JPH1081099A - 修正テープ塗布具 - Google Patents

修正テープ塗布具

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Publication number
JPH1081099A
JPH1081099A JP25739796A JP25739796A JPH1081099A JP H1081099 A JPH1081099 A JP H1081099A JP 25739796 A JP25739796 A JP 25739796A JP 25739796 A JP25739796 A JP 25739796A JP H1081099 A JPH1081099 A JP H1081099A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biodegradable plastic
cartridge
refuse
correction
cartridge body
Prior art date
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Pending
Application number
JP25739796A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiji Suzuki
啓司 鈴木
Hideo Shimizu
秀雄 志水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tombow Pencil Co Ltd
Original Assignee
Tombow Pencil Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tombow Pencil Co Ltd filed Critical Tombow Pencil Co Ltd
Priority to JP25739796A priority Critical patent/JPH1081099A/ja
Publication of JPH1081099A publication Critical patent/JPH1081099A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H37/00Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
    • B65H37/002Web delivery apparatus, the web serving as support for articles, material or another web
    • B65H37/005Hand-held apparatus
    • B65H37/007Applicators for applying coatings, e.g. correction, colour or adhesive coatings

Landscapes

  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最低限の製造コストの上昇で、ゴミとして廃
棄された場合の容積の減量化及び、それに伴って発生す
る生物の生体系への悪影響を防止する。 【解決手段】 修正テープ塗布具(1)の本体(2)と
共に構成する使い捨てであって交換可能の部材であるカ
ートリッジ体(3)を、例えば、乳酸系生分解性プラス
チックに代表される生分解性プラスチックにより形成す
ることで、この塗布具(1)のカートリッジ体(3)が
ゴミとして廃棄され処分場において集積されたものであ
っても、上記カートリッジ体(3)のみが、例えば、乳
酸系生分解性プラスチックに代表される生分解性プラス
チックであるので、全体の製造コストの上昇を最低限も
のとした上で、微生物の作用により水と炭酸ガスに分解
されてしまうため、ゴミとしての容積を減量化すること
ができると共に、長期間にわたって自然環境に存在しな
くなるため、生物の生体系に与える悪影響を防止するこ
ともできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使い捨てであっ
て、交換可能な一部の部材を、生分解性プラスチックに
より形成してなる修正テープ塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、文具、特に使い捨てであって、交
換可能な一部の部材を有する文具において、使い捨てで
あって、交換可能となるカートリッジ体等を本体ととも
に、ポリエチレンの他、AS樹脂、ABS樹脂等に代表
されるポリスチレンを使用するものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のように、使い捨てであって、交換可能な一部の部材
を有する文具において、その部材をポリエチレンの他、
AS樹脂、ABS樹脂等に代表されるポリスチレンを使
用するものの場合、ポリエチレンでは、耐寒性、耐衝撃
性、耐薬品性、耐水性等に優れ、特に延伸した場合の強
度が大きいものであると共に、ポリスチレンでは硬質
で、光沢と透明性が良く、耐酸及び耐アルカリ性があ
り、可塑剤等を使用しなくても良好な成形性が得られる
ものである上、アクリロニトリルとスチレンを共重合さ
せたAS樹脂、AS樹脂にブタジエン系のゴムが加わっ
た3成分系樹脂のABS樹脂とすることで、耐衝撃性、
耐熱性、耐候性等の長所を更に向上させることができ、
様々な状況で使用されることが考えられる文具において
は非常に理想的であるが、反面、使い捨ての部材を形成
するこれらの樹脂の有する耐衝撃性、耐熱性、耐候性等
の長所は、ゴミとして廃棄された後は反対に欠点として
作用することとなる。
【0004】即ち、使い捨てであって、交換可能なもの
であるので、使用済みとなったものは廃棄されるのみで
あり、その廃棄の方法も上記文具を構成するカートリッ
ジ体を形成する樹脂は、自然界においては非分解性であ
るので、何等かの方法によって再生されるものでない限
りは、焼却処分とすることによる有害ガス及び熱の発生
を考慮して、処分場において埋め立てなどにより処理さ
れるしかなく、また樹脂自体の有する特性により長期間
にわたって安定であるから、近年特に問題となるペット
ボトルと共に、処分場における処理能力に対する大きな
負荷となる欠点があり、自然環境のみならずこの自然環
境において分解せずに海洋生物等の体内に取り込まれる
ことによって生じる海洋生物等の生体系へ大きな悪影響
を与えるという問題もある。
【0005】一方、上記ゴミの容積の減量化や自然環境
に生息する生物の生体系に与える悪影響を考慮して使用
済みのゴミとして廃棄された後に、微生物の作用により
例えば水と炭酸ガスのように環境にそれほど悪影響を与
えることが少ない物質に分解する生分解性プラスチック
による文具として全体を廃棄された自然環境によって生
分解性プラスチックからなるものとすることも考えられ
るが、生分解性プラスチック自体は非常に高価であるこ
とから、文具自体を生分解性プラスチックとすることは
著しい製造コストの上昇を招いてしまう恐れがある。
【0006】そこで、この発明は上記従来のものの持つ
欠点を改善するものであり、最低限の製造コストの上昇
にとどめることを前提として、使い捨てであって、交換
可能な修正テープ塗布具の構成部材を生分解可能な樹脂
により成形することで、これらの構成部材の廃棄に伴う
自然環境及びこの自然環境に生息する生物の生体系へ与
える悪影響を防止し、自然環境等に対して安全なものと
し、しかも、全体の製造コストを低減させようとするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】そのために、使い捨てで
あって、交換可能な一部の部材を、生分解性プラスチッ
クにより形成してなるものとする、本体とカートリッジ
体から構成される修正テープ塗布具において、本体内に
一体に収容され、被転写面に対して密着させる転写ヘッ
ドに修正塗料転写テープを送出する供給リール及び、使
用済みの修正塗料転写テープを巻回してなる巻取りリー
ルを基板上に一体に保持するカートリッジ体を、使い捨
てであって、交換可能とすると共に、生分解性プラスチ
ックにより形成してなるものとしてなるものである。な
お、上記修正塗料転写テープの修正塗料を適宜糊料とす
る時には貼着用塗料転写テープとして用いることができ
る。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施例である、使い捨
てであって、交換可能な一部の部材として、本体とカー
トリッジ体から構成される修正テープ塗布具におけるカ
ートリッジ体を、生分解性プラスチックにより形成する
ことで、使用済みとなって廃棄した場合でも、上記カー
トリッジ体は、ゴミとして廃棄される処分場での自然環
境において微生物の作用により分解されるものとなるた
め、ゴミとしての容積の減量を図ることができると共
に、生分解性プラスチック自体も、例えば使用後はゴミ
となる修正テープ塗布具のカートリッジ体の使い捨てと
なる部材に限定されているため、生分解性プラスチック
を使用することによる全体の製造コストの上昇も最低限
のものとすることができる。
【0009】更に、ゴミとして廃棄された処分場内の環
境において、微生物等の存在により修正テープ塗布具に
おけるカートリッジ体が容易に分解してしまうことか
ら、自然環境において、これらが長期間存在することが
なくなり、他の生物等の体内に取り込まれることなどに
より発生する生体系へ与える悪影響をも防止することが
できるものである。
【0010】
【実施例】この発明を図に示す実施例により更に説明す
る。図1及び図2において示すものは、この発明の実施
例である修正テープ塗布具(1)であり、この修正テー
プ塗布具(1)は、反復して使用する本体(2)と、こ
の本体(2)内において一体に嵌着される別体の、被転
写面に対して密着させる転写ヘッド(4)に修正塗料転
写テープ(5)を送出する供給リール(6)及び、使用
済みの修正塗料転写テープ(5’)を巻回してなる巻取
りリール(7)を基板(8)上に一体に保持するカート
リッジ体(3)から構成されるものである。
【0011】そして、上記別体であるカートリッジ体
(3)は、使い捨てであって、交換可能とすると共に、
例えば、乳酸系生分解性プラスチック(脂肪族ポリエス
テル及びその共重合体)に代表される生分解性プラスチ
ックあるいはバイオポリエステル等により形成してなる
ものである。
【0012】この発明の実施例である修正テープ塗布具
(1)のカートリッジ体(3)は以上の構成を具えるこ
とから、本体(2)とカートリッジ体(3)から構成さ
れる修正テープ塗布具(1)の使い捨て部材であるカー
トリッジ体(3)を、使用済みのゴミとして廃棄した場
合でも、上記カートリッジ体(3)は、例えば、乳酸系
生分解性プラスチックに代表される生分解性プラスチッ
クであるので、ゴミとして集積、廃棄された処分場での
自然環境において微生物の作用により、水と炭酸ガスに
生分解されるものとなるため、一定の期間経過後におい
てはゴミとしての容積の減量を図ることができる上、本
体(2)は反復して使用できるから、どのような材質で
あってもよく、カートリッジ体(3)のみ生分解性プラ
スチックを使用するものであるので、生分解性プラスチ
ックを使用することによる製造コストの上昇も最低限の
ものとすることができる。
【0013】更に、ゴミとして廃棄された処分場内の環
境において、微生物等の存在により修正テープ塗布具
(1)におけるカートリッジ体(3)が、例えば乳酸系
生分解性プラスチックであれば、水と炭酸ガスに容易に
生分解してしまうことから、自然環境において、カート
リッジ体(3)が長期間存在することがなくなり、他の
生物等の体内に取り込まれること等によって発生する生
体系へ与える悪影響をも防止することができるものであ
る。
【0014】
【発明の効果】以上のとおり、使い捨てであって、交換
可能な一部の部材を、生分解性プラスチックにより形成
することで、使用済みのゴミとして廃棄した場合には、
その微生物の作用による生分解により水と炭酸ガスに分
解してしまうことでゴミの容積の減量化を図ることがで
きると共に、使い捨て部材となる一部を高価な材料とす
るだけで全体としてその製造コストの上昇も最低限のも
のとすることができる上に、生物の生体系への悪影響を
防止できることから、地球の自然環境への安全性を著し
く向上させることができる優れた効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例である字消し具の正面図
である。
【図2】その分解斜視図である。
【符号の説明】
1 修正テープ塗布具 2 本体 3 カートリッジ体 4 転写ヘッド 5 修正塗料転写テープ 5’(使用済みの)修正塗料転写テープ 6 供給リール 7 巻取りリール 8 基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体とカートリッジ体から構成される修
    正テープ塗布具において、本体内に一体に収容され、被
    転写面に対して密着させる転写ヘッドに修正塗料転写テ
    ープを送出する供給リール及び、使用済みの修正塗料転
    写テープを巻回してなる巻取りリールを基板上に一体に
    保持するカートリッジ体を、使い捨てであって、交換可
    能とすると共に、生分解性プラスチックにより形成して
    なる修正テープ塗布具。
JP25739796A 1996-09-09 1996-09-09 修正テープ塗布具 Pending JPH1081099A (ja)

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JP25739796A JPH1081099A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 修正テープ塗布具

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JP25739796A JPH1081099A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 修正テープ塗布具

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JPH1081099A true JPH1081099A (ja) 1998-03-31

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ID=17305826

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JP25739796A Pending JPH1081099A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 修正テープ塗布具

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JP (1) JPH1081099A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100639089B1 (ko) * 1998-07-08 2006-10-27 프리트 프로두크티온스게젤샤프트 엠베하 캐리어 스트립에 막의 형태로 도포되어 있는 물질을 전달하는 장치
US7210869B2 (en) 2003-09-24 2007-05-01 Kotobuki & Co., Ltd. Cartridge type stationery product
CN103303040A (zh) * 2012-03-08 2013-09-18 顺德工业股份有限公司 蕊带固定装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100639089B1 (ko) * 1998-07-08 2006-10-27 프리트 프로두크티온스게젤샤프트 엠베하 캐리어 스트립에 막의 형태로 도포되어 있는 물질을 전달하는 장치
US7210869B2 (en) 2003-09-24 2007-05-01 Kotobuki & Co., Ltd. Cartridge type stationery product
CN103303040A (zh) * 2012-03-08 2013-09-18 顺德工业股份有限公司 蕊带固定装置

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