JPH1083292A - ソフトウェアコーディングシステム - Google Patents

ソフトウェアコーディングシステム

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JPH1083292A
JPH1083292A JP23823296A JP23823296A JPH1083292A JP H1083292 A JPH1083292 A JP H1083292A JP 23823296 A JP23823296 A JP 23823296A JP 23823296 A JP23823296 A JP 23823296A JP H1083292 A JPH1083292 A JP H1083292A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラム開発の作業効率が向上し、既存ソ
ースコードが少なく、コンパイルエラーと誤動作を起こ
さないソフトウェアコーディングシステムの提供。 【解決手段】 変数置換部8は、抽出した部品ソースコ
ードを部品ファイル14に書き込み、代入記号の右辺、
及び左辺にある文字列を一時記憶装置に記憶し、左辺の
文字列と、部品ファイル14から抽出した部品ソースコ
ード内にある各変数対応のコメント内文字列を比較し、
文字列が一致した時にソフトウェア部品内の「代入記号
右辺の文字列」を設計ドキュメント5a内の「右辺の文
字列」に置き換える。定義文置換部9は、定義文と合致
する限り文字列の置換を行う。番号の数式変換部11
は、抽出された番号の文字列を算術式文字列に変換す
る。番号置換部12は、部品ファイル14から抽出した
部品ソースコード内にある番号キーの文字列を番号の数
式変換部11の出力である算術式文字列に置換する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムの構成
部品であるソースコードの集まりである部品ファイルを
使用して、プログラム設計ファイルを基にプログラムの
ソースコードを自動生成するソフトウェアコーディング
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェアコーディングシステムの第
1の従来例を、図15を用いて説明する。この図におい
て、100は設計情報データベースであり、プログラム
設計者101により、新規プログラムの設計情報が入力
される。102はエキスパートシェルであり、設計情報
データベース100の新規プログラムの設計ファイルに
従い、判定用知識データベース103と知識データベー
ス104を用いて既存のソースコードファイル105が
使用できるかどうかの推論を行う。知識データベース1
04は、プログラム設計者の設計知識を蓄えている。判
定用知識データベース103は、既存のソースコードが
利用可能かどうかの判断基準が蓄えられている。ソース
コードファイル105は、既存のソースコードの集まり
である。106は、モニタディスプレイである。
【0003】上述した第1の従来例のソフトウェアコー
ディングシステムにおいては、ソースコードファイル1
05と設計情報データベース100内の新規プログラム
設計情報とを判定用知識データベース103を基にエキ
スパートシェル102の推論動作で判定し、必要なソー
スコードをソースコードファイル105から抽出するプ
ログラム再利用(特開平2ー302826、特開平2−
257216参照)を行う。また、予めプログラム設計
仕様ライブラリ、既存ソフトウェア資産をデータベース
化したプログラムライブラリ、システム名称等の関連情
報を格納するキーワード辞書、熟練開発者の知識および
ノウハウである知識データベース104を備え、IF〜
THEN〜のプロダクションルールでプログラムの生
成および更新をエキスパートシェル102が管理する
(特開平5−134855参照)。
【0004】また、第2の従来例を図16を用いて説明
する。図において、110は、ソースプログラムファイ
ルであり、部品ソースコードの集まりである。111
は、合成指定ファイルであり、合成対象の部品ソースコ
ード名が登録されている。112は、生成処理部であ
り、部品生成処理部114と合成ソース生成処理部11
5から構成されており、MMI(Man Machin
e Interface)113からインターフェース
制御部116を介して入力される制御信号に従い、合成
指定ファイル111に基づいて、合成ソースプログラム
117を作成する。
【0005】部品生成部114は、部品ソースコード情
報を部品ファイル118に書き込む。合成ソース生成処
理部115は、合成指定ファイル111で指定された部
品ソースコード名により部品ファイル118から対応す
る部品ソースコードを抽出し、合成ソースプログラム1
17を作成する。119は、更新処理部であり、部品更
新処理部120と合成ソース更新処理部121で構成さ
れており、部品ファイル118および合成ソースプログ
ラム117の更新を行う。
【0006】部品更新処理部120は、MMI113か
らの命令により、部品ファイル118内の部品ソースコ
ードの入れ替えを行う。合成ソース更新処理部121
は、合成指定ファイル111で指定されている部品ソー
スコードに変更が合った場合、合成ソースプログラム1
17の部品ソースコードを変更されたコードに更新する
(特開平6ー67871参照)。
【0007】このような構成において、生成処理部11
2は、ソースプログラムファイル110を関数、変数を
単位に複数の部品ソースコードに分割し、その部品ソー
スコード情報を部品ファイル118に登録する。同時に
各部品ソースコード間の相互関係を示す部品相互関係情
報も部品ファイル118に登録する。更新処理部119
は、部品ソースコード変更時に、部品相互関係情報を基
に影響範囲を判定し、部品ファイル118において影響
を受ける部品ソースコードを更新する。また、更新処理
部119は、合成ソース更新時に、合成指定ファイル1
11で指定された部品ソースコードのうち、更新された
部品ソースコードを部品ファイル118から取り出し、
合成ソースプログラム117の対応するものに更新す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した第
1および第2の実施例は、作成者が新規プログラム設計
書に従い、手作業により出力されたソースプログラム内
の各部品ソースコード毎の変数部分に変更を加えるた
め、作業効率が悪いという欠点があった。また、作成者
が手作業の変更を行わないために、部品ソースコードを
ファンクション毎でなく、変数毎に持たせた場合、部品
ソースコードを変数の組み合わせの分だけ必要となる問
題がある。
【0009】さらに、確認単位毎に割り付ける番号が、
同一テスト上で、ある変数成分で繰り返すとき、10進
数「12300000」の表現として、所定の成分の繰
り返し回数を踏まえて「12300000+aa*10
00+bb*10」と出力して欲しいところを「123
aabb0」と出力されるため、コンパイル時にエラー
となるかプログラムが実行時に誤動作してしまう問題が
あった。本発明はこのような背景の下になされたもの
で、プログラム開発の作業効率が向上し、既存の部品ソ
ースコードが少なくて済み、コンパイルエラーおよび誤
動作を起こさないプログラムソースを作成するソフトウ
ェアコーディングシステムを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
新規プログラムの設計ドキュメントファイルを基に、記
憶装置に記憶されている既存プログラムのソースコード
を使用し、前記新規プログラムのソフトウェアソースコ
ードを作成するソフトウェアコーディングシステムにお
いて、前記設計ドキュメントファイルから第1の文字列
と第2の文字列とを抽出する第1の抽出手段と、前記ソ
ースコードから前記第1の文字列に対応する第3の文字
列と第4の文字列とを抽出する第2の抽出手段と、前記
第1の文字列と前記第3の文字列を比較する比較手段
と、前記比較手段の一致結果により前記第4の文字列を
前記第2の文字列と置換するための置換手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載のソ
フトウェアコーディングシステムにおいて前記第1の文
字列が、前記設計ドキュメントファイルの行における等
式の左辺の文字列であることを特徴とする。請求項3記
載の発明は、請求項1記載のソフトウェアコーディング
システムにおいて、前記第2の文字列が、前記設計ドキ
ュメントファイルの行における等式の右辺の文字列であ
ることを特徴とする。請求項4記載の発明は、請求項1
記載のソフトウェアコーディングシステムにおいて、前
記第3の文字列が、前記ソースコードの行における等式
の左辺の文字列であることを特徴とする。請求項5記載
の発明は、請求項1記載のソフトウェアコーディングシ
ステムにおいて、前記第4の文字列が、前記ソースコー
ドの行における等式の右辺の文字列であることを特徴と
する。請求項6記載の発明は、請求項1または請求項3
記載のソフトウェアコーディングシステムにおいて、前
記第2の文字列と、文字列の定義を行う定義文で構成さ
れたヘッダファイル内の各定義毎の文字列とを比較し、
一致した時にソースコード内の等式の右辺の文字列を、
前記ヘッダファイル内の定義文で定義された文字列に置
換することを特徴とする。請求項7記載の発明は、請求
項1記載のソフトウェアコーディングシステムにおい
て、前記ソースコード毎に割り付けられた番号が前記設
計ドキュメントファイル内から抽出され、出力として前
記新規プログラムを作成する際に、新規プログラムのソ
ースコード内に前記番号との置換情報として定義された
文字列が、抽出した前記ソースコード内で認識された場
合、前記置換情報と設計ドキュメントファイルから抽出
され、一時記憶装置に記憶されていた文字列を置換する
ことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態
によるソフトウェアコーディングシステムの構成を示す
ブロック図である。この図において、1は入力情報であ
り、新規プログラム設計情報を有し、キー定義ファイル
2、ヘッダーファイル3、既存ソースコードファイル4
および設計ドキュメントファイル5a〜5cで構成され
ている。
【0013】キー定義ファイル2は、設計ドキュメント
ファイル5a〜5c内の各ファンクションを識別するた
めの文字列定義であるキー情報と部品ソースコードにお
ける識別文字列情報とを定義している。ヘッダーファイ
ル3は、変換の対象となる文字列をコメントとして有し
た定義文の集合体である。既存ソースファイル4は、過
去のソフトウェア財産であり、新規プログラムに対し部
品ソースコードを供給する。設計ドキュメントファイル
5a〜5cは、新規プログラムの設計情報を有してい
る。
【0014】7は、ソースコード生成部であり、変数置
換部8、定義文置換部9、番号抽出部10、番号の数式
変換部11および番号置換部12で構成されており、キ
ー定義ファイル2に定義されている文字列であるキー情
報により、設計ドキュメントファイル5a〜5cの記述
単位であるファンクションを順次識別し、記憶装置にあ
るテンポラリファイル13内の対応する部品ファイル1
4を抽出し、設計ドキュメントファイル5a〜5cにお
いて認識した順に出力情報15として生成ソースコード
をソースコードファイル16へ書き込み、また、入力情
報1に基づき新規プログラムを作成する。
【0015】変数置換部8は、設計ドキュメントファイ
ル5a、5b、および5cからファンクションを識別
し、抽出した対応する部品ソースコードを部品ファイル
14に書き込み、設計ドキュメントファイル5a、5
b、および5cにある該当ファンクション内の変数の記
述を識別し、代入記号(以下、代入キーと呼ぶ)の右
辺、及び左辺にある文字列を一時記憶装置に記憶し、左
辺の文字列と、部品ファイル14から抽出した部品ソー
スコード内にある各変数対応のコメント内文字列を比較
し、文字列が一致した時にソフトウェア部品内の「代入
記号右辺の文字列」を設計ドキュメント5a、5bおよ
び5c内の一時記憶した「右辺の文字列」に置き換え
る。
【0016】定義文置換部9は、変数置換部8で置換さ
れた文字列も含めて、定義文と合致する限り文字列の置
換を行う。番号抽出部10は、変数記号を含む番号を設
計ドキュメント5a、5bおよび5cから文字列として
抽出する。番号の数式変換部11は、番号抽出部10に
より抽出された番号の文字列を数学的な算術式文字列に
変換する。番号置換部12は、部品ファイル14から抽
出した部品ソースコード内にある、予めキー定義ファイ
ル2で定義された番号キーの文字列を番号の数式変換部
11の出力である算術式文字列に置換する。
【0017】次に、本発明の一実施形態の動作につい
て、図1を参照し、図2に従って説明する。図2は、ソ
ースコードファイル自動生成システムの動作概要を説明
するフローチャートである。まず、ステップS1におい
て、変数置換部8は、キー定義ファイル2、ヘッダーフ
ァイル3、既存ソースコードファイル4および設計ドキ
ュメントファイル5a〜5cのファイル名を取得し、こ
れらのファイルを参照可能な状態にする。次に、ステッ
プS2において、変数置換部8は、設計ドキュメントフ
ァイル5aに記載されたファンクションに対応する部品
ソースコードを部品ファイル14内から検索し、一時記
憶装置に出力する設計ドキュメント変換処理を行う。
【0018】次にステップ3において、単位である設計
ドキュメントファイル分の処理が終了すると、ソースコ
ード生成部7は、プログラムであるソースコードファイ
ル16を出力する。次に、ステップS4において、変数
置換部8は、次の設計ドキュメントファイルのファイル
名、たとえば設計ドキュメントファイル5bを読み込
む。そして、ステップ5において、変数置換部8は、ス
テップS4で読み込んだファイルの指定の有無を判定
し、たとえば、設計ドキュメントファイル5bが該当フ
ァイルであるとすると、ステップS1〜S5までを繰り
返して処理する。また、たとえば、設計ドキュメントフ
ァイル5bが該当ファイルで無いとすると、このフロー
チャートの処理は、終了する。
【0019】次に図2のフローチャートにおけるステッ
プS2の設計ドキュメント変換処理の動作を、図1を参
照し図3のフローチャートに従って説明する。まず、ス
テップS10において、変数置換部8は、設計ドキュメ
ントファイル5aの先頭ラインを読み込んだ後、ステッ
プS11において、読み込んだラインの情報を識別し、
先に読み込んだ入力情報1のキー定義ファイル2より、
部品キーまたは制御キーかの判別を行う。その結果、た
とえば、読み込まれたラインに部品キーが含まれている
とすると、ステップS12において、変数置換部により
部品キー処理が実行される。また、たとえば制御キーで
あるとすると、ステップS13において、変数置換部8
により制御キー処理が実行される。また、たとえば、ペ
ージ先頭ラインであるヘッダーラインの場合は、ステッ
プS14において、変数置換部8によりページヘッダー
処理が実行される。さらに、その他の場合には、変数置
換部8によりコメント処理が実行される。
【0020】そして、該当処理終了後、ステップS16
において、設計ドキュメントファイルの次ラインが、変
数置換部8により読み込まれる。次にステップS17に
おいて、読み込んだラインの種別の判定が変数置換部8
により行われる。そして、読み込まれたラインが設計ド
キュメントファイル5aの終了ライン(以下、EOFと
呼ぶ)でない場合は、ステップS10からスナッブS1
7の処理が繰り返し、実行される。また、読み込んだラ
インがEOFの場合には、この図3のフローチャートの
処理が終了する。
【0021】次に、図3のフローチャートにおけるステ
ップS12のファンクション単位の記述の先頭ラインを
識別する部品キー処理について図1を参照し、図4のフ
ローチャートに従って説明する。まず、ステップS20
において、番号抽出部10により、部品キーを認識した
設計ドキュメントファイルのラインから、番号の文字列
が抽出される。次にステップS21において、番号抽出
部10は、番号の文字列が抽出されたラインの他の文字
列を各要素別に分解する。次に、ステップS22におい
て、部品ファイル14内の部品ソースコードを検索する
ためのキー情報が取得された後、番号抽出部10により
このキー情報により部品ソースコードが抽出され、部品
ソースコードが一時記憶装置に記憶される。
【0022】次に、ステップS23において、変数置換
部8により、設計ドキュメントファイル5aの次ライン
が読み込まれる。次に、ステップS24において、変数
置換部8により、置換の対象となる変数の記述の始まり
を意味する有効変数開始キーの有無が判定される。たと
えば、このラインに有効変数開始キーが含まれていない
とすると、ステップS29において、ソースコード生成
部7は、ソフトウェアソースコードの編集を終了し、編
集したソフトウェアソースコードを出力する。また、た
とえば、このラインに有効変数開始キーが含まれている
とすると、変数置換部8により設計ドキュメントファイ
ル5aの次ラインが読み込まれる。
【0023】次に、ステップS26において、たとえ
ば、この読み込んだラインに、置換の対象となる変数の
記述の終わりを意味する有効変数終了キーが含まれてい
るとすると、ソースコード生成部は、ソフトウェアコー
ドの編集を終了し、ステップS29の処理を行う。ま
た、たとえば、有効変数終了キーが含まれていないとす
ると、変数置換部8は、設計ドキュメントファイル5a
の文字列との置換を行い、さらに、定義文置換部9は、
この文字列とヘッダーファイル3内の定義文に定義され
た文字列との置換を行う。
【0024】そして、ステップS25からステップS2
8の処理が、ステップS26で有効変数終了キーが検出
されるまで繰り返され、設計ドキュメントファイル5a
のファンクション毎に付加する部品キー毎の、すなわち
ファンクション毎の変数を設計ドキュメントファイル5
a上に記載のある限り、変数置換部8によりソフトウェ
アソースコードにおける部品ソースコードに含まれる変
数部分の文字列が設計ドキュメントファイル5a上の文
字列に置換される。
【0025】次に、図4のフローチャートのステップS
28の変数の変換処理において、部品ソースコード内の
変数部分の文字列が、変数置換部8により設計ドキュメ
ントファイル5a内の文字列に置換される動作を、図1
を参照し図5のフローチャートに従って説明する。ま
ず、ステップS30において、番号抽出部10は、すで
に読み込まれている設計ドキュメントファイル5aのラ
インにおける、代入キーの右辺と左辺の文字列を抽出す
る。次に、ステップS31において、部品ソースコード
が参照され、部品ソースコード内の参照されている相対
ラインを示す変数が変数置換部8によりiとされ、この
iが’0’に初期化される。
【0026】そして、ステップS32において、変数置
換部8によりソースコードのi番目のラインが読み込ま
れる。次に、ステップS33において、読み込んだライ
ンがEOFかどうかの判定が、変数置換部8により行わ
れる。たとえば、このラインがEOFであるとすると、
ステップS34において、エラー処理が実行される。ま
た、たとえば、読み込んだラインがEOFでないとする
と、ステップS35において、読み込んだラインから変
数置換部8により、コメントが抽出される。
【0027】次に、ステップS36において、設計ドキ
ュメントファイル5aから抽出された文字列とソースコ
ードのコメントの文字列の比較が変数置換部8により行
われる。たとえばステップS30で読み込まれた左辺の
文字列がAであり、ステップS35で読み込まれた文字
列がBであるとすると、不一致でとなるので、ステップ
S37において、変数置換部8により相対ラインを示す
変数iに’1’が加算される。そして、ステップ32か
らステップ36までが繰り返し実行される.また、たと
えば、文字列を比較した結果が一致したとすると、ステ
ップS38において、読み込まれたソースコードのライ
ン内の代入記号の右辺の文字列が、変数置換部8により
設計ドキュメントファイル5aからステップS30で抽
出した右辺の文字列に置換され、処理が終了する。
【0028】次に、図4のフローチャートのステップS
28の変数の変換処理における部品ソースコード内の変
数部分の文字列が、定義文置換部9により定義文で置換
される動作を、図1を参照し図6のフローチャートに従
って説明する。この置換処理は、部品ソースコード内の
変数部分の文字列が設計ドキュメントファイル5a内の
文字列に置換される動作の終了後に実行される。まず、
ステップS41において、既に読み込んである図5のフ
ローチャートにおける置換動作を終了した部品ソースコ
ードの変数を含む設計ドキュメントファイル5aから読
み込まれたラインから代入記号の右辺の文字列が番号抽
出部10により抽出される。
【0029】次に、ステップS42において、変数置換
部8により、ヘッダーファイル3が参照され、ヘッダー
ファイル3内の参照される相対ラインを示す変数がiと
され、iが0に初期化される。次に、ステップS43に
おいて、変数置換部8により、ヘッダーファイル3のi
番目のラインが読み込まれる。そして、ステップS44
において、読み込んだラインがEOFであるかどうかの
判定が変数置換部8により行われる。たとえば、読み込
んだラインがEOFであるとすると、ステップS45に
おいて、変数置換部8により部品ソースコード内の変数
部分の文字列が置換されずに出力される。
【0030】また、たとえば、読み込まれたラインがE
OFでないとすると、ステップS46において、変数置
換部8により読み込まれたヘッダーファイル3のライン
からコメントが抽出される。そして、ステップS47に
おいて、変数置換部8により、ステップS41で抽出さ
れた代入記号の右辺の文字列とヘッダーファイル3から
抽出したコメントの文字列とが比較される。たとえば、
不一致とすると、ステップS48において、変数置換部
8により相対ラインを示す変数iに1が加算された後、
ステップS43からステップS47が繰り返し実行され
る。また、たとえば、文字列を比較した結果が、一致し
たとすると、ステップS49において、読み込まれたヘ
ッダーファイルのライン内の「#define」文の右
辺の文字列(デファイン文で定義された文字列)がステ
ップS41で抽出した文字列と定義文置換部9により置
換される。
【0031】次に、図4のフローチャートのステップS
28の部品ソースコード内の番号キーが設計ドキュメン
トファイル5a内の番号文字列に変数置換部8により、
置換される動作を、図1を参照し図7のフローチャート
に従って説明する。この置換処理は、部品ソースコード
内の変数部分の文字列が置換された後、ステップS29
の処理前に実行される。まず、ステップS50におい
て、設計ドキュメントファイル5a内の番号文字列が変
数置換部8により抽出される。次に、ステップS51に
おいて、変数置換部8により、部品ソースコードを参照
し、部品ソースコード内の参照する相対ラインを示す変
数がiとされ、iが’0’に初期化される。
【0032】次にステップS52において、変数置換部
8により部品ソースコードのi番目のラインが読み込ま
れる。そして、ステップS53において、読み込まれた
ラインがEOFであるかどうかの判別が変数置換部8に
より行われる。たとえば、読み込まれたラインがEOF
であるとすると、ステップS54において番号キーの置
換処理が終了する。また、たとえば、このラインがEO
Fでないとすると、読み込まれた部品ソースコードのラ
インから変数置換部8により有効文字列が抽出される。
【0033】次にステップS56において、変数置換部
8により、有効文字列が番号キーと比較される。たとえ
ば、有効文字列と番号キーが一致したとすると、ステッ
プS57において、変数置換部8により部品ソースコー
ドの有効文字列をステップ50で抽出された番号文字列
と置換された後、出力される。次に、ステップS58に
おいて、変数置換部により相対ラインを示す変数iに’
1’が加算される。そして、ステップS52からステッ
プ58の処理が、繰り返し実行される。本フローチャー
トの動作により、部品ソースコード内の番号キーが全て
置換されることになる。
【0034】次に、番号置換部12により番号の数式変
換が行われる動作を、図1を参照し図8のフローチャー
トに従って説明する。この処理は、ステップS20の設
計ドキュメントファイル3からの番号文字列の抽出の後
で、ステップS28の番号の置換処理の前に行われる。
まず、ステップS60において、番号抽出部10により
番号文字列が設計ドキュメントファイル5aから抽出さ
れ、一時記憶装置に記憶されている。次に、ステップS
61において、番号抽出部10により、抽出された番号
文字列が、実数部と変数部の文字列とに分離される。す
なわち、’0’から’9’までの数字が実数部として、
それ以外の文字が変数部として認識される。そして、変
数部において、隣接する各桁の要素を表す文字列が同一
文字の場合は、一つの変数として扱われ、異なる場合
は、それぞれ独立した変数として扱われる。
【0035】次に、ステップS62において、抽出され
た番号文字列に実数部が有るかどうかの判定が番号抽出
部10により行われる。たとえば、実数部があったとす
ると、ステップS63において、実数部構成文字列の最
上位桁が確認され、特に’0’の時はブランクに変換さ
れる。また、たとえば、実数部がないとすると、ステッ
プS63は、処理が行われない。次に、ステップS64
において、番号抽出部10により、変数部が含まれてい
るかどうかの判定が行われる。
【0036】たとえば、変数部が含まれるとすると、ス
テップS65において、番号の数式変換部11により、
1つの変数と認識する1ないし複数桁に渡る文字列がそ
の変数の位置する最小桁の10のべき乗を掛けた算術式
文字列に変換され、複数個の変数がある場合は、その総
和を表す算術式文字列が一時記憶装置に記憶される。そ
して、ステップS66において、番号置換部12によ
り、出力である実数部とステップ65で出力される変数
部との和を表す算術式文字列が番号文字列として記億し
直される。このフローチャートの処理後、番号キーによ
り部品ソースコードの置換が行われると、上述した記算
術式文字列に置き換えられることとなる。
【0037】次に一実施例で使用される入力情報1に含
まれるキー定義ファイル2の具体例が図9に示されてい
る。図において、70は部品キーが「・」と定義されて
いることが示されている領域である。71は、有効変数
開始が「{」と定義されていることが示されている領域
である。72は、有効変数終了が「}」と定義されてい
ることが示されている領域である。73は、エラー番号
フィールドが「1」であることが示されている領域であ
る。74は、テスト手順フィールドが「2」であること
が示されている領域である。75は、確認事項フィール
ドが「3」であることが示されている領域である。76
は、どのエラーかがを意味するエラー番号が示される領
域である。
【0038】さらに、一実施形態で使用される入力情報
1に含まれるヘッダーファイル3の具体例が図10に示
されている。図において、定義文(ここでは、C言語の
define文)の領域76は、「左辺の文字列」が示
されている。77は、定義内容がコメントとして示され
ている領域である。
【0039】次に、一実施形態で使用される設計ドキュ
メントファイル5a(図1参照)の一具体例を図11に
示す。80、81は、設計ドキュメントが示されている
領域である。また、図12も同様に設計ドキュメントフ
ァイル5a(図1参照)の一具体例を示している。82
および83は、各ファンクションの文字列番号が示され
ている領域である。84および85は、部品ソースコー
ドに対応する部品キー情報が示されている領域である。
86および87は、実数に変換する番号キーの示されて
いる領域である。88および89は、設計ドキュメント
ファイル5aにおける文字列が示されている領域であ
る。
【0040】次に、一実施形態で使用される既存のソー
スコードファイル4(図1参照)より認識される部品フ
ァイル14の一具体例を図13に示す。この図におい
て、90、91は、部品ソースコードが示されている領
域であり、部品ファイル13(図1参照)を構成してい
る。92および93は、文字列の右辺を示している領域
である。94および95は、文字列に対するコメントが
示されている領域である。96および97は、エラー番
号が示される領域である。
【0041】次に、図14は、一実施形態で出力される
出力情報15としてのソースコードファイル16(図1
参照)の一具体例である。この図において、201およ
び202は、文字列の右辺を示している領域である。2
03は、実数で表されたエラー番号が示されている領域
である。204は、実数と変数で表されたエラー番号が
示されている。
【0042】次に、本一実施形態の動作について図1を
参照して、図5に従って詳細に説明する。図5は、部品
ソースコード内の変数部分の文字列を設計ドキュメント
ファイル5a内の文字列で置換する動作を示すフローチ
ャートである。本処理は、図4の変数の変換を実行する
ステップS28の中で行われる。入力構報1の一つであ
る、キー定義ファイル2により、設計ドキュメントファ
イル5aでの領域70(図9参照)で示される部品キー
により、設計ドキュメントファイル5a上でのファンク
ションの識別が行われる。
【0043】たとえば、図11に示す設計ドキュメント
ファイル5aが入力されたとすると、領域80の文字列
はファンクションとして認識される「VPパス接続設
定」であり、領域81もファンクションとして認識され
る「VPパス接続リード」である。さらに、キー定義フ
ァイル2により領域71で定義された有効変数開始キー
と領域72で定義された有効変数終了キーにより、ファ
ンクションに対する変数の記述がラインによる範囲で識
別される。
【0044】図12の領域86は、ファンクション「V
Pパス接続設定」における識別範囲であり、また、領域
87はファンクション「VPパス接続状態リード」にお
ける識別範囲である。また、抽出した任意の一ラインに
おいて、罫線に対応するコードがサーチされることによ
り、罫線により分離されたフィールドが認識される。キ
ー定義ファイル2内に図9の領域73に示されるエラー
番号フィールド、領域74に示されるテスト番号フィー
ルドおよび領域75に示される確認情報フィールドが、
それぞれ何番目になるかの情報が含まれ、各情報が分離
された後に認識される。
【0045】まず、設計ドキュメント5a内の領域84
(図12参照)に示されるファンクション「VPパス接
続設定」の変数処理について説明する。ステップS11
(図3参照)において、変数置換部8により、領域70
(図9参照)に示されている部品キーが識別され、ステ
ップS12において部品キー処理が実行される。ステッ
プS12における部品キー処理では、ステップS20
(図4参照)において、番号抽出部10により、部品キ
ー情報が認識された設計ドキュメントファイル5aのラ
インから、番号文字列として領域82(図12参照)に
示される「10000000」が抽出される。
【0046】次に、ステップS21において、番号抽出
部10により、部品キー情報が認識された設計ドキュメ
ントファイル5aのラインの文字列が各要素に分解され
る。次にステップS22において、変数置換部8によ
り、部品ファイル13内の部品ソースコードを検索する
際のキー構報として領域84に示される文字列「VPパ
ス接続設定」が取得される。このキー情報により、変数
置換部8により、領域90に示される部品ソースコード
が抽出され、一時記憶装置に記憶される。次に、ステッ
プS23において、変数置換部8により、設計ドキュメ
ントファイル5aの次ラインが読み込まれる。そして、
ステップS24において、置換の対象となる変数の記述
の始まりを意味する領域71(図9)に示される有効変
数開始キ一「{」の有無が判定される。
【0047】たとえば、有効変数開始キー「{」が認識
されないとすると、ステップS29において、部品ソー
スコードの編集が終了し、ソースコード生成部7によ
り、ソースコードファイル16が出力される。また、た
とえば、有効変数開始キー「{」が認識されたとする
と、ステップS25において、変数置換部8により、設
計ドキュメントファイル5aの次ラインが読み込まれ
る。たとえば、読み込まれたラインが、領域72(図
9)に示される有効変数終了キー「}」が含まれている
とすると、ステップS29において、部品ソースコード
の編集が終了し、ソースコードファイル16が出力され
る。また、たとえば、有効変数終了キー「}」が含まれ
ていないとすると、ステップS28において、設計ドキ
ュメントファイル5a内の文字列との置換が行われ、さ
らに、ヘッダーファイル3内の定義文との置換が行われ
る。
【0048】そして、有効変数終了キー「}」が検出さ
れるまで、ステップS25からステップS28までの処
理が、繰り返えされる。すなわち、設計ドキュメントフ
ァイル5a上のファンクション毎に付加される領域70
に示される部品キーと、この部品キー毎の、つまりファ
ンクション毎の変数を設計ドキュメントファイル5a上
の文字列に、設計ドキュメントファイル5a上に記載さ
れている限り、変数置換部8により文字列の置換が行わ
れるとになる。
【0049】次に、図1を参照し、図5のフローチャー
トに従って、一実施形態の動作の特徴部分について詳細
に説明する。まず、ステップS30において、変数置換
部8により、読み込まれた設計ドキュメントファイル5
aのラインにおいて、領域74に示されるテスト手順フ
ィールド(図12参照)内の代入キーの右辺と左辺の文
字列が抽出される。次に、ステップS31において、変
数置換部により部品ソースコードが参照され、部品ソー
スコード内の参照される相対ラインを示す変数がiとさ
れ、iが’0’に初期化される。そして、変数置換部8
により、部品ソースコードのi番目のラインが読み込ま
れる。
【0050】たとえば、読み込まれたラインがEOFで
あるとすると、ステップS34において、ソースコード
生成部により、エラー処理が実行される。また、たとえ
ば、EOFが検出されなかったとすると、変数置換部に
より、読み込まれたラインからコメントの文字列が抽出
される。次に、ステップS36において、設計ドキュメ
ントファイル5a内で抽出された文字列である「入力V
PI:0xaa」(図12の領域88)の代入記号の左
辺の文字列「入力VPI」と部品ソースコードのコメン
トの文字列「入力VPI」(図13の領域90)とが変
数置換部8により比較される。
【0051】たとえば、不一致であるとすると、ステッ
プS37において、相対ラインを示す変数iに’1’が
加算され、ステップS32からステップS36が繰り返
し実行される。また、たとえば、文字列を比較した結果
が、一致したとすると、ステップS38において、変数
置換部8により読み込まれた部品ソースコードのライン
内の代入記号の右辺の文字列である「0」(図13の領
域92)が、ステップS30で抽出された設計ドキュメ
ントファイル5a内の右辺の文字列「0xaa」(図1
2の領域88)に置換される。
【0052】次に、図1を参照し、図6のフローチャー
トに従って、一実施形態の動作の特徴部分について詳細
に説明する。図6は、ソフトウェア部品内の変数部分の
文字列が定義文で置換される動作を表したフローチャー
トである。この動作は、ソフトウェア部品内の変数部分
の文字列が、設計ドキュメントファイル5a内の文字列
で置換される動作の終了した後に行われる。「VPパス
接続設定」(図12の領域84)の変数であり、設計ド
キュメントファイル5a上の「出力VCI:最大VCI
値」(図12の領域89)である変数を使用して説明す
る。
【0053】まず、ステップS41において、既に読み
込まれている部品ソースコードの変数を含む変換対象ラ
インから、変数置換部8により、代入記号の右辺の文字
列「最大VCI」(図10の領域77)が抽出される。
ここで部品ソースコード上「0」(図13の領域93)
であるが、設計ドキュメントファイル5a上の「出力V
CI:最大VCI値」と置換が行われ、一時記憶された
部品ソースコードでは「最大VCI」となる。次に、ス
テップS42において、変数置換部8により、ヘッダー
ファイル3が参照され、ヘッダーファイル3内の参照さ
れる相対ラインを示す変数がiとされ、このiが’0’
に初期化される。そして、ステップS43において、ヘ
ッダーファイル3のi番目のラインが読み込まれる。
【0054】たとえば、読み込んだラインがEOFとす
ると、ステップS45において、ソースコード生成部7
により、部品ソースコード内の変数部分の文字列が置換
されずに出力される。また、たとえば、EOFが検出さ
れなかったとすると、ステップS46において、変数置
換部により、読み込まれたヘッダーファイル3のライン
からコメント文が抽出される。次に、ステップS47に
おいて、部品ソースコードから抽出された文字列「最大
VCI」とヘッダーファイル3から抽出したコメント文
の文字列「最大VCI」(図10の領域77)とが変数
置換部8により比較される。
【0055】たとえば、双方の文字列が不一致であると
すると、ステップS48において、変数置換部8によ
り、相対ラインを示す変数iに’1’が加算され、ステ
ップS43からステップS47が繰り返し実行される。
また、たとえば、双方の文字列が一致したとすると、定
義文置換部9により、ステップS41で抽出された文字
列「最大VCI」(図13の領域93)が、ヘッダーフ
ァイル3から読み込んだライン内の「#define」
文で定義されている右辺の文字列「MAX_VCI」
(図10の領域76)と置換される。
【0056】次に、図1を参照し、図7のフローチャー
トに従って、一実施形態の動作の特徴部分について詳細
に説明する。図7は部品ソースコード内の番号キーが設
計ドキュメントファイル5a内の番号文字列で置換され
るする動作を表したフローチャートである。この動作
は、部品ソースコード内の変数部分の文字列が定義文で
置換される動作の後、さらに、部品ソースコードとして
の置換が終了したステップS29の前で実施される。具
体的な動作を設計ドキュメントファイル5a上の「VP
パス接続設定」(図12の領域84)を使用し説明す
る。
【0057】まず、ステップS50において、番号抽出
部10により、設計ドキュメントファイル5a内の番号
文字列「10000000」(図12の領域82)が抽
出され、一時記憶装置に記憶される。次に、ステップS
51において、変数置換部8により、部品ソースコード
(図13の領域90)が参照される。次に、ステップS
52において、変数置換部8により、部品ソースコード
内の参照される相対ラインを示す変数がiとされ、i
が’0’に初期化される。そして、ステップS52にお
いて、変数置換部8により、部品ソースコードのi番目
のラインが読み込まれる。たとえば、読み込まれたライ
ンがEOFであることがステップS53で判定されたと
すると、ステップS54において、番号の置換処理が終
了する。
【0058】また、たとえば、EOFか検出されなかっ
たとすると、ステップS55において、変数置換部8に
より、読み込んだ部品ソースコードのラインから有効文
字列が抽出される。次に、ステップS56において、変
数置換部8により、文字列が番号キーと比較される。た
とえば、双方が一致したとすると、変数置換部8によ
り、部品ソースコードの抽出文字列をステップS50で
抽出された番号文字列と置換された後、出力される。そ
して、ステップS58において、変数置換部8により、
相対ラインを示す変数iに’1’が加算され、ステップ
S52からステップS58が繰り返し実行される。この
動作により、部品ソースコード内の番号キーは全て置換
されることになる。上述した動作において、キー定義フ
ァイル2内で定義されたエラー番号キー(図9の領域1
76)である「#ERR」(図13の領域96)が番号
置換部12により、一時記憶した番号文字列「1000
0000」(図12の領域82)と置換される。
【0059】次に、図1を参照し、図8のフローチャー
トに従って、一実施形態の動作の特徴部分について詳細
に説明する。図8は、番号の数式変換動作を表したフロ
チャートである。この動作は、番号抽出部10により番
号文字列の抽出が行なわれるステップS20後、さら
に、番号の置換を行うステップS28(図4参照)の処
理実行の前までに実施される。ここでは、設計ドキュメ
ントファイル5a上のエラー番号「10iijj10」
(図12の領域83)を例に取り説明する。
【0060】まず、ステップS60において、番号抽出
部10により、抽出された番号文字列を一時記憶装置に
記憶させる。次に、ステップS61において、番号抽出
部8により、読み込まれた番号文字列が実数部と変数部
の文字列に分離される。ここでは、’0’〜’9’まで
の数字が実数部として、それ以外の文字が変数部として
認識される。そして、このステップで、「実数部=10
000010」および「変数部=00iijj00」と
分離される。さらに、変数部において、隣接する桁を表
す文字列が同一文字の時は、一つの変数として扱われ、
異なるときは、それぞれ独立した変数として扱われる。
そして、この段階で「実数部=10000010」、
「変数部1=00ii0000」および「変数部2=0
000jj00」となる。
【0061】たとえば、ステップS62において、実数
部が有ると認識されたとすると、ステップS63におい
て、実数部構成文字列の最上位桁が確認され、「0」の
時はブランクに変換される。また、たとえば、ステップ
S64において、番号抽出部10により、変数部が有る
と認識されたとすると、ステップS65において、1つ
の変数と認識する1または複数桁に渡る文字列が、その
変数の位置する最小桁の10のべき乗を掛けた算術式文
字列に変換され、さらに、複数個の変数がある時は、そ
の総和を表す算術式文字列が記憶される。
【0062】そして、この段階で「実数部=10000
010」、「変数部1=ii*10000」、「変数部
2=jj*100」となり、「変数部=ii*1000
0+jj*100」と表せられる。次に、ステップS6
6において、番号の数式変換部11により、ステップS
64の出力である実数部とステップS65の出力である
変数部の和を表す算術式文字列が番号文字列として、改
めて記億し直される。この処理後、番号キー(図12の
領域86)により、置換が行われると、番号置換部12
が上記算術式文字列に置き換える(図13の領域97)
こととなる。
【0063】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、新規プログラム
の設計ドキュメントファイルを基に、記憶装置に記憶さ
れている既存プログラムのソースコードを使用し、前記
新規プログラムのソフトウェアソースコードを作成する
ソフトウェアコーディングシステムにおいて、前記設計
ドキュメントファイルから第1の文字列と第2の文字列
とを抽出する第1の抽出手段と、前記ソースコードから
前記第1の文字列に対応する第3の文字列と第4の文字
列とを抽出する第2の抽出手段と、前記第1の文字列と
前記第3の文字列を比較する比較手段と、前記比較手段
の一致結果により前記第4の文字列を前記第2の文字列
と置換するための置換手段とを具備するため、新規プロ
グラムをコンパイルするとき、プログラムに使用される
変数値を設計ドキュメントファイルに従い、自動的にコ
ーディング中に行うので、作業効率を向上させる効果が
ある。請求項2記載の発明は、請求項1記載のソフトウ
ェアコーディングシステムにおいて前記第1の文字列
が、前記設計ドキュメントファイルの行における等式の
左辺の文字列であるため、他のファイルの左辺の文字列
と比較し、右辺を比較の結果で右辺の文字列の置換処理
することを装置が自動的に行える効果がある。請求項3
記載の発明は、請求項1記載のソフトウェアコーディン
グシステムにおいて、前記第2の文字列が、前記設計ド
キュメントファイルの行における等式の右辺の文字列で
あるため、左辺の文字列を他のファイルの左辺の文字列
と比較した結果で右辺の文字列の置換処理を装置が自動
的に行える効果がある。請求項4記載の発明は、請求項
1記載のソフトウェアコーディングシステムにおいて、
前記第3の文字列が、前記ソースコードの行における等
式の左辺の文字列であるため、他のファイルの左辺の文
字列と比較し、右辺を比較の結果で右辺の文字列の置換
処理することを装置が自動的に行える効果がある。請求
項5記載の発明は、請求項1記載のソフトウェアコーデ
ィングシステムにおいて、前記第4の文字列が、前記ソ
ースコードの行における等式の右辺の文字列であるた
め、左辺の文字列を他のファイルの左辺の文字列と比較
した結果で右辺の文字列の置換処理を装置が自動的に行
える効果がある。請求項6記載の発明は、請求項1また
は請求項3記載のソフトウェアコーディングシステムに
おいて、前記第2の文字列と、文字列の定義を行う定義
文で構成されたヘッダファイル内の各定義毎の文字列と
を比較し、一致した時にソースコード内の等式の右辺の
文字列を、前記ヘッダファイル内の定義文で定義された
文字列に置換するため、定義文で定義されている変数の
文字列が実数の文字列に置換されることを防ぐ効果があ
る。。請求項7記載の発明は、請求項1記載のソフトウ
ェアコーディングシステムにおいて、前記ソースコード
毎に割り付けられた番号が前記設計ドキュメントファイ
ル内から抽出され、出力として前記新規プログラムを作
成する際に、新規プログラムのソースコード内に前記番
号との置換情報として定義された文字列が、抽出した前
記ソースコード内で認識された場合、前記置換情報と設
計ドキュメントファイルから抽出され、一時記憶装置に
記憶されていた文字列を置換するため、プログラムをコ
ンパイルするときに使用される変数を含む所定の番号が
表される文字列が、コンパイル時に使用可能な文字列に
変換されるため、コンパイルエラーおよび実行時のエラ
ーを防ぐ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態によるソフトウェアコー
ディングシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施形態の動作概要を示すフロー
チャートである。
【図3】 本発明の一実施形態の設計ドキュメント変換
処理動作の概要を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の一実施形態の部品キー処理動作の概
要を示すフローチャートである。
【図5】 本発明の一実施形態の設計ドキュメント内の
文字列と置換の動作を示すフローチャートである。
【図6】 本発明の一実施形態の定義文との置換の動作
を示すフローチャートである。
【図7】 本発明の一実施形態の番号の置換動作を示す
フローチャートである。
【図8】 本発明の一実施形態の番号の数式変換部の動
作を示すフローチャートである。
【図9】 本発明の一実施形態のキー情報ファイルの一
具体例を示す図である。
【図10】 本発明の一実施形態のヘッダーファイルの
一具体例を示す図である。
【図11】 本発明の一実施形態の設計ドキュメントフ
ァイルの一具体例を示す図である。
【図12】 本発明の一実施形態の設計ドキュメントフ
ァイルの一具体例を示す図である。
【図13】 本発明の一実施形態の部品ファイルの一具
体例を示す図である。
【図14】 本発明の一実施形態の生成ソースコードの
一具体例を示す図である。
【図15】 従来のソースコード自動生成システムの構
成図である。
【図16】 従来のプログラム自動更新システムの構成
図である。
【符号の説明】
1 入力情報 2 キー定義ファイル 3 ヘッダーファイル 4 既存ソースコードファイル 5a、5b、5c 設計ドキュメントファイル 7 ソースコード生成部 8 変数置換部 9 定義文置換部 10 番号抽出部 11 番号の数式変換部 12 番号置換部 13 テンポラリファイル 14 部品ファイル 15 出力情報 16 ソースコードファイル 70、71、72、73、74、75、76 領域 76、77 領域 80、81 領域 82、83、84、85、86、87、88、89 領
域 90、91、92、93、94、95、96、97 領
域 100 設計情報データベース 101 プログラム設計者 102 エキスパートシェル 103 判定用知識データベース 104 知識データベース 105 ソースコードファイル 106 モニタディスプレイ 110 ソースプログラムファイル 111 合成指定ファイル 112 生成処理部 113 MMI 114 部品生成処理部 115 合成ソース生成処理部 116 インターフェース制御部 117 合成ソースプログラム 118 部品ファイル 119 更新処理部 120 部品更新処理部 121 合成ソース更新処理部 201、202、203、204 領域

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 新規プログラムの設計ドキュメントファ
    イルを基に、記憶装置に記憶されている既存プログラム
    のソースコードを使用し、前記新規プログラムのソフト
    ウェアソースコードを作成するソフトウェアコーディン
    グシステムにおいて、 前記設計ドキュメントファイルから第1の文字列と第2
    の文字列とを抽出する第1の抽出手段と、 前記ソースコードから前記第1の文字列と対応する第3
    の文字列と、第4の文字列とを抽出する第2の抽出手段
    と、 前記第1の文字列と前記第3の文字列を比較する比較手
    段と、 前記比較手段の一致結果により前記第4の文字列を前記
    第2の文字列と置換するための置換手段と、 を具備することを特徴とするソフトウェアコーディング
    システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の文字列が、前記設計ドキュメ
    ントファイルの行における等式の左辺の文字列であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のソフトウェアコーディン
    グシステム。
  3. 【請求項3】 前記第2の文字列が、前記設計ドキュメ
    ントファイルの行における等式の右辺の文字列であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のソフトウェアコーディン
    グシステム。
  4. 【請求項4】 前記第3の文字列が、前記ソースコード
    の行における等式の左辺の文字列であることを特徴とす
    る請求項1記載のソフトウェアコーディングシステム。
  5. 【請求項5】 前記第4の文字列が、前記ソースコード
    の行における等式の右辺の文字列であることを特徴とす
    る請求項1記載のソフトウェアコーディングシステム。
  6. 【請求項6】 前記第2の文字列と、文字列の定義を行
    う定義文で構成されたヘッダファイル内の各定義毎の文
    字列とを比較し、一致した時にソースコード内の等式の
    右辺の文字列を、前記ヘッダファイル内の定義文で定義
    された文字列に置換することを特徴とする請求項1また
    は請求項3記載のソフトウェアコーディングシステム。
  7. 【請求項7】 前記ソースコード毎に割り付けられた番
    号が前記設計ドキュメントファイル内から抽出され、出
    力として前記新規プログラムを作成する際に、新規プロ
    グラムのソースコード内に前記番号との置換情報として
    定義された文字列が、抽出した前記ソースコード内で認
    識された場合、前記置換情報と設計ドキュメントファイ
    ルから抽出され、一時記憶装置に記憶されていた文字列
    を置換することを特徴とする請求項1記載のソフトウェ
    アコーディングシステム。
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JP2010134616A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Mitsubishi Electric Corp 計算機機能切替システム
JP2011204087A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Renesas Electronics Corp ソースコード生成システム及びソースコード生成方法
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