JPH1091472A - 集積回路内部の信号にアクセスするための方法及び装置 - Google Patents
集積回路内部の信号にアクセスするための方法及び装置Info
- Publication number
- JPH1091472A JPH1091472A JP9186742A JP18674297A JPH1091472A JP H1091472 A JPH1091472 A JP H1091472A JP 9186742 A JP9186742 A JP 9186742A JP 18674297 A JP18674297 A JP 18674297A JP H1091472 A JPH1091472 A JP H1091472A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pld
- terminals
- shadow
- circuit
- under test
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/317—Testing of digital circuits
- G01R31/3181—Functional testing
- G01R31/3185—Reconfiguring for testing, e.g. LSSD, partitioning
- G01R31/318516—Test of programmable logic devices [PLDs]
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Tests Of Electronic Circuits (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 PLDのテストにおいて、端子に直接接続さ
れていない多数の内部ノードにアクセスできるようにす
る。 【解決手段】 本発明による装置は、試験対象のPLD
104をエミュレートするようにプログラム可能なシャ
ドーPLD304を備える。該シャドーPLDは、少な
くとも試験対象のPLDの入出力端子に対応づけられる
だけの数の入出力端子を備える。該装置はさらに、試験
対象のPLDとシャドーPLDの両方の入出力端子を、
試験対象のPLDが共に動作することを想定した外部回
路に接続するための端子も備えている。また該装置は、
両PLDの各端子を外部測定器に接続するためのプロー
ブ・コネクタを有する。このようにして、シャドーPL
Dの端子へのアクセスを可能にすることによって分析が
大幅に単純化され、内部ノードに関連する故障の発見率
が大幅に向上する。
れていない多数の内部ノードにアクセスできるようにす
る。 【解決手段】 本発明による装置は、試験対象のPLD
104をエミュレートするようにプログラム可能なシャ
ドーPLD304を備える。該シャドーPLDは、少な
くとも試験対象のPLDの入出力端子に対応づけられる
だけの数の入出力端子を備える。該装置はさらに、試験
対象のPLDとシャドーPLDの両方の入出力端子を、
試験対象のPLDが共に動作することを想定した外部回
路に接続するための端子も備えている。また該装置は、
両PLDの各端子を外部測定器に接続するためのプロー
ブ・コネクタを有する。このようにして、シャドーPL
Dの端子へのアクセスを可能にすることによって分析が
大幅に単純化され、内部ノードに関連する故障の発見率
が大幅に向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、電子回路のテ
ストに関するものであり、とりわけ、集積回路を分析し
て、デバイスの端子に接続されていない多数の内部ノー
ドにアクセスできるようにするための装置に関するもの
である。
ストに関するものであり、とりわけ、集積回路を分析し
て、デバイスの端子に接続されていない多数の内部ノー
ドにアクセスできるようにするための装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に電子回路において、とりわけ、集
積回路において、個々の集積回路デバイス内における複
雑さ及び機能性は増大する傾向にある。広く認められて
いるように、集積回路の内部回路構成が、複雑さを増す
につれて、集積回路のテスト及び分析は、より重要にな
る。しかし、集積回路は、デバイスの端子(すなわち、
パッケージ化集積回路内の集積回路にアクセスするため
の外部金属接続部)数が制限されている。デバイス端子
は、一般に、「ピン」、「パッド」、または、「リー
ド」とも呼ばれる。一般に、各デバイス端子は、1つ、
または、おそらく少数の内部ノードにアクセスしてい
る。デバイス端子によって、内部回路セルに関する入
力、出力、または、双方向入力/出力(I/O)が可能
になる。さらに、デバイス端子には、集積回路に対する
電力供給専用としなければならないものもある。
積回路において、個々の集積回路デバイス内における複
雑さ及び機能性は増大する傾向にある。広く認められて
いるように、集積回路の内部回路構成が、複雑さを増す
につれて、集積回路のテスト及び分析は、より重要にな
る。しかし、集積回路は、デバイスの端子(すなわち、
パッケージ化集積回路内の集積回路にアクセスするため
の外部金属接続部)数が制限されている。デバイス端子
は、一般に、「ピン」、「パッド」、または、「リー
ド」とも呼ばれる。一般に、各デバイス端子は、1つ、
または、おそらく少数の内部ノードにアクセスしてい
る。デバイス端子によって、内部回路セルに関する入
力、出力、または、双方向入力/出力(I/O)が可能
になる。さらに、デバイス端子には、集積回路に対する
電力供給専用としなければならないものもある。
【0003】プログラマブル論理デバイス(PLD)
は、エンド・ユーザが決定する多種多様な論理機能を実
施するようにプログラムすることが可能なクラスのデバ
イスである。PLDには、デバイスの構成を変更するの
にヒューズを焼き切る(すなわち、伝導リンクを除去す
る)方法をとるため、1度だけのプログラムしかできな
いものがある。また、フィールド・プログラマブル・ゲ
ート・アレイ(FPGA)のような、何度でもプログラ
ムし直すことが可能なPLDもある。PLDは、必要な
機能性及びタイミング要件が得られるように作られた少
数のデバイスで複雑な回路を実施することが可能になる
ので、ますます普及の度を増している。
は、エンド・ユーザが決定する多種多様な論理機能を実
施するようにプログラムすることが可能なクラスのデバ
イスである。PLDには、デバイスの構成を変更するの
にヒューズを焼き切る(すなわち、伝導リンクを除去す
る)方法をとるため、1度だけのプログラムしかできな
いものがある。また、フィールド・プログラマブル・ゲ
ート・アレイ(FPGA)のような、何度でもプログラ
ムし直すことが可能なPLDもある。PLDは、必要な
機能性及びタイミング要件が得られるように作られた少
数のデバイスで複雑な回路を実施することが可能になる
ので、ますます普及の度を増している。
【0004】PLDの設計、分析、及びプログラミング
は、コンピュータで実行されるソフトウェア・アプリケ
ーションによって実施される。設計は、グラフィック入
力パッケージによる概略図として、または、ハードウェ
ア記述言語によるテキスト・ファイルとして入力され
る。次に、シミュレーション・パッケージを用いて、そ
の機能及びタイミング特性が意図通りであることを確認
することによって回路の分析が行われる。次にこの設計
回路は、配置及び経路選択パッケージを使って、PLD
にプログラムしダウン・ロードすることが可能な形式に
翻訳される。構成されたPLDは、設計者の理論的理解
通りに、かつ、シミュレーションどおりに動作すること
が期待される。しかし、このプロセスは、結果としてう
まくゆかないことが多く、PLDの動作が理論上の動
作、つまりはシミュレーションによる動作とどうして異
なってしまうのか、はっきりと断定することはできな
い。従って、PLDの設計を完全なものにするのに、か
なりの再試行回数及び総開発時間を必要とする場合が多
い。
は、コンピュータで実行されるソフトウェア・アプリケ
ーションによって実施される。設計は、グラフィック入
力パッケージによる概略図として、または、ハードウェ
ア記述言語によるテキスト・ファイルとして入力され
る。次に、シミュレーション・パッケージを用いて、そ
の機能及びタイミング特性が意図通りであることを確認
することによって回路の分析が行われる。次にこの設計
回路は、配置及び経路選択パッケージを使って、PLD
にプログラムしダウン・ロードすることが可能な形式に
翻訳される。構成されたPLDは、設計者の理論的理解
通りに、かつ、シミュレーションどおりに動作すること
が期待される。しかし、このプロセスは、結果としてう
まくゆかないことが多く、PLDの動作が理論上の動
作、つまりはシミュレーションによる動作とどうして異
なってしまうのか、はっきりと断定することはできな
い。従って、PLDの設計を完全なものにするのに、か
なりの再試行回数及び総開発時間を必要とする場合が多
い。
【0005】シミュレーションによって、設計者は設計
回路内の任意のノードにおける回路の動作を検査するこ
とができる。検査される動作特性には2つのタイプ、す
なわち、(1)機能、及び(2)タイミングまたは性能
が存在する。機能の分析は、回路の動作試験によって行
われる。タイミング動作の分析は、回路に現われる速度
及び信号遅延/立ち上がり/立ち下がり時間の検査によ
って行われる。回路のタイミング/性能は、必要とされ
る仕様の範囲内でなければならない。シミュレーション
・プログラムは回路の数学モデルを生成し、その回路が
配置されるPLDの実際の性能の推定値を利用して設計
される。シミュレーション・プログラムは、PLD機能
シミュレーションに関して適度に正確である。しかし、
PLDが接続されて共に動作している外部回路(例え
ば、マイクロプロセッサ、メモリ、ディスク、別の同期
または非同期の独立体とのインターフェイス)のモデル
化が不完全であるために、該プログラムは不正確にな
る。
回路内の任意のノードにおける回路の動作を検査するこ
とができる。検査される動作特性には2つのタイプ、す
なわち、(1)機能、及び(2)タイミングまたは性能
が存在する。機能の分析は、回路の動作試験によって行
われる。タイミング動作の分析は、回路に現われる速度
及び信号遅延/立ち上がり/立ち下がり時間の検査によ
って行われる。回路のタイミング/性能は、必要とされ
る仕様の範囲内でなければならない。シミュレーション
・プログラムは回路の数学モデルを生成し、その回路が
配置されるPLDの実際の性能の推定値を利用して設計
される。シミュレーション・プログラムは、PLD機能
シミュレーションに関して適度に正確である。しかし、
PLDが接続されて共に動作している外部回路(例え
ば、マイクロプロセッサ、メモリ、ディスク、別の同期
または非同期の独立体とのインターフェイス)のモデル
化が不完全であるために、該プログラムは不正確にな
る。
【0006】しかし、PLDのタイミングに影響を及ぼ
す多数の要素のため、設計のタイミング性能をシミュレ
ートするのは極めて困難である。これらの要素に関する
値を正確に推定するには、かなりの計算時間を要するこ
とになる。さらに、そのシミュレーションには、さらに
多くの変数が考慮されるので、シミュレーション・プロ
グラムの実行は、さらに長時間を要することになる。高
速コンピュータを用いたとしても、完全で正確なシミュ
レーションの実行には、数日かかることも稀ではない。
正確なタイミング・シミュレーションは、有効か有効で
ないかは別としても、その実行においては典型的には高
価で時間のかかるものである。
す多数の要素のため、設計のタイミング性能をシミュレ
ートするのは極めて困難である。これらの要素に関する
値を正確に推定するには、かなりの計算時間を要するこ
とになる。さらに、そのシミュレーションには、さらに
多くの変数が考慮されるので、シミュレーション・プロ
グラムの実行は、さらに長時間を要することになる。高
速コンピュータを用いたとしても、完全で正確なシミュ
レーションの実行には、数日かかることも稀ではない。
正確なタイミング・シミュレーションは、有効か有効で
ないかは別としても、その実行においては典型的には高
価で時間のかかるものである。
【0007】PLDにおいて実施されるように回路を設
計するプロセスにおいて必要なステップは、プログラム
されたPLDの評価を行って、それが設計仕様を満たす
かどうか確認することである。PLDは、プログラムさ
れてそれがその上で動作すべき回路に結合されるのが望
ましい。回路内評価は、その回路が使用されるであろう
実際の条件下で、設計された回路の分析を行うことを可
能にする。通常、プログラムされたPLDが最初の試み
で理想的に機能することはないので、設計プロセスは何
度か繰り返される。各繰り返し毎にPLDの動作を分析
して、どこに設計の欠陥があるかを確認しなければなら
ない。これらの欠陥は補正され、新たなPLDがプログ
ラムされ(または、PLDが再プログラムされ)、評価
が繰り返される。
計するプロセスにおいて必要なステップは、プログラム
されたPLDの評価を行って、それが設計仕様を満たす
かどうか確認することである。PLDは、プログラムさ
れてそれがその上で動作すべき回路に結合されるのが望
ましい。回路内評価は、その回路が使用されるであろう
実際の条件下で、設計された回路の分析を行うことを可
能にする。通常、プログラムされたPLDが最初の試み
で理想的に機能することはないので、設計プロセスは何
度か繰り返される。各繰り返し毎にPLDの動作を分析
して、どこに設計の欠陥があるかを確認しなければなら
ない。これらの欠陥は補正され、新たなPLDがプログ
ラムされ(または、PLDが再プログラムされ)、評価
が繰り返される。
【0008】PLDにおいて単純な回路を実施し、既知
の入力条件に応答してPLDから所望の出力が得られる
かをテストすることによってその動作を分析することが
可能である。これらの単純な設計の場合、PLD端子に
おいて得られるデータだけを利用している間は、間違っ
た出力を分析し、その原因を識別することが可能であ
る。しかし、より複雑な設計の場合、複数セル設計のポ
ートのない内部セルに関連する問題によって、所与のセ
ル出力に間違った応答を生じる可能性がある。PLDの
出力端子の数は限られているし、あるいは内部のトレー
ス・ルーチン・チャネルの数が制限されているので、こ
れらの内部セルにアクセスすることはできない。従来、
PLDの分析は、推測、直感、及び時間のかかる手動分
析に依存していた。また、その代替案として、設計者は
コンピュータ・シミュレーションに頼って内部ノードを
分析することもできた。不正確なシミュレーションに努
力しても、誤った分析結果となるか、あるいはプロトタ
イプまたは最終製品の環境におけるPLDの動作不良と
の相関が得られなくなる。
の入力条件に応答してPLDから所望の出力が得られる
かをテストすることによってその動作を分析することが
可能である。これらの単純な設計の場合、PLD端子に
おいて得られるデータだけを利用している間は、間違っ
た出力を分析し、その原因を識別することが可能であ
る。しかし、より複雑な設計の場合、複数セル設計のポ
ートのない内部セルに関連する問題によって、所与のセ
ル出力に間違った応答を生じる可能性がある。PLDの
出力端子の数は限られているし、あるいは内部のトレー
ス・ルーチン・チャネルの数が制限されているので、こ
れらの内部セルにアクセスすることはできない。従来、
PLDの分析は、推測、直感、及び時間のかかる手動分
析に依存していた。また、その代替案として、設計者は
コンピュータ・シミュレーションに頼って内部ノードを
分析することもできた。不正確なシミュレーションに努
力しても、誤った分析結果となるか、あるいはプロトタ
イプまたは最終製品の環境におけるPLDの動作不良と
の相関が得られなくなる。
【0009】もう1つの技巧は集積回路内における試験
利便性の設計である。この技法を用いると、数に限りの
あるPLDまたはFPGAセルの一部が、クリティカル
な内部セルに対する直接または間接アクセスを可能にす
るテスト及び分析機能専用になる。しかし、アクセス可
能な内部ノード数が利用可能なデバイスの端子数によっ
て厳しく制限されるのは明らかである。また、分析が完
了すると、これらの端子は集積回路のために全く機能を
果たさず、単なる無駄なデバイス部品になってしまう場
合が多い。これは、ユーザにとって集積回路のコストが
上昇することになる。さらに、これらの形態をとった設
計によって、集積回路のデバイスのサイズまたはセルの
数、レイアウト、機能性、及びタイミング特性に影響を
及ぼす更なる制約条件が集積回路の設計に加えられるこ
とになる。
利便性の設計である。この技法を用いると、数に限りの
あるPLDまたはFPGAセルの一部が、クリティカル
な内部セルに対する直接または間接アクセスを可能にす
るテスト及び分析機能専用になる。しかし、アクセス可
能な内部ノード数が利用可能なデバイスの端子数によっ
て厳しく制限されるのは明らかである。また、分析が完
了すると、これらの端子は集積回路のために全く機能を
果たさず、単なる無駄なデバイス部品になってしまう場
合が多い。これは、ユーザにとって集積回路のコストが
上昇することになる。さらに、これらの形態をとった設
計によって、集積回路のデバイスのサイズまたはセルの
数、レイアウト、機能性、及びタイミング特性に影響を
及ぼす更なる制約条件が集積回路の設計に加えられるこ
とになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従って、プロトタイプ
または最終回路環境における内部セルへのアクセスのし
易さが向上した、集積回路装置及び方法が必要とされて
いる。
または最終回路環境における内部セルへのアクセスのし
易さが向上した、集積回路装置及び方法が必要とされて
いる。
【0011】
【課題を解決するための手段】要するに本発明によれ
ば、電子回路設計を実施するようにプログラムされ、特
定の機能及びタイミング特性を備えるように内部構成が
選択された試験対象のPLDを分析するための装置及び
方法が得られる。該装置によって、オシロスコープやス
テート・アナライザまたはロジック・アナライザのよう
な外部測定装置にとって試験対象のPLDへの接続が便
利になる。
ば、電子回路設計を実施するようにプログラムされ、特
定の機能及びタイミング特性を備えるように内部構成が
選択された試験対象のPLDを分析するための装置及び
方法が得られる。該装置によって、オシロスコープやス
テート・アナライザまたはロジック・アナライザのよう
な外部測定装置にとって試験対象のPLDへの接続が便
利になる。
【0012】試験対象のPLDは、複数の入力、出力、
及び双方向入力/出力(I/O)端子を備えている。本
発明による装置は試験対象のPLDをエミュレートする
ための手段を含んでおり、このエミュレーション手段は
複数の入力端子を備えており、その大部分は試験対象の
PLDの入力端子に対応する。該エミュレーション手段
には、複数の独自の出力端子も含まれている。該装置は
さらに、試験対象のPLDとエミュレーション手段の両
方の入力端子を、試験対象のPLDが共に動作すべき外
部回路要素に結合するための手段も含んでいる。該装置
はさらに、試験対象のPLDの端子から全ての信号を受
信する第1の手段と、エミュレーション手段の独自の端
子から信号を受信する第2の手段も含んでいる。独自の
端子へのアクセスを可能にすることによって分析が大幅
に単純化され、内部ノードに関連する故障の発見率が大
幅に向上する。
及び双方向入力/出力(I/O)端子を備えている。本
発明による装置は試験対象のPLDをエミュレートする
ための手段を含んでおり、このエミュレーション手段は
複数の入力端子を備えており、その大部分は試験対象の
PLDの入力端子に対応する。該エミュレーション手段
には、複数の独自の出力端子も含まれている。該装置は
さらに、試験対象のPLDとエミュレーション手段の両
方の入力端子を、試験対象のPLDが共に動作すべき外
部回路要素に結合するための手段も含んでいる。該装置
はさらに、試験対象のPLDの端子から全ての信号を受
信する第1の手段と、エミュレーション手段の独自の端
子から信号を受信する第2の手段も含んでいる。独自の
端子へのアクセスを可能にすることによって分析が大幅
に単純化され、内部ノードに関連する故障の発見率が大
幅に向上する。
【0013】ある好適実施例の場合、本装置は、試験対
象のPLDをエミュレートするソケット式シャドー集積
回路(IC)を含むことが可能であり、ターゲット出力
端子が、その通常のホーム環境を駆動し、一方、シャド
ーICの出力端子が、試験対象のPLDの入力端子をモ
ニタするようにプログラムされている。該装置は、
(i)全ての試験対象のPLD I/O及び全てのシャ
ドー出力ピンを含むことが可能な1組の測定測定器プロ
ーブ・コネクタと、(ii)1組の電気相互接続部を含
むことも可能である。
象のPLDをエミュレートするソケット式シャドー集積
回路(IC)を含むことが可能であり、ターゲット出力
端子が、その通常のホーム環境を駆動し、一方、シャド
ーICの出力端子が、試験対象のPLDの入力端子をモ
ニタするようにプログラムされている。該装置は、
(i)全ての試験対象のPLD I/O及び全てのシャ
ドー出力ピンを含むことが可能な1組の測定測定器プロ
ーブ・コネクタと、(ii)1組の電気相互接続部を含
むことも可能である。
【0014】本発明は、試験対象のPLDを分析するた
めの方法とみなすことも可能であり、試験対象のPLD
は、いくつかのプログラマブル回路ブロックと、複数の
アクセス不能内部ノードと、複数のI/O端子を備えて
おり、試験対象のPLDにプログラムされている場合、
複数のアクセス不能内部ノードが、複数のI/O端子に
とってアクセス不能になる。
めの方法とみなすことも可能であり、試験対象のPLD
は、いくつかのプログラマブル回路ブロックと、複数の
アクセス不能内部ノードと、複数のI/O端子を備えて
おり、試験対象のPLDにプログラムされている場合、
複数のアクセス不能内部ノードが、複数のI/O端子に
とってアクセス不能になる。
【0015】
【実施例】先行技術における解決困難な問題点は、試験
対象のPLDをシミュレートするのではなく、エミュレ
ートする電子回路の分析方法及び装置によって解決され
る。好ましい実施例によれば、試験対象のPLD104
(図1〜図5に示す)が、図2及び図3のPLD304
のようなシャドーPLD、図4のシャドーPLD40
4、及び図5のシャドーPLD504によってエミュレ
ートされる。試験対象のPLD104とシャドーPLD
304は両方とも、プロトタイプ回路または最終回路環
境に配置されるように意図されている。試験対象のPL
D104には、プロトタイプまたは最終回路に結合され
たI/O端子が含まれており、従って、試験対象のPL
D104はプロトタイプまたは最終回路を駆動する。対
照的に、シャドーPLD304の少なくともいくつかの
I/O端子並びにシャドーPLD304の他の任意の未
使用ピンは、試験対象のPLD104内にポートを通常
は有しない内部セル・ノードを駆動またはモニタするた
めに利用可能である。
対象のPLDをシミュレートするのではなく、エミュレ
ートする電子回路の分析方法及び装置によって解決され
る。好ましい実施例によれば、試験対象のPLD104
(図1〜図5に示す)が、図2及び図3のPLD304
のようなシャドーPLD、図4のシャドーPLD40
4、及び図5のシャドーPLD504によってエミュレ
ートされる。試験対象のPLD104とシャドーPLD
304は両方とも、プロトタイプ回路または最終回路環
境に配置されるように意図されている。試験対象のPL
D104には、プロトタイプまたは最終回路に結合され
たI/O端子が含まれており、従って、試験対象のPL
D104はプロトタイプまたは最終回路を駆動する。対
照的に、シャドーPLD304の少なくともいくつかの
I/O端子並びにシャドーPLD304の他の任意の未
使用ピンは、試験対象のPLD104内にポートを通常
は有しない内部セル・ノードを駆動またはモニタするた
めに利用可能である。
【0016】シャドーPLD304は、機能的及び/ま
たはパラメータ的に試験対象のPLD104と同じに構
成することが望ましい。従って、シャドーPLD304
は、試験対象のPLD104と全く同じ環境及びタイミ
ングに支配される。本発明によれば、測定器を使って試
験対象のPLD104の全てのI/O端子をモニタする
と同時に、シャドー・デバイス304のI/O端子を介
して大きいセットをなすエミュレートされた内部セル・
ノードを駆動またはモニタすることが可能になる。
たはパラメータ的に試験対象のPLD104と同じに構
成することが望ましい。従って、シャドーPLD304
は、試験対象のPLD104と全く同じ環境及びタイミ
ングに支配される。本発明によれば、測定器を使って試
験対象のPLD104の全てのI/O端子をモニタする
と同時に、シャドー・デバイス304のI/O端子を介
して大きいセットをなすエミュレートされた内部セル・
ノードを駆動またはモニタすることが可能になる。
【0017】シャドーPLD304は、再プログラム可
能なデバイスまたは1度だけプログラム可能ないくつか
のデバイスへプログラムされる、複数の組をなす内部セ
ルによって実施することが可能である。この結果、全て
の内部ノードにアクセスすることが可能になる。同じサ
イズの試験対象デバイスとシャドー・デバイスによっ
て、別様であればアクセス不能なこれらかなりの数の内
部ノードに同時にアクセスすることが可能になる。シャ
ドーPLD304が試験対象のPLD104より多くの
I/O端子を備えるように選択されると、より多くの内
部ノードにアクセスすることが可能になる。従って、本
発明によるシャドーPLD304を使用することによっ
て、所与のアプリケーションに必要な他の全ての回路と
共に動作している間に、試験対象のPLD104の詳細
な動作分析が可能になる。
能なデバイスまたは1度だけプログラム可能ないくつか
のデバイスへプログラムされる、複数の組をなす内部セ
ルによって実施することが可能である。この結果、全て
の内部ノードにアクセスすることが可能になる。同じサ
イズの試験対象デバイスとシャドー・デバイスによっ
て、別様であればアクセス不能なこれらかなりの数の内
部ノードに同時にアクセスすることが可能になる。シャ
ドーPLD304が試験対象のPLD104より多くの
I/O端子を備えるように選択されると、より多くの内
部ノードにアクセスすることが可能になる。従って、本
発明によるシャドーPLD304を使用することによっ
て、所与のアプリケーションに必要な他の全ての回路と
共に動作している間に、試験対象のPLD104の詳細
な動作分析が可能になる。
【0018】図1には、回路基板105上で外部回路1
00及び103と相互動作するように結合された、本明
細書において試験対象PLD104と称する、先行技術
によるプログラマブル集積回路またはプログラマブル論
理デバイス(PLD)が示されている。もちろん図1は
PLD104及び回路基板105を極めて簡略化して表
したものである。外部回路100は、PLD104に入
力を供給し、外部回路103はPLD104からの出力
を受信する。また、大抵の場合において、PLD104
への入力の供給とPLD104からの出力の受信の両方
を行う外部回路(不図示)もある。従って、図1の簡略
化された表現は本発明を制限するものではない。
00及び103と相互動作するように結合された、本明
細書において試験対象PLD104と称する、先行技術
によるプログラマブル集積回路またはプログラマブル論
理デバイス(PLD)が示されている。もちろん図1は
PLD104及び回路基板105を極めて簡略化して表
したものである。外部回路100は、PLD104に入
力を供給し、外部回路103はPLD104からの出力
を受信する。また、大抵の場合において、PLD104
への入力の供給とPLD104からの出力の受信の両方
を行う外部回路(不図示)もある。従って、図1の簡略
化された表現は本発明を制限するものではない。
【0019】入力端子101a〜101dは一般に、双
方向入力/出力バッファ108を介して内部回路ブロッ
ク109に結合される。本発明の目的に対して、PLD
104の特定の構成は重要ではない。本発明の目的を達
成するためには、ノード111のような内部ノードによ
って互いに接続された複数の回路ブロック109から成
るデバイスがPLDに含まれている。PLD104は、
フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPG
A)、プログラムド・アレイ論理素子(PAL)、およ
びプログラマブル論理アレイ(PLA)等と呼称される
タイプのデバイスも含む、様々な市販のプログラマブル
論理デバイスのうちの任意のものを表している。
方向入力/出力バッファ108を介して内部回路ブロッ
ク109に結合される。本発明の目的に対して、PLD
104の特定の構成は重要ではない。本発明の目的を達
成するためには、ノード111のような内部ノードによ
って互いに接続された複数の回路ブロック109から成
るデバイスがPLDに含まれている。PLD104は、
フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPG
A)、プログラムド・アレイ論理素子(PAL)、およ
びプログラマブル論理アレイ(PLA)等と呼称される
タイプのデバイスも含む、様々な市販のプログラマブル
論理デバイスのうちの任意のものを表している。
【0020】回路ブロック109のそれぞれには、対応
する回路ブロック109からの信号の入力方向を指す矢
印で表示された少なくとも1つの入力ノードと、対応す
る回路ブロックへの信号の出力方向を指す矢印によって
表示された少なくとも1つの出力ノードが備えられてい
る。回路ブロック109は、入力端子101a〜101
dから供給されるデータに処理を施し、処理済みのデー
タをI/Oバッファ108のうち選択されたバッファに
供給する。少なくとも1つの論理ブロック109の出力
ノードがI/Oバッファ108に結合されて、出力端子
102a〜102dに出力信号が送り出される。
する回路ブロック109からの信号の入力方向を指す矢
印で表示された少なくとも1つの入力ノードと、対応す
る回路ブロックへの信号の出力方向を指す矢印によって
表示された少なくとも1つの出力ノードが備えられてい
る。回路ブロック109は、入力端子101a〜101
dから供給されるデータに処理を施し、処理済みのデー
タをI/Oバッファ108のうち選択されたバッファに
供給する。少なくとも1つの論理ブロック109の出力
ノードがI/Oバッファ108に結合されて、出力端子
102a〜102dに出力信号が送り出される。
【0021】図1に示されているのは、入力101a〜
101dの全てをPLD104の一方の側に整列させ、
出力の全てをPLD104のもう一方の側に整列させ
た、極めて単純化された構造である。云うまでもなく、
この配列は単なる例示のためのものである。実際の応用
例では、I/Oブロック108はそれぞれ、任意の回路
ブロック109のセットに相互接続される、入力、出
力、及び双方向I/Oバッファを合せ持ったものを備え
ることが可能である。また、任意の論理ブロック109
の出力を他の任意の論理ブロック109またはI/Oバ
ッファ108の入力に結合することができるので、回路
ブロック109間の相互接続も、その近傍に対してだけ
の相互接続と比べて複雑になる。複雑なPLD設計のこ
れらの形態は周知のところであり、これ以上の詳細な説
明はここでは控えることにする。
101dの全てをPLD104の一方の側に整列させ、
出力の全てをPLD104のもう一方の側に整列させ
た、極めて単純化された構造である。云うまでもなく、
この配列は単なる例示のためのものである。実際の応用
例では、I/Oブロック108はそれぞれ、任意の回路
ブロック109のセットに相互接続される、入力、出
力、及び双方向I/Oバッファを合せ持ったものを備え
ることが可能である。また、任意の論理ブロック109
の出力を他の任意の論理ブロック109またはI/Oバ
ッファ108の入力に結合することができるので、回路
ブロック109間の相互接続も、その近傍に対してだけ
の相互接続と比べて複雑になる。複雑なPLD設計のこ
れらの形態は周知のところであり、これ以上の詳細な説
明はここでは控えることにする。
【0022】もちろんPLD104は、CMOS、TT
L、ECL等を含む任意の半導体テクノロジによるもの
とすることも可能である。さらに、本発明による装置
は、デジタル、アナログ、またはその混合回路タイプを
含む任意のタイプの回路ブロックとすることが可能であ
る。また本発明によれば、PLD104は単一チップの
集積回路やマルチチップ・モジュール等とすることが可
能である。I/Oブロック108は、図示のように双方
向性とすることもできるし、あるいは、I/Oブロック
108の一部または全てをPLDメーカの選択した特定
の設計に従って単方向性入力または出力とすることも可
能である。説明を容易にするために、図にはPLD10
4のデータ部分だけしか示されていない。もちろん、各
PLD104は、電源及び接地接続を施すための手段並
びに回路ブロック109をプログラムするための何らか
の手段、及び回路ブロック109間のプログラマブル相
互接続を必要とすることは言うまでもない。電源、接
地、及びプログラムの形態はPLDメーカに固有のもの
であり、本発明による形態または限定ではない。従って
特定のPLDの場合、PLD104のこれらの機能要件
はメーカのデータ・シートを参照することによって明ら
かになる。
L、ECL等を含む任意の半導体テクノロジによるもの
とすることも可能である。さらに、本発明による装置
は、デジタル、アナログ、またはその混合回路タイプを
含む任意のタイプの回路ブロックとすることが可能であ
る。また本発明によれば、PLD104は単一チップの
集積回路やマルチチップ・モジュール等とすることが可
能である。I/Oブロック108は、図示のように双方
向性とすることもできるし、あるいは、I/Oブロック
108の一部または全てをPLDメーカの選択した特定
の設計に従って単方向性入力または出力とすることも可
能である。説明を容易にするために、図にはPLD10
4のデータ部分だけしか示されていない。もちろん、各
PLD104は、電源及び接地接続を施すための手段並
びに回路ブロック109をプログラムするための何らか
の手段、及び回路ブロック109間のプログラマブル相
互接続を必要とすることは言うまでもない。電源、接
地、及びプログラムの形態はPLDメーカに固有のもの
であり、本発明による形態または限定ではない。従って
特定のPLDの場合、PLD104のこれらの機能要件
はメーカのデータ・シートを参照することによって明ら
かになる。
【0023】図2には、本発明によるアダプタ・セット
200のブロック図が示されている。回路基板201
は、分析を必要とする試験対象のPLD104といった
PLDのような集積回路を含むように設計された任意の
回路基板を表している。回路基板201は、試験対象の
PLD104を受容しこれを接続し保持できるようなサ
イズを有する集積回路ソケット202を含むものであれ
ば、従来の回路基板として製造することが可能である。
不図示の他の回路は、直接、またはソケット202と同
様のソケットを用いて回路基板201に取り付けられ
る。その回路の構成部品を相互接続するため、1つまた
は複数の配線層が回路基板201に形成される。
200のブロック図が示されている。回路基板201
は、分析を必要とする試験対象のPLD104といった
PLDのような集積回路を含むように設計された任意の
回路基板を表している。回路基板201は、試験対象の
PLD104を受容しこれを接続し保持できるようなサ
イズを有する集積回路ソケット202を含むものであれ
ば、従来の回路基板として製造することが可能である。
不図示の他の回路は、直接、またはソケット202と同
様のソケットを用いて回路基板201に取り付けられ
る。その回路の構成部品を相互接続するため、1つまた
は複数の配線層が回路基板201に形成される。
【0024】試験対象のPLD104は通常、ソケット
202に直接取り付けられる。しかし本発明によれば、
試験対象のPLD104は第1のアダプタ・ボード20
3上に備えられたソケット212に取り付けられる。該
ソケット212はソケット202と同様のものであり、
PLD104のI/O端子(不図示)を受容しアダプタ
・ボード203と電気的に接続するためのものである。
複数のピン205を具備する接続プラグまたは拡張ボー
ドは、アダプタ・ボード203をソケット202に搭載
し電気的に接続する。
202に直接取り付けられる。しかし本発明によれば、
試験対象のPLD104は第1のアダプタ・ボード20
3上に備えられたソケット212に取り付けられる。該
ソケット212はソケット202と同様のものであり、
PLD104のI/O端子(不図示)を受容しアダプタ
・ボード203と電気的に接続するためのものである。
複数のピン205を具備する接続プラグまたは拡張ボー
ドは、アダプタ・ボード203をソケット202に搭載
し電気的に接続する。
【0025】コネクタ204は、複数の個々の電気接続
点(不図示)を具備しており、アダプタ・ボード203
に取り付けられている。該個々の電気接続点をソケット
212に電気的に接続するために、プリント回路基板プ
ロセスによる方法またはそれと同等な方法を利用してア
ダプタ・ボード203に配線が形成される。このように
して、PLD104がソケット212に差し込まれる
と、コネクタ204の個々の電気接続点はPLD104
のI/O端子に電気的に接続される。
点(不図示)を具備しており、アダプタ・ボード203
に取り付けられている。該個々の電気接続点をソケット
212に電気的に接続するために、プリント回路基板プ
ロセスによる方法またはそれと同等な方法を利用してア
ダプタ・ボード203に配線が形成される。このように
して、PLD104がソケット212に差し込まれる
と、コネクタ204の個々の電気接続点はPLD104
のI/O端子に電気的に接続される。
【0026】シャドーPLD304に対する電気接続を
保持し支援するために、第2の両面アダプタ・ボード2
07が設けられる。アダプタ・ボード207は、両面P
Cボード法を用いて簡単に形成され、アダプタ・ボード
207の底部表面と上部表面の両方に取り付けられた素
子の相互接続のための複数のトレースまたはワイヤを備
えている。
保持し支援するために、第2の両面アダプタ・ボード2
07が設けられる。アダプタ・ボード207は、両面P
Cボード法を用いて簡単に形成され、アダプタ・ボード
207の底部表面と上部表面の両方に取り付けられた素
子の相互接続のための複数のトレースまたはワイヤを備
えている。
【0027】コネクタ206には複数の接続点または金
属トレースが備えられている。該接続点または金属トレ
ースはコネクタ204の個々の接続点と電気的に接続さ
れ、これにより試験対象のPLD104のI/O端子と
アダプタ・ボード207との間が電気的に接続される。
ピンまたはトレース205の数は、コネクタ204及び
206によって得られる接続点数と一致し、該コネクタ
はまた、試験対象のPLD104におけるI/O端子数
にも一致している。
属トレースが備えられている。該接続点または金属トレ
ースはコネクタ204の個々の接続点と電気的に接続さ
れ、これにより試験対象のPLD104のI/O端子と
アダプタ・ボード207との間が電気的に接続される。
ピンまたはトレース205の数は、コネクタ204及び
206によって得られる接続点数と一致し、該コネクタ
はまた、試験対象のPLD104におけるI/O端子数
にも一致している。
【0028】コネクタ206はプリント配線及び/また
はメッキされた経路によってアダプタ・ボード207を
介してスイッチ・デバイス209に接続される。スイッ
チ209はプリント配線またはその同等物によってソケ
ット208にも結合されており、これによってシャドー
PLD304の個々のI/O端子への電気接続、保持も
行われる。スイッチ209は、シャドーPLD304の
個々のI/O端子と試験対象のPLD104の個々のI
/O端子を選択的に接続する働きをする。スイッチ20
9はまた、シャドーPLD304及び試験対象のPLD
104のI/O端子のうちの選択された端子を測定器用
のプローブ・ピン211に結合する。
はメッキされた経路によってアダプタ・ボード207を
介してスイッチ・デバイス209に接続される。スイッ
チ209はプリント配線またはその同等物によってソケ
ット208にも結合されており、これによってシャドー
PLD304の個々のI/O端子への電気接続、保持も
行われる。スイッチ209は、シャドーPLD304の
個々のI/O端子と試験対象のPLD104の個々のI
/O端子を選択的に接続する働きをする。スイッチ20
9はまた、シャドーPLD304及び試験対象のPLD
104のI/O端子のうちの選択された端子を測定器用
のプローブ・ピン211に結合する。
【0029】アダプタ207はスイッチ209を利用す
ることにより汎用アダプタになる。つまり、PLD10
4に与えられたユーザによる構成が可能なI/O配置に
整合するように構成することができる汎用アダプタであ
る。スイッチ209は、デュアル・イン・ライン・ピン
(DIP)・スイッチのバンクによって形成することも
可能である。代替案として、低インピーダンスで、低ノ
イズの半導体スイッチまたはリレーを用いてスイッチ2
09を実施することも可能である。また、不図示の周知
の回路を利用してスイッチ209を電気的にプログラム
することも任意に選択できる。
ることにより汎用アダプタになる。つまり、PLD10
4に与えられたユーザによる構成が可能なI/O配置に
整合するように構成することができる汎用アダプタであ
る。スイッチ209は、デュアル・イン・ライン・ピン
(DIP)・スイッチのバンクによって形成することも
可能である。代替案として、低インピーダンスで、低ノ
イズの半導体スイッチまたはリレーを用いてスイッチ2
09を実施することも可能である。また、不図示の周知
の回路を利用してスイッチ209を電気的にプログラム
することも任意に選択できる。
【0030】プローブ・ピン211は、ユーザがオシロ
スコープやロジック・アナライザ等のような測定器を試
験対象のPLD104及び/またはシャドーPLD30
4の選択されたデバイスのI/O端子に接続できるよう
に備えられている。また、プローブ・ピン211を利用
すれば、クロック発生器または関数発生器のような外部
駆動回路を個々のI/O端子に結合することも可能であ
る。
スコープやロジック・アナライザ等のような測定器を試
験対象のPLD104及び/またはシャドーPLD30
4の選択されたデバイスのI/O端子に接続できるよう
に備えられている。また、プローブ・ピン211を利用
すれば、クロック発生器または関数発生器のような外部
駆動回路を個々のI/O端子に結合することも可能であ
る。
【0031】図2は、本発明によるアダプタ・セット2
00がどのようにしてシャドーPLD304と試験対象
のPLD104を並列に接続させるのかを示している。
PLD104及び304のいずれかまたは両方の各I/
O端子は、プローブ・ピン211に適切な測定器を接続
することによってうまくプローブされる。例示及び説明
を容易にするため、試験対象のPLD104及びシャド
ーPLD304への電力供給に必要な全ての電源ライン
については例示または説明を行わない。上に特別に記述
したPLDの信号端子だけでなくPLDの電源の端子も
同じく、多目的で便利な同様の結合手段を介して取り扱
われる。
00がどのようにしてシャドーPLD304と試験対象
のPLD104を並列に接続させるのかを示している。
PLD104及び304のいずれかまたは両方の各I/
O端子は、プローブ・ピン211に適切な測定器を接続
することによってうまくプローブされる。例示及び説明
を容易にするため、試験対象のPLD104及びシャド
ーPLD304への電力供給に必要な全ての電源ライン
については例示または説明を行わない。上に特別に記述
したPLDの信号端子だけでなくPLDの電源の端子も
同じく、多目的で便利な同様の結合手段を介して取り扱
われる。
【0032】図3には、本発明による方法及び装置を用
いた典型的な回路が示されている。図3に示す特定の例
の場合、PLD104は、設計確認または後で生じる問
題の切り分け及び補正のための測定分析を行う対象のデ
バイスである。試験対象のPLD104は、構成可能な
相互接続ノード111によって結合される複数の構成可
能回路ブロック(configurable circuit block)109
を備えた、FPGA回路から構成される。極めて簡略化
された試験対象のPLD104にはごく単純な相互接続
だけしか含まれていないが、理解しておかなければなら
ないのは、極めて複雑な相互接続も企図されているとい
うことである。典型的な試験対象のPLD104は数百
の回路ブロック109を備えている。本発明の開示は、
任意のサイズのPLD104に合わせて拡大縮小が可能
なものである。PLD104は、ハイブリッド・モジュ
ールやマルチチップ・モジュール等において互いに結合
された個々の構成部品と共に、単一集積回路内または多
重集積回路内に実現することが可能である。
いた典型的な回路が示されている。図3に示す特定の例
の場合、PLD104は、設計確認または後で生じる問
題の切り分け及び補正のための測定分析を行う対象のデ
バイスである。試験対象のPLD104は、構成可能な
相互接続ノード111によって結合される複数の構成可
能回路ブロック(configurable circuit block)109
を備えた、FPGA回路から構成される。極めて簡略化
された試験対象のPLD104にはごく単純な相互接続
だけしか含まれていないが、理解しておかなければなら
ないのは、極めて複雑な相互接続も企図されているとい
うことである。典型的な試験対象のPLD104は数百
の回路ブロック109を備えている。本発明の開示は、
任意のサイズのPLD104に合わせて拡大縮小が可能
なものである。PLD104は、ハイブリッド・モジュ
ールやマルチチップ・モジュール等において互いに結合
された個々の構成部品と共に、単一集積回路内または多
重集積回路内に実現することが可能である。
【0033】PLD104には、出力端子102a〜1
02dに直接アクセスすることができない、ノード11
1のような多くの内部ノードが含まれている。これらの
内部ノードは、端子101a〜101dのような入力端
子にもアクセスすることができない。このため、出力端
子102a〜102dにおいて得られるデータだけに基
づく従来の分析テクノロジの利用では、シャドーPLD
104の機能及び/またはAC(タイミング)分析が前
述のように大幅に制限される。
02dに直接アクセスすることができない、ノード11
1のような多くの内部ノードが含まれている。これらの
内部ノードは、端子101a〜101dのような入力端
子にもアクセスすることができない。このため、出力端
子102a〜102dにおいて得られるデータだけに基
づく従来の分析テクノロジの利用では、シャドーPLD
104の機能及び/またはAC(タイミング)分析が前
述のように大幅に制限される。
【0034】本発明によれば、シャドーPLD304
は、PLD104の機能性とPLD104のタイミング
のいずれかまたは両方をエミュレートするようにプログ
ラムすることができるという点で構成可能である。シャ
ドーPLD304は、試験対象のPLD104に比べて
同様か、それより多い数の回路ブロック309を備える
のが望ましい。さらにシャドーPLD304は、試験対
象のPLD104において実施される電子回路設計に結
合される内部評価回路を具備することが望ましい。同様
に、シャドーPLD304は、試験対象のPLD104
と同じかそれ以上のI/O端子(すなわち、端子301
a〜301d及び302a〜302d)を備えることが
望ましい。さらに、I/Oブロック308の数及び配置
は、試験対象のPLD104におけるI/Oブロック1
08の数及び配置に対応づけられている。回路ブロック
309間の相互接続は、回路ブロック109間の相互接
続と同様のものである。
は、PLD104の機能性とPLD104のタイミング
のいずれかまたは両方をエミュレートするようにプログ
ラムすることができるという点で構成可能である。シャ
ドーPLD304は、試験対象のPLD104に比べて
同様か、それより多い数の回路ブロック309を備える
のが望ましい。さらにシャドーPLD304は、試験対
象のPLD104において実施される電子回路設計に結
合される内部評価回路を具備することが望ましい。同様
に、シャドーPLD304は、試験対象のPLD104
と同じかそれ以上のI/O端子(すなわち、端子301
a〜301d及び302a〜302d)を備えることが
望ましい。さらに、I/Oブロック308の数及び配置
は、試験対象のPLD104におけるI/Oブロック1
08の数及び配置に対応づけられている。回路ブロック
309間の相互接続は、回路ブロック109間の相互接
続と同様のものである。
【0035】換言すれば、シャドーPLD304は回路
ブロック109と同様に機能する回路ブロック309を
備えるように構成される。「同様」の意図するところ
は、シャドーPLD304の相互接続及び機能性が、実
施すべき分析の正確さ及び分解能を満たすのに十分な程
度に、試験対象のPLD104の相互接続及び機能性と
同じであるということである。
ブロック109と同様に機能する回路ブロック309を
備えるように構成される。「同様」の意図するところ
は、シャドーPLD304の相互接続及び機能性が、実
施すべき分析の正確さ及び分解能を満たすのに十分な程
度に、試験対象のPLD104の相互接続及び機能性と
同じであるということである。
【0036】シャドーPLD304は、試験対象のPL
D104をエミュレートするようにプログラムされる。
この機能を果たすため、端子101a〜101dといっ
た試験対象のPLD104のI/O端子の多くは、シャ
ドーPLD304の301a〜301dといった類似の
I/O端子に結合するのが望ましい。これは、シャドー
PLD304の機能性が、受信する刺激データによって
決まるためである。シャドーPLD304が試験対象の
PLD104の機能性の全てをエミュレートするために
は、同様の刺激データを受信しなければならない。これ
を実施するために、スイッチ322a〜322dが閉じ
ることによってI/O端子301a〜301dが入力端
子101a〜101dに結合される。スイッチ322a
〜322d及び323a〜323dが図2に示すスイッ
チ209の特定の実施例である。
D104をエミュレートするようにプログラムされる。
この機能を果たすため、端子101a〜101dといっ
た試験対象のPLD104のI/O端子の多くは、シャ
ドーPLD304の301a〜301dといった類似の
I/O端子に結合するのが望ましい。これは、シャドー
PLD304の機能性が、受信する刺激データによって
決まるためである。シャドーPLD304が試験対象の
PLD104の機能性の全てをエミュレートするために
は、同様の刺激データを受信しなければならない。これ
を実施するために、スイッチ322a〜322dが閉じ
ることによってI/O端子301a〜301dが入力端
子101a〜101dに結合される。スイッチ322a
〜322d及び323a〜323dが図2に示すスイッ
チ209の特定の実施例である。
【0037】図3の例におけるI/O端子102a〜1
02dは、従来のやり方で試験対象のPLD104から
出力データまたは応答ベクトルを送り出す。出力端子1
02a〜102dからの出力データは第1の出力データ
・セットを含んでいる。本発明によれば、出力端子30
2a〜302dは、電気的に独立した出力データが生じ
るように、スイッチ332a〜332dによって出力端
子102a〜102dから切り離される。また、シャド
ーPLD304は、その出力端子302a〜302dが
ノード321a〜321dのような内部ノードに結合さ
れるようにするために、試験対象のPLD104とは別
様に構成される。これは、シャドーPLD304が、F
PGAまたは他の構成可能論理デバイスの場合に実施が
容易である。
02dは、従来のやり方で試験対象のPLD104から
出力データまたは応答ベクトルを送り出す。出力端子1
02a〜102dからの出力データは第1の出力データ
・セットを含んでいる。本発明によれば、出力端子30
2a〜302dは、電気的に独立した出力データが生じ
るように、スイッチ332a〜332dによって出力端
子102a〜102dから切り離される。また、シャド
ーPLD304は、その出力端子302a〜302dが
ノード321a〜321dのような内部ノードに結合さ
れるようにするために、試験対象のPLD104とは別
様に構成される。これは、シャドーPLD304が、F
PGAまたは他の構成可能論理デバイスの場合に実施が
容易である。
【0038】試験対象のPLD104とシャドーPLD
304の相違を考慮して、2組のコンフィギュレーショ
ン・データを発生することが必要になる。この要件によ
って、コンフィギュレーション・プロセスの複雑さが多
少増すことになるが、内部ノードに対するアクセスの利
点は、その複雑さを増すという代償を補って余りある。
304の相違を考慮して、2組のコンフィギュレーショ
ン・データを発生することが必要になる。この要件によ
って、コンフィギュレーション・プロセスの複雑さが多
少増すことになるが、内部ノードに対するアクセスの利
点は、その複雑さを増すという代償を補って余りある。
【0039】シャドーPLD304は、試験対象のPL
D104のタイミング特性並びに機能特性をエミュレー
トするように構成することが望ましい。試験対象のPL
Dが、FPGAのようなプログラム可能な回路である場
合、タイミングまたはパラメータのエミュレーション
は、コンフィギュレーション・ソフトウェア(すなわ
ち、回路の概略設計をPLDに対するコンフィギュレー
ション命令に変換するソフトウェア)に、シャドー・デ
バイスの相互接続の経路選択をターゲット・デバイスの
経路選択とできるだけ同等にみなすように強制すること
によって実施可能である。これらの修正は、設計者によ
るレイアウトに関する制約条件の設定(すなわち、
(1)設計要素を同じ特定の回路ブロックに固定すると
か、あるいは、(2)シャドー・レイアウトのためのガ
イドとしてターゲット・レイアウトを利用するといっ
た)を可能にする既存のソフトウェア・ツールを用いて
実施することが可能である。これらの制約条件が設定さ
れると、該ソフトウェアにおいて具現化された特定の配
置及び経路選択方法に従って、従来のソフトウェアがシ
ャドーPLD304の設計の経路選択を行うことが可能
になる。
D104のタイミング特性並びに機能特性をエミュレー
トするように構成することが望ましい。試験対象のPL
Dが、FPGAのようなプログラム可能な回路である場
合、タイミングまたはパラメータのエミュレーション
は、コンフィギュレーション・ソフトウェア(すなわ
ち、回路の概略設計をPLDに対するコンフィギュレー
ション命令に変換するソフトウェア)に、シャドー・デ
バイスの相互接続の経路選択をターゲット・デバイスの
経路選択とできるだけ同等にみなすように強制すること
によって実施可能である。これらの修正は、設計者によ
るレイアウトに関する制約条件の設定(すなわち、
(1)設計要素を同じ特定の回路ブロックに固定すると
か、あるいは、(2)シャドー・レイアウトのためのガ
イドとしてターゲット・レイアウトを利用するといっ
た)を可能にする既存のソフトウェア・ツールを用いて
実施することが可能である。これらの制約条件が設定さ
れると、該ソフトウェアにおいて具現化された特定の配
置及び経路選択方法に従って、従来のソフトウェアがシ
ャドーPLD304の設計の経路選択を行うことが可能
になる。
【0040】図3に示す実施例の場合、シャドーPLD
304は、それを用いなければアクセス不能であるノー
ド311に対して追加出力を設けるためだけに用いられ
る。応用例によっては、ポートのない回路ブロックに代
替または補助入力信号を供給するのが望ましい場合もあ
る。これによって、問題の原因を見つけ出すことができ
るようにするか、あるいはそれを速め、代替設計の比較
検査が行えるようにすることが可能になる。
304は、それを用いなければアクセス不能であるノー
ド311に対して追加出力を設けるためだけに用いられ
る。応用例によっては、ポートのない回路ブロックに代
替または補助入力信号を供給するのが望ましい場合もあ
る。これによって、問題の原因を見つけ出すことができ
るようにするか、あるいはそれを速め、代替設計の比較
検査が行えるようにすることが可能になる。
【0041】図4に示すように、シャドーPLD404
は、相互接続された複数の構成可能回路ブロック409
を備えている。第2の実施例の場合、シャドーPLD4
04はFPGA等である。第2の実施例の場合、I/O
ピン402aにおけるI/Oブロック408の1つ(図
4に太線で示された部分)は、入力ピン401aから送
られてくる入力信号に結合され、それと連係して動作す
る。図4の場合、構成可能回路ブロック409のそれぞ
れを含むシャドーPLD404の残りの部分は、試験対
象のPLD104をエミュレートするように構成され
る。従って、本発明の方法及び装置によれば、試験対象
のPLD104の分析を速めるための追加の出力と追加
の入力の両方が得られる。
は、相互接続された複数の構成可能回路ブロック409
を備えている。第2の実施例の場合、シャドーPLD4
04はFPGA等である。第2の実施例の場合、I/O
ピン402aにおけるI/Oブロック408の1つ(図
4に太線で示された部分)は、入力ピン401aから送
られてくる入力信号に結合され、それと連係して動作す
る。図4の場合、構成可能回路ブロック409のそれぞ
れを含むシャドーPLD404の残りの部分は、試験対
象のPLD104をエミュレートするように構成され
る。従って、本発明の方法及び装置によれば、試験対象
のPLD104の分析を速めるための追加の出力と追加
の入力の両方が得られる。
【0042】ある特定の例では、計器403がI/Oピ
ン402aに結合される。計器403は刺激計器(stim
ulus instrumentation)とすることが可能である。ここ
での刺激計器とは、I/Oライン401aに接続された
外部回路を通して供給するのが困難なデータ・ストリー
ムを、シャドーPLD404に供給するために用いられ
るものである。代替案として計器403は、分析中に便
利なあるいは特有の制御信号を供給する実行制御計器
(run control instrumentation)とすることも可能で
ある。計器403は、シャドーPLD404の内部ノー
ドからアナログ・データでもデジタル・データでも捕捉
するように構成することも可能である。
ン402aに結合される。計器403は刺激計器(stim
ulus instrumentation)とすることが可能である。ここ
での刺激計器とは、I/Oライン401aに接続された
外部回路を通して供給するのが困難なデータ・ストリー
ムを、シャドーPLD404に供給するために用いられ
るものである。代替案として計器403は、分析中に便
利なあるいは特有の制御信号を供給する実行制御計器
(run control instrumentation)とすることも可能で
ある。計器403は、シャドーPLD404の内部ノー
ドからアナログ・データでもデジタル・データでも捕捉
するように構成することも可能である。
【0043】図4には、追加入力が1つだけしか示され
ていないが、もちろん、シャドーPLD404において
有効な入力端子401a〜401d及び出力端子402
a〜402dの数に従って、任意の数の追加入力を設け
ることが可能である。選択された特定の実施例は、開
発、製造、または顧客のアプリケーション環境において
有効な特定要件及び資源に適応するのに十分な柔軟性を
有する。
ていないが、もちろん、シャドーPLD404において
有効な入力端子401a〜401d及び出力端子402
a〜402dの数に従って、任意の数の追加入力を設け
ることが可能である。選択された特定の実施例は、開
発、製造、または顧客のアプリケーション環境において
有効な特定要件及び資源に適応するのに十分な柔軟性を
有する。
【0044】用途によっては、ある問題を完全に分析す
るのに、試験対象のPLD104にプログラムされる回
路要素の全てをエミュレートする必要がない場合もあ
る。例えば、図5に点線のボックスで示されたグループ
125のようなある区別されたグループ(第1のグルー
プ)をなす論理素子が、試験対象のPLD104におい
て実施される回路の他の残りの部分から独立して機能す
ることもあり得る。グループ125における回路構成が
テストしやすいか、あるいは以前に同等の利用がなされ
て分析されている場合もそうである。こうした場合、試
験される論理素子のグループ125に存在する通常の機
能を省いて、試験対象のPLD104の残りの部分を機
能的に、さらに幾分かはパラメータ的にエミュレートす
ることが可能である。従って、論理素子のグループ52
5は、他の機能を実施するのにシャドーPLD504に
おいて有効である。
るのに、試験対象のPLD104にプログラムされる回
路要素の全てをエミュレートする必要がない場合もあ
る。例えば、図5に点線のボックスで示されたグループ
125のようなある区別されたグループ(第1のグルー
プ)をなす論理素子が、試験対象のPLD104におい
て実施される回路の他の残りの部分から独立して機能す
ることもあり得る。グループ125における回路構成が
テストしやすいか、あるいは以前に同等の利用がなされ
て分析されている場合もそうである。こうした場合、試
験される論理素子のグループ125に存在する通常の機
能を省いて、試験対象のPLD104の残りの部分を機
能的に、さらに幾分かはパラメータ的にエミュレートす
ることが可能である。従って、論理素子のグループ52
5は、他の機能を実施するのにシャドーPLD504に
おいて有効である。
【0045】これを実施するため、スイッチ322a〜
322dによって、シャドー入力ピン501a〜501
dとターゲット入力端子101a〜101dの間におけ
る選択的結合を行うことが可能である。スイッチ322
aを開くと、入力端子501aの刺激信号がシャドーP
LD504の入力端子101aから分離される。出力端
子501aは、論理素子のグループ525の内部ノード
に信号を送り込むように再構成される。グループ525
は、特別な内部機能を有するように構成される(すなわ
ち、試験対象のPLDのグループ125をエミュレート
するようには構成されない)。図5に示すように、この
機能によって、より速いか、より広いか、あるいはより
複雑な刺激ベクトルが生じ、ライン101aにおける刺
激ベクトルに置き換わることになる。
322dによって、シャドー入力ピン501a〜501
dとターゲット入力端子101a〜101dの間におけ
る選択的結合を行うことが可能である。スイッチ322
aを開くと、入力端子501aの刺激信号がシャドーP
LD504の入力端子101aから分離される。出力端
子501aは、論理素子のグループ525の内部ノード
に信号を送り込むように再構成される。グループ525
は、特別な内部機能を有するように構成される(すなわ
ち、試験対象のPLDのグループ125をエミュレート
するようには構成されない)。図5に示すように、この
機能によって、より速いか、より広いか、あるいはより
複雑な刺激ベクトルが生じ、ライン101aにおける刺
激ベクトルに置き換わることになる。
【0046】本発明のこの実施例によれば、外部回路と
してではなく、シャドーPLD504内部において、パ
ターン発生器のような刺激回路及び/または、カウンタ
またはステート・マシン(state machine)のような応
答モニタ/パッキング回路を実施することが可能にな
る。この形態によって、内部機能が(1)分析される回
路ブロックにより近く、(2)動作速度の最も遅い素子
(外部I/O)が除去され、(3)速度を増す並列設計
方法を利用して実施されるために、外部装置よりも速
い、正確な測定が可能になる。特殊機能の直列−並列変
換によって、テストに必要なI/Oブロック及びピンを
減らすことも可能である。
してではなく、シャドーPLD504内部において、パ
ターン発生器のような刺激回路及び/または、カウンタ
またはステート・マシン(state machine)のような応
答モニタ/パッキング回路を実施することが可能にな
る。この形態によって、内部機能が(1)分析される回
路ブロックにより近く、(2)動作速度の最も遅い素子
(外部I/O)が除去され、(3)速度を増す並列設計
方法を利用して実施されるために、外部装置よりも速
い、正確な測定が可能になる。特殊機能の直列−並列変
換によって、テストに必要なI/Oブロック及びピンを
減らすことも可能である。
【0047】要するに本発明はプログラマブル論理デバ
イスにおいて実施される回路設計の分析方法及び装置を
教示するものである。本発明による方法及び装置によれ
ば、回路の内部ノードに対するアクセスが可能になる。
本発明による方法及び装置では、シャドーPLDの入力
端子と出力端子を接続させた時に、このシャドーPLD
を用いて分析対象のPLDをエミュレートすることによ
って、その分析対象のPLDに関してそれ自体から得る
ことができるよりも多くの情報が得られる。また、構成
可能論理デバイスによって、分析対象のPLDだけでは
不可能な、改良された分析能力をもたらす回路構成を実
施することが可能である。ただし、はっきりと理解して
おくべきことは、請求の範囲に記載の発明はいくつかの
望ましい実施例の説明に限定されるものではなく、本発
明の概念の範囲及び精神に含まれる他の修正及び変更を
網羅するものである。
イスにおいて実施される回路設計の分析方法及び装置を
教示するものである。本発明による方法及び装置によれ
ば、回路の内部ノードに対するアクセスが可能になる。
本発明による方法及び装置では、シャドーPLDの入力
端子と出力端子を接続させた時に、このシャドーPLD
を用いて分析対象のPLDをエミュレートすることによ
って、その分析対象のPLDに関してそれ自体から得る
ことができるよりも多くの情報が得られる。また、構成
可能論理デバイスによって、分析対象のPLDだけでは
不可能な、改良された分析能力をもたらす回路構成を実
施することが可能である。ただし、はっきりと理解して
おくべきことは、請求の範囲に記載の発明はいくつかの
望ましい実施例の説明に限定されるものではなく、本発
明の概念の範囲及び精神に含まれる他の修正及び変更を
網羅するものである。
【0048】〔実施態様〕なお、本発明の実施態様の例
を以下に示す。
を以下に示す。
【0049】〔実施態様1〕ターゲットI/O端子のど
れにも接続されていないアクセス不能ノード(111)
を含む電子回路設計を実施するようにプログラムされ、
いくつかのターゲットI/O端子(108)を備えた試
験対象のプログラマブル論理デバイス(PLD)(10
4)を、外部の測定器によって回路内分析を行うための
装置において、試験対象のPLDがその中で動作するよ
うに設計されている外部回路に、試験対象のPLDを接
続するための手段(200)と、試験対象のPLDにお
けるアクセス不能ノードそれぞれに対応してエミュレー
トしたアクセス不能ノード(311)を生成するように
プログラムされたシャドーPLD(304)であって、
いくつかのシャドーI/O端子を備え、シャドーI/O
端子(308)の第1の組がターゲットI/O端子の第
1の組をエミュレートし、シャドーI/O端子(30
8)の第2の組が、エミュレートされたアクセス不能ノ
ードに結合されていることを特徴とするシャドーPLD
と、シャドーI/O端子の第1の組とターゲットI/O
端子の第1の組との間における電気接続部の第1の組
と、外部測定器に結合するための測定プローブ・コネク
タ(211)と、ターゲットI/O端子及びシャドーI
/O端子の第2の組を測定プローブ・コネクタに接続す
る電気接続部の第2の組とを含むことを特徴とする装
置。
れにも接続されていないアクセス不能ノード(111)
を含む電子回路設計を実施するようにプログラムされ、
いくつかのターゲットI/O端子(108)を備えた試
験対象のプログラマブル論理デバイス(PLD)(10
4)を、外部の測定器によって回路内分析を行うための
装置において、試験対象のPLDがその中で動作するよ
うに設計されている外部回路に、試験対象のPLDを接
続するための手段(200)と、試験対象のPLDにお
けるアクセス不能ノードそれぞれに対応してエミュレー
トしたアクセス不能ノード(311)を生成するように
プログラムされたシャドーPLD(304)であって、
いくつかのシャドーI/O端子を備え、シャドーI/O
端子(308)の第1の組がターゲットI/O端子の第
1の組をエミュレートし、シャドーI/O端子(30
8)の第2の組が、エミュレートされたアクセス不能ノ
ードに結合されていることを特徴とするシャドーPLD
と、シャドーI/O端子の第1の組とターゲットI/O
端子の第1の組との間における電気接続部の第1の組
と、外部測定器に結合するための測定プローブ・コネク
タ(211)と、ターゲットI/O端子及びシャドーI
/O端子の第2の組を測定プローブ・コネクタに接続す
る電気接続部の第2の組とを含むことを特徴とする装
置。
【0050】〔実施態様2〕シャドーI/O端子数が、
少なくともターゲットI/O数と同じだけあることを特
徴とする、実施態様1に記載の装置。
少なくともターゲットI/O数と同じだけあることを特
徴とする、実施態様1に記載の装置。
【0051】〔実施態様3〕シャドーPLDにおける電
子回路設計の配置を試験対象のPLDにおける電子回路
設計の配置にほぼ物理的に一致させることによって、シ
ャドーPLDが試験対象のPLDを物理的にエミュレー
トするようにプログラムされていることを特徴とする、
実施態様1または実施態様2に記載の装置。
子回路設計の配置を試験対象のPLDにおける電子回路
設計の配置にほぼ物理的に一致させることによって、シ
ャドーPLDが試験対象のPLDを物理的にエミュレー
トするようにプログラムされていることを特徴とする、
実施態様1または実施態様2に記載の装置。
【0052】〔実施態様4〕シャドーPLDにおけるク
リティカル・パスのタイミングを試験対象のPLDにお
けるクリティカル・パスのタイミングにほぼ一致させる
ことによって、シャドーPLDが試験対象のPLDをパ
ラメータ的にエミュレートするようにプログラムされて
いることを特徴とする、実施態様1ないし実施態様3の
いずれか一項に記載の装置。
リティカル・パスのタイミングを試験対象のPLDにお
けるクリティカル・パスのタイミングにほぼ一致させる
ことによって、シャドーPLDが試験対象のPLDをパ
ラメータ的にエミュレートするようにプログラムされて
いることを特徴とする、実施態様1ないし実施態様3の
いずれか一項に記載の装置。
【0053】〔実施態様5〕測定プローブ・コネクタに
結合されて、シャドーPLDにおいて実施された電子回
路設計に分析データ・ストリームを提供する計測器(4
03)がさらに含まれることを特徴とする、実施態様1
ないし実施態様4のいずれか一項に記載の装置。
結合されて、シャドーPLDにおいて実施された電子回
路設計に分析データ・ストリームを提供する計測器(4
03)がさらに含まれることを特徴とする、実施態様1
ないし実施態様4のいずれか一項に記載の装置。
【0054】〔実施態様6〕シャドーI/O端子の第2
の組のうちのいくつかに結合されて、シャドーPLDに
制御信号を供給するための実行制御計測器(403)が
さらに含まれることを特徴とする、実施態様1ないし実
施態様5のいずれか一項に記載の装置。
の組のうちのいくつかに結合されて、シャドーPLDに
制御信号を供給するための実行制御計測器(403)が
さらに含まれることを特徴とする、実施態様1ないし実
施態様5のいずれか一項に記載の装置。
【0055】〔実施態様7〕いくつかのプログラマブル
回路ブロック(109)と、複数のアクセス不能内部ノ
ード(111)と、複数のI/O端子(108)を備
え、試験対象のプログラマブル論理デバイス(PLD)
にプログラムされている時、アクセス不能内部ノードが
I/O端子にとってアクセス不能になるような、試験対
象のPLD(104)の分析を行うための方法におい
て、(1)試験対象のPLDのI/O端子を、試験対象
のPLDがそれと共に動作するように意図された外部回
路に結合するステップ(200)と、(2)少なくとも
試験対象のPLDと同じ数だけプログラマブル回路ブロ
ック(309)を備え、少なくともそのいくつかが試験
対象のPLDのI/O端子に結合されている複数のシャ
ドーI/O端子(308)を備えるシャドーPLD(3
04)を設けるステップと、(3)試験対象のPLDの
前記いくつかのプログラマブル回路ブロック及び複数の
アクセス不能内部ノードをほぼエミュレートするよう
に、シャドーPLDにプログラムするステップとを含ん
だ方法であり、このプログラミング・ステップが、シャ
ドーI/O端子の少なくともいくつかとシャドーPLD
のアクセス不能内部ノードが電気的に結合されるように
実施されることを特徴とする方法。
回路ブロック(109)と、複数のアクセス不能内部ノ
ード(111)と、複数のI/O端子(108)を備
え、試験対象のプログラマブル論理デバイス(PLD)
にプログラムされている時、アクセス不能内部ノードが
I/O端子にとってアクセス不能になるような、試験対
象のPLD(104)の分析を行うための方法におい
て、(1)試験対象のPLDのI/O端子を、試験対象
のPLDがそれと共に動作するように意図された外部回
路に結合するステップ(200)と、(2)少なくとも
試験対象のPLDと同じ数だけプログラマブル回路ブロ
ック(309)を備え、少なくともそのいくつかが試験
対象のPLDのI/O端子に結合されている複数のシャ
ドーI/O端子(308)を備えるシャドーPLD(3
04)を設けるステップと、(3)試験対象のPLDの
前記いくつかのプログラマブル回路ブロック及び複数の
アクセス不能内部ノードをほぼエミュレートするよう
に、シャドーPLDにプログラムするステップとを含ん
だ方法であり、このプログラミング・ステップが、シャ
ドーI/O端子の少なくともいくつかとシャドーPLD
のアクセス不能内部ノードが電気的に結合されるように
実施されることを特徴とする方法。
【0056】〔実施態様8〕(4)外部回路を操作し
て、試験対象のPLDとシャドーPLDの両方を駆動す
るステップがさらに含まれることを特徴とする、実施態
様7に記載の方法。
て、試験対象のPLDとシャドーPLDの両方を駆動す
るステップがさらに含まれることを特徴とする、実施態
様7に記載の方法。
【0057】〔実施態様9〕ステップ(3)に、シャド
ーPLD内でエミュレートされた電子回路を試験対象の
PLD内で実施される電子回路にパラメータ的に一致さ
せるように、タイミング制約条件を指定するステップが
さらに含まれることを特徴とする、実施態様7または実
施態様8に記載の方法。
ーPLD内でエミュレートされた電子回路を試験対象の
PLD内で実施される電子回路にパラメータ的に一致さ
せるように、タイミング制約条件を指定するステップが
さらに含まれることを特徴とする、実施態様7または実
施態様8に記載の方法。
【0058】〔実施態様10〕試験対象のPLD及びシ
ャドーPLDが、フィールド・プログラマブル・ゲート
・アレイ(FPGA)を備えることを特徴とする、実施
態様7ないし実施態様9のいずれか一項に記載の方法。
ャドーPLDが、フィールド・プログラマブル・ゲート
・アレイ(FPGA)を備えることを特徴とする、実施
態様7ないし実施態様9のいずれか一項に記載の方法。
【0059】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
る装置を使用するとPLD内部のノードにアクセスする
ことが可能になり、分析が大幅に単純化され、分析対象
のPLD自身から得られるデータよりも多くの情報を得
ることができるので、内部ノードに関するバグの発見率
が大幅に向上する。また該装置によって、オシロスコー
プやステート・アナライザまたはロジック・アナライザ
のような外部測定装置にとって試験対象のPLDへの接
続が便利になる。また、従来PLD内部のテスト及び分
析機能専用となっていた部分を省くことができるので、
PLDの開発製造コスト低減にも効果的である。
る装置を使用するとPLD内部のノードにアクセスする
ことが可能になり、分析が大幅に単純化され、分析対象
のPLD自身から得られるデータよりも多くの情報を得
ることができるので、内部ノードに関するバグの発見率
が大幅に向上する。また該装置によって、オシロスコー
プやステート・アナライザまたはロジック・アナライザ
のような外部測定装置にとって試験対象のPLDへの接
続が便利になる。また、従来PLD内部のテスト及び分
析機能専用となっていた部分を省くことができるので、
PLDの開発製造コスト低減にも効果的である。
【図1】先行技術によるプログラマブル論理デバイスを
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図2】本発明による装置の略断面図である。
【図3】本発明による第1の実施例のブロック図であ
る。
る。
【図4】本発明による第2の実施例のブロック図であ
る。
る。
【図5】本発明による第3の実施例のブロック図であ
る。
る。
100:外部回路 101a:入力端子 101b:入力端子 101c:入力端子 101d:入力端子 102a:出力端子 102b:出力端子 102c:出力端子 102d:出力端子 103:外部回路 104:試験対象のPLD 105:回路基板 108:双方向入力/出力バッファ 109:内部回路ブロック 111:ノード 125:論理素子グループ 200:アダプタ・セット 201:回路基板 202:ソケット 203:第1のアダプタ・ボード 204:コネクタ 205:ピン 206:コネクタ 207:第2の両面アダプタ・ボード 208:ソケット 209:スイッチ 211:プローブ・ピン 212:ソケット 301a:I/O端子 301b:I/O端子 301c:I/O端子 301d:I/O端子 302a:I/O端子 302b:I/O端子 302c:I/O端子 302d:I/O端子 304:シャドーPLD 308:I/Oブロック 309:回路ブロック 322a:スイッチ 322b:スイッチ 322c:スイッチ 322d:スイッチ 401a:入力端子 401b:入力端子 401c:入力端子 401d:入力端子 402a:出力端子 402b:出力端子 402c:出力端子 402d:出力端子 403:測定器 404:シャドーPLD 408:I/Oブロック 409:構成可能ブロック 501a:シャドー入力ピン 501b:シャドー入力ピン 501c:シャドー入力ピン 501d:シャドー入力ピン 504:シャドーPLD 525:論理素子グループ
Claims (1)
- 【請求項1】ターゲットI/O端子のどれにも接続され
ていないアクセス不能ノードを含む電子回路設計を実施
するようにプログラムされ、いくつかのターゲットI/
O端子を備えた試験対象のプログラマブル論理デバイス
(PLD)を、外部の測定器によって回路内分析を行う
ための装置において、 試験対象のPLDがその中で動作するように設計されて
いる外部回路に、試験対象のPLDを接続するための手
段と、 試験対象のPLDにおけるアクセス不能ノードそれぞれ
に対応してエミュレートしたアクセス不能ノードを生成
するようにプログラムされたシャドーPLDであって、
いくつかのシャドーI/O端子を備え、シャドーI/O
端子の第1の組がターゲットI/O端子の第1の組をエ
ミュレートし、シャドーI/O端子の第2の組が、エミ
ュレートされたアクセス不能ノードに結合されているこ
とを特徴とするシャドーPLDと、 シャドーI/O端子の第1の組とターゲットI/O端子
の第1の組との間における電気接続部の第1の組と、 外部測定器に結合するための測定プローブ・コネクタ
と、 ターゲットI/O端子及びシャドーI/O端子の第2の
組を測定プローブ・コネクタに接続する電気接続部の第
2の組とを含むことを特徴とする装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US683,484 | 1996-07-18 | ||
US08/683,484 US5717699A (en) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | Method and apparatus for accessing internal integrated circuit signals |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1091472A true JPH1091472A (ja) | 1998-04-10 |
JP3682363B2 JP3682363B2 (ja) | 2005-08-10 |
Family
ID=24744248
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18674297A Expired - Fee Related JP3682363B2 (ja) | 1996-07-18 | 1997-07-11 | 集積回路内部の信号にアクセスするための方法及び装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5717699A (ja) |
JP (1) | JP3682363B2 (ja) |
Families Citing this family (24)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3026299B2 (ja) * | 1996-07-09 | 2000-03-27 | 日本電気株式会社 | エミュレーション装置 |
GB2318665B (en) | 1996-10-28 | 2000-06-28 | Altera Corp | Work group computing for electronic design automation |
JP3185717B2 (ja) * | 1997-07-03 | 2001-07-11 | 日本電気株式会社 | マクロセルおよび信号セレクタおよびこれらマクロセルと信号セレクタを含んだ半導体集積回路 |
US6286114B1 (en) * | 1997-10-27 | 2001-09-04 | Altera Corporation | Enhanced embedded logic analyzer |
US6167364A (en) * | 1998-04-17 | 2000-12-26 | Altera Corporation | Methods and apparatus for automatically generating interconnect patterns in programmable logic devices |
US6823497B2 (en) | 1999-11-30 | 2004-11-23 | Synplicity, Inc. | Method and user interface for debugging an electronic system |
US7072818B1 (en) * | 1999-11-30 | 2006-07-04 | Synplicity, Inc. | Method and system for debugging an electronic system |
US6618839B1 (en) * | 1999-11-30 | 2003-09-09 | Synplicity, Inc. | Method and system for providing an electronic system design with enhanced debugging capabilities |
US7065481B2 (en) | 1999-11-30 | 2006-06-20 | Synplicity, Inc. | Method and system for debugging an electronic system using instrumentation circuitry and a logic analyzer |
US7356786B2 (en) * | 1999-11-30 | 2008-04-08 | Synplicity, Inc. | Method and user interface for debugging an electronic system |
US6931572B1 (en) | 1999-11-30 | 2005-08-16 | Synplicity, Inc. | Design instrumentation circuitry |
US6754862B1 (en) | 2000-03-09 | 2004-06-22 | Altera Corporation | Gaining access to internal nodes in a PLD |
US6826717B1 (en) * | 2000-06-12 | 2004-11-30 | Altera Corporation | Synchronization of hardware and software debuggers |
US7222315B2 (en) * | 2000-11-28 | 2007-05-22 | Synplicity, Inc. | Hardware-based HDL code coverage and design analysis |
US6594610B1 (en) * | 2001-02-21 | 2003-07-15 | Xilinx, Inc. | Fault emulation testing of programmable logic devices |
US7036046B2 (en) * | 2002-11-14 | 2006-04-25 | Altera Corporation | PLD debugging hub |
US7076751B1 (en) | 2003-01-24 | 2006-07-11 | Altera Corporation | Chip debugging using incremental recompilation |
US7539900B1 (en) | 2003-07-29 | 2009-05-26 | Altera Corporation | Embedded microprocessor for integrated circuit testing and debugging |
US7049543B2 (en) * | 2003-11-07 | 2006-05-23 | The Regents Of The University Of California | Method of defining features on materials with a femtosecond laser |
US7206967B1 (en) | 2004-02-09 | 2007-04-17 | Altera Corporation | Chip debugging using incremental recompilation and register insertion |
US8205186B1 (en) | 2005-04-11 | 2012-06-19 | Synopsys, Inc. | Incremental modification of instrumentation logic |
US8124429B2 (en) * | 2006-12-15 | 2012-02-28 | Richard Norman | Reprogrammable circuit board with alignment-insensitive support for multiple component contact types |
US20100305933A1 (en) * | 2009-06-01 | 2010-12-02 | Chang Chioumin M | Method and Apparatus for Verifying Logic Circuits Using Vector Emulation with Vector Substitution |
US10762262B1 (en) * | 2017-11-03 | 2020-09-01 | Synopsys, Inc. | Multi-dimensional constraint solver using modified relaxation process |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4853626A (en) * | 1987-03-10 | 1989-08-01 | Xilinx, Inc. | Emulator probe assembly for programmable logic devices |
US5621312A (en) * | 1995-07-05 | 1997-04-15 | Altera Corporation | Method and apparatus for checking the integrity of a device tester-handler setup |
-
1996
- 1996-07-18 US US08/683,484 patent/US5717699A/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-07-11 JP JP18674297A patent/JP3682363B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5717699A (en) | 1998-02-10 |
JP3682363B2 (ja) | 2005-08-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3682363B2 (ja) | 集積回路内部の信号にアクセスするための方法及び装置 | |
US5425036A (en) | Method and apparatus for debugging reconfigurable emulation systems | |
Grochowski et al. | Integrated circuit testing for quality assurance in manufacturing: history, current status, and future trends | |
US6487700B1 (en) | Semiconductor device simulating apparatus and semiconductor test program debugging apparatus using it | |
US6016563A (en) | Method and apparatus for testing a logic design of a programmable logic device | |
US7661050B2 (en) | Method and system for formal verification of partial good self test fencing structures | |
US6247147B1 (en) | Enhanced embedded logic analyzer | |
US6286114B1 (en) | Enhanced embedded logic analyzer | |
US6701474B2 (en) | System and method for testing integrated circuits | |
US5475624A (en) | Test generation by environment emulation | |
US7065481B2 (en) | Method and system for debugging an electronic system using instrumentation circuitry and a logic analyzer | |
US6197605B1 (en) | Method and device for test vector analysis | |
EP1234236A2 (en) | Hardware debugging in a hardware description language | |
US7539900B1 (en) | Embedded microprocessor for integrated circuit testing and debugging | |
US7036046B2 (en) | PLD debugging hub | |
US6260166B1 (en) | Observability register architecture for efficient production test and debug | |
CN117709251A (zh) | 基于sv的arinc429接口自动化验证系统及方法 | |
EP1233341B1 (en) | Embedded logic analyser | |
Vanitha et al. | Implementation of an integrated FPGA based automatic test equipment and test generation for digital circuits | |
Ungar et al. | IEEE-1149. X standards: achievements vs. expectations | |
US11688482B2 (en) | Digital circuit testing and analysis module, system and method thereof | |
Angione et al. | An optimized burn-in stress flow targeting interconnections logic to embedded memories in automotive systems-on-chip | |
Konemann et al. | Built-in self-test: assuring system integrity | |
US8516322B1 (en) | Automatic test pattern generation system for programmable logic devices | |
Assaf et al. | Hardware and software co-design in space compaction of cores-based digital circuits |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050428 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050512 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050523 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |