42 記憶制
御手段 43 同一性判定手段 44 アクセ
ス要求送出手段 45 読出送出手段 46 記憶内
容テーブル 47 対応処理手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方のネットワークから到来するパケッ
    トを、宛先情報に基づき他のネットワークへ送出するネ
    ットワーク間接続装置において、 このネットワーク間接続装置を通過するファイルデータ
    を一時記憶するための一時記憶手段と、 クライアントから送出されたファイルアクセス要求を受
    けて、要求に係るサーバのファイルデータと同一データ
    が前記一時記憶手段に記憶されているか否を判定する同
    一性判定手段と、 この同一性判定手段の判定結果に応じて、前記一時記憶
    手段のファイルデータを前記クライアントに与え、また
    は、他のネットワークに対してファイルアクセス要求の
    パケットを送出する対応処理手段と、 ファイルデータのパケットが到来すると、前記一時記憶
    手段に記憶する制御処理を行う記憶制御手段とを、 具備したことを特徴とするネットワーク間接続装置。
  2. 【請求項2】 記憶制御手段は、 ファイルデータのパケットが到来すると、当該パケット
    が通過してきたネットワーク間接続装置の数情報に基づ
    き前記一時記憶手段に記憶することを特徴とする請求項
    1に記載のネットワーク間接続装置。
  3. 【請求項3】 記憶制御手段は、 当該ネットワーク間接続装置が接続されているネットワ
    ークに、ファイルデータのパケットの配信先が接続され
    ているときには、当該パケットが通過してきたネットワ
    ーク間接続装置の数情報に拘らず一時記憶手段に記憶す
    る制御処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のネ
    ットワーク間接続装置。
  4. 【請求項4】 記憶制御手段は、 一時記憶手段に新規なファイルデータを記憶する記憶領
    域がない場合には、最も使用されていないファイルデー
    タの記憶領域に対して前記新規なファイルデータを記憶
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に
    記載のネットワーク間接続装置。
  5. 【請求項5】 対応処理手段は、 同一性判定手段が同一性ありと判定したことに応じて、
    一時記憶手段のファイルデータを読み出しクライアント
    に送出する読出送出手段と、 前記同一性判定手段が同一性なしと判定したことに応じ
    て、他のネットワークに対してファイルアクセス要求の
    パケットを送出するアクセス要求送出手段とを、 具備することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1
    項に記載のネットワーク間接続装置。
  6. 【請求項6】 複数のネットワークと、 この複数のネットワーク間を接続するネットワーク間接
    続装置とを有し、 前記ネットワーク間接続装置には、 このネットワーク間接続装置を通過するファイルデータ
    を一時記憶するための一時記憶手段と、 ファイルデータのパケットが到来すると、前記一時記憶
    手段に記憶する制御処理を行う記憶制御手段とが、 具備されていることを特徴とするネットワークシステ
    ム。
  7. 【請求項7】 記憶制御手段は、 ファイルデータのパケットが到来すると、当該パケット
    が通過してきたネットワーク間接続装置の数情報に基づ
    き前記一時記憶手段に記憶することを特徴とする請求項
    6に記載のネットワークシステム。
  8. 【請求項8】 記憶制御手段は、 当該ネットワーク間接続装置が接続されているネットワ
    ークに、ファイルデータのパケットの配信先が接続され
    ているときには、当該パケットが通過してきたネットワ
    ーク間接続装置の数情報に拘らず一時記憶手段に記憶す
    る制御処理を行うことを特徴とする請求項6に記載のネ
    ットワークシステム。
  9. 【請求項9】 複数のネットワークと、 この複数のネットワーク間を接続するネットワーク間接
    続装置とを有し、 前記ネットワーク間接続装置中の少なくとも一部のネッ
    トワーク間接続装置には、 このネットワーク間接続装置を通過するファイルデータ
    を一時記憶するための一時記憶手段と、 ファイルデータのパケットが到来すると、前記一時記憶
    手段に記憶する制御処理を行う記憶制御手段と、 ファイルデータを一時記憶することを許可する許可フラ
    グが具備されており、 前記許可フラグに応じて一時記憶の制御を行うことを特
    徴とするネットワークシステム。
  10. 【請求項10】 複数のネットワークと、 この複数のネットワーク間を接続するネットワーク間接
    続装置とを有し、 前記ネットワーク間接続装置中の少なくとも一部のネッ
    トワーク間接続装置には、 このネットワーク間接続装置を通過するファイルデータ
    を一時記憶するための一時記憶手段と、 クライアントから送出されたファイルアクセス要求を受
    けて、要求に係るファイルデータと同一データが前記一
    時記憶手段に記憶されているか否を判定する同一性判定
    手段と、 この同一性判定手段の判定結果に応じて、前記一時記憶
    手段のファイルデータを前記クライアントに与え、また
    は、他のネットワークに対してファイルアクセス要求の
    パケットを送出する対応処理手段と、 ファイルデータのパケットが到来すると、前記一時記憶
    手段に記憶する制御処理を行う記憶制御手段と、 前記一時記憶手段にファイルデータが一時記憶されてい
    ることを示す記憶フラグが具備されており、 前記記憶フラグに応じて前記一時記憶手段内のファイル
    データの利用処理を行うことを特徴とするネットワーク
    システム。
  11. 【請求項11】 記憶制御手段は、 ファイルデータのパケットが到来すると、当該パケット
    が通過してきたネットワーク間接続装置の数情報に基づ
    き前記一時記憶手段に記憶することを特徴とする請求項
    9または10に記載のネットワークシステム。
  12. 【請求項12】 複数のネットワーク間を接続するネッ
    トワーク間接続装置に設けられ、当該ネットワーク間接
    続装置を通過するファイルデータを一時記憶するための
    一時記憶手段を有し、 ファイルデータのパケットが到来すると、当該パケット
    が通過してきたネットワーク間接続装置の数情報を検出
    し、 この情報に基づき前記一時記憶手段に記憶するか否かの
    制御処理を行うことを特徴とするデータ管理方法。
  13. 【請求項13】 パケットの配信先情報を検出し、 パケットの配信先が、当該ネットワーク間接続装置が接
    続されているネットワークにあるときには、当該パケッ
    トが通過してきたネットワーク間接続装置の数情報に拘
    らず一時記憶手段に記憶する制御処理を行うことを特徴
    とする請求項12に記載のデータ管理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7310823B2 (en) 2001-07-06 2007-12-18 Hitachi, Ltd. Digital information recording apparatus and outputting apparatus
JP2010205397A (ja) * 2001-04-06 2010-09-16 Hitachi Consumer Electronics Co Ltd ディジタル情報記録装置、再生装置、出力装置および送信装置

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