JPH11110262A - 情報管理システム - Google Patents
情報管理システムInfo
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- JPH11110262A JPH11110262A JP9268886A JP26888697A JPH11110262A JP H11110262 A JPH11110262 A JP H11110262A JP 9268886 A JP9268886 A JP 9268886A JP 26888697 A JP26888697 A JP 26888697A JP H11110262 A JPH11110262 A JP H11110262A
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- JP
- Japan
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- database
- divided
- records
- instructions
- record
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 データベースへのレコード量が増加した場合
に検索性能を劣化させないようにする。 【解決手段】この情報管理システムは情報を登録するに
あたりテーブル20aが定義され、そのテーブル20a
に対する情報の登録および検索が所定命令により実行さ
れるRDB20と、テーブル20aのレコード数を監視
するレコード数監視処理部21と、テーブル20aのレ
コード量が制限行数を超過した場合、テーブル20aの
レコード数を半分に分割し、テーブル20aと同一構造
のテーブル20bを作成し、そのテーブル20bに半分
のレコードを移動するテーブル分割処理部22と、RD
B20の情報の検索要求が発生した場合、SQLを分割
テーブル数分複製しそれぞれのテーブル20a、20b
に同時に発行する登録・検索SQL加工部24と、発行
された命令により得られた各検索結果を統合する検索結
果統合処理部25とを具備する。
に検索性能を劣化させないようにする。 【解決手段】この情報管理システムは情報を登録するに
あたりテーブル20aが定義され、そのテーブル20a
に対する情報の登録および検索が所定命令により実行さ
れるRDB20と、テーブル20aのレコード数を監視
するレコード数監視処理部21と、テーブル20aのレ
コード量が制限行数を超過した場合、テーブル20aの
レコード数を半分に分割し、テーブル20aと同一構造
のテーブル20bを作成し、そのテーブル20bに半分
のレコードを移動するテーブル分割処理部22と、RD
B20の情報の検索要求が発生した場合、SQLを分割
テーブル数分複製しそれぞれのテーブル20a、20b
に同時に発行する登録・検索SQL加工部24と、発行
された命令により得られた各検索結果を統合する検索結
果統合処理部25とを具備する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えばクライアント
サーバ型などの情報管理システムに関する。
サーバ型などの情報管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の情報管理システム、例えばクライ
アントサーバ型などの情報管理システムは、サーバ計算
機上にリレーショナルデータベース(以下RDBと称
す)を備え、クライアント計算機からネットワークを通
じてRDBへアクセスし、情報の登録、検索、更新を行
うようシステム構築されている。
アントサーバ型などの情報管理システムは、サーバ計算
機上にリレーショナルデータベース(以下RDBと称
す)を備え、クライアント計算機からネットワークを通
じてRDBへアクセスし、情報の登録、検索、更新を行
うようシステム構築されている。
【0003】この種の情報管理システムの場合、RDB
に情報を新規登録する場合、RDB上にテーブルを定義
し、以降、そのテーブル内にレコードを次々に挿入して
行くのが一般的である。
に情報を新規登録する場合、RDB上にテーブルを定義
し、以降、そのテーブル内にレコードを次々に挿入して
行くのが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
情報管理システムでは、レコードが1つ発生する毎に1
つのテーブル内に行が追加され、その行にレコードが挿
入されるためテーブルのレコード数が大量になると、レ
コードを検索するだけで多くの時間がかかりRDBその
ものの検索性能が劣化するという問題がある。
情報管理システムでは、レコードが1つ発生する毎に1
つのテーブル内に行が追加され、その行にレコードが挿
入されるためテーブルのレコード数が大量になると、レ
コードを検索するだけで多くの時間がかかりRDBその
ものの検索性能が劣化するという問題がある。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、データベースのテーブルのレコード件
数を常に一定に保つことによりデータベース検索時の性
能劣化を防止することのできる情報管理システムを提供
することを目的としている。
なされたもので、データベースのテーブルのレコード件
数を常に一定に保つことによりデータベース検索時の性
能劣化を防止することのできる情報管理システムを提供
することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1記載の発明の情報管理システムは、情
報を登録するにあたりテーブルが定義され、そのテーブ
ルに対する前記情報の登録および検索が所定の命令によ
り実行されるデータベースと、前記データベースのテー
ブルのレコード量を監視する監視手段と、前記監視手段
による監視中に前記テーブルのレコード量が制限量を超
過した場合、前記テーブルのレコード量を分割する分割
手段と、前記分割手段により前記テーブルが分割された
場合、前記テーブルと同一構造のテーブルを作成するテ
ーブル作成手段と、前記テーブル作成手段により作成さ
れたテーブルに前記分割手段により分割された一方のレ
コードを移動するレコード移動手段と、前記データベー
スへの情報の検索要求が発生した場合、前記検索要求に
対応する命令を分割テーブル数分複製し、複製した命令
をそれぞれのテーブルに対して同時に発行する命令加工
手段と、前記命令加工手段により発行された命令により
前記データベースからそれぞれ得られた結果を統合して
出力する統合手段とを具備したことを特徴としている。
ために、請求項1記載の発明の情報管理システムは、情
報を登録するにあたりテーブルが定義され、そのテーブ
ルに対する前記情報の登録および検索が所定の命令によ
り実行されるデータベースと、前記データベースのテー
ブルのレコード量を監視する監視手段と、前記監視手段
による監視中に前記テーブルのレコード量が制限量を超
過した場合、前記テーブルのレコード量を分割する分割
手段と、前記分割手段により前記テーブルが分割された
場合、前記テーブルと同一構造のテーブルを作成するテ
ーブル作成手段と、前記テーブル作成手段により作成さ
れたテーブルに前記分割手段により分割された一方のレ
コードを移動するレコード移動手段と、前記データベー
スへの情報の検索要求が発生した場合、前記検索要求に
対応する命令を分割テーブル数分複製し、複製した命令
をそれぞれのテーブルに対して同時に発行する命令加工
手段と、前記命令加工手段により発行された命令により
前記データベースからそれぞれ得られた結果を統合して
出力する統合手段とを具備したことを特徴としている。
【0007】請求項1、3、4記載の発明では、監視手
段による監視中にテーブルのレコード量が制限量を超過
した場合、テーブルのレコード量が分割されてテーブル
と同一構造のテーブルが作成され、作成されたテーブル
に分割された一方のレコードが移動されて1つのテーブ
ルのレコード量が低減する。そして、データベースへの
情報の検索要求が発生した場合、検索要求に対応する命
令が分割テーブル数分複製されて、それぞれのテーブル
に同時に発行され、データベースから得られた結果が統
合手段によって統合されて出力されるので、データベー
スのテーブルのレコード件数を常に一定に保つことがで
き、データベースへのレコード量が増加した場合にも、
検索性能が劣化しなくなる。また、ユーザはデータベー
スのテーブルが分割されていることを意識しなくて済
む。
段による監視中にテーブルのレコード量が制限量を超過
した場合、テーブルのレコード量が分割されてテーブル
と同一構造のテーブルが作成され、作成されたテーブル
に分割された一方のレコードが移動されて1つのテーブ
ルのレコード量が低減する。そして、データベースへの
情報の検索要求が発生した場合、検索要求に対応する命
令が分割テーブル数分複製されて、それぞれのテーブル
に同時に発行され、データベースから得られた結果が統
合手段によって統合されて出力されるので、データベー
スのテーブルのレコード件数を常に一定に保つことがで
き、データベースへのレコード量が増加した場合にも、
検索性能が劣化しなくなる。また、ユーザはデータベー
スのテーブルが分割されていることを意識しなくて済
む。
【0008】つまり、データベースのテーブルのレコー
ド件数を常に一定に保つことによりデータベース検索時
の性能劣化を防止することができる。
ド件数を常に一定に保つことによりデータベース検索時
の性能劣化を防止することができる。
【0009】請求項2記載の情報管理システムは、請求
項1記載の情報管理システムにおいて、前記テーブル作
成手段は、データベースファイル及び物理ディスクを分
けて新たなテーブルを作成することを特徴としている。
項1記載の情報管理システムにおいて、前記テーブル作
成手段は、データベースファイル及び物理ディスクを分
けて新たなテーブルを作成することを特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明では、分割したテーブ
ルのデータベースファイル及び物理ディスクを分けるこ
とによりI/Oの分散を図ることができる。
ルのデータベースファイル及び物理ディスクを分けるこ
とによりI/Oの分散を図ることができる。
【0011】請求項3記載の情報管理方法は、データベ
ースに定義されたテーブルのレコード量を監視する工程
と、監視中に前記テーブルのレコード量が制限量を超過
した場合、前記テーブルのレコード量を分割する工程
と、前記テーブルが分割された場合、前記テーブルと同
一構造のテーブルを作成する工程と、作成されたテーブ
ルに前記分割手段により分割された一方のレコードを移
動する工程と、前記データベースへの情報の検索要求が
発生した場合、前記検索要求に対応する命令を分割テー
ブル数分複製し、複製した命令をそれぞれのテーブルに
対して同時に発行する工程と、前記発行された命令によ
り前記データベースからそれぞれ得られた結果を統合し
て出力する工程とを有することを特徴としている。
ースに定義されたテーブルのレコード量を監視する工程
と、監視中に前記テーブルのレコード量が制限量を超過
した場合、前記テーブルのレコード量を分割する工程
と、前記テーブルが分割された場合、前記テーブルと同
一構造のテーブルを作成する工程と、作成されたテーブ
ルに前記分割手段により分割された一方のレコードを移
動する工程と、前記データベースへの情報の検索要求が
発生した場合、前記検索要求に対応する命令を分割テー
ブル数分複製し、複製した命令をそれぞれのテーブルに
対して同時に発行する工程と、前記発行された命令によ
り前記データベースからそれぞれ得られた結果を統合し
て出力する工程とを有することを特徴としている。
【0012】請求項4記載の記録媒体は、コンピュータ
に、データベースに定義されたテーブルのレコード量を
監視させ、監視中に前記テーブルのレコード量が制限量
を超過した場合、前記テーブルのレコード量を分割さ
せ、前記テーブルが分割された場合、前記テーブルと同
一構造のテーブルを作成させ、作成されたテーブルに前
記分割手段により分割された一方のレコードを移動さ
せ、前記データベースへの情報の検索要求が発生した場
合、前記検索要求に対応する命令を分割テーブル数分複
製させ、複製した所定命令をそれぞれのテーブルに対し
て同時に発行させ、前記発行された命令により前記デー
タベースからそれぞれ得られた結果を統合して出力させ
るプログラムを前記コンピュータが読取り可能に記録し
たことを特徴としている。
に、データベースに定義されたテーブルのレコード量を
監視させ、監視中に前記テーブルのレコード量が制限量
を超過した場合、前記テーブルのレコード量を分割さ
せ、前記テーブルが分割された場合、前記テーブルと同
一構造のテーブルを作成させ、作成されたテーブルに前
記分割手段により分割された一方のレコードを移動さ
せ、前記データベースへの情報の検索要求が発生した場
合、前記検索要求に対応する命令を分割テーブル数分複
製させ、複製した所定命令をそれぞれのテーブルに対し
て同時に発行させ、前記発行された命令により前記デー
タベースからそれぞれ得られた結果を統合して出力させ
るプログラムを前記コンピュータが読取り可能に記録し
たことを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
を参照して詳細に説明する。
【0014】図1は本発明に係る一つの実施形態のクラ
イアントサーバ型の情報管理システムの構成を示す図で
ある。
イアントサーバ型の情報管理システムの構成を示す図で
ある。
【0015】同図に示すように、この情報管理システム
は、クライアント計算機1と、サーバ計算機2とをネッ
トワーク3を介して接続して構成されている。クライア
ント計算機1は、ネットワーク3を通じてサーバ計算機
2にアクセスして情報の登録、検索、更新を行う機能を
有している。サーバ計算機2はリレーショナルデータベ
ース20(以下RDB20と称す)、レコード数監視処
理部21、テーブル分割処理部22、分割テーブル管理
ファイル23、登録・検索SQL文加工部24、検索結
果統合処理部25などを有している。
は、クライアント計算機1と、サーバ計算機2とをネッ
トワーク3を介して接続して構成されている。クライア
ント計算機1は、ネットワーク3を通じてサーバ計算機
2にアクセスして情報の登録、検索、更新を行う機能を
有している。サーバ計算機2はリレーショナルデータベ
ース20(以下RDB20と称す)、レコード数監視処
理部21、テーブル分割処理部22、分割テーブル管理
ファイル23、登録・検索SQL文加工部24、検索結
果統合処理部25などを有している。
【0016】RDB20はクライアント計算機1からの
アクセスによって互いがリンクするような各種テーブ
ル、例えばテーブル20aなどを定義できるデータベー
スである。
アクセスによって互いがリンクするような各種テーブ
ル、例えばテーブル20aなどを定義できるデータベー
スである。
【0017】レコード数監視処理部21は対象となるテ
ーブルのレコード数を常に一定時間間隔で監視し、パラ
メータ化された制限レコード数を超過した場合に超過リ
ストファイルに記録するものである。またこの行数監視
部21はテーブル検索処理において、常に同一検索条件
での実際の検索性能を検索する毎に測定・記録し、性能
実績が劣化した段階で分割するような処理を行うための
性能保存機能も有している。
ーブルのレコード数を常に一定時間間隔で監視し、パラ
メータ化された制限レコード数を超過した場合に超過リ
ストファイルに記録するものである。またこの行数監視
部21はテーブル検索処理において、常に同一検索条件
での実際の検索性能を検索する毎に測定・記録し、性能
実績が劣化した段階で分割するような処理を行うための
性能保存機能も有している。
【0018】テーブル分割処理部22はレコード数監視
処理部21により制限レコード数を超過したため超過リ
ストファイルに記録されたときや、同一条件下での検索
性能実績値が著しく劣化した場合(どの程度の劣化で分
割するかはパラメータにより定義する)などに対象テー
ブルを分割する。なお、RDΒ設計時に予めデータ量が
見積もられておりレコード数が予測できている場合など
は予めテーブルを分割しておくことも行なう。
処理部21により制限レコード数を超過したため超過リ
ストファイルに記録されたときや、同一条件下での検索
性能実績値が著しく劣化した場合(どの程度の劣化で分
割するかはパラメータにより定義する)などに対象テー
ブルを分割する。なお、RDΒ設計時に予めデータ量が
見積もられておりレコード数が予測できている場合など
は予めテーブルを分割しておくことも行なう。
【0019】分割テーブル管理ファイル23は対象テー
ブルの分割数、テーブル名、制限レコード数などの情報
を有しており、他の関連処理部、例えばテーブル分割処
理部22などにより内部の情報が更新、参照される。
ブルの分割数、テーブル名、制限レコード数などの情報
を有しており、他の関連処理部、例えばテーブル分割処
理部22などにより内部の情報が更新、参照される。
【0020】登録・検索SQL文加工部24は分割テー
ブル管理ファイル23の内容を参照し、分割テーブル数
分のSQLを複製して登録および検索を実行するもので
ある。 検索結果統合処理部25はRDB20のテーブ
ルが分割された場合、それぞれのテーブルに対して同時
にSQLを発行し、このSQLに対してRDB20から
返って来た結果を統合し、ネットワーク3を通じてクラ
イアント計算機1側に転送するものである。
ブル管理ファイル23の内容を参照し、分割テーブル数
分のSQLを複製して登録および検索を実行するもので
ある。 検索結果統合処理部25はRDB20のテーブ
ルが分割された場合、それぞれのテーブルに対して同時
にSQLを発行し、このSQLに対してRDB20から
返って来た結果を統合し、ネットワーク3を通じてクラ
イアント計算機1側に転送するものである。
【0021】以下、図2、図3を参照してこの情報管理
システムの動作を説明する。
システムの動作を説明する。
【0022】この情報管理システムの場合、サーバ計算
機2において、ユーザ、つまりクライアント計算機1か
らのアクセスによってRDB20にテーブル20aが定
義されると、図2に示すように、レコード数監視処理部
21がテーブル20aに対して一定時間間隔で行数、つ
まりレコード数を監視するようになる(図3のステップ
101 )。
機2において、ユーザ、つまりクライアント計算機1か
らのアクセスによってRDB20にテーブル20aが定
義されると、図2に示すように、レコード数監視処理部
21がテーブル20aに対して一定時間間隔で行数、つ
まりレコード数を監視するようになる(図3のステップ
101 )。
【0023】その後のクライアント計算機1からRDB
20への情報登録操作によって、テーブル20aの行数
が増加して行き、予め設定されている制限行数を超過し
た場合(ステップ102 のYes )、レコード数監視処理部
21は超過リストファイルを作成する(ステップ103
)。なお、予めテーブルをいくつかに分割しておく場
合は、上記超過リストファイルも予め作成しておく。
20への情報登録操作によって、テーブル20aの行数
が増加して行き、予め設定されている制限行数を超過し
た場合(ステップ102 のYes )、レコード数監視処理部
21は超過リストファイルを作成する(ステップ103
)。なお、予めテーブルをいくつかに分割しておく場
合は、上記超過リストファイルも予め作成しておく。
【0024】超過リストファイルを作成すると、レコー
ド数監視処理部21はテーブル分割処理部22を起動す
る。すると、テーブル分割処理部22はユーザが定義し
たテーブル20aに対して、挿入されているレコードの
シーケンシャルNoを基にレコード数を半分に割り(ス
テップ104 )、テーブル20aと同一構造のテーブル2
0bを作成して(ステップ105 )、作成したテーブル2
0bに半分のレコードを移行し(ステップ106 )、移行
したレコードを元のテーブル20aから削除する(ステ
ップ107 )。
ド数監視処理部21はテーブル分割処理部22を起動す
る。すると、テーブル分割処理部22はユーザが定義し
たテーブル20aに対して、挿入されているレコードの
シーケンシャルNoを基にレコード数を半分に割り(ス
テップ104 )、テーブル20aと同一構造のテーブル2
0bを作成して(ステップ105 )、作成したテーブル2
0bに半分のレコードを移行し(ステップ106 )、移行
したレコードを元のテーブル20aから削除する(ステ
ップ107 )。
【0025】さらに、テーブル分割処理部22は分割テ
ーブル管理ファイル23に対して、分割テーブル数、テ
ーブル名、シーケンシャルNoの情報を更新し(ステッ
プ108 )、次の操作を待つ。
ーブル管理ファイル23に対して、分割テーブル数、テ
ーブル名、シーケンシャルNoの情報を更新し(ステッ
プ108 )、次の操作を待つ。
【0026】ここで、クライアント計算機1からのアク
セスによってRDB20のテーブル20aに対する検索
要求が行われた場合(ステップ109 )、登録・検索SQ
L文加工部24が分割テーブル管理ファイル23を参照
して対象テーブルの情報を取得し、命令、つまりSQL
を分割テーブル数分複製して、それぞれのテーブル20
a、20bに対してSQLを同時に発行する(ステップ
110 )。
セスによってRDB20のテーブル20aに対する検索
要求が行われた場合(ステップ109 )、登録・検索SQ
L文加工部24が分割テーブル管理ファイル23を参照
して対象テーブルの情報を取得し、命令、つまりSQL
を分割テーブル数分複製して、それぞれのテーブル20
a、20bに対してSQLを同時に発行する(ステップ
110 )。
【0027】このSQLの発行によって、RDB20内
の検索処理が実行されて、それぞれのテーブル20a、
20bから検索結果レコードが返ってくると、検索結果
統合処理部25が、それぞれのテーブル20a、20b
から返ってきた検索結果レコードを統合して、ネットワ
ーク3を通じてクライアント計算機1に転送する(ステ
ップ111 )。これにより、クライアント側計算機1の表
示画面上に検索結果が表示され、ユーザに検索結果が通
知される。
の検索処理が実行されて、それぞれのテーブル20a、
20bから検索結果レコードが返ってくると、検索結果
統合処理部25が、それぞれのテーブル20a、20b
から返ってきた検索結果レコードを統合して、ネットワ
ーク3を通じてクライアント計算機1に転送する(ステ
ップ111 )。これにより、クライアント側計算機1の表
示画面上に検索結果が表示され、ユーザに検索結果が通
知される。
【0028】なお、予め分割されたテーブルに対して新
規にレコードを登録する場合は、上記の登録・検索SQ
L文加工部24が登録対象となるレコードを分割テーブ
ル数分振り分けて登録処理を行う。
規にレコードを登録する場合は、上記の登録・検索SQ
L文加工部24が登録対象となるレコードを分割テーブ
ル数分振り分けて登録処理を行う。
【0029】このようにこの実施形態の情報管理システ
ムによれば、RDB20の中の1つのテーブル20aの
行数が予め設定された制限行数を超過した場合、テーブ
ル20aのレコード数を半分に分割しそのテーブル20
aと同一構造のテーブル20bを作成し、分割した半分
のレコードをテーブル20bへ移動するので、テーブル
20aのレコード量が半減するので、大量のレコードが
挿入されたテーブル20aから検索するよりも高速に検
索結果を得ることができる。
ムによれば、RDB20の中の1つのテーブル20aの
行数が予め設定された制限行数を超過した場合、テーブ
ル20aのレコード数を半分に分割しそのテーブル20
aと同一構造のテーブル20bを作成し、分割した半分
のレコードをテーブル20bへ移動するので、テーブル
20aのレコード量が半減するので、大量のレコードが
挿入されたテーブル20aから検索するよりも高速に検
索結果を得ることができる。
【0030】なお、本発明は、上記実施形態のみに限定
されるものではない。
されるものではない。
【0031】上記実施形態では、レコード数が制限値を
オーバーしてからテーブルを分割する場合について説明
したが、これ以外にも、例えばRDB20を設計したと
きに該当テーブルのレコード量が見積れる場合は予めテ
ーブルをn個に分割しておくこともできる。この場合、
新規にデータを登録する際に分割テーブル管理ファイル
の情報を基に、登録レコードをそれぞれのテーブルに割
り振ることにより、データの分散化を図る。
オーバーしてからテーブルを分割する場合について説明
したが、これ以外にも、例えばRDB20を設計したと
きに該当テーブルのレコード量が見積れる場合は予めテ
ーブルをn個に分割しておくこともできる。この場合、
新規にデータを登録する際に分割テーブル管理ファイル
の情報を基に、登録レコードをそれぞれのテーブルに割
り振ることにより、データの分散化を図る。
【0032】さらに、テーブルを分割するときに、デー
タべースファイルおよびその物理ディスクも分けて配置
しておけば、I/Oの分散化が図れ、システム負荷を分
散することできる。
タべースファイルおよびその物理ディスクも分けて配置
しておけば、I/Oの分散化が図れ、システム負荷を分
散することできる。
【0033】また、上記実施形態では、クライアントサ
ーバ型について説明したが、コンピュータ単体での実現
も可能である。この場合、上記実施形態で説明した各
部、つまりRDB20、レコード数監視処理部21、レ
コード数監視処理部21、テーブル分割処理部22、分
割テーブル管理ファイル23、登録・検索SQL文加工
部24、検索結果統合処理部25などの機能をプログラ
ム化して記録媒体、例えばCD−ROM、DVD−RO
M、フラッシュメモリなどに記録しておき、これらの記
録媒体のプログラムを汎用のコンピュータにインストー
ルすることにより上記実施形態同様の効果を奏すること
ができる。
ーバ型について説明したが、コンピュータ単体での実現
も可能である。この場合、上記実施形態で説明した各
部、つまりRDB20、レコード数監視処理部21、レ
コード数監視処理部21、テーブル分割処理部22、分
割テーブル管理ファイル23、登録・検索SQL文加工
部24、検索結果統合処理部25などの機能をプログラ
ム化して記録媒体、例えばCD−ROM、DVD−RO
M、フラッシュメモリなどに記録しておき、これらの記
録媒体のプログラムを汎用のコンピュータにインストー
ルすることにより上記実施形態同様の効果を奏すること
ができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、あ
る程度レコード数が蓄積されたテーブルを分割してデー
タベース内のレコード量を均等化することにより、デー
タベースのテーブル検索時の性能劣化を防止できる。
る程度レコード数が蓄積されたテーブルを分割してデー
タベース内のレコード量を均等化することにより、デー
タベースのテーブル検索時の性能劣化を防止できる。
【0035】また、分割したテーブルのデータベースフ
ァイル及び物理ディスクを分けることによりI/Oの分
散を図ることができる。
ァイル及び物理ディスクを分けることによりI/Oの分
散を図ることができる。
【図1】本発明の一つの実施形態の情報管理システムの
構成を示す図。
構成を示す図。
【図2】この情報管理システムにおいて処理の流れを示
す図。
す図。
【図3】この情報管理システムの動作を示すフローチャ
ート。
ート。
1…クライアント計算機、2…サーバ計算機、3…ネッ
トワーク、20…リレーショナルデータベース(RD
B)、21…レコード数監視処理部、22…テーブル分
割処理部、23…分割テーブル管理ファイル、24…登
録・検索SQL文加工部、25…検索結果統合処理部。
トワーク、20…リレーショナルデータベース(RD
B)、21…レコード数監視処理部、22…テーブル分
割処理部、23…分割テーブル管理ファイル、24…登
録・検索SQL文加工部、25…検索結果統合処理部。
Claims (4)
- 【請求項1】 情報を登録するにあたりテーブルが定義
され、そのテーブルに対する前記情報の登録および検索
が所定の命令により実行されるデータベースと、 前記データベースのテーブルのレコード量を監視する監
視手段と、 前記監視手段による監視中に前記テーブルのレコード量
が制限量を超過した場合、前記テーブルのレコード量を
分割する分割手段と、 前記分割手段により前記テーブルが分割された場合、前
記テーブルと同一構造のテーブルを作成するテーブル作
成手段と、 前記テーブル作成手段により作成されたテーブルに前記
分割手段により分割された一方のレコードを移動するレ
コード移動手段と、 前記データベースへの情報の検索要求が発生した場合、
前記検索要求に対応する命令を分割テーブル数分複製
し、複製した命令をそれぞれのテーブルに対して同時に
発行する命令加工手段と、 前記命令加工手段により発行された命令により前記デー
タベースからそれぞれ得られた結果を統合して出力する
統合手段とを具備したことを特徴とする情報管理システ
ム。 - 【請求項2】 請求項1記載の情報管理システムにおい
て、 前記テーブル作成手段は、データベースファイル及び物
理ディスクを分けて新たなテーブルを作成することを特
徴としている。 - 【請求項3】 データベースに定義されたテーブルのレ
コード量を監視する工程と、 監視中に前記テーブルのレコード量が制限量を超過した
場合、前記テーブルのレコード量を分割する工程と、 前記テーブルが分割された場合、前記テーブルと同一構
造のテーブルを作成する工程と、 作成されたテーブルに前記分割手段により分割された一
方のレコードを移動する工程と、 前記データベースへの情報の検索要求が発生した場合、
前記検索要求に対応する命令を分割テーブル数分複製
し、複製した命令をそれぞれのテーブルに対して同時に
発行する工程と、 前記発行された命令により前記データベースからそれぞ
れ得られた結果を統合して出力する工程とを有すること
を特徴とする情報管理方法。 - 【請求項4】 コンピュータに、 データベースに定義されたテーブルのレコード量を監視
させ、 監視中に前記テーブルのレコード量が制限量を超過した
場合、前記テーブルのレコード量を分割させ、 前記テーブルが分割された場合、前記テーブルと同一構
造のテーブルを作成させ、 作成されたテーブルに前記分割手段により分割された一
方のレコードを移動させ、 前記データベースへの情報の検索要求が発生した場合、
前記検索要求に対応する命令を分割テーブル数分複製さ
せ、複製した所定命令をそれぞれのテーブルに対して同
時に発行させ、 前記発行された命令により前記データベースからそれぞ
れ得られた結果を統合して出力させるプログラムを前記
コンピュータが読取り可能に記録したことを特徴とする
記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9268886A JPH11110262A (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 情報管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9268886A JPH11110262A (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 情報管理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11110262A true JPH11110262A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17464640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9268886A Withdrawn JPH11110262A (ja) | 1997-10-01 | 1997-10-01 | 情報管理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11110262A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007531087A (ja) * | 2004-02-21 | 2007-11-01 | データレグロ,インコーポレーテッド | 無共有型並列データベースシステム及びデータベース管理方法 |
JP2008250588A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nomura Research Institute Ltd | データ処理システム |
JP2010503117A (ja) * | 2006-09-06 | 2010-01-28 | マイクロソフト コーポレーション | 動的フラグメントマッピング |
JP2011204091A (ja) * | 2010-03-26 | 2011-10-13 | Brother Industries Ltd | 情報処理装置、情報処理プログラム、目印情報管理方法及び配信システム |
JP2015530677A (ja) * | 2012-10-01 | 2015-10-15 | オラクル・インターナショナル・コーポレイション | 単一テーブルから複数テーブルへの参照データセグメント化 |
-
1997
- 1997-10-01 JP JP9268886A patent/JPH11110262A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP4777972B2 (ja) * | 2004-02-21 | 2011-09-21 | データレグロ,インコーポレーテッド | 無共有型並列データベースシステム及びデータベース管理方法 |
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JP2015530677A (ja) * | 2012-10-01 | 2015-10-15 | オラクル・インターナショナル・コーポレイション | 単一テーブルから複数テーブルへの参照データセグメント化 |
JP2018060570A (ja) * | 2012-10-01 | 2018-04-12 | オラクル・インターナショナル・コーポレイション | 単一テーブルから複数テーブルへの参照データセグメント化 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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