JPH11113781A - 耳孔手入れ具 - Google Patents

耳孔手入れ具

Info

Publication number
JPH11113781A
JPH11113781A JP29354797A JP29354797A JPH11113781A JP H11113781 A JPH11113781 A JP H11113781A JP 29354797 A JP29354797 A JP 29354797A JP 29354797 A JP29354797 A JP 29354797A JP H11113781 A JPH11113781 A JP H11113781A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
combustion
main body
earhole
insertion portion
cone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP29354797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikumori Kawabata
菊盛 川畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITTEI KK
Original Assignee
NITTEI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NITTEI KK filed Critical NITTEI KK
Priority to JP29354797A priority Critical patent/JPH11113781A/ja
Publication of JPH11113781A publication Critical patent/JPH11113781A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱と減圧作用を利用して耳垢などを除去する
ことができると共に、耳孔内に入った水を的確に取り除
くことができる耳孔手入れ具を提供すること。 【解決手段】 蝋または蜜蝋並びに必要に応じて香料を
含浸させた天然繊維によるシートを中空円錐筒状に成形
した燃焼部10と軟質で耐熱性のあるプラスチック製筒
状の挿入部11とを隙間なく結合してコーン型主体1を
形成し、挿入部11の内周部に円周に沿ってリング状溝
12を形成すると共に挿入部11と燃焼部10の結合部
の近傍に不燃性の保護受皿2を装着する。耳孔に挿入部
11を差し込みコーン型主体1を立直にセットする。燃
焼部10に着火し自然消火するまで燃焼させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耳孔手入れ具に関
し、さらに詳しくは安全かつ的確な手入れができる耳孔
手入れ具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】耳垢などを除去するために、従来から各
種の耳孔手入れ具が提案されて実用化されている。従来
のものは、耳垢を機械的手法によって掻き取るようにし
たものが多く、使用上の不注意によっては耳孔を傷つけ
てしまうことがあった。
【0003】又、シャワーを使用した後又は水泳の後に
耳孔内に水が入ってしまうことがあり、この場合は綿棒
などで水を取り出すか、自然に出てくるのを待つしかな
かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、熱と減圧作用を利用して耳垢などを除去す
ることができると共に、耳孔内に入った水を的確に取り
除くことができる耳孔手入れ具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】解決手段は、蝋または蜜
蝋並びに必要に応じて香料を含浸させた天然繊維による
シートを中空円錐筒状に成形した燃焼部と該燃焼部の小
径部に隙間なく結合した軟質プラスチック製筒状の挿入
部とによりコーン型主体を形成し、該挿入部の内周部に
円周に沿ってリング状溝を形成し、当該挿入部と上記燃
焼部の結合部の近傍に不燃性の保護受皿を装着したこと
を特徴とする。
【0006】又、コーン型主体の挿入部には、燃焼部の
色彩と異なる色彩又は線で表示された耳孔への差込み深
さを表示する差込み表示部が設けられていることを特徴
とする。
【0007】さらに、保護受皿は、断面形状が浅い漏斗
状に形成されていることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る耳孔手入れ具
の斜視図、図2は耳孔手入れ具の分解断面図であり、耳
孔手入れ具は、コーン型主体1と保護受皿2により構成
されている。
【0009】コーン型主体1は、蝋または蜜蝋並びに必
要により香料を含浸させた天然繊維によるシートを中空
円錐筒状に成形した燃焼部10と、その小径端近傍に耳
孔へ挿入するための軟質プラスチック製の挿入部11と
から構成されており、燃焼部10から挿入部11までは
全体としてコーン形状を呈するようにしている。
【0010】上記、コーン型主体1の燃焼部10を形成
するシートは、パルプあるいは綿などの天然繊維を用い
た紙、不織布もしくは布などである。
【0011】又、挿入部11は、燃焼部10から連続す
るコーン形状を有する筒状体であって、大径部先端に燃
焼部10の基端部を隙間なく密着結合し、筒体内部の略
中央部に蝋または蜜蝋の燃焼かすを受け止めるためのリ
ング状溝12を形成したものである。
【0012】なお、挿入部11は耳孔内に差し込むもの
であるから、軟質で耐熱性のあるプラスチック、例えば
オレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリプロピレン等
を使用し耳孔内部を傷つけないように配慮している。
【0013】又、挿入部11の外周面には、耳孔への差
込み深さを表示する彩色又は線による差込み表示部13
を設けることにより耳孔への差し込み深さの目安とする
ことができるものである。
【0014】この他、コーン型主体1の燃焼部10の先
端部は、斜状に切断して先鋭状の着火部13を形成して
いる。
【0015】上記した保護受皿2は、厚紙の上面にアル
ミ箔などのような不燃性の金属箔を被着して断面を浅い
漏斗状に成形しており、その中央部にコーン型主体1の
挿入部11の小径端外径より大きく燃焼部10の結合部
外径より小さい差込み孔3を設けている。そして、コー
ン型主体1を挿入部11から差込み孔3内に挿入するこ
とにより、当該挿入部11の上端を保護受皿2から露出
させている。
【0016】実施例において、コーン型主体1は全長1
60mm、大径部(燃焼部10)の直径25mm、小径
部(挿入部11)の直径6mm、差込み表示部13は小
径端部から15mm、保護受皿2の取付け位置は挿入部
11の基端部から55mmとしている。なお、挿入部1
1は保護受皿2の上方へ約10mm程度突出している。
【0017】又、図3を参照して、保護受皿2は、直径
70mmであり、円形ディスク素材20の中心部に差込
み孔3をあけ、ディスク素材20の差込み孔3から放射
状に延びる2本の切込み21,22を入れ、一方の切込
み21の側縁に沿って両面粘着テープ23を貼り、当該
両面粘着テープ23を対応する切込み22の下面に接着
して浅い漏斗状に形成している。
【0018】次に、本発明の手入れ具を用いて耳孔の手
入れを行う場合は、保護受皿2を傘を逆向きにした状態
にして中央の差込み孔3にコーン型主体1を細い方から
差し込み、図1に示すように保護受皿2を挿入部11の
上部近傍位置まで移動させる。
【0019】耳孔の手入れをする人は予め横向きに寝
て、耳孔に挿入部11を差し込み、コーン型主体1を直
立した状態にセットする。次いで燃焼部10の着火部1
4に火をつけると燃焼部10は緩やかに燃焼を開始す
る。
【0020】このとき、天然繊維に含浸させた蝋または
蜜蝋が燃焼するために、コーン型主体1を伝わって燃焼
熱が耳孔に伝達されるとともに、コーン型主体1の内側
に上昇気流が発生する。なお、燃焼部10に香料を含浸
させた場合は蝋特有のにおいを消すことができる。
【0021】これにより、コーン型主体1の小径端部を
差し込んだ耳孔にはコーン型主体1から伝達される熱が
穏やかにかつ有効的に浸透する。このために、血管新生
が高くなって免疫系統が活性化され、耳垢の軟化が改善
され、同時に、コーン型主体1から伝達される熱による
加温作用で鍼のつぼと反射領域のエネルギッシュな活性
化が行われる。
【0022】又、燃焼にともなう上昇気流がコーン型主
体1の内側に発生して耳孔に減圧作用を及ぼすために、
側腔の圧力調整が行われて耳孔内に入った水が排出する
とともに、閉塞した孔を開通させて皮膚呼吸を再生し、
軟化した蝋または蜜蝋に耳孔内の老廃物および沈降物が
付着する。
【0023】一方、挿入部11の内部には内壁に沿って
円周上に形成されたリング状溝12が設けられているの
で、蝋または蜜蝋の燃焼かすが軟化して流動した場合は
リング状溝12がこの燃焼かすを受け止めるから、耳孔
内に高温の燃焼かすが落ちるのを防ぐことができる。
【0024】燃焼部10が燃焼し挿入部11との結合部
まで燃焼すると自然消火する。従って、燃焼部10が燃
焼し終った時点でコーン型主体1を耳孔から抜き取るこ
とにより、耳孔内の老廃物および沈降物をコーン型主体
1の小径端部の内面に付着させた状態で取り除くことが
できる。
【0025】この他、保護受皿2は、燃焼による熱が顔
などに直接輻射されることがなく、あるいは燃焼に伴う
コーン型主体1の残渣物が顔などに落下することがない
ために、燃焼に伴う不安感ならびに危険性を排除するこ
とができる。
【0026】
【発明の効果】本発明は、蝋または蜜蝋並びに香料を含
浸させたコーン型主体の燃焼によって発生する熱と上昇
気流による減圧作用を耳孔に及ぼして耳垢などを的確に
除去することができる。なお、コーン型主体から生じる
蝋特有のにおいは香料によって消去させることができ
る。又、コーン型主体の挿入部は軟質プラスチック材で
形成しているから、燃焼部が燃焼する炎が挿入部側に及
ぶことがなく安全である。
【0027】又、挿入部の内周部には円周に沿ってリン
グ状溝を設けているので、燃焼部の燃焼かすが軟化して
流動化しても当該リング状溝が受け止めるので、耳孔内
に燃焼かすが落ち耳孔内を火傷するなどの事故を防止す
ることができる。
【0028】さらに、不燃性の保護受皿をコーン型主体
に外挿しているために、燃焼による熱が顔などに直接輻
射されることがなく、又、燃焼に伴うコーン型主体の残
渣物が顔などに落下することがないために、不安感なら
びに危険性を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】耳孔手入れ具の全体を示す斜視図。
【図2】耳孔手入れ具の構成部品を示す断面図。
【図3】保護受皿を形成するディスク素材の斜視図。
【符号の説明】
1 コーン型主体 2 保護受皿 3 差込み孔 10 燃焼部 11 挿入部 12 リング状溝 13 差込み表示部 14 着火部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蝋または蜜蝋並びに必要に応じて香料を
    含浸させた天然繊維によるシートを中空円錐筒状に成形
    した燃焼部(10)と該燃焼部(10)の小径部に隙間
    なく結合した軟質で耐熱性のあるプラスチック製筒状の
    挿入部(11)とによりコーン型主体(1)を形成し、
    該挿入部(11)の内周部に円周に沿ってリング状溝
    (12)を形成し、当該挿入部(11)と上記燃焼部
    (10)の結合部の近傍に不燃性の保護受皿(2)を装
    着したことを特徴とする耳孔手入れ具。
  2. 【請求項2】 コーン型主体(2)の挿入部(11)に
    は、燃焼部(10)の色彩と異なる色彩又は線で表示さ
    れた耳孔への差込み深さを表示する差込み表示部(1
    3)が設けられていることを特徴とする請求項1に記載
    の耳孔手入れ具。
  3. 【請求項3】 保護受皿(2)は、断面形状が浅い漏斗
    状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    耳孔手入れ具。
JP29354797A 1997-10-09 1997-10-09 耳孔手入れ具 Withdrawn JPH11113781A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29354797A JPH11113781A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 耳孔手入れ具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29354797A JPH11113781A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 耳孔手入れ具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11113781A true JPH11113781A (ja) 1999-04-27

Family

ID=17796175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29354797A Withdrawn JPH11113781A (ja) 1997-10-09 1997-10-09 耳孔手入れ具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11113781A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010067509A (ko) * 2001-02-01 2001-07-13 최후섭 귀 청소기
KR20010085017A (ko) * 2001-07-18 2001-09-07 예봉태 귀속 청소기
KR20020057860A (ko) * 2002-04-27 2002-07-12 장창규 귀 청소용 지관
EP1095614B1 (en) * 1999-10-27 2005-01-26 Tanita Corporation Dividable type apparatus for measuring living body impedance

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1095614B1 (en) * 1999-10-27 2005-01-26 Tanita Corporation Dividable type apparatus for measuring living body impedance
KR20010067509A (ko) * 2001-02-01 2001-07-13 최후섭 귀 청소기
KR20010085017A (ko) * 2001-07-18 2001-09-07 예봉태 귀속 청소기
KR20020057860A (ko) * 2002-04-27 2002-07-12 장창규 귀 청소용 지관

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2013013762A (ja) 他者保護用の衛生マスク
AU9721301A (en) Multifunctional absorbent article
JPH11113781A (ja) 耳孔手入れ具
JPH11137473A (ja) 耳ケア用具
KR100536180B1 (ko) 쑥뜸기 및 부가장치
JPH1156667A (ja) 耳孔手入れ具
EP0908161A1 (en) Safety accessory for fabric and wax cones used in cleaning the ear cavity
US8574250B2 (en) Ear candle
KR200208573Y1 (ko) 귀속 청소장치
JP2000202000A (ja) 施灸用具
JPH078409A (ja) 掃除器具
JP3047100U (ja) 使い捨て式の耳孔掃除用品
JP3045787U (ja) 耳垢除去具
KR200216136Y1 (ko) 귀 이물 제거기구
US3734093A (en) Thermal ear wax extracting device
KR200259558Y1 (ko) 귀지 청소 용구
JP3159349U (ja) 香焚器具
KR100544268B1 (ko) 귀의 온열 자극기
KR200214634Y1 (ko) 귀 속 청소기구
CN217219557U (zh) 一种可悬灸艾灸功能的悬灸器
KR200306796Y1 (ko) 귀지를 제거하기 위한 기구
WO1991011976A1 (en) Device for removing wax from the external auditory meatus
KR20000054251A (ko) 귀 속 청소기
TWM556586U (zh) 耳燭裝置
KR200210864Y1 (ko) 귓속 청소구

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20050104