JPH11118920A - レーダ目標検出装置 - Google Patents

レーダ目標検出装置

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JPH11118920A
JPH11118920A JP9303392A JP30339297A JPH11118920A JP H11118920 A JPH11118920 A JP H11118920A JP 9303392 A JP9303392 A JP 9303392A JP 30339297 A JP30339297 A JP 30339297A JP H11118920 A JPH11118920 A JP H11118920A
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JP
Japan
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output
zero
circuit
vector
phase
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JP9303392A
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Tatsuo Matsuno
達夫 松野
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Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーダを中心とする円に沿って或いは接線方
向に航行する目標や空中に停止している飛行体の検知確
率を高くする。 【解決手段】 ゼロドップラ目標検出回路の構成を、I
相のゼロドップラフィルタ15に対応させてクラッタマッ
プ25と減算器26を設け、Q相のゼロドップラフィルタ16
に対応させてクラッタマップ27と減算器28を設け、受信
信号ベクトルに変化があった場合I、Q各相成分毎に差
を算出し、この差について合成回路29で2乗和平方根を
算出するようにして、入力信号にベクトル変化があれ
ば、その変化ベクトルの大きさが目標として検出される
ようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動目標を検出す
るレーダ装置において、レーダ装置を中心とする円に沿
って或いは接線方向に移動する目標や空中に停止してい
る目標を検出するレーダ目標検出装置に属する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のこの種レーダ目標検出装
置の構成を示すブロック図である。送信機2で発生した
マイクロ波送信パルスは送受切換器3を経て空中線1か
ら空間へ放射され、山や丘等の陸地、海面、雨、雨雲、
航空機等で反射され再び空中線1へ戻って来て受信され
る。受信信号は送受切換器3を経てプリアンプ4へ入力
され、そこで増幅されて周波数変換器6へ送られ、ここ
で局部発振器7からの局部発振信号により中間周波数へ
周波数変換されてIFアンプ8へ送られ増幅される。I
Fアンプ8の出力は2系統に分けられ、その一方は位相
検波器9へ入力され、他方は位相検波器10へ入力され
る。位相検波器9および10へはコーヒレント発振器5
から位相検波用の連続波がそれぞれ供給されているが両
者の間には90度(π/2ラジアン)の位相差がある。
こうすることにより、位相情報を有する受信信号を位相
差が90度ある2つの位相の振幅成分に分けて取り出す
ことができる。即ち、受信信号を位相が直交する2つの
ベクトルの振幅成分として取り出すことができる。
【0003】今、紙面上における回転角度を位相角とし
基準の角度をI相、直交する角度をQ相として、この平
面上に位相角φで振幅(大きさ)がCの信号をベクトル
Cとして示すと図3のようになる。位相検波器9の出
力をI相成分出力とすればその出力はCI 、位相検波器
10の出力をQ相成分出力とすれば、その出力はCQ
なる。I相成分CI はA/D変換器11でディジタル信
号に変換され、MTI回路13およびゼロドップラフィ
ルタ15へ入力される。また、Q相成分CQ はA/D変
換器12でディジタル信号に変換され、MTI回路14
およびゼロドップラフィルタ16へ入力される。MTI
回路13および14ではそれぞれ信号CI およびCQ
のゼロ近辺より高いドップラ周波数を有する移動目標(M
ovingTarget) が検出され合成回路20で合成されて選
択回路21へ入力される。
【0004】一方、ゼロドップラフィルタ15および1
6では信号CI およびCQ 中のドップラ周波数がゼロの
信号、即ち、山や丘のような固定物からの反射信号(グ
ランドクラッターと言う)およびゼロ近辺の信号、即
ち、レーダ装置を中心とする円周方向或いは円周の接線
方向に航行する航空機およびヘリコプターのように空中
に停止する目標(即ち半径方向の移動の少ない目標)か
らの反射信号のみを抽出出力し、合成回路17でゼロド
ップラフィルタ15および16の出力それぞれの2乗の
和の平方根を算出し、クラッタマップ18へ入力する。
【0005】今、ベクトルVC がグランドクラッタとす
ればゼロドップラフィルタ15の出力はCI であり、ゼ
ロドップラフィルタ16の出力はCQ であり、合成回路
17の出力は√(CI 2+CQ 2)となり、これはとりもな
おさずベクトルVC の大きさCということになる。クラ
ッタマップは、入力されて来た信号を、探知領域全域に
渡って細分区画された各区画に対応する記憶素子を有し
ており、空中線の回転毎に各区画毎に信号レベルを平均
化しつつ記憶していく。従ってクラッタマップには移動
することのない山や丘のような陸地からの反射による信
号(グランドクラッターと言う)や動きの遅い雨雲から
の反射による信号(ウェザークラッターと言う)が、そ
の場所に対応して平均強度も含めて地図状に格納されて
いくことになる。
【0006】次に、クラッターベクトルVC に航空機の
ような目標からの反射信号ベクトルVT が重畳した場合
を図4に示す。ベクトルVC にベクトルVT が重畳する
とその合成ベクトルはベクトルVS となり、このときの
ゼロドップラフィルタ15の出力はSI 、ゼロドップラ
フィルタ16の出力はSQ となり、合成回路17の出力
は、√(SI 2+SQ 2)=Sとなる。この信号Sはクラッ
タマップ18へ該当細分区画の強度の平均化の新データ
として入力されるとともに、減算器19へ送られる。減
算器19へは同時にクラッタマップ18から該当細分区
画の平均化クラッタレベルCが入力されており、S−C
の減算が行われる。この差がクラッタの除去された飛行
体目標の信号として選択回路21へ送られる。選択回路
21では、合成回路20からの目標信号と減算器19か
らの目標信号のうち大なる方を目標信号として選択して
D/A変換器22へ出力し、ここでアナログ信号に変換
して指示器23へ送り画面上に表示する。
【0007】かくして、航空機その他の飛行体目標のう
ち、航行速度のレーダ装置を中心とする半径方向成分に
よるドップラ周波数が、MTIフィルタ通過帯域中にあ
る場合にはMTI回路で検出され、他方、飛行体目標が
レーダ装置を中心とする円周に沿って、或いは円周の接
線方向に沿って航行したり、ヘリコプターのように空中
に停止しているためにドップラ周波数がゼロに近い場合
には、ゼロドップラフィルタ15、16、合成回路1
7、クラッタマップ18、減算器19で構成されるゼロ
ドップラ目標検出回路24で検出されるようにして飛行
体目標の検出確率の向上を図っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においても、飛行体目標の検出は完璧とはいか
ず、次のような問題がある。飛行体目標がいかに円周方
向や接線方向に飛行し、或いは空中に停止したとして
も、完全な固定目標ではないからレーダ空中線との間の
距離は変化する。即ち反射されてくる信号の位相が変化
する。このことは図4において目標信号ベクトルVT
ベクトルVC の先端を中心として回転するということで
ある。その結果図5に示すようにベクトルVC とベクト
ルVT の合成ベクトルVS が、その大きさSがベクトル
C の大きさCと同じになる向きに来ることがあり得
る。同様のことは図5のベクトルVT が図と逆向きにな
ったときにも生ずる。ところが従来技術では減算器19
でS−Cの減算を行っているから、図5のような場合は
目標出力がゼロになってしまい検知確率が下がってしま
うという欠点がある。
【0009】もう1つの欠点はヘリコプターのような飛
行体目標がクラッターと重畳しないで空中に停止してい
る場合である。このような場合の目標信号ベクトルは、
図6のように座標原点からのベクトルVT によって表さ
れる。これは図5のベクトルVC がゼロになった場合と
考えればよい。そして、或る回の空中線走査時から次の
走査までの間に停止位置の動揺がある場合には、目標信
号の位相が変化することになるから、目標信号ベクトル
T は原点を中心にして回転することになる。例えば、
位相変化分がφであればVT からVT ′へ回転すること
になる。
【0010】ところで、VT に対するゼロドップラフィ
ルタ15の出力はTI であり、ゼロドップラフィルタ1
6の出力はTQ であり、これらを入力した合成回路17
の出力は√(TI 2+TQ 2)=Tである。従って、クラッ
タマップ18の目標の細分区画位置に対応する記憶素子
には強度Tで格納される。
【0011】次に、同じ細分区画内で位置の動揺があり
位相がφだけ変化したときの目標ベクトルは図6のV
T ′のようになる。このときのゼロドップラフィルタ1
5の出力はTI ′であり、ゼロドップラフィルタ16の
出力はTQ ′である。そして合成回路17の出力は√
{(TI ′)2 +(TQ ′)2 }であるから結局Tとい
うことになる。そうすると減算器19では合成回路17
からのTから、クラッタマップ18からのTを減ずるこ
とになりゼロとなってしまう。従って、同じ細分区画内
に停止している飛行体目標は検出されないことになって
しまうと言う欠点がある。
【0012】本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解
消したレーダ目標検出装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のレーダ目標検出装置は、次のような構成
を有する。即ち、本発明のレーダ目標検出装置は、第1
および第2のMTI回路と、第1および第2のゼロドッ
プラフィルタを含むゼロドップラ目標検出回路を有し、
受信信号を2系統に分けてそれぞれの信号を位相が90
度異なるコーヒレント発振信号で位相検波し、第1の系
統の位相検波出力を第1のMTI回路と第1のゼロドッ
プラフィルタへ入力し、第2の系統の位相検波出力を第
2のMTI回路と第2のゼロドップラフィルタへ入力
し、第1のMTI回路の出力と第2のMTI回路の出力
との合成出力と、ゼロドップラ目標検出回路の合成出力
から選択器で振幅の大きい方を選択して目標信号として
出力するレーダ目標検出装置であって、ゼロドップラ目
標検出回路が下記の各構成を具備することを特徴とする
レーダ目標検出装置である。 (イ) 第1のゼロドップラフィルタの出力信号を、探
知領域の全域に渡って細分区画された各区画毎に対応さ
せて過去の空中線走査時から現在の走査時までの振幅を
平均化しながら格納する第1のクラッタマップ (ロ) 第1のゼロドップラフィルタの出力と、第1の
クラッタマップ中該出力に対応する区画に格納された平
均値とで減算し出力する第1の減算器 (ハ) 第2のゼロドップラフィルタの出力信号を、探
知領域の全域に渡って細分区画された各区画毎に対応さ
せて過去の空中線走査時から現在の走査時までの振幅を
平均化しながら格納する第2のクラッタマップ (ニ) 第2のゼロドップラフィルタの出力と、第2の
クラッタマップ中該出力に対応する区画に格納された平
均値とで減算し出力する第2の減算器 (ホ) 第1の減算器の出力と第2の減算器の出力の2
乗和平方根を算出して前記選択器へ出力する合成回路
【0014】
【発明の実施の形態】本発明は、従来のレーダ目標検出
装置の構成中ゼロドップラ目標検出回路の構成を変えた
ものである。従来技術の欠点は、従来の構成が受信信号
ベクトルのI相成分であるゼロドップラフィルタ15の
出力と、Q相成分であるゼロドップラフィルタ16の出
力とを直ぐ合成回路17へ入力してそれぞれの2乗の和
の平方根、即ち受信信号ベクトルの大きさに変換してク
ラッタマップ18に記憶させ、減算器19で減算すると
いうものであり、折角得られている位相情報を活用せず
単にベクトルの大きさだけに着眼して処理していたこと
に起因する。
【0015】そこで本発明では、大きさが同じであって
も位相が異なればベクトルとしては異なり差分ベクトル
が存在するという点に着眼し、受信信号のベクトル変化
については、I相、Q相それぞれの相毎に変化の差を取
り出し、その差分の2乗和平方根を算出(直交ベクトル
合成)することにより差分ベクトルの振幅を取り出すよ
うにし、従来技術の欠点が生じるような場合であっても
位相の変化があるかぎり飛行体目標を検出できるように
したものである。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明のレーダ目標検出装置のゼロドッ
プラ目標検出回路の構成を示すブロック図である。I相
のゼロドップラフィルタ15へは従来と同様、図2のA
/D変換器11からのI相信号が入力され、Q相のゼロ
ドップラフィルタ16へはA/D変換器12からのQ相
信号が入力される。そして各ゼロドップラフィルタから
はドップラ周波数がゼロのクラッタ信号およびゼロに近
い飛行体の目標信号が出力され、I相、Q相それぞれに
対応して設けられたクラッタマップ25および26に探
知領域の細分区画された区画毎に対応させて区画毎に平
均化しつつ格納させて行く。即ち、クラッタマップ25
にはクラッタ信号のI相成分がマップ状に格納され、ク
ラッタマップ27にはクラッタ信号のQ相成分がマップ
状に格納されることになる。そして、減算器26では細
分区画毎にゼロドップラフィルタ15の出力からクラッ
タマップ25に格納されている対応する細分区画のクラ
ッタ信号を減じて出力する。
【0017】Q相についてもクラッタマップ27および
減算器28は同じ動作を行う。こうして、減算器26か
らはI相成分におけるクラッタ信号との差分が合成回路
29へ入力され、減算器28からはQ相成分におけるク
ラッタ信号との差分が合成回路29へ入力され、ここで
両差分入力の2乗和平方根が算出され図2の選択回路2
1へ送出される。
【0018】この2乗和平方根は、I相における差分と
Q相における差分のものであるから結局そのような差分
をもたらした信号ベクトルの大きさを表していることに
なる。図5を参照して説明すると、今或る細分区画にお
けるクラッタベクトルがVCで、そのI相成分CI がク
ラッタマップ25に格納されており、Q相成分CQ がク
ラッタマップ27に格納されているとする。
【0019】このクラッタベクトルに飛行体の目標信号
ベクトルVT が重畳されると、その合成ベクトルはVS
となる。このベクトルVS のI相成分SI はゼロドップ
ラフィルタ15の出力に現れる。また、ベクトルVS
Q相成分SQ はゼロドップラフィルタ16の出力に現れ
る。従って、減算器26ではSI −CI が算出され、減
算器28ではSQ −CQ が算出されることになる。そし
て合成回路29では、√{(SI −CI2 +(SQ
Q2 }が算出されることになる。この値は図5から
明らかなように目標信号ベクトルVT の大きさTを示し
ている。
【0020】従来の構成では、CI およびCQ からベク
トルVC の大きさCを求め、SI およびSQ からベクト
ルVS の大きさSを求めて、S−Cを求めているのでS
=CとなるようなベクトルVT の位相では目標検出がゼ
ロとなってしまい、また、その近傍では小さくなってし
まうのに対して、本発明の構成においては、ベクトルV
T の位相にかかわらず常にその大きさTの信号で目標検
出を出力することができるという優れた利点がある。
【0021】次に、飛行体の目標信号がクラッタに重畳
しないで空中に停止している場合(例えば海上の高度の
高いところで停止しているヘリコプターのような場合)
について、図6を参照して説明する。今、或る細分区画
に存在する目標信号ベクトルVT のI相成分が平均値T
I としてクラッタマップ25に格納され、Q相成分が平
均値TQ として格納されているとする。そして、機体の
動揺により目標信号の位相がφだけ変化したとすればそ
のときの目標信号ベクトルはVT ′となる。このときの
I相成分はTI ′でありこれがゼロドップラフィルタ1
5の出力として現れ、Q相成分はTQ ′でありこれがゼ
ロドップラフィルタ16の出力として現れる。
【0022】その結果、減算器26ではTI ′−TI
算出され、減算器28ではTQ ′−TQ が算出される。
そして、合成回路29では√{(TI ′−TI2
(TQ ′−TQ2 }が算出される。この値は、図6か
らベクトルVT ′からベクトルVT を減じた差ベクトル
M の大きさMであることが分かる。この大きさMはφ
が180度になったとき2Tになることも図から分か
る。このMが目標検出信号として選択回路21へ出力さ
れる。
【0023】ところで、空中に停止中のヘリコプターと
いえども陸地のような固定目標のように完全に固定停止
するということは有り得ない。むしろ動揺しているのが
常態である。今、送信周波数が捜索レーダでよく用いら
れる3000MHzとすればその波長は10cmである。
従ってヘリコプターが半径方向に5cm移動すると反射に
よる往復で電波伝搬距離が10cm変化することになるか
ら位相は360度回ることになる。2.5cmで180
度、1.25cmで90度回ることになる。この程度の移
動はあるのが当たり前であるから差ベクトルの大きさM
が目標として検出される確率は非常に高いということに
なる。
【0024】このような半径方向の距離の変動は、円周
に沿って或いは接線方向に飛行しているためMTI回路
では検出されない飛行体目標についても存在するのが常
態であるから、そのような目標がクラッタに重畳しない
で航行している場合にもその検出確率は高いものとな
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレーダ目
標検出装置のゼロドップラ目標検出回路は、受信信号の
I相とQ相毎にクラッタマップと減算器を設け、受信信
号ベクトルに変化があった場合には、各相成分毎の差を
算出し、その差の2乗和平方根を算出するようにしたの
で、受信信号中にベクトル変化がある限り常にその変化
ベクトルの大きさを目標として取り出すことができ、従
来回路が理論的に検出不能の場合が存在するのに較べ
て、ゼロドップラ周波数近辺の飛行体目標の検出確率を
顕著に高めることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のレーダ目標検出装置におけるゼロドッ
プラ目標検出回路の構成を示すブロック図である。
【図2】従来のレーダ目標検出装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】信号ベクトルVC を直交するI相成分CI とQ
相成分CQ に分解した状態を示すベクトル図である。
【図4】クラッタを示す信号ベクトルVC に飛行体の目
標信号ベクトルVT が重畳して合成ベクトルVS となる
ベクトル図である。
【図5】図4におけるベクトルVT が回転して、合成ベ
クトルVS の大きさSがベクトルVC の大きさCと等し
くなった場合を示すベクトル図である。
【図6】信号ベクトルVC に重畳しない飛行体の目標信
号ベクトルVT が、目標の位置の変化により回転するこ
とを示したベクトル図である。
【符号の説明】
1 空中線 2 送信機 3 送受切換器 4 プリアンプ 5 コーヒレント発振器 6 周波数変換器 7 局部発振器 8 IFアンプ 9,10 位相検波器 11,12 A/D変換器 13,14 MTI回路 15,16 ゼロドップラフィルタ 17 合成回路 18 クラッタマップ 19 減算器 20 合成回路 21 選択回路 22 D/A変換器 23 指示器 24 ゼロドップラ目標検出回路 25 クラッタマップ 26 減算器 27 クラッタマップ 28 減算器 29 合成回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2のMTI回路と、第1お
    よび第2のゼロドップラフィルタを含むゼロドップラ目
    標検出回路を有し、受信信号を2系統に分けてそれぞれ
    の信号を位相が90度異なるコーヒレント発振信号で位
    相検波し、第1の系統の位相検波出力を第1のMTI回
    路と第1のゼロドップラフィルタへ入力し、第2の系統
    の位相検波出力を第2のMTI回路と第2のゼロドップ
    ラフィルタへ入力し、第1のMTI回路の出力と第2の
    MTI回路の出力との合成出力と、ゼロドップラ目標検
    出回路の合成出力から選択器で振幅の大きい方を選択し
    て目標信号として出力するレーダ目標検出装置であっ
    て、ゼロドップラ目標検出回路が下記の各構成を具備す
    ることを特徴とするレーダ目標検出装置。 (イ) 第1のゼロドップラフィルタの出力信号を、探
    知領域の全域に渡って細分区画された各区画毎に対応さ
    せて過去の空中線走査時から現在の走査時までの振幅を
    平均化しながら格納する第1のクラッタマップ (ロ) 第1のゼロドップラフィルタの出力と、第1の
    クラッタマップ中該出力に対応する区画に格納された平
    均値とで減算し出力する第1の減算器 (ハ) 第2のゼロドップラフィルタの出力信号を、探
    知領域の全域に渡って細分区画された各区画毎に対応さ
    せて過去の空中線走査時から現在の走査時までの振幅を
    平均化しながら格納する第2のクラッタマップ (ニ) 第2のゼロドップラフィルタの出力と、第2の
    クラッタマップ中該出力に対応する区画に格納された平
    均値とで減算し出力する第2の減算器 (ホ) 第1の減算器の出力と第2の減算器の出力の2
    乗和平方根を算出して前記選択器へ出力する合成回路
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2513356A (en) * 2013-04-24 2014-10-29 Bae Systems Plc Wind turbine mitigation in radar systems
CN107735692A (zh) * 2015-06-01 2018-02-23 罗伯特·博世有限公司 用于对车辆进行定位的方法和设备
US10310067B2 (en) 2013-04-24 2019-06-04 Bae Systems Plc Wind turbine mitigation in radar systems

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