JPH1078744A - 目的達成支援システムおよび装置 - Google Patents

目的達成支援システムおよび装置

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JPH1078744A
JPH1078744A JP25401996A JP25401996A JPH1078744A JP H1078744 A JPH1078744 A JP H1078744A JP 25401996 A JP25401996 A JP 25401996A JP 25401996 A JP25401996 A JP 25401996A JP H1078744 A JPH1078744 A JP H1078744A
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JP25401996A
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Takayuki Ogawa
隆行 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 本発明は、コンピュータおよびワードプロ
セッサで作業中の合間を利用して、意思の弱い者でも、
良い暗示を含む画像および/または音を多く繰り返して
見聞きすることによって、知らぬ間に、目的達成意欲を
湧かせることができる。 【解決手段】 アプリケーションの動作中に、目的を達
成するために支援する予め作成されていた画像および/
または音は、瞬間的に、かつ繰り返し発生手段によって
発生させると共に、作業中のディスプレイに表示され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータまた
はワードプロセッサで作業中に、画像および/または音
の暗示によって、目的を達成するために必要な強力な意
思の力に変える目的達成支援システムおよび装置に関す
るものである。また、本発明は、コンピュータまたはワ
ードプロセッサで作業中に、出力された画像および/ま
たは音の暗示によって、ある行動を促すようにする目的
達成支援システムおよび装置に関するものである。多く
の人は、たとえば、不健康な体を健康にしたい、少しで
も美しくなりたい、禁煙、禁酒を達成したい、強い意思
の人間になりたい、スポーツが上手になりたい等の願望
を持っている。しかし、通常の人間は、潜在能力を持ち
ながら、このような目的を達成するための強い意思を持
ち備えていない場合が多い。
【0002】本発明は、コンピュータまたはワードプロ
セッサの画像および/または音を見聞きしながら使用し
ている間に、上記のような目的が達成できるような強い
意思を持たせるための支援システムおよび装置に関する
ものである。本明細書において、「画像および/または
音」とは、イメージ、パターン、写真、絵、背景、背景
色、文字、模様、音声、音、音楽等の少なくとも一つを
含む広い意味のものである。
【0003】
【従来の技術】従来、健康を得るための、薬、健康法、
そのための機械器具、美しくなるための美容体操、美容
機械器具、スポーツ練習方法、スポーツ練習機械器具等
これらの目的を達成するためのものが数多くある。上記
目的を達成するための練習方法や練習機械器具がどのよ
うに発達しても、これらに取り組むのは、人間の意思で
ある。しかし、全ての人間は、潜在能力を持ちながら、
弱い意思のため、思うように目的を達成できないのが実
情である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年普及してきたコン
ピュータおよびワードプロセッサは、多くの者が日常使
用して、遊びや仕事をするようになってきた。そこで、
本発明は、コンピュータおよびワードプロセッサを使用
している間に、ユーザが知らず知らずに、それとなく、
目的達成意欲を湧かせるように仕向けると共に、目的を
達成するための強い意思が備えられるようにしようとす
るものである。本出願人は、コンピュータおよびワード
プロセッサで作業中の合間を利用して、意思の弱い者で
も、良い暗示を含む画像および/または音を多く繰り返
して見聞きすることによって、知らぬ間に、目的達成意
欲を湧かせると共に、目的を達成するための強い意思が
できることを発見した。
【0005】
【課題を解決するための手段】
(第1発明)本発明の目的達成支援システムは、コンピ
ュータおよびワードプロセッサにおいて使用するアプリ
ケーションに組み込まれており、アプリケーションの動
作中に、目的を達成するために支援する予め作成されて
いた画像および/または音を瞬間的に、かつ繰り返し発
生手段によって発生させると共に、前記画像および/ま
たは音は、一つ以上からなり、イメージ、パターン、写
真、絵、背景、背景色、文字、模様、音声、音、音楽の
少なくとも一つが含まれていることを特徴とする。
【0006】(第2発明)本発明の目的達成支援システ
ムにおける画像および/または音の繰り返し時間は、一
定間隔またはランダムにすることを特徴とする。
【0007】(第3発明)本発明の目的達成支援システ
ムにおける画像および/または音の繰り返し時間は、コ
ンピュータまたはワードプロセッサで操作中に使用する
信号を基にしてランダムにすることを特徴とする。
【0008】(第4発明)本発明の目的達成支援システ
ムは、複数の画像および/または音の選択、画像および
/または音の繰り返し時間、画像および/または音を発
生する時間がランダムに選択されることを特徴とする。
【0009】(第5発明)本発明の目的達成支援システ
ムにおける画像の濃淡または音の強弱は、短時間に変化
させることを特徴とする。
【0010】(第6発明)本発明の目的達成支援装置
は、コンピュータおよびワードプロセッサにおいて使用
するアプリケーションに組み込まれており、見聞きする
ことによって、目的達成意欲を増進させる少なくとも一
つの画像および/または音が記憶されている画像および
/または音記憶手段3と、当該画像および/または音記
憶手段3から所定の画像および/または音を選択する画
像および/または音選択手段23と、所定の時間間隔
で、所定時間のみ画像および/または音を発生する画像
表示手段および/または音発生手段25とから構成され
ていることを特徴とする。
【0011】(第7発明)本発明の目的達成支援装置
は、コンピュータおよびワードプロセッサにおいて使用
するアプリケーションに組み込まれており、見聞きする
ことによって、目的達成意欲を増進させる少なくとも一
つの画像および/または音が記憶されている画像および
/または音記憶手段3と、キーボードの少なくとも一つ
を押すことによって発生する信号を検出する信号検出手
段27と、当該信号検出手段27によって検出された信
号を基にして、画像および/または音記憶手段3から所
定の画像および/または音を選択する画像および/また
は音選択手段23と、所定の時間間隔で、所定時間のみ
画像および/または音を発生する画像表示手段および/
または音発生手段25とから構成されていることを特徴
とする。
【0012】(第8発明)本発明の目的達成支援装置
は、コンピュータおよびワードプロセッサにおいて使用
するアプリケーションに組み込まれており、見聞きする
ことによって、目的達成意欲を増進させる少なくとも一
つの画像および/または音が記憶されている画像および
/または音記憶手段3と、乱数を発生する乱数発生手段
21と、当該乱数発生手段21から発生した乱数を判別
する乱数判別手段22と、当該乱数判別手段22によっ
て判別した乱数を基にして、画像および/または音記憶
手段3から所定の画像および/または音を選択する画像
および/または音選択手段23と、前記乱数発生手段2
1によって発生した乱数を基にして決められた、画像お
よび/または音を発生する発生時間または発生間隔で画
像および/または音を発生する画像表示手段および/ま
たは音発生手段25とから構成されていることを特徴と
する。
【0013】(第9発明)本発明の目的達成支援装置
は、ユーザの好みにあった目的達成意欲を増進させる画
像および/または音を作成する画像および/または音作
成手段4を有し、当該画像および/または音作成手段4
によって作成された画像および/または音を前記画像お
よび/または音記憶手段3に追加して記憶することを特
徴とする。
【0014】(第10発明)本発明の目的達成支援装置
は、目的達成意欲を増進させる異なる画像および/また
は音発生時間、発生間隔等がテーブルとして作成されて
おり、乱数または所定の順序で前記画像および/または
音を発生手段25に発生することを特徴とする。
【0015】(第11発明)本発明の目的達成支援装置
は、目的達成意欲を増進させる異なる画像および/また
は音は、画像表示制御手段または音制御手段24によっ
て、濃淡または強弱を変化させることを特徴とする。
【0016】(第12発明)本発明の目的達成支援装置
は、コンピュータまたはワードプロセッサのシステムと
して組み込まれていることを特徴とする。
【0017】(第13発明)本発明の目的達成支援装置
は、コンピュータおよびワードプロセッサで使用するア
プリケーションに、イメージ、パターン、写真、絵、背
景、背景色、文字、模様、音声、音、音楽から構成され
る画像および/または音を予め記憶する記憶手段と、ア
プリケーションの動作中に、上記記憶手段から少なくと
も一つの画像および/または音を、少なくとも任意の時
間だけ出力させる出力手段とを備えていることを特徴と
する。
【0018】(第14発明)本発明の目的達成支援装置
における記憶手段に記憶されている画像および/または
音は、広告を目的とするものであることを特徴とする。
【0019】(第15発明)本発明の目的達成支援装置
における記憶手段に記憶されている画像および/または
音は、時刻と関連して出力されることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
(第1発明)本発明は、コンピュータおよびワードプロ
セッサにおいて使用するアプリケーションに組み込まれ
た目的達成支援システムである。アプリケーションの動
作中に、画像表示手段および音発生手段には、目的を達
成するために支援する予め作成されていた画像および/
または音が瞬間的に、かつ繰り返し所定の間隔で発生す
る。画像および/または音の表示または発生時間は、ア
プリケーションのタスクに悪影響を与えることのない短
時間であり、画像および/または音の繰り返し間隔は、
任意であり一定間隔、ランダムの間隔、あるいはコンピ
ュータやワードプロセッサで選択できるようにすること
ができる。前記画像および/または音は、目的を達成す
るために支援するものであり、イメージ、パターン、写
真、絵、背景、背景色、文字、模様、音声、音、音楽等
の少なくとも一つが組み合わさって作成される。本明細
書において記載されている「画像および/または音」の
表示または発生は、人間が識別できる最短で、しかも、
知らぬ間に脳裏に刻み込まれる程度の時間である。
【0021】(第2発明)本発明における画像および/
または音を表示または発生手段に表示または発生するた
めの繰り返し時間は、予め決められた一定間隔とした
り、あるいはランダムにすることができる。表示された
画像または発生された音は、繰り返されることによっ
て、ユーザの知る知らぬにかかわらず目的達成意欲を湧
かせたり、あるいは目的達成のための強い意思が出来上
がる。
【0022】(第3発明)本発明における画像および/
または音を表示または発生手段に表示または発生するた
めの繰り返しは、コンピュータまたはワードプロセッサ
で使用するキーボードの少なくとも一つを押したとき画
像および/または音が表示または発生されるようにす
る。上記方法は、画像および/または音をランダムに表
示または発生することになる。このような画像および/
または音の表示または発生方法は、無意識のうちにユー
ザに目的達成意欲を増進させるように画像または音が脳
裏に残るようになる。その結果、ユーザは、目的を達成
するための意思が強くなると共に、目的達成に対して努
力をするようになる。
【0023】(第4発明)本発明の目的達成支援システ
ムは、画像および/または音の表示または発生順序、画
像および/または音の繰り返し時間、画像および/また
は音の表示または発生時間等が規則正しいと、ユーザが
意識してしまい、知らぬ間に脳裏に刻み込むことが困難
になる。そこで、本発明の目的達成支援システムは、複
数の画像および/または音の選択、画像および/または
音の繰り返し時間、画像および/または音の表示または
発生時間等をランダムにしている。本発明の目的達成支
援システムは、ユーザが無意識の内に、潜在意識の中に
目的を達成できるように暗示をかけるというものであ
る。
【0024】(第5発明)画像の濃淡は、見えない状態
から徐々に認識できる濃淡にまで、濃くすると共に、認
識できるか否かの時点で、反対に淡い方向に変化させ
る。音も同様に、聞こえない状態から徐々に大きくし
て、認識できるか否かの時点で、反対に徐々に音量を下
げる方向に変化させる。
【0025】(第6発明)本発明のコンピュータおよび
ワードプロセッサにおいて使用するアプリケーションに
組み込まれた目的達成支援装置は、見聞きすることによ
って、目的達成意欲を増進させる少なくとも一つの画像
および/または音が画像および/または音記憶手段に記
憶されている。画像および/または音選択手段は、アプ
リケーションの動作中に、複数の目的達成意欲を増進さ
せる画像および/または音が記憶されている前記画像お
よび/または音記憶手段から所定の画像および/または
音を一つ選択する。この選択された画像および/または
音は、所定の時間間隔で、所定時間のみ画像表示手段に
表示および/または音発生手段によって発生される。ま
た、画像および/または音記憶手段には、複数の画像お
よび/または音等をランダムに記憶すると共に、これら
の表示時間、あるいは表示間隔も含めて記憶することも
できる。この場合、上記記憶手段から出力された情報の
みで、画像および/または音等は、画像表示手段または
音発生手段にランダムに表示および/または発生させる
ことができる。
【0026】(第7発明)本発明のコンピュータおよび
ワードプロセッサにおいて使用するアプリケーションに
組み込まれた目的達成支援装置は、見聞きすることによ
って、目的達成意欲を増進させる少なくとも一つの画像
および/または音が画像および/または音記憶手段に記
憶されている。信号検出手段は、キーボードの内の少な
くとも一つ、次頁、検索、あるいはスクロール、特定の
文字を押すことによって発生する信号を検出する。画像
および/または音選択手段は、前記信号検出手段によっ
て検出された信号を基にして、画像および/または音記
憶手段から所定の画像および/または音を選択する。た
とえば、所定の時間間隔が経過した後、キーボードのキ
ーに対応した画像および/または音が所定時間のみ画像
表示に表示および/または音発生手段に発生される。
【0027】(第8発明)本発明のコンピュータおよび
ワードプロセッサにおいて使用するアプリケーションに
組み込まれた目的達成支援装置は、見聞きすることによ
って、目的達成意欲を増進させる少なくとも一つの画像
および/または音が画像および/または音記憶手段に記
憶されている。本発明の目的達成支援装置は、乱数発生
手段を備え、乱数発生手段から乱数が発生する。乱数判
別手段は、上記乱数発生手段から発生した乱数を判別す
る。画像および/または音選択手段は、前記乱数判別手
段によって判別した乱数を基にして、画像および/また
は音記憶手段から所定の画像および/または音を選択す
る。選択された画像および/または音は、前記乱数発生
手段によって発生した乱数を基にして決められた、画像
および/または音を表示または発生する時間または表示
または発生間隔で画像表示手段に表示および/または音
発生手段に発生される。
【0028】(第9発明)本発明の目的達成支援装置
は、予め作成されて、記憶されている画像および/また
は音の他に、ユーザの好みにあった目的達成意欲を増進
させる画像および/または音を作成する画像および/ま
たは音作成手段を備えている。そして、当該画像および
/または音作成手段は、ユーザの好みにあった画像およ
び/または音を作成した後、画像および/または音選択
手段によって選択できるID等を付けて画像および/ま
たは音記憶手段に追加記憶する。
【0029】(第10発明)本発明の目的達成支援装置
は、目的達成意欲を増進させる異なる画像および/また
は音、これらの表示または発生時間、表示または発生間
隔等を予めテーブルとして作成しておく。そして、これ
らの画像および/または音は、乱数または所定の順序で
表示手段または発生手段に表示または発生される。
【0030】(第11発明)本発明における目的達成意
欲を増進させる異なる画像は、画像表示制御手段によっ
て、見えない状態から徐々に濃くなり、認識できるよう
になった直後に、また徐々に淡くなるように変化する。
同様に、音は音制御手段によって、強弱が聞こえない状
態から認識できる状態になり、その後聞こえないように
変化する。
【0031】(第12発明)本発明の目的達成支援装置
は、予め、コンピュータまたはワードプロセッサのシス
テムとして組み込む。アプリケーションソフトウエアを
立ち上げる前に、所望の目的に合った目的達成プログラ
ムを設定することにより、アプリケーションソフトウエ
アの実行中に、目的を達成するための支援画像および/
または音が表示手段に表示または発生される。
【0032】(第13発明)本発明の目的達成支援装置
は、コンピュータおよびワードプロセッサにおいて使用
するアプリケーションに組み込まれている。アプリケー
ションには、イメージ、パターン、写真、絵、背景、背
景色、文字、模様、音声、音、音楽から構成される少な
くとも一つの画像および/または音が予め記憶されてい
る。ユーザは、アプリケーションを起動させて作業中
に、上記記憶手段から少なくとも一つの画像および/ま
たは音が出力し、少なくとも任意の時間だけ出力させ
る。画像および/または音の出力は、常時、数10分、
数分、数秒、あるいは数秒または数10秒分の1等目的
にしたがって任意に選択できる。
【0033】(第14発明)本発明の目的達成支援装置
における記憶手段には、広告を目的とする画像および/
または音が記憶されている。このようなアプリケーショ
ンは、広告が入るため、ユーザに無料で配付することが
できる。
【0034】(第15発明)本発明の目的達成支援装置
における画像および/または音は、所定の時刻になると
出力される。上記画像および/または音の出力時間は、
目的に応じて任意に選択できる。
【0035】
【実 施 例】図1は本発明の第一実施例で、目的達成
支援装置の概略を説明するためのブロック構成図であ
る。図1において、目的達成支援装置は、コンピュータ
またはワードプロセッサ(以下、単にコンピュータと記
載する)1と、目的達成意欲を増進させると共に、目的
を達成させる意思を強くするための画像の表示および/
または音を発生するための画像表示・音発生部2と、目
的達成意欲を増進させると共に目的を達成する意思を強
くさせる少なくとも一つの画像および/または音が記憶
されている画像および/または音記憶手段3と、ユーザ
の好みに合った目的達成意欲を増進させると共に目的を
達成させる意思を強める画像および/または音を作成で
きる画像および/または音作成部4とから構成される。
【0036】コンピュータ1は、CPUやメモリを含め
た広い意味の制御手段11と、アプリケーションを起動
させるアプリケーション起動手段12とから構成されて
いる。なお、上記コンピュータ1は、本発明の目的達成
支援装置に必要な手段のみが記載されており、その他の
手段が省略されている。画像表示・音発生部2は、目的
達成意欲を増進させる画像または音をランダムに表示す
るための乱数発生器21と、当該乱数発生器21から発
生した乱数を判別する乱数判別手段22と、判別された
乱数に対応した画像および/または音を画像および/ま
たは音記憶手段3から選択する画像および/または音選
択手段23と、当該画像および/または音選択手段23
から選択された画像および/または音を表示するための
制御を行う画像表示制御手段および/または音発生制御
手段24と、当該画像表示制御手段および/または音発
生制御手段24の制御の基に前記画像表示手段および/
または音発生手段25と、当該画像表示手段および/ま
たは音発生手段25によって画像を表示および/または
音を発生した後、次の画像および/または音を表示およ
び/または発生するまでの間隔を設定する時間設定手段
26とから構成される。
【0037】なお、画像表示制御手段24は、乱数発生
器21と異なる乱数を発生する乱数発生器21′によっ
て画像および/または音を表示および/または発生でき
るようにすることもできる。そして、上記乱数発生器2
1′は、図1において、乱数発生器21と別に記載され
ているが、同一あるいは別のものとすることもできる。
画像および/または音作成部4は、ユーザの好みの目的
達成意欲を増進させる画像を作成する画像作成手段41
と、画像に文字を入れる文字作成手段42と、画像に音
あるいは音声等を付加する音作成手段43と、模様やパ
ターンを作成したり、あるいは画像に背景を付けたり、
背景に色を付ける背景・パターン作成手段44と、作成
された画像または音を読み出す際のIDあるいはファイ
ル名を付けるID作成手段45とから構成される。
【0038】図2は図1に示す目的達成支援装置の作用
を説明するためのフローチャートで、(イ)で示された
位置で接続されている。なお、図2は二つの画像につい
てのみ記載されているが、多数の画像や音が組み合わさ
れたものについても同様である。図2において、ユーザ
は、所望のアプリケーションを起動させる(ステップ2
11)。ユーザは、アプリケーションによってタスクを
行う前に、初期設定画面に好みの目的達成意欲を増進さ
せる画像および/または音を作成するか否かが問われる
(ステップ212)。ユーザは、好みの画像および/ま
たは音を作成する場合、図1に示す画像作成手段41、
文字作成手段42、音作成手段43、および背景・パタ
ーン作成手段44によって、新たな画像および/または
音を作成する(ステップ213)。
【0039】新たに作成された画像および/または音に
は、ID作成手段45によって、たとえば、ファイル名
あるいは番号等が付けられる(ステップ214)。その
後、新たに作成された画像および/または音は、画像お
よび/または音記憶手段3に旧画像および/または音と
共に格納される(ステップ215)。ステップ212に
おいて、新規の画像および/または音を作成しない場
合、および新規の画像および/または音の作成が終了し
た場合、ステップ211に戻る。次に、制御手段11
は、乱数を発生させるために乱数発生器21を稼働させ
る(ステップ216)。乱数発生器21は、乱数を発生
する(ステップ217)。
【0040】乱数判別手段22は、乱数発生器21によ
って発生した乱数の末尾が1であるか否かを調べる(ス
テップ218)。乱数判別手段22が乱数発生器21に
よって発生した乱数の末尾が1であると判断した場合、
たとえば、画像および/または音選択手段23は、画像
および/または音記憶手段3に格納されている画像1を
選択する(ステップ219)。画像表示制御手段24
は、画像および/または音選択手段23によって選択さ
れた画像1を画像表示手段25に表示させる(ステップ
220)。なお、選択された画像1は、アプリケーショ
ンのタスク中に、ユーザが認識できるか、できないかの
瞬間的な時間のみ表示される。この表示される画像また
は音の時間は、画像または音側に設定したり、あるいは
乱数発生器21′によってランダムに決めることもでき
る。たとえば、画像1の表示時間は、1/60ないし3
秒の間の時、結果が良かった。
【0041】制御手段11は、画像表示手段25に表示
された画像1の表示が終了されたか否かを調べる(ステ
ップ221)。制御手段11は、画像1の表示が終了し
ていない場合、終了するまで調べ続ける。制御手段11
は、画像1の表示が終了したと判断した場合、次に、時
間設定手段26の設定時間が終了したか否かを調べる
(ステップ222)。制御手段11は、設定時間が終了
していない場合、終了するまで調べ続ける。制御手段1
1は、時間設定手段26で設定された時間が終了したと
判断した場合、乱数発生器21に次の乱数を発生させる
(ステップ217)。
【0042】乱数判別手段22は、ステップ218にお
いて、発生した乱数の末尾が1でないと判断した場合、
ステップ223に進み、乱数の末尾が2であるか否かを
調べる(ステップ223)。乱数判別手段22が乱数発
生器21によって発生した乱数の末尾が2であると判断
した場合、たとえば、画像および/または音選択手段2
3は、画像および/または音記憶手段3に格納されてい
る画像2を選択する(ステップ224)。画像表示制御
手段24は、画像および/または音選択手段23によっ
て選択された画像2を画像表示手段25に表示させる
(ステップ225)。
【0043】制御手段11は、画像表示手段25に表示
された画像2の表示が終了されたか否かを調べる(ステ
ップ226)。制御手段11は、画像2の表示が終了し
ていない場合、終了するまで調べ続ける。制御手段11
は、画像2の表示が終了したと判断した場合、次に、時
間設定手段26の設定時間が終了したか否かを調べる
(ステップ227)。制御手段11は、設定時間が終了
していない場合、終了するまで調べ続ける。制御手段1
1は、時間設定手段26で設定された時間が終了したと
判断した場合、乱数発生器21に次の乱数を発生させる
(ステップ217)。
【0044】以下、乱数判別手段22は、乱数の末尾が
3、4・・・0という順序で調べ、末尾に相当する画像
を画像表示手段25に表示させる。そして、アプリケー
ションを終了させない限り、目的達成意欲を増進させる
画像が知らず知らずにユーザの脳裏に刻み込まれる。し
たがって、ユーザは、アプリケーションのタスクを行っ
ている間に、知らぬ間に目的達成意欲が湧いてくる。ま
た、本実施例は、1から0までの10個の画像があるこ
とを前提にして説明したが、画像または音の数を二桁に
して、乱数も二桁を調べるようにすることもできる。目
的達成意欲を増進させる画像および/または音は、ユー
ザに知らず知らずそれとなく脳裏に刻み込まれた方が効
果的であるため、乱数を使用して、出現する画像および
/または音がユーザに予期されないようにすることが望
ましい。
【0045】図3は図1に示す目的達成支援装置の第二
実施例を説明するためのフローチャートで、(ロ)と
(ロ)、(ハ)と(ハ)、(ニ)と(ニ)とで示された
位置で接続されている。図3も図2と同様に、画像につ
いてのみ記載されている。図3において、先ず最初に、
ユーザは、アプリケーションを起動する(ステップ31
1)。アプリケーションの起動により初期画面が表示さ
れた際に、図2と同様に新規画像および/または音を作
成する場合、新規に作成された画像および/または音
は、画像および/または音記憶手段3に記憶される(ス
テップ312)。次に、アプリケーションの起動に伴
い、乱数発生器21が稼働する(ステップ313)。乱
数発生器21は、その稼働によりn番目の乱数が発生す
るようになっている(ステップ314)。
【0046】乱数発生器21がn番目の乱数を発生した
後、制御手段11は、n+1番目の乱数を選択する(ス
テップ315)。制御手段11は、上記n+1番目の乱
数に基づく時間を設定する(ステップ316)。この設
定時間は、表示された画像1とその次に表示される画像
2との間隔になる。乱数発生器21がn+1番目の乱数
を発生した後、制御手段11は、n+2番目の乱数を選
択する(ステップ317)。制御手段11は、上記n+
2番目の乱数に基づく時間を設定する(ステップ31
8)。この設定時間は、表示された画像2とその次に表
示される画像との間隔になる。
【0047】次に、乱数判別手段22は、ステップ31
4において、発生した乱数の末尾が1であるか否かを調
べる(ステップ319)。乱数判別手段22は、制御手
段11の制御の基に、乱数の末尾が1であると判断した
場合、画像および/または音選択手段23に画像1に相
当する画像を画像および/または音記憶手段3から選択
させる(ステップ320)。画像表示制御手段24は、
画像および/または音選択手段23によって選択された
画像1を画像表示制御手段24の制御の基に画像表示手
段25に表示させる(ステップ321)。画像表示制御
手段24は、選択された画像1をステップ318によっ
て設定された時間だけ表示する。
【0048】制御手段11は、画像表示および/または
音発生手段25に画像1の表示が終了したか否を調べる
(ステップ322)。制御手段11は、画像表示手段2
5に画像1の表示が終了したと判断した場合、ステップ
316によって設定された時間だけ次の乱数を発生させ
ないようにする(ステップ323)。制御手段11は、
ステップ316によって設定された時間が終了したか否
かを調べる(ステップ324)。制御手段11は、設定
された時間が終了していないと判断した場合、終了する
まで調べ続ける。制御手段11は、前記設定時間が終了
したと判断した場合、乱数発生器21に次の乱数を発生
させる(ステップ314)。
【0049】ステップ325ないしステップ330にお
いても上記と同様な処理を行う。また、乱数の末尾も
3、4・・・0の処理も同様に行う。本実施例は、複数
の異なる画像が乱数によって、異なる表示時間、あるい
は異なる表示間隔で表示され、ユーザが全く予測できな
い状態であるため、知らずに画像の内容が体に入り込む
ことになる。
【0050】図4は本発明の第三実施例で、目的達成支
援装置の概略を説明するためのブロック構成図である。
図5は画像および/または音記憶手段に画像および/ま
たは音等をテーブルとして記憶させた例を説明するため
の図である。図4において、図1と異なる所は、時間設
定手段がなく、画像および/または音ID対乱数対照表
を有する点である。図5は、たとえば、画像、背景色、
文字、音声、表示時間、表示間隔がそれぞれ10個あ
り、番号が付けられている。また、同様に、乱数は、た
とえば、1から0までで、乱数の末尾と考えることがで
きる。
【0051】たとえば、乱数発生器21に乱数の末尾1
が発生していたとする。図5に示すテーブルの乱数1を
見ると、画像11をベースにし、背景色21、文字3
1、音声41が組み合わされたものである。そして、こ
れらから構成された画像11は、表示時間51だけ表示
すると共に、画像を表示した後、表示間隔61だけ間を
置いてから、次の乱数を発生するようにする。あるい
は、画像、背景色、文字、音声、表示時間、および表示
間隔は、図5に示す対照表を使用し、二桁の乱数を複数
組、組み合わせることもできる。図5の表は、単に一例
に過ぎず、乱数を二桁として、画像および/または音、
背景色、文字、音声、表示時間、および表示間隔をいろ
いろ組み合わせたものを00から99まで作成してお
き、乱数の発生した順番の画像および/または音、表示
時間、表示間隔等を表示するようにしておけば、メモリ
容量は多くなるが処理が簡単である。
【0052】図6は本発明の第四実施例で、目的達成意
欲を増進させる画像および/または音、背景色、文字、
音声、表示時間、および表示間隔等を一つのテーブルと
した場合の目的達成支援装置を説明するためのブロック
構成図である。第四実施例は、画像および/または音を
表示する順番を乱数に頼らず、予め記憶されている画像
および/または音記憶手段3から順次読み出すことによ
り、そのまま画像表示手段25に表示したり、あるいは
音発生手段25に発生させるというものである。たとえ
ば、前述のように画像および/または音、背景色、文
字、音声、表示時間、表示間隔を一つの画像または音要
素として、画像および/または音記憶手段3にランダム
に記憶しておけば、乱数を無くし順番通りに読み出して
も、アプリケーションのタスクに気を取られていれば、
乱数を用いて処理した場合に近い状態になる。また、第
四実施例で、画像および/または音を読み出す場合、一
番から必ずしも読み出さず、読み始めの順番だけを時々
変えるようなシステムにすることもできる。
【0053】図7は第四実施例のフローチャートで、乱
数を用いない例を説明するための図である。なお、図7
においては、画像についてのみ記載されている。図7に
おいて、ユーザは、所望のアプリケーションを起動させ
る(ステップ71)。ユーザがアプリケーションによっ
てタスクを行っている間に、制御手段11は、画像およ
び/または音選択手段23に画像および/または音記憶
手段3における表の第1番目の画像を選択するように命
ずる(ステップ72)。画像表示制御手段24は、画像
および/または音選択手段23の選択した第1番目の画
像を画像表示手段25に表示させる(ステップ73)。
【0054】画像表示制御手段24は、第1番目の画像
の表示が終了したか否かを調べる(ステップ74)。第
1番目の画像の表示が終了していない場合、終了するま
で調べ続ける。制御手段11は、第1番目の画像の表示
が終了したと判断した場合、次に、アプリケーションが
終了したか否かを調べる(ステップ75)。制御手段1
1は、アプリケーションが終了しないと判断した場合、
画像および/または音記憶手段3における表の第2番目
の画像を選択する(ステップ76)。画像表示制御手段
24は、画像および/または音選択手段23の選択した
第2番目の画像を画像表示手段25に表示させる(ステ
ップ77)。
【0055】画像表示制御手段24は、第2番目の画像
の表示が終了したか否かを調べる(ステップ78)。第
2番目の画像の表示が終了していない場合、終了するま
で調べ続ける。制御手段11は、第2番目の画像の表示
が終了したと判断した場合、次に、アプリケーションが
終了したか否かを調べる(ステップ79)。制御手段1
1は、アプリケーションが終了しないと判断した場合、
同様な処理を続ける。ステップ75において、制御手段
11は、アプリケーションが終了であれば、次の画像の
表示を終了させる(ステップ80)。以下、同様な処理
を続ける。また、画像および/または音記憶手段3にお
ける画像および/または音は、n番目から選択されるよ
うにして、最後の画像および/または音が選択された後
は、1番目に戻るようにすることもできる。
【0056】図8は本発明の第五実施例のブロック構成
図で、乱数を用いない他の例を説明するための図であ
る。図8において、他の実施例と相違する所は、キーボ
ード等に発生する信号に注目して、その信号によって画
像および/または音を選択し、規則性をランダムにして
いる。信号検出手段27は、たとえば、図示されていな
いキーボードの次頁、改頁、スクロール、検索、あるい
は幾つかの文字、文字の組み合わせ等を画像および/ま
たは音の選択信号にする。ユーザは、アプリケーション
のタスクに気を取られているため、上記選択信号は、ラ
ンダムに近くなる。
【0057】図9は第五実施例のフローチャートで、キ
ーボード等の信号を画像の選択に利用した場合を説明す
るための図である。なお、図9は複数の画像からランダ
ムに選択する例について記載する。図9において、ユー
ザは、所望のアプリケーションを起動させる(ステップ
91)。信号検出手段27は、たとえば、次頁(A)と
いう信号があるか否かを調べる(ステップ92)。信号
検出手段27が次頁(A)という信号であると判断した
場合、画像および/または音選択手段23に次頁(A)
という信号に相当する画像を選択させる(ステップ9
3)。画像表示制御手段24は、次頁(A)に相当する
画像を画像表示手段25に表示させる(ステップ9
4)。
【0058】制御手段11は、画像を表示させた後、ア
プリケーションが終了か否かを調べる(ステップ9
5)。制御手段11は、アプリケーションが終了である
と判断した場合、画像の表示を終了させる(ステップ9
6)。制御手段11は、ユーザがアプリケーションのタ
スクをしていると判断した場合、ステップ92に戻り、
前記と同様な処理を行う。ステップ92において、信号
検出手段27は、次頁(A)という信号がないと判断し
た場合、改頁(B)という信号があるか否かを調べる
(ステップ97)。以下、同様にステップ98ないし1
02の処理を行う。
【0059】次に、画像表示手段に表示される画像につ
いて説明する。図10(イ)は表示手段におけるタスク
バーに文字が表示される例を説明するための図で、
(ロ)は画像表示手段の一部にウインドウを開けて、画
像を表示する例を説明するための図である。図11
(イ)ないし(ハ)は画像表示手段におけるタスクバー
に異なる文字が表示されている例を説明するための図で
ある。図10(イ)において、ディスプレイ101は、
作業領域102とタスクバー103とから構成されてい
る。そして、作業領域102は、アプリケーションソフ
トウエアによって所望のタスクを実行している。上記ア
プリケーションに、目的達成支援ソフトウエアが付加さ
れている場合、タスクバー103には、たとえば、文字
列が表示される。
【0060】上記タスクバー103に表示される文字列
は、たとえば、禁煙を達成する支援ソフトウエアである
場合、「私は、禁煙できる」という表示を、ランダムに
そして、短い時間だけ繰り返して行う。上記文字列は、
作業を行っている間、短い時間であっても、高い頻度で
表示されるため、知らず知らず、それとなく脳裏に刻み
込まれるようになる。その結果、「禁煙ができる」とい
う意志が身に付くようになる。図10(ロ)は文字列の
代わりに、ウインドウに禁煙の画像を表示する例であ
る。図10(ロ)は禁煙という文字と罰点が描かれてい
るが、禁煙マークにしてもよい。あるいは、喫煙による
害を画像あるいは文字列によって表示することもでき
る。
【0061】図11(イ)は「私は、禁煙しよう」とい
う文字列を頻繁に表示することによって、ユーザの禁煙
を始めるための意志を確認する。次に、図11(ロ)に
おいて、「私は、禁煙するぞ」という文字列を見ること
によって、ユーザの禁煙に対する意志を堅固させる。そ
の後、図11(ハ)において、「私は、禁煙できる」と
いう文字列を見ることによって、ユーザに必ず禁煙がで
きるという自身を持たせるものである。上記実施例は、
三段階に分けて、それぞれの文字列を頻繁に画像表示手
段に表示することによって、目的を達成させるための支
援を行う。
【0062】図10および図11における文字列、ある
いは画像は、淡い状態から濃い状態に変化させ、また、
淡い状態に戻す表示の方法がある。この様な表示は、知
らず知らずに、それとなくユーザの脳裏に印象付けられ
る。また、図10および図11の文字列の代わりに、音
で表現することもできる。音の場合は、ささやくよう
に、それとなく聞こえるようにしたり、あるいは短くし
かもハッキリ力強く聞こえるようにして変化を付けるこ
ともできる。
【0063】上記実施例は、「禁煙」という目的を達成
するための例であるが、その他に次のような例がある。
たとえば、 (1) 「私は、何時も、プラス思考で考える」 (2) 「私は、何時も、運がよい」 (3) 「私は、異性を引きつける魅力を持ている」 (4) 「私の視線は、輝いている」 (5) 「私は、熟睡できる」 (6) 「私は、何時も、しっとりと落ちついている」 (7) 「私の目的は、必ず、達成する」 (8) 「私は、必ず、禁酒できる」 上記例は、一列に過ぎない。そして、上記文字列は、当
該文字列の内容に合った画像を幾つか組み合わせること
によって、より一層効果を上げることができる。
【0064】図12(イ)および(ロ)は本発明の別の
実施例で、アプリケーションに広告を入れる場合を説明
するための図である。図1において、画像記憶手段およ
び/または音記憶手段3には、広告あるいは宣伝となる
文字列、画像、あるいは音、音楽等が記憶されている。
広告あるいは宣伝は、乱数発生器21によって、出力さ
れるが、暗示と相違して、出力する時間の設定を連続な
いし数秒と、比較的長くすることである。広告あるいは
宣伝用の画像または音が複数ある場合、出力回数がラン
ダムであることによって、効果をおおいに発揮する。
【0065】図6における例では、広告あるいは宣伝
は、予め画像記憶手段、音記憶手段3に予め記憶されて
おり、記憶された順序にしたがって、出力される。広告
が一つであれば、連続して出力させたり、あるいは断続
的に出力したり、変化を持たせて出力したりすることも
可能である。図12(イ)は、たとえば、タスクバー1
03に「コンピュータのことなら小川商店へ」という文
字列を表示する。当該文字列の表示は、連続、断続、数
秒、,あるいはさらに短い時間でもよい。同様に、図1
2(ロ)は、ディスプレイ101にウインドウを開け、
商品のイメージを出力した例である。文字列およびイメ
ージは、広告主による任意のもので、たとえば、画像お
よび/または音は、一つ以上からなり、イメージ、パタ
ーン、写真、絵、背景、背景色、文字、模様、音声、
音、音楽の少なくとも一つが含まれたものである。
【0066】以上、本実施例を詳述したが、本発明は、
前記実施例に限定されるものではない。そして、特許請
求の範囲に記載された本発明を逸脱することがなけれ
ば、種々の設計変更を行なうことが可能である。たとえ
ば、乱数発生器を始めその他のブロックは、周知または
公知の技術を使用することができるため、その説明の詳
細を省略した。また、乱数の使用方法、あるいはテーブ
ルと乱数の対照表の作成方法は、実施例として説明した
以外に、本発明の主旨を変えるものでなければ、数多く
あることはいうまでもない。
【0067】本発明は、一般的な目的を達成するための
支援システムとして説明したが、学習を目的とするソフ
トウエアに組み込むことも可能である。また、本発明
は、ゲームのソフトウエアに組み込むと、ゲームを楽し
みながら、知らずに目的を達成する意欲や、そのための
意思が強くなるというものである。本発明の目的支援達
成システムは、アプリケーションソフトウエアに組み込
む実施例となっているが、コンピュータあるいはワード
プロセッサのシステムとしても同様に組み込むことがで
きる。本発明の目的達成支援装置に使用される画像およ
び/または音から構成されるもの、および出力される時
間は、任意に選択できる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、アプリケーションのタ
スクを行っている間に、画像および/または音から発生
する暗示によって、知らず知らずにそれとなく目的を達
成するための強力な意思が芽生えるというものである。
本発明によれば、多くの願望を画像および/または音の
中に託すことによって、知らずに目的を達成するための
強い意思を持つようになるものである。本発明によれ
ば、乱数、テーブル、あるいはコンピュータの信号を使
用することにより、知らない内に目的が達成できるよう
な意志を持たせるための支援システムおよび装置に関す
るものである。本発明によれば、コンピュータやワード
プロセッサによって仕事や遊んでいる間を利用して、知
らない間に、目的を達成することができるように仕向け
るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施例で、目的達成支援装置の概
略を説明するためのブロック構成図である。
【図2】図1に示す目的達成支援装置の作用を説明する
ためのフローチャートで、(イ)で示された位置で接続
されている。
【図3】図1に示す目的達成支援装置の第二実施例を説
明するためのフローチャートで、(ロ)と(ロ)、
(ハ)と(ハ)、(ニ)と(ニ)とで示された位置で接
続されている。
【図4】本発明の第三実施例で、目的達成支援装置の概
略を説明するためのブロック構成図である。
【図5】画像および/または音記憶手段に画像および/
または音等をテーブルとして記憶させた例を説明するた
めの図である。
【図6】本発明の第四実施例で、目的達成意欲を増進さ
せる画像および/または音、背景色、文字音声、表示時
間、および表示間隔等を一つのテーブルとした場合の目
的達成支援装置を説明するためのブロック構成図であ
る。
【図7】第四実施例のフローチャートで、乱数を用いな
い例を説明するための図である。
【図8】本発明の第五実施例のブロック構成図で、乱数
を用いない他の例を説明するための図である。
【図9】第五実施例のフローチャートで、キーボード等
の信号を画像の選択に利用した場合を説明するための図
である。
【図10】(イ)は表示手段におけるタスクバーに文字
が表示される例を説明するための図で、(ロ)は画像表
示手段の一部にウインドウを開けて、画像を表示する例
を説明するための図である。
【図11】(イ)ないし(ハ)は画像表示手段における
タスクバーに異なる文字が表示されている例を説明する
ための図である。
【図12】(イ)および(ロ)は本発明の別の実施例
で、アプリケーションに広告を入れる場合を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1・・・コンピュータまたはワードプロセッサ 2・・・画像表示・音発生部 3・・・画像および/または音記憶手段 4・・・画像および/または音作成部 11・・制御手段 12・・アプリケーション起動手段 21、21′・・乱数発生器 22・・・乱数判別手段 23・・・画像および/または音選択手段 24・・・画像表示および/または音発生制御手段 25・・・画像表示および/または音発生手段 26・・・時間設定手段 27・・・検出信号 41・・・画像作成手段 42・・・文字作成手段 43・・・音作成手段 44・・・背景・パターン作成手段 45・・・ID作成手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータおよびワードプロセッサに
    おいて使用するアプリケーションに組み込まれた目的達
    成支援システムで、 アプリケーションの動作中に、目的を達成するために支
    援する予め作成されていた画像および/または音を瞬間
    的に、かつ繰り返し発生手段によって発生させると共
    に、 前記画像および/または音は、一つ以上からなり、イメ
    ージ、パターン、写真、絵、背景、背景色、文字、模
    様、音声、音、音楽の少なくとも一つが含まれているこ
    とを特徴とする目的達成支援システム。
  2. 【請求項2】 前記画像および/または音の繰り返し時
    間は、一定間隔またはランダムにすることを特徴とする
    請求項1記載の目的達成支援システム。
  3. 【請求項3】 前記画像および/または音の繰り返し時
    間は、コンピュータまたはワードプロセッサで操作中に
    使用する信号を基にしてランダムにすることを特徴とす
    る請求項1記載の目的達成支援システム。
  4. 【請求項4】 前記複数の画像および/または音の選
    択、画像および/または音の繰り返し時間、画像および
    /または音を発生する時間がランダムに選択されること
    を特徴とする請求項1記載の目的達成支援システム。
  5. 【請求項5】 前記画像の濃淡または音の強弱は、短時
    間に変化させることを特徴とする請求項1記載の目的達
    成支援システム。
  6. 【請求項6】 コンピュータおよびワードプロセッサに
    おいて使用するアプリケーションに組み込まれた目的達
    成支援装置で、 見聞きすることによって、目的達成意欲を増進させる少
    なくとも一つの画像および/または音が記憶されている
    画像および/または音記憶手段と、 当該画像および/または音記憶手段から所定の画像およ
    び/または音を選択する画像および/または音選択手段
    と、 所定の時間間隔で、所定時間のみ画像および/または音
    を発生する画像表示手段および/または音発生手段と、 から構成されていることを特徴とする目的達成支援装
    置。
  7. 【請求項7】 コンピュータおよびワードプロセッサに
    おいて使用するアプリケーションに組み込まれた目的達
    成支援装置で、 見聞きすることによって、目的達成意欲を増進させる少
    なくとも一つの画像および/または音が記憶されている
    画像および/または音記憶手段と、 キーボードの少なくとも一つを押すことによって発生す
    る信号を検出する信号検出手段と、 当該信号検出手段によって検出された信号を基にして、
    画像および/または音記憶手段から所定の画像および/
    または音を選択する画像および/または音選択手段と、 所定の時間間隔で、所定時間のみ画像および/または音
    を発生する画像表示手段および/または音発生手段と、 から構成されていることを特徴とする目的達成支援装
    置。
  8. 【請求項8】 コンピュータおよびワードプロセッサに
    おいて使用するアプリケーションに組み込まれた目的達
    成支援装置で、 見聞きすることによって、目的達成意欲を増進させる少
    なくとも一つの画像および/または音が記憶されている
    画像および/または音記憶手段と、 乱数を発生する乱数発生手段と、 当該乱数発生手段から発生した乱数を判別する乱数判別
    手段と、 当該乱数判別手段によって判別した乱数を基にして、画
    像および/または音記憶手段から所定の画像および/ま
    たは音を選択する画像および/または音選択手段と、 前記乱数発生手段によって発生した乱数を基にして決め
    られた、画像および/または音を発生する発生時間また
    は発生間隔で画像および/または音を発生する画像表示
    手段および/または音発生手段と、 から構成されていることを特徴とする目的達成支援装
    置。
  9. 【請求項9】 ユーザの好みにあった目的達成意欲を増
    進させる画像および/または音を作成する画像および/
    または音作成手段を有し、当該画像および/または音作
    成手段によって作成された画像および/または音を前記
    画像および/または音記憶手段に追加して記憶すること
    を特徴とする請求項6ないし請求項8記載の目的達成支
    援装置。
  10. 【請求項10】 目的達成意欲を増進させる異なる画像
    および/または音発生時間、発生間隔等がテーブルとし
    て作成されており、乱数または所定の順序で前記画像お
    よび/または音を発生手段に発生することを特徴とする
    請求項6ないし請求項8記載の目的達成支援装置。
  11. 【請求項11】 目的達成意欲を増進させる異なる画像
    および/または音は、画像表示制御手段または音制御手
    段によって、濃淡または強弱を変化させることを特徴と
    する請求項6ないし請求項8記載の目的達成支援装置。
  12. 【請求項12】 コンピュータまたはワードプロセッサ
    のシステムとして組み込まれていることを特徴とする請
    求項6ないし請求項8記載の目的達成支援装置。
  13. 【請求項13】 コンピュータおよびワードプロセッサ
    において使用するアプリケーションに組み込まれた目的
    達成支援装置で、 イメージ、パターン、写真、絵、背景、背景色、文字、
    模様、音声、音、音楽から構成される画像および/また
    は音を予め記憶する記憶手段と、 アプリケーションの動作中に、上記記憶手段から少なく
    とも一つの画像および/または音を、少なくとも任意の
    時間だけ出力させる出力手段と、 を備えていることを特徴とする目的達成支援装置。
  14. 【請求項14】 前記記憶手段に記憶されている画像お
    よび/または音は、広告を目的とするものであることを
    特徴とする請求項13記載の目的達成支援装置。
  15. 【請求項15】 前記記憶手段に記憶されている画像お
    よび/または音は、時刻と関連して出力されることを特
    徴とする請求項13記載の目的達成支援装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013016038A (ja) * 2011-07-04 2013-01-24 Shinji Hirai 生理的報酬獲得行動抑制画像処理装置、処理方法、処理プログラム及びこれを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体並びに生理的報酬獲得行動抑制画像データを記録した記録媒体
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